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2015.2.28 [土] 若手能 |
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今日で2月も終わり、明日から3月。 いよいよ春だと思うと嬉しくなる。 単純!(笑)
午後の若手能@国立能楽堂を観に行った。
昨日のパスの記憶が新しく、動けるうちに出かけた方がいいと、さっさと着物を着て出かけ、
能楽堂の最寄駅近くでランチを取って、常には考えられないくらい早く能楽堂に到着。(笑)
今日の番組は、能・喜多流「敦盛」、狂言・和泉流「昆布売」、能・観世流「葵上」。
若手能は、歌舞伎なら花形世代の、次代を担う若手のいい舞台を楽しめることも多い。
が、能「敦盛」の最初に登場のワキ/蓮生法師の謡に、う.む.む.となる。
でも、シテは良かったし、その後は終演まで楽しく観られたので、出かけてよかったと思った。
それにしても、今回も、後見が万作さんやら観世流ご宗家やらで、
これでは演者は緊張するだろう、まるで、試験みたい!(爆) と思う。
お能2曲とも少し予定より延びたので、終演後は時間の余裕がなく、健康講座のため真っ直ぐ帰宅。
途中で体調の悪さを痛感し、家に辿り着いた時には健康講座で1時間動くのは無理だと思って、
着物だけハンガーに吊るして、夕方6時前の、まるで幼児のような時間に就寝。
幼児と違って真夜中に目覚めたが、体調が回復していてホッとした。 睡眠は大事だと再認識。
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結城紬。 無地。 灰藤色。 (奥順はたおり娘)
袋帯。 唐織。 白茶色地。 鴛鴦唐花文様。
五嶋紐。 渋い薄青色、桃・白色に金色入り。
薄灰空色と薄桃色の暈しの帯揚げ。
帯はヤフオクで入手した中古品。 届いたら、派手というのとも違うが、
色の組み合わせが思った以上に若向きに思えてしまって、そのまま放置していたものの、
いい帯だし締めないのは悔しいから締めてみたが、若づくり?の気分で少し落ち着かない。(苦笑)
でもでも、悔しいからあと1、2度は締めたい(爆)けれど、締める気になるかどうか.. |
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2015.2.27 [金] ついに |
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やっちゃった。(涙) 夜の能楽公演をパス。
無論行くつもりだったから友人に行ってもらうこともできず、チケットを無駄にしてしまった。
今月に入ってから睡眠障害が続いて不安を抱えていたものの、今まではどうにか凌げたのに..
何で今日なのよ〜と思っても、どうにも動けなかった。
お能での道具の扱いの実演解説も狂言も観たかったけれど、
何より残念なのは、修羅能で唯一という女性が主人公の「巴」を観損なってしまったこと。
仕舞でしか観たことが無かった長刀を持った巴御前(の亡霊)の戦いぶり.. とても残念。
明日の午後は若手能楽師の公演に行く予定だから、気を取り直してしっかり観て来なくちゃ.. |
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2015.2.25 [水] 文楽 第1部 |
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1週間おいて朝から文楽の第1部を観に行ったが、空席の多さにビックリ。
観始めた20年以上前から国立劇場での文楽公演は人気があってチケットを取るのが大変だった。
先週の第3部も空席があったものの、真冬の夜の公演だから仕方ないかも..と思ったけれど、
今日は暖かい昼間の公演なのに、こんなに空席があるとは、驚きながら心配になってしまった。
大阪の文楽劇場はチケットを取らなくても、行けば必ず入れると聞いて驚いたのは昔のことだが、
東京の文楽人気にも陰りが出て、ついに大阪状態になったかと..
チケット取りの苦労がないのは助かるけれど、これからの文楽が心配になる。
短い「二人禿」のあとが、「源平布引滝」で、「矢橋」、「竹生島遊覧」、「九郎助内」の各段。
やっぱり「九郎助内」が一番見どころがあるし、歌舞伎の「実朝物語」との違いも面白い。
中:靖大夫・清丈 → 次:松香大夫・清友 → 切:咲大夫・燕三 → 後:文字久大夫・藤蔵。
人形は、娘小万を紋壽、百姓九郎助を文司、九郎助女房を文昇、実盛を勘十郎、瀬尾を玉也など。
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終演後は、忘れないうちに、まず観梅。(笑) 前庭の梅の木の種類が多くて、楽しい。
次いで、可否道に寄ってコーヒーを飲みながら文楽についてのあれこれ話。
その後、日本橋に寄って、分解修理が終わったと連絡をもらっていた時計を受け取る。
分かってはいたものの高い修理代に、あ〜ぁと思う。 また直ぐに故障したら次は廃棄かしらねぇ..
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そして、ブリヂストン美術館のコレクション展「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に回った。
ビル新築工事のため数年に亘っての休館前の最後の展覧会。
展示されているのは所蔵品の中でも代表的な作品ばかりだから、今まで何度も観ていても、
やっぱりいいわね〜と思いながら、ゆっくり観て回って、更にもう一度観てから退出。
閉館前にもう一度くらいは行くつもり。
石焼ビビンバを食べにデパートに戻って、食後はキムチやナムルを購入。お菓子も買って、帰宅。
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伊那紬。 草木染(藍、りんご、他)。 白地に、青縞、茶格子。
染名古屋帯。 京友禅。 濡れ描。 青灰色地。 浜千鳥。 (染のに志山「浜千鳥」)
伊賀組紐。 薄桃色、中央は臙脂・青鼠色。 4本房。 (松山好成)
紫色の帯揚げ。 細かい菱型の織に帽子絞り。 (和想庵) |
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2015.2.21 [土] 新年会 |
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新年会と2次会にも出席でき、楽しい時間を過ごせました。
殆どの方が昨年の新年会以来で、何年ぶりかでお会いできた方もあって、それもうれしく、
また、久しぶりにお会いしても、時間を感じないでお話しできるのが、素敵だと思っています。
それに、夫々の個性的な装いを拝見できたのも、いつもながら楽しいです。
改めて、また機会があれば出席して皆様にお会いしたいと思った楽しい1日でした。
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訪問着。 錦繍・御衣「胡蝶蘭」。 青灰色地。 (山口美術・御衣)
袋帯。 唐織。 黒地に金糸レース地。 白・黄緑色・薄桃色などで胡蝶蘭の柄。
(山口美術・御御帯「レース地胡蝶蘭」)
五嶋紐。 江戸本高麗。 白地に春光箔。 薄緑色・薄橙色の方。 (銘つぼたれ)
中央は極薄浅黄色、両端は薄桃色の帯揚げ。 中央に金糸の桜花の刺繍。
白色の皮シコロ織の鼻緒の草履。 薄いパ−プルシルバーの台。 (長谷川商店)
五嶋紐のバッグ。 お召し中型トートバッグ。
カシミアコート(黒色)。 黒地に多色のカシミール刺繍のショール。
司会をさせていただいたため、色合いを気にしながら地味めの訪問着にしたけれど、
やっぱり2月に着るには薄い地色が少し涼し過ぎの感もあって、選択は難しいと反省。
でも刺繍の柄にお祝いらしさがあるから、いいかと思うことに.. |
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2015.2.20 [金] 楽しみの前の悩み |
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明日は天気もよさそうで、着物で集う新年会日和。 楽しみ〜 でも、
着物と帯は決めたけれど.. と思ったのに、仕舞ったつもりの場所になくて、大慌て。(汗)
漸く見つけてホッ。
でも、半衿付けがこれから..(涙)
白の刺繍半衿が見つからない..と言って、お祝いそのものの色入り刺繍半衿じゃ..
要は常の整理整頓ができていないのだと、毎度のことながら反省しきり。(大汗)
福引の品も先日見つけてニンマリして即ゲットしたものの、
それだけでは少し寂しい.. あと何を入れようかしら..
何はともあれ、楽しみには悩みも付きもの..
それも含めて楽しみましょう。 |
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2015.2.20 [金] 3日間の装い |
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17日:バレエ
訪問着。 金彩。 たたき染め。 錆朱色?レンガ色? 梅に童子。
袋帯。 濃グレー地に金砂子。 流水・梅花に鶴。 (吉織「琳派古調鶴))
唐組紐。 白・藤・紺・青に金色入り。 (道明「波の緒」)
極薄い青磁色の帯揚げ。 金糸の七宝柄など入り。
龍村の白地に金色の唐草柄の鼻緒の草履。 金色の台。
古都染人の銀無地の横長利休バッグ、 お召し地の中型トートバッグ。
雨コート兼用の対丈コート。西陣織能衣装・籠目模様。 白地・濃淡赤色カシミール刺繍ショール。
好みとは言い難い色合いで、年齢的にも派手と思うのに、柄が気に入って入手した着物を着用。
これからも暫くは、多分年に1度だけ1月か2月に、派手を承知で着るつもり。(笑)
クロークから受け取ったコートを着る時に、隣にいらした若いお嬢さんに、素敵な帯ですね〜と、
帯を褒めていただいて、吃驚しながらニコリ。 でも、着物は..(爆)
18日:文楽
結城紬。 地空き、雪輪。 灰色。 (藤貫)
名古屋帯。 吉野間道。 草木染。 焦げ茶色地。 (藤山千春)
五嶋紐。 江戸本高麗。 白地に春光箔(薄緑色・薄橙色の方)。 (銘つぼたれ)
丹後ちりめん紬の帯揚げ。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟)
雨草履に前日と同じ雨コート兼用の対丈コート。 ショールは黒地に青灰色の刺繍。
19日:能
付下げ。 縫い締め絞り。 くすんだ紫色。 (桐屋)
袋帯。 素描き友禅染め。 白金地引箔地。 白鷺・濃淡墨色の葦。 (三浦逸鬼「白鷺」)
伊賀組紐。 濃淡紫色の菱形に薄緑色入り。 蛸足房。 (松山好成)
草木染(ブナ染)の帯揚げ。 薄黄色の暈し。 (冨田五郎) |
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2015.2.19 [木] バレエ・文楽・能の3日間 |
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17日(火): バレエ「ラ・バヤデール」@新国立劇場
舞姫ニキヤの小野絢子、王女ガムザッティの米沢唯などのバレエ団のダンサーもよかったが、
何より印象的だったのはラジャー(王侯)に仕える隊長ソロルのワディム・ムンタギロフ。
軽やかで高さのある跳躍、軸のずれないスピン.. これからも観るのが楽しみ。
それに、群舞の素晴らしさも文句なし。
指揮は、此処のバレエによく振るアレクセイ・バクラン。
顔を見るとすぐ分かるのに名前を覚えられなくて.. そろそろ覚えなくちゃねぇ〜
楽しんで、バレエもいいわね〜と思いながら帰宅。
唯一の欠点は、夜7時開演でカーテンコールが終わったのが10時だから、帰宅は11時近く。
着物をハンガーに吊るし、お風呂にお湯を入れ.. 少しゆっくりして、気づいたら1時半過ぎ。
楽しんできたのに我儘は重々承知ながら、やっぱり少し疲労感が..
18日(水): 文楽 第二部・第三部
2月の文楽公演@国立小劇場は例年通りの3部制で、この日は第二部・第三部を鑑賞。
何と今月は3部とも7席しかない3等席を取れたので、毎回3等席での鑑賞。
2等席より観易い1等席がいいけれど、抜群のお得感の3等席を取れるなら3等席で即OK。
今まで3等席は取れないことが多かったのに、今回は3部とも取れたので、何故〜と思っていたら、
人気らしい第二部は空席が気にならなかったのに、第三部は空席が多くてビックリ。
これから文楽を背負っていく人で上演しているのに、東京でも文楽人気に陰り?と心配になった。
開演が遅く終演も当然遅くなるし、人間国宝・重鎮も人気の人形遣いの勘十郎も出ないからか?
第二部は「花競四季寿」と「天網島時雨炬燵」。
「花競四季寿」は、春夏秋冬を象徴した万才・海女・関寺小町・鷺娘の踊り。
関寺小町は津駒大夫・寛治に清志郎がツレ弾きだが、あとは大夫・三味線5人ずつで賑やか。
小町を遣うはずの文雀さんは病気休演で、和生が代演。
鷺娘の衣裳替えがあまりスッといかず、最後の引き抜き(の失敗!)に、あらら..と思った。
それまでも、別の衣装の人形を用意しておいて首(かしら)を替えればいいのにと
思いながら観ていたものだから、あ〜あ..やっぱり..という気分。
「天網島時雨炬燵」は、「河庄」でなく「紙屋内」。
「紙屋内」は東京では35年ぶりの通し上演だそうで、私も文楽では初見。
「河庄」だと、紙屋治兵衛と遊女・小春の印象が強く、今まで治兵衛と小春の話だと思っていたが、
今回は、女房おさんが印象的で、「河庄」と「紙屋内」の違いもあるかもしれないけれど、
おさんと小春の話なのね〜と思う。
中:咲甫大夫・喜一朗 → 切:嶋大夫・錦糸 → 奥:英大夫・清介。
人形遣いは、治兵衛を玉女、女房おさんを和生、小春を蓑助など。
第三部は、「国姓爺合戦」で、「千里が竹虎狩り」、「楼門」、「甘輝館」、「紅流しより獅子が城」。
「千里が竹虎狩り」の奥が三輪大夫・團七、「楼門」が呂勢大夫・清治、
「甘輝館」が千歳大夫・富助、「紅流しより獅子が城」が咲甫大夫・宗助。
人形は、鄭芝龍老一官を玉輝、妻を勘壽、和藤内を玉志、錦祥女を清十郎、甘輝を玉女など。
主役(のはず)の和藤内より、老一官妻・錦祥女・甘輝の印象が強いのよね〜と思いながら鑑賞。
好きな文楽を楽しく観られて嬉しかったが、残念だったのは雨で前庭の梅を観られなかったこと。
本数は多くないが種類が多くて毎年楽しみにしている。 来週の1部の日は晴れますようにと願う。
19日(木): 能を再発見するシリーズ最終回
今回は、−世阿弥の花筐− として、世阿弥の作ったと思われる「花筐」を再現しての上演。
まず、仕舞・観世流「花筐」クセで、梅若玄祥さんで現行曲のクセを見せ、
馬場あき子・天野文雄2者による対談で説明・解説があって、能・古作「花筐」の上演。
これもいいわねぇ〜と思いながら楽しく拝見。 古式か何かの小書きで再演を期待。
シテ/照日の前:大槻文蔵、ツレ/侍女:寺澤幸祐、ワキ/臣下:福王茂十郎、
ワキツレ/使者:福王和幸などに、地頭:梅若玄祥、後見頭:赤松禎友。
面は、透明感があって素敵!と思ったシテは若女、ツレは小面。 |
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2015.2.16 [月] 健康チェック |
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夕方、健康診査の結果を聞きに行った。 概ね問題なし。
ただ、悪玉コレステールが相変わらず高いが、それでも前回よりは改善しているそうで、要観察。
体調がひどく悪かった時期も健康診断ではあまり問題がなかったから、
数値で分かることと分からないことの差を感じてしまうものの、でも、一安心。
眼科に目薬をもらいに行ったら、空いていたので診察付き。(笑)
左目の視力が少し落ちているので、散瞳してのチェックになった。
網膜剥離の痕も問題なく、白内障も悪くなっていないそうで、また安心した。
白内障の目薬はあまり真面目に点していないけれど、もう少し定期的に点しましょうっと。
あとは、気になっているチェック・相談にも行かないと..とは思うものの、
敷居が高い.. って言っていないで、さっさと行かなくちゃ..(汗)
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先月着ようとして見つからなかった着物を、2月中に着ないと来年まで着られないと捜し出した。
明日の天気予報は雨だけど、外は殆ど歩かないし、明日にでも着ましょうかねぇ..
新年会の着物がまだ決まらない。 そろそろ決めなくちゃ..
去年、雪の新年会で着損なった着物が、写真で拝見する今年の会場に丁度よさそうだけど、
「仕立物の着初め凶」だそうなので、別の機会におろすことにして、 また先送り。
着たことのある着物で、あの会場での新年会に合いそうなのは..と迷っているところ。 |
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2015.2.15 [日] 式能で、翁付五番能 |
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朝から着物を着て能楽協会主催の式能を観に行った。
1部・2部を通して観ると、翁付・五番立で能を観ることができる。 多分唯一の機会。
第一部の開演が10時で早く、通しだと9時間余の公演だから少し迷ったものの、
体力的にいつまで観に行かれるか分からないし、行かれる時に行こうとチケットを取った。
遅れると「翁」の間は見所に入れないので、気を入れて出かけたが、
このところまた睡眠障害で、この2日は2時間半と1時間半の睡眠だから、居眠り覚悟。
やっぱり居眠り付きになってしまったのは残念ながら、概ね楽しく拝見し、行ってよかったと思う。
番組は、能・観世流「翁」「西王母」、狂言・大蔵流「大黒連歌」、能・宝生流「花月」、
狂言・和泉流「舟渡聟」、能・金剛流「吉野静」、狂言・大蔵流「因幡堂」、能・喜多流「鬼界島」、
狂言・和泉流「成上り」、能・金春流「葵上」。
「翁」は、初めは殆ど小鼓だけなのに、翁帰りの後の三番三の舞では大鼓の印象が強く、
囃子方の違いが今頃になって印象深くて、我ながらおかしいというか、今まで何を観ていたやら..
翁(の舞)に神々しさより人間味を感じて、何だか不思議な印象もあった。
三番三は若々しく元気なものの、観ていて途中で何となく疲れを感じて..う〜ん..
初見の「西王母」が、脇能にしては華やかな印象が強く、それも楽しかった。
「大黒連歌」も初見なのに、ウトウトと一部観損なったが、大黒さま登場からが楽しい。
「花月」、「舟渡聟」、「吉野静」、「因幡堂」の間は、居眠りと覚醒の繰り返し。(涙)
「鬼界島」は、歌舞伎との違いが大きいが、こちらの方が本来だろうと思える。
先月初めて大蔵流で観た「成上り」は、後半の筋が大きく違うのに驚きながら楽しんだ。
「葵上」まで楽しく鑑賞できて、能楽堂の癒し効果か居眠りのお蔭か(笑)少し元気になって帰宅。
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鹿の子総絞り小紋。 紺色に見える?灰紺色。 (竹田庄九郎)
袋帯。 相良刺繍。 紫色の梨地錦。 吉祥間道。
伊賀組紐。 白色、片側は黒色。 (松山好成)
緑みの灰色の帯揚げ。 雪輪に模様入り。 |
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2015.2.14 [土] 能・狂言に見る危機と機転 |
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2月の国立能楽堂の企画公演《冬スペシャル》の2回目は「能・狂言に見る危機と機転」で、
おはなし、狂言・大蔵流「武悪」、能・観世流「咸陽宮」。
出演者は3人だけだが1時間の長い狂言「武悪」がとても楽しく、前に観た時と印象が一変。
シテが3人と言ってもいい曲だから、3人の狂言師が揃うと違うのね〜が実感。
シテ/武悪:茂山千五郎、アド/主:山本東次郎、アド/太郎冠者:茂山七五三。
茂山家に東次郎さんが客演の感じ..
出演者を知った時には驚きつつ楽しみにしていたが、拝見して大満足で納得。
能「咸陽宮 かんようきゅう」は初見というか、存在も今回知ったばかり。
平家物語の「咸陽宮」から作られたお能だそう。
秦の始皇帝の暗殺に向かった荊軻と秦舞陽の2人が皇帝を手中に入れながら、
最後の願いと言われて琴の名手の花陽夫人の演奏を許したところ、
秘曲の音色に陶然として眠りに落ちてしまい、皇帝に逃げられ、討ち取られてしまう。
何よりワキ方の荊軻と秦舞陽の2人次第の感の曲だったが、とても見応えがあって、楽しく拝見。
シテ/始皇帝:野村四郎、ツレ/花陽夫人:観世淳夫、ワキ/荊軻:福王茂十郎、
ワキツレ/秦舞陽:福王和幸、アイ/官人:茂山宗彦、他。 後見頭:観世銕之丞、地頭:浅見真州。
囃子方は、一噌庸二、大倉源次郎、亀井広忠、三島元太郎。
狂言もお能もどちらも楽しく、寝不足でもしっかり拝見できて、却って元気をもらった感じ。
お陰で、夜の健康講座にも出席できた。
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訪問着。 松煙染め。 一方付け?銀古都に横段で別柄入り。 (古都染人)
袋帯。 黒っぽいこげ茶系摺り地紋地。 お太鼓は羽ばたく梟の柄。 (浅山・施美庵「梟」)
伊賀組紐。 白色、片側は黒色。 (松山好成)
茶鼠色〜薄い鼠色〜灰白色の暈し染の帯揚げ。 (五嶋紐「五嶋の彩」)
古都染人の銀無地の鼻緒の草履。 パールグレイ色の台。
古都染人の銀無地の横長利休バッグ、 お召し地の中型トートバッグ。
マロン色の防寒カシミアコート。(お初) 白地に濃淡赤色のカシミール刺繍ショール。
変化が欲しいと思って、2枚目をゲットしたカシミアコートだけど、う〜ん..要らなかったかな〜 |
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2015.2.12 [木] 久しぶりの六本木 |
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寒さの和らいだ寒中暖ありの日に、六本木で友人2人と、ランチ&仁阿弥道八展&お喋り。
マンションを全面リフォーム中の友が、その間は建設会社所有の六本木のマンションに仮住まい。
彼女が六本木住まいのうちに、一度伺いたいと思い、お誘いも受けていたので、表敬訪問。(笑)
尤も、もう1人の友人は引っ越しの2日前から手伝ったそうだけど..
ランチを食べてから美術館に行くことにして、まず食事。
六本木に仮住まいの友人は1人では外食しない人で、食事処を知らないと言うので、
駅とマンションの間の、勤め人御用達らしいイタリア料理店で、軽くパスタランチ。
食後は、仁阿弥道八展をサントリー美術館に観に行って、楽しく観て回った。
道八が能力を発揮したと云う茶道具の写しが、もとの焼き物の技法・様式を活かして写すことで、
形が違っていたり、水指の写しが茶碗だったりして、これも写しというの?状態で、
絵の模写とは違って、そっくり再現することではないらしいことに驚いたり、
数多く展示されていた雪竹文と桜楓文(=雲錦手)の鉢に、着物の文様を思い浮かべたり、
彫塑的作品のコーナーでは、置物・手焙・炉蓋の愛らしさ、楽しさを喜んだり、笑ったり、
特に陶器の炉蓋を初めて見て、陶製もあることに驚きながら、重さが気になったり..
それから友人宅でゆっくりお喋りに興じた。
お茶請けは、苺と六本木らしいからと友人お薦めの狸だんご。 狸穴由来でしょうねぇ。
漸く台湾土産のパイナップルパイを渡せ、谷根千住まいの友からはお裾分けをもらって..
話のタネはいくらでもあるが、夜の私の健康講座に間に合うようにお開き。
六本木と言えば、半世紀も昔の閑静な住宅街、その後のディスコブーム時代、それから..
最近は、行くのは美術館くらいだし、美術館に行っても殆ど周辺だけしか動かないので、
街を歩く度にその変貌ぶりに驚いてしまう。
六本木にお住まいの方が、買い物には不便で住み易い町ではないと言っていらしたし、
友人も、引っ越して直に、六本木は住む町ではなく遊びに来る町だと言っていたが、
昔の落ち着いた風情は何処に行ったのか、もう無いのかしらねぇ〜
帰宅後一息ついてから講座で1時間動いたら、2週間サボった身体には筋肉痛必至。 |
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2015.2.11 [水] 「生食用」と「加熱用」 |
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先日、三陸の漁協から届いた牡蠣は「加熱用殻付カキ」で、
必ず加熱してから食べるようにとの注意書きがあった。
貝にはノロウイルスが取り込まれている可能性があるので、加熱処理が必要とのこと。
加熱調理は、中心部が85〜90度で少なくも90秒以上の加熱が必要とあったが、
剥いた牡蠣はあまりにも鮮度がよく(見え)て、何故「加熱用」で「生食用」ではないのか、
「生食用」と「加熱用」の違いは何だろうという話になった。
今まで漠然と、生食用と加熱用の違いは、鮮度と扱い方の違いだろうと思っていて、
生牡蠣は鮮度のいい牡蠣をキチンと扱っている店で食べればいいと思っていたが、
今回の牡蠣の鮮度の良さに、疑問が湧いたので、今更ながらも調べてみたら、驚きつつ納得。
生産・加工業者は、無論ノロウイルスを含まないカキの生産に努力しているが、残念ながら、
現段階では、生産するすべてのカキがノロウイルスを全く含まないようにすることは不可能らしい。
また、ノロウイルス検出・定量法が十分には確立されていないことや、
どれくらいのノロウイルスがカキに含まれていたら発症するのかなど、未解決の部分が多いらしい。
鮮度がよくても細菌が少ないと云うわけではなく、生食用はオゾンや赤外線で殺菌している。
つまり、生食用と加熱用の違いは、鮮度の違いではなくて、殺菌の有無による細菌数の違いで、
「生食用は鮮度が良いというのは『間違い』」なんだそう。
生食用は、殺菌された水に浸けられるため、その時点で旨味が抜けて水っぽくなってしまう。
殺菌する過程で味が落ちてしまうから、牡蠣自体の味は、加熱用の方が濃く、美味しいのだそうだ。
だから、加熱してから食べるのであれば生食用よりも加熱用を購入するべきらしい。
高いから美味しいだろうと、生食用を加熱すると不味いのだそうだ。
ご存知の方には、何を今更そんなことを..と、知らなかったことが不思議かもしれないが、
迂闊にも漠然と思い込んだまま知らないで済ませていたことに愕然としながら、
そういう、思い込んでいて事実を知らないでいることが、他にもあるのだろうと思った。 |
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2015.2.9 [月] 二月大歌舞伎・夜の部 |
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夕方から歌舞伎の夜の部の見物に出かけた。
夜は、「一谷ふたば軍記 陣門・組打」、「神田祭」、「水天宮利生深川 筆屋幸兵衛」。
「一谷ふたば軍記」は、今回は人気の「熊谷陣屋」はなく、「陣門」と「組打」だけ。
吉右衛門の熊谷次郎直実、菊之助の小次郎直家・敦盛、芝雀の玉織姫など。
菊之助が若々しく凛々しい若武者ぶり。 あらためて、キレイね〜と思った。(笑)
「神田祭」は、菊五郎の鳶頭に、時蔵、芝雀、高麗蔵、梅枝、児太郎などの芸者。 手古舞も。
散切物の「筆幸」は、幸四郎の幸兵衛に、児太郎と金太郎の娘。
あと、彦三郎、権十郎、魁春、錦之助、友右衛門など。
幸四郎の筆幸は没落士族の惨めさ・切なさにいつも重い気分になるので、
賑やかな踊りを楽しむ神田祭が切りならよかったのに〜って思っていたし、
先週の昼の部でお隣になった方も同じことをおっしゃっていたけれど、
今日は、どういうわけか、筆幸にあまり重い気分にならなかったのが不思議。(笑)
何故かは兎も角、ホッとして、気持ちよく歌舞伎座を後にした。
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訪問着。 お召し。 無地暈し。 紫色。 (塩野屋)
本袋帯。 紋手織? 黒地。 金・赤・青・緑などで花瓶の花柄。 「伊太利華文」
伊賀組紐。 灰紫色、片側に薄黄緑・白色入り。 撚り房。 (松山好成)
ちりめん紬の帯揚げ。 京友禅。 灰藤色、白・灰・肌色入り。 (京姉小路)
漸く今月初めての着物。 帯は歌舞伎だから派手でもいいだろうと、漸くお初で着用。
派手すぎるかしらと思いながら、だからと言って締めないままなのは悔しいと思って締めたので、
隣席の大島紬をお召しの私より年上らしい方に、いい帯ね〜とお褒めいただいて、ホッとしてニコリ。
若い方なら季節を問わないが私が暖かい季節に締めると暑苦しそうだから冬にまた締めましょ。 |
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2015.2.8 [日] 殻開け初体験 |
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昨日の朝、牡蠣が届いたので、今日の夕食は息子とカキ鍋を堪能した。
息子が三陸の漁協の「復興カキオーナー」になっていて、昨年の暮れに申し込んだと言っていたが、
開けてみたら殻付カキが20個。 殻付なんて、聞いていなかったわよ〜!
食べることを考えると嬉しいけれど、その前に、したことのない殻開けが20個、う〜ん..
殻を開ける面倒を考えたら殻付など買う気にならないから殻付牡蠣は外で食べるものだったのに、
この歳になって、そんな面倒くさい新しい経験はしたくない.. と、ブツブツ。
億劫だったが、そうも言っていられない。 するしかないか..
入っていた殻付かきの開け方という手順を書いた紙に従って、牡蠣の殻開けに初挑戦。
半数ほど開けた頃、やって来た息子はドアを開けた途端に牡蠣の臭いがして凄いと言う。
風邪のせいなのか、1つずつ開けているうちに慣れたからか、私には臭わないのがおかしな気分。
どうなるかと心配していた殻開けも、段々に慣れて少し手際よくなってきた頃に無事終了。
剥いてしまえば、ふっくらと美味しそうな大ぶりの牡蠣が大皿にいっぱい。
20個を2人でペロリと食べてしまい、美味しかったね〜と大満足。
殻付の方がやはり美味しいと思うけれど、次回はあるのか、 やっぱり外で食べるだけか.. |
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2015.2.7 [土] 馬の耳に念仏、豚に真珠、私に音楽 |
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午後は宮内庁式部職楽部による雅楽・管弦を聴きに国立劇場に行った。
舞楽なしの音楽だけだからか、座席の少ない小劇場での公演。
雅楽演奏には基準となる6つの調子(六調子)があるそうで、
1昨年の「壱越調 いちこつちょう」と「平調 ひょうじょう」に続いて、
今回は「双調 そうじょう」と「黄鐘調 おうしきちょう」。
四季で言うと、双調は春、黄鐘調は夏のイメージだそうで、雰囲気の違いを感じて欲しいとのこと。
でも、笙、篳篥、笛、琵琶、筝、鞨鼓、太鼓、鉦鼓の、独特の音色に気持ちよく浸ったものの、
音楽・音の分からない私には、相変わらず違いは分からないまま。
やっぱり、馬の耳に念仏、豚に真珠、私に音楽.. だと、悲しく思うものの、
気持ちよく過ごせたのだから、それでいいじゃないかと思うし、また聴きに行きたいとも思う。
とは言え、やっぱり悲しい。
今日も着物でなくセーターの重ね着。
今週は歌舞伎・能楽・オペレッタ・雅楽と4回も出かけたのに1回も着物を着なかった。
う〜ん.. 風邪が抜けないとは言え、ダメだわね〜
健康講座は休むことにして、終演後は半音に寄って珈琲とスコーンをいただいた。 今年初めて。
珈琲はいつものように、イエメンのバニ・マタル。 空いてきたのでお替りにマンデリン。 |
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2015.2.6 [金] オペレッタ「こうもり」 |
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夜は、風邪が抜けないまま、ヨハン・シュトラウス2世作曲の「こうもり」鑑賞。
軽やかな序曲を聞いていると、気持ちが浮き立つようで..
シャンパンが似合うオペラ(オペレッタ)だといつも思う。
序曲から楽しんで聞いていたが、休憩後の、華やかなオルロフスキー侯爵の夜会から違和感。
いつもは気軽に楽しめて、好きなのに..
以前と同じ演出なのに、夜会も次の留置場の場も、何となく乗れない。 何故〜
残念な気分で終わった。 帰宅したら11時。 風邪のせい? |
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2015.2.5 [木] また雪 |
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朝からの霙交じりの雨が一時は雪になって、直に雨になったが、一日中寒い。 ホントに寒い!
真冬だから仕方ないとは思うけれど、風邪ひきの身には辛い。
この寒さのためもあってか、風邪は峠を越したと思うのに、その割にはなかなかよくならない。
2週続いての欠席になってしまって、マズイわねぇ..と思うものの、
こんな日にわざわざ出かけて、汗かいて風邪をこじらせたら馬鹿らしいと、健康づくり講座は欠席。
着物用のカシミアの防寒コートが届いた。
概ね1月と2月の2か月だけの着用だから1枚あれば十分だとは分かっているけれど、
黒色1枚では着る楽しみがないし、安く入手できたので、マロン色というのを買ってしまった。
違う色を楽しめるのはうれしいけれど、場所を取るので、邪魔でもあり..困ったものだわねぇ.. |
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2015.2.4 [水] 立春には蝋燭の灯りによるお能 |
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今月の国立能楽堂は企画公演《冬スペシャル》として、いろいろな企画での公演。
立春の今日は、蝋燭の灯りによる公演で、謡講と能・宝生流「弱法師」。
昨日に続いて、セーター姿で、開始直前に滑り込んだのも同じ。(汗)
謡講(うたいこう)は、昨年だったかに聴いて、面白かったので今回も行ってみた。
要は素謡で、江戸時代以降に特に京都で「京観世」と言われる1派が隆盛させたのだそう。
今回も京都の観世流の井上裕久氏のおはなし「庶民のたのしみ−謡講−」に続き、
同氏と師弟(多分)で、「大晦日」、「龍田」、「蝉丸」を、話を挟みながら実演。
前回は、お能も観世流だったと思うが、今回は宝生流で「弱法師」。
素謡で「蝉丸」を上演したから、お能は「弱法師」なのかしら?などと思いながら観ていたが、
常とは違い蝋燭の灯りによる公演なので見所は暗く、目を閉じて心地よく謡を聴いているうちに、
気づいたら、あちらこちら観損なってしまって、終わるところだった。
休憩時間に食堂で温かい蕎麦を食べたので眠くなったのかとも思うけれど..
でも、心地よい時間を過ごしたのだから、よしとしましょ.. |
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2015.2.3 [火] 節分に歌舞伎見物 |
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海老蔵・獅童などの赤坂歌舞伎は見送ったので、今月の歌舞伎見物は歌舞伎座だけ。
昨日が初日だったが、節分の今日、2日目の昼の部を観て来た。
でも風邪のため、着物を着るというか選ぶのも億劫で、残念ながらセーターの重ね着で出かけた。
今月も昼夜とも見取りで、昼は「吉例寿曽我」、「彦山権現誓助剱」、「積恋雪関扉」。
幕開けは、曽我物の内、通称「曽我の石段」で知られる「吉例寿曽我」で、
「鶴ケ岡石段の場」と「大磯曲輪外の場」。
又五郎の近江小藤太と錦之介の八幡三郎の途中だんまりも入っての「石段」の立ち廻りが楽しく、
「曲輪外」への、がんどう返しでの舞台転換がうれしい。
が、富士山が出てパッと明るくなるだけに、正月に見たかったと思ってしまうのが..何とも..
「曲輪外」は、歌六が工藤祐経で、傾城3人が並んで綺麗、
ただ、芝雀の大磯の虎以外の、梅枝の化粧坂少将と児太郎の喜瀬川が若くて軽い。 軽過ぎ。
巳之助の朝比奈、歌昇・萬太郎の五郎・十郎だから、釣り合いは取れているものの、
大歌舞伎でなく花形歌舞伎?の気分。(苦笑)
それに、もう慣れたけれど、だんまりって初めて観ると何だろう?状態よね〜と、いつも思う。
次が今月一番楽しみにしていた「彦山権現誓助剱」で、今回は「毛谷村」だけ。
六助を菊五郎が初役で勤めると知った時には、今頃になって初役..と驚いたけれど、
そう言えば確かに観た覚えがない。(笑)
百姓の六助は親孝行の正直者で武道の達人という役柄。
背の高い役者だと、百姓より剣術の達人の印象が強いが、
菊五郎だと背格好からも百姓の優しさ・朴訥さの印象が強くて、おおっと思った。
女武道のお園には時蔵。 今は、お園は時蔵が一番好きというか合っていると思う。
あと、團蔵の微塵弾正実は京極内匠、東蔵のお幸に、左團次が杣斧右衛門、など。
最後が、幸四郎の関守関兵衛実は大伴黒主、菊之助の小野小町姫と傾城薄墨実は小町桜の精、
錦之助の良峯少将宗貞で、舞踊「関の扉」。
風邪薬の所為か、懸念した通り途中から居眠り付き。(涙)
その後の節分追儺式ではしっかり覚醒。 夜の部だけに出演の役者も揃っての豆撒き。
菊五郎は赤鬼になって登場。 怖そうな鬼じゃなく、むしろ可愛かったけれど..(爆)
1階席では役者の撒く豆の入った大入り袋をもらおうと舞台際まで客が殺到していたが、
3階席では劇場の係員が盛大に配布。 空席も多かったので、結局3袋も貰ってしまったが、
家で口の中に撒いたら(=食べたら)入っている豆の数があまりに違うのでおかしかった。(大爆)
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茶の葉@松屋で小休憩。 節分で、黒豆入りおこわ・お福茶のサービスつきなのが、うれしい。
惣菜を買って帰ろうとしたら、恵方巻きがいっぱい。 すっかり東京にも定着したみたいねぇ。
なだ万でも売っていたので、ハーフサイズを購入。
サービスに磁石が入っていたのは、恵方が分かるようにっていうことでしょうが、
私は、丸のままでなく切って方角を気にせずに食べたから、ご利益のほどは、どうかしら? |
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2015.2.2 [月] 何十年ぶりかで |
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風邪で通院!
風邪は薬では治らない、薬は効かないと思っているので、いつもは医者に行くこともなく、
休養が一番と、寝ていたりするうちに治るから、風邪で通院したのは覚えがないくらい久しぶり。
洟と咳が酷くなり、昨夜は咳のため眠れぬ始末。
応急処置として胸から喉にメンタムを塗ったら少し楽になって、どうにか眠れた。
今日も相変わらずの洟と咳に軽い頭痛つき。 それでも少し調子がよく、峠を越えつつあるみたい。
でも、でも、明日・明後日は歌舞伎見物・観能の予定がある。
咳をしていては周りの方のご迷惑だから、咳だけは止めたいものだと、ついに医者へ行った。
体温が平熱より幾分高めなので、ついでにインフルエンザの検査もしてもらったが、
やっぱりインフルエンザではなく、ただの風邪。
取り敢えず咳止めと総合感冒薬などを処方してもらい、様子見。 治りますように.. |
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2015.2.1 [日] フロア会 |
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昼は、住まいの同じ階の方々との懇親会に出席。 自治会の当番役員が世話役。
風邪気味なのでうつしたら悪いと心配したが、会の間は咳も殆ど出ず、ホッ。
私の階の出席は半数だけ。
今年は隔年毎の管理組合の役員候補の推薦の年でないため、特に議題もなく懇談で終了。
近年越していらした若い家族は、自治会の行事に出席しないし、当番役員も断る方がいるとか..
若者気質なのかしらねぇ〜
私のフロアの今の役員は80代の方。 無理しても頑張ってしまう高齢者との違いがマザマザ。
同じ集会室の洋室の方で行われていた他の階の盛況ぶりに感嘆。
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喉のイガイガから始まった風邪は、突然の大きなくしゃみに変わり、更に洟と咳も追加。(涙)
頭も少し痛くなってきた。 暖かくして酷くならないようにしなくちゃ.. |
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