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2014.12.31 [水] 今年の着物着用歴

自分の覚えに、今年の着物着用回数まとめ。

1月:13回、2月:11回、3月:11回、4月:10回、5月:15回、6月:10回、
7月:7回、8月:10回、9月:9回、10月:14回、11月:6回、12月:13回。
計 129回。

今までで最多。 月によるバラツキはあるが、我ながらよく着たわね〜と思う。
でも、まだ/暫く着ていない着物・帯もいろいろあって、着用要請が聞こえそう。(笑)
来年も月5回が最少目標。 できれば月10回くらい着たいけれど..(爆)
遊び過ぎ感もあるけれど、体力・体調と相談しながら、あと2年くらいはこのままいきたい。

*****
喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます。
皆様におかれましては、よい年をお迎えくださいませ。

2014.12.30 [火] 片づけ休憩中

年内の決まった予定は21日の母の50日祭でお終いで、
22日から10日あれば片づけられると思っていたのが、我ながら浅はか.. 
散らかり状態を考えれば、片づけたいとの希望でしかなかったと深く反省中。

しかも21日で気が抜けたのか新年を祝わないこともあってか、片づける気分には程遠くて..
漸く始めたのが遅すぎて、着手した居間は以前より更に酷い有様。 
片づけてからするつもりだった掃除までは手が回りそうもない。
気になっている埃にも目をつぶって一緒に年を越すことになりそう。 そんな〜(涙)
せめて、片づけだけはもう少し進めなければ..
それでも多分、年越しで、新年になっても片づけと掃除を継続しなければならないのは必至。

今年も遅まきながら猛省。 何年も同じ繰り返しが我ながら情けない。
来年こそは、この状態から脱したいと切に望んでいる。

2014.12.29 [月] もう夜なのに

片づけが進まな〜い。(涙)  やっているのに効果が殆ど見えない状態。(大涙)

25日もクリスマスらしいことは何もせず、夕方から自分メンテをしてもらいに出かけた。
クリスマス前も正月前も、つまりずうっと予約でいっぱいで、取れたのがこの日の遅い時間。
駅を出て地上に出たら、銀座の通りは飾りつけも行きかう人も流石にクリスマスっぽい雰囲気。
ボディとフェイシャルのメンテが終了したのは8時過ぎなので、食事をして帰ることにして、
蕎麦屋に行ったら、期間限定クリスマスメニューがあって、少しビックリ。
蕎麦屋よ、お前もか!と思いながらも、限定に弱い私としては当然これを選んで(笑)、
冷酒・小(0.7〜8合?)もいただいたら、もう酔いを感じて、経済的ねぇと自分におかしくなった。

26日は、かまぼこなど日持ちのするものや野菜を購入。
バッグ2つをリペアに出して、懸案のひとつが済んだ。 というか先任せに。(爆)

27日は、インフルエンザの予防注射。 年内最後に滑り込み。
その後、正月は祝わなくても、新年を前に買っておきたい物などがあり、デパートまで出かけた。
序に、電池を取り換えてもらった直後に止まってしまった腕時計の分解掃除を頼むことになった。
3年前に故障修理と分解掃除をしてもらったばかりなのに..
修理すれば直る、捨てるなんて勿体ないと言われても、そんなにお金をかけたくないのだけれど..
でも、もう1度だけ直してもらうことにした。 日本製のでないから、高いのよね〜
これだから外国製は.. ムニャムニャ

28日は、住まいの敷地内にオープンした安〜い美容室(大爆)でヘアカットしてもらい、スッキリ。
スタイルは相変わらずのボブ。 短くなっただけで変わり映えしないけれど、楽だから..

29日は、最終金額の連絡がきた1月末の旅行の残金の振り込み。
近くの団地内の米屋に切り餅を買いに行って、直に食べる分を除いて、例年通り直ぐに冷凍。

これで、健康診断が来年廻しになったものの、片づけ・掃除以外は年内の用事は概ね片づいた。
後は片づけ・掃除が残るのみ。 これがねぇ〜..
日々の片づけを怠けるからイケナイと先日も子供に言われたばかりだし、
私だって分かってはいるのだけれど、ついまとめてやろうと先送りにした結果がこれ..
来年の最大の課題だわね〜   日記を書いたりしてサボっていないで、片づけ、片づけ。

2014.12.24 [水] 「新たな系譜学をもとめて 跳躍/痕跡/身体」

展覧会「新たな系譜学をもとめて 跳躍/痕跡/身体」@東京都現代美術館。
いや〜 楽しかった〜 
我が家から一番近い美術館なのに、20年近く前に開館してから今回で2度目か3度目。
近いのに交通の便が悪いためもあるが、現代アートって、どちらかというと苦手だったから..
今回は、フッとその気になって招待券を貰っての鑑賞。(笑)

???と思いながら部屋を移動して、ノア・エシュコルの布を使った作品に吸い寄せられた。
布を使っての作品は、ある意味キルト的手法だが、全くの別物。 布のコラージュ?
絵の具で絵画を描く如く、布で表現された作品の魅力的なこと! 
そして、映像から伝わってくる彼女たちが作り上げた身体パフォーマンスの魅力!
尤も、私の後で映像室に来た人は皆さん短時間で移動されたから、惹きつけられたのは私だけ??
その他、名前も存在すら知らなかった作家たちの様々な自己表現。

東京アートミーティングの第5回で、「東京文化発信プロジェクト」事業の一環の展覧会だそう。
現代アートと様々な分野の表現が出会うことで、新たな可能性を探求する展覧会で、
野村萬斎を総合アドバイザーに、多様な身体表現を・・・新たな創造に結びつける方法を探る
ということらしい。
「アート・身体・パフォーマンス」  う〜ん.. 面白い。面白かった。

*****
交通の便が悪いから自転車で行ったので、どうせならと、もう少し先まで行って買い物をして、
帰りにも半月以上ほったらかしていた修理品を受け取りにもう1ヵ所に回って、
展覧会の会場内と往復の自転車とで、いい運動になったと、変なところでも満足。(爆)

*****
クリスマスらしいことは何もしないけれどケーキくらいは食べようと、自転車を降りてから、
我が家の裏道に9月下旬にオープンしたパティスリー寄ってビックリ。 ほぼ売り切れ。
あったのは、特大のホールケーキ1つ、ブッシュ型のケーキ1つ、普通サイズのケーキ3つ、だけ。
選択肢はなく、ケーキを2つ買ったが、買えただけよかった。 私の後の方は、諦めた人も..
夕方とは言え、イブなんだわね〜と再認識。(大爆)

2014.12.23 [火] 星見

花見、雪見は聞く・言うけれど、星見って聞かないわね〜などと思いながら、
昨夜の星を思い出してベランダに出てみた。
今夜も月は見えないのに、星はいつもより明るく見えたものの、何故か昨夜ほどではない。
これからも冬の間の新月前後には星を見てみようと思うけれど、寒さにめげないか心配。(笑)

2014.12.22 [月] 朔旦冬至

今日は、朔旦冬至(さくたんとうじ)。
旧暦の11月1日で、冬至だから1年で昼が一番短い上に、新月で月も見えない日。
聞くだけで寒い夜が目に浮かぶ。 19年に一度なんだそう。
でも、19年後の2033年は朔旦冬至にならないとか..
冬至を含む日と朔を含む日が一致しないで日を跨いでしまうからとか.. 複雑だわね〜

*****
寒さのためか気が抜けたからか身体がガッチガチで辛かったので、
近所の中国整体でマッサージしてもらったら、いつもにも増して凝り固まっていたものだから、
何の仕事ですか、大変ですね〜と言われてしまった。

仕事はしていないと言いかけて、そう言えば退職後はほんの少しだけ娘業をしたわね〜と思う。
それまでは自分のことだけで精いっぱいで親のことは手も気も殆ど回らなかったが、
数年だけでも少しは母を気遣うことができて、ありがたいことだと思う。

*****
夜、いつもより星が明るく大きく見えることに気づいた。 近年こんなにはっきり見えたことはない。
何故かと思いめぐらせ、土・日と休日の間だから空気が澄んでいるのかしら?などと思ってから、
そうか〜月が出ていないからだ!と気づいて、改めて夜空の月の光の強さを思った。
星に詳しければ星座が分かりそうなくらいだったけれど、残念ながら私には分からなかったものの、
ベランダで寒さに身体をすくめながらも、暫く星を眺めていた。
こんな寒い中で星を観たのはいつ以来のことやら..
もっと見えれば、もっと分かれば、もっと楽しいのに..と思った。

柚子湯に入ったのでポカポカと気持ちいい。 冷めないうちに寝ましょうっと..

2014.12.21 [日] 見送り

母の50日祭と納骨が終わった。
寒い時期だし、年の瀬の忙しい時期でもあるし、ごく内輪で小ぢんまりと行って、
母は父の待つあちらの世界の人となった。

墓前祭だから、雨だと大変だとテントやストーブの準備もしてくれていたが、
雨の昨日とは一変、晴れて寒さも少し緩んだので、ホッとしながら、無事終了。

葬儀の2日間は去年の春に改めて準備しておいた喪服を着て、今日もそのつもりでいたが、
昨日の雨の後だから足元が心配で、私も洋服にしてしまった。
やっぱり喪服で送ってあげればよかったと、母にそっと謝る。

これで一区切り。  少し気が抜けた感じも..

2014.12.20 [土] 今年の〆

昨日の夜は、趣味の観劇・観能などの今年の〆で、国立能楽堂の定例公演に出かけた。
〆が今年一番頻度多く通った国立能楽堂だったのが、どことなく今年らしい気がする。
番組は、狂言・和泉流「塗附」と、能・観世流「葛城」。
どちらも楽しく観て、気持ちの良い〆になった。
でも、19日で終わりなのは少し早過ぎて、寂しくもあるけれど..(笑)

*****
色無地。 寿光織。 本茶四度染。 薄灰緑(薄青磁色)。 
袋帯。 京友禅染。 青味の銀鼠色地。 杉林。 (つかさ工房「銀花仙」)
五嶋紐。 薄い青磁色、片方に臙脂入り。
草木染(蘇芳染)の帯揚げ。 赤色(蘇芳色)。 (冨田五郎)
龍村の白地に金色の唐草柄の鼻緒の草履。 薄銀鼠色の台。
カシミアコート。 黒色。  赤色のショール。

お能「葛城」に合わせて雪の気分の装い。 小物はクリスマス仕様?
ついにカシミアの防寒コートを着用。 できれば年内には着たくなかったが、寒さには勝てない。
これで2月までは変化のない防寒一辺倒になるのよね〜と思うと少し寂しい。(笑)

*****
今日も、健康づくり講座の今年の〆で、雨にもめげずに出席。
時期と雨のせいか出席者が驚くほど少なく、雨で大分濡れたけれど行ってよかったと思った。
講座は来週から年末年始の休みに入って2週間ないので、次は3週間後。
片づけなどで身体を動かして運動不足を補わないと..(笑)

2014.12.19 [金] 着物覚え その2

11日: 結城紬。 無地。 灰藤色。 (奥順はたおり娘)
     袋帯。 桔梗鼠色。 菊・萩・鳥・花などの模様。 (七福・前田仁仙)
     伊賀組紐。 灰紫色、片側に薄黄緑・白色入り。 撚り房。 (松山好成)
     薄小豆色に生成り色入りの帯揚げ。 
     ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ)
     雨コート兼用塵除け。 お召し。 緑・薄茶色の吉野格子。  緑色のショール。

13日: 江戸小紋・極極角通し。 黒色。 1つ紋入り。 (砂川健一)
     本袋帯。 瑠璃錦。 漆箔。 濃ワイン系。 古代文。 (渡文)
     五嶋紐。 黒色、片側は黒・白色の長い市松。 (お初)
     黒・白色の五嶋紐の鼻緒。 黒色の本漆台。
     道行コート・被布衿。 結城玉紬地。 染暈し。 (結織苑)  赤色のショール。

14日: 江戸小紋・百選柄。 黒地。 (六谷紀久男型・井関義治染)
     袋帯。 灰みの赤藤色。 (川北「蔦葉霞」)
     五嶋紐。 極薄桃色に金色入り、片側は薄空緑色。
     臙脂色〜薄牡丹色〜薄桜色の暈し染の帯揚げ。 (五嶋紐「五嶋の彩」)
     道中着。 輪奈ビロード。 黒。 斜め模様。 赤色のショール。
     前日と同じ草履。

15日: 本結城紬。 黒・藍色の総絣。 (奥順)
     染名古屋帯。 結城紬。 茶色地。 葉と花の柄。 (谷本一郎)
     五嶋紐。 焦げ茶色に、白・茶色入り。
     草木染の帯揚げ。 紫みの焦げ茶?色、灰茶色の絞り入り。 (堤木象)
     焦げ茶・白色の京くみ紐の鼻緒の草履。 銀鼠色の台。
     前日と同じコート。

16日: 本結城紬。 濃紺色。 地空き、花器に花模様。 (奥順)
     染名古屋帯。 生紬。 手彫木版。 草木染。 茶色地。 (佐伯武晴)
     京組紐。 茶色に、焦げ茶・白入り。 (渡敬)
     紬の帯揚。 京友禅染。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟作)
     草履・コートは11日と同じ。

17日: 結城紬。 松煙染。 灰みの茶色。 変り亀甲模様の総柄。 (石下)
     袋帯。 黒地。 鳥獣戯画。
     伊賀組紐。 焦げ茶色に、薄茶色・薄黄色入り。 撚り房。 (松山好成)
     紬地の帯揚げ。 青灰色の濃淡暈し。 細かい四角など織り込み。
     道中着。 生紬。 無地。 象牙色。 (しょうざん)
     草履は11日・16日と同じ。

2014.12.19 [金] 振り返り その2 中旬

11日(木): 歌舞伎「伊賀越道中双六」@国立劇場
 吉右衛門を芯にした座組みで、通し狂言「伊賀越道中双六」。
 日本三大仇討の1つの荒木又右衛門が助太刀した伊賀上野の仇討ちを題材にした芝居で、
 今回は又右衛門をモデルにした唐木政右衛門を中心にした通し上演。
 44年ぶりという「岡崎」が中心で、単独でも上演される人気の傍筋の「沼津」はない。
 「岡崎」は歌舞伎では長く上演されなかったようだが、文楽では観ているので筋は分かっていたが、
 吉右衛門の政右衛門と歌六の山田幸兵衛の場面が素晴らしく、息を詰めて観た。
 後は概ねいつもの吉右衛門の1座だが、菊之助が和田志津馬で参加したのが目新しい。
 菊之助は父の菊五郎1座だけでなく、義父の吉右衛門1座にも出演が増えるのかしら?
 終演後は、5日に続いて、半音で珈琲・スコーンで小腹を満たした。

12日(金): 天ぷらランチ & 展覧会「仁清と乾山」 など
 午後、展覧会に行く前に、みかわ是山居の天ぷらランチで腹ごしらえ。
 江戸前天ぷらと秘かに名づけている早乙女哲哉氏の天ぷらが私の味覚に合って、
 いつもながら美味しく食べられて、うれしい。
 それから「仁清・乾山と京の工芸 —風雅のうつわ」@出光美術館に回った。
 あと10日で終了という会期末だが、ここは混んでいても凄まじくはないのがうれしい。
 一通りゆっくり観てから、もう1度回って、いつものようにルオーとムンクも観た。
 移動して、ワイン、日本茶、化学調味料無添加の和風だしなどを購入。
 展覧会で歩いた後に日比谷から銀座まで歩いて、更に日本橋まで歩いたら、少し疲れ気味。

13日(土): 能楽・普及公演 & 花形演芸会
 まず午後は、能楽堂の普及公演を観た。
 解説・能楽あんない「錦木の伝説をたずねて」、狂言・大蔵流「御茶の水」、能・宝生流「錦木」。
 茂山家の狂言「御茶の水」は、好きな七五三さんのシテで、展開も謡・小歌も楽しく鑑賞。
 シテ/新発意:七五三、アド/住持:千五郎、アド/いちゃ:茂。
 能「錦木」は多分初見だと思うが、こちらも楽しく観られて、いいひとときだった。
 夜は、健康講座をサボって、お誘いいただいた花形演芸会@国立演芸場で落語を楽しんだ。
 仲トリの三遊亭歌奴「掛取り」と、トリの柳家小せん「御神酒徳利」が期待通り(期待以上?)。
 太神楽の鏡味正二郎が初めて見た頃より本当に上手くなっていて、うれしくなった。
 能楽堂から演芸場へは、歩きたいという人に付き合って、四ツ谷まではJRで、そこからは歩き。
 ご無沙汰していた可否道で珈琲と海苔チーズトースト。 アメリカンのお替りも。
 
14日(日): バレエ「シンデレラ」
 クリスマス時期恒例のバレエのひとつ「シンデレラ」。
 華やかで、男性ダンサーが踊る姉娘たちのコミカルな踊りも含め、楽しく鑑賞。
 この日は、シンデレラ:小野絢子、王子:福岡雄大、義理の姉:山本隆之・野崎哲也、
 仙女:本島美和、道化:八幡顕光 など。
 観客に着飾った少女たちがいつもより多いのも、楽しさ・賑やかさがあって、季節を感じる。
 
15日(月): あぜくらの集い & 文楽鑑賞教室
 午後は「あぜくらの集い」で咲甫大夫の話を聞いた。
 「あぜくらの集い」は初めて申し込んだらビギナーズラックで当選したので、
 1時間半余を楽しく話を聞いて、義太夫のアクセントやらイントネーションやらを再認識。
 夜は、社会人のための文楽鑑賞教室で、解説「文楽の魅力」を挟んで、
 「二人三番叟」と「絵本太功記 尼ヶ崎の段」を楽しく観た。
 間が2時間近くあるので、また可否道に行って珈琲休憩。

16日(火): 歌舞伎・夜の部「雷神不動北山櫻」
 夜は海老蔵が5役を勤める「雷神不動北山櫻」の通し。
 「毛抜」・「鳴神」・「不動」を含んだ「雷神不動北山櫻」の通し上演。
 海老蔵は、鳴神上人・粂寺弾正・早雲王子・安倍清行・不動明王の5役を勤める奮闘。
 でも、「鳴神」では玉三郎の雲の絶間姫と並ぶと、まるで姉・弟。(笑)
 華のある海老蔵も、そろそろ華だけでなく力を付けないと.. その意味でも頑張って欲しい。
 売店で買った新世界グリル梵のビーフヘレカツサンドが美味しかった。 癖になりそう。(爆)
 
17日(水): 演劇「星の数ほど」
 新国立劇場の演劇の今季のシリーズ「二人芝居−対話する力−」の最後で、
 ニック・ペイン作、浦辺千鶴訳、小川絵梨子演出の、鈴木杏と浦井健治の二人芝居。
 一昨年ロンドンでの初演直後から絶賛された話題作だとか。
 少しずつ変わる同じような場・会話の繰り返しが続く。
 歌舞伎の時計音のような「時計?」の音をきっかけに場が変り、
 似たようで少し違う会話・場面になるというのが、延々と繰り返されて続く。
 人生は、星の数ほどの選択肢・機会・可能性.. で成り立っている..  う〜ん..
 帰りは14日に続いてのアマテイ@新宿で珈琲。この日はクラブハウスサンドも。

2014.12.18 [木] 着物覚え

5日: 紬。 紅花染。 薄青・薄桃色。 (新田秀次)
    本袋帯。 平織紹巴。 献上コプト更紗。 濃紺地 赤色などで孔雀文様。
    江戸組紐。 薄青灰色。 龍村の唐花雙鳥長班錦入り。
    灰藤色と灰白色の染分けの帯揚げ。 灰白色には4色の大きな丸入り。
    生成りなど薄色の五嶋紐の鼻緒の草履。 パールパープル色の台。
    長道中着。 青・緑地紋入り。  多色の大きな刺繍入りの黒地カシミールショール。

6日: 江戸小紋・毛万筋。 薄茶色。 (寺山存男)
    袋帯。 引箔地。 森林・切株に小鳥・花の柄。 (吉織「日溜り」)
    五嶋紐。 紫色、片方に渋い緑・黄色入り。
    茶鼠色〜薄い鼠色〜灰白色の暈し染の帯揚げ。 (五嶋紐「五嶋の彩」)
    黒・白・金・銀色の組紐の鼻緒の草履。 濃い墨色のZULEN台。(紗織・ブリヂストン)
    道中着。 黒地に青紫色の乱菊模様。  濃淡茶色の刺繍入りの黒地カシミールショール。

9日: お召し訪問着。 紫色の無地暈し。 (塩野屋)
    袋帯。 帝王紫・白銀地。 (じゅらく「ラスター彩馬人文」)
    五嶋紐。 光沢のある藤色の暈し、端は白に近い灰色。
    墨色がかった紫色の暈しの帯揚げ。 辻が花紋入り。
    山岡古都の銀無地の鼻緒の草履。 パールグレイ色の台。 (長谷川商店)
    山岡古都の銀無地の横長の利休バッグ。 薄茶スエードバッグ(ロエベ)。
    長道行コート。 山岡古都の銀無地・薬墨染。  黒地に灰色の柄のショール。(岡重)

10日: 紬訪問着。 郡上紬? 藍染、裾・袖に横段入り。 (甲木恵都子)
     袋帯。 漆色地。 引箔錦。 松皮菱裂。 ペルシア更紗華文。 (橋本?「伽羅」)
     伊賀組紐。 紺色、片方に緑色入り。 撚り房。 (松山好成)
     渋めの群青色?の帯揚げ。 中央は灰みの青緑色。
     コート・草履・バッグは前日と同じ。

2014.12.18 [木] 振り返り その1 初旬 

連日忙しく観劇・観能などに出かけていて、多少疲れ気味。
時間は長くないものの、さながら仕事みたいだと自分でも少し呆れてもいる。(苦笑)
合間には母関連の手続きにあちらこちらと役所にも出かけなければならず、
日記を書けないまま気づいたら半月経っていて、日の経つ速さを実感。
今更ながらの感があるけれど、自分の覚えに振り返り。

5日(金): 文楽「伽羅先代萩」・「紙子仕立両面鑑」
 「伽羅先代萩」は「竹の間の段」と「御殿の段」で、今回も歌舞伎との違いも含め楽しく観た。
 「紙子仕立両面鑑」は今回上演された「大文字屋の段」のみが現在の文楽で上演されるというが、
 上演回数が少なく、国立劇場小劇場では41年前の1回だけだそうで、
 初見どころか題名も知らなかったはずだと納得。 「艶容女舞衣」の「酒屋」を思わせる筋立て。
 千歳さんが元気に奥を語ったのが、復活を感じてうれしかった。
 「伽羅先代萩」のダブル観劇キャンペーンがあり、忠臣蔵の立版古を貰った。
 11月の歌舞伎の半券を持って行くとオリジナルグッズプレゼントがあるとのことで、
 今回のチケットと一緒に入れておいたが、すっかり忘れていて、危うく捨てるところだった。
 家でチケットに気づいたら間違いなく捨てていたと思う。 アブナイ、アブナイ..

6日(土): 能楽・特別公演
 番組は、仕舞・金春流「善知鳥」、狂言・和泉流「柑子」、能・観世流「大原御幸」。
 狂言「柑子」の太郎冠者は大好きな万作さんで、いいわねぇ〜と思いながら観ていた。
 能「大原御幸」を観たくて来た人が多いのだろうが、私は途中で意識が飛んでしまって(涙)、
 舞の無いお能を楽しむには、自分の気力・体力が充実していないとダメだと再認識。
 面は、シテが珍しい相生増で、ツレは、阿波内侍が深井、大納言局が小面だった。

7日(日): 住まいの餅つき & ラオスの布の会
 住まいの最大のイベントの餅つきがあって、いろいろな味を楽しみながら、餅つきの様子を見物。
 午後は大船まで出かけ、ラオスの布を飛びかからんばかりに拝見。(笑)
 忘年会にも参加して、楽しいひととき。
 ふっちゃんのお土産のシュトーレンも美味しくいただきました。 ありがとうございます。
 お世話くださったみにさん、ご一緒くださった方々、ありがとうございました。

8日(月): 挨拶・手続きなど & 蕎麦と珈琲など
 姉とホームに挨拶に出かけた。 その前に母と一緒に食事した店で母を偲びながら2人で食事。
 お願いしておいた書類を受け取り、その足で役所まで手続きに赴いて、一段落。
 ホッとしたので、自分にご苦労さんでしたと(笑)、天真庵@押上まで出かけて、
 蕎麦と珈琲などの花膳をいただいたが、TV取材とかで蕎麦打ちも見られて楽しかった。

9日(月): オペラ「ドン・カルロ」
 歌手の声を楽しめるオペラだと思うが、新国立劇場では何と8年ぶりの上演だそう。
 前回は多分体調不良で行き損なったので、私は今回の演出は初見。
 この演出のためか、カソリック教会の勢力、国王の地位など、中世のヨーロッパを感じた。
 可動壁のような装置を動かしての舞台展開という演出も、歌手の声も、楽しみながらの鑑賞。

10日(水): 能楽・定例公演
 番組は、狂言・和泉流「蟹山伏」と能・観世流「二人静 立出之一声」。
 能「二人静」は、小書のため相舞が短いのに、合わないことが多かったのが、ちょっと残念。
 面は、シテが若女、ツレが小面だったかしら?

2014.12.3 [水] 定式能−12月昼能−

今日は誕生日。 古来(は)稀なりという歳に大分近づいてきた。
いつの間にか日々が過ぎる感じだが、毎日をもう少し大事に過ごしたいと思う。

*****
午後、東京能楽囃子科協議会定式能−12月昼能−を国立能楽堂に観に行った。
まず舞囃子が4曲で、金春流「田村」・「竜田」と、観世流「誓願寺 乏佐ノ翔」・「錦木」。
短い休憩後に、狂言・大蔵流「空腕」と能・金春流「山姥 波濤之舞」。

囃子方の集まりらしく、囃子方は全て違う方々の出演だが、今回のお能は金春流中心。
金春流ご宗家が舞われた「竜田」の「神楽」が厳かで、徐々に惹きこまれて、
「神楽」は八百万の神々への祈りとしての舞なのだと改めて認識。

この定式能は空席が目立つこともあったが、今日は席が埋まっていて、何となく嬉しかった。
私は珍しく正面席1列目のかぶりつきだったので、どことなく緊張感のある鑑賞となった。(笑)

*****
誕生日だから美味しい料理をいただきたいと、志づ香@門仲に入れていただいて和食を堪能。
水曜日は休業日の店が多く選択肢が少ないから、この店が営業していて助かった。(爆)
カウンターで隣席になったお1人は予約して横浜の先からわざわざお出でになったとのこと。
私は近くに美味しいお店があり、しかも料理に比べコスパがいいことをうれしく思った。(大爆)

いつも通り、鶏肉を除いてのお任せで、お酒も黒龍を1合だけ。
料理は、蟹サラダ、お造り(鯵、平目、シャコ、カジマグロのヅケ)、穴子の白焼き、
白子の湯葉巻揚げ、鴨ロース煮、牡蠣のきのこ汁に、〆の稲庭うどんは生姜味を選択。

美味しくいただいて、いい誕生日になったとニコリ。
でも、1合だけで顔が赤くなるのがねぇ〜 

*****
紬訪問着。 本塩沢。 黒の縞地。 垣の草花模様
爪掻き本つづれ帯。 白系。 紅葉する山々のような模様。
伊賀組紐。 臙脂に白入り。 撚り房。 (松山好成)
縮緬の帯揚げ。 赤茶色。 露芝文入り。
道中着。 生紬。 無地。 象牙色。 (しょうざん)

帯を出してから前帯の柄が一方にしかないことを思い出して、帯の締め方を頭で考えながら締めた。
綴れでもしなやかな帯だったのと、何より時間に余裕があったので、問題なかったけれど、
逆巻きはスンナリ体が動くわけでなく、考えながら締めるのでやっぱり大変。
普段は関東巻ばかりだけれど、少しは逆巻きにも慣れたいものだと思うけれど..

14/12/5 ねこもも
Happy Birthdayむかし桜さん!お誕生日に竜田とは、、素晴らしいです!
びわ
1,2,3と末広がりのお誕生日のむかし桜さん、おめでとうございます!日々を大切に過ごすお心がけあってこそ。拍手。
むかし桜
ねこももさん、びわさん、 ありがとうございます。
若い方々から元気をいただいていて、それもありがたいことと感謝しています。

2014.12.2 [火] 12月大歌舞伎・昼の部

12月大歌舞伎@歌舞伎座の初日で、早々と昼の部を観に行った。
昼の部は見取りで、「源平布引滝 義賢最期」、新作歌舞伎「幻武蔵」、舞踊「二人椀久」。
今月の昼の部は短くて早々に終わってしまい、歌舞伎見物としてはちょっと物足りない気分。(笑)

「義賢最期」は、愛之助の義賢が前回観た時より落ち着いた?というか安心して観ていられて、
「戸板倒し」も、最後の「仏倒し」の大技も決まって、迫力のある立ち廻りも楽しめた。
仁左衛門に似ているわねぇと思う箇所も多々あって、芸の継承を感じる。
亀三郎の下部折平実は多田蔵人もスッキリしたいい男ぶりで、楽しい一幕だった。
他に、九郎助を家橘、九郎助娘小万を梅枝、葵御前を笑也、待宵姫を尾上右近、など。

次は、森山治男作、坂東玉三郎演出の新作歌舞伎で、「幻武蔵」。
姫路城天守閣の最上階に住む妖怪退治を頼まれた宮本武蔵が、妖怪退治に行った天守閣で、
兵法者としての自らと対峙する姿を描き、死ぬまで修行という発見をするという話で、
幽玄夢幻の世界だそうだが、「天守物語」を思わせる舞台。
獅童の武蔵が武骨な兵法者らしく、松也の小刑部明神に存在感があった。
最近は立役が多い松也も、こういう役だと菊之助に似ていて、以前は女形をしていたと思い出す。
他に、淀君の霊を玉三郎、千姫を児太郎、武蔵の養子宮本造酒之助を萬太郎、
秀頼の霊を弘太郎、坂崎出羽守の霊を道行など。

長唄舞踊の「二人椀久」は、玉三郎の松山太夫、海老蔵の椀屋久兵衛。
この舞踊を観る度に孝玉コンビを思い出すし、何より富十郎を思い出してしまう。

*****
終演後は呉服店2ヵ所に顔を出したが、出張と休みでどちらも担当者不在。(苦笑)
茶の葉@松屋で空いていた最後の1席に滑り込んで、ゆったりした。
呉服店2ヵ所でお煎茶をいただいたので、ここでは抹茶にして、後の桜茶もおいしい。
日本橋に移動して、デパート2店の呉服売り場を久しぶりに覗いて楽しく拝見して帰宅。

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久米島紬。 無地。 黒色。
名古屋帯。 紅型風?の型絵染。 紬地。 生成り麻色?の地。 連山に枝。 (剣持晃玄) (お初)
五嶋紐。 レンガ色。 苧環止め。 5色の玉つき。
縮緬。 渋い栗茶色?  (お初)
黒・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 黒色の本漆台。
友禅大型バッグ。 灰紫色。 葡萄唐草模様。 (岡重 OKAJIMA)
道行コート・被布衿。 結城玉紬地。 染暈し(裾・錆緑〜肩・紫) (結織苑)

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