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2013.10.31 [木] 昨日今日

昨30日は、母の誕生日のお祝いに、姉と3人一緒に昼食をいただいた。
誕生日は28日だが私の所属サークルの練習日で発表会前なので世話係としては欠席し辛く、
前倒しにして先週に予定していたら台風のせいか雨だと言うので日延べして昨日になった。
ホームに母を迎えに行って、タクシーで近くの駅のタワーホールにある和食の店に赴いた。
美味しい料理のために遠出して疲れるよりは、近い方がいいと、いつもこの店。

一番軽めの会席料理にしたが、96歳になった母もほぼ完食。
年齢相応の衰え・呆けはあるけれど、これだけ食べられれば、まだ元気でいてくれそう。
暖かく風もなくて、いい天気の日でよかったわねぇと、楽しく出かけられて、
2時間余の外出・外食を楽しんでくれ、プレゼントの花も喜んでくれて、姉と私もニコニコ。
姉は誕生日にも夫婦で花を贈ってくれたけれど、この日も私と相乗りしてくれた。 ありがとう。(笑)

*****
今日も天気がよく洗濯日和。 早々に乾いたので、もう一度と、朝から2度の洗濯。
最後の朝顔がまだ1輪咲いているけれど、葭簀を撤去。 部屋が明るくなった。

昨日はホームと店はタクシーで往復したものの、普段ホームではほんの少ししか歩かないから、
日頃に比べれば母を随分歩かせてしまったので、少し心配していたが、
早々に母に電話してくれた姉からの連絡で、母は昨日の疲れもないそうで、
とても元気な声で、ありがとうと喜んでいたとのこと。
姉と私も、母の元気がうれしくて、また連れ出しましょうねぇと喜んだ。

これから、夜の健康づくり講座に出かける予定。
丸3週間ぶりだから、筋肉痛は必至でしょうねぇ.. 無理しない範囲で動いて来ましょう。

2013.10.29 [火] 幸せ気分で舌鼓

朝から雨だったが体調が少しよかったので、今月初めてで多分最後つまり一度だけの食いしん坊。
ランチにみかわ是山居の天ぷらを堪能。
昼時の常で、少しだけ品数少なめのランチコースに季節もの(今は松茸)を追加。
揚げ場の助手さんがマツも追加しますかと尋ねてくれたので、喜んでお願いした。
茅場町時代からの方で、主がこちらを始めた時に一緒に移動したというベテラン。
この日で松茸はお終いらしい..  よかった〜と嬉しくなる。

3品の付け出しを頂いているうちに、最初の海老が揚がって、ほんのり甘さを感じてニンマリ。
これが云わば体調のバロメーター。 素材と揚げ方のほんの少しの違いもあるのかもしれないが、
甘さを感じた日は、いつもにも増して全てを美味しくいただける気がしている。

魚は、車えび2本、兜2つ、きす、墨いか、めごちの代わりに今が時期のハゼ、穴子。
野菜は、途中の口直しの銀杏、追加の松茸、あとはアスパラと茄子を選択。
銀杏が先月より大きくなっていて、途中のお椀の海老真薯は菊花風.. 季節を感じる。
小柱のかき揚げは、飲まない時の常で天丼。 蜆椀と香の物で美味しくいただいて、ニコリ。
デザートの福豆もいつも通りながら、ホッとする味。

松茸を追加したからおまかせとあまり変わりない量を、舌鼓を打ちながらペロリといただいた。
久しぶりの食いしん坊で、美味しい食べ物に幸せ気分になって、ニコニコ。 

*****
料理を堪能した後は、銀座に出かけて、ゆっくりトリートメントをしてもらった。
カプセルで汗をかいて、少しはカロリーを消費できたかしら?
ボディとファイシャルで2時間余の予定が終わったらほぼ3時間経っていた。

もう空きのある時間だろうと行ってみたら、ピンポーン。(笑)
茶の葉@松屋で、秋の新茶!を小さな和菓子と一緒にたっぷり飲んで、
栗の菓子などを土産に帰宅。

2013.10.26 [土] 和のはしご

台風の影響も弱くなった午後は「文楽素浄瑠璃」、夜は「芸術祭寄席」の落語と、和もののはしご。

「文楽素浄瑠璃の会」@国立小劇場は、初めが千歳大夫・宗助で「日蓮上人御法海 龍の口の段」。
短くて、もう終わってしまうの!?という感じで、もっと聞きたいという聞き足りなさもあった。
中が咲大夫・燕三の「妹背山婦女庭訓 金殿の段」。
文楽でお馴染みの聴き慣れた話で、人形なしの語りだけでも場面が思い浮かぶ。
後が、英太夫・清介の「入間詞長者気質 持余屋の段」。
「おどけ浄瑠璃」と呼ばれる滑稽な話の1つだそうで、おかしな話を楽しく聞いた。

午後と夜の公演の間が3時間余もあったので、可否道でノンビリ休憩。
珈琲を飲んでホッと一息、それからアメリカンと海苔チーズトーストで早めの夕食。
行った時には能楽堂でもよくお会いする方がいらしたので、暫く話しを楽しんだ。
更に、出ようとする頃に入っていらした別の方と、またまた暫くお話。
この方は、歌舞伎@国立劇場と私と同じく名人会の落語のはしごだそう。
先日の能楽堂でも私を見かけられたそうで、その折の帯など、着物の話も少し。
その後、伝統芸能情報館の展示を見てから、落語を聴きに行った。

今月の国立名人会@国立演芸場は、去年に続く「芸術祭寄席」。
名人会は普通は昼の公演なのに、このところ聞きたい会が何故か夜で諦めることも多かったが、
この日は健康づくり講座はパスしても聴きたいと、こちらのチケットも取って、はしごになった。
まだ1時間動き続けるのには不安があるから、こちらにしてよかったと思いながら出向いた。
前座の「平林」の後、桃月庵白酒「転宅」、ナポレオンズの奇術、柳亭市馬「三十石」で、仲入り。
三遊亭好楽「一眼国」、やなぎ南玉の曲独楽で、トリが桂歌丸「ねずみ」。
何度も聞いている歌丸の「ねずみ」だが、上手い噺家で聞くと聴き慣れた話も楽しい。 
他も楽しく聞いて、やっぱり此処の名人会はいいわね〜と思う。

*****
色大島紬。 泥染。 灰青色地。 花火?のような模様。
染名古屋帯。 縮緬紬。 薄鈍色地。 燻し金・銀色の薔薇柄。 (幸春)
五嶋紐。 紫色。 何というのか?変った組み方。 片方に渋い緑・黄色入り。
草木染の帯揚げ。 竹色? (堤木象)
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の革の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ)
雨コート兼用の対丈コート。 西陣お召し。 緑・薄茶色の吉野格子。

2013.10.24 [木] たてはな・能「融」

夜は、「世阿弥と花」という国立能楽堂の企画公演を観に行った。
「たてはな」実演と、小書つき上演の能「融」という珍しい組合せ。

「たてはな」は、流派に属さず独自の創作活動を展開している花人・川瀬敏郎氏の実演。
「立花」として形式を整える以前の「たてはな」3瓶で世阿弥(の時代も?)の精神世界を表す。
実演・解説ということだったが、花を立てる間は無言で集中しての挿花で、最後に3〜4分の解説。
言葉でなく、立てられた花を観て花の語ることを聞いて欲しいということだと理解。
この方は、こういう花を活けられるのかと思うと同時に、他の花も拝見したいと思う。
揚げ花まで、通常より少しだけ長い休憩時間の間、3瓶の花を観る方で舞台前は大混雑。
私も、横から後ろから前から、しっかり拝見。

そして、観世・金剛2流だけにある至難の小書という「十三段之舞」によるお能「融」。
此処の主催公演では開場30周年にして初の上演だそうで、今回は観世流による上演。
シテ、ワキ、アイ、囃子方と、素晴らしい陣容での上演で期待一杯だったが、凄い!の一言。
前場でシテとワキそれに地謡の謡などを楽しんで、中入り後のアイの語りで一息ついてから、後場。
見どころは、通常の3倍近くの長い[早舞]で、舞い続けるシテに感嘆するばかり。
舞の後の謡の声も乱れることなく、観ている方も、その素晴らしさに息を呑む感じで拝見。
この長い舞を支える囃子方も素晴らしく、特に笛は、よく息が続くと素人は妙なことでも感嘆しきり。
常の「融」とは随分違った印象の、小書「十三段之舞」によるお能「融」だった。
シテ:浅見真州、ワキ:宝生閑、アイ:野村万作、地頭:浅井文義、後見頭:観世銕之丞など。
囃子方は、一噌幸弘、林吉兵衛、亀井忠雄、前川光長。
面は、前シテが三光尉、後シテが中将。
前シテの面が独特だったので何かと思っていたら三光尉。 こういう三光尉もあるのかと驚いた。

休憩中にお会いした方、終演後にお会いした方と、それぞれに、凄かった!と異口同音。
いい公演を観られた喜びを持って、帰宅。

*****
泥大島紬。 黒地。 様々な模様の地空き。
染名古屋帯。 薄い灰色地。 青・白色の染疋田に金糸の刺繍の菊花。
唐組紐の帯締め。 白・藤・紺・青に金入り。 (道明「波の緒」)
紫みの桃色の帯揚げ。 むじな菊が総柄に織り込まれたもの。

多分、お花の関係の方だろうと思うけれど、いつもの能楽堂の観客とは少し雰囲気が違う方が多く、
雨でも、普段より多い訪問着の方々で、少し華やかだった。
台風接近で雨の予報だったのに、出かける時には止んでいて、帰りも洋服なら傘なしでもOKくらい。
私は予定の着物を止めて、雨に強い大島紬に変更したのに〜 と、少し悔しい気分。(笑)

2013.10.20 [日] オペラ「フィガロの結婚」

午後は新国立劇場でオペラ「フィガロの結婚」を観て(聴いて)来た。
今月の3日にシーズン開幕したと思ったら、もう2作目の上演。
この演出では多分3回目の上演だと思うが、日曜日のためか演目のためか、
あまり空席が無く、休憩時間のホワイエも少し華やか。
劇場全体にオペラ気分一杯の感じがあって、オペラを楽しみに来た身としては、うれしい。

時代不特定の白い空間に、沢山の引っ越し用の段ボールと1棹の白い大きな衣装箪笥だけで、
それらを移動することによって場面転換が図られる何とも独特な演出。
つまり、1つの装置で、伯爵邸の、召使部屋・伯爵夫人の居間・大広間といった様々な部屋も、
城内の庭園(=屋外)も表し、壊れていく白い空間にテーマを象徴させている。

初めは驚いた演出だが、今回はあまり演出というか美術(装置)に気を取られることなしに、
音楽・声を楽しく聴いてきた感じ。
コンサート形式ではなくオペラなのに、ちょっと変な聴き方。(笑)
以前より楽しめたのは、歌手がよかった? オケがよかった? それとも単に慣れただけ?(爆)

指揮:ウルフ・シルマー、 演出:アンドレアス・ホモキ、
アルマヴィーヴァ伯爵:レヴェンテ・モルナール、 伯爵夫人:マンディ・フレドリヒ、
フィガロ:マルコ・ヴィンコ、 スザンナ:九嶋香奈枝、 ケルビーノ:レナ・ベルキナ、
マルチェリーナ:竹本節子、 バルトロ:松位浩、 バジリオ:大野光彦 など。

*****
染小紋。 大島紬。 濃淡藍色。 更紗風?
染名古屋帯。 東京友禅染。 紬地。 青灰色地。 栗の柄。(熊崎和人)
江戸組紐。 黄色。 半分に薄緑・肌色・金線入り。 (中村正)
草木染(刈安)の帯揚げ。 渋い山吹色。 (アトリエKinami)
青・紫色の雨コート。

朝からの雨にもめげず、外は殆ど歩かないで済むので、着物で出かけた。
でも予定していた着物は止めて、雨に強い大島紬地の着物に変更。
帯は、時期的に少し遅いかしらと思いながら、今季も1度くらいは締めたいと栗の柄。

2013.10.18 [金] 華やかな印象の能

夜、国立能楽堂の定例公演を観に行った。
番組は、狂言・和泉流「樋の酒」と、能・宝生流「右近」。

狂言「樋の酒」は、留守を言いつかった太郎冠者と次郎冠者が、主の留守をいいことに、
酒蔵の酒を飲んで、小謡・小舞で酒宴を楽しむ様子が、観ている方にも伝わってくる。
樋で酒を飲む様子ばかり覚えていたので、その後の酒宴の方が長いことに少し驚きながら、
言いつけなど忘れて、飲むほどに陽気になっていくのを楽しく観ていた。
シテ/太郎冠者:野村万蔵、アド/主:野村萬、小アド/次郎冠者:小笠原匡。

能「右近」は初見だったが、世阿弥生誕650年の月間特集による世阿弥作。
従者を連れたワキの鹿島の神職の装束と帝の勅使などで見ることのある登場時等の独特の動き、
ツレの2人の侍女と一緒に登場の前シテの女に、作り物の花見車など、全体に華やかな印象。
後シテの桜葉の神は、被り物も長絹も更に華やかで、中ノ舞と破ノ舞の神舞も楽しく鑑賞。
後場は、どことなく「羽衣」を思い出す展開だった。
シテ:大坪喜美雄、ワキ:福王和幸、アイ/所の者:山下浩一郎、地頭:高橋章など。
囃子方は、松田弘之、観世新九郎、安福光雄、金春國和。
面は、シテが泣増、ツレは小面。

そのうちに京都に行ったら(って、いつになるやら..)、
北野神社と末社だった桜葉明神に行きたいと思った単純さが自分でもおかしい。

終演後に知人にお声を掛けていただいて、駅前でお別れするまで帰り道をご一緒できたのも、
度々お会いして互いにご挨拶(会釈)だけ交わす顔見知りの方と駅に入る所でお会いして、
その方の下車駅までお話できたのも、うれしいことだった。

*****
白大島紬。 経柄。
八寸帯。 黒地。 白・臙脂などの花・葉・唐草文様。 (弥栄)
江戸組紐。 龍村・唐花雙鳥長班錦入り。 生成り・濃紫色。
綸子の帯揚げ。 灰茶色? 地紋・薄青灰色入り。
銀鼠色の変り台の草履。 焦茶色と白色の京くみ紐の鼻緒。 (Run)
道中着。 印度藍。 花更紗・鳳凰等の柄。

道中着を着て行ったら、往きは急いで歩いたせいもあって暑くなって途中で脱いだが、
帰りにはちょうど良いくらいで、秋を実感。

2013.10.17 [木] ミケランジェロとターナーと

昨16日は、展覧会回り@上野。
台風一過、午後には陽も射してきたので、展覧会に行くことにして上野に出かけた。
まずは「ミケランジェロ展 天才の軌跡」@国立西洋美術館。
会期半ばだけど頂いた招待券の有効期間が18日までという期間限定だったので、
無駄にするのも勿体ないと、けちん坊ぶりを発揮。(笑)
若い時の浮彫「階段の聖母」と、素描を中心とした展示だが、
システィーナ礼拝堂の天井画、「最後の審判」画の、習作・写真で見る人体描写の迫力..

その後、「ターナー展」@都美に回った。
「レグルス」の激しい光、「平和−水葬」など、優しい風景画家の印象とは異なる絵も含め、
ミケランジェロを観て来た後では、風景にゆったり包まれる感じ。
シルバーデーだったが、台風のせいらしく並ばずに入館でき館内も混雑してなかったのでホッ。
でも、入館者の高齢者率は高かった。 却って混まないだろうと来た方も少なくないのかもしれない。

絵を堪能してから、甘味のみはしに行って、季節限定の、栗の入ったクリームあんみつで一休み。
その前に、おでん茶飯を食べたものだから、お腹一杯。 ふうっ..(苦笑)

帰宅して、新聞で知った伊豆大島の災害に愕然とした。 今回も自然の猛威をまざまざと..

*****
今日17日は、眼科に目薬を貰いに行っただけで、夜の健康講座はやっぱりパス。
眩暈は日常的には問題ない程度に収まったが、気を付けて動かないとまだキツイから、
1時間の運動はまだ無理かしらと思うだけでなく、もしも調子が悪くなったらご迷惑だし..

2013.10.15 [火] 春興鏡獅子

午後、歌舞伎舞踊の「春興鏡獅子」を国立劇場で観てきた。
花形の中では踊りの上手い染五郎が女小姓弥生と獅子の精をどう踊るか楽しみにしていたが、
この年代では、やっぱり上手いと思いながら観ていた。
話題になっていた金太郎と團子の胡蝶も、頑張って踊っていて、可愛らしかった。

今月の国立劇場の歌舞伎公演は、「鏡獅子」の前に「一谷嫩軍記」があったのだが、
正午の開演に間に合う時間にはまだ動けず、パス。
私としては「鏡獅子」の方が観たかったので、間に合う時間に動けるようになったのを幸い、
1時間弱だから観ていられるだろうと行って来た。 で、公演時間の4分の1だけの見物。
幸四郎、染五郎、魁春、左團次などの「一谷嫩軍記」は、「熊谷陣屋」だけでなく、
「陣門・組討」も演るから、体調が回復して日にちが取れれば、観に行きたいと思うけれど..
今日が中日だから、まだ半分あるし、行かれるかしらね〜

*****
終演後、また可否道で店主と話しながら珈琲で一息ついて、雨が強くならないうちにと失礼した。
が、駅までの途中の大衆食堂に、「新さんま定食 あります」の張り紙を発見。
今年はさんまの塩焼きを食べていなかったので、吸い込まれるように入って、焼きさんまにニンマリ。
白飯と五穀米を選べたので、五穀米にしたら紫黒米の分量が多いらしくお赤飯風の赤紫色。
我が家で炊く五穀米と同じだと思わずニコリ。

*****
帰宅後は台風対策。 先月の台風の時は縛っておいた物干し竿を今回は家の中に入れた。
この方が飛ぶ心配がなく安全なだけでなく、楽な気がした。
眩暈も4日目になって少しずつ回復しているから、明日くらいからは普通に動けることを期待。

2013.10.14 [月] 今月の3連休は

久しぶりの眩暈。 凹みながらも、どうにかあちらこちらに出かけた。

12日(土): 母の処に
起きたら軽い眩暈があって、昼近くになっても収まらない。
で、予定していた能楽堂に行くのは諦めた。 自分の体調が悪くて行けなかったのは久しぶり。
午後遅くなった頃から少し動けるようになったが、夜の健康講座にも行くのは無理。
で、来て欲しいと前日ヘルプコールがあった母の処に出かけた。
土曜は用事があるから日曜に行くと言っていたので少し驚いていたけれど、ホッとした様子。
また!と確実に老いが進んでいることを哀しく思いながら、夕食時間まで、
無くなったものの捜索。 

13日(日): 刺繍作品展へ
前日からの眩暈が続いていて、動くのがきつくてグズグズしていたが、
午後遅くには、どうにか動けるようになったので飛び出して、この日が最終日の刺繍展に伺った。
受付で場所をお聞きして、まずは、ぼたんさん、りこさんの作品に一直線。(笑)
こんな素晴らしい作品を自分で作れるって、本当に素敵! と、溜息をつきながら拝見。
それから、ぐるっと会場の作品を観て回ったが、着物と帯など和装関係の作品が多かったけれど、
他にもいろいろな作品が会場いっぱいに展示されて、目の保養。
気づいたら終了時間で、40〜50分も経っていた。
途中で、談笑中のお一人がわざわざ席を立ってお出でになって、
私が洋服の上に羽織っていた友禅の長羽織をお褒め下さって、恐縮。
私が作ったのかと思われたようで、何も作れない私はお恥ずかしいことだけど..

14日(月): サークル練習に参加。
まだ続く眩暈に迷っていたが、お世話係もあるし..と開始時間に何とか滑り込んだ。
動くとキツイものの、どうにか練習と、後の片づけに立ち働いた。
出かける直前にバナナ1本を食べただけだったので、帰りにまた門仲の近為で食事。
連休中のため4時過ぎなのに大勢の客だったが、待たずに座れたのでホッ。
このところ売り切れ続きで買えなかった浅漬けの漬物もアレコレ持ち帰る。

明日の歌舞伎見物@国立劇場には行きたいけれど、どうなるか..

2013.10.9 [水] 復曲能「鵜羽」

台風の余波で暑さの戻った中、企画公演の復曲能を観に、昼から国立能楽堂に行った。
中西進氏の講演「日本文化と世阿弥」に続いて、能「鵜羽」。

室町時代からしばしば上演されていたのに、江戸前期からは上演されず、
平成になってから復曲上演され、以後は観世流で度々上演されているとのこと。
将軍足利義教が暗殺された時に上演されていたので、後の徳川将軍が不吉として忌み嫌い、
廃曲になったとの説があるらしい。 ありそうな話だが、どうなのか..

脇正面に一畳台を置き、その上に置かれた鵜羽で屋根を半分葺き残した仮殿の作り物が独特。
後シテの豊玉姫の被り物が竜女らしく、華やかな装束で[黄鐘早舞]を舞い、
[イロエ掛リ急ノ舞]で、干珠満珠の奇瑞を見せるのも楽しい。
間狂言は、鵜の精が登場し、物語を語った後、めでたい三段ノ舞を舞う。

シテ(前/海女、後/豊玉姫):片山九郎右衛門、ツレ/海女:味方玄、
ワキ/恵心僧都:宝生欣哉、アイ/鵜の精:山本則孝、地頭:観世銕之丞など。
囃子方は、一噌隆之、大倉源次郎、山本哲也、前川光範。
前シテの面は節木増(だったと思う)、後シテは泥眼、ツレは小面。

*****
帰りに日本橋に寄って、催事場の北海道展で、寿司を美味しくいただいた。
夏太りが収まらないので甘味は止めたのに、地下の叶匠寿庵でクリームあんみつを食べてしまう。
う.う.ダメだな〜

*****
薩摩絣。 木綿。 極薄青磁鼠色。 みじん格子。 (東郷)
八寸帯。 手織。 南風原ロートン花織。 藍・白の市松に茶の縞。 (知念幸徳「市松間道紋」)
伊賀組紐。 焦げ茶色。 片側に薄茶色・薄黄色入り。 (松山好成)
綸子の帯揚げ。 灰茶色? 地紋・薄青灰色入り。

能楽堂での復曲能だから、木綿を着るつもりではなかったけれど、
朝から暑くて午後には30度を超えるかもしれないというので、予定変更。
後で、つい1週間前にも同じ能楽堂に着て行った着物だったのに気づいた。
帯が違ったのが救い?(笑)

2013.10.7 [月] 権太と四の切

今日は歌舞伎の日で、朝は来月の顔見世のチケットを取り、夜は先週の続きで夜の部を見物。
通し狂言「義経千本桜」の後半で、「木の実・小金吾討死」、「すし屋」、「川連法眼館」。

「木の実・小金吾討死」、「すし屋」を通して、仁左衛門のいがみの権太を堪能した。
休演の報道があった時には観られないかと心配したけれど、休演は来月・再来月で、今月は出演。
騙りの悪者でも何とも言い難い情のある権太で、いつもながら独特。
東京のとは違う上方の型と言うが、仁左衛門の権太だわね〜と思いながら観ていた。
「木の実」では、秀太郎の小せんとの息も合って、見慣れた権太・小せんに比べ、
2人の間に通う情が感じられるいい間柄だし、あれこれ違うのも楽しい。
鮨屋弥左衛門を歌六、弥助実は三位中将維盛を時蔵、お里を孝太郎、お米を竹三郎、
若葉の内侍を東蔵、主馬小金吾を梅枝。 あと、我當、市蔵、など。

通称「四の切」の「川連法眼館」は、菊五郎の佐藤忠信・忠信実は源九郎狐で、
これが見納めかしらと思いながら、観ていた。
澤瀉屋型ほどには動かないものの、早替わりやら、あちらこちらに飛び込んだり飛び出したり、
動きの激しい役だから、以前に比べるとまるで動けなくなっているのでハラハラつきではあるが、
この公演中に71歳になった菊五郎が勤めているのが凄い。
義経を梅玉、静を時蔵、川連法眼を彦三郎、飛鳥を秀調、駿河次郎を團蔵、亀井六郎を権十郎。

*****
歌舞伎見物の前に、ご案内いただいた呉服店の展示会に顔を出した。
夜の部の開幕時間がいつもより15分早いのを失念していて、大急ぎでザッと拝見しただけ。
私が会場に入ると直ぐ、来ていらし松原さんが、帯を見に?他の方に説明しに?いらした。
作り手がいい帯だと言い、締めている私がいい帯だと言うんだから、いい帯よね〜で一致。(笑)

*****
木綿。 本藍染・手紡・絣。 真栄城さんの琉球美絣? 
名古屋帯。 正藍染め。 真っ白でない白地。 笹・蜘蛛の巣風な鳥柄。 (松原) (お初)
五嶋紐。 焦げ茶色。 片側に白・茶色入り。
縮緬の帯揚げ。 赤茶色。 露芝文入り。
墨色台の草履。 レトロな?花柄の鼻緒。 (金鷲)

2013.10.6 [日] 3日はオペラ「リゴレット」に

新国立劇場の2013/2014シーズン開幕。
初日に、新演出というオペラ「リゴレット」を観に行った。
平日でも夜の公演なのに空席が結構あって、シーズン初日と思うと寂しい気持ちがした。
でも、もうそろそろ止めてもいいかな〜と私も思いながらシーズンチケットを取ったのだから、
仕方ないかも.. 私も来シーズンはどうするか..

今回は、時代を現代に場所をホテルに移しての、新演出。
金と権力を持って好き勝手に振る舞う公爵のような人は、現代にも確かにいるだろうし..
第一幕は、気になる部分もあったものの、こういう演出もありかしらと思ったけれど、
第二幕になると気になる部分が大きくなって.. う〜ん..
全体に声は気持ちよく聞けたから、まあいいかしら?
公爵役のキムが、小柄な上に人のいい感じで、権力をかさにきた好色な色男には見えないのが..

指揮:ピエトロ・リッツォ、 演出:アンドレアス・クリーゲンブルク、
リゴレット:マルコ・ヴラトーニャ、 ジルダ:エレナ・ゴルシュノヴァ、
マントヴァ公爵:ウーキュン・キム、 スパラフチーレ:妻屋秀和、 マッダレーナ:山下牧子など。

*****
紬。 紅花染。 薄青・薄桃色。 (新田秀次)
名古屋帯。 吉野間道。 焦げ茶色地。 (藤山千春)
伊賀組紐。 青みの紫色、片側は極薄桃色・緑色。 撚り房。 (松山好成)
草木染(刈安)の帯締め。 渋い山吹色。 (Kinami)
ウレタン底の草履。 オストリッチの天・鼻緒。 灰緑×黒色。 (絹揺履)

シーズン開幕初日に木綿の着物は流石に場違い感があって、袷の紬を着たら、やっぱり暑い。
蒸していたからね〜 と思うけれど、暫くの間は何を着るか頭が痛い。

2013.10.6 [日] 2日は能楽堂に

雨の中、午後は、国立能楽堂の定例公演に出かけた。
番組は、狂言・大蔵流「茫々頭」と、能・観世流「白楽天」。

どちらも初見だとばかり思っていたが、狂言「茫々頭」が始まったら、あら〜覚えがある。
筋が進むほどに知っている通りの展開で、わぁ〜いつ観たのかしらと思いながら観ていた。
茂山千五郎・七五三の兄弟コンビの遣り取りは、いつもながら、いいなぁ〜好きだわ〜と思う。

能「白楽天」は、冒頭の笛の独奏、小鼓の独奏、笛と小鼓の演奏.. 笛が印象的だった。
白楽天が「日本の知恵を計る」密命を帯びて、唐から九州・松浦潟に来たという凄い話。
住吉明神の化身の漁翁が、待っていたと機先を制し、時を惜しむかのように釣糸を垂れ、
白楽天の即興詩に優れた和歌で応えて白楽天を驚かし..と楽しい展開。
ワキの白楽天は唐冠を被った立派な出立だし、間狂言の末社の神が舞う三段の舞も楽しいし、
小書「長序之伝」つきのため、後シテの住吉明神の舞は、橋掛かり一ノ松からの長い序の舞だし..
観応えがあって、大いに楽しんで鑑賞。
シテ;坂井音重、ツレ:坂井音雅、ワキ:福王茂十郎、ワキツレ:福王知登・喜多雅人、
アイ:茂山逸平(茂の代演)、後見頭:観世恭秀、地頭:岡久広 など。
囃子方は、一噌庸二、曽和正博、柿原崇志、小寺佐七。(後見は息子たちで、勉強のため?)

*****
帰りに日本橋に出て、デパ地下の果山のジューススタンドで、まずジュースで喉を潤し、
一緒にカボチャプリンもペロリ。 それから漸く、春帆楼で河豚の刺身と雑炊で食事。
雨で涼しかったとはいえ、雑炊を食べるには暑かったようで、汗が出て.. 

*****
薩摩絣。 木綿。 極薄青磁鼠色。 みじん格子。 (東郷)
染名古屋帯。 結城紬。 茶色地。 葉と花の柄。 (谷本一郎)
五嶋紐。 渋い緑色、生成り・臙脂・緑入り。
草木染の帯揚げ。 竹色? (堤木象)
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の革の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ)
透かし織り雨コート(スリーシーズンコート)。 薄紫・薄い黄水仙色。

2013.10.5 [土] 芸術の秋は歌舞伎見物から

1日が初日の歌舞伎座の芸術祭十月大歌舞伎は、通し狂言「義経千本桜」。
昼夜通しで観たいと迷ったものの、無理は止めて別々の日に観ることにした。
何度となく観ている人気狂言だから、昼・夜どちらから観てもよかったのだけれど、まずは昼の部。
初日だから初っ端を観たいのと、初旬に昼の部に行かれるのは週末以外はこの日だけだし..
昼の部は、「鳥居前」、「渡海屋・大物浦」、「道行初音旅」。

「鳥居前」は、松緑の忠信実は源九郎狐、菊之助の義経、亀三郎の弁慶、亀寿の笹目忠太、
梅枝の静御前、義経郎党は歌昇・種之助・米吉・隼人の従兄弟共演で、花形・若手の一幕。
「渡海屋・大物浦」は、吉右衛門の渡海屋銀平実は知盛、梅玉の義経、
芝雀の女房お柳実は典侍局、歌六の弁慶。 あと、又五郎、錦之介など。
義経郎党は「鳥居前」と同じ若手の従兄弟共演。
「道行初音旅」は、菊五郎の忠信実は源九郎狐、藤十郎の静御前に、團蔵の逸見藤太。

忠信実は源九郎狐が松緑→菊五郎、義経が菊之助→梅玉、静御前が梅枝→藤十郎..で、
当然ながらまだ差が大きくて、「鳥居前」は無くてもいいような気がしないでもない。(笑)
「道行」は、菊五郎なら時蔵、藤十郎なら團十郎の印象があって、團十郎を観られないのが寂しい。
でも踊り・所作事・夫婦雛も含め、道行であっても恋仲でなく、しっかり主従。 見事だと観ていた。

*****
顔見知りの、私より年上の方々は昼夜通しで観劇だそう。 お元気ね〜と感心するばかり。

何年振りか?にお会いしたお1人と、昼夜の間に喫茶店でお茶を飲みながら暫くおしゃべり。
夜の部に間に合うようにお別れして、私は天真庵@押上に回った。
いつもの文膳で、お酒1合に、肴がちょこちょこ、そして蕎麦をいただいて、〆は珈琲。
もち麦パンも最後の1袋をゲット。 ニコッ。

*****
久留米絣(木綿)。 手織り。 藍染。  (池田光政「木綿の花」)
八寸帯。 紬地。 薄からし色系。 横段。 (米沢・齋英「蔓小町」)
くすんだ黄緑の帯締め。 片方が色の違う4本に分かれたもの。
黄土色の帯揚げ。 薄緑入り。

10月になったが、まだ袷は暑いものの単衣はもう何だかな〜の気分で着たくない。
で、移行期には、単衣仕立てが基本の木綿の着物。(爆)
雨に降られても気にならないから、雨模様の日には重宝だし..

2013.10.5 [土] 9月末は

9月27日(金): 学生時代の部活の飲み会
 カナダ在住者が学会賞を受賞し授賞式のため来日したので、お祝いを兼ねての集まり。
 でも結局のところ、お祝いの会というより、ダシにしての飲み会風。(笑)
 半数以上は8月初旬の暑気払いの会で会った人だが、その折には会えなかった人にも会えて、
 何より主役?には10代の時以来。 でも、若い頃の知り合いは気が置けなくて気楽。
 今回も飲む人飲まない人いろいろだが、飲む人たちのワイワイガヤガヤが凄い。
 負けずに私たちも、賑やかに話しながらパクパクムシャムシャ。(爆)

28日(土): 健康づくり講座に出席して、1時間の運動。
29日(日): 母の処に。 2時間弱の話し相手になった。
 今頃になって敬老の日じゃないけれど、部屋の賑やかしに花のアレンジメントのプレゼント。
 実家では鉢植えの花がいっぱいだった花好きの母には、一番だと思っている。
30日(月): サークル練習に参加。 帰りにまた門仲の近為に寄って、3点盛りで食事。

土曜〜月曜日の3日間は、その前の週と殆ど同じで、変り映えの無い生活。

2013.10.5 [土] 9月26日は能楽祭に

また10日余り日記を書けず放置してしまった。
自分の覚えに、覚えている範囲で遡り日記。

午後、能楽協会が行うファン感謝祭である第2回能楽祭@宝生能楽堂に行って来た。
昨年のお盆の期間に行われた第1回@観世能楽堂には残念ながら行かれなかったので、
演じられる能狂言だけでなく、どんな催しなのかも興味があった。
雨が心配だったが、支度する頃には止んだので、濡れた地面を気にしながらも着物で出かけた。

番組は、舞囃子・金剛流「羽衣」、独吟・和泉流「業平餅」、一調・金春流「蝉丸」、
仕舞・観世流「小袖曽我」、狂言・大蔵流「寝音曲」、能・宝生流「國栖」で、
能と狂言に、舞囃子、仕舞、一調、独吟と、いろいろな形式での上演が、何とも楽しい。

番組には入っていないが、まず本日の上演形式・内容についての案内・解説があって、
今回担当の観世喜正さんは、説明つきの演能を日頃もなさるから、分かり易い話し方・内容。

舞囃子「羽衣」は種田道一、独吟「業平餅」は野村萬、一調「蝉丸」は本田光洋と安福建雄(大鼓)、
仕舞「小袖曽我」は山本章弘・井上裕久、狂言「寝音曲」は善竹十郎・大蔵吉次郎。
「羽衣」は、先週の国立能楽堂開場30周年記念公演で、お能を拝見したばかり。
先週は喜多流の友枝昭世さんのシテで、今回は金剛流で装束を着けず紋付き袴での舞。
手の構えなどがよく見えて、思いかけないところに気づいたりして、それも含めて楽しく拝見。
他も、観たこと・聴いたことがあるものが続いたが、それぞれ印象深く楽しかった。

休憩後の、能「國栖 くず」は、私は初見。 これも楽しく鑑賞。
子方(清見原天皇)がワキ(供奉官人)に伴われワキツレ(輿舁)の輿で登場すると、
直に、前シテ(老翁)が前ツレ(老嫗)と登場。
その後に登場するアイ(追手)が独特で、遣り取り・動きも楽しいが、中入り前に退場。
前シテ・前ツレが退場した後に、後ツレ(天女)が登場し舞を舞う。
そして後シテ(蔵王権現)が登場して御代の将来を寿ぐ舞。
登場人物それぞれに動きがあり、楽しく観られた。
シテ・金井雄資、前ツレ・小倉健太郎、後ツレ・當山淳司、ワキ・森常好、
アイ・野村万蔵と太一郎 など。
囃子方は、松田弘之、大倉源次郎、亀井広忠、金春國和。

終演後、お楽しみ抽選会があって、和気藹々と楽しんだ。
沢山の方が残って抽選会を楽しんでいらしたが、
お帰りになってしまった方に当たることが多かったのは、不思議。 当然、再度の抽選。
でも、籤運の悪い私は残念ながら何も当たらず。
能楽協会主催公演のチケット、能楽師や能楽堂に入っている店から提供の本や扇子などに、
理事長の色紙など、多数。

*****
生紬。 無地。 灰みの深緑色。 (しょうざん)
染名古屋帯。 手描き加賀友禅。 薄紫鼠色地。  飛鶴丸紋。 (能川光陽) (お初)
伊賀組紐。 紺色。 片方に青緑色入り。 (松山好成) (お初)
草木染(竹染)の帯揚げ。 薄い竹色。
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の革の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ)

着物は3年ぶりの着用。 3年前の6月に着たら色合いが気になって、
9月それも後半の少し秋めいた頃の着物だわね〜と思って、それ以降6月には着る気にならず、
なのに9月下旬の着る心づもりの日に着物をパスしたりして、暫く着損なっていた。
地味色の着物なので、帯は模様の色合いが明るいものを合わせたのだけれど、柄は少し早過ぎ?
う〜ん.. 気分と季節と、着物って考えさせられることが多い。

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