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2015.11.29 [日]
志ん輔で落語「文七元結」
国立名人会はネタだしで、トリの古今亭志ん輔の噺をじっくり聞けそうだと国立演芸場に出かけた。
寄席には何ヵ月も行かない時もあるのに、何と今月3回目の寄席通いという珍しさ。
今夏の他所での落語会で、それまで上手い・聴きたいと思っていなかった志ん輔の落語を聞いて、
思いがけなく気に入ったので、一度長い噺を聞いてみたいと思っていたところで、いい機会だった。
50分余の「文七元結」は聴き応えがあって、行った甲斐があったと、ニコニコ。
他の噺家も総じてよかったし、今月では一番落語を楽しめた。
柳家我太楼「幇間腹」、橘家文左衛門「転宅」、三遊亭歌之介・新作落語「お父さんのハンディ」、
仲入り後は翁家社中の曲芸(太神楽)、そしてトリの古今亭志ん輔「文七元結」。
*****
終演後は、また半音で暫くノンビリ。
銀座に出て、KWでご紹介のあった箱瀬淳一さんの展覧会に伺った。 溜息! ゆっくり拝見。
帰る時に入口の花の中に、夏したく展出展者からの個性的な花を見つけ、おおっ!と思う。
これも観応えがあって、思わずニコリ。
東銀座へ、日本橋へと歩いて、それぞれ買い物を済ませて帰宅。
歩いても汗をかかない気候になったのに、デパートでは気づいたら汗がじんわり。
少し慌ててコートを脱いでも暑いくらい。 冬のデパートの暑さが..
*****
小紋。 大島紬。 濃淡藍色。 更紗風?の染め。
染名古屋帯。 手描き加賀友禅。 薄紫鼠色地。 飛鶴丸紋。 (故・能川光陽)
五嶋紐。 渋い錆朱?と薄灰色の変り組。
草木染(たんから染)の帯揚げ。 極薄橙色? (松原)
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)
道中着。 黒地。 青紫乱菊模様。
帯は、飛鶴丸紋と言われたけれど、穫り入れ後の稲藁が干された野を、鶴でなく雁が飛ぶ趣き。
あれは、雁でなく鶴なのかしら? 雁だと思うけれど.. 今度じっくり見てみよう。(笑)
歩き回る予定があったのでカフェ草履を履いて出かけたら、歩いても楽。 優れモノだわぁ。
2015.11.28 [土]
平家と能・その2
昨夜に続き企画公演《平家と能》。 2日目の今日は昼の公演。
番組は、狂言・和泉流「清水座頭」、平家琵琶「竹生島詣」、能・金剛流「経正」小書「古式」つき。
昨日は俊寛つながりで、今日は琵琶の名手の経正(経政)つながり。
「清水座頭」は平家節つながり?
狂言「清水座頭」は、瞽女と座頭が清水寺の本尊・観世音菩薩のお告げで夫婦約束をする話。
瞽女が小歌を歌い、座頭は平家節を語り、楽しい中にしみじみとした味わい。
私は初見だったが、和泉流だけで演じられる曲だそう。
シテ/座頭:野村萬斎、アド/瞽女:高野和憲。
平家琵琶「竹生島詣」は、平経政(経正)が竹生島に参詣し、琵琶を弾くと白龍が現れ..
能「経正」は、平経正が幼少期を過ごした仁和寺の僧侶たちが経正の追善法要をしていると、
経正の幽霊が現れ、行慶僧都に感謝し..
金剛流の小書「古式」により、雅楽の琵琶が正先に置かれ、ワキの行慶僧都が弾く?演出も。
シテ/平経正:今井清隆、ワキ/僧都行慶:高安勝久、アイ/能力:深田博治、
後見頭:廣田幸稔、地頭:金剛永謹など。
囃子方は、槻宅聡、幸正昭、河村眞之介。
面は十六。
*****
小紋。 変わり織? 銀鼠色。 (千總)
袋帯。 友禅染。 金茶色系。 紅葉の山並・木々・風景柄。
五嶋紐。 薄灰紫色、房は極薄水色。
緑みの灰色の帯揚げ。 雪輪に模様入り。
藤・金・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 銀色の台。
道中着。 薄灰茶色地。 襷格子地紋。 秋草文。
2015.11.27 [金]
平家と能
夜、国立能楽堂に2日連続の《平家と能》という企画公演の1日目を観に行った。
今日は、狂言・大蔵流「柑子」、平家琵琶「卒塔婆流」、能・観世流「俊寛」。
狂言「柑子」は、宴会で貰った珍しい三つなりの柑子を太郎冠者に預けておいたのを思い出した主に
出せと言われ、自分にくれたものと思って食べてしまった太郎冠者の言い訳を楽しむ趣向。
何度か観ていて、1つめと2つめの言い訳は覚えていたのに、何故か3つめのは忘れていたが、
言い訳に俊寛が出てきて、ああ、そうだったと思い出して、この日の俊寛つながりが分かった。
こういう曲は、太郎冠者の言い訳の面白さだけでなく、主と太郎冠者の関係が何とも楽しい。
シテ/太郎冠者:茂山千五郎、アド/主:茂。 親子共演を楽しんだ。
平家琵琶は、今日は「卒塔婆流 そとばながし」で、語るのは2日とも今井勉氏。
鬼界島に流された平康頼が出家して、熊野権現に願を掛けて千本の卒塔婆を海に流すという話。
千本! 凄い〜と思いながら、滅多に聴く機会がない平家琵琶を興味深く聴いた。
能「俊寛」は、歌舞伎との違いを改めて強く感じながら、地味な(歌舞伎と比べて)曲を楽しんだ。
シテ/俊寛僧都:野村四郎、ツレ/平判官康頼:上野朝義、ツレ/丹波少将成経:上野雄三、
ワキ/赦免使:宝生閑、アイ/船頭:茂山七五三、地頭:岡久広、など。
囃子方は、藤田次郎、飯田清一、柿原崇志。
シテ俊寛の面は専用面の俊寛だが、頭は僧の帽子でなく黒頭だった。
*****
江戸小紋・極極角通し。 黒色。 1つ紋(陰紋)。 (砂川健一)
袋帯。 灰白色・灰色地。 萩に月。 (村田・川島睦郎「晩秋の月」)
五嶋紐。 光沢のある朱色/茶色の暈し。
柿色〜肌色〜薄クリーム色の暈し染の帯揚げ。 (五嶋紐「五嶋の彩」)
黒・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 黒色の本漆台。
道行きコート。 紫色。 刺繍入り。
俊寛を観に行くので、黒色の極極角通しの着物と、灰白色・灰色地の萩に月の柄の帯。
俊寛に、何故この組み合わせになったかは、理由は無く、ただそういう気分だっただけ。(笑)
2015.11.25 [水]
日本剃刀での顔剃り
寒さに震えながら、午後遅く、東日本橋まで顔剃りに出かけた。 日本剃刀での顔剃り。
以前教えていただいたものの、予約して電車に乗って出かけるのが億劫で、今日が初体験。
こちらに伺おうと思いながら延々と先送りしていたので、漸く顔剃り・襟足剃りをしてもらい、ホッ。
交通費をかけても近所の店より安いのに、何と1時間かかりの丁寧さ。
日本剃刀で剃ると肌荒れせず化粧のりも良いと、顔剃りの女性客が増えていると聞いて、
私も効果を実感するかどうか、楽しみにしている。(笑)
****
終了後は、東京洋菓子倶楽部で珈琲とこの店独特のモンブランで小休憩。
甘酒横丁まで行って、土産に柳屋の鯛焼きを購入。
今半への途中のオーダーシューズの店を覗いたら、足ゆびバランスパッドというのを勧められ、
モートン病にも効果があるというので購入。 痛まなくなるといいと期待している。
日本橋まで歩き、三越でカード会員サービスの来年のカレンダーを貰い、買い物をし、
高島屋で化粧品を購入。 来年1月で製造終了と聞いてガッカリ。 既に製造中止の品もあるし..
どんどん高価な品に替わっていくのはメーカーとしては無理もないのかもしれないが、
私にはそんな高い化粧品など必要ないのに..
近くのドラッグストアで扱っている同じメーカーの安価品に替えようかしらと、また思う。
元気づけに春帆楼のイートインでフグ刺しとフグ寿司を食べて(爆)、帰宅。
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15/11/30
むかし桜
はい、日本カミソリです。日本刀では私も躊躇します。(笑)
むか〜しは床屋の髭剃り(顔剃り)はどの店でも日本剃刀だったと思うのですが、今はほぼ全店で替刃での剃りになっているようです。若い理容師さんは、日本剃刀を砥げないらしいです。砥石で剃刀を砥ぐのが庖丁を砥ぐのに比べても格段に難しくて、昔は使っていた年配の理容師さんも替刃を使用するように替わってしまったとか..
ねこももさんの子供の頃は床屋さんに革のベルト?が掛かっていませんでしたか?
私の年代までの記憶でしょうか? あれは剃刀を砥ぐためではなく(当たり前? 笑)
剃刀に付いた油分を取るためだそうですが、あれを使っていたということは日本剃刀を使っていたのだろうと思われますが..
日本剃刀が使われなくなってきたためか、今では日本剃刀を作る人がいなくなってきて、危機的状況のようです。 着物と同じだわねぇと思いました。
http://www.chuwalk.jp/...
ねこもも
思い出しました!確かに、ベルトの上をシャーっとしてましたっ!笑
むかし桜
そうです、そうです。 あのシャーっという音を格好いいと思っていた子供の頃を思い出しました。 遠い日です。(笑)
2015.11.24 [火]
紅葉狩り のはずが ハイキングツアー
気づいたら、花見には出かけても、紅葉狩りには出かけたことがない。
で、昨日今日と1泊2日で紅葉狩りツアーに参加したつもりが、まだ早かったのか、
それとも今夏の異常気象で葉の色付きが悪いのか、楽しむほどには紅葉してなく、
2日間とも結構歩いたので、まるでハイキングツアーの趣だった。(笑)
1日目に、犬山城の天守閣に登り、モミジ寺と言われるという犬山寂光院への階段を上り、
2日目に、香嵐渓で3時間ウロウロ(爆)、時間を持て余して三州足助屋敷にも入り、
移動後も、蓬莱山寺・東照宮まで登りと、よく歩いたし登った。
森林浴とまではいかなくても、緑の中を歩くのは気持ちがよかったから、
紅葉はイマイチでも、私としては、まあOK。
2日目は雨の予報だったが、夜のうちに降って朝には止んでいて、参加者みんなでニコニコ。
特に今回の行程だと天気次第で全く印象が違うので、晴れ女・晴れ男が揃ったのかと喜んだ。
脚腰の衰えというか日頃歩いていないことを自覚して、歩く必要を感じたのも収穫?(大爆)
新幹線こだまとバスでの移動。 この前こだまに乗ったのはいつのことか思い出せないくらい昔。
正に各駅停車で、しかも、のぞみ・ひかりの通過待ち合わせで駅での停車時間が長いのに驚く。
それに、こだまには車内販売がないのを知らず、車内でコーヒーを買うつもりだったのが..(涙)
今回は、往きが東京→豊橋、帰りが静岡→東京だから、こだま利用は仕方ないというか当然だが、
新幹線に乗るなら、できれば、こだまでない方がいいわねぇと思う。
それにしても経費の問題なのか、自分で行くなら、犬山には名古屋から行くわよね〜
2015.11.22 [日]
落語
午後、五代目圓楽一門会@国立演芸場の2日目を聞きに行った。
3日連続の会で噺家も色物も日替わり出演。 2日目のこの日は、トリが鳳楽、仲トリが圓橘。
あと王楽は知っていたが、真打でも今回初めて知った落語家もいた。
噺は、「平林」、「茄子娘」、「かぼちゃ屋」、「稲川」、「壺算」、「蒟蒻問答」など。
「茄子娘」と「稲川」は初めて聞いた。
今回は五代目圓楽の七回忌追善だそうで、若手の「彼岸でかっぽれ」つき。
*****
終了後は、また半音で珈琲(バニ・マタリ)とスコーンで休憩。
その後、日本橋に寄って、友の会プレゼントの来年のカレンダーを貰い、
橋を越えて、また叶匠寿庵でクリームあんみつ。 う〜ん、何とかの一つ覚えばかり。(苦笑)
*****
赤城紬(赤城百彩紬)。 絵羽。 経長の市松。 いろいろの青・茶色。
八寸帯。 胡粉色。 紅葉色の木立。
五嶋紐。 焦げ茶色。 白・茶色入り。
ちりめん紬の帯揚げ。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟)
焦げ茶・白色の京くみ紐の鼻緒の草履。 銀鼠色の台。 (Run)
道中着。 まほら紬。 紺地。 臙脂・灰色等の格子柄。
他の着物を出そうとして目に入って、以前着た時に落語向きだと思ったことを思い出し、
急遽この着物に決めたが、久しぶりだと思ったら2年着ていず3年ぶり。
帯も2年ぶりで、どうも着るものに偏りがある。 好みとは別の問題もありそう。
2015.11.18 [水]
鏡男・紅葉狩
午後、雨模様の中、国立能楽堂の定例公演を観に行った。
番組は、狂言・大蔵流「鏡男」と能・宝生流「紅葉狩」。
狂言「鏡男」は、能「松山鏡」より落語の「松山鏡」に似た展開。
土産の鏡を初めて見た妻が、鏡に映った自分を夫が都から連れ帰った女だと思って..
能「紅葉狩」は、シテは前場の上臈?の舞も後場の鬼の姿での平惟茂との戦いもあるものの、
ワキの平惟茂に主役みたいな存在感があるのが、歌舞伎と比べて何となく楽しい。(笑)
こちらは鏡でなく、アイの末社の神から授かった神剣の威徳。
シテ/女・鬼:小林与志郎、ワキ/平惟茂:福王茂十郎、ワキツレ/従者:福王和幸、
アイ/供女:善竹忠亮、アイ/末社の神:善竹隆司、ツレ/女が3人、ワキツレ/勢子が2人など。
囃子方は、森田保美、久田舜一郎、亀井広忠、三島元太郎。
面は、前シテ/女が万媚、後シテ/鬼が白般若(だったと思うけれど)、ツレは小面。
*****
大島紬訪問着。 古代染色純泥染。 黒地。 箔散らし柄。
爪掻き本つづれ帯。 白色系の地色。 紅葉する山々のような模様。
伊賀組紐。 青みの紫色、片側は極薄桃色・緑色。 撚り房。 (松山好成)
灰鼠色の帯揚げ。
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)
いつもの金泥バッグの他に、先日の門前市で購入した大島紬の大型トートバッグ。(こちらはお初)
雨コート。 紫色。 糸巻の地紋・細乱れ縞入り。 (和田織物)
お能の「紅葉狩」に合わせて帯を選んだら、前帯の柄が片方にしか入っていない。
1年ぶりだから、すっかり忘れていて、少し慌てた。
柄を出すためには逆巻にしなくてはならず、頭で考えながら帯を締めるので、それが大変。
綴れ帯だったためもあり、胴の部分をギュッと締めようとしても上手く締まらず、それも苦労。
こういう時には、逆巻きの練習が必要だと思うものの.. なかなか練習はできなくて..
2015.11.17 [火]
トスカ
夜、プッチーニ作曲のオペラ「トスカ」を聴きに(観に)新国立劇場に行った。
前回と同じ演出で、オーソドックスな印象。
友人にも、トスカは好きでしょ!?と言われた通り、大好きなオペラだから、
体調は依然よくなかったものの頑張って出かけたが、歌手もよかったので、楽しめてニコリ。
特に主役のソプラノがよかったので聴き応えのあるいいオペラだったと思う。
とは言え、音楽は相変わらず全くダメで、猫に小判、私に音楽。の状態。(涙)
これだけ聞いていて分からないことはないでしょうと、友人には苦笑いされている。
友人は若い頃からオペラにも親しんでいて、学生時代には合唱クラブにも入っていたのだから、
分からないと言うのが分からない(笑)というか不思議らしい。
むか〜し、スカラ座やフェニーチェ座などの引っ越し公演にも行ったことがあるし、
新国立劇場もオープンから丸18年過ぎ、今秋から19年目のシーズンに入って、
主催公演はほぼ全部観ているのだから、そう言われるのも尤もかもしれないし、
好き嫌いも無論あるし、気持ちよく聴ける・聴けないも確かにあるけれど、
やっぱり分からないのよね〜(汗)
分からなくても、歌手の声を楽しく聞きながら、舞台を観ているのが楽しいので、
それでもいいのよね〜と思う。 私にとっては、声を楽しむ歌舞伎!なんだから..(笑)
指揮:エイヴィン・グルベルグ・イェンセン
トスカ:マリア・ホセ・シーリ、 カヴァラドッシ:ホルヘ・デ・レオン、
スカルピア:ロベルト・フロンターリ、 スポレッタ:松浦健、 堂守:志村文彦、 など。
*****
スワトウ刺繍訪問着。 縞大島紬。 銀鼠色・墨色。
袋帯。 墨紗。 彫金箔。 吉祥二百六十宝文。 (誉田屋源兵衛「誉文彫金」) (お初)
伊賀組紐。 草木染(コチニール)。 薄灰色。 薄灰緑色・白入り。 (松山好成)
極薄い青磁色の帯揚げ。 金糸の七宝柄など入り。
白色の皮シコロ織の鼻緒。 薄いパ−プルシルバーの台。 (長谷川)
道行きコート。 瑞鵬織(二重紗)。 黒・赤色の亀甲花紋。
帯は、強い印象を受けて買ったものの、何となく機会を逸していたが、漸く着用できて、ニコリ。
友人は、紅葉の印象の色合いの小紋。 この着物を見ると、秋!と思えて、季節感が楽しい。
2015.11.14 [土]
パリ、大変なことになっていますね〜
九州の地震・津波報道があって心配していたところに、更に緊急ニュース..
思うことはいろいろあっても、言葉もないです..
*****
昨日今日とダウンしてしまい、今日の午後の能楽鑑賞と夜の健康講座はパスして寝ていた。
今日の能楽は、万作さんがシテをなさる狂言「栗焼」、お能も動きがあって楽しい「小鍛冶」で、
楽しみにしていたのだが、仕方ない。 とは言え、久しぶりに行き損なって少し凹んでいる。
このところ、寒気がしたり頭痛がしたりで危ないとは思っていたのに、
予定が多く、しかも展覧会に行ったりもしたから、自分の体調への考慮が足りなかったと反省。
友人にも、4日から奈良京都に正倉院展・琳派展を観に行く筈だったのに、風邪でどうにもならず、
当日ドタキャンして、一緒に行く筈だった友人に1人で行ってもらった人がいる。
急に寒くなった昨今、体調管理には十分に注意しなくてはと思うばかり。
でも、紅葉狩りにも行く予定。 う〜ん..無理だったかしら?と思っても今更仕方ない。
早く体調回復を図らなくては..
2015.11.12 [木]
顔見世歌舞伎・昼の部
1日おいて顔見世歌舞伎の昼の部を見物。 どうにか着物を着て行かれてホッ。
「源平布引の滝 実盛物語」、「若き日の信長」、「曽我綉侠御所染 御所五郎蔵」。
まず、染五郎初役の実盛で、「実盛物語」。
叔父の吉右衛門に習ったそうだが、染五郎らしい爽やかで明るい実盛で、楽しく見物した。
吉右衛門が1度しか演じていないというのが意外だったが..
亀鶴の瀬尾、秀太郎の小万、松之助の太郎助、幸雀の女房小よし、児太郎の葵御前など。
次が、11世市川團十郎50年祭に因んで、「若き日の信長」。
孫の海老蔵が、歌舞伎座で初めて信長を演じている。
大佛次郎が海老蔵時代の11世團十郎に当て書きした狂言だそうで、
以来、海老蔵・團十郎だけが信長を勤めての上演で、現海老蔵が初めて演じたのは16年前。
4年前に大阪でも演って、今回は3度目にして初めて歌舞伎座で勤めている。
名古屋での初役の時に父の12世團十郎に細かく習ったとか.. 家の芸の継承を思う。
でも、父12世團十郎と海老蔵は持ち味がまるで違うので、印象が当然違う。
旧い体制・秩序に対し型破りの新しい考えを貫こうとする若い信長像が海老蔵に似合って、
信長の孤独と苦悩が伝わってくるようで、いい信長だった。
他は、松緑の藤吉郎、左団次の平手中務、孝太郎の弥生、市蔵の林美作守、右之助の覚円。
中務の息子たちは、亀寿、九團次、廣松。
昼の部の最後は「御所五郎蔵」で、五條坂の出会い、甲屋での愛想尽かし、廓内の殺しの3場。
菊五郎の五郎蔵、左団次の土右衛門、魁春の皐月、孝太郎の逢州。
仁左衛門が出会いでの留め男・甲屋与五郎。
*****
お召し。 黒地。 いろいろの小紋柄・段取り。
名古屋帯。 型絵染。 紬地。 生成り麻色地。 紅型風染。 連山に枝。 (剣持晃玄)
五嶋紐。 レンガ色。 5色の玉つき。
縮緬の帯揚げ。 赤茶色。 露芝文入り。
黒・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 黒色の本漆台。
道中着。 薄灰茶色地。 襷格子地紋。 秋草文。
昨日の芹沢けい介展で連山の着物を見た途端に思いだした帯を締めて、1人ニンマリ。(笑)
2015.11.11 [水]
展覧会と買い物と
11月11日って、いい買い物の日 なんですって.. 誰が名付けたやら..(笑)
体調的に迷ったものの、行かれそうな他の日の体調がもっといいとは限らないと、
午後、予定より1時間ほど遅くなったものの、芹沢けい介展@日本民藝館に出かけた。
生誕120年記念だそう。 ゆったりした気分で、じっくり拝見し、公開日の西館も見物。
駅への途中のパン屋「ル・ルソール」で、初買い物。
今まで気になりながら素通りしていたが、買ってみて正解。 これからの楽しみになりそう。
そして「逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし」@サントリー美術館。
展示期間が終わっていて見られなかった納涼図屏風は以前何処だったかで観たことがあるのに、
久隅守景という絵師がいたことさえ、招待券をもらうまで知らなかった。 う〜ん。
閉館時間までゆっくり観て回った。
出汁の店の久原本家・茅乃舎のイートインに初めて入って、十穀茅汁とおにぎり1つで食事。
お出汁が効いていて美味しく、美術館に来たら、また寄りたいと思う。
デザートに、銀座の松屋の茶の葉で季節限定の焼きリンゴと和紅茶。
日陰茶屋が期間限定で出ていたが、殆ど売り切れで、巻ドラだけ購入。
日本橋に寄って、高島屋の年1度の感謝祭で、ラ・フランスと安納芋を箱買い。
1週間くらいで届くとか.. 1人では食べきれないから息子と友人にお裾分けするつもり。
いい買い物の日だからではないが、いろいろ買ったわね〜と思いながら帰宅。
少し疲れた。って、当たり前かも..(汗)
2015.11.10 [火]
顔見世歌舞伎・夜の部
11月恒例の顔見世歌舞伎。 顔見世らしく歌舞伎役者が大勢出演。
今年は11世市川團十郎50年祭に当たり、面影を偲ぶとのことで、成田屋所縁の演目がズラリ。
夜の部は、「江戸花成田面影」、「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」、「天衣紛上野初花 河内山」。
「江戸花成田面影」は、正に成田屋のために新しく作られた祝いの一幕。
短い十数分のうちに主な役者が勢揃いし、11世の曾孫の堀越勸玄の初お目見得もある。
深川で成田不動尊の出開帳が行われている設定で、藤十郎、梅玉、染五郎、松緑が祝って踊り、
仁左衛門の声掛けに従い、菊五郎の先導で、海老蔵以下成田屋一門が登場。
海老蔵に連れられた2歳8ヵ月の長男・堀越勸玄の物怖じしない様子・挨拶がお見事。
成田屋ならでの恵まれたスタートを思い、大きくなったらプレッシャーも感じるのだろうなどと思う。
知らずに、この日の見物になったのだけど、海老蔵の挨拶で命日だったと知って、おおっと思った。
「元禄忠臣蔵」の中では、あまり上演されない「仙石屋敷」だが、いい芝居だった。
なかなか見応え(聴き応え)があったのは、何と言っても、大石内蔵助を勤めた仁左衛門のお陰。
梅玉の仙石伯耆守との問答が聞き物。 梅玉の伯耆守もよくて、また観たいと思う。
次が居眠り付きの見物になってしまった「勧進帳」。
幸四郎の弁慶、染五郎の富樫、松緑が義経!?とびっくりした松緑の義経。
四天王は友右衛門、高麗蔵、宗之助、錦吾。
最後が、仁左衛門に教わったという海老蔵初役の「河内山」で、松江邸広間より玄関先まで。
緋の衣を着た海老蔵の河内山の綺麗なこと、水も滴るばかり。 宮の使いらしい上品な僧だが、
玄関先で、正体を見破られて啖呵を切る姿の方が海老蔵らしい。(笑)
梅玉の松江候、左団次の高木小左衛門、九團次の数馬、梅丸の浪路、など。
*****
泥大島紬。 黒地。 地空き。 様々な模様の短冊が縦に並んだ感じ。
名古屋帯。 お太鼓と前帯だけ総絞り。 赤香色に白など道に木々・花の柄。 (きぬたや)
五嶋紐。 黒色。 片側は黒・白の長市松。
ちりめん紬の帯揚。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟作)
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)
雨コート兼用の対丈コート。 西陣お召し。 緑・薄茶色の吉野格子。
前日は、着物を着損なったので、頑張って着物で出かけた。 気分は秋の装い。
2015.11.9 [月]
通し狂言「神霊矢口渡」
国立劇場に福内鬼外(=平賀源内)作の歌舞伎「神霊矢口渡」を観に行った。
今まで「神霊矢口渡」=「頓兵衛住家」で何度か観ているが、今回は通し上演。
4幕構成で、「東海道焼餅坂」、「由良兵庫之助新邸」、「生麦村道念庵室」、「頓兵衛住家」。
明治期までは「頓兵衛住家」より人気があったという「由良兵庫之助新邸」が復活上演され、
吉右衛門が由良兵庫之助を勤め、この場の竹本は葵大夫が担当したそうだし、期待一杯だったが、
最近の吉右衛門は初役の台詞が入るのが遅いので、開幕直後を避け7日目の見物。
でも、朝は最悪に近い体調で全く動けず、諦めるしかないかと迷ったが、少し回復したので、
100年ぶりの復活上演という「由良兵庫之助」を観たくて、必死で行った。
残念ながら滑り込みアウト。(涙) でも、開幕直後で多分2〜3分の遅刻で済んで、ホッ。
通しで観ると、「太平記」を主な題材にした新田家没落にまつわる話だということがよく分かった。
「由良兵庫之助新邸」は、尊氏に降伏した新田家の家老・由良兵庫之助の話。
兵庫之助が首を打ったはずの義興の子・徳寿丸を連れて出て、実は..と秘密を明かすのが、
ここで語っては、屋敷の離れに泊めた尊氏の側近の江田判官に聞こえてしまうんじゃないの?
いいの?と思って、驚きと違和感があって、どう展開するのかハラハラしてしまった。(笑)
それに、物語も見得も「熊谷陣屋」を思わせるが、それでも、これはこれで観応えがあって、
体調の悪さにも拘らず十分に楽しめ、再演されるといいわねぇ〜と思いながら観ていた。
次回は歌舞伎座で観られるとうれしいけれど..
「頓兵衛住家」は、良岑に一目惚れしたお舟の可愛らしさ・健気さと、頓兵衛の強欲非道さと、
強欲でも娘を思う父親らしさが垣間見えるところなど、やっぱり見応えがあったが、
「焼餅坂」と「道念庵室」は、筋の説明的な印象で、芝居としては無くてもいいような..
でも、話の展開が分かるから、あった方が親切なのか.. とも思う。
吉右衛門の由良兵庫之助、歌六の江田判官・渡し守頓兵衛(2役)、東蔵の兵庫之助妻湊、
芝雀の新田の御台所筑波御前・頓兵衛娘お舟(2役)、又五郎の南瀬六郎、
錦之助の竹沢監物・新田義興の霊(2役)、歌昇の義岑、米吉の傾城うてな、など。
2015.11.7 [土]
雅楽の大曲 盤渉参軍を聴く
午後、秋の雅楽公演を聴きに国立劇場(小劇場)に行ってきた。
「大曲 盤渉参軍を聴く —国立劇場の復曲をふりかえる—」という公演で、
復曲初演よりおよそ40年の月日を経ての上演だそう。
雅楽の楽師が中心となって38年前に発足した十二音会という雅楽演奏団体による演奏で、
この日の2回の公演を両方聴けば全体を聴けるというもの。
チケットは取ったものの、秋の雅楽公演という認識しかしていないで出かけたため、
内容は分かっていなかったというか、すっかり忘れていた。
買ったプログラムを見て認識し、漸くチラシにも書いてあるのに気付いた迂闊。
相変わらず、猫に小判、私に音楽。(涙)
でも、分からないことは承知の上だし、分からないものの、
いつものように音色に気持ちよく浸って過ごせたから、私としてはOK。
*****
終演後は、可否道でコーヒー休憩。
劇場で会った常連さんのお1人は始まる前に、もう1人は1部と2部の間に行かれたので、
私も来ているという情報が入っていたそう。
劇場には他にも能楽堂でお会いする顔見知りがお2人いらしていてご挨拶したし、
もうお1人、よくお見かけする方もいらしていた。 同じような趣味の人がいるのよね〜(笑)
その後、日本橋のデパートの催事に寄って、ひめ無花果@会津葵などを購入。
先日品切れで1瓶しか買えなくて、プレゼント用と更に自分用にも頼んでおいたもの。
他にも買い物をしたものだから、帰ったら汗が着物にまで少し滲んでいて..(大涙)
汗取り肌襦袢を着ているのに、汗っかきは辛いわねぇ〜と思う。
*****
付下げ。 濡れ描。 薄鼠色地。 秋草文。 (に志山)
袋帯。 黒に近い濃紺・白・灰色地。 萩に月の柄。 (村田: 川島睦郎「晩秋の月」)
五嶋紐。 紫色。 金・藤色入り。
紫色の帯揚げ。 細かい菱型の織に帽子絞り。 (和想庵)
白地に金色の唐草柄の龍村の鼻緒の草履。 薄銀鼠色の台。
道行コート。 絵羽。 栗蒸し色? 葵。 (小倉淳史)
昨日に続いて、柔らか物を着用。 着物!っという気分になるけれど重い。
今日のは秋にしか着(られ)ないから、着られてホッ。(笑)
帰りに寄った店で、先日の洋服の時と印象が違って暫く気づかなかったと言われる。
そんなに違うかしらねぇ〜
2015.11.6 [金]
演出の様々な形 その2
夜、国立能楽堂の定例公演で先月から始まった3回シリーズの第2回目を観に行った。
曲は毎回、狂言「鎌腹」と能「松風」で、今月は、狂言が和泉流、お能が観世流。
狂言「鎌腹」は何度か観て終わり方の違いは気づいていたが、展開が全く違い、ええっとビックリ。
ひょっとして今までは大蔵流ばかりで、和泉流で観るのは初めてなのかしら?
シテの太郎が鎌腹する(鎌で腹を切って死ぬ)と大騒ぎ(空騒ぎ)をするのは同じだが..
大体が発端の騒ぎの理由が少し違うし、アドの妻と小アドの仲裁人の退場の仕方が違って、
あれあれと思っていたら、鎌腹の試み方が随分違うし、終わり方はあまりに違っていて、驚いた。
シテの装束も違って、全体的に和泉流の方が泥臭い?
シテ/太郎:小笠原匡、アド/妻:能村晶人、小アド/仲裁人:野村万禄。
能「松風」は「戯之舞」の小書つき。
独特の印象深いお能で、気持ちよく惹きこまれるようで、楽しく鑑賞したが、
小書「戯之舞」のためか、今までとも先月とも随分と印象の違うお能だった。
う〜ん、いろいろあるのねぇ〜
シテ/松風:観世銕之丞、ツレ/村雨:谷本健吾、ワキ/旅僧:福王和幸、
アイ/須磨の浦人:吉住講、後見頭:清水寛二、地頭:梅若玄祥、など。
囃子方は、藤田六郎兵衛、大倉源次郎、國川純。
面は、シテが相生増(だったと思う)で、ツレは小面。
*****
付下げ。 灰みの藤紫色地。 裾暈し。 遠山風景。
袋帯。 薄鼠色系に青銀・枯れ金地。 竹・紅葉・鳥の柄。 (おりたけ「睦郎 美の世界・彩」)
五嶋紐。 薄桃色。 臙脂・金色入り。
臙脂色〜薄牡丹色〜薄桜色の暈し染の帯揚げ。(五嶋紐「五嶋の彩」)
白地に金色の唐草柄の龍村の鼻緒の草履。 金色の台。
金泥バッグ。 焦げ茶色に金・黒の葉の柄。
変り長羽織。 黒地。 梟・木の葉の柄。
フレンチスリーブのような袖の長羽織(笑)を暫く愛用したが、今季はもう着納めかしらねぇ。
紅葉の気分がして11月に重用しているバッグは、もう暫くは使うつもり。
2015.11.5 [木]
フレンチ・ランチ
珍しい月初めの食いしん坊で、月曜日のイタリアンの次はフレンチ。 ラ・ペ@日本橋でランチ。
今日もメインが肉か魚か選択のコースにして、また「日本橋 フォアグラ ゴーフレット」を追加。
アミューズは、いつもの一口フィナンシェ。 今日は中にセップ茸が練り込まれていた。
毎回どう出て来るかも楽しみなのだが、食べないで下さいと言うドライセップ茸を敷いてあった。
聞いたら、やはり出汁を取るとか.. そりゃ〜そうよね〜 使わないわけはない。
オードブルは、何だったかしら.. 何だかもう忘却の彼方..(汗)
最初のはスプーンでいただいたのだけれど、所謂スープではなかったような気はするが、
器も思いだせない。 何だったか.. 気になるけれど..
次は、アンディ—ブの大きな葉に載せた四角い揚げ物で、手でいただいたのは思い出したけれど、
あれは、何だったか..
そして、ナイフとフォークでいただいたのは.. 全く思いだせない。 いやあね〜(涙)
フォアグラに燻りガッコと無花果を合わせたと聞いて、好奇心を刺激されて、(笑)
特に好きと言うわけではないフォアグラを追加してしまったけれど、
添えられた4分の1切れの黒無花果が美味しかったものの、
フォアグラと燻りガッコの組み合わせは、私の好みではなかった。(爆)
メインは、ブーダン・ノアールのパイ包焼き。 珍しい選択で、濃厚な味を久しぶりに楽しんだ。
アヴァンデセールは定番の韃靼そば茶のブラマンジェ。 塩アイスとオリーブオイル載せ。
デセールは、軽めの方を選択して、ミカンの.. 三層になっていて味の違いが楽しい。
飲み物はエスプレッソをダブルにしてもらって、今日も幸せな食事ができた。
食事中の飲み物は、ウェルカムシャンパンの後は、白ワインも一杯。
*****
食事を楽しんだ後は、三越で友の会の更新。
待つ間に、催事の洛趣会でご案内いただいた和菓子と、プレゼント用の一筆箋とシールを購入。
高島屋に移動し、こちらでも催事で、あれこれ買い物。
ハッと気づいたら思いがけなく時間が経っていて、健康づくり講座出席のため大急ぎで帰宅。
時間があれば寄ろうと思っていたうち、2ヵ所は寄れずに後日回し。
何だか思いがけなく疲れてしまいサボろうかと迷ったが、頑張って出かけて、講座出席。
どうにか動いてきたけれど、疲れた〜 ふ〜
2015.11.3 [火]
文化の日
気持ちのいい秋日和。 でも、文化的なことは何もないまま一日が過ぎてしまった。(汗)
お天気もいいのに今日も大寝坊して、洗濯したりしているうちに早もう夕方。
モーリーさんもご紹介くださっていた江東区伝統工芸展に出かける心積もりだったのに行けず。
近いのに交通の便が悪くて自転車で行くしかない感じの場所でばかり開催されるものだから、
行く予定にしていても毎回見送ってしまって、いつになったら行けるのかしら?と思っている。
緩やかな予定なのが悪いのかしら? 気合不足なのでしょうねぇ.. でも無理してもねぇ〜
最近、出かけない日の閉塞感が酷くて、今日も家の中にだけ居るのが悪いのかと、
用もないのに下に降りて行って、閉店間際のパン屋でパンを購入。 何なのかしら?
2015.11.2 [月]
ジビエ・イタリアン
季節の変り目のせいもあるのか単なる遊び過ぎなのか、疲れが溜まってしまい、
自分を甘やかして大寝坊。 母の命日だが、1年祭の折に墓参りもしたし、雨天でもあったし、
今日は行かずに、家の写真で済ましてしまう。 ゴメンナサイ。
夜は、有馬さんの料理を食べたいと、パッソアパッソ@門仲へ伺った。
11月になったのでジビエ料理が始まっていて、いろいろいただいた。
こちらのジビエは、素材の良さと料理の仕方で優しいと言ってもいいお味なのが、うれしい。
まず、小皿にジビエのテリーヌ。 ジビエの季節になったのだと、日の経つ速さを感じる。
小さな四角が2つ並んでいて、左の薄色は鳥取の鹿、右の茶色は猪。 奥にピクルスが少し。
次は、中央に魚(メバル、めぬけ、ひらめ、かわはぎ)のタルタル、左手前には鰤。
白っぽいタルタルには緑色の小口切りのあさづき?がほぼ表面一杯に載っていて、
傍の野菜の薄切りの上には、薄肌色?のカワハギの肝を使ったソース。
小型ステーキのような鰤に、ブロッコリーなどの野菜と、煽り烏賊の墨のソースなどで、
絵を見るような彩り豊かで綺麗なのに力強い一皿。 ニコニコ美味しくいただいた。
そして、茸のスープ。 ひらたけ、くりたけ、ほうきだけなどの茸に、
バカラという干し鱈の出汁が効いていて、楽しいお味。 珍しい国産のバカラだそう。
次の自家製パスタには鱈のクネル?のようなのが載せてあり、柔らかい橙色の人参のソース。
この人参のソースが驚くほど甘い。 雪の下で甘くなった人参を干して保存しておいたものだとか。
更に、メインではありませんと出された薄切りの大きな椎茸の入った熊のラグー。
下には米と○○キビのリゾットが敷いてあって、混ぜて食べると美味しくて、ホクホク。(笑)
メインは、エゾシカで、柔らかな赤色の切り口に食欲がそそられた。
付け合せのハスカップ?だったかとピーマンの緑色とひよこ豆の薄茶色との取り合わせもいい。
肉が美味しくって、美味しい肉ですね〜と言ってしまう。
いい肉だから何もしなくて焼くだけとシェフは言う。 素材を褒めるのはマズかった?(爆)
でも、いい素材を入手して美味しく料理するのも、シェフの腕だろうから..
最後は、栗のムースに、山葡萄のジェラート。 鳥取の西条柿とシャインマスカット添え。
飲み物は、此処ではハーブティーでしょと、今回も生葉のハーブティーを味わった。
最後の焼き菓子も初めて完食! 我ながら凄〜い!! いろいろな味を楽しめてニコニコ。
初めに少しペースを制御したお陰か、ワインも白2杯と赤も少しいただいて、
でも、しっかり食事もできて、年内にまた来たいと思いながら大満足で失礼した。
2015.11.1 [日]
寄席から展示会へ
10月は芸術の秋らしく観劇の予定がギッシリだった上、旧友たちとの旅行や、母の1年祭、
それに顔合わせなどもあって、忙しくてダウン気味なのに、今月も予定が多いので迷ったものの、
一龍斎貞水の講談を聞きたくて、国立演芸場の上席に行った。
尤も、貞水はトリでなく仲トリ。 トリは三遊亭金馬で貞水ではないのだけれど..(笑)
来年で芸歴75周年を迎える現役落語家では最長の芸歴の金馬のトリを記念して、
講談界・浪曲界のトップが日替りで顔を揃えるという。
夏に他で聞けるはずが体調不調とかで休演された貞水さんも出演されるので行きたいが、
折角行くなら、金馬、貞水、それに浪曲の富士路子が揃う日がいいと思うと、
3人が揃って出演する日が少なく3日間だけで、そのうち私が行けるのは今日か8日だけ。
8日は前後の予定が詰まっていて休養日にしなければ体力的に無理なので、今日しかない。
ギリギリまで迷ったが、頑張って行くことにした。
金馬は、「はてなの茶碗」(終演後の表示では確か別名の「茶金」だったと思う..)。
仲トリの貞水の講談は、多分「馬場の大盃」。
内藤家の仕丁に身をやつしていた馬場三郎兵衛が、藤堂高久の酒の相手をしたことから
出世をするというめでたい物語。 とても楽しく聞けて、貞水さんの講談、好きだわ〜と再認識。
頑張って聴きに来た甲斐があったと、疲れも吹き飛んだ感じでニコニコ。
富士路子の浪曲は、「源太時雨」だったと思うけれど..
ほかに、春風亭一左「金明竹」、三遊亭金時「鶴」、三遊亭金朝「河豚鍋」、春風亭一朝「幇間腹」で、
あと色物は漫才と奇術。 何故か金時と金朝の出番が入れ替わっていた。
*****
終演後は、また半音に寄って、珈琲(バニ・マタリ)とスコーンで小休憩。
急いで表参道に行って、ちびまるさんが通っていらっしゃる織の工房の作品展に伺った。
ちびまるさんにも、お帰りになる前のねこももさんにもお会いできて、うれしかった上、
藍染のストール(ちびまるさんの作品ではなかったけれど)を頂戴し、ニコリ。
そして1駅余り大急いで歩いて、終了間際の吉田美保子さんの作品展「三角・吉田」に伺った。
ご挨拶だけでもと思っていたのに、八寸帯に惹きつけられて、見れば見るほど目に焼き付くよう。
タイの生皮苧(きびそ)糸で織ったそうで、主張しないようながら印象的な生成り系の帯。
糸が手に入り難い上、毛羽立って織るのが大変だったから、もう織ることはないとお聞きしたら、
何方にもご縁が無く最後まで残っていたのは、それこそ私との縁だと思えて、エイヤッと..
我が家もいよいよリフォームしなければならなそうで、物を減らさなければならないのに..(汗)
*****
色大島紬。 草木染(五倍子・藍)。 みじん格子。 (東郷)
名古屋帯。 薄銀鼠色系引箔地。 紅葉に鳥。 (都:睦朗・美の世界「紅葉栄樹文」)
五嶋紐。 光沢のある深緑色。 両端・裏は薄灰茶色。
草木染の帯揚げ。 紫みの焦げ茶?色、灰茶色の絞り入り。 (堤木象)
黒・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 黒色の本漆台。
バッグと長羽織は、このところ愛用のものを引き続き。
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