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2012.10.28 [日]
95歳を祝う
母の95歳の誕生日。
姉と3人で、母の誕生日に出かけるいつもの店で懐石料理をいただいて、お祝い。
母には少し量が多いかしらと思う私たちをしり目に、姉や私と殆ど同じだけ食べる母に感嘆。
これだけ食べられれば、まだまだ大丈夫! 長生きしてね〜と喜ぶ。
ゆっくり食事してから、ホームに戻って母の部屋で暫くおしゃべり。
弟夫婦から届いたプリザーブドフラワーを、早く着いた姉が開いて飾っておいてくれたので、
持って行ったフラワーアレンジメントともども、部屋に明るさが増した。
プレゼントのアレンジメントは、いつもより少し明るく華やかに作ってもらったが、
食事も花も、母がとても喜んでくれたので、私たちも嬉しかった。
店は、味は悪くないものの、少しザワザワしていて、店長らしい男性が??で気になるけれど、
あの辺りでは他にいい店を見つけられないでいる。 母が喜んでくれるので、まあいいかと..
ホームまで迎えに行って、移動はタクシー。
歩く距離は長くはないので、ホームで用意してくれた車椅子は断って、歩いてもらった。
ホームでは殆ど歩かないから、一人で歩いてもらうのは私たちも心配で、介助は必要だけど、
歩けば歩けるのだから、歩いてね〜
本人も歩く大事さは認識しているものの、なかなか歩けないでいるので、
姉も私も機会を見つけては歩いてもらうようにしている。
ホームでも歩いてくれるといいのだけれど..
12/10/30
ふうまま
お母様のお誕生日おめでとうございます。
お元気そうで良かったですね。
それにしても御親戚の御高齢度は素晴らしいですね。
皆さんいつまでもお元気でいて欲しいですね。
むかし桜
ふうままさん ありがとうございます。
どうにか元気でいてくれるので本当にうれしいです。
ただ高齢の親族が多いと、早朝・深夜の電話にビクッとしてしまいます。
姉などは連れ合いの方にも5人いて、10歳の間に13人の高齢者ですから、
高齢社会を実感しています。
ふうまま
私も携帯を抱いて寝ています。いつでもスタンバイしています。
しっかし、日本を支えていた人たちが密集していますね。
素晴らしいです。お姐さん頑張れ!むかし桜さんも頑張ってね。
2012.10.27 [土]
バレエも漸くシーズン開幕
新国立劇場の開幕バレエは、デヴィッド・ビントレー舞踊芸術監督振付の「シルヴィア」。
チケットを取るまで聞いたことがなく当然初見だったが、日本初演だそうだから当たり前。(笑)
ビントレーがバレエ監督になってから、いろいろなバレエを観る機会があって、楽しい。
ここでバレエもいろいろ観てきたので、そろそろシーズンチケットの継続は終わりにしようかと
思わないでもないのだけれど、演目が発表されると、ええっ! 観た〜い! と継続。(爆)
期待に違わぬ楽しいバレエ。
今日はゲストでなく新国立のダンサーたちだけでのバレエだったが、いい舞台だった。
プリマが、これからという時にコロンと転んでしまってびっくりしたら、
客席から「ワッハッハ!」と間髪入れずに大きな笑い声。
これで観客も落ち着いて.. お見事と感心。(大爆)
*****
紬訪問着。 青・紫などの横段。 「花を見るなら」 (猪原恭子) (お初)
本つづれ帯。 肌色地。 変わり唐草文。 (綴匠上野) (お初)
伊賀組紐。 薄い灰色、片側に紫と小豆色入り。 蛸足房。 (松山好成)
草木染(刈安?)の帯揚げ。 渋い山吹色。 (KINAMI)
薄金色の台の草履。 龍村の白地に金色の唐草柄の鼻緒。
道中着。 生紬。 無地、象牙色。 (しょうざん)
シーズン初日なので、着物・帯を下したが、バレエなので紬にした。
帯は何年か寝かせて漸く出番。
最近ここではバレエ公演でも着物の方が増えて、今日も訪問着や小紋も含め何人も見かけた。
ちょっとうれしく思っている。
2012.10.26 [金]
落語(五代目圓楽一門会)
昼から、なかなか寄席では聞く機会のない三遊亭圓楽一門会の初日公演を聞きに行った。
恒例の3日間の公演@国立演芸場だが、明日・明後日は別用で、今回は1日だけ。
今日は、トリが好楽、仲トリが圓楽で、あと小圓楽、愛楽、楽市、橘也。
好楽も圓楽も、いつも通りいい噺で気持ちよく聞いたが、小圓楽もよかったし..
色物は、太神楽の丸一仙若・花仙と、コントのだるま食堂(初めて観たので、びっくり! 笑)。
終演後は、また可否道でコーヒーに海苔チーズトースト、お替りはアメリカンの定番。
日本橋のデパートの催事・味百選で、明後日の手土産のお菓子を購入。 自家用も無論購入。
そう言えば此処で買ったものを身に着けていると気付いて、呉服売り場にも顔出し。
帯は担当者のお勧めだったし、コートもバッグも覚えていて、大喜び。(爆)
ただ、この帯の生地が滑りやすく、大島紬との相性はよくなかった。 覚えておかなくちゃ..
*****
色大島紬。 五倍子染。 変わり市松。 (東郷)
染名古屋帯。 変わり地。 黒地。 「六瓢」 (とみや)
くすんだ黄緑の帯締め。 片方は、色違いの4本に分かれたもの。
渋い若緑に黄色と白の縞の帯揚げ。
黒色の本漆台の草履。 黒・白色の五嶋紐の鼻緒。
金泥バッグ。 焦げ茶色に金・茶黒の葉柄?
道中着。 黒地。 青紫糸菊模様。
2012.10.25 [木]
蝋燭能
夜は2日連続の国立能楽堂通い。
今晩は能楽堂の企画公演で、蝋燭の灯りによる 公演。
薪能とはまた違う趣きの幻想的とでも言ったらいいか独特の雰囲気があり、大好きな公演。
ここでは年に1度しかないので、今回も楽しみにしていた。
番組は、狂言・大蔵流「因幡堂」と、能・金春流「三輪」。
いつもより暗い 蝋燭の灯りで観ると、どちらも以前観た時と印象が違って楽しい。
「因幡堂」は、大酒のみで家事は放りっぱなし、時には夫をせびらかす(いじめる)妻には、
困ったものだと夫に同情したりするけれど、妻の方が上手なのが何ともおかしい。
能「三輪」では、主後見のご宗家の様子がいつもと違い、体調がお悪いのかと気になった。
面は、前シテ/里の女が曲見で、後シテ/三輪明神が増女。
*****
訪問着。 型染め。 消炭色?藍がかった墨色? 道長取り・割付け文。 (築山政春) (お初)
袋帯。 蘇州刺繍。 錆浅葱摺り金引箔地。 有職段花文・七宝。 (お初)
五嶋紐。 紫色、片方に渋い緑・黄色入り。
草木染(ブナ染)の帯揚げ。 薄黄色の暈し。(冨田五郎)
薄いパ−プルシルバーの台の草履。 白色の皮シコロ織の鼻緒。(長谷川商店)
金泥バッグ。 焦げ茶色に金・茶黒の葉柄?
道行きコート。 瑞鵬織 (二重紗)。 黒・赤色の亀甲花紋。
大好きな公演なので、お初の着物・帯を着用。
着物は、江戸小紋と京小紋の融合柄とでもいうか、さまざまな柄が道長取りに意匠されたもの。
訪問着と言っても小紋の雰囲気のある気楽なものだし、お気に入りの1着になりそう。
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12/10/29
むかし桜
は〜い、楽しく観せていただきましたぁ。
ねこももさんはお仕事でしょうからお出でにはなっていないでしょうねぇと思いながら、金春流だからもしかしたらとちょっと見回してしまいました。
私の方が拝見する機会が多くて、申し訳ない気もしないでもないけれど、しっかり楽しんで観ています。(笑) いつかご一緒できるとうれしいです。
お社中の会、拝見させていただけるのでしょうか? 次回には伺いたいなぁ〜と思っていますが..
12/10/30
ねこもも
むかし桜さん、勿論 素人の会ですから宜しかったら是非ご覧ください。しかしながら、目の肥えたむかし桜さんですからね、、びっくりなさらないでくださいね!??笑
12/10/31
むかし桜
おおっ! 楽しみにしていま〜す。 予定が重ならないことを願いつつ..
私、な〜んにもわからないのですよぅ。観て楽しむだけで勉強しないから..(汗)
2012.10.24 [水]
狂言ござる乃座
野村萬斎が「花子」を勤めるというので、万作の会のござる乃座の狂言を観に行った。
歌舞伎の「身替座禅」は幾度となく観ているが、その元の狂言「花子」は観たいと思いながら、
今まで機会がなかったので、楽しみにしていた。
番組は、舞囃子「班女」、狂言「花子 行ノ形」、狂言「茸」。
舞囃子「班女」は、宝生和英の舞。
地頭は辰巳満次郎で、囃子方は松田弘之、鵜澤洋太郎、亀井弘忠。
狂言「花子」は、「行ノ形」という小書き付きで、当然基本形とは違う。
できれば最初は基本形で観たかったが、日程の都合で小書き付きでの鑑賞になった。
確かに歌舞伎とは違うものの基本線は同じなので、初見の感じがしなかったのがうれしかった。
夫・野村萬斎、妻・野村万作、太郎冠者・三宅右近。
狂言「茸 くさびら」は、大人にも子供にも楽しい曲。
山伏・野村遼太、何某・石田幸雄、茸には万作の弟子たちが勢揃いの感。
*****
塩沢紬。 草木染。 黒地。 「泡沫の優暈」 (林宗平)
染名古屋帯。 薄鈍色地。 燻し金・銀色の薔薇柄。 (幸春)
伊賀組紐。 焦げ茶色。 薄茶色・薄黄色入り。 (松山好成)
草木染(たんから染)の帯揚げ。 極薄橙色? (松原)
黒色の本漆台の草履。 黒・白色の五嶋紐の鼻緒。
単衣仕立ての道中着。 大島紬。 黒地。 子持縞 リング糸入り。 (藤絹)
2012.10.23 [火]
お見舞い
昨日は急に、母に同行して叔父の見舞いに出かけた。
前回は風邪の咳で休んでしまったサークル活動日だったのだけど、そちらは電話で欠席連絡。
母が喜んでくれたので、欠席した甲斐があったとホッ。
私は今日は疲れが残って、天気も悪いし、何にもせずゴロゴロ休養日になってしまったが、
母に電話したら、元気な明るい声に驚くほどで、今日は横にもならずに起きているとか..
会えて話ができた喜びが大きいらしい。 連れて行ってあげられて本当に良かった。
ーーーーー
母の上の弟が、先週、暮らしているホームから夜中に救急車で入院。
直に95歳になる母が一番年上だが、父方を含めると叔父叔母5人に連れ合い2名の、
8名が10歳のうちにいるという高齢きょうだい。
長寿を喜んではいるものの、いつ何があっても不思議じゃない。
このところ叔父の体調が良くないと聞いて、母を会いに連れて行ってあげたいと思いながら、
姉も私も運転免許を持たないので思うに任せないでいたら、今回の入院騒ぎ。
昨日なら都合がつくからと、ありがたいことに義兄が車で連れて行ってくれることになって、
私も母の介助も兼ねて便乗させてもらい、お見舞いに行って来た。
母は、久しぶりに弟に会って話も少しでき、帰りに寄った息子(私の弟)の家では息子だけでなく、
休暇中という京都暮らしの孫夫婦にも何年振りかで会えて喜んでいたものの、少し疲れた様子。
車での移動で、車椅子も借りて行ったのだが、暮らしているホームでは歩くことも少ないのに、
5時間半の外出で、途中で昼食を取った時には階段を上り下りしてもらったから、無理もない。
ゆっくり休んでねと言いながら心配していたけれど、今日の電話の様子では私より元気。(笑)
姉夫婦は、横浜西部から東京で母を乗せ千葉までの往復だから、本当に1日がかり。
私も少し疲れたけれど、好きなだけ休める私と違い、
疲れていても家族の食事の用意など家事もしなくちゃならない姉は、本当にお疲れ様。
義兄は運転は嫌いじゃないし、皆の感謝を一身に浴びて、まんざらでもなかったとか..(爆)
それにしてもお世話様でした。 本当にありがとう。
2012.10.21 [日]
昼から夜まで落語漬け
文化庁芸術祭主催の特別企画公演「芸術祭寄席」が7年ぶりに国立演芸場で開催されて、
昼の部も夜の部も幸いチケットが取れたので、昼過ぎから夜まで落語に浸ってきた。
出演者は、昼の部は落語芸術協会、夜の部は落語協会の噺家で、
今までの芸術祭賞受賞者および両協会の役員という、滅多にない顔ぶれ。
トリはどちらも会長の歌丸と小三治。 豪華キャスト。
昼の部は、桂文治「源平盛衰記」、桂小南治「天狗裁き」、春風亭小柳枝「抜け雀」、
桂小文治「虱茶屋」、桂歌丸「井戸の茶碗」。
色物は奇術(手妻)の北見マキと漫才の東京太・ゆめ子。
夜の部は、春風亭一之輔「普段の袴」、柳家はん治「鯛」、柳亭市馬「首提灯」、
五街道雲助「辰巳の辻占」、柳家小三治「甲府ぃ」。
あと漫才のロケット団とものまねの江戸家猫八。
1時開演で終演は9時過ぎ。 昼の部と夜の部の間は2時間弱あったけれど、
チケットを取ったり資料館の展示を見たり夕食を済ませたりで、あっという間に過ぎてしまった。
正午過ぎには家を出て帰ったのは10時近くだから、さすがに疲れたものの、
何度も聞いている噺、初めて聞く噺、どちらも楽しく聞くことができて、心地よい疲れ。
*****
白大島紬。 有色絣。 雲取唐花模様。
洒落袋帯。 黒地。 鳥獣戯画模様。
伊賀組紐。 灰紫色、片方に紫・小豆色入り。 撚り房。 (松山好成)
藍染の帯揚げ。 藍色の濃淡。 (松原)
黒色の本漆台の草履。 黒・白色の五嶋紐の鼻緒。
道中着(単衣仕立て)。 大島紬。 黒地。 子持縞。 リング糸入り。 (藤絹)
2012.10.19 [金]
1週間ぶりに能楽堂に
風邪が思いのほか長引いて、クリニックで処方してくれた薬を飲んでいるのに咳が止まず、
母の処に行くわけにもいかないので、今週はおとなしく外出は控えてほぼ自宅療養。(笑)
咳は随分減ったので気をよくして、今晩は能楽堂の定期公演を観に出かけた。
番組は、狂言・和泉流「雁大名」と、能・宝生流「花筐」。
狂言「雁大名」は初見だったが、そういう展開になるの!?と、
主従の悪巧み・狡猾さに呆れ雁屋に同情しながらも、つい笑ってしまう。
狡猾であっても嫌味がないのが狂言らしい。
シテ/大名・石田幸雄、アド/太郎冠者・野村萬斎、小アド/雁屋・野村万作。
能「花筐 はながたみ」は、以前に観たときより印象深く、楽しく鑑賞。
詞章の「花の筐の名をとめて 恋しき人の手馴れし物を かたみと名付けそめし事
この時よりぞ 始まりける」に、おおっ! そうなの!? と強く反応。(笑)
7歳(まだ6歳かも)の子方が殆ど姿勢を崩さずきちんとしている様子が、とっても印象的。
蔓桶に座っている時間が長いとはいえ、お能の家の子供の凄さを再認識。
シテ/照日の前・武田孝史、ツレ/侍女・大友順、子方/継体天皇・水上達、
ワキ/官人・福王和幸、地頭・朝倉俊樹、など。
囃子方は、一噌仙幸、幸清次郎、佃良勝。
面は、シテが節木増、ツレが小面。
*****
色大島紬(泥染)。 灰青色がかった黒?地。 花火?模様。
手織つづれ帯。 金を散らした薄灰茶色地。 華紋入りの菱形つなぎ。
五嶋紐。 薄灰藤色。 房は薄青磁色。 (好きな色なのになかなか出番がなく、お初)
薄藤色と白の染め分けの帯揚げ。 白地にはいろいろの色の丸紋入り。
濃い墨色のZULEN台の草履。 黒・白・金・銀色の組紐の鼻緒。 (紗織・ブリヂストンのコラボ)
道中着。 奄美泥染。 黄緑色など多色グラデーション。 (赤塚次男)
このところ灰白色の暈し大判ショール(冨田五郎氏の草木染)を重宝していたけれど、
急に涼しくなって、やっぱりもうコートじゃないと寒そうかしらとコート(単衣)を着用。
でも、単衣のコートもそろそろ終わりかしらね〜
草履の足裏へのあたりが柔らかく、とても楽。鼻緒の色のため出番が少ないのが残念。
2012.10.13 [土]
能「大社」
今週2度目の国立能楽堂通いは、先日のおシテのようなことはないことを期待しながら出かけた。
尤も、観世銕之丞さんがシテだから、殆ど心配してはいなかったけれど..
番組は、能・観世流「大社 おおやしろ」で、間狂言・大蔵流「神子神楽 みこかぐら」。
能「大社」の上演は稀で、国立能楽堂では30年間で今回が3度目だそう。 当然ながら私は初見。
これも脇能で、観ることのあまり多くない脇能を先月末から続けて観ることになった。
今日の解説・能楽あんないの題は、能「大社」と古事記神話。
出雲の国では神無月でなく神有月で、諸神が出雲大社に集まるという話に係わるお能。
巫女の神楽、十羅刹女の化身の[天女ノ舞]、悪尉の面をつけた祭神の[楽]、龍王の[舞働]と、
神々の競演とでもいうか舞が多く、見応えがある。
その上、前場と後場の間に上演される間狂言の「神子神楽」も神楽だし、
あっという間に終わった感じ。 楽しかった〜
シテ(前/老人、後/大己貴命)・観世銕之丞、前ツレ/男・観世淳夫、後ツレ/天女・谷本健吾、
後ツレ/龍神・長山桂三、ワキ/臣下・工藤和哉、地頭・観世喜正、後見頭・清水寛二など。
間狂言:シテ/神主・山本東次郎、アド/神子・泰太郎、アド/参詣人・則重。
囃子方は、藤田次郎、大倉源次郎、柿原弘和、小寺佐七。
面がどれも独特だったのに、もう記憶が曖昧。(涙)
前シテ/老人は、小尉だったように思うし、
後シテ/大己貴命(おおなむちのみこと =大国主命)は..冠付悪尉だったかしら..
後ツレ/天女は、万媚で、後ツレ/龍神は、黒髭 だったのは確かだと思う。
*****
染小紋。 大島紬。 濃淡藍色。 更紗風?
刺繍名古屋帯。 銀鼠色の市松地。 紫・青色などの小さな四角の刺繍。(竹内功)
伊賀組紐。 灰紫色、片側に薄黄緑・白色入り。 撚り房。 (松山好成)
濃淡の墨色の帯揚げ。 暈し入り。 「幻雪」
銀色台の草履。 藤・金・白色の五嶋紐鼻緒。
昨日に続いて、帯は竹内氏の刺繍帯。(お気に入りの銀鼠色の方)
他の小物も前日と色違いだったり似通っていたりと、書いているうちに改めて気づいて、
安易な感じもするけれど、好きなものは似てるから..
2012.10.12 [金]
やっぱり勧進帳
風邪を押して、朝から歌舞伎の昼の部を見に出かけた。
1週間経って昨夕から咳もいくらか少なくなって、これなら周りの席の方にも許容範囲だろうと、
出かけたのだけど、昼過ぎまでは咳がひっきりなしに出て、あらららら..
申し訳ないと恐縮しながら、早退はなし。 だってねぇ、来てしまったのだから観たいと..
ご迷惑をおかけしました。 と、こんなところで書いたってねぇ..と自分に突っ込み。(苦笑)
昼の部は、「国性爺合戦」と「勧進帳」。
「国性爺合戦」は、虎退治がなく獅子ケ城(楼門、甘輝館、紅流し、元の甘輝館)だけだと、
和藤内が主役という印象が薄く、甘輝が帰城してからは甘輝が主役に思えた。
ここでも染五郎の代役を勤めた梅玉の甘輝がよかったからでもあるが、やはり虎退治も観たい。
松緑の和藤内、梅玉の甘輝、歌六の老一官、秀太郎の渚、芝雀の錦祥女。
昼の「勧進帳」は、團十郎の弁慶に幸四郎の富樫。
團十郎の弁慶に主思いを強く感じ、今回初めていいと思えて、観逃さないでよかったと思った。
でも、幸四郎の富樫は爽やかさがなく富樫らしくない。 この人の富樫はもう観なくていいなぁ〜
義経は夜と同じく藤十郎。 この若々しさ、何もしていないように見えながら、強い存在感が凄い。
四天王は友右衛門だけが夜と同じで、あとは、家橘、右之助、市蔵。
*****
このところの歌舞伎公演は終演が驚くほど早いので、後の用事をあれこれ組み合わせ。
まずは東京刺繍協同組合の江戸刺繍作品展@銀座松屋。
デパートから来ていた案内葉書で竹内功氏も出品していらっしゃることを知って、
氏の刺繍帯を締めて行ったら、お弟子さんという方が一目で気づき喜んでくださった。
氏はご不在だったので、地下の癒しの空間(笑)「茶の葉」に行ってみたら、ラッキー!
運よく席があって、すぐ入れた。 で、お煎茶と和菓子をいただいてニコリ。
次は日比谷まで歩いて、「東洋の白いやきもの − 純なる世界」@出光美術館。
IMF・世銀年次総会開催のための特別展示の屏風絵も観られた。
締めは、三菱一号館の Cafe 1894。
またトコトコ歩いて、お茶に寄ったらもう食事時間らしかったので早い夕食。
ワインを飲みながらムール貝。 それにガーリックトーストをハーフで。
10周年記念の2次会の皆さんの写真を思い出しながら、のんびりしたひと時を過ごして帰宅。
*****
白大島紬。 経にいろいろな柄を織り込んだ短冊柄。
刺繍名古屋帯。 黄土色・金色地。 入り子菱の刺繍。(竹内功)
伊賀組紐。 青みの紫色、片側は極薄桃色・緑色。 撚り房。 (松山好成)
草木染の帯締め。 竹色? (堤木象)
薄金色台の草履。 金・白色の五嶋紐鼻緒。
2012.10.10 [水]
アレレな能楽鑑賞
今月の国立能楽堂の月間特集は、古事記千三百年にちなんで。
で、冒頭の定例公演は、狂言・大蔵流「昆布柿」と、能・観世流「淡路」。
狂言が「昆布柿」なのは、淡路国のお百姓が出てくるので、お能の淡路つながりかしら?
人身事故があったそうで、利用の地下鉄路線が一時止まってしまい、慌てたけれど仕方ない。
お能までには着くだろうから場合によってはロビーで待とうと思っていたが、少しの遅刻で済んだ。
狂言としては長い「昆布柿」で、大好きな七五三さんが出られるので、見所に入れていただいた。
「昆布柿」は、豊作で年貢を納められることを喜ぶお百姓たちに、いつも心温まる気持ちになる上、
最後に淡路と丹後の百姓が珍妙な名前を楽しげに答え、奏者と3人で問い答えながら
楽しく幕入りするのが、観ていても気分が浮き立つ感じで好きな曲。 今回もとても楽しんだ。
シテ/丹後国百姓・茂山あきら、アド/淡路国百姓・七五三、アド/奏者・千五郎。
能「淡路」は先月末に観た「養老」と同じく脇能で、この曲は国生み神話によるもの。
観世・金春・金剛の3流で現行曲としているとか。
初めて観るので楽しみにしていたが、70代前半でお能のシテとしては高齢とは言えないのに、
シテが謡にも語りにも度々詰まって、その度に後見が詞章を教えるという
お能でこんなことがあるなんて信じられない!初めての体験つきの鑑賞となった。
歌舞伎では時々あるから慣れているけれど、お能ではありえないと思っていたから愕然とした。
後場の伊弉諾尊の神舞は問題なく舞っていられたから、何だったんでしょうねぇ〜
ワキが帝に遣える臣下だと登場時や本舞台上で伸び上って袖を広げるので、
能楽師によっては、時を告げる雄鶏のイメージがしてしまい、違和感を感じたりするのだけど、
宝生閑さんだとほどほどの動きで、アピールはするけれど邪魔にならないのが、ほっとする。
面は、前シテが小尉(少し独特な印象がした)、後シテが邯鄲男。
*****
色大島紬。 草木染(地糸・五倍子、格子・藍)。 みじん格子。 (東郷)
染名古屋帯。 薄い灰色地。 菊花柄(青・白色の疋田に、金の刺繍)。
唐組紐。 白・藤・紺・青に金入り。 波の緒。 (道明)
帯揚げは灰みの赤紫色。 雪輪に模様入り。
パールパープル色の台の草履。 生成り他薄色の五嶋紐鼻緒。
漸く袷を着たが、大島だし暑さは木綿(単衣仕立て)と変わらない感じ。
これから2ヵ月くらいは大島紬を中心に着る予定。
帰りの駅前で、急に声をかけられ、帯をお褒めいただき、前帯も見せてほしいと言われた。
時々、帯の柄を見たいという方がいらっしゃるけれど、いつも洋服の方なのは何故?
2012.10.9 [火]
歌舞伎・夜の部
今週は歌舞伎と能楽の予定が2日ずつで、今日は歌舞伎の夜の部。
咳き込んだりしたら周りの方にご迷惑だと、昼前にはクリニックに行って薬をもらったものの、
そんなに直ぐには効かないようで、申し訳ないことに大分咳が出てしまった。 ゴメンナサイ。
今月は芸術祭十月大歌舞伎で、七世松本幸四郎追遠と副題?が付いている。
芸術祭と七世松本幸四郎の関係は? 追遠って? 分からないものの、どうでもいいか..(笑)
昼夜に「勧進帳」があって、弁慶と富樫を団十郎と幸四郎が役を入れ替わって演じる。
団十郎と幸四郎って七世幸四郎の孫同士だったと、こういう時に梨園の縁戚関係を再認識する。
夜の部はまず「曽我綉侠御所染・そがもようたてしのごしょぞめ − 御所五郎蔵」。
「五條坂仲之町」の出会いから、「甲屋奥座敷」、「廓内夜更」に、「五郎蔵内腹切」の全四場。
染五郎の代演で、梅玉が五郎蔵。 すっきりしたいい男ぶりで、梅玉らしくていい。
でも染五郎でも観たいなぁと思う。 星影土右衛門は松緑。
あと、芝雀の皐月、高麗蔵の逢州、幸四郎の甲屋与五郎などで、歌江が新造で出ている。
大詰の腹切は、死にかかっている五郎蔵と皐月が、尺八を吹き胡弓を弾くという難しい場面。
切腹してるのに尺八を吹く? そんなことできるの? 無理じゃない? などと思ってしまう。
この場面は初見かと思うものの、観たことあったような気もしないではないのが ..不思議。
続いて「勧進帳」で、夜は、幸四郎の弁慶で、富樫は団十郎、義経は藤十郎。
四天王は、友右衛門、翫雀、高麗蔵、錦吾。 金太郎が太刀持ち。
このところ歌舞伎公演とは思えない少ない狂言数で、あっという間に終演。
ちょっと(じゃなく)物足りなさが..
*****
着たのは今日も木綿。 保多織。 白・灰色の縞柄。
八寸帯。 黒地。 白・臙脂などの花・葉・唐草文様。 (弥栄)
五嶋紐。 レンガ色、苧環止め。
帯揚げは茶色。 芝柄入り。
黒塗り台の下駄。 小千谷縮の鼻緒。
木綿でも今までで一番薄手だったせいか少し涼しくて、これからはもう袷でよさそう。
下駄が、爪先の方が欠けてしまって.. かなしい。 歩き方が悪いのよね〜
2012.10.8 [月]
風邪でダウンの3連休
金曜日に会社帰りの息子が寄った時は元気だったのに、その後、酷い咳・くしゃみが出て、
土曜日からは声がかすれて出難くなって、完全に風邪の症状。
しかも、土曜の昼前にもらった電話が2本とも長電話になり、喉の状態は急激に悪化。
熱が出るわけでなく、喉が痛い・声が出ない症状と、夜になると少し頭痛がするくらいで、
元気といえば元気なのだけど、時折咳き込むので、外出予定は止めて、おとなしく家で過ごした。
今日・月曜日のサークル練習もパス。 高齢者にうつしたりしたら大ごとだから..
でも、輪番制の当番に当たっていて預かっていたものがあり、行くだけ行って頼んできた。
新しいPCには少し慣れてきたけれど、まだまだ分からないこと続出。
今日は何かした意識はないのにネット画面が小さくなってしまい、まるで読めないまま戻らない。
息子にSOSを出して来てもらって、直してもらった。 ふうっ.. ありがとう。
2012.10.8 [月]
先週の着物
連日の初日観劇だったのに、袷を着るには暑いと、着物は木綿ばかり。
2日:
薩摩絣。 極薄青磁鼠色の本さつま・みじん格子。 (東郷)
名古屋帯。 グレーアイボリー。 「花装飾」 (織楽浅野)
五嶋紐の帯締め。 灰紫色、両端に生成り色入り。
灰紫色の濃淡暈しの帯揚げ。 辻が花模様?の織入り。
白色の天・黒色の巻・灰色の鼻緒・赤い前坪の草履。 (伊と忠)
3日:
本藍染・手紡の絣。 (多分、真栄城さんの美絣)
染名古屋帯。 青灰色の紬地。 栗柄の東京友禅。 (熊崎和人)
五嶋紐の帯締め。 焦げ茶色、一方に黒・生成り入り。
草木染(刈安?)の帯揚げ。 渋い山吹色。 (KINAMI)
雨用に底がウレタンの草履。 灰緑×黒色のオストリッチの天・鼻緒。 (絹揺履)
5日:
久留米絣。 手織り、藍染。 「木綿の花」 (池田光政)
京組紐の帯締め。 茶色に、焦げ茶・白入り。 (渡敬)
帯・帯揚げ・草履は3日と同じ。
2012.10.8 [月]
先週・10月初旬
1日(月): 伝統音楽の美—雅楽—
芸術祭オープニング、国際音楽の日記念で、—日中伝統の音を聴く—という公演のはずだったが、
中国からの来日中止で、チケット購入者・招待者対象の無料公演になった。
福建省の音楽団と劇団の音楽・劇を楽しむ機会を失ったのは残念だったが、
雅楽だけの1時間余の公演で、宮内庁楽部の洗練された管弦・舞楽を楽しんだ。
管弦:平調音取、五常楽 急、老君子、陪臚、 舞楽:萬歳楽、抜頭。
2日(火): オペラシーズン開幕
新国立劇場の今シーズン開幕オペラは、イギリスのブリテン作「ピーター・グライムズ」。
そんなオペラがあるの?と不案内の私は思ったものの、基本的に全部観に行っているので、
これも観ることにして今年の一括発売時に早々にチケットを確保。
重い内容のせいもあってか、私にはオペラと言うより音楽劇の印象が強かった。
3日(水): 演劇「リチャード三世」初日
3年前に上演された三部作「ヘンリー六世」の続編で、新国立劇場の中劇場での公演。
これを観なくちゃ宙ぶらりんだし、どうせなら初日に観たいと、出かけて行った。
強烈な印象だった「ヘンリー六世」に比べると、
リチャードのずる賢さ、非情さが目立って、悪くはないけれど少し拍子抜けの感がした。
5日(金): 歌舞伎「塩原多助一代記」初日
三遊亭円朝作の人情噺を歌舞伎に脚色したもので、何と52年ぶりの上演とかで、
私だけでなく初見の人が多かっただろうと思う。 しかも通し上演は83年ぶりだそう。
平日にも拘らず、国立劇場としては客が多く、楽しみにしていた人が多いのだろう。
初演時の台本に基づき新たに作られた補綴台本によっての通し狂言。
愛馬・青との別れは、話では知っているものの、実際に芝居で見るとまた別の感があった。
坂東三津五郎を中心に、中村橋之助、中村錦之介、片岡孝太郎などに、
中村東蔵、市川團蔵、市村萬次郎、坂東秀調、河原崎権十郎、上村吉弥などが固めて、
中村松江、坂東巳之助、中村玉太郎も出演しての上演。
善悪2役の役者が多かったのが、ちょっと楽しい。
中村芝喜松、中村芝のぶ、市川段之がちょっとだけ出るのも、
もったいない、もっと見たいという気がするけど、うれしかった。
終演後、また可否道でコーヒー休憩。
能楽堂でもお会いすることの多い常連さんが来ていらして、暫く観てきた歌舞伎の話。
お気に召したようで再演すればいいわねぇとおっしゃっていらした。
店主と食べようと土産に買った太助饅頭を、ちょうどよかったと3人で味見。
着て行った着物と帯の取り合わせをお褒めいただき、ニコリ。
でも、心配しながら平気かもと締めて行った帯の帯枕の裏にあたる部分に、着物の色移り。(涙)
2012.10.8 [月]
9月下旬の着物備忘録
27日:
ひなや伊豆蔵明彦創作紬きものセット。
紬訪問着(単衣)。丁子染、きなり黒縞格子。
袋帯。 草木染、ベージュ濃淡ぼかし。
着物と同じ、丁子染・きなり黒縞格子の帯締め。
草木染のベージュの帯揚げ。
薄いパ−プルシルバーの台の草履。 白色の皮シコロ織の鼻緒。(長谷川商店)
バッグは、やまぶどうの籠。 色的に秋を感じるし、しばらく好きなこの籠ばかりになりそう。
29日:
南風原の花織(単衣)。 紺色の単色。
名古屋帯。 オフホワイト。 スワトウ刺繍。 「蜀江双鳥華紋」 (おび弘) (お初)
伊賀組紐の帯締め。 濃淡紫色の菱形に薄緑色入り。 蛸足房。 (松山好成)
灰紫色の濃淡暈しの帯揚げ。 辻が花模様?の織入り。
2012.10.8 [月]
9月末に一足早く芸術の秋に突入
9月の〆は2日続いて趣味に遊び、これから10月中旬まで芸術の秋を満喫する予定。
29日(土): 方丈記八百年記念という特別公演@国立能楽堂
番組は、能・金剛流「養老」、狂言・大蔵流「柑子」、能・観世流「船弁慶 重前後之替」で、
お能が2曲に狂言が1曲。 いつもよりお能が1曲多くて楽しみ。
能「養老」は脇能として曲名は知っているものの、観るのは初めてだったが、楽しく鑑賞。
シテ・金剛永謹、ツレ・金剛龍謹、ワキ・高安勝久、アイ・大蔵教義など。
能「船弁慶」は、歌舞伎とは趣が違うのが、それはそれで楽しい。
それに今回は小書きのため、前シテの舞も、後シテのあれこれも違うとか..
登場時には子方が大きくて13歳とは思えぬ背丈で、あれっと思ったが、声は子方のもの。
シテ・浅井文義、子方・大井風矢、ワキ・森常好、アイ・大蔵千太郎など。
面は、「養老」が、前シテ/老人が小尉、後シテ/山神が邯鄲男、
「船弁慶」が、前シテ/静御前・若女、後シテ/平知盛が痩男。 だったと思うけど..
30日(日): 落語(花形演芸会)
花形演芸会@国立演芸場は、私としては楽しめることもあるがガッカリすることもあって、
当たり外れが大きいけれど、今月の顔ぶれで外れはなさそうと出かけた。 楽しめてニコリ。
三笑亭夢吉「殿様団子」、昔々亭慎太郎「権助魚」、仲トリの三遊亭王楽「佃祭」、
休憩後はゲストの桃月庵白酒で噺は..(忘れてしまった・涙)、
トリの神田阿久鯉の講談「柳沢昇進録−隆光の逆祈り」まで楽しく聞いた。
色物はクラウンと漫才。
台風が来るまでに戻れるかどうか心配で、着物は止めて洋服にしてしまったが、
終演時には雨が降り出していたものの、強くなる前に無事に帰宅。
2012.10.1 [月]
先週
夏の健康講座が終わり秋の講座はまだ始まらない端境期。
旅行でもしようかと観劇の予定を入れず、なのに旅行も先送りしたので、
月曜から金曜まで予定のないノンビリした1週間だったはずが..
連日、出かけることになって、慌ただしい中に過ぎてしまった。
24日(月): さらば2000
午前中はリハビリに通い、午後は片付けをほんの少し。 夕方、PC購入に出かけた。
数年使ってきた子供からもらったPCはウインドウズ2000。(古〜い! 笑)
無料対策ソフトもついに更新できなくなったので、いよいよ購入することになった。
初めてのPC購入。って、考えてみると凄〜い!(爆)
子供に付き合ってもらうことになって、待ち合わせ。 仕事を定時に終わらせて来てくれた。
店では初期設定だけしてもらい、夕食を済ませてから受け取りに行って、息子に運んでもらった。
あとのメール・データ移行や対策ソフトなどは息子頼み。 よろしくね〜
25日(火): 母の処に駆けつける
11時過ぎに母から今日来てくれないかと電話。
何事かと、昼食が終わった頃に行くことにして、慌ただしく出かけた。
記憶がごちゃごちゃになって、何がどうしたのか本人も説明ができず、
何が引っかかっているのか、なぜ呼ばれたのか、分かるまでに時間がかかった。
漸く分かって、こういうことかと話したら、母もあらためて分かって、落ち着いたので、ホッ。
年齢を考えれば仕方ないことで、まだ呆けているというわけではないから大丈夫よ〜
気を落とさないようにと、慰めながら.. 自分にもそう言い聞かせた。
26日(水): 和裁所へ直し依頼に
午後は朗読を聞きに出かけたが、自転車で行ったら汗びっしょり。 まだまだ暑い。
シャワーで汗を流してから、和裁所に着物と雨コートの直しを頼みに行った。
袖に布端の絞りの入っていない部分が少し出てしまっていた総絞りの着物と、
頼んだより2〜3cm長い仕立てになっていた雨コートを直していただくため。
仕立ててもらった店で直してもらえばよかったのだが、受け取ってから暫く着なかったので
気づいたのが遅すぎて、懇意な店ではなかったから迷っていた。
3年くらい前に着物を仕立ててもらったことのある和裁所を思いついて問い合わせてみたら、
他所で仕立てたものでも直してくださるというので、ホッとしながら持って行った。
これで楽しく着られると、うれしい気持ちでお願いして、帰宅。
27日(木): 写真撮り
着物を着て写真を撮りに出かけた。
そろそろ写真を用意しておこうかと思いながら数年経ってしまったので、重い腰を上げた。
でも、PCで見せてくれた写真は.. う〜ん.. おばあちゃんだわね〜(大爆)
年相応の自分ではあるものの.. もう少し若いうちに撮ればよかったと思うほど。
序でにパスポート用の写真も撮ってもらう。 着物のパスポート写真! うふふ..
28日(金): 夏の天つゆ
午前中に今週2度目のリハビリ。 毎週2度のリハビリ効果で大分よくなってきた。(喜)
そして、夏の独特な天つゆでもう一度食べたいと、みかわ是山居に天ぷらを食べに出かけた。
依然として満席でOSまでに席が空きそうもないというのを、無理を言って入れていただいた。
夏の天つゆは少し前に終わったと聞いて、それじゃ無理を言わずに来週にすればよかったと
言ったら、店主が一人分なら出せると奥に指示を出してくれて、今夏の天つゆの〆になった。
松茸の一本揚げも追加して、幸せ気分。 ニコッ。
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