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2015.6.30 [火] 夏越の祓

氏神様で3時から夏越の大祓式があるのに、昨日に続き布団干しなどしていて遅くなってしまい、
大急ぎで自転車を走らせた。 歩道を安全に気を付けながら行ったら、ギリギリに到着。
手水舎で手・口を漱ぎ、受付を済ませたら、直ぐに茅輪くぐりが始まった。
富岡八幡宮は近辺では大きな神社のためか参列者が多く、今年も2〜300人くらい。

茅の輪をくぐり、大祓詞を権宮司と共にとなえ、切麻(きりぬさ)を身体に振りかけて祓う。
本殿で、氏子総代に合わせ拝礼。  お神酒、お守りとご供物(砂糖)をいただく。

例年通りの次第ながら、無心と言えば聞こえがいいが、何も考えずにお参りが終わった。
それでも、また元気に半年を過ごせそうに思えるのが、我ながら単純。(笑)

*****
その後、久しぶりにお不動様の前の近為に行って食事。  遅〜い昼食? 早〜い夕食?
鰆と鮭が半切れずつついたご膳に、葛きりをいただき、漬物を3種類ほど購入。

パッソアパッソの有馬さんご夫妻が来ていらして、お帰りになる時に声を掛けていただいた。
お店の直ぐ近くだから不思議ではないものの、私は気づかず、予期していなかったので、ビックリ。
有馬さんの料理を食べたいけれど、このところご連絡しても満席で入れずにいる。
遠からぬうちに食べられますようにと改めて願った。

2015.6.29 [月] グリーンカーテン

今夏も我が家は朝顔とフウセンカズラでグリーン・カーテン。
尤も、葉では日除けにならず、葦簀頼りだけれど、目に優しいのはやっぱり緑。
今朝、朝顔が2輪咲いた。 どちらも紫色。 次は何色が咲くか、これから毎日楽しみ。

*****
午後、歯科医にチェックしてもらいに行ったが、またまた厳しいお言葉。
歯磨きはキチンとできていても、歯周病は確実に進行しているそうで、
毎食後の歯磨きができないと、いずれ奥歯の歯茎が痛み出すのは避けられないとか..(涙)
それに、歯噛み・歯の食いしばりを減らさないとマズイとか..

着物で外出中に歯磨きはキビシイ。 歯磨きする場所と免れそうもない着物の汚れと.. う〜ん..
着物を止める? 外出中は食事を止める?  う〜ん..

2015.6.28 [日] 国立名人会

今日は気温が高く、東京も30度を超すとの予報。
おおっ!そんな〜と思いながらも、着物を着て出かける予定。 頑張れ!私。(笑)

*****
午後、国立名人会@国立演芸場で落語を楽しんで来た。
古今亭菊之丞「浮世床」、柳亭燕路「笠碁」、五街道雲助「お見立て」で、仲入り。
休憩後は、浪曲の富士路子「慈母観音」、曲芸、そして、トリの三遊亭金馬「蒟蒻問答」。

どれも楽しく聞けて、ニコニコと演芸場を出て、伝統芸能情報館で展示を見てから、
また半音で、いつもの珈琲(イルガチェフェ・コンガ)とスコーンで、しばし憩う。
更に、お替りの珈琲(イスマイリ)とケーキまでパクリ。 流石にお腹一杯。(爆)

半蔵門線で一本の三越まで行って、ご案内をいただいた展示「盛夏の愉しみ」にお寄りした。
キイさんの笑顔に温かい気持ちになって帰宅。

*****
南風原の花織(単衣)。 群青色めいた?紺色の単色。
名古屋帯。 紗地。 藍染め。 染分引染暈し。 (松原「水月紗帯」)
五嶋紐。 単衣・夏用。 水色の変わり組み。
紋紗の帯揚げ。 濃淡薄水色。 花弁いり市松の織。
鉄紺色の麻の鼻緒の草履。 白色の台。 (紗織「和美磋美」)

*****
真楽の設立記念日!でしたね。 いいご縁をありがとうございます。
今年は記念日が日曜なのに気付いて、何かしたいと思ったものの.. 企画できず.. 

2015.6.27 [土] オペラ「沈黙」

遠藤周作原作、松村禎三台本・作曲のオペラ「沈黙」で、新国立劇場の2014/2015シーズンの〆。
前回は中劇場での上演だったが今回はオペラ劇場での初上演で、午後から初日公演を観て来た。

重いテーマだが、いいオペラだと思いながら、観て・聴いていた。
キリスト教国でも十分に受け入れられそうに思える。

指揮:下野竜也、演出:宮田慶子、
この日の歌手は、小餅谷哲男、黒田博、星野淳、吉田浩之、高橋薫子、与田朝子、山下牧子など。

*****
紬訪問着(単衣)。 大島紬地。 灰色ぼかし。 斜め柄入り。
組帯。 薄灰緑色。 (ひなや)
五嶋紐。 単衣・夏用。 灰みの青色、薄桃色、生成り。
絽ちりめんの帯揚げ。 薄藤色・薄桃色。 杜若の柄入り。 (24日と同じ)
草履バッグセット。 バッグと草履の鼻緒は西陣織正絹紗織地。 草履の天は黒・絽織。 (紗織)
スリーシーズン用の透かし織り雨コート。 薄紫・薄い黄水仙色。

*****
終演後は猛ダッシュで帰宅して、健康講座に辛うじて滑り込んだ。
土曜の講座の講師は勝ち越せばOKと言ってくれ、それはクリアしているが、
でも、もう少しは出席率を上げたい。

2015.6.25 [木] サクランボのお裾分け

今年もサクランボのお裾分けに与り、持つべきものは友よね〜とニコニコ。 ゲンキン者。

日曜から火曜まで2泊3日で山形のサクランボ農家にボランティアに行って来た友人たちから
お誘いがあって、お裾分けをいただきに出かけた。(笑)
今年は、女性3人、男性4人、計7人の応援団だったそうで、すっかり6月の恒例行事化している。
私も誘われるものの、既に予定が入っていたり、早朝からの労働には自信が無かったりして、
まだ参加できず、今のところ私はお裾分け専門。(爆)

1人は3月末に折った足がまだ痛むようで引きずっているし、もう1人は手首を痛めてリハビリ中。
最近は専ら皆の料理担当らしいから動きは少ないだろうが、本当にご苦労様だと頭が下がる。
援農と言いながら楽しみに?出かけているのに、私は何とも情けない..

久しぶりのお喋りも楽しんで、サクランボ、お手製のサクランボジャム、山菜(みず)..等々、
いろいろいただいて、ご馳走様。
私の持って行った有機栽培のブラッドオレンジジュースも好評で、ニコリ。

帰宅後は、健康講座に出席したが、今季も目標の出席率をクリアできず。(汗)

2015.6.24 [水] 能楽祭@宝生能楽堂

午後は能楽協会の感謝デー的な催しの能楽祭で、久しぶりに水道橋の宝生能楽堂に出かけた。
番組は、解説、舞囃子・金春流「加茂」、仕舞・宝生流「実盛」、一調一声・金剛流「玉蔓」、
独吟・観世流「弱法師」、狂言・和泉流「酢薑」、能・喜多流「殺生石」小書「女体」。

一調、一管、一調一管は、聴いたことがあったが、「一調一声」?と思ったら、
謡1人と鼓1人での演奏に、鼓のみの独奏部分があるのを言うそうで、
いろいろな上演形式があることを再認識した。
能「殺生石」が観応えがあったのは当然な気がするが、独吟「弱法師」も玄祥さんの謡を堪能。

*****
江戸小紋。 絽ちりめん。 赤みかかった紫色。 流水紋。
袋帯。 絽綴れ。 白地。 空色・緑・金で水紋。
五嶋紐。 単衣・夏用。 薄緑色、銀糸・一部に薄橙・紫入り。
絽ちりめんの帯揚げ。 薄藤色・薄桃色。 杜若の柄入り。
麻の台の草履。 鼻緒・巻は薄茶色、臙脂色入りの革。 (沙織)
塵除け。 紗お召。 道中着衿。 極薄緑色地。 葉と水玉文。

2015.6.23 [火] 能楽鑑賞教室

国立能楽堂の年1回の能楽鑑賞教室を観に行った。
月曜から金曜まで1日2回で計10回の公演だが、高校生などの若い世代への普及活動で、
一般は残った席に入れてもらうので席数は限られてしまうから止む無く午前の部での鑑賞になった。
行くのに時間のかかる国立能楽堂に朝早くから(私にしては)行きたくなかったけれど仕方ない。
しかも、狂言は東京の大蔵流(東次郎家、大蔵本家、善竹家)が日替わり担当するので、
好きな東次郎家の担当日に行きたいとなれば、席があっただけで良しとするしかない。

解説「能楽のたのしみ」、狂言・大蔵流「寝音曲」と能・宝生流「船弁慶」。
演者は日替わりというか、回替りで午前午後でも異なる。
私が観た回は、狂言「寝音曲」は、山本則重・則俊の親子共演。
能「船弁慶」は、シテ/静御前・平知盛の怨霊:金井雄資、子方/源義経:野月惺太、
ワキ/弁慶:則久英志、ワキツレ/従者:野口能弘・森常太郎、アイ/船頭:山本泰太郎など。
囃子方は、小野寺竜一、森貴史、佃良太郎、小寺真佐人。

高校生で見所がギッシリ埋まって賑やかな様子は圧巻!だったが、上演中は比較的静かで(笑)、
どちらも楽しく観られて、これならリピーターになる人も出てくるかもしれないとニコリ。 

*****
結城縮(単衣)。 黒地。 地空き。 (龍田屋)
名古屋帯。 夏紬。 茄子紺色。 灰みの紺の暈しの丸。
五嶋紐。 単衣・夏用。 上下が黒色、間は生成りで、2色3段。
薄地の絽縮緬の帯揚げ。 草木染(楠)。 白色系。 (Kinami)
パールグレーの鼻緒・灰みパールの型押し台の草履。 (胡蝶)

制服の高校生の中に入っても、あまり違和感のなさそうな着物と帯を選んだつもり。

2015.6.20 [土] 岩見の大元神楽

午後から夜まで、重要無形民俗文化財の「岩見 大元神楽」を見て来た。
2部構成で、1時の部が、「四方拝」、「太鼓口 どうのくち」、「手草 たぐさ」、「山の大王」、
休憩を挟んで、「磐戸」と「蛭子」。
4時30分の部が、「四剣」、「御座」、「天蓋」、休憩後に「五龍王」と「鍾馗」。

まず目を引いたのは、舞台に設えられた見事な舞殿で、天井から吊るされた多数の五色幣と天蓋、
四囲に貼り巡らされた四季・慶物を表す彫紙の長押飾り、対角線の2方に下げられた山の俵、
奥には大きな藁蛇がとぐろを巻いて鎮座している。

「太鼓口」の神楽歌を唄いながら太鼓を打ち分ける様、後半に順に中央に出て舞う様子、
「手草」で祝詞師(のっとじ)が両手に御幣を付けた榊を持って舞い、備えた久米を撒いて場を浄め、
乱入してきた「山の大王」との間で遣り取りする珍妙な?応答も楽しかった。
が、圧巻は後半の「四剣」〜「天蓋」までの舞と天蓋引き。
「四剣」は、剣と鈴を持った4人の舞手の剣舞で、4人がさまざまに動き回るのも見事なら、
「組み太刀」と呼ばれる「くぐりの術」と「跳びの術」の動きの凄さには目を見張った。
「御座」は、神の座と舞に用いる半畳くらいのゴザにかけられた呼び名らしく、
ゴザと鈴を持った舞手の「かぶりの段」、「とびの段」も見応え十分。
「天蓋」では、3人の引き手が5つの大きな天蓋と4つの小さめの小天蓋の計9つの天蓋を、
曳き糸で操る様が見事で、動きが段々激しくなり絡み合う(合いそうになる)様子に息を呑み、
元々は神事らしく吉凶を占ったというのにも納得がいく。

前の部も興味深かったが、後の部の迫力・魅力は更に大きく、通して見てよかった!と思う。
健康講座をさぼった甲斐があったと1人納得。(笑)

先月のあぜくらの集いで、映像を中心に−受け継がれてきた舞と神事の魅力−に触れていたので、
神楽を見るのはほぼ初めてながら意外性はなかったけれど、やはり目の当りで見ると迫力がある。
神社の式年祭でしか舞わない演目も含んだ今回の構成の神楽を十分に堪能できた。
機会があれば、地元の神社の拝殿を祭場としての神楽を見てみたいと思った。

*****
塩沢絣(単衣)。 黒・青鼠色の経縞。 黒の飛び柄。
名古屋帯。 夏紬。 藍色地。 蔓草?柄。
五嶋紐。 単衣・夏用。 緑がかった藍色 淡い緋色等入り。
絽縮緬の帯揚げ。 薄灰茶色。 空色の暈し、多色の大きめの水玉入り。
下駄。 たたみ表の台。 濃紺色の紬の鼻緒。

小物も、夏仕様。 麻の長襦袢にしたら紋紗の長襦袢に比べても涼しく、洗えるのも嬉しい。

2015.6.19 [金] 入間川・富士太鼓

昼の数十年ぶりの友人たちとの会合を楽しんだ後、夜は国立能楽堂の定例公演を観に行った。
雨で街歩きは止め、これも初めてのヒカリエを、まるでお上りさん気分で(笑)暫く覗いてから移動。

珈琲を飲みながら本を読んで時間を潰したが、持って行った本を読み終わってしまい、
まだ早いものの手持ち無沙汰に能楽堂に行ったら、既に待っている方が多数いらしてビックリ。
開場までの2〜3分?間にざっと数えたら、私の後からいらした方も含め50人くらい。
ギリギリの到着が常の私は感心するやら呆れるやら(爆)、でも遅刻は申し訳ないと改めて思った。

番組は、狂言・和泉流「入間川」と能・喜多流「富士太鼓」。
狂言「入間川」は、入間様の言葉遊び(入間言葉・逆言葉)を楽しむシテが、観ていても楽しい。
シテ/大名:野村萬、アド/太郎冠者:小笠原匡、小アド/入間の某:野村万蔵。

能「富士太鼓」は、内裏での管弦の会の太鼓の役をめぐって浅間と富士という名の楽人が争い、
富士は浅間に殺され、一方、不可解な夢を見た富士の妻が娘とともに都に上り..
形見の鳥兜と装束を受け取り、悲しみに物狂いになった妻が、形見を身に付け、
撥を手に夫の敵と思い定めた太鼓を打つうちに夫の霊が憑依して、舞を舞い太鼓を打ち続ける。
子方の謡も多く、まだ小学生の子方の頑張りが見事。
シテ/富士の妻:粟谷能夫、子方/富士の娘:粟谷僚太、ワキ/官人:森常好、
アイ/官人の従者:野村万禄 などに、囃子方は、松田弘之、鵜澤洋太郎、國川純。

*****
大島紬(単衣)。 緯・絹、経・綿。 泥染。 黒に白灰の横絣 「霞」。
名古屋帯。 夏紬。 生成り。 蛙と蓮の葉の墨絵。 (Kinami・石塚)
伊賀組紐。 白色、片側は黒色。 (松山好成)
草木染の帯揚げ。 臭木染。 薄地の縮緬。 極薄緑色。 (Kinami)
ラバーソール台の草履。 青色の鼻緒・黒色の天。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)
春〜秋用の雨コート。 着物衿。 青色系。

2015.6.19 [金] 半世紀ぶり

昼は、学生時代の運動部のチームメートのランチを兼ねた旅行相談会に出席。
東京と神奈川在住のメンバー4人に(超)久しぶりに会い、楽しい時を過ごした。
同学年3人、1年下1人に、私で、計5人。
私はご無沙汰が短い2人でも多分30年ぶりくらい、ほぼ半世紀ぶりの人もあり、
多少の心配はあったが、皆の変わらなさぶり?がうれしかった。

私は最後の到着で、おばさま方のテーブルだと思っていたのが、我らがテーブル。(笑)
そりゃあ、そうよね〜 皆の年齢を考えれば、おば(あ)さま以外の何者でもないのだから..

座って暫く顔を見ながら話していると、若い頃そのまま(というのは言い過ぎ?)の感じなのが、
意外でもあり当然にも思え、一気に若い頃に戻ったような感覚が楽しかった。
私は夜の予定もあり着物で行ったので、着物姿は意外!と皆を驚かせたが、直に慣れた模様。

5年も通っていた渋谷だが、滅多に行かなくなって特に宮益側にはとんとご無沙汰で、今浦島気分。
cocotiビルが初めてなら、レストランTHE LEGIAN TOKYOも当然初めてだったが、
高齢者向き?にフルコースでも軽めの量で、皆ペロリ。

食後はランチタイム終了まで、旅行の相談。
高知出身者の案内で、高知巡り(西部だけだが)の予定だそうで、案に従い、希望の確認など。
1人がスマホ?を駆使して、プラン実現をチェックする様子に感嘆。
私は参加できるかどうか母の1年祭の日取り次第なので、参加予定ということにした。
参加できると、うれしいなぁ〜

2015.6.18 [木] 外国人パワー

16日(火): 恒例のツキイチ天ぷら@みかわ是山居
 ランチに、季節の稚鮎を追加してもらい、蓼酢でいただいてニンマリ。
 魚の間の野菜は茗荷。 これから夏中はこれが続くはず。
 最後の野菜は今月もアスパラと茄子にした。
 〆のかき揚げは、また天丼。 ランチの人のは、いつもの小柱(あおやぎの貝柱)でなく小海老。
 小さな海老を二つ切りにしたもので、私にはいつもと違って、楽しくもある。
 が、味・食感は小柱の方がいいみたいと、今更ながら思った。(笑)

 朝から息子に頼まれた証明書を役所に貰いに行って、買い物もして戻って来てからだったので、
 ランチでも遅い回だったが、何と日本人は私だけで、あとは全員中国の方らしかった。
 早い組は1組以外は日本人だったそうだが、それにしても外国の方が多くなったのは驚くほど。

 3階のサロンの展示が蒔絵に替わったというので、食事が済んでから見せていただいた。
 若い頃からの陶磁器などとは違い最近の収集らしいが、まあ、これだけ個人で集めてしまうとは..
 誰に気遣うこともなくじっくり拝見できるのはうれしいと、矯めつ眇めつ..

17日(水): 「新薄雪物語」再見
 昼の部の「花見」、「詮議」と、夜の部の「広間・合腹」まで、幕見。
 役者が揃わないと上演できない「新薄雪物語」を、もう一度観ておきたいと出かけた。
 再見するのは「新薄雪物語」だけで、しかも体力的に「正宗内」はパス。

 「花見」と一緒に購入した「詮議」以外は、幕見席券の売り出し時間を過ぎていたので、
 未だ座れますか?と聞いて、座れることを確認してから幕見券を購入。
 幸いに平日にしても空いていたようで、全部座れて(まだ少し席があった)、楽しく見物。
 幕見席には久しぶりだったので、改めて舞台の遠さを感じた。(笑)

 昼の部にも外国の方がいらしたが、夜の部は更に多くて、外国人パワーを昨日に続き実感。
 最近は3階席に外国の方が増えたし、関心を持つ方が増えているのは嬉しいことだと思う。

18日(木): 懸案事項を漸くひとつ処理
 懸案事項のうち、背中に火がついている件をどうにか片づけた。 まだ一つだけ。(汗)
 少しホッとしたものの、まだ沢山残っているのよね〜  1つずつ片づけるしかないけれど..

 夜は、健康講座に出席。 先週は体調的に欠席してしまったし、出席率が低くて..う〜ん。
 もう少し頑張って出席したい。 とは言え、無理は禁物だし..

2015.6.15 [月] 青翔会

午後、若い能楽師・狂言師による研修発表会@国立能楽堂を久しぶりに観に行った。
以前は無料だったらしく、「青翔会」と名付けられ有料になった今も極低額料金の能楽研修発表会。

通常の国立能楽堂の主催公演は、ここ数年ほど可能な限り全公演チケットを取っているが、
第7回になる青翔会は、多分3回目。 初回と今回と、多分あと1回行ったと思う。
初回にカッチリと硬い舞に疲れてしまったので、それからは興味のある時だけにしている。

今回は、初めの狂言小舞は硬さが目立ったが、以降は通常公演で見知った人も多く、
それなりに安定感がある若々しい舞台で、見所の雰囲気がいつもと少し違うのも面白い。
囃子方を中心に、自分の専門以外の役方を学ぶ研究課程の研究生も多数参加。
研修講師などが後見、地謡に入って、研修の成果のチェック?と舞台の引き締め。(笑)

*****
終演後、玄関ロビーでショールを肩に掛けようとしていたら、真楽メンバーのさらさんのお声。
此処でメンバーにお目に掛かったのは多分初めてで、思いがけない嬉しい驚き。
お連れとご一緒だったので立ち話だけになったけれど、お話しできてうれしかったです。
お声を掛けてくださって、ありがとうございました。

暫くご無沙汰している天真庵@押上まで行くつもりが、暑さにめげ、雷雨も心配で、直帰。

*****
付下げ(単衣)。 洒落暈し染。 小豆がかった藤色地。
袋帯。 博多織。 紹巴。 黒地、つゆ芝に蛍。 (若林弘恵)
五嶋紐。 薄水色。 一部に紫・黄・朱色など入り。
薄灰桃色に灰空色の暈しの帯揚げ。 一部に金色の葉・白色の細枝入り。
涼しげな生地の甘茶色?のひなやの鼻緒の草履。 藍色の台。
ほんの少し銀色などの入った白色のシフォンの大判スカーフ。
(今回も蒸し暑さに負けて、塵除けは止めたものの、むき出しはちょっととスカーフ利用。)

帯は、このところ暑さ対策に八寸帯を続けて締めていたので、軽い帯でも袋帯はやはり暑い。(笑)
4月〜5月上旬向きの青楓の染帯を締め損なったものだから、この帯も締め損なうのは嫌だと思い、
しかも、夕方向きの柄なのに、これ以上蒸し暑くなったら厳しいと、昼間に強行着用。(爆)
帯に合わせて、着物は付下げ。 紬中心でも、時には帯に合わせて柔らか物も着ることになる。

2015.6.14 [日] 「東洋の美」

観に行こうと思いながら行けないまま最終日になってしまったが、午後になってから重い腰を上げ、
「東洋の美 中国・朝鮮・東南アジアの名品」展@出光美術館に出かけた。
日曜の最終日なので少し心配したけれど、混むというほどではなく、ホッとしながら観て回った。
ルオーとムンクも観てから、一休み。 無料サービスのお茶がありがたい。
少し元気を回復したところで、また一回り。

日本橋に寄って、デパートの催事「山形展」を覗き、
紅花蕎麦とずんだ餅などを食べ、サクランボを買って帰宅。

KWでご紹介のあった「小倉充子型染展〜夏の絵羽きもの〜」@根津にも行きたかったし、
隣の千駄木の友人のリハビリ状況を見て、手伝うことがあればとも思っていたが、体力的に断念。

2015.6.13 [土] 饅頭と実盛

昼から普及公演を観に国立能楽堂へ出かけた。
解説・能楽あんない「錦の直垂を着る実盛」、狂言・大蔵流「饅頭」と能・観世流「実盛」。

いつも分かり易い解説の馬場あき子さんが、話したいことが沢山あり過ぎて..状態らしく、
何度も時間を気にしながらの解説が珍しかった。

狂言「饅頭」は、落ちぶれて饅頭を売る男に、遠国の大名が値を払うから食べて見せろと言って、
食べさせておきながら、金を払わないで、刀で脅す酷い話。
訴訟が上手く行って国に帰るのなら、そんな酷いことをしなくても..と思ってしまう。
食べるうちに饅頭が小さくなっていくのが楽しく、餅と同じ作りだわねぇとうれしくなった。
シテ/遠国方の者:山本則孝、アド/饅頭売り:則重。

能「実盛」は、歌舞伎でも人気の高い実盛の、討死した霊が死に至る次第を語り舞う曲。
シテ(前/老人、後/実盛):梅若万三郎、ワキ/遊行上人:宝生閑、アイ/里人:山本泰太郎など。
囃子方は、藤田次郎、幸清次郎、亀井忠雄、小寺佐七。

*****
小紋(単衣)。 綾羅織。 青・灰色系。 (染工房・連、染織作家・茂美)
八寸帯。 紹巴。 灰紫色地。 獅子狩文。 (志まや)
伊賀組紐。 白・薄黄・薄桃・薄灰色。 ねじり編み? (松山好成)
草木染の帯揚げ。 臭木染。 薄地の縮緬。 極薄緑色。 (Kinami)

2015.6.12 [金] 壺坂霊験記

夜、国立劇場の社会人のための歌舞伎鑑賞教室で「壺坂霊験記」を観て来た。
1日に2回の公演だが、他の回は基本の「高校生のための〜」で、「社会人のための〜」は1回だけ。
そのためか、久しぶりに客席がギッシリ埋まっていて、歌舞伎座より入っている?と驚いた。(笑)
鑑賞教室で壷坂霊験記って、地味な話で初心者が楽しめるか疑問で、何故?と思ったけれど、
入りのよさ、拍手の多さをみると、初心者でも楽しめたのか、それとも、
土日以外で歌舞伎を観られる利点のための来場者が多く、初心者は少なかったのかしらねぇ。

座頭沢市夫婦の奇瑞譚で、女房お里を孝太郎が、沢市を亀三郎が、共に初役で勤めている。
孝太郎はお里を伯父の秀太郎に習ったそうで、頑張っていろいろ動くのに、
亀三郎が合わない感じで、この頃上手い役者になったと思うことの多い亀三郎が沈んでいて、
ニンに合わないのは難しいと思った。  そうなると、動く孝太郎がうるさくさえ思われて..
途中から気分的に段々だるくなってしまったのが残念。

亀寿の歌舞伎の見方は、分かり易くよかったと思うものの、女形の化粧から着付け、動き方など、
以前の鑑賞教室でも見たことがあるので、私個人としては別の説明の方がよかった。
でも、鑑賞教室もこれだけ長く続けていると、新しい内容は難しいのでしょうねぇ。

*****
結城紬(単衣)。 薄深川鼠色。 雲取・流水・草花。 (おく玉)
八寸帯。 黒地。 白・臙脂などの花・葉・唐草文様。 (弥栄)
五嶋紐。 薄灰紫色。 房は極薄水色。
ちりめん紬帯揚。 京友禅。 灰薄緑色と灰茶色の染分け、中央は白茶。 (雪華)

この着物、地入れが不十分で糊が残り過ぎのような感じで、生地にゴワゴワ感がある。
すっかり忘れていたが、急いでタッタカ歩くと裾が上に上がって来て、裾から長襦袢が覗く。(汗)
何度も着物の裾を引っ張らなくちゃならなくて.. う〜ん..
地入れし直すほどには着ていないから、気を付けて付き合うしかないのかな〜

15/6/18 びわ
さすが見巧者!いい芝居って本当に全部がしっくりきて成り立っていますもんね。でも亀三郎、亀寿兄弟はここにきて存在感がでてきたと感じています。ますます頑張ってほしいです。
15/6/19 むかし桜
いえいえ、残念ながら私は音楽・踊りが分からないから見巧者には到底なれなさそうです。 音楽がダメというのは、ある意味致命的かもしれないと思っています。
私より大分お若いけれど私より多数の幅広い観劇をしていらして、三味線・小唄舞をなさる方が、冒頭の三味線でガッカリし、花道での端唄で更にガックリし..ご詠歌で.. と、本当に残念だった。死にたいほど気持ちが凹んでる沢市がなんとか自力で気分を引き上げようとする手段の「得意の歌」・「自慢の美声」が悪くては、観に行った甲斐がなかったという旨のことを言っていらっしゃるのですが、
三味線も唄も分からぬ私には、そのガッカリ感が薄く、そういうことだったのかしら.. と、楽しめなかった理由を改めて知ったという情けない次第です。(汗)
小唄をなさる(お聞きできることを楽しみにしています!)びわさんは、私より見巧者への道は近いと思われます。 暖かく、でも厳しく観て、役者を育ててくださいね。

2015.6.10 [水] バレエの〆は「白鳥の湖」

夜、今シーズン(2014/2015)最後のバレエ「白鳥の湖」を観に出かけた。 
聞き覚えのあるチャイコフスキーの音楽、観覚えのある場面.. 
今日のオデット/オディールは米沢唯、ジークフリード王子はワディム・ムンタギロフ。
道化は八幡顕光、ロートバルトは貝川鐵夫、など。
指揮のアレクセイ・バクランも、常連だし、楽しく鑑賞。

着物で行く予定が、体調的に洋服になったのだけが残念だったけれど、
夜遅い帰宅にも拘らず、楽しんで、気分転換もできて、今季のバレエのいい〆になったとニコリ。

2015.6.9 [火] 歌舞伎「新薄雪物語」を通し見物

今月の歌舞伎座は、昼夜通しで「新薄雪物語」。 役者が揃って久しぶりの上演。
昼の部が「花見」と「詮議」で、「広間・合腹」・「正宗内」が夜の部。
昼夜「新薄雪物語」だけでは短いから、昼の序幕は「天保遊侠録」、夜の最後は「夕顔棚」。

昼夜通しての見物はできるだけ避けたいものの、折角の通し狂言だから続けて観たいと迷ったが、
多分それほど長時間にはならないだろうと見越して、通しで見物することにして正解。(笑)
歌舞伎座の歌舞伎公演にしては、昼の部も夜の部も、いつもより短時間だった。

「新薄雪物語」の「正宗内」は、団九郎のモドリに唐突感を拭えない。 う〜ん..
この話では、やっぱり「広間・合腹」が観応えがある。 
幸四郎の幸崎伊賀守、仁左衛門の園部兵衛(秋月大膳と2役)、魁春の梅の方(兵衛妻)で、
3人での「三人笑い」が見事だが、以前は気づかなかったことで、いろいろ思うことがあった。
もしかしたら、3人の演じ方による印象の違いなのかしら..
他に、菊五郎の奴妻平と葛城民部2役、吉右衛門の団九郎、芝雀の松ヶ枝(伊賀守妻)、
彦三郎の秋月大学、歌六の正宗、家橘の来国行、橋之助の来国俊、錦之助の園部左衛門、
時蔵の腰元籬、高麗蔵の腰元呉羽、又五郎の伊賀守の使者・刎川兵蔵など。
梅枝・児太郎・米吉の3人でリレーの薄雪姫は、雰囲気が変ってしまうから、ちょっと..

昼の「天保遊侠録」は、勝麟太郎の父・小吉の放蕩無頼ながら小気味いい?江戸っ子話。
橋之助の小吉で、魁春の阿茶の局、芝雀の八重次、国生の正之助など。

夜の清元舞踊「夕顔棚」は、湯上りの老夫婦が微笑ましい。
菊五郎の婆、左團次の爺。 あと、梅枝、巳之助など。

*****
昼の弁当は、いわて銀河プラザで、おやつと一緒に帆立・いくら・雲丹の海鮮弁当を調達。
夜の弁当は、昼の部と夜の部の間が1時間以上あり雨も上がったので、デパートに買いに行った。
まず、茶の葉で、新茶氷で涼を取り、更に煎茶と葛羊羹をいただいて、ニコニコ。
弁当をなだ万で買った後、有機野菜売り場で黄金柑を見つけてうれしくなって、邪魔を承知で購入。

夜の部を観に歌舞伎座に戻ったら、「【新薄雪物語」夜の部に至るこれまでのあらすじ」を配布中。
昼夜跨いでの上演だから、筋を知らずに夜の部だけを見る人もいるだろうし、いい対応だと思った。

*****
泥大島紬(単衣)。 茶黒色地。 様々な柄の段取り。 (田畑)
名古屋帯。 正藍染め。 白地。 笹・蜘蛛の巣風な鳥柄。 (松原)
伊賀組紐。 青色、空色入り。 (松山好成)
藍染の帯揚げ。 藍色の濃淡。 (松原)
ラバーソール台の草履。 青色の鼻緒・黒色の天。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)
雨コート(春〜秋用)。 青色系。 着物衿。

2015.6.6 [土] 声明を楽しむ

2週続けて土曜日に「伝統芸能の魅力」という2部式?の公演が国立劇場の小劇場であり、
1週目の昼の公演「声明を楽しむ」に行って来た。
来週の昼の部は雅楽で、行きたかったものの、能楽公演と重なり今回はパス。
午後の公演は、今日が邦楽、来週は日本舞踊で、興味が薄いし、
2時開演だから、時間的に夜の健康講座の参加がきつくなりそうだし.. 早々にパス。

昨年から始まった試みで、昨秋の声明は天台声明を中心とした公演だったが、
今回は浄土宗縁山流声明を中心とした上演。
浄土宗の声明には、天台声明の影響を受けた京都の知恩院に代表される「祖山流」と、
江戸で生まれた独自の様式を持つ増上寺の「縁山流」があるそうで、今回は縁山流声明。
解説の中で、天台声明、真言宗豊山派声明との違い、聴き比べも少しでき、それも興味深かった。

でも如何せん時間が短く、あっという間に終わってしまい、聴き足りない印象が強いから、
「〜楽しむ」という公演にしては、楽しみ足りない。(笑)  少し欲求不満気味。

もともと仏を称えるものだそうで、最近の音楽的魅力としてのクローズアップは少し違和感もあり、
何より、聴いていると不思議な厳かな感覚も覚え、宗教性を感じる。
とは言え、私は声明の声に魅力を感じて聴きに行っているのだから、宗教性でなく音楽性なのか?

*****
終演後は、またまた半音で一休み。
声明公演だけでなく、歌舞伎鑑賞教室の昼の部の終演も同じような時間帯で、
私が行った直後から次々に客が入り、満席で随分お断りを言っていらした。
しかも、それぞれの午後の公演の前に寄る方も居て、時間が重なったわね〜と思う。
で、私はお替りはせず、珈琲とスコーンをいただいて、さっと席を立ったけれど、
その時間になれば、もう急ぐこともなかったかと後で思った。(笑)

*****
ひなや伊豆蔵明彦創作紬きものセット。 草木染。
 紬訪問着(単衣)。 丁子染。 きなり黒縞格子。 
 袋帯。 草木染。 ベージュ濃淡ぼかし。
 着物と同じ生地の帯締め。 草木染の灰茶色の帯揚げ。
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)

雨は上がったものの、いつまた降るかという天気で、準雨仕様の草履に、雨に強そうな着物を着た。
単衣仕立てだから6月・9月に着ているけれど、ザックリ感のある紬でも重めの生地だから、
袷の時期でもいいかも.. と着る度に思う気がするものの、忘れてしまい.. の繰り返し。

蒸したけれど気温が少し低めで、長襦袢を紋紗にしたこともあり、涼しいくらい。
でも、速足で歩くと、やっぱり汗が.. 汗を止めたいと無理を承知で願う汗っかき。(涙)

2015.6.5 [金] 暑気払いの会

6月初旬は、暑さも和らいで気持ちよかったのに、このところ体調が悪くグズグズしてしまった。
今日は久しぶりに早朝から動けたので、懸案事項を少しでも片づけたいと思っている。

*****
3日の夜は、学生時代の部活同期の恒例の暑気払いの会があり、出席。 18名?の参加。
土佐料理の店で、天然活〆刺身、天然鮎の塩焼き、炭火焼の鰹のたたきなど、
魚を中心に大いに食べて、少し飲んで、沢山話して、賑やかに楽しんできた。

幹事の手間を省くためか今回も飲み放題だったけれど、数年前に比べ皆が飲まなくなったのは、
当然ながら歳のせい健康問題のせい。 私は少しだけ日本酒を付き合って、殆どウーロン茶。
アルコールを医者に止められて、すっぱり止めた人もいれば、
止めて長生きしてもつまらないと飲み続ける(多少は減らして?)人もあり、さまざまな人間模様。

この時期にもう、暑気払いの会!だったのは、幹事がせっかちだったのではなく(笑)、
元々はカナダ在住者の来日予定に合わせた歓迎懇親会だったのだが、来日が先に延びてしまい、
店も抑えてあるし、出席表明者多数ということで、暑気払いになったという次第。
会えるときに会っておかなければ..という人が増えてきたから、ということもあるらしい。
5月の暑さでは、6月の暑気払いもいいだろうと思ったけれど、当日は雨も降り涼しかった。

新宿の高層ビル49階の店だったので、窓から見下ろすと、やっぱり高くて、少し足がすくむ感じ。
若い頃の高所恐怖症は、10数階に長く住んでいるうちに殆ど治ったと思っていたのだけれど..

*****
暑気払いの会の前に、午後は、能楽堂で狂言とお能をBGMに居眠り2時間半。(苦笑)
狂言「若和布 わかめ」と能「融 酌之舞」。
狂言は兎も角、お能は居眠りの間に時々覚醒して、観てはまた居眠りの感じ。(涙)
でも、体調が悪くパスしようかと思いながらも、夜にも予定があるので出かけたのだから、
良質の仮眠を取れたと思えば、行ってよかったと思う。(爆)

狂言「若和布」は、使いで京に行ったものの、買ってくるように言われたものが分からず、
すっぱ(詐欺師)に騙されて..という狂言にお馴染みの展開だが、
この曲では、物でなく人(若女)を連れ帰るのがおかしいし、途中からの展開が楽しかった。
能「融」は小書「酌之舞」つきだったので、楽しみにしていたけれど、殆ど...

午後と夜の予定の間が2時間半あり、移動時間は30分程度だったので、コーヒーショップで休憩。
前半は居眠りの続き(大爆)、でも後半から少し元気になって本を読んで過ごせた。
夜、皆と楽しく過ごしているうちに体調も随分と回復し、少し元気になって帰宅できた。
知人・友人と楽しく過ごす!ことの大切さ・効用(と云うのは変?だけれど)を実感。

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