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2013.12.29 [日] 今年の着物着用回数

1月:8回、2月:9回、3月:11回、4月:11回、5月:11回、6月:9回、7月:9回、
8月:12回、9月:11回、10月:9回、11月:8回、12月:12回で、合計 120回。

前年よりは僅かに少ないが、今年は季節に係わりなく平均して着ていることに気づいた。
月平均10回で、少なかったのが1月と11月の8回、多いのが8月と12月の12回。
着物をまた着始めてから、月による差が一番小さい。
でも、秋から春の着物着用に気持のいい季節に必ずしも多く着ていない。
この時期に体調を崩すことが多いからで、年間通じての体調維持が、これからの課題だと再認識。

2013.12.29 [日] 片づけが進まない

27日は、中国整体で身体のメンテ。
 25日の内視鏡検査の痛みで全身に力が入ったらしく、肩も腰も酷い凝り。
 腰は、ぎっくり腰にならないかと心配になるくらいの酷さ。
 慌てて、午後早くに近所の中国整体に行って60分のマッサージをしてもらった。
 身体が嬉しくなるほど軽くなって、片づける意欲が出てきてニヤリ。
 片づけに着手したものの、却って収拾のつかない有様になってしまった。(涙)
 頑張らなくちゃ..

28日、29日は、正月用品の買い出しなどで、片づけは進まず。
暮れのうちに母の処にもう一度行きたいし、少しは片づけも済ませたい。
気分転換に日記を書いている場合じゃないのに.. どうなるやら..

2013.12.26 [木] 歳末

今年の観劇の〆に、忠臣蔵番外編の歌舞伎千穐楽を観に国立劇場に行くつもりだったが、パス。
昨日の検査から体調がイマイチで、天気予報も午後から雨だったので、気がそがれてしまった。
初日と討ち入り前夜と珍しく既に2度も観ていて、若手の変化が感じられなかったこともあり、
メインの話も好きになれなかったので、無理に行く気にならなかったのだけど、
今朝になって止めたから誰かに代わりに行って貰うこともできず、チケットを無駄にしてしまった。

出かけないなら、代わりに暮れの片づけをしようと思ったのに、それも全く進まない。
午後からは雨の予報だったから、着物はいじりたくなくて先延ばしにしたら、
それが、今日は雨が降らず明日の雨予報に変って..天気予報(官)にムッとした。

そうやって、あれこれ自分に言い訳をして、先延ばしばかりで、本当に赤面もの。
いつもながら困ったものだと自戒するものの..
でもね〜 少しくらい片づけてもスッキリするはずもない、
変化が見えないくらいひどい状態だから.. 遣り甲斐がない。(涙)
散らかしっぱなしの自分が悪いのは重々分かっているけれど、
片づけの神様にも見放された気分。 どうぞ我が家にもご光臨くださいませ。

2013.12.25 [水] クリスマスなのに

今年のクリスマスはツリーどころかケーキもないクリスマスらしからぬ気分の内に過ぎてしまった。

イブの昨日は、朝、目が覚めて吃驚。 左腕・手が動かない、感覚もない。 
どうも眠っているうちに身体の下に敷いてしまって、痺れを通り越して無感覚になったらしい。
暫くさすっているうちに少しずつ感覚が戻ってきて、手を結んだり開いたりを繰り返したら、
30分程で動かせるようになって、よかった〜とホッとした。
以前、聞いた話を思い出した。
お酒を飲んで頬杖をついたまま眠ってしまったら、手首をねん挫して治るまでに数ヵ月かかったとか。
私は飲んだわけではないけれど、本当に、アブナイ、アブナイ。
  
*****
クリスマスの今日は、内視鏡検査。 ポリープもなく、無事一段落。 ホッ!
これで、暮れ・正月に食事制限もなくお酒も飲める。(笑)

でも今回は、検査自体が前の3回に比べられないくらい辛かったし、時間も長かった。 ふう〜
検査医に、長時間になって済みませんでしたと言われたくらいの、長時間の苦痛。
担当医が替っただけでなく、先日とも違う医師2人での検査。
要は指導つきでの研修医による検査だったらしく、鎮痛剤?軽い麻酔?を点滴しながらでも、
もう検査しなくてもいいと思うほどの痛みが何度も..
ポリープが無かったからよかったけれど、あって切除したら心配だったろうと思う。

この検査のため、22日から食事制限があって、夕べもケーキを食べる気にさえならなかった。
今朝も10分おきに下剤を飲んで検査できる状態になるまでも大変だったが、
何より検査に長時間かかったため、会計を済ませたら4時半で、またまたビックリ。

夕べ8時前に食事を済ませてから何も食べていないので、ホッとしたら空腹感しきり。
それより喉が渇いて声を出すのも辛いくらいカラカラ。  で、まずは喉を潤してから移動。
日本橋のデパ地下の春帆楼のイートインで、フグの刺身とフグ寿司で無事終了を祝った。
デザートは、また叶匠寿庵のクリームあんみつ。

さあ、これからは少しでも家の片づけをしましょうと帰宅。

2013.12.24 [火] 22日は、ユネスコ能 & 落語

3連休の中日22日は、午後からユネスコによる「無形文化遺産 能楽」第六回公演を観に行った。
私は初めて行ったのだが、能楽協会を上げてのこの記念能は今公演を以て一区切りだそう。
番組は、能・宝生流「杜若」、狂言・大蔵流「栗焼」、能・金春流「道成寺」で、能2曲に狂言1曲。
期待通りにいい公演!だった。

開演間際に滑り込んだが、「杜若」の冒頭の笛の音に心が落ち着いて、気持ちよく観られた。
冒頭の独奏から笛の音に惹きこまれたが、笛の音にこんなに心を動かされたのは、
観始めてまだ何も分からない時期に初めて笛の音に惹きこまれた晩年の藤田大五郎さん以来。
一噌仙幸さんの笛も今までに何度となく聴いているのに、何が心に響いたのか..
これが舞台、ライブの醍醐味。 一期一会に感謝。
今回の「杜若」は小書「沢辺之舞」がついているので、後シテの装束も一段と華やか!
物着で二条の后高子の唐衣をまとい業平の舞の際の冠をつけるが、
その冠に藤の花をつけ左右に糸を垂らし、その華やかさは、「杜若」の印象が変わるほど。(笑)
シテ:大坪喜美雄、ワキ:森常好。 囃子方は、一噌仙幸、大倉源次郎、安福建雄、前川光長。

次の「栗焼」は、いい舞台を観ることが多かったためもあってか、好きな曲で、
今日も、千五郎さんのお怪我休演は心配ながら、大好きな七五三さんで大いに楽しんで観た。
パンフに七五三さんが「栗を焼く所が私にはまだまだ難しいのですが・・」と書いていられて、
七五三さんでもそういう思いがあるのかと驚いたが、確かにあそこが悪くちゃどうにもならない。
芸の深さ・鍛錬、日々精進なのだろうと印象深かった。

最後の「道成寺」も楽しめたが、今回は、かぶりつきで観た11月1日の古典の日に比べ、
席の違いか、能楽師も小鼓方も違うこともあるのか、乱拍子の緊迫感はあまり感じられなかった。
でも、蛇体になってからに哀しみを感じて、そちらの印象が私には深かった。
鐘を釣る様子も、アイの鐘楼固めも、前シテの白拍子が鐘に飛び込む型の違いも、楽しめた。
シテ:本田光洋、ワキ:宝生閑、アイ:山本東次郎、地頭:金春安明、ほか。
鐘後見、狂言後見も多数。
囃子方は、藤田六郎兵衛、飯田清一、河村大、小寺佐七。

今年最後の能楽をタップリと大いに楽しみ、満足してニコニコ。
以前からの知り合いにもお会いできて今年最後のご挨拶もできたし、
この能楽堂を主に他でもお会いする方ともご縁ができたことを喜び合えたし、いい〆だった。

*****
昼の能楽に続き、夜は国立演芸場の国立名人会で落語を聞いた。
ユネスコ能のチケ取りの頃はそれまで縁のなかった「道成寺」を観たくてチケットを取ったが、
夏の初めだったから5ヵ月も前で、これだけ経つと「道成寺」があること以外は忘れてしまって、
お能が2曲あって終演が遅いのを忘れていて、危うくダブルブッキングになるところ。
終演後大急ぎでタクシー移動したら余裕で間に合って、今度は今年最後の落語。

でも前座から聞きながら、こんなに大慌てで来なくてもよかったかな〜という気分になったが、
トリの歌丸さんの「小間物屋政談」で、やっぱり聞けて良かったと最後に満足。

ただ仲入り休憩中に缶ビールを飲んでいた同じ列の夫婦連れが、2人して鼾をかいて迷惑した。
後ろの席の方に注意されても直ぐにまた鼾。
間にお1人いらしたのでいくらか緩和されたけれど、あんな迷惑千万・非常識な客はゴメンだわ。
お隣の男性は、その隣の酒酔い奥さんに寄りかかられて、鼾ともども本当にお気の毒だった。
休憩中に飲もうが食べようが構わないが、鼾をかくなら飲むべきじゃないとプンプン。

*****
紬訪問着。 郡上紬? 藍染。 裾に青色系に赤色の混ざった横段入り。 (甲木恵都子)
本袋帯。 平織紹巴。 献上コプト更紗柄。 濃紺地に赤色などで孔雀文様など。 (お初)
伊賀組紐。 紺色、片方に緑色入り。 撚り房。 (松山好成)
濃淡青色の染分けの帯揚げ。
生成り他の薄色の五嶋紐の鼻緒の草履。 パールパープルの台。
コートは11日と同じ黒色の輪奈ビロードの道中着で、黒地に青灰色の刺繍ショールも。

お能、それも「道成寺」と、落語のはしごなので、何を着るか少し悩んで、紬訪問着にした。
帯は模様の赤色が強く派手かと思いながらも、とても気に入って購入したもので、
暖かい季節には暑苦しそうなので寒い時期に締めようと思いながら、
なかなか締められなかったものをついに着用。
帯に派手なしというものの.. やっぱり派手!(笑)
もっと歳を取らないうちに、寒い時期にいっぱい締めなくちゃ。(爆)

2013.12.23 [月] 遡り日記つづき 第3週は

16日: 文楽に浸る
 東京の国立劇場での年に4回の文楽公演の最終日。
 まずは文楽鑑賞教室の午後の部、そして夜の文楽公演を、続けて観て来た。
  
 鑑賞教室は元々が観客層拡大のためだから、学校・学級単位の高校生が主体。
 一般は残った席に入れてもらうことになるので、今回も取れたのは後ろの端の方の席。
 でも前の席の生徒たちが、寝ている子もいたけれど、総じて静かで、観易かった。
 Aプロ・Bプロで演者が異なるので、できれば両方を観比べたいとは思うのだけれど、
 体力的に無理は禁物と、今回は「菅原伝授手習鑑」で和生・玉女が共演するAプロのみ。
  
 「団子売」は、南都大夫・咲甫大夫などの掛け合いに、喜一朗などの三味線で、
 清五郎・紋秀の遣う杵造・お臼夫婦が、明るい餅つきならぬ団子作りで賑やかに軽妙に楽しませ、
 ついで、希大夫・寛太郎・簑紫郎の、若手の大夫・三味線・人形遣いによる解説。
 そして、「菅原伝授手習鑑」の「寺入りの段」と「寺子屋の段」。
 「寺入り」を靖大夫・龍爾、「寺子屋」を英大夫・清介。
 人形は、和生・玉女の武部源蔵・松王丸に、女房戸浪を文昇、女房千代を簑二郎など。
  
 12月の文楽公演は、例年通り重鎮は出ず中堅・若手で、「王塔宮曦鎧」と、「恋娘黄八丈」。
 121年ぶりの復活上演という「王塔宮曦鎧」は、「六波羅館の段」と「身替り音頭の段」。
 「六波羅館」と「身替り音頭」で雰囲気が少し違うのも含め、なかなか楽しかった。
 「六波羅館」が、口を芳穂大夫・清馗、奥を咲甫大夫・清友、
 「身替り音頭」は、中を睦大夫・宗助、奥を文字久大夫・錦糸。
 人形は、斎藤太郎左衛門を勘十郎、永井右馬頭を玉女、妻花園を和生など。
 「恋娘黄八丈」は、「城木屋の段」と「鈴ヶ森の段」で、
 「城木屋」を千歳大夫・富助、「鈴ヶ森」を呂勢大夫・藤蔵。
 人形は、娘お駒を清十郎で、あと文司、簑二郎、亀次、玉輝など。
 
 *****
 色大島紬。 片身替りのような小紋風?の織。 (たけがわ「綾の舞(竹千雅)」)
 名古屋帯。 灰青色地。 手描き友禅・刺繍辻が花。
 伊賀組紐。 青みの紫色。 片側は極薄桃色・緑色。  撚り房。 (松山好成)
 濃淡青色の染分けの帯揚げ。
 灰緑色のヌバッグのボストン型バッグ。 (ロエベ)
 道中着。 大島紬。 漢方染。 絞り入り。 (菅原工房) 臙脂色のベルベットのショール。
 草履は13日と同じ。
  
17日(火): 天ぷらランチ 後 くるみ割り人形
 夜はこの時期恒例のバレエ「くるみ割り人形」を観に行く予定だが、それまでは予定がないので、
 今月も美味しい料理を1度も食べてな〜いと、みかわ是山居に入れていただいて、天ぷらランチ。
 いつものように、ランチコースに季節種を追加。
 季節種は白子。 まだフグでなく鱈。 やっぱり白子ならフグの白子が断然いいなぁ。
 来月になれば、きっとあのマシュマロのようなのが食べられるでしょうけれど、待ち遠しい。
 選択の野菜2品をアスパラとサツマイモにしたが、あとは先月と同じ。
 いつもながら美味しいとホクホク・ニンマリ。
 
 *****
 夜は、バレエ「くるみ割り人形」を楽しく観て来た。
 新国立劇場ホールやオペラ劇場のホワイエは、大きなツリーなどクリスマスの飾りつけ。
 でも平日の夜だから子供たちは少なく、私以外にも着物の方も少しいらしたものの、
 仕事帰りらしい地味めの服装の方が多いし、クリスマス気分には少し寂しい気もした。
 お馴染みのファンタジーを楽しく観て、主役との握手会とやらはパスしても、
 新宿で珈琲を飲んで一息ついてから帰宅したら11時近かった。
 楽しかったけれど少し疲れ気味、って出かけ過ぎなのよねぇ。(苦笑)
 
 *****
 小紋。 渋い黄色(鶸色?)地。 飛び柄。
 袋帯。 京友禅染。 青みの銀鼠色地。 杉林の柄。(つかさ工房「銀花仙」)
 道行きコート。 瑞鵬織(二重紗)。 黒・赤色の亀甲花紋。  緑色のベルベットのショール。
 帯締めは14日と、帯揚げと草履は11日と、バッグは前日(16日)と同じ。
 
 雪木立の雰囲気でクリスマスツリー気分もするので、この時期によく締める帯を今年も着用。
 
18日(水): 石神 & 春日明神
 夜は雨の中、国立能楽堂の定例公演に出かけた。
 番組は、狂言・大蔵流「石神」と、能・観世流「春日明神」。
 
 狂言「石神」は、口うるさいがよくできた妻に家のことを任せきりで遊び歩いている夫に、
 堪え切れずに妻は家出をして..
 夜叉神で、離婚の良否を石神で占うことにした妻に、石神に化けて思いとどまらせようとする夫。 
 石神へのお礼に妻が舞う神楽も楽しいし、石神に化けた夫が浮かれ出すのも狂言らしくおかしい。
 妻は怒るものの、きっと家内もめでたく収まるのだろうと思われるのも暮れには気持ちいい。
 茂山あきら、茂山千三郎、網谷正美(千五郎さんはまた休演で代演)。
 千五郎さんがお元気になられて七五三さんとの共演をまた拝見したいと思っているのだけれど..
 
 能「春日明神」は、多分以前にも観たことがあると思うのに、あまりよく覚えていなくて..
 入唐渡天のために暇乞いに参詣したワキ:明恵上人を、思い止まらせようとする春日明神の使い。
 シテは、前場ではツレとともに宮守で、後場では龍神として登場。
 今回は小書「龍女之舞」つきなので、間狂言はなくシテの中入り後に龍女2人が登場し、
 「龍女之舞」を舞い、シテが白頭の龍神で出、更に若い龍神も2人..
 いや〜派手派手で楽しいわね〜と、とっても楽しく観られた。
 1週間前にも舞囃子で観たが、紋付き袴のシテだけだから動きは勇ましく楽しいものの、
 ピンとこないところもあったので、今回はどうかしらと思っていたが、
 龍神、龍女の舞も装束も含め、とても楽しめた。
 シテ:浅井文義、前ツレ:武田友志、後ツレ・龍女:坂井音隆・音晴、後ツレ・龍神:坂井音雅・
 武田文志、ワキ・宝生欣哉などに、後見頭:観世銕之丞、地頭:野村四郎。
 囃子方は、竹市学、成田達志、安福光雄、金春國和。
 
 雨模様に、着るつもりだった柔らか物を止めたら何を着るか決まらず(決められず)、
 時間切れで、洋服。(汗)
 
20日(金): 天上の舞 飛天の美
 銀座に出かける用があるので、ならばと六本木まで足を延ばして、
 「天上の舞 飛天の美」@サントリー美術館を鑑賞。
 平等院鳳凰堂を修理中のために実現した特別公開。
 私は光背飛天などを改めて注目したことはなかったので、得難い機会だとじっくり拝見した。
 
 カフェで今展覧会限定の「豆乳ミックスベリーマフィンと飲み物」セットで休憩してから、
 銀座に出て野暮用を済ませ、教えていただいたウォームイージーロングスカートを買いに
 ユニクロに行ってみたら、本当に暖かそうで取り敢えず1枚ゲット。
 
21日(土): 演芸大会
 サークル活動の会場であるセンターで年忘れ演芸大会というのがあって、
 所属サークルも出演するので、発表会同様の裏方仕事があり、私は初めての参加。
 観客の楽しそうな笑い声・時に爆笑が裏にも聞こえてきて、好評だったのがうれしい。
 終了後は10人くらいが駅近くの甘味処に行って、甘いものを食べながら暫し歓談。
 帰りは30分程歩いて帰宅。
 
 夜は今年最後の健康講座に出席し、来季の会費を払いこむ。
 既に他の予定があって半分近く欠席になるので迷っていた木曜日の講座も参加することにした。
 予定の入っていない日は休まないように頑張って通いましょう。

2013.12.23 [月] 第2週の着物まわり

10日:
 白大島紬。 有色絣。 雲取唐花。
 袋帯。 引箔地。  森林、切株に小鳥、花の柄。 (吉織「日溜り」)
 伊賀組紐。 濃淡紫色の菱形に薄緑色入り。 蛸足房。 (松山好成)
 草木染(コチニール)の帯揚げ。 紫色。
 ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ)
 雨コート兼用塵除け。 西陣お召し。 緑・薄茶色の吉野格子。

11日:
 江戸小紋・極極角通し。 1つ紋入り。 黒色。 (砂川健一)
 袋帯。 灰白色・灰色の市松。 月と萩。 (村田・川島睦郎「晩秋の月」)
 五嶋紐。 薄い青磁色。 片方に臙脂入り。
 草木染(蘇芳染)の帯揚げ。 赤色(蘇芳色)。 (冨田五郎)
 龍村の白地に金色の唐草柄の鼻緒の草履。 薄銀鼠色の台。
 道中着。 輪奈ビロード。 黒。 斜め模様。 (お初)

 帯は、年に1度は締めたいと、もう晩秋ではないけれど、それには目をつぶって着用。(笑)
 コートは、カシミア防寒コートの前後用に作ったのを着用してみたが、暖かくてニコリ。

13日:
 色大島紬。 五倍子染。 変わり市松。 (東郷)
 袋帯。 墨地。 唐花文。 (弥栄)
 五嶋紐。 渋い灰朱色に薄空灰色。
 光沢のある焦げ茶色に灰緑色の染め分けの帯揚げ。
 焦茶色・白色の京くみ紐の鼻緒の草履。 銀鼠色の変り台。 (Run)
 道行コート・被布衿。 結城玉紬地。 染暈し(裾・錆緑〜肩・紫)。 (結織苑)

14日:
 訪問着。 江戸小紋・秘蔵錐彫型千柄集(切嵌め)。 甘茶色。 (黒岩秀硯)
 袋帯。 黒に近い濃紺・白・灰色。 月と萩。 (村田・川島睦郎「晩秋の月」)
 五嶋紐。 薄桃色。 片側に臙脂・金色入り。
 灰藤色と灰白色の染分けの帯揚げ。
 藤・金・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 銀色台。 
 道行きコート。 紫色。 刺繍入り。

 帯は11日と色違い。 落ち着かない気分もあった季節無視は多分これで一段落。(爆)

2013.12.20 [金] 第2週は

8日(日): 搗きたての餅を味わう
 年末恒例の住まいの餅つき。 楽しみにしている人も多く、私もその1人。
 役員ではないし反しもできないので、搗き立ての柔らかい餅を大根おろしなどで食べさせてもらい、
 引換券で餡と黄粉のパック詰めを貰うのみ。 ありがたいこと。
 役員や有志の働きで続いているが、年々いろいろ整ってきたのが分かって、年数を思う。
 餅好きな息子に声を掛けたら早々にやって来て、食べた後も夜までノンビリ。
  
9日(月): サークル練習
 今年最後の練習に参加。 〆のためか高い出席率で、ほぼいつも通り。
 練習の前には、こうかいぼうのラーメンでランチ。
 久しぶりだし年内最後だし、奮発して珍しくチャーシュー・ラーメン。(笑)
 練習後は、練習会場近くの魚久で、鮭カマとギンダラの粕漬けを購入。
  
10日(火): 歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」・夜の部
 先月と同演目の「仮名手本忠臣蔵」@歌舞伎座の夜の部を見物。
 ぐっと若返った座組みだが、染五郎の早野勘平がいい感じ。
 勘平は先月の菊五郎のが好きで、あの絶品の勘平とはまだ比較にはならないが、
 染五郎のもいいわねぇ、染五郎が次世代の勘平かしらと思う。

11日(水): 定式能
 午後は、年4回の東京能楽囃子科協議会定式能の、今年最後の公演を観に行った。
 まず舞囃子3曲で、宝生流「呉羽」、観世流「求塚」と、宝生流「春日龍神」。
 シテは、それぞれ佐野登、梅若玄祥、和久壮太郎で、3曲続いても雰囲気が違い、楽しめた。 
 短い休憩後は、狂言・和泉流「蛸」と、能・観世流「融」。
 狂言「蛸」は小書「吐墨」つきで、黒い蜘蛛糸のような黒墨を吐くのが何とも楽しい。
 シテ/蛸の精・野村萬斎、アド/旅僧・野村万作、アド/所の者・竹山悠樹。
 能「融」は、「思出之出」、「十三段舞返」の2つの小書つき。
 10月下旬に小書「十三段之舞」つきで観たばかりだが、「〜舞返」との違いは分からないまま。
 でも楽しく観たからいいとも言えるのだけれど..
 囃子方の会に能楽師・狂言師が賛助出演?する公演なのに、
 囃子方より能楽師・狂言師に目が行ってしまうのは、素人としては仕方ないでしょうねぇ。

12日(木): 病院で長い待ち
 大腸がん検診で要精密検査になったので紹介状をもらって通院。
 以前に担当してくれた医師が移動になったそうで、新しい担当は大分若い医者さま。
 内視鏡検査の日を決めるだけなのに、予約時間から待つこと待つこと。
 待ち時間は長くても名を呼ばれれば直ぐに済み、今月中の予約ができてホッとしたが、
 後で、ポリープがあったら(切除したら)正月になっても食事制限があることに気づいて愕然。
 でも早く済ませてスッキリしたいしポリープが無ければ制限はないのだしと、
 そのまま受けることにした。

 その後、母の処に行ったら亡兄の連れ合いが来ていて久しぶりに会ったので少し話し、
 母と2人になってから、母の脚を触ってみたら案の定またパンパンに浮腫んでいる。
 今までで一番ひどかったので、また半時間ほどマッサージ。
 脚が楽になった、冷たかった足が温かくなってきたと言うので、私もホッとする。
 椅子に座ってばかりで動かないせいが大きいだろうから、もう少し足を動かすように、
 新聞は行儀悪くてもベッドに座って脚を投げ出して読む方がいいのじゃないかと言っているが、
 そうよね〜自分のことだから気をつけなくちゃと言うものの、なかなか実行できないらしい。

13日(金): 「知られざる忠臣蔵」再見
 討ち入り前夜に、また国立劇場の歌舞伎「知られざる忠臣蔵」を観に行った。
 正に討ち入り前夜を描く「主税と右衛門七」は、歌昇の右衛門七と隼人の主税で、
 若手だから10日間でどう変わるか楽しみにしていたが.. 
 米吉の右衛門七を慕う大店の娘お美津ともども、あまり違いは感じられず。
 他も3日の初日と同じような印象。

14日(土): 赤穂浪士討ち入りの日に敵討ちの能楽鑑賞
 普及公演を観に今月4回目の国立能楽堂通い。 こんなに続けていくのは珍しい。
 普及公演の冒頭にある解説・能楽あんないは、林望氏の「能の世界と敵討ち」。
 番組は、狂言・和泉流「痩松」と、能・観世流「夜討曽我」。
 能「夜討曽我」は「大藤内」の小書つき。
 どちらも初見かと思っていたら、始まったら直に前に観ていることに気づいた。
 どちらも面白いのに、曲名を覚えていないのが..(汗)

2013.12.20 [金] 第1週の着物まわり

1日:
 江戸小紋・百選柄。 黒地。 (六谷紀久男型・井関義治染)
 袋帯。 灰みの赤藤色。 蔦の葉の柄。 (川北「蔦葉霞」)
 五嶋紐。 薄緑色、金色の変わり菱形つなぎ。
 金糸入りの薄青緑色の帯揚げ。 
 山岡古都の銀無地の鼻緒の草履。 パールグレイ色の台。 (お初)
 横長の利休バッグ。 山岡古都の銀無地。
 道行コート。 山岡古都の銀無地、薬墨染。

 コートと、その残布で作ったバッグに草履のセットで、我ながらしつこいコーデ。(笑)
 帯は、時期的に遅いとは思いながら強行着用。(爆)
 煌めきがあるのでクリスマスにもOKかとは思うけれど、秋にしか締めたことはかったから..

3日:
 久米島紬。 草木染。 泥染。 黒色の無地。 (お初)
 袋帯。 綴れ全通。 段霞文。 茶系。 金糸とレンガ色糸。 (川島) (お初)
 伊賀組紐。 草木染(コチニール)。 薄灰色。 薄灰緑色・白入り。 (松山好成)
 草木染の帯揚げ。 竹色? (堤木象)
 灰色の鼻緒、赤い前坪、白色の天、黒色の巻の草履。 (伊と忠)
 道中着。 生紬。 無地。 象牙色。 (しょうざん)

 ユウナ染めか黒色・無地の久米島紬が欲しいと思っていたら、黒地に先に出会ったので、
 こちらに決めて仕立ててもらってから誕生日におろそうと待っていたものを、予定通り初着用。

4日:
 無地風の小紋。 銀鼠色の変わり織。 (千總)
 袋帯。 桔梗鼠色。 菊・萩・鳥・花などの模様。 (七福・前田仁仙)  (お初)
 伊賀組紐。 紺色、片方に緑色入り。 撚り房。 (松山好成)
 鶯色の帯揚げ。 暈し入り。 「幻雪」
 道行コート・被布衿。 結城玉紬地。 染暈し(裾・錆緑〜肩・紫)。 (結織苑)
 草履は前日と同じ。

 帯は、11月に締め損なったので、柄は分かり難いし来秋まで待つのは嫌だと、
 これまた強行着用。(大爆)

5日:
 白大島紬(プラチナボーイ)。 (田畑安之助「グヅメ三色墨ネズ五釜格子」)
 刺繍名古屋帯。 黄土色・金色地に、入り子菱の江戸刺繍。 (竹内功)
 五嶋紐。 渋い緑色に、生成り・臙脂・緑色入り。
 草木染の帯揚げ。 紫みの焦げ茶?色、灰茶色の絞り入り。 (堤木象)
 コートは前日と同じ。 草履は3日連続で同じ。

 秋色コーデが続いたら、明るい着物を着たくなって、少し明る過ぎるとは思いながらの着用。
 このところ、季節感無視が続いているけれど、誰かに迷惑をかけるわけではないからいいかと..

7日: 
 着るつもりでいた着物・帯が、出して着ようとしたら、どうも気分に合わない。
 別の組み合わせを考える時間がなく、大慌てで殆ど3日と同じ組み合わせ。
 でもすっかり同じはつまらないから、帯揚げを薄い竹色の草木染(竹染)に、
 草履を黒・白色の五嶋紐鼻緒・黒色の本漆台に、それぞれ替えての着用。

2013.12.20 [金] 12月第1週は

連日のように趣味の観劇に出かけ、時にはサークル活動もあり、母の処にも出かけていたら、
それだけで一杯一杯になってしまい、日記は書けないまま、気づいたらな〜んと今日はもう20日。
要は遊び過ぎなのだけれど..(汗)
で、自分の覚えのために、急いで、遡り日記その1。

1日(日): オペラ「ホフマン物語」
 既に2度(もしかしたら3度?かも)観た演出で、演出も音楽もあまり期待していなかったら、
 何が違ったのか自分でも予想外に気に入って、気持ちよく聴いて・観てきた。
 もうそろそろ全オペラ鑑賞は止めてもいいかな〜 次季のシーズンチケットは取るのを止して、
 好きなオペラだけ観に行こうかな〜と思っていたのに、こういう舞台に出会うと止め難くなる。
 
2日(月): サークルの懇親忘年会
 高齢者サークルだから、昼の会なのが忘年会らしくないけれど(笑)、
 発表会も済んで皆の気持ちもゆったりと、近くの席の人と話しながら楽しく過ごした。
 
 その後、母の処に行って話し相手になり肩などを揉み、脚が痛いと言うので脚に触って驚いた。
 浮腫みでパンパン。 あまりの酷さに、自己流だけれど脚をマッサージ。
 正しいやり方かどうかは兎も角、20分くらいして私も汗ばんできた頃に、
 少し効果が出てきて、いくらか指が入る程度になったので、更に続けて、30分余り。
 楽になった!足の痛みがなくなった!と母がとても喜んでくれたが、あれじゃあ辛くて当たり前。
 これからは母の処に行く度にマッサージしてあげなくちゃと思う。

3日(火): 歌舞伎「知られざる忠臣蔵」
 「知られざる忠臣蔵」と銘打たれた国立劇場の歌舞伎公演の初日。
 出かける準備をしようと思っていたところに、姉からのおめでとうコール。
 息子はすっかり忘れているのに、姉はいつも覚えていて電話をくれるのがうれしい。 
 母のことや姉夫婦が前日に観た歌舞伎座の忠臣蔵について話していたら長話になってしまい、
 急いで、誕生日におろそうと決めていた着物を出そうとしたら、あると思うところになくて大慌て。
 箪笥でなく別の処に置いてあったと思い出して、どうにか開幕前に滑り込めたが、ハア..

 演目は、「主税と右衛門七」、「弥作の鎌腹」と、「忠臣蔵形容画合」。
 若手による「主税と右衛門七」は歌舞伎で観るのは初めてながら、どこかで観た気が..
 それにしても、初演時の幸四郎と吉右衛門は10代半ばから上手かったのだろうな〜と、
 変なところで再認識したのが我ながらおかしかった。
 吉右衛門が主役の「弥作の鎌腹」の評判は悪くないらしいが、
 二親の位牌にかけて誓言したというのに、弟の大事を漏らしてしまう弥作には、
 そりゃぁないでしょ!って思う。 正直者かどうかの問題じゃない.. で、この話、好きになれず。
 最後の踊り「忠臣蔵形容画合」は、趣向は面白いものの、パロディって元を知っているからこそで、
 忠臣蔵の芝居を知らない人には面白くもないのでは..と思いながら見ていた。
 で、「知られざる」には理由があるのだという辛口の結論。 でも、まだ観る予定があるのよね〜

 終演後は可否道でコーヒー休憩をしてから押上に回って天真庵でいつもの文膳。
 誕生日祝いに、羊羹のおすそ分けに与った。 ありがとうございます。

4日(水): 能・定例公演
 狂言・和泉流「地蔵舞」と、能・宝生流「梅枝」。
 狂言「地蔵舞」は、旅僧のおかしな理由づけとそれを面白がる宿の主人との掛け合いが楽しい。
 2人で酒を飲み、主人の謡いで旅僧が舞うのを、楽しく鑑賞。
 能「梅枝」は、内裏の管弦の役を争って恨みで殺された夫を恋う妻の亡霊が、
 夫の形見の舞装束をまとい舞を舞うという、同素材の「富士太鼓」の後日談風。 気持ちよく鑑賞。
 シテは、狂言「地蔵舞」が野村萬斎、能「梅枝」が金井雄資。

5日(木): 歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」・昼の部
 歌舞伎座は先月と同演目の「仮名手本忠臣蔵」で、この日は昼の部を見物。
 幸四郎の由良之助と玉三郎のお軽で、他の主な役は先月からぐっと若返って、
 海老蔵、染五郎、菊之助、七之助などの若手中心。
 海老蔵の高師直・菊之助の塩谷判官の刃傷の場に、いいじゃないの!と思う。
 終演後は、茶の葉で一休みしてから大急ぎで帰って、健康講座に出席。

6日(金): 自分メンテ
 疲れが溜まっている自覚症状に、メンテしてもらいに銀座まで出かけた。
 アロマ全身トリートメントに身体が軽くなってホッ。フェイシャルもたっぷりしてもらった。
 こうなる前に自分でメンテできればいいのだけれど..

7日(土): 狂言「釣狐」と「太鼓負」
 国立能楽堂開場30周年記念の特別企画公演で、間に素囃子「神舞」を挟んで、狂言2曲。
 大蔵流「釣狐」と和泉流「太鼓負」を堪能した。
 チケ取りに後れを取ってしまって脇正面の中ほどの列しか取れず、
 でも取れただけよかったと思っていたが、本当に、観ることができてよかった!
 橋掛かり寄りだったので、出の様子などもしっかり観られたので、終わりよければ..だった。

 「釣狐」は、山本東次郎さんが30周年記念を機に29年ぶりに挑むというので期待いっぱい。
 体力を必要とするので老年で演じることは極めて稀だそうだが、
 東次郎さんの前シテ・伯蔵主は、一つ一つの動きにキレがあって、圧倒される気持ちで観た。
 釣狐を初めて見たのは茂山七五三さんので、その印象が強く、
 その後に若い人で観たときは芸の力・鍛錬の差を感じたりしたものだが、
 それにしても、同じ大蔵流でも随分違うのね〜と思った。
 記憶が正しければ、七五三さんは狐の白いぬいぐるみのような装束の上に伯蔵主の装束を重ね、
 面も二重で、橋掛かりで上の装束を脱いで狐になって..という展開に感嘆したのだが、
 今回の東次郎さんは中入りして、黄色の狐の装束に替っての登場で、あら〜違うのね!と思った。
 となると、和泉流のも観たいと思う。

 初見の「太鼓負」は、和泉流の狂言師がずらっと揃って出演する多人数もの。
 (でも、野村萬・万蔵家は出ないのが寂しい。)
 従来ほとんど上演されなかったのを、10余年前に野村万作さんが台本に手を入れ
 舞台効果を上げて主演したのを、さらにまとめ直しての上演だそう。
 町衆に交じり参加する祇園会で、いい役をもらえないのを妻に責められ..という展開。
 負った太鼓が打たれる度に驚く様子も芸尽くしも楽しく、夫婦で仲良く帰るのもほのぼのする。
 それにしても、万作さんの可愛さって独特!
 理知的なイメージだった万作さんの、この頃の可愛いらしさにも、うれしくなることが多い。

 82歳の万作さん76歳の東次郎さんに、いつもながら狂言師の鍛錬ぶり・若さに驚かされる。
 あの元気さ若さは私も見習いたいと常々思うけれど、私はまるで鍛錬してないからなぁ..

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