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2012.3.24 [土] 今週は

今週は朗読サークルの練習と発表会があるだけなので、
いよいよ背中に火のついた懸案の片付けをする心積もりだったが..
殆ど沈没状態で、またもダメダメ。(号泣)
店長からお誘いいただいた吉岡幸雄氏の春分の日のセミナーさえ、グッと自制して、
片付ける時間をしっかり確保したのに..
なんというこった と自分を叱るものの.. あの体調ではどうにもならない。
数年前に比べれば回復を実感しているものの、まだまだらしく波がある。
焦らない焦らないと、呪文のように自分に言い聞かせている。

鼻緒(前坪)の付け替え
  18日(日)は、惰眠を貪ったあと、鼻緒を付け替えてもらうために夕方から出かけた。
  暖かくて冬用に重宝しているエクセーヌ台の草履の鼻緒が緩んでしまったかと、
  よくよく見てみたら今にも切れそう。 今でも鼻緒が切れたりするのねぇと驚いた。
  購入先に職人さんが3日間来ると聞いて、最終日のこの日に慌てて持って行った。
  珍しい切れ方だそうだが、前坪だけの取り替えで済んで、ホッ。
  職人さんの技を見るのは楽しく、替えていただく間中、前に座って拝見。
  購入時にいただいた券で踵のゴムも替えてもらい、また重宝しそう。

  その後、大いわて展で、蕎麦をいただき、夜食用の海鮮弁当と、お菓子もあれこれ購入。 
  小さな応援のつもりでも、いくらなんでも買いすぎだったかも..
  帰ったら、来ていた息子に呆れられてしまった。

朗読サークルの発表会は、どうにか無事終了。
  19日の発表会前の最終練習は、体調が悪くて慌ててものの、
  遅れて行って、出演する音読と人形劇にだけ練習参加して、早退。
  24日(土)は、午前中にリハーサルで、午後に発表会。
  午前中は殆ど動けず、集合時間に遅れただけでなく座り込んだままで、
  開場設営に働けなかったものの、リハーサルにも参加できたし、
  午後の本番までにはどうにか体調もよくなって、滞りなくできたし(多分)、
  片付けも一緒にできて、それも合わせてホッとした。

2012.3.23 [金] 中旬に着たのは

14日: 着物・帯・帯締め・帯揚げまで9日と同じ。 コート・ストールは7日と同じ。
    違うのは、履物だけ.. それも、鼻緒が切れそうだから..   
    銀色台の草履。 藤・金・白色の五嶋紐鼻緒。
    せっかく着物を楽しもうというのに、面倒くさがっちゃ、いけないわねぇ..

15日: 結城紬。 無地。 灰藤色。 (奥順はたおり娘)
    染名古屋帯。 青灰色地。 桜柄。
    伊賀組紐の帯締め。 銀鼠色、片側に白・薄桃色入り。 (松山好成)
    紬の帯揚げ。 京友禅。 灰薄緑色と灰茶色の染分け、中央は白茶。 (雪華) 
    道中着。 生紬。 無地。 象牙色。 (しょうざん)
    カシミール刺繍のストール。 白地・濃淡赤色の刺繍。

16日: 小紋。 飛び柄。 鶸色?地。
    袋帯。 唐織。 墨紺地。 桜柄。 「王朝の庭」 (山口弘躬)
    五嶋紐の帯締め。 水色に、薄水色に薄金色入り。 
    桃色・極薄桃色の染分けの帯揚げ。
    銀色台の草履。 藤・金・白色の五嶋紐鼻緒。
    利休バッグ。 薄桃色・薄茶色の市松。 疋田入り。 コートの残布で作ったもの。 
    サブに中型トートバッグ。 生成りっぽい白地のお召し。
    道行コート。 京友禅。 薄桃色・薄茶色の市松。 疋田入り。
    前日と同じカシミール刺繍のストール。 白地・濃淡赤色の刺繍。

17日: 着物とコートだけ替えて、あとは前日と同じ。
    小紋。 変わり織。 銀鼠色の無地調のもの。 (千總)
    雨コート。 青・紫色。  臙脂色のショール。

12/3/24 ふうまま
素敵な着物ばかりなのでしょうね。
写真とかお姿が拝見したいです。
12/3/25 むかし桜
ご覧になりたいと言ってくださって、ありがとうございます。
が、アナログ人間で、デジカメどころか携帯さえないので、写真なしなのです。
スミマセン。
着物も帯も作家物は少なく、見ていただくほどの物はあまりありません。
でも気に入って求めたものが殆どです。

2012.3.23 [金] 第3週後半は観劇デイズ

歌舞伎→歌舞伎→お能→バレエと4日連続の観劇で忙しいが充実した日を送った。

14日(水): 昼は歌舞伎@新橋演舞場、夜はクラリネット・ライブ
  歌舞伎・昼の部は、「荒川の佐吉」と「仮名手本忠臣蔵−九段目 山科閑居」。
  「荒川の佐吉」で、初役という染五郎の佐吉に感情移入してグッときて、自分でも驚いた。
  亀鶴の大工辰五郎もいいし、梅玉の成川郷右衛門も独特の風情。
  相模屋政五郎を幸四郎、丸総女房お新を福助、お八重を梅枝、ほかに高麗蔵、錦吾など。
  「山科閑居」は、藤十郎の戸無瀬、幸四郎の加古川本蔵、菊五郎の由良之助、時蔵のお石、
  福助の小浪、染五郎の力弥。
  冒頭が独特で、いつもと美術・手順が違うのも、楽しい。
  途中までは戸無瀬・小浪の芝居の感で、以降は加古川本蔵の芝居。
  そこに由良之助・お石が加わって.. いい一幕だった。
  
  夜は、山根孝司さんの MUSICA LIBERA @天真庵。
  「ブラームス、そして英国の作曲家のクラリネット作品」で、共演ピアニストは伊藤野笛さん。
  飲みながらゆったりと音楽を聴くという贅沢なひとときを過ごした。
  
  昼と夜の予定の間があるので、日本橋のデパートの鹿児島展を覗いて、あれこれ買い物。

15日(木): 歌舞伎・勘九郎襲名披露公演・昼の部@平成中村座
  先月の新橋演舞場に続き、今月は平成中村座で勘九郎襲名披露公演。
  遠いのであまり行かない小屋だけれど、襲名講演なので、まずは昼の部観劇。
  襲名披露は「一條大蔵譚」で「檜垣」・「奥殿」。
  勘九郎の大蔵卿で、吉岡鬼次郎を仁左衛門が演ずる襲名公演らしく贅沢さ。
  真面目な勘九郎らしい大蔵卿で、作り阿呆ぶりも真面目に作っている感じ。(笑)
  ほかに、扇雀の常盤御前、七之助の鬼次郎女房お京など。
  鳴瀬を演った小山三へ、勘九郎に負けないほどの拍手。 歌舞伎ファンは暖かい。
  
  その前に、海老蔵の「暫」があり、狭い芝居小屋だから全体にこぢんまりしているが、
  海老蔵の鎌倉権五郎は、狭いだけに迫力満点。
  あと、我當、七之助、進之介、猿弥、男女蔵、吉弥など。
  
  締めは、舞踊「舞鶴雪月花」。
  七之助の「さくら」、仁左衛門・千之助の「松虫」、勘三郎が「雪達磨」で、花・月・雪。
  松虫の衣裳の仁左衛門なんて想像できなかったけれど、孫と一緒だからこそでしょうねぇ。
  勘三郎の雪達磨は、溶けてしまうまで話がつながっていて、楽しい。
  
  終演が早いので、強い川風にもめげず、桜橋を渡って向島へ。
  言問団子で休憩し、長命寺の桜もちをお土産に購入(ばら売りの2個だけ)。
  三囲神社と牛島神社にお参りし、言問橋を渡って浅草駅へ。
  途中下車して展覧会「茶会への招待」@三井記念美術館。
  帰宅後は一休みしてから、木曜日・今季最後の健康講座。

16日(金): 能楽・企画公演「復興と文化」
  講演「語りきれないこと −災害からの復興と文化の力−」の後、お能1曲。
  観世流「砧」で、「梓之出」の小書きつき。
  前に観た時の印象はあまりなかったが、今回は心に染み入って感動的。
  シテ・観世清和、ツレ・坂口貴信、ワキ・森常好、アイ・山本泰太郎などで、地頭・梅若玄祥。
  囃し方は、藤田六郎兵衛、大蔵源次郎、亀井広忠、観世元伯。

17日(土): バレエ「アンナ・カレーニナ」
  ボリス・エイフマン振り付けによるトルストイの「アンナ・カレーニナ」。
  前回観た時より更に印象的で、息を詰めて観てきたような気がする。
  アンナ・ニーナ・ズミエヴェッツ、カレーニン・オレグ・マルコフ、
  ヴロンスキー・オレグ・ガヴィシェフ、キティ・堀口純など。
    
  終演後は速攻帰宅して、どうにか今季最後の健康講座に間に合った。
  既に予定があった1回と体調から欠席した1回を除き、10分の8出席できた。

2012.3.23 [金] 遡り日記の3 第3週始めは

11日(日): 舌も目も幸せ気分
  まずは、先週のリベンジ。 ランチは春満欄のフランス料理@メルヴェイユ。
  オードブルに緑が印象的に使われていて、ウワッと嬉しくなった。
  魚にも肉にも、緑が印象的。 でも、どれも詳しい料理内容はもう記憶のかなた。(涙)
  若葉の頃の緑も好きだけれど、春の緑は春の訪れを告げるようで、また別のうれしさがある。
  
  次は、北村武資展@国立近代美術館・工芸館。
  すっかり魅了され、溜息をつきながら、ゆっくり回って2度鑑賞した。
  前期・後期で5〜6割の展示替えがあると言われたが、半数近くは同じということだし、
  もう一度来るのは難しいだろうと1回券にしたのだけど、後期にも来たい。来られるかしら?
  
  日本橋に寄って、高内秀剛氏のぐい呑み(小さ目の湯呑くらい)を受け取り、思わずニンマリ。
  箱ができたとご連絡いただきながら、すっかり失念していたり注文票を持っていなかったりで、
  1ヵ月以上も経ってしまったけど、これで早速飲みたいと思う。
  
  橋を越えて、法隆寺展で聖徳太子関連の展示を拝見し、京都展でいろいろ購入。
  長久堂で生菓子と干菓子など、柳桜園で抹茶と熱湯玉露、などなど。
  大きな荷物を抱えて帰宅。

12日(月): 確定申告終了
  サークル練習に参加し、終了後に税務署に行って確定申告を済ませた。
  少し遅くなってしまったものの、確定申告が済んでホッとした。
  自転車走行距離はどれくらいになったのか分からないが、結構な距離で少し疲れ気味。

2012.3.23 [金] 3月上旬の着物

7日: 結城紬。 無地。 灰藤色。 (奥順はたおり娘)
    名古屋帯。 グレーアイボリー色系。 「花装飾」  (織楽浅野)
    伊賀組紐の帯締め。 銀鼠色、片側に白・薄桃色入り。 (松山好成)
    灰みの赤紫色の帯揚げ。 雪輪に模様入り。 
    エクセーヌの灰色台の草履。 灰紫色の組紐鼻緒。 (伊と忠)
    友禅大型バッグ。 灰紫色。 葡萄唐草模様。 (岡重 OKAJIMA)
    道行コート・被布衿。 玉紬。 紫・青緑色など染暈し。 (結織苑)
    カシミール刺繍のストール。 黒地・濃淡緑色の刺繍。

8日: 訪問着。 松煙染め。 銀古都に段取り。 (山岡古都・古都染人)
    袋帯。 引箔地。 森林、切株に小鳥、花の柄。 「日溜り」 (吉織)
    利休バッグ・横長。 山岡古都の銀無地コートの残布で作ったもの。
    サブに刺子バッグ。 青色地に白色などで刺し子。
    道行コート。 薬墨染。 銀無地。 (山岡古都)
    カシミール刺繍のストール。 白地・濃淡赤色の刺繍。
    帯締め・帯揚げ・草履は前日と同じ。 

9日: 結城紬。 銀鼠色の地空き。 雪輪模様。 (藤貫)
    染名古屋帯。 手描京友禅。 桑染。 「木蓮」  (山之内) (お初)
    雨下駄。 黒塗りの台。 白い皮の鼻緒。 藤色の爪皮。 (伊と忠)
    雨コート兼用の塵除け。 西陣お召し。 緑・薄茶色の吉野格子。 深緑色のショール。
    帯締め・帯揚げは3日連続で、バッグは一昨日と、同じ。  

2012.3.22 [木] 遡り日記の2 第2週

7日(水): お仕覆作品展と歌舞伎・夜の部@新橋演舞場
  歌舞伎を観に行く前に、ご案内いただいたお仕覆を拝見しにお寄りした。
  表の生地と紐の取り合わせの重要さは私にも分かっているが、
  それだけでなく裏の生地の色にまで気をつかっていることに感嘆しながら見せていただいた。
  展覧会で茶器と一緒に並んでいるのしか知らなかったので(若い頃には見ているはずなのに)、
  私が勝手に思い込んでいたのとは印象の違う生地のお仕覆たちもあって、
  ああ、そうなんだ、自由でいいのだと納得。
  
  今月の歌舞伎は見取りで、夜の部は「佐倉義民伝」、「唐相撲」、「小さん金五郎」。
  「佐倉義民伝」は、幸四郎の木内宗吾で、福助の妻おさん、あと梅玉、左團次、染五郎など。
  狂言を元にした「唐相撲」は、菊五郎の日本人相撲取り、左團次の皇帝。
  團蔵の通辞、萬次郎の通辞夫人、梅枝の皇妃などに、唐の家来達は菊五郎劇団の若手揃い。
  中国語風?のへんてこな言葉なども含め狂言と同様の展開で、更に遊び心一杯。
  初めて観た「小さん金五郎」は、梅玉の金五郎、時蔵の小さんに、秀太郎の女髪結お鶴など。

8日(木): オペラ「さまよえるオランダ人」
  夜、ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」の初日公演を観に・聴きに行った。
  音楽・歌を覚えていないのは音楽が不得手な私だから驚きもしないが、
  マティアス・フォン・シュテークマンの演出で前回と同じなのに、
  2幕目以外はあまり覚えてなくて、こんな場面あった? と思うのが、情けない。

  それにしても、ゼンタを歌うジェニファー・ウィルソンの声が素晴らしい!
  一昔前のプリマドンナのような体型ながら、あの声を聴かせてくれるなら何でもOK。
  圧倒されながら、堪能。 2幕目で彼女が出て来てからは当然のように他の歌手も歌う歌う。
  で、聴き応えのあるいい舞台になって、楽しく鑑賞。
  指揮はトマーシュ・ネトピルで、 オランダ人をエルゲニー・ニキティン、
  ダーラントをディオゲネス・ランデス、 エリックをトミスラフ・ムツェック、など。

9日(金): 歌舞伎「一谷嫩軍記」@国立劇場
  昨10月からの開場45周年記念の歌舞伎公演は《歌舞伎を彩る作者たち》シリーズ第5弾。
  並木宗輔の「一谷嫩軍記 いちのたにふたばぐんき」で、「流しの枝・熊谷陣屋」。
  上演の多い「熊谷陣屋」だけでなく、「陣門」「組討」は観ることがあるけれど、
  今回は、「堀川御所」と「兎原里林住家」(通称「流しの枝」)がついて「熊谷陣屋」に続く。

  98年ぶりの復活という「堀川御所」も37年ぶりの「流しの枝」も初見だが、
  「熊谷陣屋」の冒頭部分で通常カットされて上演されない藤の方の入り込みがあるのも、
  分かり易くていい。 筋立てが無理なく納得できるから、見取りより通しが好き。 
  芝居としては「熊谷陣屋」がやっぱり一番よかったけれど..(笑)
  團十郎、三津五郎。 魁春、東蔵、彌十郎、門之助、巳之助、家橘、秀調、市蔵など。

  歌舞伎公演の前に、團十郎・三津五郎が出演する座談会があったので、それも見た。
  というより、座談会があったので、歌舞伎もこの日に観ることにしたのだけれど。
  座談会は3回目だそうで、劇場45年のうち最近15年の上演映像を見ながらの座談。
  見損なった芝居もあれば、観たはずなのに覚えていない場面もあって、
  別に期待していなかった映像も楽しめたし、座談も含めて楽しかった。

  座談会と歌舞伎公演の間が2時間近くあったので、またまた可否道でコーヒー休憩。

10日(土): 春を味わう@みかわ是山居。
  先週末のリベンジでフランス料理..じゃなく、気を変えて、てんぷらを食べに出かけた。
  江戸の仇を長崎で..という文句が頭に浮かんだ。(笑)
  口直しのお吸い物が、海老しんじょでなく、小さい巻海老をそのまま、じゅんさいと。
  しらうおが先月より少し大きくなっていて、うれしくムシャムシャ。
  田舎から野生の蕗の董が届いたというので、揚げてもらう。
  栽培種より少しアクが強めだけれど、それだけに春を一層感じる。
  しらうおと蕗の董に春を味わった気分。

  母の処に行ったら、母は元気ながら、気力と記憶力の減退が如実。
  自分では何もしなくていいので、歩くことも立っていることさえ殆どしない。
  いろいろ言ってはいるのだけれど、趣味だった書道もする気が起こらないようで、
  如何に無理なくやる気を出させるかが問題。
  孫の結婚式がいい動機付けになっていたのだけれど、次の見込みはないし..

2012.3.22 [木] 遡り日記の1 3月1週目

1日(木): 展覧会巡り
  朝からまず『パリに渡った「石橋コレクション」1962年』@ブリヂストン美術館。
  鑑賞後は、1Fのティールームのサンドイッチでランチ。
  遅い時間だと売り切れのことが多くて、漸く食べられてニッコニコ。
  でも3種類もあることが分かったからには、あと2種類も食べてみたい。(笑)
  次は、「百段雛まつり」@目黒雅叙園。
  そして、「東洋陶磁の美」@サントリー美術館。
  陶磁はあまり分からない私には猫に小判の感があるわね〜と思いながらも、じっくり拝見。

2日(金): 能楽・夜の定例公演@国立能楽堂
  狂言・大蔵流「縄綯 なわない」と、能・観世流「箙 えびら」。
  「縄綯」は、賭け事好きで家来まで賭けてしまう呆れた主人が悪いのだから、
  太郎冠者がふてくされる相手は主人であって相手方ではないはずなのに、
  相手方で働かないので、元の主人宅に戻された太郎冠者が嬉々として縄を綯いながら、
  相手方の悪口を語るのが、いつ観てもおかしく、憎めない様子に笑ってしまう。
  他人事だから笑っていられるが、相手方の何某にとっては堪らないだろうと思うものの..
  縄を綯うのに大蔵流では稲藁でなく布を使うのがおもしろいし、綯う様子も見ていて楽しい。

  「箙」は、歌舞伎でも「箙の梅」でお馴染みの梶原源太景季の話だが、お能は初めて。
  能楽師としては若いシテの動きが気持ちいいくらい軽やか。
  面は、前シテは直面(素顔)で、後シテは平太(だったかしら?)

3日(土): 雛まつりに、甘酒じゃなくワイン
  いろいろ思うことのある日なので、フランス料理を食べに行くつもりが..
  満席で無理だと2箇所で断られて、気が殺がれてしまう。
  で、気分を変えたくて、久しぶりにワインを開けた。
  イタリアの、サンクト・ヴァレンティンのゲヴュルツトラミネール。
  初めて飲んだワインだったけれど、美味しかった。 ニコッ。

2012.3.21 [水] 

別段、特に何があったというわけでもないのに、3月になってから暫く日記を書けなかったら
我ながら驚いたことに、3週間も経ってしまった。
相変わらず月の前半は趣味の観劇が多く、大体は着物で出かけたから着物も着ている。

観劇のほかも、サークル練習にも健康講座にも、どうにか出かけている。
今年は1月から3月までサークル練習がほぼ毎週あって少し忙しい。
健康講座の今季の出席は20分の15で、まあまあ。
でも、疲れ気味なのは、明らかに遊びすぎのせいでしょうねぇと自戒。

自分の覚えに、遡り日記を書いておかないと..
当然のように忘れてしまったことも多くて、自分の忘却力に驚くほど。(苦笑)

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