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2015.9.29 [火] 展覧会@デパート など

日本橋に野暮用があり、出かける序でに美味しい食事と目論んだが、何処も満席で入れず。(涙)
高島屋の呉服売り場の奥の梅園で、甘味付きの3段かさね重?だったかの食事。
今までいつも売り切れで縁がなかったから、食べられたのは少しうれしかったけれど..

8階ホールで「追悼 山崎豊子展 〜不屈の取材、情熱の作家人生〜」をやっているので入ったら、
奇しくも今日は命日、三回忌だと知って、驚きながら感慨深く見て回った。
取材ノートに、事実を追い続けて作品にする作家魂を感じ、戦争中の日記に思わず息を詰めた。

京橋に移動し、イデミスギノでケーキとダブルエスプレッソで小休憩。
焼き菓子が殆どなくガッカリしたが、帰る時に追加されていたので自家用に少しだけ購入。
日持ち1週間なので土曜に取りに行くことにして、日曜のために焼き菓子の箱詰めを予約。

次いで、銀座松屋で「ド・ローラ・節子の暮らし展」を見る。
バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々。
画家、随筆家の生活の傍ら、庭の花を育て手仕事もし、いろいろな意味合いで豊かな生活。

レストラン街の蕎麦店で、旬の田中屋膳をいただいたが、〆の蕎麦を2枚にしてもらったら、
昼食から時間が経っていなかったからか、少し多くて、お腹一杯になってしまった。
ご案内葉書持参でのワンドリンクサービスで少しだけれど冷酒をいただいたせいかも..

結局、今日も家のことは殆どできず、というか後回しにしてばかりの悪い癖が治らない。(汗)
他の用事を優先させて、やらずに済む言い訳ばかりだわねぇと自分でも思う。(大汗)

2015.9.28 [月] 週末から

26日(土): 8割をクリア
 健康づくり講座の今季の最終日。 寝違えたのか前日から左肩の調子が悪く迷ったが、
 夕方には大分よくなってきたので、マイペースでやれば大丈夫だろうと出席。
 恐る恐る気味だったが、動かしたのがよかったのか大分楽になって、思わぬ効果にビックリ。
 木曜の講座も土曜の講座も、今季は12回中10回の出席で、目標の8割を久しぶりにクリア。
 来季は既に他の予定があって、8割の出席は不可能。 でも7割5分を目指して頑張りたい。

27日(日): また協議
 自分だけの用事ならパスする体調だったが、相手がいるのでそうもいかず必死に出かけた。
 申し訳ないけれど連絡して30分余の遅刻。 また消耗して帰宅。 ふうっ..

28日(月): スーパームーン
 朝から動けず寝坊。午後になってもダラダラ過ごし、そういう自分に少し嫌気。(苦笑)
 昨晩も今晩も、大きな月がくっきり見える。 昨日は十五夜、今日は満月それもスーパームーン。
 丸く大きな月が、ちょっと嬉しい。

2015.9.25 [金] 紅天女

夜、新作再演の会という企画公演があったので、今週1度だけ今月最後の観劇(観能)に出かけた。
美内みすずの漫画「ガラスの仮面」より作られた国立能楽堂の委嘱作品である新作能「紅天女」。
ほぼ10年前(正しくは9年半前)の初演で、今回この初演の能楽堂で初演の役者が揃っての再演。

フリーアナウンサーを聞き手に、美内みすずのおはなしがあって、休憩後にお能「紅天女」。
お調べが聞こえないと思っているうちに、月影千草役の女優が登場。
朗読ということで冒頭は確かに朗読だが、その後は芝居(らしい)。
芝居が終わりそうな所で、幕内から囃子事(正に、お調べ)が聞こえてきて、以降は正しくお能。

東の者と西の者の2人の間狂言の後、諸国流浪の仏師が登場し俄の山風に驚く所に女の登場。
この里が紅谷といって他所人の立ち入りが禁じられた聖地だが一夜の宿を貸そうと言い、
季節外れの紅梅に驚く仏師に、この地にまつわる阿古夜と云う女と伝説の仏師・一真の話をする。
そして.. 中入で先の間狂言を思い起こさせる間狂言が再びあり、一真と紅天女の登場。

シテもワキもアイの2人もよくて、楽しく観られた。
太鼓の方は記憶にないものの、囃子方も揃っていたし、チケットが取れてよかったと思った。
ただ、月影千草とそれ以降の舞台が違い過ぎて、ちょっとなぁ..と思う。
能楽堂でなく他の会場だったら印象が違うかしら?などと思いながら観ていたが、
少なくも能楽堂では、間狂言からで十分に楽しめるし、前の朗読・芝居は余計に思えた。

阿古夜・紅天女:梅若玄祥、仏師・一真:福王和幸、東の者:茂山七五三、西の者:茂山千三郎、
月影千草(朗読):岩崎加根子。
囃子方は、藤田六郎兵衛、大倉源次郎、亀井広忠、山崎正道。

*****
江戸小紋。 絽ちりめん。 赤みかかった紫色。 流水紋。
八寸帯。 紹巴。 灰紫色地。 獅子狩文。 (志まや)
五嶋紐。 単衣・夏用。 灰茶色、端・裏は黒色。
絽縮緬の帯揚げ。 薄灰茶色。 空色の暈し、多色の大きめの水玉入り。
スリーシーズン用の透かし織り雨コート。 薄紫・薄い黄水仙色。

雨ながら、企画に敬意を表して(笑)着物で出かけたが、ガード加工してある着物に変更。
予定していた白地の小紋は3年前に着たきりで、今年も着られず。
来年は優先的に着ようと思うものの、覚えていられるかしら?(苦笑)
この雨コートは内紐が1ヵ所だけなので風に裾が反ってしまって、濡れるだろうと少し歩き難かった。 
残り布で紐を作らなくちゃダメかと思いながら何年も先延ばしするから悪いのよね〜

15/10/1 びわ
紅天女 能にもなるくらい魅力ある漫画なんですね。連載が不定期になってから読み継いでいないのですが・・・
確かに伝説の紅の谷は能舞台向きでそこだけで十分と感じられるかも。
むかし桜
原作の漫画を待ち遠しい思いで読んでいた時期もありますが、びわさん同様に連載が不定期になってからいつの間にか遠くなってしまいました。
初演時には、まだ能を観に行っていなかったので、今回初めて観たのですが、間狂言以降は能らしく、なかなか楽しかったです。 今回は通常の能公演ではお見かけしないような「ガラスの仮面」・「紅天女」ファンらしい方も多く、それも印象的でした。

2015.9.23 [水] シルバーウィーク

現役世代には5連休という方々も多いようで、家の周りも静かで会社が休みらしいのを実感。
休みには極力出かけない私は基本的に家と周辺でノンビリ。
とは言え、気がかりなことがいろいろあって気の揉める日が多かったが、2日ほど外出で気分転換。

21日(月): 相撲見物
 用意した着物も着ずに出かけたものの、遅い到着になってしまい短時間の観戦。
 それでも、幕内の取り組みは全部見られたので、まあまあOK。
 でも、遅くてもあと30分早く、中入り後の土俵入りまでには行かなくちゃダメだと強く反省。

 久しぶりの相撲を楽しく見られて、やはり相撲は見るものだわねぇと思う。(笑)
 TVなし生活が長く、いつもはラジオ観戦(聞戦?)なので、力士の顔も身体恰好も分からず、
 力士を取り違えたりもして、TVが必要かしらと思ったりしているところ。(爆)
 
 モーリーさんに田中昭夫さんの帯の仕立てをお願いしてあったので持参。
 前日に用意しておいたので、忘れずに持参できてホッ。

23日(水):日本伝統工芸展 & 大東北展
 日本伝統工芸展@三越で、着物を中心にゆっくり見て回った。
 ついでに、露先が1つ取れたままで長年放置していた前原さんの傘を持って行って直しを依頼。
 さっさと持って行けばいいのに、何でも放置する悪い癖を反省。(汗)
 展覧会の後は、地下で恵那寿やの栗きんとんを購入。
 近くのフードコーナーで、気仙沼の秋刀魚尽くし御膳をいただいた。 今秋の初さんま。
 なめろう、蕪寿司風?サラダ、つみれ汁、表面を軽く炙った秋刀魚を載せたご飯。
 ホントに秋刀魚尽くしで、香の物だけは秋刀魚無し。(当たり前・笑)

 高島屋に移動し、大東北展で買い物。
 出かける時には食べる予定にしていた、わっぱ飯と蕎麦のセットは満腹でパス。
 でも、地下の叶匠寿庵で抹茶かき氷にアイスをトッピングしてもらって食べていたら、
 後から来た方々3組4人が全員、同じ抹茶かき氷を注文なさったので、あら〜とビックリ。
 まあ、私同様皆さんも今夏の氷の食べ納めかしらねぇと少し楽しかった。
 今日は秋分の日、つまりお彼岸の中日だと思いだし、おはぎを買って帰宅。

2015.9.19 [土] 安保法案

連休前の採決宣言の通り、憲法違反との指摘にも全国的な法案反対の動きにも拘らず、
数に任せた強行成立。

元チームメートの1人は「暇に任せて」と言いつつ、何ヵ月も連日抗議行動に参加していた。
反原発と戦争法案への抗議行動で、委員会傍聴の後は座り込みにも参加。
毎日、傍聴と国会前抗議行動に通い、国会と周辺で長時間過ごし、
国会包囲デモだけでなく、SEALDsの若者中心の抗議デモにも参加。

少しでも参加して抗議表明をしようと言われながら、参加できなかった私は、
法案成立前の雨の中、今日も頑張って通っているのだろうと、頭の下がる思いでいた。

国民の大多数が反対もしくは疑念を持ち、多くの人々が抗議活動で意思表示をしていても、
自公の暴走は止まらないでしょう。 でも、負け戦と嘆いている余裕はありません。
最後まで徹底抗議を続け、その後は違憲訴訟、落選運動、あの手この手で抵抗を続けましょう。
と言って、負けず嫌いむき出しにして頑張る70歳間近の友人に、尊敬の念をも抱きつつ、
夏バテならぬ秋バテもあるそうだから、くれぐれも体調に気をつけてねと祈る。

2015.9.18 [金] 六本木へ

昼から出かけるつもりが、昨夜もあれこれあって眠れなかったせいか体調が悪く、ダラダラ..(汗)
午後、出かけようとした時に留守電に気づいて、慌ててコールバック。
話が長くなって断れないまま、すっかり遅くなってしまったが、今日は遅くまで開館しているし、
いただいた招待券を無駄にするのも申し訳なく悔しいと六本木まで出かけた。

藤田美術館の至宝「国宝 曜変天目茶碗と日本の美」@サントリー美術館。
明日から5連休の人も少なくないだろうに、会期はあと10日だからか、結構な人。
ゆっくり見て回ったが、何となく疲れを感じて、もう1度見る気力が出ないので、そのまま退出。

その前に、写真展「昭和のこども」@フジフィルム スクエアに寄った。
今年は昭和90年にあたるので記念企画とか。 遠くなった昭和を思い出しながら見て回った。

地下のフードコート?で食事を済ませて帰宅。
夜、昨夜の話を聞き流しただけなのが分かり、激怒して電話を切るという殆どない経験をする。

2015.9.16 [水] 蚊相撲、鵺

夜は、定例公演を観に、また国立能楽堂に出かけた。
昼の公演だといつからか勘違いしていて、外出の準備でチケットをバッグにしまう際に、
何となくチケットを観てビックリ。 昼でなく夜の公演だった。 (逆じゃなくて助かった。)
此処の水曜の主催公演は昼が普通で、夜の公演って初めて?くらいに珍しいから仕方ない。
着替える前に気づいてよかったとホッとしたが、それからノンビリしてしまい、
漸く着替えて出かけようと外に出たら、なんと雨が少し降り出している。
夜遅くなるまで降らないはずじゃなかったの?と慌てて家に戻り、塵除けを脱いで雨コートを持ち、
しまった小さな折りたたみ傘をバッグから出して大きな和傘を持って、大慌てでバタバタ外出。
余裕を持って行くはずが、会場にどうにか滑り込んだ時には汗が噴き出して..

番組は、狂言・大蔵流「蚊相撲」と、能・宝生流「鵺 ぬえ」。
狂言「蚊相撲」は何度か観ているが、茂山家で観るのは初めてなのかしら?
大名と太郎冠者の会話のやり取りに独特感があって、違いも楽しく笑いいっぱい。
シテ/大名:茂山千五郎、アド/太郎冠者:良暢、アド/蚊の精:正邦。
病気休演の多かった千五郎さんが、お元気に演じられているのも嬉しかった。

能「鵺」も観たことがあるのに、どうもあまり印象が残っていない。
で、今日はしっかり観たいと思っていたが、楽しく拝見できて、ニコニコ。
シテの登場の際の足の運びに、歩きではなく舟に乗って来たのを感じられたのが、うれしく、
頼政・猪の草太・鵺の語り分け・演じ分けも、しっかり観られて、漸く「鵺」を観た気分。(爆)
シテ:佐野登、ワキ:高井松男、アイ:茂山茂。 地頭:渡邊筍之助 など。
囃子方は、槻宅聡、観世新九郎、大倉正之助、小寺真佐人。
面は、前シテ/舟人:怪士、後シテ/鵺:猿飛出。

*****
小紋。 綾羅織。 青・灰色系。 (染工房・連、染織作家・茂美)
袋帯。 友禅。 紫と灰色。 前帯と垂れ先に、鳩の柄。 (斉藤三才「三才鳩」) (お初)
五嶋紐。 単衣・夏用。 灰みの青色、薄桃色、生成り。
絽縮緬の帯締め。 薄藤色・薄桃色。
エナメル加工の薄水色の台の草履。 紬地の鼻緒。
透かし織り雨コート。 薄紫・薄い黄水仙色。

涼しくなったので夏帯を締める気にならず、これでもないあれでもないと探しているうちに発見。(笑)
好きな色合いで、数年前に買ったものの、何となく仕舞い込んで、ほぼ忘れていた帯。
袋帯だから一瞬迷ったけれど、軽めの帯だから暑いということもないだろうと着用。

バッグは、やまぶどう籠。 これから暫くはこの籠バッグを愛用する予定だけれど、
夏に愛用した縦長・マチ広の大型のスズ竹手提げ籠に比べると随分小さく、荷物が入らない。
今までは何でも詰め込んでも余裕があったけれど、これからは工夫しなくちゃ..(笑)

2015.9.13 [日] また半世紀ぶり

同学年の一人が山形から上京するのに合わせ、10月の旅行の打ち合わせを兼ねたランチ会。
スマホを駆使して、お得なお薦めレストランを探してくれた友のお陰で、安さにビックリ。
上京した友と急に参加した2年先輩には、ほぼ半世紀ぶりに会ったのだけど、
暫くすると段々に昔の面影を感じて、不思議なくらい久しぶり感がないのが、
前回の打ち合わせの時と同様で、若い頃の仲間っていいわねぇ〜と何だかうれしかった。

あれこれ話ながら、楽しく食事してから、いよいよ旅行の打ち合わせ。
前回と違い、旅行に参加できることがはっきりしたから、案を聞くのにも身が入る。(笑)
出身の地元を案内してくれることになった1学年下の元チームメートが旅程案を作成し、
資料も配ってくれて、大船に乗った気分で、すっかりお任せ。 ありがたいことだと感謝。
先輩も1日早く帰るけれど、それまでは同行することに決まり、総勢8名。
賑やかな旅になりそうで、今からワクワク。 体調を整えておかなくちゃ..

2015.9.12 [土] 貰聟、女郎花

昼から能楽公演を観に国立能楽堂へ出かけた。
番組は、狂言・和泉流「貰聟」と、能・金剛流「女郎花」。
今日は普及公演で、解説・能楽あんないつき。 「花と和歌と能」というお話しで、
花の出てくるお能のことやら、お能では「女郎花」を「おみなめし」というのは..など。

狂言「貰聟」は、狂言の聟ものの1曲。
酔って帰って、酒を控えるように言う妻に腹を立て夫婦喧嘩の挙句、離縁を言い渡す夫、
妻は実家に戻り夫の元には帰らないと言って父親の説得も聞かないのに、夫が迎えに来たら..
何とも狂言の聟ものらしい可笑しさだが、父親が呆れて怒るのも当たり前ながら、
怒りの一方で、娘夫婦の仲直りにホッとしているようにも見えるのが何とも..
シテ/舅:野村萬、アド/夫:能村晶人、小アド/妻:炭光太郎。

能「女郎花 おみなめし」は、石清水八幡宮のあたりで花の盛りの女郎花を見つけた旅僧と、
男山・女塚の謂れの小野頼風夫婦の亡霊との邂逅。

*****
生紬。 無地。 灰みの深緑。 (しょうざん)
八寸帯。 紬地。 薄からし系。 横段。 (米沢・齋英「蔓小町」)
五嶋紐。 単衣・夏用。 焦げ茶色。 白・茶色入り。
絽縮緬の帯締め。 臙脂色? 絞り入り。
灰みパール型押し台の草履。 パールグレーの鼻緒。 (胡蝶)

2015.9.11 [金] 同期会

学生時代のチームメートたちとの10月の高知旅行に参加できるようになって、
教えてもらったプレミアム旅行券を買おうとしたら、1次、2次発売時には余裕があったらしいのに、
第3次は発売後4日目で既に完売。
でも追加の最終発売が今日の16時からあるというので、時間を見計らって
売り出すコンビニに買いに行ったのに、何と、2〜3分後に操作できた時には完売。(涙)
諦めきれず、他のコンビニにも行き、更に少し遠くの別のコンビニにも行ったけれど、どこも完売。
う〜ん.. 2枚買えれば1万円も節約できたのに..

*****
気を取り直して、夜は学生時代の他の部活の同期会が玉ゐ室町店であったので出かけて来た。
アメリカの大学院で博士号を取った直後からカナダの大学で教えていて国籍も取った人が、
会議で日本に来る機会に会おうという趣旨。
でも、男性陣には呑み助が多くて、飲むほどに賑やかで、彼を理由にした飲み会の趣き。(笑)
14人の参加で、女性が3人。
亡くなった人もいるし、病気の人、配偶者の介護で出られない人..いろいろだが、
出席者は、近況報告といっても、それ程変わりなく、元気で会えるうちに会おうと言って散会。
次回は、1月の新年会。 予定とぶつからないといいけれど..
外に出たら、いつの間にか雨が降ったらしく、地面が濡れていてビックリ。
今月の天気ときたら..でも、もう止んでいて、よかった〜と思いながら帰宅。

2015.9.8 [火] 東京のキモノ & 伽羅先代萩

夜は通し狂言「伽羅先代萩」を歌舞伎座に観に行くので、その前に兄弟展に伺った。
KWで知って拝見したいと思いながら、いろいろあって、無理そうだと諦めるつもりだったが、
最終日の今日になって、行けそうだと、雨の中を雨草履・雨コート・和傘の雨装備で出かけた。

「東京のキモノ 大羊居・大彦60年ぶりの兄弟展」の一番のお目当ては「鳳舞桐祝文様百趣」。
雰囲気が違っていても同じ文様だと直ぐに分かるものから、デフォルメされていて、
これも!?と思うものまで、いろいろ。 夫々の違いも楽しく、何度も観て回った。
お知らせパンフに載っている留袖も訪問着も素敵だったけれど、私好みは「梅」と「・・・舟」。

雨足が強くなったので、それ以上強くならないうちにと失礼し、
あまり濡れないように気を付けながら駅まで急いで、銀座線で銀座駅下車。
デパ地下で観劇中のお弁当を調達してから、歌舞伎座まで地下道を歩いて行った。

*****
秀山祭歌舞伎の夜の部は、玉三郎の乳母政岡で、「伽羅先代萩」の通し上演。
「花水橋」、「竹の間」、「御殿」、「床下」、「対決」、「刃傷」で、途中2度の休憩を挟み4時間半超。
9時過ぎたら少しだが席を立つ人がいて、そこで帰ってしまうの?と気の毒な気も..

梅玉の足利頼兼、又五郎の絹川谷蔵で、短い「花水橋」を楽しんでから、「竹の間」。
休憩後に「御殿」。 玉三郎に、菊之助の沖の井、歌六の八汐(渡辺外記左衛門との2役)、
児太郎の小槙、吉弥の栄御前など、「床下」は吉右衛門の仁木弾正、松緑の荒獅子男之助。
「対決」、「刃傷」は、吉右衛門に、歌六、染五郎の細川勝元、友右衛門の山名宗全など。

菊之助が期待以上だったし、歌六もそれなりによかったが、あとは..
玉三郎の動きの遅さが気になり、「御殿」では千松と鶴千代役の2人の子役に食われた感さえあり、
「対決・刃傷」では、吉右衛門の声の小ささが心配になり(動きの悪いのは大分前からだし..)、
染五郎の声(の出し方?)に違和感など..
楽しむより、気になることがいろいろで、う〜ん.. 何かと心配。

*****
結城縮。 (単衣) 黒地。 地空き。 (龍田屋)
八寸帯。 夏紬? 生成り。 (Kinami)
京組紐。 単衣・夏用。 薄い梅鼠色。 (渡敬)
絽縮緬の帯揚げ。 臙脂色? 絞り入り。

2015.9.7 [月] 文楽「妹背山女庭訓」

一昨日の初日に第1部を観て、今日は第2部の「妹背山女庭訓」を見物。
「井戸替」、「杉酒屋」、「道行恋苧環」、「鱶七上使」、「姫戻り」、「金殿」、「入鹿誅伐」と、
酒屋の娘お三輪の出る4段目の通し上演。 「入鹿誅伐」は初見。だと思う。

松香大夫・清友、咲甫大夫・團七、「道行」は呂勢大夫他に清治・清志郎などで掛け合い、
そして、御簾内の咲寿大夫・寛太郎に続いて床で文字久大夫・藤蔵、睦大夫・清志郎、
「金殿」を千歳大夫・富助、「入鹿誅伐」は津國大夫・南都大夫などの掛け合いで三味線は團吾。
人形は、橘姫を和生、お三輪を勘十郎、求馬実は藤原淡海を玉男で、今後を担う3人の勢揃い。

世代交代の波が押し寄せている文楽の将来に期待できるかどうかと思いながら観て・聞いていた。
三味線だけは人数は少ないものの寛治・清治など重鎮も頑張っていて、どうにかなるかと思うが、
大夫は三味線同様に人数が少ないだけでなく、嶋大夫・咲大夫の健康状態が心配で、
次を担ってもらわなければならない私の心中ながら贔屓の千歳の伸びが期待ほどでなく、
文字久も代役はまあまあだが本役の「鱶七上使」がどうも..あと咲甫、呂勢..  う〜ん、心配。
人形も高齢者が増え、中堅で皆を引っ張る和生、・勘十郎・玉男のトリオに続くのは、
清十郎に...と考えていくと、人数はいても3人遣いだから人数が必要だし.. 安心できない。
とは言え、大好きな文楽を今後とも楽しむためには、頑張ってもらわねば..と願うばかり。

*****
大島紬、(単衣) 泥染。 茶黒地。 段取り。 (田畑)
名古屋帯。 綿絽。 藍染め。 霰。 (松原) (お初)
五嶋紐。 単衣・夏用。 灰青色に空色が覗くもの。
絽縮緬の帯揚げ。 薄灰茶色。 空色の暈し、多色の大きめの水玉入り。
ラバーソール台の草履。 黒色の天・青色の鼻緒。 (菱屋カレンブロッソのカフェ草履?)
春〜秋スリーシーズン用の雨コート。 着物衿。 青色系

帯は今春出会って仕立ててもらったものの、6月には締め損ない、7・8月は八寸帯にしたいので、
9月になったら締めようと思っていたら思いがけない雨続きで、夏帯の気分とは言い難いが、
着損なった着物が何枚かあるのに、この帯まで来年まで寝かせるのは悔しいと着用。
一見では分かり難いが、裏の柄が表にも反映し、あらためて楽しい帯だと独りでニコリ。
出かける時は雨は止んでいたものの雨時の用意をしていったが、終演時には雨。
降られなければ邪魔な荷物だが、降られたら持って出てよかった〜と思う。
でもやっぱり、降られないに越したことはない。(笑)

2015.9.6 [日] 突然の洗濯機故障で、疲れた〜

洗濯機を買いに行くなら付き合うよと息子が電話をくれ、徒歩圏内の家電量販店に出かけた。
息子は6月末の引っ越し以来、大型家電をあれこれ買い替え・新規購入して、店を知っている。
洗濯機も比較検討して購入したようだし、先日脱水に借りた時にも機種に問題はなかったし、
息子のと同じ機種でいいと思ったが、なんと在庫切れ。
近い方の店で価格チェック後、少し先の店に行ったが、納品は10日後になるとのこと。
で、もう1店に戻ってみたが、此処は2週間後。(涙) そんなに待てやしない。
で、再度10日後に納品してくれるという店に戻って購入。 突然壊れるのは止めて欲しいのよね〜

*****
一昨日の金曜日、朝からの雨が上がり日も射してきて、天気予報でも昼間は晴れというので、
洗濯することにしたが、途中で洗濯機が故障。(涙)
終了の合図が聞こえないので、もう終わる頃だろうと見に行ったら、洗濯槽に水が一杯のまま。
何故〜?と思ったら故障らしい。 月曜から何度も洗濯していて、何の異常もなかったのに..

前日に着た麻の長襦袢やバスタオルなどを洗っていたので、驚くとともにガックリ。
脱水しないで干したら、乾くかどうか心配。
近くに住む息子の洗濯機で脱水させてもらおうと思ったけれど、無断で借りるのも悪いと、
昼休みを待って携帯に電話したが、なかなか電話に出ないので少し焦った。
アッサリいいよと言ってくれてホッ。 まあ、予想通りだけど..(笑)

できるだけ水を切って、2重にしたごみ袋に入れ、更に紙袋に入れて、出かけようとしたら、
今度は鍵ケースが見つからない。 バッグの中にも机の上にもなくて、また慌てた。
電話する前に息子の家の鍵があることを確認したことを思い出し、電話の脇で見つけてホッ。
漸く出かけられたが、水を含んだ洗濯物って重くて、近いのに着くころには腕が少し痛くなった。
脱水後の帰りは随分楽だった。 改めて水の重さを実感。(苦笑)
出かけるのが遅くなったので、干し終わったのは2時頃。 なのに何と3時前に凄い雨。
降らないはずだったでしょう!と思いながら、慌てて取り込んで室内干し。
止んでからまた外に出したが、洗濯だけで、何だか、とっても疲れた〜

近所の電気店で聞いてみたら、排水モーターの故障と思われるが、備品在庫期間は7年で、
その後は修理できるかどうか分からないそうなので、家電量販店で買い直すことにしたのだが..
突然壊れるのは困るわ〜 

2015.9.5 [土] 文楽・初日

基本的に土日祭日には日にち選択可能な公演には行かないことにしているが、
久しぶり(かしら?)に初日公演を観たくなって、文楽の第1部を観に行った。
「面売り」、「鎌倉三代記」、「伊勢音頭恋寝刃」の見取り。
第1部が見取りで第2部は通しなのが今月の歌舞伎座と同じだと気づいて、何だか楽しくなった。

全く期待していなかった幕開けの「面売り」が、思った以上に楽しめて、少しうれしかった。
三輪大夫、睦大夫などに、三味線は喜一朗ほかの掛け合いで、
人形遣いは、おしゃべり案山子が吉田玉佳、面売り娘が吉田勘彌。

「鎌倉三代記」は、「局使者」、「米洗い」、「三浦之助母別れ」、「高綱物語」の各段。
「三浦之助母別れ」は、歌舞伎で上演の多い「絹川村閑居の場」に当たり、見どころが多いが、
前後の段があると話の流れが分かり易く、また、必死の場、健気な場、滑稽な場などで、
いろいろ楽しめるのがいい。 とは言え、今回は楽しかったとまでは言い難かった。
それぞれ、希大夫・清馗、呂勢大夫・宗助、津駒大夫・寛治、英大夫・清介。
人形は、時姫を清十郎、安達藤三郎実は佐々木高綱を玉男、三浦之助を玉志、
三浦之助母を勘壽、女房おくるを一輔、女房おらちを紋壽、など。

「伊勢音頭恋寝刃」は、「古市油屋の段」と「奥庭十人斬りの段」。
どちらもクドイ感がある歌舞伎よりサラリとしている感じで、私はこちらの方が好き。(笑)
「古市油屋」は文字久大夫(咲大夫の代役)・燕三、「奥庭十人斬り」が咲甫大夫・錦糸。
人形は、女郎お紺を蓑助、仲居万野を勘十郎、福岡貢を和生、料理人喜助を簑二郎、
女郎お鹿を清五郎など。

「古市油屋」で咲太夫でなく文字久が出てきてエッ?とビックリし、チラシ・プログラムで確認。
黒子の義太夫・三味線紹介で、予定の咲太夫の病気休演のため代役と判明。
文字久太夫が頑張って語っているのを見て、随分前に住太夫の代演で頑張ったことを思い出した。
終了後に慌てて場内の掲示を見に行ったら、咲大夫は病気療養のため当分の間休演とのこと。
当分の間って? もしかしたら公演後半とか途中から出ることもあるの?  それとも長期??
住大夫・源太夫と引退が続き、次を担うべき嶋大夫が当初から休演なのに、咲大夫までも..
これからの文楽の義太夫は.. と、寂しくなった。

*****
往きに劇場敷地に入った途端、前からいらっしゃるなずなさんに気づいて、うれしいビックリ。
びわさんのコメントで予測はしていたが、方向が違うので、あれっと思った。
入口の前で、なずなさんを待つびわさん・ノーリーさん。 直ぐに気付くなずなさんに流石と思う。
3人の着物姿が、3人3様なのも素敵。
びわさんに着物の前にお求めになった帯留も見せていただき、思いを垣間見させていただいた。

終演後に、楽屋見物のお誘いを受け、ご一緒させていただき、担当者?の引率で楽屋初体験。
が、楽屋ではなく舞台で、勘彌さんの人形のお話など。
入ったところで浴衣姿で通られた千歳大夫さんに気づき、千歳さんの出は7時からのはずなのに、
3時半には楽屋入りなさっているのかと、それにもビックリ。 もしかしたら初日だからかしら?
第2部を続けてご覧になるびわさんは途中で帰られて、なずなさん・ノーリーさんと最後まで見物。

半音の前でお2人とはお別れして、私はコーヒー休憩。 スコーン付き。
珈琲は、最近多い組み合わせで、初めがイルガチェフェ・コンガ、お替りがバニ・マタリ。

一息ついた後は大急ぎで帰宅し、健康づくり講座に滑り込んで、1時間動いて来た。
毎回違う動きで、覚えるのも動くのも段々きつくなってきているが、来期も申込み済み。
もう暫く、この講座で頑張ってみようと思うが、いつまでできるかしら?

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花織。 (単衣) 草木染(ラベンダー染)。 灰紫色系の無地。
名古屋帯。 夏紬。 藍色地。 蔓草?柄。
五嶋紐。 単衣・夏用。 薄桃色に、薄緑色・薄水色・白入り。
変わり紗?の帯揚げ。 草木染(梅染め)。 灰紫?の濃淡、蜻蛉柄織り込み。 (堤木象)
黒のエナメルの台の草履。 鼻緒・巻は黒と紫色。

花織は、今日着たのも2日に着たのも、単色で、しかも2枚とも単衣仕立て。
う〜ん、変化が欲しかったなぁと思ったのは後で気づいてからで、もはや仕方なし。

2015.9.3 [木] 歌舞伎・秀山祭

秀山祭九月大歌舞伎の昼の部を見物。 夜の部は通し狂言だが、昼の部は見取り。
幕開きは「双蝶々曲輪日記」で、上演の珍しい「新清水浮無瀬の場」。
「角力場」と「引窓」は頻繁に上演される人気狂言だが、「「新清水浮無瀬」は、私も初見だと思う。
話の発端が分かり、それなりに楽しく観たが、あまり上演されないのにも納得。(笑)
梅玉の南与兵衛、魁春の都、芝雀の吾妻、錦之助の山崎屋与五郎、など。

次が「紅葉狩」で、染五郎の更科姫実は戸隠山の鬼女に、松緑の平惟茂。
それに、亀寿・廣太郎の従者、高麗蔵の局田毎、米吉の侍女野菊、金太郎の山神など。
染五郎の更科姫が綺麗なのに改めて感嘆。 化粧が上手い?(笑)
染五郎に限らず、歌舞伎役者って、普段は立役でも女形の時にも美しい人が多く、お見事!と思う。

そして紀有常生誕1200年「競伊勢物語」。
「奈良街道茶店」、「同玉水渕」、「春日野小由住居」、「同奥座敷」の各場。
歌舞伎座では50年ぶり上演だそうで、私も当然のことに初見。
吉右衛門の紀有常、染五郎の絹売豆四郎・在原業平2役、菊之助の信夫・井筒姫2役、
又五郎の銅鑼の鐃八、東蔵の小由など。
昨日の初日には吉右衛門の台詞が入っていなかったそうだが、2日目の今日はOKでホッとした。
ホントに初役の時の吉右衛門は要注意なのよね〜 出し物を決める立場だろうに何故?と思う。

*****
芝居前に、いわて銀河プラザにお弁当を買いに行ったが、相変わらずお弁当の数が少なく、
もう1つしかなかったが、好きな三陸秋刀魚岩手箱だったので、思わずニコリとして迷わず購入。
でも、海鮮類のお弁当がなかなか復活されないのが寂しく、復活が待ち遠しい。
終演後にも再訪し、ダダ茶豆のアイス(ソフトクリーム?)を食べ、3割引きがうれしくて少し買い物。
そして、茶の葉@松屋に行って、ミニ氷とお煎茶(今日は宇治茶)で気分転換。

*****
大島紬。 (単衣) 泥染。 緯・絹、経・綿。 黒に白灰の横絣。 「霞」
名古屋帯。 夏紬。 生成り地。 蓮の葉に蛙の柄。 (Kinami)
五嶋紐。 単衣・夏用。 上下が黒色、間は生成りで、2色3段。
絽縮緬。 黒色。 薄茶色の小さな野菜が列になったもの。
白色の天・灰色の鼻緒・赤い前坪・黒色の巻の草履。 (伊と忠)

帰って来て家に入る時に、ドアの取っ手に袖を引っかけ、ほつれてしまってガックリ。
健康講座に行くために慌てたのがいけなかったのかしらねぇ。
裁縫嫌いなのに、結構しょっちゅう引っかける粗忽者なのが悲しい。

2015.9.2 [水] 舎弟、江口

朝からの雨に気分が沈み、何を着ようか迷って、ついグズグズしてしまい、
着物・帯を出して出かける準備をするギリギリの時間になって、間の悪いことに電話。
途中で断って切り上げたものの、慌てるものだから着物が見つからず、また時間が経ってしまう。
大急ぎで着て慌てて飛び出したものの、今度は電車と時間が合わず、こちらもあちらも乗り損ない。
前以て準備しておかない自分を横に置いて、運の悪い時と云うのは..と思う。(苦笑)

家を出る頃には雨も上がって、蒸し暑さの中、最寄駅を出て大急ぎで歩いたが、
見所に座った時には開演後5分くらい経っていて、狂言はほぼ3分の1が終わっていた。(涙)
しかも噴き出す汗をひたすら拭くばかり。 近くの席の方に申し訳なかった。

今日の番組は、狂言・和泉流「舎弟」と、能・金春流「江口」で、共に初見。
狂言「舎弟」は、弟は兄に名でなく舎弟と呼ばれるので意味を知りたいと知人に聞きに行くが、
物知らずに呆れた知人にからかわれて嘘を教えられ.. 兄弟喧嘩になって..
それにしても、狂言には聞きに来た知人にデタラメを教える話が少なくないけれど、何故?
シテ/弟:高野和憲、アド/兄:深田博治、小アド/教え手:野村萬斎。

能「江口」は、西国修行に旅立った僧が、江口の里にある江口の長(遊女の元締め)の旧跡を訪ね、
現れた里の女(江口の君の亡霊)が、普賢菩薩となって..
曲名だけは以前から知っていたものの観るのは初めてで、楽しみに出かけたのだが、
それなりに興味深く観たが、う〜ん初心者向きではない、楽しめるようになるのは難しいと思う。
シテ/本田光洋、ツレ/侍女:山中一馬・井上貴覚、ワキ/旅僧:飯冨雅介、ワキツレ/従僧2人、
アイ/里人:石田幸雄、後見:櫻間金記・横山紳一、地頭:高橋汎など。
囃子方は、一噌庸二、林吉兵衛、亀井忠雄。

*****
南風原花織。 (単衣) 紺色。 単色。
名古屋帯。 遠州本麻。 手描き友禅。 青鼠色地。 柳に色紙に花柄。
五嶋紐。 単衣・夏用。 青鼠色と黒のような濃い焦げ茶の縞。
竪絽の帯揚げ。 空色と群青色の染め分け。 金色の青海波風水紋入りの群青色を出す。

猛暑は過ぎた感じなので、着物はお約束通り単衣を着用。 頑張る私!(爆)

2015.9.1 [火] 更に食いしん坊続きで、和食処へ

9月! 今、我が家では長月より葉月!の印象。
我が家の朝顔の葉が例年になく、次々に黄色になって、もう枯れ出してきた。
毎年9月になっても沢山咲いていた朝顔なのに、蕾が数えるほどに急激に少なくなって、
朝顔の少ない花殻や結構多い枯葉を取りながら秋を感じて、いつもと違う今夏の天候を実感。
残暑が厳しくないのは嬉しいけれど、ちょっと複雑な気分。(笑)

区産の蜂蜜を売り出す広報があったので、雨の中、買いに行ったけれど、既に完売。(涙)
あっと言う間に売り切れたらしい。 銀座の蜂蜜は知っていても、区の蜂蜜は初耳だったが、
そりゃ〜やっぱり、話のタネにも欲しい人が多いでしょうからねぇ。

*****
すっかり食いしん坊づいて、夜は、志づ香@門仲に入れていただいて和食を楽しんだ。
最初は、ほぼお決まりのとろろ汁で、蕎麦入り青海苔載せ。 それに、茹でた枝豆(だだ茶豆。)
3点盛りのお造りに続いて、穴子の白焼き。 ここまではほぼ定番。
高野豆腐・湯葉・野菜などの煮物に海老しんじょう揚げ。 そして、烏賊のおかき揚げ。
カボチャの海老みそ焼き。 〆の稲庭うどんは生姜味にしてもらう。
お酒は純米吟醸の羽根屋を1合だけ。 これだけで何故か少しほろ酔い。(笑)

食いしん坊ぶりを発揮し始めて2週間経たないのに、1店を除いて馴染みの食事処に伺えた。
私にしては随分伺ってなかった店も多かったので、久しぶりの料理を楽しみながら、
美味しいのを喜ぶだけでなく、何となくホッとした。(爆)

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