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2011.3.31 [木] 歌右衛門展 |
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「六世中村歌右衛門展」を演劇博物館に見に行った。
午後に梅玉も出演しての演劇講座「六世中村歌右衛門を語る」が予定通り行われるというので、
大慌てで行ったが、開始直前に到着した時には定員200名という講堂が超満員。
着物は急いだので前日と全く同じ。 |
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2011.3.30 [水] 鴎外荘・舞姫の間でランチ |
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前から行きたいと思いながら機会が無いまま10数年。
漸く鴎外荘・舞姫の間でランチをいただけた。
大広間を襖で仕切った部屋の障子を開け、ガラス戸越しにお庭も拝見しながら、
ご参加の皆さんとの和やかなランチは、このところの疲れた気持を癒してくれる。
そして皆様の着物姿が、それぞれ個性的で素敵。
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着物: 小紋。 墨流し染。 灰藤に薄墨・薄茶色等。
帯: 染名古屋帯。 青灰色地。 桜柄。
帯締め: 伊賀組紐。 銀鼠色、片側に白・薄桃色入り。 撚り房。 (松山好成)
帯揚げ: 灰みの空色と肌色。 地模様入 染分け。
履物: 銀色台。 藤・金・白色の五嶋紐鼻緒。
バッグ: 利休バッグ。 京友禅・薄桃色・薄茶色の市松・絞り。 (お初)
サブバッグ: お召し中型トートバッグ。
コート: 道行コート。 京友禅・薄桃色・薄茶色。 深緑色ショール。
震災以来初めての、3週間ぶりの着物。
桜が満開の頃だろうと思っていたけれど、今年は桜が遅く、上野の桜もまだ蕾とのこと。
それでは、装いだけでも桜で行こうと、帯は桜の柄の染帯。
コートは桜の時期に着ようと仕立ててもらった柔らかい色合いのもの。
染疋田と思っていたら、銀座の呉服店で絞りだと教えてもらった。確かにでこぼこしている。(笑)
バッグも、コートにした残り布で作ってもらったもので、今日がお初。 |
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2011.3.28 [月] 週末も馴染みの店通い |
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震災後、レストランはキャンセルが多くて大変らしいと聞いて、先週出かけたら、
どちらの店でもキャンセル続出どころか予約は全部キャンセル状態だと言う。
で、週末も続いて馴染みの店めぐりで、美味しい思いをしながらの応援。
持ち堪えてくれないと美味しい料理が食べられなくなるという自分勝手な理由もある。(笑)
26日(土): てんぷらランチ@みかわ是山居
いつも通り、海老・烏賊・きす・めごち・穴子に、銀杏。
好みで選ぶ野菜は、アスパラガスと薩摩芋。
天麩羅は無論、付け出しも海老しんじょのお吸い物もおいしく、
何より季節物のしらうおを多めにいただいて、ニコニコ。
27日(日): フランス料理@オーグードゥジュール
応援ならひとりでも多い方がいいだろうと、先週に続いて息子を誘ってのランチ。
先週の大渕座ではうれしいことに息子がご馳走してくれたから、お返しの気持もあり。(笑)
魚は赤座海老、肉は子羊のパイ包み焼きだったので、息子もいるし両方ついたコース。
オードブル2品は、蟹とカリフラワーの..と、私はホワイトアスパラ。息子は茄子と..
クリームチーズ?だったかのブリュレもサービスしてくださったので、オードブル3品。
ウェルカムシャンパンの後、白ワインに、赤も少し頼んだら、飲み過ぎ・食べ過ぎ。
で、デザートはすっきりしたプディング。
流石に息子は満腹というほどではないらしく、ロールケーキ。
先週からの結果、当然ながら財布は軽く身は重くなった。
量りに乗ったら暫く見ていない数値にエエッと目が丸くなったほど。
成る程お腹回りがモコモコしているはず。(涙)
で、今日は家で粗食。 |
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2011.3.27 [日] 祝! |
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すっかり遅くなりましたが
しょうさん、辛夷さん、おめでとうございます♪
お2人とも、素敵なお連れ合いとご一緒に、いい年月を重ねられているようで、素晴らしいです。 |
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2011.3.26 [土] 7:48 am |
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kamekame cafe、伺いたいと思っていたので残念です。
でも新しいお仕事も、全然条件に合わない私にも魅力的ですから、
大変なこともあるでしょうが、チャレンジ精神で楽しく頑張ってください。 |
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2011.3.24 [木] 我が家の節電 |
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今回の地震・津波による発電所被害に伴う電力不足以前から、我が家は長らく節電実施中。
勿論、電気料金を少なくしたいという経済的な意味合いもあるけれど、(笑)
できるだけ電気を使わなくなったのは、もう四半世紀も前からだから、結構年季が入っている。
原発論議があった時に、電気なしでは生活できないくせに机上の議論だ!という方があり、
それなら自分はできるだけ電気消費量を抑えた生活をしようと心に決めた。
健康に差し障りの出るような極端な生活環境の劣化は避けたいと思っているし、
あまり杓子定規にしないから今でも無駄はあるだろうが、我が家の電力消費は随分少ないらしい。
エアコンは20年以上前に初めから設置されていたのがあって、今でも稼動しているけれど、
夏の冷房、冬の暖房ともに、年に何回かしか使わない。
同じく設置されていた北側の部屋の暖房機は全く使っていないので、もう稼動しないかも..
冬は重ね着に膝掛け。 それでも寒ければ、更にもう1枚着たり、肩にケットを掛けたり。
今年は寒さで手が痛んだりしたので、夏用の指先のない手袋をしたら快適で、うれしくなった。
天気のよい日には温室効果で南側の居間は暖かいし、
戸建でないから上下左右のお宅の暖房で建物が暖まっている(笑)お陰でできるのかとも思うが、
これ以上は風邪を引き込みそうだと思うまでは、暖房なし。
飲み物のためにお湯を沸かしていて、その暖かさに息をついたりもする。
エアコンなど無かった時代に炬燵と火鉢で子供時代を送ったので、できることかもしれないが..
夏は南北の窓を開け、風を通して凌ぐのが基本。
風の無い気温の高い日にも、汗だらけになっても、できるだけ扇風機と団扇で凌ぐ。
だから、夏の家庭着はTシャツやタンクトップに短パンで、人が来た時は大慌てで何かを羽織る。
着物を着だしてから、着付けの時に汗が落ちるのが嫌で、扇風機でも汗が出るときは、
短時間だけエアコンを入れてしまうのが近年の問題だが、それでも基本は扇風機。
TVが壊れたまま放置状態なのも、観劇に出かけてばかりいるので、
家でTVを見ていると時間が足りないということもあるけれど、節電の意味も大きい。
ラジオだと、ながら族が簡単にできるのもうれしい。
ただ、ご病気の方のみならず体力の無い高齢者などにはエアコンは必要だと思うので、
私もこういう生活ができるのは、もう暫くのことかもしれない。
それでも当分は、すっかり常態になったこの節電生活を続ける予定。 |
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2011.3.24 [木] 今週は食いしん坊 |
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外食産業は地震以来キャンセル続出で悲鳴をあげているようだと息子に聞いて、
ハッとして、馴染みのレストランに出かけることにした。
被災地の方々のことを考えると、外食でもないだろうと思わないでもないけれど、
被災の無い・少ない所はいつも通りの経済活動をしないと日本全体が沈んでしまう。
できるだけ元気に活動して、被災地に還元・支援する方がいいと思っている。
劇場の公演中止や時間短縮の施設が多いのは電気事情などから理解できるけれど..
3連休最終日の21日は、息子を誘って、御魚大渕座@銀座。
春野菜のコースがあって、たんぽぽのミモザサラダに、ホワイトアスパラ、メインはリゾット。
スープ(セロリ)を追加して、デザート3点盛りともども、春を味わった。
地下鉄もデパートも節電で暗かったけれど、いつもが明る過ぎなこともあり、
いずれ照明は今といつもとの間くらいで落ち着くといいと思う。
23日は近所のジヴェルニーでひとりランチ。
桜ますのカルパッチョ、グリーンピースのスープに、メインは魚でほうぼう。
デザートはいちごの..
2日とも、話は地震とその影響のことばかり。(苦笑) |
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2011.3.23 [水] 観劇覚え |
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地震以降、私が行く予定だった公演は、オペラもバレエも能楽も全て中止。
基本的に上演している新橋演舞場の歌舞伎も、チケットを取っていた日は、
設備点検とかで中止になってしまい、チケットを取り直す気力不足で、
昼の部を見損なったのが、残念。
地震前に行った公演について、今更ながら、自分用にメモ作成。
7日: 歌舞伎・夜の部@新橋演舞場
雨どころか一時は雪も降ったという寒い日。
夕方から新橋演舞場に三月大歌舞伎の夜の部を観に出かけた。
天気が悪い上、ノンビリしていたら着物を着る時間が無くなってしまい、洋服。
夜の部は「源氏物語 浮舟」、「筆屋幸兵衛」に、歌右衛門の十年祭追善狂言の「吉原雀」。
「源氏物語 浮舟」は、菊之助の浮舟、吉右衛門の匂宮、染五郎の薫。
それに、菊五郎の時方、魁春の中将など。
吉右衛門だと匂宮がとっても嫌な奴に感じられて、ちょっとなぁ..
この役は何ともいえない味のある先代の勘三郎がいい。 でなければ当代でもいいけれど..
「筆屋幸兵衛」は、幸四郎の船津幸兵衛。 あと、魁春、松緑、彦三郎、権十郎など。
幸四郎の幸兵衛だと、維新に対応できなかった貧乏士族の不器用な感じが強過ぎて、
最後は水天宮様のご利益でよかったよかったという筋なのに、そんな気持にはなれないのが..
「吉原雀」は、歌右衛門の十年祭追善狂言で、梅玉と福助の舞踊。
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9日: 落語・上席@国立演芸場
先週末にいただいた招待券で、今年初めての落語を楽しんだ。
1月はダウンしてパス、2月は行きたかった公演チケットが取れず、久しぶりの落語。
開演前に可否道でコーヒーと海苔チーズトーストでランチ。
前座から聞いて、気楽に笑って、気分転換。
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着物: 本結城紬。 黒・藍の総絣。 (奥順)
帯: 染名古屋帯。 濡れ描「浜千鳥」。 青鼠色地。 (染のに志山)
帯締め: 伊賀組紐。 臙脂に白入り。 撚り房。 (松山好成)
帯揚げ: 縮緬紬。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟)
履物: 銀鼠色の変り台。 京くみ紐の鼻緒。 (Run)
コート: 長道中着。 まほら紬。 紺地、臙脂・灰色等の格子柄。 紫色の大判カシミアマフラー。
暖かい日だったので、真冬用のコートは止めて長道中着にしたので、マフラーは大判のもの。
着物を本結城紬にしたら暖かすぎて、帰りに寄ったデパートでは汗ばんでしまった。 |
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2011.3.16 [水] 6:15 am |
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地震の激しい揺れがおさまってからは、ひたすら後片付けだったら、
日頃怠惰な私は筋肉痛だけでなく激しい疲労感に昨日はほぼ1日ダウン。
疲れが大分取れたので、今日もまた片付けを頑張りましょうっと..
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大変だったのは、1棹だけ倒れてしまった衣裳箪笥を起こすのと、粉々になった食器の片付け。
幸いだったのは一番重いガラス扉つきの2重になった背の高い本棚が倒れなかったこと。
つっかえ棒が凄い角度に曲がって落ちていたが、それで留まってくれたのがありがたい。
これが倒れていたら、本当に大変だった。
他の本棚はどれも倒れたけれど、こちらの片付けはそれほど問題なし。
衣裳箪笥は着物に復帰後暫くしてから入りきらなくなった着物のために、
清水の舞台から飛び降りる気持でエイヤッと購入した伝統工芸士の作った加茂の総桐箪笥。
傷だらけになっただけでなく、どうも留め金が曲がったらしく扉が開かなくなってしまった。
落ち着いたら相談してみるけれど、多分扉を壊さなければならなそう..
それまで袷の紬は、仕舞っていなかった1枚を除いて、出し入れ不能。
食器は、普段使いを入れた棚は大きな問題はなく、壊れた物も少ないのに、
大分無理して買い求めたお気に入りの食器が、あらかた壊れてしまった。
こちらの戸棚も開き戸でなく引き戸なのに、激しい揺れに戸が外れて落ちてしまい、
全滅のセットもあり、江戸切子のグラスも含め、グラス類は残ったものが少ない。
お皿の方がいくらか残ったものの、江戸時代のものも含め割れたものが多くて呆然とした。
粉々になった皿やグラスは、丈夫な大きめの紙袋3つ分。
ごみ置き場に運ぶのが重かった。(苦笑)
これだけお気に入りが壊れてしまったら、普通ならもっとショックを受けそうなものを、
仕方がないと割りにサバサバしているのが、自分でも少し不思議。
もう少し壊れたものが少なかったなら、きっともっと残念に思ったのだろうが、
これだけ壊れてしまうと、不思議に諦めがつくらしい。
そろそろ物を減らしたいと考えていたところだし、もう買わずに済ませたい。
母や姉、友人・知人に聞いても、我が家が一番被害が大きかったらしいが、
被災地の惨状を考えるまでも無く、大きな怪我が無かったことを素直に感謝している。 |
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2011.3.14 [月] 11:56 pm |
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本当に大変な地震・津波で、被災地の様子にただただ心を痛めております。
東京の我が家でも揺れと家財の壊れる音などに驚愕したものの、大きな怪我もなく済みました。
日記の更新ができなかったためご心配いただいた方のお心遣いに感謝しております。
住まいの下の階は何階かに亘り外壁に亀裂を生じたりしているようですが、
我が家は一部家財の倒壊・損傷などと、落ち着いた後で気づいた軽い怪我だけで済み、
今は後片付けで全身の筋肉痛に悲鳴を上げながら、更に片づけを進めているところです。 |
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2011.3.5 [土] 拍手に閉口した歌舞伎鑑賞 |
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国立の3月の歌舞伎公演は、長く若手中心だったのに、今年は仁左衛門が座頭。
仁左衛門の久しぶりの国立劇場出演で、観たことの無い狂言だし、楽しみに初日に観に行った。
「絵本合法衢」の通し狂言で、鶴屋南北の書いた敵討ち狂言を補綴した台本での上演。
滅多に上演されず前回は19年前だそうで、私は今回が初見。
仁左衛門が、左枝大学之助とその配下の立場の太平次という2人の悪人を演ずるのも、楽しみ。
時蔵も、太平次の相棒のうんざりお松と仇を討つ弥十郎の妻皐月の2役。
それに孝太郎、愛之助の4人が芯で、松嶋屋に時蔵が客演の感じ。
左團次、段四郎が場を引き締めている。 あと、秀調、吉弥、市蔵、高麗蔵、男女蔵、梅枝など。
初日でも仁左衛門らしく台詞も入っていて、見せ場も多く、贔屓には堪らないだろうと思う。
ただ、筋が入り組んでいるし、場面が多くて、少し忙しないというか焦点がない感じもある。
芝居的にはもっと楽しめたと思うのに、私は隣席の拍手の嵐に疲れて集中できず、残念だった
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隣席は若い女の方だったが、ノリがいいというか、拍手の連発には閉口してしまった。
ご自分も気持ちよく参加(笑)ということなのかどうか、大きな音で長〜い拍手につぐ拍手。
幕が上がった時、役者の登場・退場、見得(見得といえないほどの時も)、舞台転換の時などなど..
特にいい場面とか贔屓の役者ということではないらしく、満遍なく拍手するものだから、
休憩も含めて4時間以上の公演中、拍手ばかり聞いていた感じ。(苦笑)
ご当人も舞台を楽しむことなどできそうも無く思えて、とっても不思議。
あれでは、まるで拍手をしに来たかのようで、疲れなかったのかしらと思ったが、
観て楽しむより、参加型観劇というかストレス発散型とでも言ったらいいのかも..(爆)
限度を超えているとしか言いようのない拍手の音に疲れて、私は舞台に集中できず、ウンザリ。
初日の土曜日などには観に行くべきでなかったと、激しく後悔。(涙)
最近は平日に行くから知らないだけで、もしかすると今はこういう人が増えているのかしら?
終演後は、伝統芸能情報館で、企画展示「文楽の音」を見て、気分転換。
帰る前に「可否道」に寄って、コーヒーをいただいた。
いつものようにオリジナルブレンドにお替りはアメリカン。
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着物: 結城紬。 松煙染・灰みの茶色。 変わり亀甲模様の総柄。
帯: 袋帯。 墨色地。 銀鼠色などで唐花。 (弥栄)
帯締め: 伊賀組紐。 臙脂に白入り。 撚り房。 (松山好成)
帯揚げ: 縮緬紬。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟)
履物: 灰色台(エクセーヌ)。 灰紫の組紐の鼻緒。 (伊と忠)
バッグ: 友禅大型バッグ。 灰紫色。 葡萄唐草模様。 (岡重 OKAJIMA)
コート: 黒カシミアコート。 薄茶色地に格子柄のマフラー。(ロロピアーナ)
前日までに比べたら幾分暖かでホッとしながらも、コートはやはり真冬バージョン。
でも、長マフラーは止めて普通サイズのマフラーにしたが、それで十分だった。 |
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2011.3.4 [金] 今週は |
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天気が激しく変わり、気温の差も10度以上などという日が繰り返される今春は、
私には厳しすぎて、ついに今週はいつもにも増して、絶不調。(涙)
今週は決まった予定は殆ど無くて、日頃先延ばしにしてきた気がかりをあれこれ片付ける予定が..
いつもながら自分を甘やかしてしまい、何もできないまま日が過ぎるばかり。
確定申告も、先延ばし。(汗)
水曜の午後は、今週の数少ない予定で、国立能楽堂の定例公演に出かけたけれど、
他には月曜に気分転換も兼ねてヘアカットに行っただけで、1週間の殆どを家にお篭り状態。
いつものボブも2ヵ月経つとすっかり伸びて、洋服なら丁度良い長さだけれど、
着物の衿に掛かりそうな感じが嫌だから、バッサリ短く切ってもらってスッキリして、
ホッとしたのに.. 他はただただ休養だけ。
木曜からは腰痛が強く、動くと肋間神経痛のような痛みもあって、健康講座は欠席。
明日は国立劇場の歌舞伎公演の初日。
初日は楽しみでも、歌舞伎公演の後では健康講座に間に合わないのに、
何を勘違いしたのか、講座のある土曜のチケットを取ってしまって呆れていたけれど、
幸か不幸か今の体調では健康講座は欠席するしかない。
となれば益々、久しぶりの仁左衛門の歌舞伎を、どうにかパスせず観に行きたい。
頑張って、しゃっきりしなさいよ! と、自分を叱咤している。
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うわぁっ、よかったですね〜 >かおかおさん
落ち着いていらっしゃるイメージだったので、意外でした。
私も結構おっちょこちょいなので、気をつけなくちゃ.. |
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2011.3.2 [水] 能楽鑑賞 |
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午後は、国立能楽堂の定例公演に出かけた。
狂言・和泉流「悪太郎」と、能・観世流「葛城」。
狂言「悪太郎」は、狂言としては長めだが歌舞伎でも観たことがある通りで、
悪太郎の酔いっぷり、寝ているうちに名を南無阿弥陀仏と名づけられた悪太郎と
通りがかりの出家とのやり取り、2人の念仏の掛け合い・踊りなど、楽しく観ているうちに終曲。
シテ/悪太郎・野村萬斎、アド/伯父・石田幸雄、小アド/出家・野村万作
萬斎は、悪太郎や鬼丸は好きなのか、楽しそうに演っている感じがして、それも観ていて楽しい。
そして出家の万作さんの素晴らしい存在感!
万作さんって、何を演っても万作さん(当たり前? 笑)なのが、凄い。
茂山千之丞さん・野村万之介さんがお亡くなりになり、茂山千作さんも休演が多くなっているので、
この万作さんのお元気ぶりは嬉しい。
能「葛城」は、前シテの里の女の白い装束、後シテの葛城の神のやはり白中心の装束と、
雪のイメージがたっぷりで、この季節向き。
能面は、前シテが曲見、後シテが泣増。
狂言もお能も、どちらも動きがあって私にも分かり易いから、楽しく観られるはずだったのに、
眠り損なったものだから居眠りつき。(涙)
狂言では時折だった居眠りが、お能では回数が増えてしまって.. 情けない。
尤も、お能の前場の途中で観客だけでなく演者も驚いただろうと思う大きな寝息の方がいて、
係員が心配して飛んでいったりしたけれど、私は可愛くコクリコクリ(笑)しただけ。
急ぐという友人とはお茶を飲んで一休みして、今日は直ぐにお別れ。
私は日本橋で用事を済まそうと途中下車。
ついでに日本橋の「うさぎや」を覗いたら、どら焼がまだあったので、どら焼と生菓子を購入。
更にデパートで阿闍梨餅とゆべしも買ったのは、甘いものの買い過ぎ。(苦笑)
夕食はデパートの特別食堂で、久しぶりに野田岩のかさね重。
蒲焼は美味しかったけれど、白焼が美味しかったものの小さくて、それが残念。(爆)
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着物: 結城紬。 銀鼠色。 地空き・雪輪。 (藤貫)
帯: 袋帯。 大島紬・緯双。 茄子紺色・黒色。
帯締め: 五嶋紐。 肌色? 裏は薄灰色。
帯揚げ: 縮緬。 薄橙色・薄桃色、白入り。 (お初)
履物: 灰色台(エクセーヌ)。 灰紫の組紐の鼻緒。 (伊と忠)
バッグ: 友禅大型バッグ。 灰紫色。 葡萄唐草模様。 (岡重 OKAJIMA)
雪の白銀の世界が舞台のお能に合わせ、着物を選んだ。
帯もアイボリーグレーの名古屋帯を締めようとしたら、寒そうな感じがして、急に変更。
着物と帯が地味な色合いになったので、帯締め・帯揚げは春めいた色にした。 |
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2011.3.1 [火] お誘い |
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花見時に鴎外荘・舞姫の間でのランチのお誘いをBBSに載せたけれど、
ご参加希望の方がいらっしゃらなかったら..とドキドキ。
参加表明してくださった方、今回は行かれないけれどと書き込んでくださった方、
今日は弥生1日で春だというのに、暖かかった昨日とは一変、本当に寒〜い日だったけれど、
心がポッと暖かくなって、うれしい。
・・・・・
最近、雀が少なくなっているのが私も気になっていて、
見かけると嬉しくなって、頑張ってねと心密かにエールを送ったりしています。 |
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