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2012.12.27 [木] 年末なのに

依然として家のことは後回し。 困ったものだと思いながらも..

26日:
前日の帰宅後、少し休もうと横になったのが運のつきで、すっかり寝込んでしまい
目覚めたのは早朝というにもまだ早い夜明け前。
暫くしてから朝風呂に入ったら、体が温まってポカポカ、いい気分。
ちょっと眠気を誘われたが、そこは踏ん張って(笑)、片づけなど少し。
が、近くに来ているからとの友人からの電話で、一緒にお昼を食べることになって、
やりかけた片づけは放り出して(苦笑)、急いで着替えて外出。 食べながらひとしきりおしゃべり。
その後も、年内最後のリハビリとヘアカットに行ったりして、結局、片づけはできず。(涙)
夜というには早い時刻に眠気に勝てずに横になったら、そのまま朝までグッスリ。

27日:
夜中に目覚めたものの、そのまま朝まで2度寝、3度寝。
また朝風呂に入って、ちょっとだけバタバタしてから、気になっていた展覧会を観に上野へ。
まずは会期末の「メトロポリタン美術館展」@東京都美術館。
そして「手の痕跡 ロダンとブールデルの彫刻と素描」展@国立西洋美術館。
出かける前は、帰宅後はすぐに片づけをする予定だったのに..またダメで早寝。

さあ、これからは秒読み気分。 せめて誤魔化せるくらい(誰に?)まではしなくちゃ..

2012.12.26 [水] 今年も着物でお出かけ多数

年内はもう着物を着る予定はないので、忘れないうちに今年の着物着用まとめ。
今年も着物で出かけることが多く、今までで一番多い124回。
1月:14回、 2月:12回、 3月:11回、 4月:12回、 5月:7回、 6月;11回、
7月:8回、 8月:9回、 9月:9回、 10月:13回、 11月;13回、 12月:5回。
12月の少なさが目に付くけれど、それでも月平均10回は着たことになる。 よしよし。(笑)

このところ、まとめていなかったけれど、まとめてみると、いろいろ分かって、いいと思った。
夏は外出を少し減らしたのだっけ、回数が少ない5月・12月は体調がよくなかったのよねと、
いろいろ思い出しながら、あらためて健康チェックにもなった。
と言っても着用の多さは遊びまわっていることの証明でもあるから少し複雑な気も。(苦笑)

2012.12.25 [火] 長年の懸案事項をひとつ片づけ

懸案事項はいろいろあるが家のことは後回しにして(苦笑)、
今日は午後ゆっくりした時間に日本橋に出かけて処理。
そろそろどうにかしなければと思いながら数年経ってしまったので、年内に片づけたいと、
ちょっと大袈裟に言えば、意を決して出かけた。
面倒な手続きになるかもしれないと思っていたほどではなかったものの、結局1時間がかり。
でも、終わってスッキリ、ホッとした。

*****
どうせ出かけるならと、銀座まで足を延ばして、フェイシャル・トリートメントをしてもらう。
人にやってもらうなどとは怠惰の極みと思うものの、気持ちよく途中からウトウト。
横着な私にはとてもできないし、効果もハッキリするから、まあ自分へのプレゼント。

京橋まで歩いてイデミスギノに寄ったら、あらっと思うほど空いていて、
休日だったイブの昨日と平日の今日、昼過ぎと夕方と時間も違うけれど、昨日の混雑がうそみたい。
でも予約の方が来るのを待っているらしいケーキの箱がまだ沢山あった。
今日はケーキは自制して、日持ちのする焼き菓子だけをあれこれ購入。
マダムに今日はお着物じゃないのですねと言われて、
ここには歌舞伎の帰りに寄ったりして着物で来ることが多かったと、今更ながら認識。

また日本橋まで歩いて、デパ地下の春帆楼のイートインで少し早目の夕食。
刺身に雑炊、久しぶりのフグを美味しくいただいた。
ただ、注文してから養殖でなく天然物もあるのに気付いて、
値が張るのが玉に傷だが、天然物がある冬のうちに食べたいなぁと懐に言い聞かせる。(笑)
デザートに、果山のカウンターでジュースとケーキのセット。
イデミスギノで自制したのにダメじゃないと思っても後の祭り。(爆)

2012.12.24 [月] イブ

クリスマスイブと言ってもクリスチャンじゃないし、小さい子供も孫もいないし、で、
ツリーなしどころかオーナメントも出さず(出せず・涙)、まるでクリスマスは別世界みたい。
そうは言ってもケーキは食べたいという食いしん坊。(笑)

ケーキを買いに京橋まで行くことにして、その前にブリヂストン美術館の展示拝見。
何度も観ている絵・彫刻が殆どだが、あれっこんなのあったかしらというのも少しだがあった。
今企画の最終日でも館蔵品だからか、いつもよりは少し多いかな程度の休日とは思えぬ入館者数。

なのに、美術館に行く前に1階のカフェで食べるつもりだったサンドイッチは既に完売。
11時開店で、まだ12時なのに、予約が多かったのでしょうねぇ。
で、昼食は何年ぶりかの京橋のドン・ピエール。
TVで紹介されたとかでハンバーグ・キャンペーン?をしていたので、迷わずハンバーグ。
コーヒーも飲みたくて、お任せデザートつきのセットを追加。
この店を思い出す度に食べたかったハンバーグだけれど、シェフが替っていて味も違う。 う.う.
付近一帯の再開発で2月で閉店だそうだから、ビーフオムライスを食べに行きたいと思うけれど、
ここのイチオシと思っているビーフオムライスも味が違うのかしら?
閉店後は銀座1丁目のペリニョンに合流しての営業になるらしいから、急がなくてもいいか..
昨日は、門仲のサロンドペリニョンで焼き菓子を買ったし、何故か続いたわねぇと後で思った。 

そして、今日の目的のイデミスギノへケーキを買いに行ったら、店内は客でごったがえし状態。
しばらく様子をみたものの、多分2〜30分待ちになりそう。
少しのケーキを買うのにそんなに待つ気にはなれないから、また来ればいいと、あっさり諦め。
日本橋に戻って少しだけ買い物をしてから、ケーキはデメルで購入。
叶匠寿庵のイートインで抹茶パフェも食べたら、会計時にいつもありがとうございますとまた言われ、
そうよねぇ顔を覚えられるくらいの頻度では来ているわねぇ〜と実感。

帰宅後は起きていられず、長〜い昼寝(夕寝?)で、目覚めた時間に自分でもビックリ。
夜遅くやって来た子供と、ロゼシャンパンでケーキを食べ、ちょっと寂しいイブは終わり。(笑)

2012.12.23 [日] 食いしん坊復帰

このところ体調が悪くて、グダグダ寝てばかり。
今年最後の観劇予定の21日夜の能楽鑑賞にも行けず絶不調の数年前みたいと凹んでいたが、
今日は少し体調が良いので、美味しいものを食べて元気を出そうとランチに出かけた。

みかわ是山居に、先客が帰られた後に入れていただいて、いつものてんぷら。
昼時だと、量的に店主に勧められて以来すっかりお決まりになったランチコース。
車海老2尾(頭も)、鱚、墨烏賊、そして銀杏と椀物で箸休め、ハゼに穴子。
野菜はアスパラとさつまいもを選択し、小柱のかき揚げはいつも通り天丼。
季節種の白子も食べたいとは思ったものの、量的にもう十分で、今回は追加せず見送り。
う〜 食べられなくなったわぁ〜

*****
今月初めてという本当に超久しぶりのおいしいものを堪能してから、
お不動さん前の通りのサロンドペリニョンで母に焼き菓子を買って、母の処へ。
無論、自分用にも購入。(笑)

母は2日連続の遠出で2日目は流石に少し疲れたようだが、何の何の、元気でホッ。
元気だと聞いて安心していても、会って様子を見ての安心感は、また別。
でも、記憶のごちゃまぜ状態は加速傾向。(涙)
歳を考えれば当たり前と思いながら、不安もあり。

2012.12.17 [月] お別れ

先週亡くなった叔父の葬儀。 16日に通夜、17日に告別式。
享年88歳。 正月にくる89歳の誕生日を迎えることなく逝ってしまった。
天寿を全うしたと言えるけれど、やはり寂しい。

母も両日会葬したが、10月に入院中の叔父を見舞ったので、それなりに覚悟はできていた様子。
しかし、外出することのない母が2日連続の遠出で、しかも実弟の葬儀だから、
今週は特に気を付けて見守らなければと思っている。

2012.12.15 [土] 年末恒例のバレエ「シンデレラ」

午後は12月のバレエの定番「シンデレラ」で、華やかなメルヘンを楽しんできた。
毎年この時期は、お母さんに連れられた小さいお子さんも大勢観にいらして、和やかな雰囲気。
飾られたツリーを前に写真を撮る子供たちの愛らしさも、思わず微笑みを誘われる。
新国立劇場では「くるみ割り人形」と「シンデレラ」が交互に上演されていて(多分)、
このバレエを観ると、もうクリスマスだわ、年末だわと実感する。

*****
訪問着。 総絞り。 灰色と白。
袋帯。 京友禅染。 銀鼠色。 緑色の杉林。 「銀花仙」  (つかさ工房)
五嶋紐。 薄桃色。 臙脂・金色入り。
深い鶯色の暈しの帯揚げ。 淡雪のような白も。 「幻雪」
雨コート。 紫色。 糸巻の地紋・細乱れ縞入り。 (和田織物)  臙脂色ショール。

雨にもめげず(って殆ど外を歩かないで済むし)着物で出かけた。
先日、和裁所で身丈を直していただいた雨コートを、
直してもらってよかった、気持ちよく着られる、と思いながらの着用。
組合せは、何となくクリスマスの色合いのつもり。(笑)
写真を撮ってもらっているお子さんが愛らしくて、ニコニコ見ていたら、
お隣にいらした方に着物姿をお褒めにあずかり、驚きながらも単純にニコリ。(爆)

2012.12.14 [金] フリー・ジャズ ライブ

夜は、ライブを聴きに、今月2度目の天真庵。
フレッド・ヴァン・ホーフ(ピアノ)と山根孝司(クラリネット)のジャズセッション。

フレッド・ヴァン・ホーフが如何なる人か知らないまま、山根さんのジャズ!? と
楽しみに聴きに行くことにしたのだが、分からないけど、印象的。 いやー 凄い。 
こんなに身近に贅沢なまでの少人数で聴けたことを僥倖に思う。
それも、飲みながら食べながらなのだから、堪えられない。
尤も、演奏中は誰も飲食なしで、音楽に集中していたけれど..

後で確認したら、75歳のベルギーのアントワープ生まれのピアニストで、
フリー・ジャズの巨人だとか。 
ジャズは去年の5月に友人に誘われてキース・ジャレットのコンサートに行って以来。
なのに、いいジャズばかり聴けて、うれしいことだとニコリ。

2012.12.12 [水] また能楽堂に

12・12・12と続く日だとラジオで言っていたけれど、何ら変わり映えのない日常。(笑)

午後の定例公演を観に、今日も能楽堂通い。
今日は、狂言・和泉流「鐘の音」と能・観世流「恋重荷」で、両方とも何度か観ている曲。
狂言は、太郎冠者が声で表現する寺々の鐘の音が、いつもながら楽しい。
お能は、能楽堂の暖かさに眠気を誘われてしまって..時折うつらうつら..(汗)
シテの面が独特。 前シテ/山科荘司が阿古父尉、後シテ/山科荘司の怨霊が甘柘榴悪尉。
ツレ/女御は小面。 被り物(天冠?)が華やか。

隣席の年輩の男性が、いちいち舞台に反応して感想・納得の小さな声・息を出すのが耳障り。
茶の間でTVを見ているのじゃないのだから.. 居眠りをしてくれるとホッとしたりして。(笑)

*****
終演が早かったので日本橋に寄って、おやつも兼ねて遅い(早い?)食事。
呉服売り場で日本刺繍の竹内功氏が実演していらして、松竹梅と橘の意匠の帯が素敵。
欲しいわぁと思ったけれど(苦笑)、無い袖は振れないから.. 暫くお話を聞かせていただいた。

*****
紬訪問着。 郡上紬? 藍染。 裾・袖に横段入り。 (甲木恵都子)
袋帯。 献上更紗。 生なり薄クリーム地錦。 赤・青・緑色などの柄。 (岡文)
伊賀組紐。 臙脂に白入り。 撚り房。 (松山好成)
濃淡青色の染分けの帯揚げ。
パールパープルの台の草履。 生成りほか薄色の五嶋紐の鼻緒。
友禅大型バッグ。 灰紫色。 葡萄唐草模様。 (岡重 OKAJIMA)
道中着。 生紬。 無地。 象牙色。 (しょうざん)
カシミール刺繍ショール。 多色で大きめの総柄刺繍。

2012.12.11 [火] 花束

歌舞伎を楽しんで帰宅したら、もう居なかったけれど息子が寄ったらしい。
何かしらと電話してみたら、花束を届けてくれた様子。
1週間どころか8日遅れの誕生日プレゼント。(笑)

誕生日前日の日曜日に来たし、2日後にもちょこっと顔を出し、一昨日の日曜日にも来たのに、
おめでとうの一言もなくて、少し寂しく思っていた。
一昨日来た時に話していたら、少し前には覚えていたのにすっかり忘れてしまったと言っていたが、
何はともあれ、うれしいことと、ニコニコ。

ふちがピンクの薄緑がかった白いバラに、白とピンクの同じような色合いのトルコ桔梗、
ピンクのスイートピー..  全体が白とピンクに葉と茎の緑。 明るく優しげな花束。
早速花瓶に挿して眺めて喜ぶ、たわいない親バカぶり。 ありがとう。

2012.12.11 [火] 歌舞伎・夜の部

演舞場に歌舞伎の夜の部、「籠釣瓶花街酔醒」と「奴道成寺」を観に行った。
今日も体調悪く途中でダウンしてしまい、気づいたのはもう間に合いそうもない時刻。
でも、昼の部を観損なったのに、夜の部まで観損なうわけにはいかない、それに、
「籠釣瓶花街酔醒」で、主役の2人、佐野次郎左衛門を菊五郎が、傾城八ッ橋を菊之助が、
それぞれ初役で勤めるのだから、どうしても観ておきたいと、慌てて飛び出したけれど、
駅を出たら開演時刻で、速足でも数分の遅刻。(涙) 私ときたら、本当にまあ..

でも、幕開き早々の花魁道中には間に合ったから、まあまあ.. 
松也の七越、梅枝の九重、そして菊之助の八ッ橋。 若く綺麗な役者の花魁道中は眼福。
三津五郎が繁山栄之丞、松緑が治六、萬次郎がおきつ、團蔵が釣鐘権八、
彦三郎が立花屋長兵衛で、秀調、亀蔵、右近などに、芝喜松、芝のぶなども出演。
菊五郎が次郎左衛門を他の役者の舞台とは少し違った心根で演ってみたいと言っていた通り、
随所に見慣れた展開と違うところがあり、こういうのもありね〜と楽しく見物。
でもねぇ、次郎左衛門の顔、あんなにまで作らなくてもいいじゃないと、いつも思う。
誰がやっても、この時とばかりに作るから、いい役者が台無し。

休憩後は、三津五郎の「奴道成寺」。
襲名披露でも観ているけれど、踊りの名手の面目躍如で、三ッ面の鮮やかさは、本当に見事。

行ってよかったぁ。
楽しんだとなると、先週行き損なった昼の部をどうするかが悩ましい。
チケットを取り直して観に行く? それとも諦める?

2012.12.10 [月] 懇親会/忘年会

昼は朗読サークルの年に1度の懇親会。 時期的に忘年会でもあり。
70代が中心(多分)で、80代の方も何人もいらっしゃる高齢者サークル。
30余名、ほぼ全員参加の中、一昨年・昨年と同じ気楽な和食店の同じ広間で、
皆さん練習時とは違う寛いだお顔で、和気藹々と2時間近く話しながら食事して散会。

私は昨日はまたもダウンしてしまいどうにか動けたのは夕方遅かったので心配していたが、
今日は無事に集合場所に行けて送迎バスに乗れた。 って当たり前のことがうれしい。(苦笑)
皆さんのお元気さが素晴らしく、私も元気を頂いてきた感じ。

2012.12.10 [月] 先週末の着物メモ

1日には着物を着たものの以降は外出しても洋服ばかりで、気分的に久しぶりの着物。
2日連続で同じ会場だし、着物と帯は違うものを着た。
涼しい・寒いこの季節になら縮緬の重い着物も暖かくてうれしいし、ともに訪問着に袋帯。

7日の装い:
訪問着。 松煙染め。 銀古都に、段取りで別の模様が入ったもの。 (古都染人)
袋帯。 金銀箔地。 茶鼠色・モスグリーン・金銀で、七宝と流水文。 (織楽浅野)
唐組紐。 白・藤・紺・青に金入り。 「波の緒」 (道明)
緑みの灰色の帯揚げ。 雪輪に模様入り。
薄金色の台の草履。 龍村の白地に金色の唐草柄の鼻緒。
山岡古都の銀無地の残布で作った横長の利休バッグ。 名物裂・連珠鴛鴦紋のサブバッグ。
長い道行コート。 山岡古都の銀無地。 薬墨染。
カシミールル刺繍ストール。 黒地に緑色の刺繍。

8日:
訪問着。 江戸小紋・千柄切嵌め。 下にいくほど大きい柄つけの総絵羽。 甘茶色。 (黒岩秀硯)
袋帯。 金地に緑・朱色の切嵌め模様。 
五嶋紐。 少し青味がかった薄緑色。 金色など入り。
草木染(竹染)の帯揚げ。 薄い竹色。
銀色台に、藤・金・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。
バッグ・コートは前日と同じ。 ストールの代わりに、臙脂色ショール

2012.12.10 [月] 先週末は天狗を観に

7日・8日は、国立能楽堂の特集・天狗—その知られざる世界—という企画公演を観に出かけた。
お能は両日とも初見で、7日の狂言は何度か観ているけれど、8日の狂言も初めて(だと思う)。

7日は夜の、8日は午後の公演で、久しぶりに両日とも着物を着て出かけられて、ニコリ。
7日は、早めに出るつもりで着物を着終わったところに、強い地震があって、
家の揺れが大きかったので少し慌てて、玄関ドアを開けて様子見。
揺れが収まってから、公演は予定通りにあるらしいことを電話で確認。
エレベーターが、電車が、動いていなかったら..と心配したけれど、それほど問題なくホッ。

7日の番組は、狂言・和泉流「井杭 いくい」と能・喜多流「大会 だいえ」。
狂言は、和泉流だから「井杭」で、大蔵流だと「居杭」。
大蔵流の茂山千作さんのシテで初めて観たので、それ以来「居杭」と思い込みっぱなし。(笑)
この日は、シテの井杭を野村万作さんがなさるので期待していたけれど、素敵にかわいい。
ご高齢の方に失礼かと思うものの、千作さんのかわいさは独特だと思っているけれど、
今まで理性的な印象が強くてかわいらしさとは遠い印象をもっていた万作さんの井杭も、
かわいくて、うれしい驚きだった。(笑) それに80代だとは思えぬ軽やかな動きにも感嘆。
少し前には子方のシテで観たけれど、これはやっぱり大人の方がずうっと楽しい。
シテ/井杭・野村万作、アド/何某・月崎晴夫、小アド/算置・石田幸雄。

能「大会」は、危ういところを助けてもらった天狗の恩返しが、帝釈天の怒りに触れてしまう
天狗には少し気の毒な展開ながら、観ている方には見どころの多い、とても楽しいお能。
2人の京童による冒頭の間狂言での状況説明が、萬斎の上手さもあって、楽しく分かり易い。
後シテは、天狗の扮装の上に釈迦の扮装を重ね、舞台上で釈迦から天狗に早替わり。
尤も変身があまりスムースでなく少し時間がかかってしまった印象で、そこは残念だった。
釈迦の面は、先月の声明公演で観た菩薩の面と共通の印象で、あらっ..と思ったら、
お釈迦様のお顔を面に写すなんて不遜だから、うさんくさい嘘くさくい面でいいのだと聞いて納得。
シテ・高林白牛口二、ツレ/帝釈天・大島輝久、ワキ/比叡山の僧正・福王和幸、
アイは、京童を野村萬斎と武山悠樹、木端天狗を深田博治・高野和憲など。
囃子方は、一噌幸弘、鵜澤洋太郎、柿原弘和、徳田宗久。
面は、前シテ/山伏は直面、後シテ/天狗は大べし見の上に釈迦。 ツレ/帝釈天は天神。

*****
8日は、狂言・和泉流「鞍馬参」と復曲能「松山天狗」。
狂言「鞍馬参」は、鞍馬への参詣に連れて行った太郎冠者だけが多聞天から福を授かり、
主の自分が授からないのはおかしいと、主が太郎冠者から福を取り上げようとするので、
太郎冠者は腹いせに、福渡しをしなければならないとなぶるのだが、
繰り返されるこの福渡しの掛け合いが楽しく、めでたい雰囲気。
狂言師は、名古屋在住の佐藤友彦・融の親子コンビ。

「松山天狗」は、初演制作・能劇の座、能本作成・西野春雄、作曲・梅若六郎玄祥の復曲能。
復曲以来、繰り返し上演されていて、今回は演出が練り直されたとか。
動きのある後場に見応えがあって、シテの[楽]もツレの[舞働]も楽しく鑑賞。
シテ/老翁(前)・崇徳上皇の霊(後)は梅若紀彰、ツレ/天狗相模坊は観世喜正、
ツレ/小天狗は小島英明・桑田貴志、ワキ/西行法師・工藤和哉、アイ/番の鳶・井上靖浩。
囃子方は、藤田六郎兵衛、幸正昭、柿原光博、小寺佐七。
面は、前シテ/老翁は朝倉尉、後シテ/崇徳上皇の霊は二十余、ツレ/天狗相模坊は大べし見。

2012.12.9 [日] 先週半ば

4日(火)は文楽の初日を鑑賞。
東京の国立劇場での文楽公演は年に4回だけで、中堅・若手主体の12月公演は期間が短い上に、
平日の昼間は年に1回だけの高校生などを対象にした鑑賞教室があるので、要注意。
席はよくないものの無事にチケットも取れて、午後の鑑賞教室(Bプロ)と夜の公演を鑑賞。
 
依然として体調に問題があって、一昨日・昨日と数分だった遅刻が、この日は15分..(涙)
それぞれの開始時刻が1時間ずつ遅くなっているのに、何ということ..
鑑賞教室の冒頭の「靫猿」は後半しか観られず、狂言との違いを観損なったのが残念。
解説の後は、「恋女房染分手綱」で「道中双六」と「重の井子別れ」の各段。
本公演は、「刈萱桑門筑紫いえづと; かるかやどうしんつくしのいえづと」と「傾城恋飛脚」。
「刈萱桑門筑紫いえづと」は、「守宮酒 いもりざけ」と「高野山」の各段。
「傾城恋飛脚」は「新口村」の段のみ。
「守宮酒」の奥を語る予定の千歳太夫の病気休演が寂しいものの、
文楽好きの私としては、体調の悪さを忘れさせてくれるのが、ありがたかった。

*****
5日と6日はすっかりダウンしてしまい、5日は母の処に行く予定がおじゃん。
6日も歌舞伎を観に行き損ない、健康講座も欠席。
遊びに無理をしてもしょうがないし、身体と相談しながら楽しみましょうっと自分に言い聞かせる。

それにしても5日は早朝に掛かっていたラジオから流れた緊急ニュース速報に驚愕。
まだ57歳だったというのに、勘三郎丈の早すぎる死去を悼むばかり。

2012.12.3 [月] ぞろめの66

昨晩も頭痛に悩まされて、気分も体調もペケ。
でも、午後のサークルの練習には数分遅れたものの、どうにか出席。
とは言え、自転車は無理で、地下鉄利用。 駅からの10分程の歩きがきつかった。
帰りには少し元気になって、門仲のサロン・ド・ペリニョンで、ケーキとコーヒーで一休み。

帰宅後は、チラシの入っていた近所の中国式整体に行ってみることにして、
頭と足裏もついた全身マッサージの100分コース。
行った時のガチガチの身体が、私にしては大分軽くなって、気分よく戻ったら、
留守電に姉のお祝いが入っていたので、掛け直して暫く話した。
息子はすっかり忘れているようなのに、姉は優しくて、ありがたい。

夕食は近くの中華店で。 味はそこそこで悪くないし、何より下町価格がうれしい店。
結構重宝して以前はよく行っていたのに、このところご無沙汰で久しぶり。
ここの売りの水餃子に、小さいサイズで2品と、紹興酒を1合だけ。
体調の悪い割には、いい日だったとニコリ。

2012.12.2 [日] 歌舞伎と音楽と

昼は歌舞伎@国立劇場、夜はピアソラの音楽@天真庵。
その間に、夕方は表参道のキイさんの展示会に伺う予定だったが、残念ながら体調的に諦め。
このところまた眠れない上に、昨晩も頭痛が酷くて3〜4時間うとうとしただけだから、
当然のように体調が悪くて、出かけるのをよそうかと躊躇したけれど、
夜は当日のキャンセルでは申し訳ないし、昼も別の日に出直すのはキツイと、
用意していた着物は諦めたものの、もう間に合わないかという時間に飛び出して、
数分の遅刻で到着。 お近くの席の方、失礼しました。

国立劇場の歌舞伎は、「鬼一法眼三略巻」で、今日が初日。
単独で上演の多い「菊畑」と「檜垣・奥殿(一條大蔵譚)」と呼ばれる場面の前に、
「六波羅清盛館」があるので、話の繋がりが分かり易いのが此処の歌舞伎らしい。
吉右衛門が、「菊畑」で初役の鬼一法眼と、当たり役の一條大蔵卿の2役、
梅玉は、「菊畑」で当たり役の虎蔵と、「檜垣・奥殿」で鬼次郎の2役だが、
あとの魁春、東蔵、歌六、芝雀、又五郎、錦之助、高麗蔵などは1役ずつで、
国立劇場の公演にしては出演の役者の多さに、ちょっとびっくり。(笑)
体調に問題はあったものの、芝居は楽しく見物。

終演後は、暫く休憩してから、地下鉄一本の押上の天真庵まで行って、
ピアニストの赤松林太郎さんのライブを、酒・肴・蕎麦・珈琲付きで味わった。
ピアソラ没後20年×天真庵 〜東京スカイツリー開業を祝して〜ピアソラのための音楽祭�A。
共演は、平山伸一郎さん(ヴァイオリン)と中島杏子さn(チェロ)。
3人での演奏のため平山さんが編曲したという「ブエノスアイレスの四季」が特に印象的だった。

2012.12.1 [土] 今月も能楽堂通い

もう今年も最後の月になって、背中に火が付いた感じながらも、
午後は雨を心配しながら、お能の普及公演@国立能楽堂に出かけた。
帰りまではもつかと思っていたのに、最寄駅ではしっかり雨になっていていて、あらら..

解説・能楽あんないは、『平家物語』から能へ。
狂言・大蔵流「狐塚」と、能・宝生流「清経」。

狂言「狐塚」の鳴子で鳥を追い払う鳥追いは、狂言でよく観るけれど、いつも楽しい。
主と太郎冠者・次郎冠者が、茂山千五郎に正邦・茂の、茂山家当主の親子兄弟。
兄弟や従兄弟同士、伯父・叔父に甥の組み合わせが多くて、
親子兄弟だけで観るのは、もしかしたら初めて?と思いつつ、笑いながら鑑賞。

能「清経」は、アイの出ない一場だけ?のお能で短いものの、いつも独特の感じがする。

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訪問着。 風通お召し。 浅紫に鼠がかった葡萄色地の吊り暈し。 氷割文様地。 
袋帯。 壱千八百織。 墨色地。 銀霞。 「加賀浪漫 南天に鳥」 (橋本清)
五嶋紐。 紫色、片側に薄紫・金色入り。
灰藤色の帯揚げ。
灰みパール型押し台の草履。 パールグレーの鼻緒。 (胡蝶)
もうこの季節は終わりかな〜と思いながら、焦げ茶色の革に漆に金で模様を描いた金泥バッグ。
深灰緑色の柔らかい革とのとスエードの抹茶色の巾着。
リバーシブルのロング道中着。 紋入りの青・緑色地の方で。
葡萄色のティアラ模様のベルベットのショール。

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