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2013.8.28 [水] 受け取り

薄灰茶色地に秋草文の着尺で初秋用の道中着を仕立ててもらっていたのが、宅配便で届いた。
期待通りの雰囲気に、思わずニコリ。
それで、今日は出来上がったとご連絡いただいた品を受け取りに回ることにした。

まずは浅草。 長谷川商店さんで、出来上がった鼻緒に、台を選んで、挿げていただいた。
柄の出方のせいか鼻緒の印象にあれれっと思ったが、使い易そうな草履になった。
これで、バッグとでもコートとでも対になって、楽しく履けそうとニンマリ。
ただ以前とは違って、待っているうちに挿げてもらえるわけではなく、
後日受け取りに行くか、当日なら1時間ほどみて欲しいとのこと。
鼻緒を頼みに行った時に台を選んで、挿げてからご連絡を頂くようにすればよかった。
次に頼むことがあったら、忘れずに台も選んでお願いすることと頭にメモ。
レトロな洋菓子喫茶のアンヂェラスに行って、ケーキとコーヒーで涼みがてら時間つぶし。

受け取った後は、暑い最中に押上まで歩いて、スパイス・カフェでカレーランチ。
浅草通りをまっすぐ歩けばよかったのだけれど、陽射しの強さに日陰を求めて横道に入ったら、
スカイツリーあたりから道が斜めに走っていたらしく遠回りになってしまって、
遮熱効果が謳われている日傘を差していても、着いた時には汗だく。
ラッサムカレーをタップリ食べたいと思っていたので、カレーもライスも大盛りにしてもらい、
更に汗をかいて、でも夏らしくていいと思いながら、キャラメルムースのミニデザートもぺロリ。
飲み物は、珍しくアイスコーヒーにしたが、これも美味しくてニコニコ。
でも次回は、大盛りはカレーだけにして、ライスの大盛りは止めようと思った。(笑)

次は銀座に出て、仕立てあがった帯を受け取った。
今月上旬の1周年記念セールの選り取り3点セットのうちの1点。
着尺2枚の仕立ては、来年にでも頼めればいいけれど、どうなるか..

お盆過ぎには仕立て上がりそうだと言われた初夏〜9月頃用の道中着も受け取れるといいなと、
ご連絡はないものの、もう1店に寄ってみたけれど、あと10日ほどかかるとのこと。
う〜ん.. この店は少しいい加減な気がするのよね〜

*****
それにしても、もう着物関係の新規購入は、なしにしたい。
持っているもので十分で、収納できないのに、これ以上増やしたくないし、
無い袖を無理やり振って四苦八苦するのもお終いにしたい。
これからの生活を見据えて、しっかり頭に叩き込まなくちゃ..

2013.8.27 [火] ガス点検

保守契約を継続しているガスの年1度の点検作業があって、異常なし・問題なしでホッとしたが、
風呂もエアコンも入居時からのものをそのまま使っているので、
壊れたら修理できず取り替えるしかないとのこと。
エアコンは去年だったかにも言われたけれど、殆ど使っていないので、実感ないまま。
でも問題は、10年を過ぎたあたりで取り替えた温水システム(TES)そのもので、
現在は異常ないものの、突然壊れることもあるとか..
しかも、今年は保守契約を継続できるが、それ以降は継続できず契約は終了になるとのこと。

ぼおっとしていたけれど、前回よりはるかに長く使っているんだと再認識。
やっぱり、あれこれリフォームしなくちゃダメかしら?
つい先送りにしているうちに、どんどん億劫になってしまって.. どうしようか..

2013.8.25 [日] 国立名人会

午後は、国立名人会の落語を聴きに、昨日に続いての国立演芸場通い。
先月は1度も行かず来月も行けそうもないのに、今月はこれで3回目。 偏ってるわね〜
仲トリが桂春團治で上方落語の「高尾」を聴けると楽しみにしていたら、残念、病気休演。

前座のあと、桂春蝶の上方落語「地獄めぐり」、柳家喜多八「あくび指南」、春團治の代演の
桂福團治の上方落語「藪入り」、仲入り後は悠玄亭玉八の粋曲、トリの三遊亭金馬「佃祭」。

勝手に思っていた上方落語と少し違い、これも上方落語?と思ったり、
やる気のないのがウリ?らしい喜多八のマクラに、また〜?と思ったり、
いつもは花柳界のお座敷に出ていると言う玉八の粋曲に、なるほどと思ったり、
お人柄の出る金馬の話しっぷりに、ついニコニコしたり、
春團治の休演は残念だったけれど、おもしろく聞けた。

*****
出かける準備をする頃もまだ雨で、午後も雨との予報に、着物は止めて洋服で出かけるつもりが、
急に、麻か綿の着物なら、和傘に雨下駄で、雨コートなしに歩けると思いついて、
これはいい機会だと、あたふたと着物を着た。
麻の方が濡れても纏わりつかないだろうと、今月半ばに着た麻の着物。
久しぶりの2枚歯の雨下駄で歩き難いけれど、雨の中を頑張ってスイスイ歩くつもり。(笑)
なのに、何と、出かける時には殆ど止んでいて、帰りも雨無し。 どうなっているんでしょ?
空振り!に終わってしまった。(爆)  雨が降らずに残念な気分なんて、初めてかも..
着物を着たのと、3年ぶり?かで博多の紗献上の帯を締めたのだけは、よかったかなぁ..

小千谷ちぢみ。 本麻。 鉄紺色。 無地。
八寸帯。 博多紗献上。 白地。 青・水色・薄緑色の柄。
編み込みの帯締め。 渋赤・白色。
絽縮緬の帯揚げ。 薄藤色・薄桃色。 杜若の柄入り。
アタ織り網代トートバッグ。 内側は多色の銘仙。

2013.8.25 [日] 涼しい朝

久しぶりに東京の涼しい朝。
雨がまだ残っていることもあり、窓を開ければ扇風機なしでも十分に涼しくて、うれしくなる。

ただ、他人様の献立に文句を言う筋合いはないけれど、朝から魚を焼く臭いが入ってくるのが..
美味しい焼き魚も好きだけれど、焼く臭いだけは、特に朝っぱなからは、少しツライ。(苦笑)

2013.8.24 [土] 大衆芸能脚本・受賞作

国立演芸場の特別企画公演で、「大衆芸能脚本募集 受賞作品の会」というのがあったので、
どんな作品なのか興味を持って、聞きに行ってみることにした。
直ぐに売り切れる名人会などとは違い、少し空席が少なめの定席程度の入りで、アラッと思ったが、
浪曲、講談、落語、それぞれの部門の優秀作というだけあって、それなりに楽しかったし、
仲入り後は色物も含め、いつもの寄席の感じ。
当たり前だろうが、同じ浪曲師、講談師、落語家でも、持ちネタの方がやはり自在な感じ。
落語は兎も角、浪曲と講談は滅多に聴きに行かないから、偶に聞くと楽しいと言うか、面白い。(笑)
浪曲ファンか、この浪曲師のファンなのか、聞かせどころ(らしい)にくる度に、
拍手が起こるのも楽しかった。 前方の席からの拍手が多かったから、ファンなのでしょうねぇ。

*****
押せ押せで、終演が30分近く遅くなって、夜の健康講座に間に合うかと少し心配しながら、
可否道に行って、いつも私の行く時間には居ない店員氏と話しながらコーヒーを一杯だけ飲んで、
慌ただしく辞去。
帰宅後は大急ぎで着替えて、健康センターに飛んで行って1時間動いてきたら、どうも軽い筋肉痛。
先週は夏休みで1週抜けたし、
健康づくりのためだから、自分のペースでと言われても、多少むきになって動くせいもあるかも..
う〜ん.. 困ったものだわねぇ〜  まあ、だから通っているとも言えるし、仕方ないのかも..

*****
小千谷ちぢみ。 麻。 白地、黒色で縞。
八寸帯。 手織り紗。 緯縞。 黒色。 (渡文)
編み込み?の帯締め。 白色に黒入り。 (渡敬) (お初)
絽縮緬。 薄灰茶色。 空色の暈し、いろいろの色の大きめの水玉入り。
たたみ表の台の下駄。 黒に近い濃紺色の紬の鼻緒。

2013.8.23 [金] 蒸し暑〜い

今日は朝から湿度が高いようで、むわっとした空気に、ウンザリ。
9時半過ぎに買い物などに出かけた時は、暑い上にじめっとして、東京の夏を体感。

午後は雷が鳴るのに降らないなぁと思っていたら、そのうちにザーッと降りだした。
そのお陰か、夕方近くに歯科医に行った時は、少しだけ涼しかった。
自然の打ち水効果?

2013.8.23 [金] 国立能楽堂夏スペシャル その2

昨日22日(金)は、国立能楽堂夏スペシャル その2の「働く貴方に贈る」企画公演を観に行った。
企画公演だからチケ代が少しだけ高めなのに、今まであまり印象がよくなかった対談の他は
お能1曲だけなので、迷いながらも「邯鄲 盤渉」を観たいとチケットを取ってあった。
夜の公演で、しかも勤め人向きに普段の定例公演より開演時間が30分遅く、時間に余裕がある。
で、昼過ぎに母の処に行って2時間近く居てから、帰って着物に着替えて出かけた。
着物を着ながらラジオを掛けたら、雷雨の心配があるらしいので、雨コートも持参。
なのに、草履のことは失念したので、降られなく済んで、ホッとした。

過去にも感じた通り対談でなく林望氏1人での解説・あんないの方が充実しそうに思えるのが..
ここで気持ちが下がって眠気も出てきて、休憩後のお能は、うつらうつら..(涙)
特に観たいと思っていた所を観損なったりして.. う〜ん..ダメじゃないと自分にガッカリ。

*****
夏大島紬。 濃淡の黒地。 華柄。 (白川貞夫)
八寸帯。 手織櫛織。 白・白茶地。 (都)
五嶋紐。 生成り地に薄緑色の組紐?。
絽の帯揚げ。 極薄緑色の暈し。 薄紅・薄桃色の暈し入り。 (渡敬)
麻の台の草履。 鼻緒・巻は、薄茶色に臙脂色入りの革。 (沙織)

2013.8.23 [金] 信州夏合宿

20日(火)・21日(水)と、信州夏合宿に今年も参加。
信州のご実家を建て直した友人宅で暫しの避暑気分。
主はお盆の前から帰省していて、東京に帰って来る前に私たちを呼んでくれる。
他の2人は19日に行ったが、私はサークル活動日のため1日遅れの参加で1泊2日。

20日は、最寄りの佐久平駅で3人と合流して、小諸に行って小諸城址の懐古園で観光客気分。
小諸城大手門、小山敬三記念館・移築されたアトリエ、藤村記念館などを回る。
時間もかかり歩いた距離も長かったので、私たちより1回り年長の参加者に合わせ、
駅近くの停車場ガーデンでソフトクリームを食べながら休憩。
バニラ、抹茶、マンゴーなど、4種類もあったので、結局4人皆がソフトをペロリ。(笑)

年長者が皆の知り合い家族に声をかけたと言うので、それまでに夕食を作らなければと大忙し。
管理栄養士の指示の下、野菜を切ったり何だらかんだら賑やかに、合宿そのもの。(笑)
和気藹々と美味しく楽しい時間を過ごして、就寝。
前夜は寝ていなかったので私も早々に寝入って、いい眠りだったようで、翌朝も良い目覚め。

21日は、昼前に、重文の阿弥陀如来像があるという福王密寺に出かけた。
阿弥陀如来座像ほか寺宝をいろいろ見せていただいたが、
観光地と違い常時拝観状態にはないそうで、私たち4人の貸切り状態。
勿体ない気がするものの、地方では仕方ないらしい。
友人宅近くのJA直売所で、年長者が自宅に宅配する野菜などを購入して宅配便の手続き。
待っている間に見て回ると、おいしそうな新鮮野菜があまりに安いので、誘惑に抗いがたく、
十分に余裕のあるキャリーバッグに入れればいいと、つい私もあれこれ購入。(笑)
果物は、入りきらなかったし、つぶれるのが心配なので、折り畳みバッグも使用。(爆)
遅い昼食をまた皆で作って食べて、ノンビリして..

私たちが帰った後の片づけなど、あと2日ほど居てから帰る主をおいて、
私たちの信州夏合宿は今年も楽しく終った。

2013.8.23 [金] 遡り その1

17日(土): 眼医者通い 
 数日前からの右目の違和感が治らないので、昼前に眼科に行った。
 2ヵ月前に左目の違和感でもらった目薬では効き目がなかったが、症状が違うらしく、
 別の目薬を処方してくれた。 私もいい加減だわねぇ〜(笑)
 お願いしなくても、いつもの白内障用の目薬も出してくださるのが、ありがたい。
 白内障は自覚症状が無い上、コンタクトレンズを入れてない時に注すようにとのことで、
 注せない時間帯が長い時もあったりして、通常1ヵ月でなくなる分量の目薬が2ヵ月はもつ。
 症状の悪化はないらしいから特に指導もないし、気休め?に近い気もするけれど、
 症状が進まないだけでもいいかと、注したり忘れたり。(爆)

18日(日): 寝て曜日
 文字通り寝て曜日になってしまった。
 また3時間くらいしか眠れない日が続いていたので、ドカッと眠れただけよかったとも言えるが..
 前の晩の8時頃に突然バタングー、ほぼ半日眠って、朝起きて、あれこれしていたが、
 母の処に行くには中途半端な時間なので、北側の寝室のベッドの上で少し休むはずが、
 目覚めたらもう夕方で、母の処は諦めて、そのまままた睡眠を貪って起きたのは夜中。
 何時間寝たやら、寝溜めがまだできる元気が残っていると変なところで安心したり..(大爆)

19日(月): サークル活動日
 昼前に自転車で出かけ、子供からのお下がり!のジーパンの裾上げを頼みに寄ってから、
 こうかいぼうでラーメン。 混んでいて諦めてしまう日が暫く続いたから久しぶり。
 汗だくなので、年に1度くらいしか食べない つけ麺にして味付け卵をトッピング。
 年イチくらいはいいかしらと思うけれど、私はやっぱり温かいラーメンの方が好きなことを再認識。

 サークルでは、自分の練習前に、またお世話係も務めた。
 前回は指導者のご都合で日にちが変更になって、既に予定を入れてあった私は欠席。
 それで他の方が代わりにお世話担当になったものの、不安そうだったとのこと。
 私の名前も覚えられない(忘れた?)のに、一応の信頼感はあるらしい。

 帰りに、出来上がったジーパンを受け取って、アイスクリームで涼を取った。
 何十周年記念かでダブルの値段のままトリプルで、食べ終わった頃には暑さも吹き飛んだ。
 でも、家に着いた時にはまた汗びっしょり。 直ぐにシャワーで、人心地をついた。

 寝だめの後遺症?で、また眠れなかったから夜には眠くなったものの、
 翌日からの信州夏合宿の荷物を作らなくちゃと思いながら眠くて動けないまま時間が過ぎて、
 また寝損なってしまい、そのまま20日に信州行き。

2013.8.16 [金] 青年歌舞伎公演

普段は縁の下で頑張っている若手の歌舞伎俳優たちの発表会を観て来た。
毎年8月恒例で、今年は6回の公演。 今日が初日。
国立劇場の歌舞伎俳優研修修了生の稚魚の会と、名題下を中心とした歌舞伎会の合同公演で、
今年は先輩たちの出演が無く、研修終了直後の若手ばかりなのは何故なのかしら?
そのためか、A班、B班に分かれず、6回とも同じ出演者。

演目は、「雛鶴三番叟」、「修善寺物語」、「団子売」、「俄獅子」に、「双蝶々曲輪日記」と盛り沢山。
普段演らせてもらえない、演ることのないお役だから、遣り甲斐はあっても大変だろうと思う。
でも、こういう経験が、舞台で脇を勤める時に生きてくるはず。
忠実に習ったことをしっかり演じている感じで、遊び・余裕がない楷書の演技。
それが演技の基本だし、それでいいのだけれど、観ていて段々疲れてくるのが..

*****
終演後は、また可否道でコーヒー休憩を取ってから帰宅。

*****
宮古上布。 藍染。 七宝柄。
八寸帯。 手織櫛織。 白に近い生成り。 (都)
五嶋紐。 緑がかった藍色 淡い緋色等入り。
竹染めの帯揚げ。 総絞り。 (秦泉寺由子)
籐網代台の草履。 印傳セーム皮漆塗の鼻緒。

今日も帯は、藍染の着物用の帯。

2013.8.15 [木] 落語は話芸

終戦記念日。 正午近くにラジオをかけて、戦没者追悼式に合わせ一緒に暫し黙祷。
それにしても、敗戦と言うことはまず無く、終戦と言うのは何故なのか..
それで現実を直視しない? 目を背けている? いつ頃からか刺さった棘のように気になっている。

*****
その後、直ぐに外出して、久しぶりに国立演芸場の中席に落語を聞きに行った。

気温が高く陽射しも強いのに、夕方から雷雨があるかもしれないとの予報。
で、一昨日買ったばかりの晴雨兼用の折り畳み傘に早速の出番。
最近人気という、遮熱効果+1級遮光の生地使用の傘だが、
遮熱効果は、日陰を歩いたためか時間が短かったためか、実感するほどでなく、まだ分からない。

*****
今日のお目当ては、トリの歌丸が語る円朝作の真景累ヶ淵。
以前にも何年かかけて語ったことがあるそうで、今回は再度の語りなので、語り直して・・とか。
毎年この時期に語り続けて、今年の中席10日間の前半と後半で別の噺を語って、一段落の予定。
今日は第6話「湯灌場から聖天山まで」で、明日からの最終話「お熊の懺悔」で語り納め。
空席の目立ついつもの定席とは一変、今年も連日の大入り、満員御礼の出る人気。
私と同じで、8月の楽しみとして毎年聞きに来ている人が多い様子。

こういう噺を聞くと、落語は話芸そのものだと強く思う。
後半の最終話も聞きたいけれど、体力的に立ち見は避けたいし、難しそう。

*****
終演後は、可否道で店主と話しながらゆっくりコーヒー休憩。
飲んでいるうちに、演芸場から芸人さんがいらしたりして、寄席やお笑いの話など。

*****
小千谷ちぢみ。 麻。 鉄紺色。 無地。
八寸帯。 麻(七野上布)。 灰色地に、墨・青・朱色の縞柄。 (七野・宮岸貞雄)
五嶋紐。 渋い青緑色(錆納戸色?)。
絽の帯揚げ。 渋めの青色。
下駄。 黒塗り台。 小千谷縮の鼻緒。

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13/8/18 むかし桜
戦勝記念日ならあっても敗戦記念というのは考え難いから、終戦記念日なのかしら?とは思っているのですが..
終戦記念日って、終わってよかった!という感じが私にはしてしまいます。
大方の国民、庶民としては、正に、終わってよかった!だろうと思いますが、
結果、敗戦、そして戦争そのものが、他人事のようになったのかも..などとも思っています。
のりん
すみません(汗)上の書き込み、間違えました。
敗戦ではなく、終戦だと現実直視してないような感じ、でした。
戦争と関わらないでいられるのはありがたいですが、
無関心でもいいのかな、と思います。
13/8/19 むかし桜
入力ミスだろうと思って読みました。 ご心配なく。
のりんさんのお父様のような方もいらっしゃるようですが、
少ない上に減ってきて..いろいろと心配にもなりますね。

2013.8.14 [水] 納涼歌舞伎・第三部

昨日に続いて、歌舞伎座の納涼歌舞伎を見物。 今日は第三部。
第一部、第二部と同じく、芝居と舞踊の組み合わせで、
第三部は、「江戸みやげ 孤狸狐狸ばなし」と、「棒しばり」。

「孤狸狐狸ばなし」は、元は北条秀司作・演出の喜劇で、それを歌舞伎化したもの。
扇雀の伊之助、七之助のおきわで、ともに初役。  それに、橋之助の重善、勘九郎の又市。
あと、山左衛門の甚平、巳之助の福造、亀蔵の牛娘おそめなど。
他愛ない喜劇で、笑っているうちに話がどんどん進むが、正に狐と狸の化かし合い。
少しやり過ぎ感のある芝居もあるが、客席は大喜びだから、あれはあれでいいのかもしれない。

今月の〆の「棒しばり」は、三津五郎、勘九郎に、彌十郎。
三津五郎が秀逸で、棒に手を縛られていても何のその、自由自在に踊り抜く。
踊りは分からないと自覚している私が観ても、本当にいい踊りで、
見事な躍動感、ピタリと決まる線のキレイなこと、観ていて惚れ惚れする。
お相手の勘九郎は、なまじ勘三郎に似ているから、勘三郎・三津五郎コンビを思い出してしまう。
若手の中では踊りが上手く、期待の筆頭格だが、まだまだ差が大きい。
でもこれからに期待できるのが、うれしい。 上手になってね。

*****
絽小紋。 紺色と白。 滝縞。
八寸帯。 手織櫛織。 白一色。 有栖川文。 (都) (お初)
五嶋紐。 青みの紫色、片端は白色に紫の縞。
竪絽の帯揚げ。 染め分け(群青色と空色)の空色・露芝文入りを出す。 (お初)
天が馬来草(網代織)の草履。 鼻緒・巻は白革。

2013.8.13 [火] 納涼歌舞伎・第一部

猛暑の続く中、朝から着物を(浴衣を着物風に)着て歌舞伎を観にいそいそと外出。
私の着物姿には慣れている管理人さんに暑いよ〜と心配?されても、
着物じゃなくてTシャツ1枚でも暑いのだから同じようなものと笑って挨拶。
汗かきだし、ホントに何を着ても、着なくても、暑い。 だったら着物を着ましょという気分。
今日は顔見知りの方だけでなく知らない方にも、涼しそうな着物姿で素敵ですねとお褒めいただき、
涼しく見えたのがうれしくて、思わず内心ニコリ。 

今日は第一部で、「新版歌祭文 野崎村」と、新歌舞伎18番の内「春興鏡獅子」。
「野崎村」は、福助のお光、七之助のお染、彌十郎の久作、扇雀の久松、東蔵の後家お常など。
「春興鏡獅子」は、前半が勘九郎、後半が七之助で、今日が勘九郎の最終日。

どちらも決して悪いわけではなかったけれど、過去のいい舞台が記憶の片隅に残っているせいか、
違うのよね〜 的な印象があって、消化不良と言うか欲求不満気味。  今後に期待。

*****
日本橋で一昨日探したものの差す気になる傘がなかった晴雨兼用の傘を銀座でも捜してみたら、
2店目のデパートでまあまあ気に入ったのを見つけて購入。
日傘を差したいが雨の心配な日に、この傘1本で済むのがうれしい。

昨日寄れなかった日本橋に回って、野暮用を済ませ、叶匠寿庵へ先日のリベンジ。(笑)
かき氷にアイスをトッピングしてもらい、ペロリと食べて涼を取った。

*****
有松絞り・嵐絞り。 知多木綿。 藍染。 藍色と白。 (早川嘉英)
八寸帯。 手織櫛織。 白に近い生成り。 (都) 
編み込みの帯締め。 白に鉄紺色入り。 (渡敬)
絽の帯揚げ。 濃藍色。
下駄。 黒塗り台。 小千谷縮の鼻緒。

前回の着用時とほとんど同じ組み合わせ。 帯揚げはアクセントになる色に替えた。
帯は、既に着物から色移りしてしまったもので、夏の藍染などの着物にはこればっかり。
少し変化が欲しい気持ちと、色移りの帯を増やしたくない気持ちと.. 小さなせめぎ合い。

2013.8.12 [月] う.う.う

今日は何だか寝てばっかり。
このところ何日も、あまり眠れなかったから仕方ないとは思うものの..

2〜3時間ウトウトしただけで早朝に起きてしまい、植木に水遣り、昨日の長襦袢などの洗濯。
夏の麻や綿の長襦袢は、さっさと洗えて気持ちいい。 絹も洗えるのにしなくちゃダメかしら?
少ししたら近くで食材の買い物をしてから、母の処に行って、
予約してあるトリートメントに行く前には日本橋で野暮用を済ませ..と予定は沢山あったのに、
中途半端な時間なので、少し横になったのが運の尽き、そのまま爆睡。(涙)
目覚めた時には予約時間まで間がないので、大慌てで洗濯物だけ取り込んで、直行。
帰宅後も、ダルイので横になって、少しのはずが気づいたら2時間余。 ボウゼン。
寝てばかりの1日。

どうにか午後遅めの時間に、前回行った時に予約してあったトリートメントにだけは出かけ、
顔と身体・ハンドにフットも追加して、ほぼ全身の手入れをしてもらった。
これで、チケットを期限内に、どうにか消化できた。(苦笑)
最後はトロトロしたまま、雷雨の後の雨が少し残る中を松屋まで歩いて、夕食。
明月庵田中屋で、せいろ+小天丼のセット。 こんな組み合わせで食べることは普段ないけれど、
昨日のランチ以降、あまり食欲がなくてろくに食べていなかったら急に空腹を感じて..
でも、やっぱり、こんな組み合わせは1度でいいわ〜
それに天丼が..みかわを期待しているわけじゃないけれど..

2013.8.11 [日] 真夏にゆるりと暑気払い

昨日に続く猛暑の中、暑さにもめげずお昼に6人が和服姿で集い、
オーグードゥジュール・メルヴェイユでフランス料理を楽しみながら、暑気払いをしてきた。
皆さんそれぞれの装いを拝見できたのもうれしく、話が弾む中、和やかに過ごして、英気を養えた。

料理は、以前の野菜をたっぷり使った軽やか・華やかな印象より、見た目は落ち着いた感じ。
毎年8月のディナー恒例の桃を使った料理を、ランチ用に作ってくれたり、
夏の暑さが和らぐような軽やかな泡のソースの料理が出たり、それはそれで楽しく、ペロリ。
お洒落な食前酒やプティデセールのサービスもうれしかった。

*****
食事の後は、それぞれ次の目的地へ。
私は、お二方とご一緒に「大妖怪展—鬼と妖怪そしてゲゲゲ」@三井記念美術館。
暑気払いに妖怪はもってこいだし、夏休み、それもお盆休みにかかる期間の日曜日だし、
この美術館にしては大勢来ていらして少し混み合っていたが、それでも混雑と言うほどではない。
日本人はこんなにさまざまな妖怪を描いていたのかと思う絵がいろいろあって楽しい。
ご一緒の方がいらっしゃると1人の時とは違った別の楽しさもあり、ここでもいい時間を過ごせた。

じっくり見ていたら思いのほか時間がかかったので、
浮世絵展@三菱一号館美術館にも回る心づもりだったが、時間的に無理は止めて諦め。

*****
次の予定に向かわれたお2人と別れ、私は三越に寄って源吉兆庵で和菓子を購入。
更に展示を覗いたり、ここと高島屋でも晴雨兼用の傘を探したり..
暑い晴れた日に雷雨の予報がある度に、晴雨兼用の傘が欲しくなるので探したが、
気に入ったのが見つからず、今年は諦めて来年また探すことにした。

*****
絹芭蕉地の総絞り。 藍・白色。  (十日町 季絵座)
八寸帯。 手織櫛織。 白に近い生成り。 (都)
五嶋紐。 緑がかった藍色。 淡い緋色等入り。
竹染めの帯揚げ。 総絞り。 (秦泉寺由子)
アタ編の草履。 梅茶色の台。 白黒格子の鼻緒。 巻は白革。

2013.8.10 [土] 国立能楽堂夏スペシャル

最高気温37度という今日の昼下がりに、着物で(といっても浴衣を着物風に着て)出かけた。
地面から熱が放射されるらしく、外を歩いていると、下から熱気がウワッと上がってきて、
ただでさえ暑いのに、蒸し風呂の気分にもなって、よく着物で来たと自分でも思った。

毎年8月の主催は企画公演だけの国立能楽堂で、まず最初が「夏休み 親子で楽しむ能の会」。
大人と子供がそれぞれ1名以上での先行予約があって、残った席があれば一般販売する仕組み。
おはなしとお能1曲だけで少し迷ったものの、お能が楽しい「舎利」だから観に行くことにした。

子は18歳以下が対象だが、幼児・小学生が多い感じで、後の席の幼児はずうっと親に話し続け。
お能の前の、子供向けの説明(おはなし)で、静かに見てねと言っていたが、
あの子は家庭での会話と同じ感覚で、騒いでいるわけじゃないから静かなつもりなのでしょうね。
難しいものだと思う。
「舎利」は、後シテの足疾鬼とツレの韋駄天がともに印象的な面・装束で、動きがあるし、
アイの能力も橋掛かりで左右にくるくる転がるし、楽しんだ子が多そうだったが、
近くの席の幼児は怖かったらしく、終わった途端に泣き出して、何ともかわいらしかった。

*****
帰りに東京駅に出て大丸に寄って、駒込の中里で揚げ最中に南蛮焼も1つ購入。
お2人の日記でのやり取りで知ったので早速。 情報をありがとうございました。 >しょうさん
個売りしていて、1個から買えるのがうれしい。 
しかも隣に西巣鴨の芋ようかん・水ようかんの土佐屋が入っていて、それもうれしかった。
昔、西巣鴨を通っての通勤時に、ここの水ようかんをよく買っていた。 次の機会に買いたい。
昼食がごく軽かったので、高島屋の地下の春帆楼に寄って、鱧の湯引きで食事。
叶匠寿庵で氷も食べたかったけれど、待ち客が多くて諦め。

帰宅したら早朝の洗濯物が乾いていたので、汗だらけの肌襦袢や長襦袢などを洗濯。
そして、夜の健康講座に行って、また汗をかいてきた。(笑)

2013.8.9 [金] 暑気払い

夜は、学生時代の部活同期の暑気払いの会。
穴子専門店で、連絡が来たときは10数人も入れるのかと不思議に思ったら、
日本橋本店でなく室町店で、こちらには2階があって、少し人数が多くてもOKらしい。
本店のランチと弁当の、穴子箱めしと穴子ちらしの印象しか無かったので、楽しみに出かけた。
〆の箱めしまで、刺身、天ぷらなど、いろいろセットになった会席で、デザートもついていた。

病気や怪我から回復した人も含め、皆、ワイワイ言いながら、パクパク食べるし、よく飲む。
ノンアルコールの人もいるが、そんなピッチで飲んでいいの?という人もいて、
小部屋にギッシリ入った15人が、飲むほどにテンション高く、てんでに話すので、賑やか賑やか。
学生時代もこんなだったのかしら?と思うけれど、昔の仲間は不思議なほど気楽で、楽しい。

医者など現役もいるものの、流石に現役は減って無職が増えて、そういう年なのよね〜と思う。
この会には2年前からの参加だから、医者の彼女には卒業してから初めて会った。
もしかしたら私が途中で部を止めてから初めてかも..
互いに懐かしさを覚えても、違和感がないのがうれしい。

2013.8.8 [木] 歯を保つには

午後、先週の続きの歯科診療。 歯石除去やら歯茎のポケットの掃除やらをしてもらった。
ブラッシングはちゃんとできているから、あとは、
歯を噛みしめないよう気を付ける、できるだけ毎食後に歯を磨く、
就寝前の歯磨きの際は歯間ジェルを毎回しっかり塗るようにとのこと。
家に居るときはともかく、外出先それも着物だと食後の歯磨きは..

80歳20本は心配ないらしいが、左上と右下の、奥の骨が減っている部分は、
いずれ何年後かには歯を支えられなくなって、歯が抜けてしまうらしい。(涙)
対策に軽い手術で歯の延命を図るか(それも毎食後の歯磨きができないと効果が薄いそう)、
手術はしないで抜けたら部分入れ歯にするか..考えておくようにとの仰せ。
奥歯1、2本なら抜けても、そのままでどうにかなりそうに思うけれど、そういうものではないらしい。
う〜ん.. 面倒だな〜 と、自分のことなのに思う自分が..
掃除の結果を確認しておきたいそうで、もう1回チェックに行って、半年後にまた再検診。

2013.8.7 [水] 立秋

暦では立秋らしいけれど、秋立ちぬとはいかないですね〜
例年通りこれからが夏本番なのか、残暑でなく真夏も真っ盛り。 秋って、うそでしょの感。
今日も暑くて、暫く少しは暑さがゆるかっただけに暑さにまいって、夏バテ状態に拍車。
で、銀座金春祭りの最終日、最大イベントの路上能をパスしてしまった。(涙)
今年は全部の講座・路上能に参加したいと日程は空けてあったのに、伺えたのは1回だけ。
でも1回でも伺えたことをよしと肯定的に考えることに..

明日の歯医者通いはともかく、その後は暑気払いの会、観能、そしてミニオフ会もあるし、
楽しく食事・おしゃべり等々ができるように体調を整えるよう心しましょうっと..

*****
友からお盆明けの信州合宿の切符と日程案が届いた。
今年は身体の不自由な友が不参加のため、初めから観光つき。(笑)
切符を手配してくれただけでなく、観光まで考えてくれて、
まるでツアーに参加するような感じで驚きながら、ありがたいことだと感謝。

2013.8.6 [火] 台東蝋燭能

夜は、「台東蝋燭能」を観に、浅草公会堂に行って来た。
毎年恒例らしく第34回「台東薪能」だそうだが、薪能ではなく蝋燭能らしいから???
元々は浅草寺境内で薪能として行われていたのが、浅草寺の大修繕のため会場を移してからは、
天候に左右されない公会堂で、薪能でなく蝋燭能として継続しているとのことで、疑問が解けた。
私は初めて観に行ったが、能楽堂でなく公会堂での蝋燭能も初めて。

開演前に蝋燭に点火して、全て蝋燭の灯りの元で行われるのだとばかり思っていたら、
蝋燭能は最後の「安達原 白頭」だけで、それまでは通常の電灯の下での上演だった。
蝋燭能の雰囲気を期待していたので少しガッカリしたが、広い公会堂では仕方ないかとも思う。

まず、今年100歳になられたという横浜能楽堂館長の山崎有一郎氏による、演目の解説。
以前よりお年を召したご様子は明白だけど100歳とは思えぬお元気ぶりに、私も元気を頂いた。
そして、鳶頭連中による木遣り・まといの、舞台浄め之儀が、浅草らしい。

番組は、能「小袖曽我」、狂言「蚊相撲」と、火入れ後に蝋燭能「安達原 白頭」。
能楽堂でなく広い公会堂での、能楽を日頃は観ない観客を意識した演目構成。
お能は、ともに観世流、狂言は大蔵流(東次郎家)。

能「小袖曽我」、狂言「蚊相撲」を楽しんだ後の休憩の間に、舞台がすっかり変わっていた。
松の描かれた鏡板風のものも橋掛かりの松も無くなって、
目付柱やワキ柱の役を担っていた短い柱状のものも、透明の蝋燭入れ?に替わり、
他にも、透明の枠の中に入った大きな蝋燭に、やはり透明の小さな器に入った蝋燭が、多数。
火を入れると、蝋燭の灯りに浮かぶ、正にホール能の印象で、これはこれで悪くないと思った。

割に最近観た気のする「安達原」が、小書の「白頭」のため、後シテだけでなく前シテも違うし、
蝋燭のためもあって、随分と印象が違って、それはそれで楽しかった。

雷雨が心配なこともあり、体調的にも、着物は諦めて今日も洋服にしてしまった。
でも、浅草に行くのだから残布を鼻緒にしてもらおうと、長谷川商店へは走り込みセーフ。(笑)

2013.8.5 [月] 納涼歌舞伎・第二部

歌舞伎座の納涼歌舞伎が始まっているので、楽しみに観て来た。
4月〜6月まで3ヵ月の3部制の公演が終わったと思ったら、7月の1ヵ月だけでまた3部制。(笑)
でも、歌舞伎座の建て直し中は無かったので、納涼というだけで夏だわね〜とうれしい。(爆)

納涼歌舞伎は、元々は勘三郎と三津五郎が中心だったが、
建て直し前には三津五郎が出ないで中村屋・成駒屋の出演が多くなっていたが、
勘三郎が居なくなった今、三津五郎がまた芯になって、中村屋・成駒屋などの出演。
来月の文楽のチケット発売日なので時間の関係で、第1部からでなく、まず第2部を見物。

最初が、「髪結新三」で知られる黙阿弥の「梅雨小袖昔八丈」。
三津五郎が小悪党の新三を生き生きと小気味よく演じていて、粋な江戸っ子ぶりが見事。
悪い奴だが、ああ、いい新三だわぁ〜と思いながら観ていた。
新三だったら菊五郎で観たいと今まで思っていたけれど、今日の三津五郎の新三も、とても好き。
橋之助の弥太五郎源七、彌十郎の家主、扇雀の手代忠七、萬次郎の白子屋後家お常、
秀調の車力善八などもよくて、とても楽しく大満足の「髪結新三」だった。
あと、下剃勝奴を勘九郎、白子屋娘お熊を児太郎、家主女房を亀蔵、加賀屋藤兵衛を家橘など。

休憩後は、舞踊で「色彩間苅豆 いろもようちょっとかりまめ」、通称「かさね」。
福助のかさねに、橋之助の与右衛門。

眠れないままチケットを取ってから少しだけ眠ったものの、着物は着られず洋服で出かけた。
寝不足でも「髪結新三」は楽しく観ていたが、「かさね」は居眠り付になってしまった。(涙)

終演後は、陣中見舞いに呉服屋に寄って..
その後、1階のザ・ダージリンで、サンドイッチとケーキと飲み物の欲張りセット(笑)で夕食。

2013.8.4 [日] ここ3日間

2日(金): 真夏ヴァージョン
 ここ半月ほど、どうも夏バテらしく動くのがきつくて、寝て曜日ならぬ寝て週間つづき。(汗)
 能楽金春祭りの能楽講座があって無料で聞けるので、前々から聞きに行くつもりだったが、
 初日をパスした時点で、今週の3回は続いてパスすることにしてしまった。
 せめて母の処に行こうと思っていたら、朝、姉から電話があって今から行くと言う。
 で、私は別の日にしたので、ポカッと予定が空いた。

 午後になって急に思い立ってヘアカットへ。  前回同様の夏ヴァージョン。
 でも、美容師の気分のせいか、更に短く、真夏ヴァージョン。(笑)

3日(土): 能楽講座・装束編
 夜の健康講座まで出かけないつもりだったが、
 また寝て暮らすの? そろそろそれはマズイでしょ、と私の中の常識が言う。(爆)
 で、暑い最中に着物を着て、行くのを止めたはずの能楽講座の聴講に銀座まで出かけた。
 土曜日のためか、受け付けは30分前からなのに15分前に着いた時にはほぼ満席。
 正面には空席無し。 まだ空いていた斜め横の一番前の席に座らせていただいた。

 20〜30代の女性能楽師による着付けの実演と、紋付き袴での舞と装束を着けての舞の実演。
 面を付ける体験コーナーがあり、若めの男性2人が直ぐに挑戦。
 後のご希望者がいなかったので、若い女の方お一人と一緒に私もつけさせていただいた。
 視界の狭さなどを実感。 終了後にも面体験の呼び掛けがあって、何人も並んでいらした。
 ご宗家も来ていらしたので、先月の納涼祭で「田村 白式」を楽しく拝見したこと、
 白式のため、装束の印象も強く、独特の印象があったことをお話したら、
 白い装束・白頭だけでなく、面も大天神を付けたので、印象が違ったでしょうとのこと。

 ゆったり涼んで行こうと茶の葉に寄ったら、お待ちの方が2組いらっしゃったので、諦め。
 家で食べようと、和菓子と勧められたわさび入りおこわを頂戴して、帰宅。
 夜は健康講座に参加。 前日に髪を切ったので、涼しいし、汗をかいても頭は楽。

 夜、急にワインが飲みたくなったが、最近補充してないから白はあまりに勿体ないのしかない。
 で、久しぶりに赤ワイン。 シャトー・パラディのサンテミリオン・グランクリュ1994。
 これも、こんな飲み方には勿体ないと思ったが、在庫の選択肢は限られるから仕方ない。
 予想通り、コルクが途中で切れてしまったが、前回で学んでいたので上手く抜けた。(喜)
 1杯目はロック。 やはりワインに申し訳ないと、2杯目は氷なし。(笑)

4日(日): 音の会
 夜は、国立劇場歌舞伎音楽既成者研修発表会の第15回「音の会 ねのかい」に出かけた。
 今回は、歌舞伎俳優などの賛助出演を得て、竹本研修修了生と若手演奏者だけでの会。
 歌舞伎に音楽は欠かせないが、日頃は陰的な存在のことも多いし、まして若手には得難い機会。
 賛助出演の役者たちも、本舞台では演らせてもらえない役ができて、いい勉強にもなっている。
 昨夜と2回だけの公演だからか、小劇場は結構な入り。
 尤も、子供を含め出演者の縁者・知人等の関係者が多い感じだけれど..
 
 舞踊「けいせい倭荘子 蝶の道行」と、歌舞伎「傾城反魂香」の「土佐将監閑居の場」。
 無論、本公演とは比べられないが、頑張ってねと思いながら、それなりに楽しく聴いて観て来た。

3日・4日に着たのは、同じ着物で、小物も同じ。 我ながら怠け過ぎ感があるけれど着たからOK。
 明石ちぢみ。 灰白色地。 縞と夏蔦柄。
 八寸帯。 すくい織。 紺地。 雪持柳葉文。 (捨松)
 五嶋紐。 生成りに薄緑・銀鼠色入り。
 絽の帯揚げ。 極薄緑色の暈し。 薄紅・薄桃色の水玉の暈し入り。 (渡敬) (お初)
 天が馬来草(網代織)の草履。 鼻緒・巻は白皮。

▽最近の3件 [全4件を表示]
13/8/5 むかし桜
バレエからお能への転向! 180度転回したような、素晴らしい差ですね〜
お能からバレエへの転向よりは可能に思えますが.. でも、凄い。
6日(火)も私は体調次第ですが、ねこももさんは、お出でになるのかしら?
13/8/7 ねこもも
残念ながら伺えませんでしたが如何でしたでしょうか?
むかし桜
できれば、特にねこももさんがご出席なら、伺いたいと思っていたのですが、
残念ながら、結局伺えませんでした。

2013.8.1 [木] 朝顔も花火も

8月に入った途端、早く沢山咲いて欲しいと思っていた朝顔が、突然11輪も咲いた。
我が家のベランダにも、いよいよ本格的な夏到来。(笑)
尤も、そのうち2輪は昼顔?みたいに小さくて、本当に朝顔なの?っていう感じだけど..(爆)

朝顔は、夏だぁっていう気分とともに、どことなく涼やかな気分も持ってきてくれるのが、
うれしくもあり、我ながらそんな気分になることがおかしくもある。

*****
毎夏恒例の銀座の能楽金春祭りの無料能楽講座が始まって、初日の今日はご宗家の対談。
聞きに行くつもりだったが、雨模様の天気並に体調もイマイチで、気力不足。 パスしてしまう。

でも、健康センターでの夜の健康講座には出席。
地元の花火大会のためか、いつもより出席者が少なめ。
終了後に、教えてくださった橋の上から一緒に花火の終わり20分くらいを見物。
建物にあまり邪魔されず結構よく見えて、ニコニコ楽しんだ。
ただ、講座で1時間動き続けて疲労感もあるし、何より汗びっしょりのままだったから、
段々に身体が冷えてきたのだけは問題。 帰宅後は、すぐにお風呂で、ホッと息をついた。

13/8/2 びわ
無料能楽講座、平日の昼間なんですよね・・・近くにいながら残念!
13/8/3 むかし桜
そう、お勤めの方には難しい平日の昼間なんですよね〜
でも今年は3日(土)に体験講座・装束編があります。
私はどうもパスすることになりそうですが、ご都合がつけば如何ですか?

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