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2010.8.31 [火] 元気にお出かけ

8月も今日で終わり。
なのに、今日も相変わらず暑くて、猛暑日になるらしい。
が、久しぶりに調子がいい♪
昨日も1日ダウンで、今月1回だけの朗読サークルも休んでしまい凹んでいたのに、
今日は、ぶり返した暑さに漸く身体が対応してきたのかと思うと、うれしい。
で、午前中に荷物を受け取り近所での用事を済ませ、昼からは出かけることにした。

まずは、「みかわ是山居」のてんぷらで、元気付けと栄養補給。
この時期だけの小烏賊が、うれしい。 まだ小さくて、2つに切って、丁度いい寸法。
それに、茗荷も夏らしい季節感があって、楽しい。
先月行き損なってしまい6月初旬以来で、こんなに間があくことはなかったので、
食べ馴染んだ味とは言え、いつもより味わって食べる感じ。(笑)

*****
そして、浅草にゴー。 目的は「アミューズミュージアム」。
期限が今日までで諦めるしかないかと思っていた招待券を有効活用できて、うれしい。(爆)
浅草に行くならと、その前に、アクセサリーの修理を頼みに仲見世通りの店に行った。
長く放っておいたのだから、見積もりまで3週間かかろうとOKと預ける。

浅草寺にお参りしてから、いよいよミュージアムに。
「津軽・南部さしこ着物」、「BORO」、特別展「藍きもの〜美しいはたらき着〜展」。
東北の貧しい庶民の生活・工夫が目の前に並んでいて、圧巻。
隅から隅までじっくり見て回ってから、屋上にも上がって浅草寺・スカイツリーなどを眺めた。

まだ5時までには時間があったので、更に「長谷川商店」にも行くことにした。
場所は前を通ったことがあって分かっていたけれど、入るのは初めて。
皆さんに好評なのが成る程と思われる品揃え。
予定していなかったし、ランチで支払った後だし、カードは使えないから、
値札がついていないので少し心配。(笑) 
目当てのは無理でも、折角来たのだからと、訪問着用のかかとの高い草履をいただくことにした。
お勧めの台に、やはりお勧めの皮シコロの鼻緒。すっきりして少し粋。 それにうれしいお値段。
鼻緒をすげていただいた草履をニコニコ持ち帰り。

*****
暑さの中を動き回ったせいか少し疲れたので、日本橋で途中下車して、カキ氷。
好きなクリーム宇治金時を食べながら、皆さんご推奨のお店のカキ氷を食べた〜い!と思った。
でも、そのためだけに出かけるのは、なかなか腰が上がらない。 機会があるとうれしいなぁ〜

少し元気だと動き回り過ぎなのが問題かもしれないと思いながら、
つい欲張ってアチコチ回ってしまい、少し疲労感を感じながら帰宅。

2010.8.30 [月] 8月の着物備忘録

今月はもう着物着用予定は無いので、珍しく早々に着物着用歴を作成。

4日 明石ちぢみ(灰白色、夏蔦柄) 八寸帯(羅織、白磁・青白橡・岩井茶色、金糸)
5日 絹芭蕉(白地に藍色の総絞り) 八寸帯(手織櫛織、薄茶色)
6日 小千谷ちぢみ(麻、白地、黒で縞) 八寸帯(羅織、紺暈し/紺から白)
9日 小千谷ちぢみ(麻、鉄紺色 無地) 八寸帯(紗、博多献上、白地、青で献上)
12日 明石ちぢみ(灰白色、夏蔦柄) 名古屋帯(麻、藍紅型、藍色地)
17日 有松絞り(木綿、浴衣、紺) 八寸帯(麻、白に近い生成り)
19日 絽小紋(白地に紺の滝縞) 袋帯(絽綴、白に近い生成り地、空色・緑・金色入り)
20日 有松絞り(木綿、浴衣、紺) 八寸帯(麻、白に近い生成り)
22日 夏大島紬(黒地、華柄) 八寸帯(紗、博多、灰白色地)
26日 絹芭蕉(白地に藍色の総絞り) 八寸帯(手織櫛織、薄茶色)
29日 阿波しじら(木綿、縞、青系) 八寸帯(羅織、紺暈し/紺から白)

11回着用。
着物は、正絹4枚、麻2枚、木綿2枚で、8枚を着た。
正絹は、絽小紋、絹芭蕉、夏大島紬、明石ちぢみで、予定通り、7月に着たものだけ。
麻は小千谷ちぢみだけ2枚、木綿は阿波しじらと有松絞り。
有松絞りは浴衣で、昨夏同様に長襦袢・足袋つきでの着用。

帯は、袋帯1本、九寸名古屋帯1本、あとは八寸名古屋帯6本9回で、涼しさ優先。
袋帯は絽綴れ、名古屋帯は麻の藍紅型。
八寸帯は、羅織2本で3回、手織櫛織を2回、博多帯を紗献上と紗を1回ずつ締めた。
あと、麻の八寸帯も2回締めている。
9月には、九寸名古屋の夏帯と絽綴れの袋帯をできるだけ締めたいけれど..暑さ次第になりそう。

2010.8.29 [日] また落語に

今月3回目の落語は「圓朝に挑む!」で、昼から国立演芸場の特別企画公演に出かけた。
先日の能楽堂の企画公演「狂言と落語・講談」も入れると、
10日余りの間に落語を4回も聞いたことになる。 う〜ん、我ながら凄い。(笑)

真打・二つ目・前座という括りとは別に、やっぱり上手い下手はあって、
上手な噺、イマイチの噺..  更に、上手な中にも、いろいろあるように思う。
上手で目に浮かぶように聞かせてくれて、集中して楽しく聞ける噺もあれば、
上手なのに何故か瞼がくっついてしまうのもある。
噺家との相性というか、波長の合う・合わないもあるのが、おもしろい。

初めの入船亭扇辰だけは、新作落語で「三番蔵」(すずめの巣作)。
後は圓朝の噺で、三遊亭圓馬「黄金餅」、橘家圓太郎「操競女学校」、春風亭柳橋「心眼」。

*****
終演後は一直線に押上の天真庵に行ったものの、今夜はコンサートがあって準備に一時閉店中。
でも、手間のかからないアイスコーヒーとチーズケーキをいただくことができて、
いつものもち麦パンをお供に、早々に失礼した。 ありがとうございました。
このところコンサートは水・土ばかりで私の健康講座とぶつかってしまっていたのに、
なんと日曜日にあったとは.. 先月に行った時にはまだ決まっていなかったから..残念。

*****
着物: 阿波しじら(木綿)。 青系。 縞。 
帯:  八寸帯。 羅織。 紺暈し(紺から白)。 
帯締め: 盛夏用編み込み。  赤茶・白色。 
帯揚げ: 絽。 綸子。 白色。 黒で松葉柄入り。 
履物: たたみ下駄。 紺色の紬の鼻緒。 

長〜いブランクの後、久しぶりに着たはじめの着物がこれなのに、最近はあまり着ていない。
で、木綿だから汗をかいたら洗えばいいと、暑さもなんのその、着て出かけた。
乗り物も劇場も冷房が効いているから、着物の方が、かえって気持ちのよい時もある。
でも、外を歩く時は別。 5分も歩くと汗が.. まあ、Tシャツだって同じだけれど..

2010.8.28 [土] 今週は

夏バテらしく、月曜日からゴロゴロゴロリ週間(汗)になってしまった。
水曜日の健康講座と木曜日の能楽堂の企画公演に出かけた以外は、殆ど閉じこもり状態。
2度くらいは行けると思っていた母の所にも1度も行かれず.. 

今日は健康講座に行って、ついでに来期の申し込みをしないと..

−−−−−
健康センターに行って、1時間動いて汗びっしょり。
秋期の申し込みをして直ぐに帰宅。
半分水風呂(笑)に入って、すっきり気持ちいいけれど、ダ・ル・イ。 水風呂はここが難点。

土曜日は他の予定のある方が多いのか、比較的入り易いらしいから、継続できそう。
水曜の講座は、どうも私には向いていないらしく却って体調が悪くなるので、今期で終了。
替りに木曜日の講座を申し込んだけれど、抽選漏れがいつも結構いるらしい。
夜の講座は週3日しかないから仕方無いけれど.. 当たりますように..

2010.8.26 [木] 狂言と落語・講談

夏スペシャルという国立能楽堂の企画公演「狂言と落語・講談」に出かけた。
座・狂言「素襖落」、講談「肉付きの面」、落語「三方一両損」、新作狂言「死神」。

素狂言は何度か観たことがあるけれど、座・狂言は初めてと思ったら、
茂山千之丞さん独自の演出だそうで、東京では初上演とか。
先月、楽しく観た千作さんとお2人での素狂言「無布施経」とも違って、
シテもアドも登場人物全員を1人で見事に演じ分け、落語風の感じもあり、一人芝居の赴き。
場面が目に浮かぶように聞けたのは、演者が千之丞さんだからかもしれない。
こうやって聞くと、狂言と落語は随分近い気がする。

一龍斎貞山の講談「肉付きの面」は、能面の面打ちの話。
演芸場に通い出す前は、落語はともかく、講談はすごく古い感じがしていたが、
最近は話芸としての楽しさを感じてもいる。 でも、それも講談師次第。
貞山の講談を聴くのは初めて(多分)。 大いに楽しんだので、また聴いてみたい。

落語は、立川志の輔で、演目は発表されないまま当日のお楽しみ。
まくら替り?に、いくつも小話をつづけてから、「三方一両損」が始まった。
サゲは、志の輔流?

新作狂言は、落語でお馴染みの「死神」を狂言に翻案したもの。
落語の筋立てそのまま、でも、しっかり狂言らしく、茂山家らしいお遊びも随所にあって、楽しい。
シテ/男・茂山千五郎、アド/死神・あきら、など。

今日の能楽堂は志の輔ファンも多かったようで、普段と客層が違って演芸場の雰囲気に近い感じ。
反応もいつもと少し違って、それも面白かった。(笑)

*****
着物: 小紋(絹芭蕉、総絞り) 白地に藍色の絞り染。
帯:  八寸帯。 手織櫛織。 薄茶色。 
帯締め: 五嶋紐。  緑がかった藍色。 淡い緋色等入り。 
帯揚げ: 竹染め。 総絞り。 (秦泉寺由子) 
履物: 籐網代草履。 印傳セーム皮漆塗の鼻緒。 台周りは濃い色に染めた竹皮の巻き。

夕方でも、まだまだ暑いうえ、帰りのラッシュ時間の混み合う中を、めげずに着物。
今日の番組から、着物はちょっといい浴衣の趣のあるこれに決めていたが、
締めるつもりだった帯が何処にしまったのやら見つからず..
また入りきらなくなった着物・帯をどうするかが、緊急の課題。 困ったものだわね〜
履物は、歩き難くて一度でウンザリした草履に、再度挑戦。
やっぱり後が重くて、前坪を指でしっかり挟んで意識して歩かないと、パタパタ音がでる。
見た目も履いた感じもいいのだけれど..  

2010.8.22 [日] 落語にドップリ

昼からまた国立演芸場に出かけ、名人会で落語に浸って来た。
11時頃に近所に買物に出た時は、陽射しはまだ強いものの風が涼しくて、秋の風を感じたのに、
1時近くに半蔵門駅から演芸場まで歩いた時は、暑くて暑くて、まだ猛暑の趣き。

名人会は、今日も漫才1組以外は全部落語で、落語好きには堪らない。
入船亭扇治「さんま火事」、柳家一九「酢豆腐」、仲トリの金原亭馬生「佃祭」、
仲入り後は、桂ひな太郎「小言幸兵衛」に、トリの三遊亭金馬「茶金」。
「酢豆腐」は実によく寄席に掛かる噺で、3日前にも聞いたけれど、今日の方がずっといい。
他もどれも聞かせるいい噺で、ここの落語はやはりこの名人会がいいわね〜と思った。

*****
帰りに日本橋に出た頃に、急に疲れが出て、動くのが億劫になってきた。
昨日は夕方から健康講座に参加してくたびれたのに、眠れなかったから、寝不足のせいらしい。
無理しても仕方無いから、予定を変更して、食事だけして帰宅。

今日もカレーにして、特別食堂の帝国ホテルのカレーディナー。
スープにシーザーサラダに、エビフライつきの蟹・帆立・夏野菜のカレー。
途中でお腹一杯になって、デザートはどうにか食べたが、コーヒーのお替りなど欲しくない。
食いしん坊の私としては、どうしたのかしらと少し気になったけれど、
食事前に叶匠寿庵でクリームあんみつを食べたから、単なる食べ過ぎってことかも..(汗)

*****
着物: 夏大島紬。 黒地。 華柄。 
帯:  八寸帯。 紗博多 「風紗」。 灰白地、 
帯締め: 五嶋紐。  水色に白色入り。 
帯揚げ: 絽。 綸子。 水色と青色。 (お初)
履物: アタ編の草履。 梅茶色台。 白黒格子の鼻緒。 台周りは白革。

2010.8.20 [金] 楽しい時間

お願いしたチケットをお送りいただいたままで気になっていたが、
午後にお会いできて、代金もお支払いでき、何となく一安心。(笑)
あとは、公演を楽しみに待つだけ。 

本当に久しぶりの三笠会館。 この前はいつだったか覚えがないくらい昔のこと。
落ち着く空間で、ケーキ・コーヒーに楽しいおしゃべり.. 時間の経つのが早い早い。
その後も濡れ落ち葉(苦笑)のように、TAMAさんにくっついて放れず..
私は楽しかったのの、ご迷惑だったのではないかと思ったのはお別れしてからで、遅過ぎ。(汗)
しかも、日頃の会話不足を一気に取り返さんばかりのしゃべりぶりに思い当たり、赤面の思い。
ダメだわぁ! 本当に学ばないのだから.. 少し歯止めをかけなくちゃ..  ゴメンナサイ。

*****
お別れした後は日本橋に出て、デパ地下の「末富」で、今日一日限定の「葛焼き」を購入。
予約しておいた黒2個・白1個入りを受け取り、他の菓子も一緒に、ニンマリと持ち帰り。
ここの生菓子は、普段は週2回、夏は1回だけなので、予約しないと買い損なうことが多いけれど、
本当に美味しいと思う。 ただ、和菓子としてはちょっと高いのが玉に瑕。
洋菓子だって美味しいのはそれなりの価格だから、そう思えば別に高くは無いのだけれど..
でも、大きさが.. 1つでは到底足りず、つい2個食べてしまうし.. 

更に、久しぶりに見つけた文銭堂の最中にカステラの切り落としも連れ帰る。
こんなにお菓子ばかり買って、賞味期限があるのに困ったものだと思うけれど、
期限前どころかあっという間に全部お腹に入ってしまうのは確か。
ただ、栄養バランス的に問題なのよね〜
叶匠寿庵で、氷も食べたし..しかもクリームをトッピング.. 本当に問題だわ〜 

急にカレーが食べたくなって、お好み食堂街の資生堂パーラーで、夕食を済ませた。
シーザーサラダ、デザート・コーヒーつき。
着物だったからか、予め席に準備された紙ナプキンとは別に布ナプキンも持ってきてくださった。
うれしい心遣いで汚す心配も減って、少し気楽に食べられた。

*****
着物: 有松絞り(木綿・浴衣)。 紺色と白、一部藤色も。 
帯:  名古屋帯(麻)。 白or生成り? (キイさん) 
帯締め: 五嶋紐。  緑がかった藍色。 淡い緋色等入り。 
帯揚げ: 絽。 綸子。 浅葱色と薄空色の大きな市松。 蜻蛉柄入り。 

洋服で出かけるつもりだったが、先日着た浴衣をもう1度くらい着たいと、急に予定変更。
17日と帯締め・帯揚げだけ替えて、あとは全部同じ。

2010.8.19 [木] 怪談噺

暑さ続きにまたもダウン気味で、冷房嫌いと言っていられなくなっている。
昨日の午後は動くのがきつくなって、窓を開けた北側の部屋で通る風に横になったら、
そのまま、長〜い昼寝になってしまった。
結局、夜の健康講座は欠席。
先週は夏休みで講座がなかったのに、今週も休んでしまうとは..困ったもの。

*****
今日は昨日までに比べればいくらか凌ぎ易く、一息つける感じ。
昼から国立演芸場に8月中席恒例の歌丸師匠の怪談噺を聞きに出かけた。
今年も圓朝作の真景累ケ淵で、「宗悦殺し」。 この噺を聴くのは初めて。
語り直してと冠つきの再度の「真景累ケ淵」だが、昨年の「豊志賀の死」などに比べると、少し軽い。
照明を暗くしたり元に戻したり、相変わらずの演出(というほどではないかしら?)。
仲トリの雷門助六は、まくらと短い噺の後に、お約束(笑)の洒脱な寄席の踊り。
かっぽれに合わせ、あやつり人形を軽妙に踊ってくれて、いつもながら身体の柔かさに感嘆。
もうお若く無いのに、客が踊りを期待するから、ご本人にはキツイところもあるかも..

−−−−−
終演後に、「可否道」に寄って、コーヒーと海苔トーストをいただいた。
客の途絶えた時だったので、マダムと四方山話をして、ノンビリ時を過ごした。
そして、私のここでのお替りの定番、独特のアメリカンコーヒーをいただいてから帰宅。

−−−−−
着物: 小紋(絽)。 白・紺色。 滝縞。  
帯:  袋帯。 絽綴れ。 白に近い生成り。 空色・緑・金入り。 
帯締め: 五嶋紐。  水色に白色入り。 
帯揚げ: 絽。 綸子。 浅葱色と薄空色の大きな市松。 蜻蛉柄入り。 
履物: たたみ下駄。 紺色の紬の鼻緒。 

帰って来たら、住まいのエレベーターでお会いした歳のあまり違わない感じの方に、
わあぁ着物ですか、涼しそうでいいですねぇ! それに、よくお似合いで、本当に素敵! と
過分なお褒めをいただいて、うれしいものの、あまり誉めてくださるので、少し恥ずかしいような..

2010.8.17 [火] 夏らしく「東海道四谷怪談」

今年最高の暑さ更新か?という今日も、夜は歌舞伎の第三部鑑賞。

まず昼前に、近所のクリニックで国保の無料成人健康診査。
行くつもりだった医院はリストに載っているのに閉院。
知らずに、早めの夏休みかと思って、無駄に10日以上過ごしてしまった。
その分も集中したのか、予約を取るのが大変だったが、どうにか期限内に受診できて、ホッ。
来週は夏休みとかで、結果がわかるのは月末か来月に入ってから。

*****
クーラーで涼を取りながら着物を着て、夕方から歌舞伎を観に出かけた。
着物といっても、8月半ば過ぎて今年初めての浴衣(木綿)。 長襦袢・足袋で着物仕様。

今月最後の歌舞伎は、第三部の通し狂言「東海道四谷怪談」。
序幕・浅草観世音額堂の場より大詰・仇討の場まで、三角屋敷はないが、ほぼ全通し。
いつもの昼夜二部制でなく、三部制だから、6時開幕で、終わりは10時近い。
遠い方には少し厳しいようで、9時半頃に席を立った方もいらして..

勘太郎がお岩・小仏小平・佐藤与茂七の3役、海老蔵が民谷伊右衛門、獅童が直助権兵衛、
七之助がお袖など、花形歌舞伎らしい顔ぶれ。
勘太郎がいいけれど、華があって目を惹きつけられるのはやはり海老蔵。でも、台詞回しには??
海老蔵と獅童が揃うと、獅童の台詞回しがいいように聞こえる。(笑) 上手くなった?
終演近く客席を驚かす趣向もつけて、夏らしい怪談物。
仕掛けの多い芝居だし、それなりに楽しく観たけれど、親世代との差も感じた日だった。

*****
着物: 有松絞り(木綿・浴衣)。 紺色。 絞りは白色・一部藤色も。 
帯:  名古屋帯(麻)。 白or生成り? (キイさん) 
帯締め: 盛夏用編み込み。  白・藤色。 
帯揚げ: 絽。 綸子。 渋い青色。 
履物: たたみ下駄。 紺色の紬の鼻緒。 

夏にしか着られない浴衣だから、やっぱり着ておきたくて、これ。(笑)
この木綿地の浴衣は、柔らかくて着ていて楽。
少し頼りないくらいで、足にまつわりついたり、上に上がってしまったりが、ちょっと難。

2010.8.16 [月] このところ

母のこともあり、暫くバタバタ暮らしていたら、やっぱり疲れが出て、
週末はゴロゴロしてしまった。
でも天気がよいので、タオルケットなど大物の洗濯やらベッドパットを干したりなど、
相変わらず片付けはできないままだが、私にしたら、まあまあ..(笑)

*****
今日は、また母のところに行った。
今週はイベントがらみもあって、兄の連れ合いが行ってくれるというから、
私は休もうかと思ったものの、気になることもあって、行くことにした。
暑さに散歩は断られたけれど、ちょこちょこっとしたことを済ませ、
2時間近くノンビリ話してから、洗ってみようと預かった荷物を置きに帰宅。

直ぐにまた出かけ、今度は兄の入院先にお見舞い訪問。
心配した肺のもやもやは、肺炎だったらしく、2週間の点滴の効果で、
前回会った時よりは元気そうで、少しホッとした。

帰りには日本橋で途中下車して、夕食を済ませた。
外食に支えられている感があるのが情けないけれど、ありがたいこと。

2010.8.15 [日] 好みのミスマッチ

親子兄弟でも友人でも好みは様々で、驚いたり、時には違いを楽しんだりする。
でも、自分自身の好みの違いに、困ることもある。 私の着物と帯の好みもそう。

訪問着を着るような場にはとんと縁が無く、お茶会に行く機会もなく、
着物は専ら自分の楽しみで着ているから、着易い紬などが主となる。
訪問着然とした着物(笑)だって決して嫌いではなく、
あの柔らかく衣を身にまとう感じはむしろ好きだけれど、
出かけるときに手が伸びるのは、いつも紬。
紬に、お召し.. ときどきは意識的に柔かものも着るけれど、回数は少ない。
織でなく染めの着物も、お召しに似た感じの、すっきり・しゃきっとした生地感のものや、
それなりに手が入っていて、でも柄が目立たず無地かと思うような楽しい着物が好き。
訪問着でも、紬訪問着の方が楽で着易く、私の出かける先の雰囲気に合う。

なのに、帯は西陣の帯が多分一番好き。
金糸銀糸も入った重厚な煌びやかともいえるような、留袖、訪問着..
どう頑張っても格の高い小紋までしか合いそうも無い帯も大好きときている。
こういう帯は、紬になど、もってのほかだから、好きで買っても、出番はなかなかない。
それでも、好きだから、思いがけない出会いで、我慢できずに買ってしまうこともある。
いつ締めるつもりなの? と自分に突っ込みを入れもするけれど、恋は思案の他。(違う?・爆)

見ているだけでも楽しくはあるけれど、着物に限らず収集趣味は無く、使ってこそと思うから、
出番の無い帯を見ると、勿体無さと、締めない帯への申し訳なさに、辛くもなる。
今春、眠らせていた帯を漸く締めたのに、また増えてしまったし.. 
1本は晩秋の姪の結婚式で下ろすつもりだけれど..  他のはどうしたら..
好きな帯を締めるために、秋になったら、着ていない訪問着のしつけを取るか〜と思いながら、
う〜ん..訪問着〜? いつ?何処に?と、少し気が重くもある。(苦笑)

好みが合わないのは、本当に困りもの。
自分の好みだから自分で合わせるしかないかと思いながらも、好みとは難しいとも思う。

2010.8.13 [金] お見舞いに

春に折った両手首の再手術をした姉の見舞いに行って来た。
順調な様子にすっかり安心し、観劇のない日は母を優先して、
お見舞いは先送りさせてもらい今頃になってしまった。
今日ギブスが取れ、抜糸も済んで、レントゲンの結果もよかったそうで、本当によかった。
春の時の病人っぽい感じは無く、声同様、顔の表情も明るくて、うれしい。
とは言え、リハビリは相変わらず大変らしい。
が、これからのことを思えば、辛いなどと言っている場合ではないと頑張っているようだ。

母の一昨日の様子を話し、よかったと一緒に喜んだ。
結婚式出席が目標になっているから、母の性格からも、それまでは大丈夫だろうということと、
逆にその後が心配で、我々が一層気を配らないとならないという話になった。

帰りには少し疲れを感じ、遠さを再認識。
退院しても、姉が母の入居ホームに出向くのは、無理せず先にした方がいいと伝えた。

2010.8.12 [木] 八月花形歌舞伎(第一部)

朝から歌舞伎の第一部を観に出かけたが、第一部の主な役者は若手の、正に花形たち。
「義経千本桜」のうち、狐忠信編とでもいうか、「鳥居前」、「道行初音旅」、「川連法眼館」。
訪欧凱旋公演と冠つきで、海老蔵が佐藤忠信・源九郎狐を演じている。
他も、七之助の静、勘太郎の義経と若く、早見藤太も猿弥で、花形歌舞伎らしい顔ぶれ。

「鳥居前」と「道行初音旅」は、休憩なしの連続上演で、
少し照明を落としただけで舞台転換を行って、大道具さん達の動きが見られるのも楽しい。
舞台転換中の短時間で、忠信と静は衣裳替えをするわけで、
特に忠信は「鳥居前」では隈取も派手な荒事風の扮装だから、衣裳だけでなく顔の作り直しもあり、
役者当人だけでなく、補佐する人も大車輪だろうなぁなどと思うのが、我ながらおかしい。

食事休憩後の、通称「四の切」の「川連法眼館」では、海老蔵の狐忠信の動きが軽やか。
運動能力の高い若さ一杯の切れのいい動きは楽しいが、まだ若さ・運動能力任せの感じがあって、
狐ぶりの表現が甘過ぎというか子供っぽすぎて、笑いを誘うのは考えもの。
運動能力の高さに表現力が加わってくれる日を楽しみにしたい。

*****
京橋まで歩いて、イデミ・スギノを覗いたら、ケースにケーキがあるのでニコニコ入った。
が、既にお待ちの方が3組もいらして、しかもグループ客が多くゆったり過ごされているので、
家で食べる焼き菓子も選んでも、まだ結構な時間、待つ羽目になった。
もしかしたら長く感じただけかもしれないけれど..
でも、いつも通りケーキは美味しく、イートイン限定のものを2個、ペロリ。

*****
着物: 明石ちぢみ。 灰白色。 夏蔦柄。 
帯:  名古屋帯(麻)。 藍紅型。 花織?のような生地の藍色地。 流水に桜・牡丹柄。 
帯締め: 五嶋紐。 生成り、片方に浅葱色入り。 
帯揚げ: 絽。 綸子。 白色。 黒で松葉柄入り。 
履物: アタ編草履。 梅茶色台。 白黒格子鼻緒。台周りは白革。 

帯は、薦められて直ぐ購入したくらい気に入ったのに、迂闊なことに、気付いたら柄が桜に牡丹。
琉球紅型は夏帯でも何故か桜が多いし、図案化されているのだから、拘ることもないだろうが、
最近は夏の帯は八寸帯がいいと思うこともあり、なかなか締められないでいる。
今日は演目が千本桜だから桜柄もいいだろうと、久しぶりに締めた。今年は初めて。
藍色が涼しげだし、呉服店でもお褒めいただいて、もう少し締めたいとあらためて思った。

2010.8.11 [水] 昨日、今日

10日: 乳がん検診・子宮がん検診
2年に1回の区のがん検診を受けに行った。
自己負担が乳がん検診の2000円だけなのがうれしい。
乳がん検診のマンモグラフィーは、画期的に有効な検査方法だそうだが、やはり少しキツイ。
検査結果が分かるのは夏休みで日にちが掛かって2週間後だが、触診では問題なさそうとのこと。
ひとまず安心。

*****
11日: 「日本の染め−絞り・型・筒描」展、母と散歩
日本民藝館の「日本の染め−絞り・型・筒描」展の招待券をいただいたので、
旧柳宗悦邸の公開日に合わせて、出かけることにした。
今まで旧柳宗悦邸を拝見する機会が無かったので、公開日をしっかり調べて今日に決めた。
民藝館で好きな絞り、印象的な紅型などをじっくり見てから、旧柳宗悦邸をゆっくり拝見。

正藍染のブックカバーを売店で購入。 少し残念なのは、文庫判と新書判しかないこと。
もう少し大きいのが欲しかったのだけれど、無いものは買えない(笑)から仕方無い。
文庫判と新書判と同じ柄のにしたが、家で見たら裏は違っていた。
よく見ていないことが歴然で、少しおかしい。

−−−−−
少し涼しくなる時間を見計らって、また母のところに行った。
日曜日にはダルイと散歩を断られてしまったので、今日はどうかしらと思いながら聞いたら、
今日は散歩するとのことで、一緒に一回り。
前回の散歩では、歩けなくなっていることに母自身もショックを受けていたし、
孫の結婚式に出席したいという強い動機付けがあるので、足の運動をしてくれていたらしい。
今日の方が前回より足が出て、ゆっくりながら歩き方がいくらかスムースで、
母と私と2人して、足の運動の効果を喜んだ。 目標のあることの強さを実感。

2010.8.10 [火] 7月の着物備忘録

また遅くなってしまったが、先月の着物着用歴を作成。
正絹は、お手入れの枚数を増やさないために、8月は基本的に7月に着たものだけを着るつもり。
なので、作っておかないと、分からなくなって困るから..

6日 絹芭蕉(総絞り小紋、白、藍色絞り) 名古屋帯(絹芭蕉。芝文・花丸文の染め、オフホワイト色)
7日 小千谷ちぢみ(麻、鉄紺色 無地) 八寸帯(羅織、紺暈し/紺から白)
8日 阿波しじら(木綿、織、藍染、藍色地に灰色の木の花柄) 八寸帯(麻、生成りっぽい白地)
10日 絽(小紋、白地に紺色の滝縞) 名古屋帯(夏紬、藍色、蔓草柄)
12日 小千谷ちぢみ(麻、白地、黒で縞) 名古屋帯(麻、小千谷、無地、生成り)
14日 明石ちぢみ(灰白色、夏蔦柄) 名古屋帯(夏紬、茄子紺色地、灰紺色の暈しで丸)
16日 夏大島紬(黒地、華柄) 八寸帯(手織櫛織、薄茶色) 
20日 阿波しじら(木綿、織、藍染) 八寸帯(紗博多、献上、白地、青・水色・薄緑色)
22日 夏大島紬(黒地、華柄) 八寸帯(羅織、白磁・青白橡・岩井茶色、金糸)

9回着用。
下旬に外出予定を止めた他、着物でなく洋服で出かけたりしたので、回数は少なめ。

着物は、絹芭蕉、夏大島紬、明石ちぢみ、絽小紋と、正絹を4枚、
本麻(小千谷ちぢみ)を2枚、木綿(阿波しじら)1枚と夏の洗える着物が3枚で、計7枚。
夏大島紬と木綿の阿波しじらは、2回ずつ着用。

帯は、名古屋帯だけで、九寸帯4本と八寸帯5本の計9本。
九寸帯は、絹芭蕉、麻、夏紬2本で、4本。
八寸帯は、手織櫛織、紗博多、麻、それに羅織を2本で、5本。
全部違う帯を締めているのが、うれしい。

少しでも涼しいように、袋帯より名古屋帯、それも九寸帯より八寸帯を選んだのが分かる。
後半は八寸帯だけだったし、この暑さでは、8月も八寸帯が多くなりそう。
九寸帯も締めないと、締め損ないそうだけど、暑さとの兼ね合いが難しい。
九寸帯は、いくらか涼しい日と9月に入ってからになるのかしら?

2010.8.9 [月] 八月花形歌舞伎(第二部)

土曜から始まった新橋演舞場の八月歌舞伎は、納涼歌舞伎でなく花形歌舞伎で、若手中心。
今日は第二部だけにして、「暗闇の丑松」と「京鹿子娘道成寺」。
第二部は、どちらも、芯になる役者は若手というより中堅で、花形というには..(笑)

「暗闇の丑松」は、橋之助の丑松に、扇雀のお米。 四郎兵衛夫婦が彌十郎と福助。
若手の獅童の料理人祐次がなかなかいい感じ。 あと、市蔵、亀蔵、松江、猿弥など。
「京鹿子娘道成寺」は、福助の白拍子花子。
最後に押し戻しつきで、大館左馬五郎は海老蔵。

割に近くの、声の聞こえる席の方の話し声が気になった。
茶の間でTVでも見ているように、役者の説明やら何やら.. 間違いまであって..(爆)
いくら気軽な歌舞伎でも、そういうのは幕間にして、芝居中はもう少し静かに鑑賞願いたいもの。

*****
三部制で各部は短いから、第二部は夕方には終演。
日本橋まで出ようと京橋まで歩いたら、汗がじわっじわっ..ぐっしょり。
で、京橋から日本橋までは無料のメトロリンクバスを利用。

まず三越に寄って買物。 地下では、堂島ロールがまだあったので、うれしくなって購入。
完売後の追加分だとかで、賞味期限が2日あるのもうれしい。

つぎに、高島屋の地下の春帆楼で、フグならぬ鱧のセットをいただいた。
鱧の唐揚げが売切れだったのは残念だったけれど、湯引きと卵とじ、フグの煮こごり.. 
冷酒を飲みながら美味しくいただいて、気持ちよく帰宅。

*****
着物: 小千谷ちぢみ(麻) 鉄紺色の無地。
帯:  八寸帯。 紗博多献上。 白地に、青・水色・薄緑色などで献上柄。 
帯締め: 五嶋紐。 緑がかった藍色、淡い緋色等入り。 
帯揚げ: 紋紗。 薄橙色と白色の染分け。 市松織りにめだか模様。 
履物: 下駄。 黒塗り台。 小千谷縮の鼻緒。

雨の天気予報に、予定の着物から家で洗える麻の小千谷ちぢみに変更。
出かける頃には日も差してきて、変更しなくてもよかったかなと思いながら、
傘も雨傘でなく化粧品を買って昔もらった晴雨兼用の傘を引っ張り出した。
当然お洒落じゃなく、差していても楽しくないけれど、実用的。(笑)
芝居が跳ねた時には雨がぱらついたから、まあよかったかな〜
雨傘にも使える日傘が欲しい! 兼用で気に入るのに出会わない。 いいの、ないかしら?

2010.8.8 [日] 週末

土曜日: お盆休み前、最後の健康講座。
1日のうちにドンドン増やされる動きに、ときどきこんがらかってしまって、アレレ..
いつものことだし、私だけでなく他のお若い参加者も同様だから、1呼吸おいて続ける。
最後にまたまた腹筋運動。 毎回違う運動なのが目鼻が変わって楽しいけれど、大変。
うめき声なども聞こえてしまって、つい笑いも起こる。 皆キツイのだと安心したり..(笑)
先週休んでしまったので筋肉痛が心配だったけれど、どうにか軽く済んでホッ。

*****
日曜日: 涼しくなる時間を見計らって、母を訪問。
また一緒に散歩するつもりで出かけたら、今日はダルイから止めておくと断られてしまった。
先日の散歩は入居から1週間弱で、足の衰えが激しかったのに、あれから5日。
今日の散歩なしで来週になると、もっと歩けなくなってしまいそうで心配。
近いうちにまた散歩に誘いに行かなくちゃ..
母が楽しみにしている晩秋の姪の結婚式はハウスウェディングで、車椅子は使えないらしいから、
それまで、足の衰えをどうにか最小限に抑えて、自力で歩けるよう保って欲しい。
自分でできる足の体操を薦めてきたけれど、やってくれるかしら?
夕食の時間まで2時間近く話相手になってから帰宅。

−−−−−
その前にフランス料理で元気つけようとオーグードゥジュールでランチをいただいた。
オードブルは、蟹とアボガドをチョイス。魚は鯛で、肉は久しぶりのパルマンティエにした。
どれにも野菜がタップリついて、彩りが食欲をそそって、美味しくいただいた。
豚挽肉とジャガイモにパン粉をまぶして焼いた?揚げた?パルマンティエが、
以前より軽めな感じで食べ易く、散らしてくれたサマートリュフのスライスがうれしい。
デザートは、スープ仕立ての白いプディングにして、キャラメルアイスと一緒にペロリ。
ウェルカムシャンパンと白ワインに少し赤ワインもサービスしていただいて、ほろ酔い気分。

で、暑いけれど木陰は左程でもないので、酔い冷ましとカロリー消化も兼ねて、30分ほど散歩。
更に母の最寄駅からのバスを止めて1駅手前で降りて歩いてみたら、思ったより遠くて、
途中で、足の裏が痛んできたのには閉口。 歩くには靴の選択が重要だと今更ながら思った。

2010.8.6 [金] 働く貴方に能楽公演

今日の予定は夜までないので、昼過ぎにヘアカットに行って、また目いっぱい切ってもらった。
スタイルはいつも通りのボブで変わり映え無し。
飽きてきているけれど、洋服でも着物でも楽なのがいいと思うと、結局同じまま。

今月の国立能楽堂の主催公演は《夏スペシャル》という企画公演だけ。
今日は、夕方いつもより少し遅く開演の「働く貴方に能楽公演」。
私は今はもう働いていないけれど、対象限定ではないから..(笑)
林望・茂木健一郎の対談、狂言・和泉流「文荷」、能・宝生流「清経」。
新しい試みの対談が、取りとめも無く焦点の定まらないまま、聞いているうちに眠気がしてきて、
マズイと思った通り、後は居眠りつき。
「文荷」も「清経」も、割に最近に観ているから、筋は分かっているし、
楽しい・印象的な見所はちゃんと観られたので、まあ仕方無いかと....

*****
着物: 小千谷ちぢみ(麻) 白地、黒で縞。
帯:  八寸帯。 羅織。 紺暈し(紺から白)。 
履物: 麻の台。 鼻緒・巻は薄茶色、臙脂色入りの革。

着物は、能楽堂にこの着物はないかな〜と思いながらも、何となく着たくなってコレ。
今日の公演は、客層がいつもと違うだろうし、カジュアルでもいいかと思ったのだけど、
同じ小千谷縮でも無地なら兎も角、やっぱりこの縞はまずかったかしら..と少し反省気味。
帯締めと帯揚げは、着物も帯も違うのに、怠けて前日と同じ。 
麻の着物に麻の履物と、滅多に履かない草履を引っ張り出したら、鼻緒がまだきつかった。

2010.8.5 [木] 能楽講座・装束編

前日に続いて能楽講座を拝聴。 今日は「装束編」。
装束つけを拝見するのは3度目か4度目なのに、新しい気付きもあって楽しい。
昨日の講座が定員を超え満席だったので、少し早目に行ったが、今日も盛況。
外国人も来ていらして、能楽は殆どご覧になったことがないという方も多く、
去年とは随分感じの違う講座だった。
会場が変わったせいもあるかもしれないが、普及活動としては望ましいことだろうと思う。

終了後は、銀座と日本橋のデパートで売場を少し覗いていたら、
高島屋の呉服売場で担当者に会って、着物をお褒めいただいて、ニコリ。
特別食堂で野田岩のかさね重で早めの夕食。
白焼きと蒲焼の、それぞれを美味しく味わって、またニコリ。
この時期は鰻を召し合っている方の率がいつもより高い気がするのが、何となく楽しい。

*****
着物: 絹芭蕉(総絞り) 白地に藍色で絞り。
帯:  八寸帯。 手織櫛織。 薄茶色。 
帯締め: 五嶋紐。 紫色、片端は白色に黒の縞。 (お初) 
帯揚げ: 竹染め。 総絞り。(秦泉寺由子) 
履物: アタ編草履。 梅茶色台。 白黒格子鼻緒。台周りは白革。

2010.8.4 [水] フランス料理@大渕座、能楽金春祭り

午後は昨日から始まっている能楽金春祭りの能楽講座に行く予定だったので、
その前に大渕座でフランス料理のランチ。
以前の代官山に戻り、銀座に来る前の店に近い場所に新たに店を出すとは聞いていたが、
なんと此処は今月15日で閉店だって.. 早すぎ〜
新しい店は9月のうちに開店の予定というけれど、代官山は遠い。遠すぎる。
10代後半から20歳直後まで渋谷に5年通っていたけれど、
その頃の代官山は閑静な高級住宅地で若者の行く場所ではなかったから、まるで知らない土地。
ラ・ヴィーナスには行こうと思わなかったけれど、丸5年近く大渕シェフの料理を食べてしまうと、
今度は、遠いわ〜と思いながらも、きっと、時々は代官山まで出かけることになるんでしょうねぇ。

オードブル5点盛、南瓜の冷製スープ、鱸のワイン蒸し、デザート3点盛など、
料理は相変わらず美味しく、銀座のこの店に来るのは最後になるかと思うと残念。
今後は、遠いけれど移転先に行くっきゃないか〜と思ってしまう。
今までのようにツキイチペースは無理でも、多分、季節毎には..

*****
今日の能楽金春祭りの講座は、金春流ご宗家による「能の典型」。
先月のシテ方五流が揃う能楽協会主催の納涼能に休演なさったので気になっていたら、
何と先月1日に緊急手術を受けられたとか。 幸い手術も成功して順調に回復されている由。
今回は病室でビデオ撮りしての講座。
術後にしてはお元気そうなご様子で、安明節?健在に、よかった〜と思いながら楽しく拝聴。

*****
講座終了後に、お手入れに出していた着物を受け取りに行ったら、担当者はお休み。
休みの日を狙って行く訳ではないのに、私の行く日のお休み率が高いのがおかしい。

午前中は、ブラックリスト入りの羽目に陥らないよう今月のボーナス払いの算段に出かけ、
着物・帯の買い過ぎを再度認識して、背中どころか全身が寒くなる思いだったから、
目を惹くものがあっても購買意欲は皆無。
このまま、着物欲しい病が治るといいけれど..
今ある物だけで本当にもう十分で、着られないでいるものだって少なくないのだし..

母の入居ホームに行ったのと、そのついでの展覧会以外では、10日ぶりの外出。 
暑さは厳しいけれど、久しぶりなので着物で出かけた。
涼しそうと言っていただいて、でしょ、でしょ..とニコリ。 単純な私。(笑)

*****
着物: 夏紬(明石ちぢみ)。 灰白色。 夏蔦柄。
帯:  八寸帯。 羅織。 白磁・青白橡・岩井茶色。 金糸入り。
帯締め: 五嶋紐。 薄緑色、 銀糸・一部に薄橙・紫入り。
帯揚げ: 紋紗。 薄緑色・極薄青磁色。
履物: アタ編草履。 梅茶色台。 白黒格子鼻緒。台周りは白革。

*****
帰宅して直ぐに着ていた物をハンガーに掛け、一息ついてから、健康講座に出席。
今月のポーズは頭の上下運動が多くて、6割方進んだところで、気持悪くなってダウン。
マットの上に座り込んでしばらく休憩したものの、その後も動くと辛くて..
終了後は飛んで帰って、シャワーで汗を流しただけで横になったら、直に眠ったらしい。
目覚めたのは4時間後。 気分は大分よくなっていて、一安心。
しっかり睡眠を取らないと..という見本みたいな症状。 
寝不足だと車酔いし易かったことを思い出した。

2010.8.3 [火] 最近のこと

31日:
前日に続いてのダウン。 毎度、情けないこと..
またも、国立演芸場の花形演芸会に行き損なってしまった。(涙)
落語家も若手中心で、彼らで聞きたい噺が多かったのに、残念。
前月末に続いての月末2日連続パスは、夏バテと言ってもだらしないと思うけど、仕方無い。
夜の健康講座も欠席。 2日とも欠席は今週が初めて.. イカン、イカン。

1日:
母のところに行くつもりだったが、予定変更で、またまたゴロゴロ。
兄の連れ合いと姪2人が、兄のところに行く前に一緒に寄ってくれるというので、私は日延べ。
空調の効いた館内は、熱中症の心配は無いが膝の悪い母にはひざ掛けがないとキツイ。
新しく購入したひざ掛けがあるそうなので、持って行ってもらうように頼めて、ホッ。

2日:
午後遅く、保守契約しているTES(ガス)の点検。
作業者が室内にも入るので、午前中から部屋の片付け。(笑)
いくら何でも、この荷物の溢れよう・散らかりようは恥ずかしくて..(汗)
結局時間切れで、中途半端なまま立ち入らない部屋に押し込んだ物も多いけれど、
どうにかこうにか少しは片付けた。 少し片付くと、この機会にもっと片付けたくなる。
少しずつ続けて、部屋の機能を取り戻したい。 って、何て恥ずかしい状態。(大汗)

3日:
陽射しは強いものの、朝から風が通って気持ちがいい。
一昨日から1日半以上眠れなかったのに、今朝も2時間で目が醒めてしまい、
不眠症の面目躍如。 って、何か違う!わよね〜(苦笑)
ここ1週間、木曜日の午後に出かけた以外はゴロゴロしてしまったツケ?
昨日は片付けもしたのにぃ〜

暫く横になっていてから、少しはしゃっきりしたいと珈琲を淹れているうちに、姉から電話。
元気な声に一層安心しながら、平気なの?と聞いたら、
やはり電話はまだ持てなくて、横になって枕元に携帯を置いて話しているとか。
個室だから許される贅沢だけど、本人の声を聞くと義兄から聞いたのとは違う安心感がある。
電話をくれてありがとう。 
もうリハビリが始まって、リハビリすれば今までよりは手が使えるようになるだろうと明るい声。
まだまだ働いてもらわねばならない手だから、再手術が上手くいって本当によかった。

少し涼しくなってから、母のところに出かけた。
風もあるし涼しくなってからなら散歩に出かけられるのではないかと思って選んだ時間だったが、
心配的中で、一緒に外に出てビックリした。 本当に歩けなくなっている。
ホームでは、午前中に30分ほど体操の時間があるそうだけれど、
食事の仕度をしないから毎日のように出かけていた食材の買物もなく、植木に水遣りもないので、
歩かないだけでなく立っている時間も激減の影響がはっきり出てしまった。
休み休み歩いて、すぐ近くの親水公園の入口に着いたら、まずはベンチで長めの一休み。
最寄のバス停より近いのにと、愕然とした。
もう少し歩こうと先に行ったが、途中でも丁度よい高さの岩に座って小休止という状態で、
歩いている時間より休んでいる時間の方が長いような散歩。
でも、疲れたものの歩いているうちに足が動くようになってきたという。
散歩向きの季節ではないが、できるだけ出向いて一緒に散歩しないと大変だと思った。
姉の手術が順調に済んだことと、暫く入院なので行かれないけれど心配しないでと伝言を伝えた。
3月の緊急手術で入れたプレートを取るだけと思っている母に心配かけることもないから、
誤解をそのままにしていたけれど、上手くいったので説明できて、ホッ。

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