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2015.12.31 [木] 大晦日

元日に書くのを長年の習慣にしていた年賀状を、発想転換して昨日書いてしまったので、
少しだけホッとしている。 (どうせなら来年はもう少し早く書こうと思っているけれど..)

が、日頃の怠惰の付けが回って、今日もこれから最後の片づけ。
まずは片づけが先で 大掃除まではできず、小掃除で誤魔化すしか..(涙)
昨日も流石に少し頑張ったら、今日はあちらもこちらも筋肉痛。
が、今月結婚した息子の連れ合いを初めて迎えるので、片づけが必須。
(今までは、散らかり過ぎが恥かしくて家には来てもらっていないので..って、恥!そのもの)

でも、片づけるには到底時間が足りず、年が明けてから改めて片づけることにして、
当面、居間など入ってもらう部屋だけの片づけしかできそうにない。
と言うより、取り敢えず、他の部屋に平行移動して隠すだけ。(赤面)
それだけでも、荷物が多過ぎるから隠すのも大変。  気合を入れて、今から片づけ再開。
頑張るっきゃない。 頑張れ〜わたし..(笑)

*****
いよいよ今年も今日1日。 どうぞ良い年をお迎えください。

2015.12.27 [日] 今年の着物着用

年内に着物を着る予定はもうないので、自分の覚えに着物着用回数をまとめた。

1月11回、2月9回、3月12回、4月8回、5月14回、6月11回、
7月11回、8月7回、9月8回、10月14回、11月11回、12月11回で、 計127回

今までで最多の昨年には僅かに及ばないものの、平均すると着用目標の月10回をクリアできた。
今年もよく着たわね〜と思う。 ニコニコ。
でも、相変わらず未着用・何年も着ていない着物・帯があるから、せっせと着なくちゃ..(笑)

来年も月5回が最少目標で、できれば月10回くらい着たいと、目標は同じままで変更なし。
遊び過ぎだけど、遊べるうちが花。(爆)
元気に出かけられるうちに、心置きなく、着物と趣味の芝居見物を楽しみたいと思っている。

*****
明日からは大車輪で片づけ。
今年はできなかったでは済まされないから頑張らなくちゃと思うけれど、不安も..(汗)

2015.12.26 [土] 芝居納め?

趣味の芝居見物の今年の〆は芝居ならぬ落語で、国立名人会@国立演芸場。
三遊亭遊雀「悋気の独楽」、桂文治「掛取り」、三遊亭小遊三「蒟蒻問答」で、仲入り。
瀧川鯉昇「武助馬」、色物はやなぎ南玉の曲独楽で、トリが桂歌丸「紺屋高尾」。

歌丸さんの痩せ具合は心配になるくらい。
今回も、出囃子で出てくるのではなく、幕が上がったら座っているという登場方法。
でも、8月では使っていた上方の見台を使っていなかったので少しは回復しているのだろうと安堵。
噺は相変わらず聞かせてくれて、聴きに行った甲斐があったと思う。
トリの歌丸さんの噺を聞きたくて行ったのだが、どの噺もそれなりに楽しく聴けてニコニコ。

*****
終演後、また半音に寄ったら、菊之助が来ていて1人で台本らしい本を読んでいる様子。
可否道では国立劇場・演芸場の出演者・裏方に会うことも珍しくないが、此処では初めて。
一言挨拶?をして、私はいつも通り珈琲とスコーンで一休み。
イエメンの珈琲(の産地)がまた変って、今度は確かアルガヨルとか言うらしい。
村の名で違うらしいが、イスマイル→バニ・マタリ→アルガヨル。 次は何処になるのか?(笑)

それから押上まで行って、天真庵でいつもの文膳をいただき、ゆったり下町時間を過ごした。
今日のお酒は奈良県吉野の「花巴 はなともえ」。 蔵付き酵母のみで醸す山廃本醸造とか。
一口飲んで、酸味を感じて、あれっ..もう少し飲むと甘酒じゃないけれど甘味を感じるおもしろさ。
濁り酒の趣きの白濁した酒だったから、甘酒に近い? はずはないかしらねぇ..
でも、アルコール度数が高いのか、私の体調の所為か、1合だけで、ほろ酔い気分。
というより飲んでいる途中から、あらぁ〜酔いそう..な感じ。 帰宅後に見た赤い顔に赤面。(苦笑)
蕎麦は1人前でいいかと聞いてくれたが、スコーンを食べて来たばかりなので、1人前で十分。(爆)
〆の此処の珈琲もおいしく飲んで、ニコリ。
燻りがっこがあった(昨日入荷したとか)ので、2本分けていただいたが、
最近の若い方はチーズと一緒に(合わせて)食べると聞いて、目が点に..

*****
本結城紬。 黒・藍色の総絣。 (奥順)
名古屋帯。 薄紫・薄緑の暈し縞。 柄は小さなふくろうと月が並んだもの。 (竹本正典)
五嶋紐。 黒色。 片側に臙脂・白・灰色入り。 (お初)
藍染の帯揚げ。 濃淡藍色の暈し。(松原)
黒・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 黒色の本漆台。
泥大島紬の大型トートバッグ。
道中着。 印度藍の染。 花更紗・鳳凰等の柄。  藍染ストール。(むかい工房)(お初)

帯は、暫く締めていなかったので、これにしたが、どうも3年ぶりらしい。 う〜ん。
帯締めは、随分前に買って、あるのは覚えていたので、出してみたら未使用。 まさかとビックリ。
今年の着納めにいいかと即決。 ついでに、工房展でいただいた藍染ストールもお初で使用。
ストールは経糸が綿ローン、緯糸がシルクスラブだそうだが、柔らかで暖かくてぬくもり感いっぱい。
バッグは、落語だし着物は結城だし、トートバッグだけにしたが、
いつもの持ち物がバッグ1つに収まって、大きいのはいいわねぇと思う。

12/28 びわ
菊之助!羨ましい〜
4日に観に行きます。
12/29 むかし桜
台詞を覚えていたのか、何か工夫を考えていたのか.. 邪魔したくないと遠慮していたのですが、一言くらいならいいだろうと、ご挨拶(にもならないくらいですが)してしまいました。 先に帰られる時に会釈して出て行かれたので、多分嫌な思いはさせなかっただろうと思います。
びわさんは4日の観劇ですか〜 私は近年は国立で芝居初めだったので、今年は歌舞伎座からにして、国立は翌週です。 びわさんの印象記を楽しみにしています。

2015.12.25 [金] クリスマスに健康診査

年内にインフルエンザ予防接種をしておこうと思い立って、医院に行くので、
それなら区の国保の健康診査も一緒にできないかとダメ元で聞いてみたらOK。
クリスマスに健康診査を受ける変わり者は私くらいしかいなのか、
食事をしないで行かないといけないので朝イチで行く人が多いのか、殆んど待たずに終了。

終わって受付・待合に戻ったら、結構な人数が待っていらした。
病人には見えない方が多かったから、インフルエンザ予防接種の方々かしら。
私は、タイミングがよかったらしい。
血液検査などの結果は来年になるけれど、心電図やX線、聴診・触診でも問題ないようで、
来年廻しのつもりだった健康診査もひとまず無事に終わって、ニコリ。

歯科医で、歯間ジェルももらってきたし、懸案事項だった発送も済んだし..
でも、年賀状はこれからで、それより何より、片づけがぁ..

2015.12.24 [木] 突然の熱源機故障

一昨日の夜、冬至の柚子湯から気持ちよく出た直後に、ガスの熱源機が突然ダウン。
お湯は出なくなったのに、暖房・追い炊き機能は動きっぱなしで止まらない。
機械内部で動き続けていて音がうるさいのに、熱源機としての働きはしない。

保守契約期間が過ぎて、取り換え時期が来ていると言われながら、
どういう機種にするかはリフォーム案次第だそうで、先延ばしにしていたから、自業自得。(涙)
直らなければ取り替えなければならないが、リフォーム案なしに直ぐに機種を決めるのも大変だし、
決めても直ぐに取り替え工事をしてもらえるかどうか、それに馬鹿にならない多額の出費になるし、
この寒い時期、年末年始の休みを控えて、トンデモナイことになったと慌てた。

昨日は出かけるので、今日の午前中に来てもらったが、この時期お湯が出ないと辛い。
コンロで沸かしたお湯で凌いだけれど、お湯のありがたさを痛感。
ガス会社の人が、カバーを開け一度電源を落として再度入れたら、あら〜不思議、機能し始めた。
でも、またいつダウンするか分からないそうで、私でもできそうな応急対応を教えてもらう。
来てくれた人が、昨年の保守点検で来てくれた人だったのが不幸中の幸い。

愈々、あちらもこちらも待ったなしの感じ。 先送りばかりするから..と自責の念。(汗)
それにしても、9月初旬の洗濯機と言い、今回と言い、突然壊れると本当に大変。
まあ今回は、泡だらけの時でなく入浴後だったから、まだよかったけれど..

2015.12.23 [水] 「木賊」

午後は、今年最後の能楽鑑賞に、国立能楽堂の特別公演を観に行った。
今年のオーラスは土曜日の落語だけれど、何となく今日で締めくくりの気分もある。(笑)
番組は、仕舞・金春流「雲林院」クセ、狂言・和泉流「朝比奈」、能・観世流「木賊」。

能「木賊」は、老女でなく珍しい老翁の狂乱物。
生き別れた子への愛情に狂気しつつ、老体の能としての品格を保つのが至難な曲だそうで、
1場物ながら2時間近い長い上演時間の、上演頻度の低い、現行曲の中でも特異な大曲だそう。
そのためか、シテ方、ワキ方、囃子方とも、能楽師も粒選りの感。 狂言方のアイは出ない。
次にいつ観る機会があるかどうか分からないので、今月一番楽しみにしていた。

謡が続く前半に少なからず集中力を切らしそうになり、物着した装束の独特さに半ば驚き、
緩やかな序ノ舞にも、う〜ん、楽しむには難しい曲だわ〜と思いながら観ていた。
皺のよった阿古父尉の面を付けている翁が、飾り緒のついた小結烏帽子に、
子方用の掛素袍を羽織った姿は、異様で、狂気のなせる業にしても... 
が、シテ柱に寄りかかった?シテの老翁から子に生き別れた悲しみが伝わってくる気がして、
やっぱり観られてよかった、今年の能楽鑑賞をこれで〆られてよかったと思う。

シテ/老翁:梅若玄祥、ツレ/里人:梅若紀彰など3人、ワキ/旅僧:宝生欣哉(宝生閑の代演)、
ワキツレ/従僧2人、子方/松若: 後見頭:梅若長左衛門、地頭:片山九郎右衛門。
囃子方は、一噌仙幸、大倉源次郎、亀井忠雄。
ワキの予定の宝生閑さんが病気休演だったのが残念だったが、最近はお声も出なくなっていたし、
一噌仙幸さんの足腰の衰えが激しく、お能での笛の音は残念ながら聞き納めかしらと思う。
亀井忠雄さんはお元気で、まだまだお聴きできそうなのは嬉しいが、世代交代を感じる。

仕舞「雲林院」は、「・・・木賊色の、狩衣の袂を、・・・」という詞章があるので、
能「木賊」に因んでの選曲だろうと思う。
お能「雲林院」も観たことがあるはずなのに、1度くらいでは全く覚えていないのが..

狂言「朝比奈」は、シテ/朝比奈とアド/閻魔大王の2人が揃わないと楽しめないし、
何より閻魔大王がよくないと面白くないが、閻魔の野村又三郎はやっぱり達者。
大蔵流の山本東次郎・則重で観てから2ヵ月経たないから、記憶は未だ鮮明で、
和泉流は大蔵流とはいろいろ違っているわねぇと思いながら、違いも含め楽しく観た。
それにしても、東次郎さんの朝比奈は存在感があったわよね〜と改めて思った。

*****
訪問着。 松煙染め。 銀古都。 段取り。 (古都染人)
袋帯。 墨色地。 銀霞。 南天に鳥。(橋本清「壱千八百織」・加賀浪漫「南天に鳥」)
五嶋紐。 紫色、片側に薄紫・金色入り。
草木染(コチニール)の帯揚げ。 紫色。
道行コート。 薬墨染。 古都染人の銀無地。  黒地ショール(岡重)
古都染人の銀無地の鼻緒の草履。 パールグレイ色の台。 (長谷川商店)
利休バッグ・横長。 古都染人の銀無地。  大島紬の大型トートバッグ。

山岡古都さんの銀古都・銀無地を着たい気分で総動員。 我ながら、しつこさ一杯。(笑)
夕方から雨の予報に、折り畳み傘と2部式雨コートの下を持って行くため大型トートも持って出た。
容量的にはこのトートだけで十分で、銀無地の利休バッグと2つ持つのは、ちょっと微妙。(爆)
でも、少し大きすぎるからロッカーに預けて、能楽堂内では利休バッグのみだから..

2015.12.21 [月] 今週も食いしん坊

今日も大物の洗濯をするつもりが、朝からドンヨリした天気で、乾き難そうだと明日に繰り延べ。
曇り空に気分もシャッキリしないので、美味しい料理で気分転換しようと日本橋に出かけた。
フランス料理のランチ@ラ・ペ。

アミューズは、安納芋と何だったか?を入れた一口サイズの焼き菓子風。
定番で、見た目は同じながら毎回材料が違っていて、今度はどんな..と楽しみ。
オードブルの一品目は、刻んだ帆立・雲丹・何だったか?にカリフラワーのムースを載せたもの。
小さなスプラウトがツンツンツンと立っていて、可愛〜い印象だけど、しっかりした味を楽しめた。
次は、茸と生ハムとチーズを載せた直径数cmのミニピザ風で、パリッとした台ともども、
美味し〜いと思いながらパクパク。 チーズも好みで味にも覚えがあるのに、何だったかしら?
もう1品は、何だったか?で〆たサバを焙って、載せられた野菜も周りの野菜も彩りもよく、
食欲をそそられたが、味も期待通りでニコリ。

メインは魚にして、カダイフと桜エビを載せたクエ。 下は、厚めにスライスされた海老芋。
小ぶりの付け合せの野菜が、ほうれん草と何だったかの交配?で、それも美味しかった。
緑のハーブも使ったソースが美味しかったのに、何だったか思い出せない。(汗)

プティデセールは、韃靼そば茶のブラマンジェに塩アイスを載せオリーブオイルを掛けたもの。
毎回お馴染みの此処の名物で、何度食べても美味しいと思うのが嬉しい。
デセールは、季節感の強い方にして、柿を選んだ。 生の柿とグラニテと両方の食感が楽しく、
上に載ったアイスクリームと、周りのパリパリの..とで美味しくいただいた。

サービスシャンパンの他、白ワインも飲んだら、少し顔が赤くなって..
それにしても、あれもこれも忘れてしまって、何だったか?が多いのが..(大汗)

*****
次いで、報道写真展@三越。 様々な思いを抱きながら、今年の出来事を回想。
こちらと高島屋で、買い物。
夏にタガが外れてしまい、元に戻そうとしても隙間が無くならなくなった風呂用の檜の桶を購入。
これで水漏れを気にせず使えるとニコリ。 もう少し安いと、もっと嬉しいのだけれど..

2015.12.20 [日] 部屋が明るい

気になっていたレースのカーテンを洗ったら、光を反射して、いやぁ〜明るい。気がする。(笑)
もっと早く洗わなくちゃ..と反省。
でも、南側のお向かいはオフィスビルで、大通りを隔てていても中の様子が奥の方まで見える。
と言うことは、当然向こうからもこちらが見えるはず。
私も覗くわけではないし、仕事中の人が向かいの住居に興味を持って覗くとは思わないものの、
それでも、平日はカーテンを外したくないのよねぇ〜

2015.12.19 [土] くるみ割り人形

午後、シンデレラとともに12月の定番のバレエ「くるみ割り人形」@新国立劇場を観て来た。
華やかなシンデレラもいいけれど、「くるみ割り人形」はプリンシパル・ソリスト総出演の感じで、
それぞれの踊りも楽しめて、考えてみると贅沢なバレエだわねぇ〜と思いながら観ていた。
悪魔・悪い魔法使いでなく、いい魔法使いのドロッセルマイヤーに、クリスマス向きだわねぇと、
前にも同じ演出で観ていて今更ではあるけれど、今回改めて思った。
最後にサンタクロース姿にするのは、クリスマス時期の上演のための演出だろうが..
気楽に、大いに楽しんで観て、バレエの楽しさを満喫。

*****
色無地。 寿光織。 本茶四度染。 薄灰緑色。(灰みの薄青磁色?)
袋帯。 灰みの赤藤色。 金糸などを使った蔦葉の柄。 (川北「蔦葉霞」)
五嶋紐。 薄桃色に、臙脂・金色入り。
灰空色と薄桃色の暈しの帯揚げ。 金色の小さな柄入り。
白色の皮シコロ織の鼻緒の草履。 薄いパ−プルシルバーの台。 (長谷川商店)
道中着。 輪奈ビロード。 黒色。 斜め模様。  臙脂色のショール。

帯は紅葉の時期かクリスマス時期に締めているが、今秋は着用していなかったため、
まず帯を決め、帯と会場とで着物を選択し、秘かなクリスマス仕様で、1人満足。(笑)

2015.12.18 [金] 演出の様々な形 その3

夜、国立能楽堂の定例公演で10月から始まった3回シリーズの最終回を観に行った。
曲は毎回、狂言「鎌腹」と能「松風」で、今月は、狂言が大蔵流・茂山家、お能が宝生流。

狂言「鎌腹」は、先月の和泉流とは違い、概ね初回の大蔵流・東次郎家と同じような展開だが、
様子を見に来た妻と仲直りして2人で仲良く帰る一番ホッとする展開の東次郎家とは違い、
心配して観に来た妻に、死のうと思っても死ねない臆病者の自分の代わりに死んでくれと言って
妻を怒らせる呆れた展開。 今まで私はこの展開を一番多く観ているわね〜と思いながら観ていた。
シテ/太郎:茂山正邦、アド/妻:茂山あきら、小アド/仲裁人:網谷正美。

能「松風」は「灘返」・「身留」の2つの小書つき。
今回も、小書によって、いろいろ違うのねぇ〜という印象。
シテ/松風:武田孝史、ツレ/村雨:渡邊茂人、ワキ/旅僧:村山弘、
アイ/須磨の浦人:茂山童司、後見頭:宝生和英、地頭:三川淳雄、など。
囃子方は、一噌幸弘、住駒幸英、河村眞之介。
面は、シテが節木増で、ツレは小面。
シテの面は、先月の観世流は相生増だったはずだが、10月の喜多流は何だったか?

*****
江戸小紋訪問着。 切嵌め。 甘茶色。 (黒岩秀硯「秘蔵錐彫型千柄集」)
袋帯。 京友禅染。 銀鼠色。 杉林。 (つかさ工房「銀花仙」)
五嶋紐。 紫色、片側に薄紫・金色入り。
渋い栗茶色?の帯揚げ。
生成り他薄色の五嶋紐の鼻緒の草履。 パールパープルの台。
道中着。 輪奈ビロード。 黒色。 斜め模様。  緑色のショール。

2015.12.17 [木] 展覧会@上野

「始皇帝と大兵馬俑」展@トーハクに出かけた。
会期はまだ大分先まであると思っていたが、いただいた招待券は期限付なのに気づいて大慌て。
無料観覧券(=招待券)が、あと1週間で100円の割引券に変ってしまう。
混むだろう土日祭日と閉館日の月曜を除くと、今日を入れて3日しかない。(汗)
で、しまり屋としては、行くっきゃないかと急いで出かけた。(笑)

銅車馬の模型にも、兵馬俑にも、これだけのものを作らせた権力者の凄さに思いを馳せながら、
将軍俑、軍吏俑、歩兵俑、立射俑、跪射俑、騎兵俑、御者俑など、それぞれの違いも見応えあって、
興味深く観て回ったが、展示されている兵馬俑が10体もないのに欲求不満も..
もう少し日中関係が好転したら、中国でズラリと並んだ状態を、溜息をつきながら観たいと思う。
平成館を出て、仏像を観ようと本館に行ったら、何と改装中らしく1階は閉鎖されている。(涙)
2階に上がり国宝室などの展示と、東洋館1階の中国・西域の仏像を観て移動。

「肉筆浮世絵 美の競艶」@上野の森美術館に回った。
シカゴのウェストンコレクションの浮世絵は、美人画を中心とした展示で、
版画でなく肉筆画なのが珍しく、版画でないから大きな絵も多くて、その意味で興味深かった。

もう1ヵ所くらい観る時間は十分あったけれど、夜の健康づくり講座を考えて自重。
先々週・先週の2週間も講座2つとも欠席してしまったから、今日は是非とも出席したい。
これ以上足を使っては、筋肉痛必至と思われての自重。

駅に行って、デザート付で軽い食事@ブラッスリ—・レカン。
入り口近くの野菜・果物の直売で、目を丸くした。
ゼネラル・レクラークというビックリするほど大きな洋梨で、味はラ・フランスに近いと言われても、
あまりの大きさに美味しいのかと興味津々で、枯露柿と、これもビックリな大きさの蕪と一緒に購入。
蕪の葉が袋から飛び出すのが気になるものの(爆)、メトロで帰宅。

2015.12.15 [火] 久しぶりの食いしん坊

何をするわけでもないのに何となく気忙しく、1ヵ月余りご無沙汰していた食いしん坊。
漸く落ち着いたら、美味しい食事をしたい!気持ちがフツフツと湧き起って、(笑)
昼に、みかわ是山居の遅い回に入れていただいて、天ぷらランチ。
1階のカウンターは10人の内、日本人は半分の5人で、あとの5人は中国の方らしかった。
お任せ5人にランチ5人で、注文も半々。(笑)

3点盛りの向付に季節感があってニコリ。 途中に海老しんじょうの椀が入って、
天ぷらは、海老2尾、頭2つ、鱚、墨烏賊2つ、めごち、銀杏、穴子。
野菜はアスパラと椎茸を選び、天ぷらの〆の小柱のかき揚げは、いつも通り天丼。
蜆椀と香の物とで美味しくいただいて、最後は、お福豆。
今日は季節種の追加もしないで、ランチの一通りだけで、満腹・満足。  いつもながら美味しい!

*****
ただ、気になっているのは、TVでプロフェッショナルとして取り上げられて日本人客が激増した上、
近年は料理店紹介本やネットでの評判で外国からの客も増えて、大人気店になってしまい、
時間を自分の好きに決められず、早い組と遅い組の交代制になってしまったこと。

客が少なくて店が立ち行かないようでは困るし、そうかと言って今のように時間制なのは、
多過ぎる客を捌くための工夫なのだろうと思っても、ちょっとな〜と思っている。
客が以前のように勝手気儘な時間に来たのでは、満席で断らなくてはならない客が増えて、
前以て予約するのが好きでない私は一層入り難くなるだろうから、仕方ないのだろうとは思うし、
私は長年通っているから、ご主人とも軽い会話をしたりして、気楽に美味しくいただけるが、
それでも、以前の、混んでいても、それぞれの時間に、それぞれの注文で、という頃が懐かしい。

一斉に同じ時間に始まって、揚げられた同じ種を順に供されるのが、
最近は段々、何だかなー、楽しくないなーと思うようになって、それが辛いところ。
そうは思っても、これからも通い続けるのだろうけれど..

2015.12.14 [月] 歌舞伎・昼の部

昨日は早朝というにもまだ早い時間に目覚め、朝風呂に入ったりしてノンビリしていたが、
午後になって暫くしたら、エネルギーが切れたらしく眠くて仕方ない。
少し休むつもりが、また眠り込んでしまい、結局1日中疲れ休めで終わり。(笑)

*****
今日から趣味生活を再開。 歌舞伎座の昼の部を観に行った。
昼の部は、「本朝廿四孝 十種香」、「赤い陣羽織」、「重戀雪関扉」の見取り。

「十種香」は、三姫のひとつ八重垣姫を七之助が歌舞伎座で初めて演じていて、
あと、松也の勝頼、児太郎の濡衣に、市川右近の謙信、亀寿の白須賀六郎、亀三郎の原小文治。

木下順二作の「赤い陣羽織」は、玉三郎の演出。
中車のお代官、門之助のおやじ、児太郎の女房。
それに、お代官の奥方が吉弥、お代官のこぶんが亀寿、など。
中車のお代官のおかしみがいいが、門之助のおやじが素晴らしくて、お代官よりおやじが目立つ。
児太郎ものびのびと演じていて、濡衣より安心して見ていられて、ずっと楽しい。

「重戀雪の関扉 つもるこいゆきのせきのと」は、従来の常盤津舞踊「重恋雪関扉」でなく、
玉三郎の新演出らしく、今回は関兵衛が竹本、小町と墨染が常磐津で、常盤津と竹本の掛け合い。
玉三郎の傾城墨染実は小町桜の精、松緑の関守関兵衛実は大伴黒主、七之助の小野小町姫、
松也の宗貞。
玉三郎は傾城墨染より桜の精の印象が強いのはいつもながら、やっぱり素敵!
松緑の関兵衛も初役とは思えぬ出来で、また観たいと思う。
ただ、昨日寝過ぎて今日は夜中から起きていたので、途中から眠気との闘いだった。(苦笑)

*****
終演後はnekomamaさんが書いていらした中村活字に寄りたいと思っていたのに、
すっかり忘れて地下鉄の改札口を入ってから思い出したが、眠気には勝てず、そのまま帰宅。

*****
結城紬。 灰色。 地空き、雪輪。 (藤貫)
本袋帯。 瑠璃錦。 漆箔。 濃ワイン系。 古代文。 (渡文)
伊賀組紐。 灰紫。 紫・小豆色入り。 撚り房。 (松山好成)
薄小豆色?の帯揚げ。 極薄小豆色?と薄灰青色入り。 梅・源氏香柄。
生成り他薄色の五嶋紐の鼻緒の草履。 パールパープルの台。
道行コート。 被布衿。 結城玉紬地。 染暈し。 裾・錆緑色〜肩・紫色。 (結織苑)

2015.12.13 [日] うれしい日

昨12月12日は、息子の結婚式・披露宴。
思いがけなかった結婚話。 でも、無論うれしい驚き。
もうご縁がないのだろうと思っていた花婿の母を体験。
殆ど全て当人たちに任せたので、私は出席と披露宴のお開き近くのご挨拶のみ。
でも挨拶があると思うと落ち着かない気持ちで..(笑)
心配だった雨もこの日を避けてくれ、皆さんに楽しく過ごしていただけたようで、ホッとして帰宅。
着物に風を通すために吊るし、花束を水に浸けて.. ダウン。

流石に今朝は早く目覚めて、花を花瓶に活け.. 夜明けまで時間があるし、さあ今から何を..

▽最近の3件 [全14件を表示]
12/16 むかし桜
びわさん、辛夷さん、ありがとうございます。
皆さんに祝っていただいて、私も息子も幸せ者です。
健康管理を任せられるのは本当にありがたいと思っています。<辛夷さん
親の言葉は聞き流しがちでも、同じことを伴侶に言われれば聞かないわけにはいかないらしく(笑)、既に効果があるようです。
入力ミス・変換ミスは私もしますから、お気遣いなく。<しょうさん
12/18 ユウナ
わたしも遅ればせながら、おめでとうございます!
来年は家族が増えてのお正月はですね♪
12/20 むかし桜
ユウナさん、ありがとうございます。
今までより賑やかな正月になりそうで楽しみです。 ただ、片づけが必須・必至で、それが悩ましいです〜(苦笑)

2015.12.9 [水] 三十三間堂棟由来

夜、社会人のための文楽鑑賞教室を観に行った。
上演頻度の高い演目で、出演者はAプロとBプロで異なるが、今回はAプロを選択。
体調的に、短い踊りと解説はパスして休憩時間が終わる間際に滑り込んで、
「三十三間堂棟由来」だけ観て来た。 「鷹狩」、「平太郎住家から木遣り音頭まで」の段。
私の隣は、仕事帰りらしいおじ様で、今まで文楽にはあまり縁が無かった方みたい。
他にも仕事帰りらしい方も多かったが、あら〜そんなにお洒落して(笑)という訪問着の方も..
観客がいつもと少し違って、ちょっと楽しかった。

2015.12.8 [火] 通し狂言「妹背山女庭訓」

昨日に続き、また歌舞伎の通しを観に行った。 今度は歌舞伎座の夜の部。
「三笠山御殿」では玉三郎が勤めたお三輪を、前の「杉酒屋」と「道行恋苧環」では七之助が勤め、
松也が烏帽子折求女実は藤原淡海、児太郎が入鹿妹橘姫。
歌六の入鹿、松緑の漁師鱶七実は金輪五郎に、権十郎、中車、亀三郎、亀寿など。

「御殿」の松緑の鱶七、歌六の入鹿がよくて、見応えがあり、舞台が締まる。
中車の豆腐買おむらに違和感がなく、上手いものだとビックリ。
「杉酒屋」の團子の丁稚子太郎は達者なのに、女?みたいな動きが気になった。

*****
本結城紬。 濃紺色。 地空き。 花器に花模様。 (奥順)
染名古屋帯。 結城紬。 茶色地。 葉と花の柄。 (谷本一郎)
伊賀組紐。 焦げ茶色、片側に薄茶色・薄黄色入り。 (松山好成)
ちりめん紬の帯揚げ。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟)
焦げ茶・白色の京くみ紐の鼻緒の草履。 銀鼠色の変り台。 (Run)
道中着。 大島紬。 漢方染。 絞り。 黒地に、蓬・桃、薄藍、橙茶色など。 (菅原工房)

2015.12.7 [月] 通し狂言「東海道四谷怪談」

夏の怪談でなく冬の怪談(笑)ねぇ〜と思いながら、それでも観ないという選択肢はなくて(爆)、
鶴屋南北作の歌舞伎「東海道四谷怪談」を国立劇場に観に行った。
幸四郎の民谷伊右衛門、染五郎のお岩・小仏小平・佐藤余茂七の3役での上演だと思っていたら、
何と補綴され、染五郎が南北役ですっぽんから登場し、忠臣蔵の外伝と分からせる趣向。

塩冶の家中に関係があると分かる幕開きはいいけれど、終わりに討ち入りを入れたのは
余計というか..邪魔な感じ。 「四谷怪談」を観た印象が一挙にダウン。 う〜ん..難しい。
討ち入りでは、染五郎が由良之介、幸四郎が石堂右馬之介。
あと、友右衛門、彌十郎、錦之助、萬次郎、高麗蔵、亀蔵、松江など。

*****
終演後は、仕立てあがったとご連絡いただいていた帯を受け取りにイトノサキ@外苑前へ急いだ。
吉田美保子さんの八寸帯「ナチュラル・アース」。 やっぱり好みだわ〜と、ニコニコ。

*****
結城紬。 無地。 灰藤色。 (奥順はたおり娘)
袋帯。 手織。 草先染。 墨色系(紫)。 吉野格子。 (新田「よしの」)
伊賀組紐。 灰紫、紫・小豆色入り。 撚り房。 (松山好成)
ちりめん紬の帯揚げ。 京友禅。 灰藤色、白・灰・肌色入り。 (京姉小路)
生成り他薄色の五嶋紐の鼻緒の草履。 パールパープルの台。
道中着。 生紬。 無地。 象牙色。 (しょうざん)

2015.12.4 [金] うれしい会食

夜は、息子たちがお祝いの食事に誘ってくれたので、洋服に着替えて迎えに来てくれるのを待つ。
息子に誘われるのは今まで皆無とは言わないまでも、予約してまでというのは初めて。 うれしい。
昨晩は私にオペラ鑑賞の予定があったため、1日遅れの今晩の予約を取ってくれた。
息子たちはここ何ヵ月か週末は予定が立て込んでいて難しいらしく、
平日に仕事から帰って来てからということで遅めの時間。
息子が夏の初めまで住んでいた所に近い美味しくてCPがいいと評判のイタリア料理店だそう。
私は初めての店で、歩ける範囲というのがいいわねぇと迎えに来てくれた息子と歩いて行った。

お薦めのスパークリングワインを奮発してくれて、飲みながら、話しながら、食事が進む。
料理は、コースは無くてアラカルトだけ。 私が選ばせてもらうことになって、
前菜の5品盛り合わせ、パスタ、リゾット、メインを決め、皆で分けていただいた。
頼んでくれていたお祝いのデザート盛り合わせが賑やかで楽しく、これも3人で美味しく食べた。
飲み物も、スパークリングの後、更に白ワインも追加し、3人でボトル2本を空ける。
息子が何と言っても沢山飲むものの、私も飲み過ぎかしらと思うほど1人での食事時より飲んで、
楽しく・おいしく過ごして、ニコリ。
食事に誘ってもらっただけでうれしいのに、ご馳走してもらい、プレゼントまで.. ありがとう。

▽最近の3件 [全5件を表示]
12/9 むかし桜
びわさん、ちびまるさん、ありがとうございます。
今までになかった思いがけないことなので、うれしい驚きで少し舞い上がっているかもしれません。(笑)
しょう
おめでとうございます!
12/10 むかし桜
しょうさん、ありがとうございます。
また1年元気で過ごしたいと思っています。

2015.12.4 [金] 文楽「奥州安達原」・「紅葉狩」

午後は、文楽公演に出かけた。
着物を着る段になって、長襦袢に半衿が付いてないのに気付く。
着物の袖の丈・幅がいつものと少し違い、他の長襦袢という訳にはいかない。
ではと他の着物にしたら、仕付け糸が付いていて、ああ、これはまだ着ていなかったと慌てる。
また着物を選び直してドタバタするよりは糸を取る方が早いだろうと、大急ぎで取って、
大慌てで出かけて、どうにか滑り込みセーフ。(苦笑)

「奥州安達原」の「朱雀堤」と「環の宮明御殿」に、「紅葉狩」。
チケット取りの時にPCが繋がり難く、漸く取れたのが下手寄りブロックの1列目の席。
12月の文楽は公演期間が短くてチケットが取り難いのは毎度のことながら、
今朝も1月の歌舞伎公演のチケット取りに苦労したし、どうも国立劇場のシステムに問題ありの感。

「奥州安達原」は、袖萩(と家族)の悲劇で、「紅葉狩」は、更科姫・鬼女と平惟茂の戦い。
「紅葉狩」は、歌舞伎より維茂の存在感があるというか更級姫・鬼女が控えめ?(笑)
惟茂が更級姫・鬼女と対等に目立って、先日観たお能に近い印象がする。

能・狂言、文楽、歌舞伎で、同じ話でも展開・印象が随分違うのに驚くことがあって、おもしろい。
出演人数の違いもあるのか、能・狂言と文楽より、役者の多い歌舞伎の違いが大きい感じ。
比べると、歌舞伎は、やはり役者で、というより役者を見せる!舞台だと思う。

*****
紬。 紅花草木染。 黒色・灰色の縞。 (新田英行「新田間道」) (お初)
袋帯。 ベージュ色系。 唐花模様に間道。 (山喜「紹巴萬葉」)
伊賀組紐。 紺色、片方に緑色入り。 撚り房。 (松山好成)
鶯色・暈し入りの帯揚げ。 「幻雪」
黒・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 黒色の本漆台。
道中着。 まほら紬。 紺地、臙脂・灰色等の格子柄。

この着物は、同じ新田さんの紅花染めでも、今まで着ている秀次さんの着物と比べ、
紬感が強く(真綿かしらと思うけれど..)ホッコリ系。(笑)
以前に着ようとして、もう少し涼しく(寒く)なってからの方がいいわねと思って着なかったのに、
何故か着た気になっていた。 仕付け糸が付いているので思い出したけれど..
要注意だわ〜 って、歳のせいか忘れることが何かと増えてきて..(汗)

2015.12.3 [木] オペラ「ファルスタッフ」

また1年経って、誕生日。 雨が止んでも日が射さず暗く寒い日で、誕生日のワクワク感が薄い。
古来稀なりと言われた歳に愈々近づいてきたが、人生50年だった時代と違い、
今は平均寿命もずっと先だから、まだまだ老人見習い中。 と思っている。(爆)

夜は、自分へのお祝い気分で新しい着物と帯をおろして、オペラを観に出かけた。
友人からブックカバーをプレゼントしてもらい着物を褒めてもらって、うれしく、気持ちが上がる。

今晩の「ファルスタッフ」は、オペラの重厚さ、オペラを堪能するという感じは薄いので、
オペラを観た!感は少なくてオペレッタに近い気分だが、ドタバタ加減?も大団円も私は大好き。
むか〜し初めてオペラを観たのがスカラ座の引っ越し公演で、「椿姫」と「ファルスタッフ」を観て、
「ファルスタッフ」の方が好きというか楽しかったというへそ曲がりだし..
好きなオペラを、いい歌手で聴けて、楽しい気分一杯で、うれしい日になったとニコニコ帰宅。

指揮:イヴ・アベル
ファルスタッフ:ゲオルグ・ガグニーゼ、 フォード:マッシモ・カヴァッレッティ、
フェントン:吉田浩之、 カイウス:松浦健、 パドルフォ:糸賀修平、 ピストーラ:妻屋秀和、
フォード夫人アリーチェ:アガ・ミコライ。 ナンネッタ:安井陽子、
クイックリー夫人:エレーナ・ザレンバ、 ページ夫人メグ:増田弥生。

*****
色留袖(訪問着仕立て)。 本加賀友禅。 抹茶色地。  竹の一輪挿し。 (由水煌人) (お初)
袋帯。 唐茶に枯れ金箔。 (桝屋高尾「黄純」「青海波寶尽文」) (お初)
伊賀組紐。 草木染(コチニール)。 薄灰色。 薄灰緑色・白入り。 (松山好成「雅趣一献)
極薄い青磁色の帯揚げ。 金糸の七宝柄など入り。
龍村の白地に金色の唐草柄の鼻緒の草履。 金色の台。
利休バッグ。 薄桃・薄茶色の疋田の市松。 (伊と忠)  麟鳳襷紋バッグ。(川島)
雨コート兼用の対丈コート。 西陣織能衣装・籠目模様。

着物は、紋を入れるかどうするか迷って、紋入りだと着用範囲が狭くなると、紋無しにした。
仕付け糸を取りながら、やっぱり紋を入れればよかったかしらと思う。
でも、この着物に紋を入れたら、改まり過ぎそうで.. まあ、いつでも入れられるし..

2015.12.2 [水] とちはくれ & 絃上

今月の初観能は、狂言・和泉流「とちはくれ」と能・喜多流「絃上」。

狂言「とちはくれ」は、どちらにしようかと長々と迷って時を過ごして、どちらにもはぐれる話。
檀那からお布施はないがお斎(おとき=僧侶の食事)をあげたいと朝の勤めの依頼受けた直後に、
別の檀那が先祖の遠忌に勤行を頼みに来て、お斎はないが布施の用意はしていると言う。
斎(食事)と布施(お金)のどちらにしようかと、さんざん迷った末に行った時には遅すぎて、
別の僧に勤めをしてもらったと両方から怒られ、斎も布施も貰えず、腹を立てたものの、
六道のうち畜生道・餓鬼道・人道・修羅道の四道に落ちたと反省。
これを初めて観たのは、東次郎さんの住持でだったと思い出しながら、流による違いを感じていた。

能「絃上」は、重鎮らしいおシテが、多分ご病気の後遺症なのか、常に手が震えていて、
見ていてそれに気を取られてしまいがちな方で、しかも今日は身体が斜めになっている感じがして、
気になるものだから、つい目を閉じると寝不足の身には意識を保つのが難しく..

*****
終演後は、久しぶりに駅前のレストランで食事。 遅い昼食?早い夕食?
帰ろうとレジで支払っている時に、顔見知りの方に声を掛けられ、お2人と暫くよもやま話。

*****
色大島紬。 泥染。 灰青色地。 花火?のような模様の織。
袋帯。 桔梗鼠色。 菊・萩・鳥・花などの模様。 (七福・前田仁仙)
五嶋紐。 薄めの灰朱色? 裏は灰色。
草木染(たんから染)の帯揚げ。 極薄橙色? (松原)
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋のカレンブロッソ・カフェ草履)
友禅大型バッグ。 灰紫色。 葡萄唐草模様。 (岡重 OKAJIMA)
雨コート。 紫色。 糸巻の地紋・細乱れ縞入り。 (和田)  臙脂色ショール。

2015.12.1 [火] 師走入り

今日から師走! 日々の経つのが速いこと、光陰矢の如しを実感。
芸術の秋を満喫し過ぎて体力の限界を超えてしまったようで、出かけない日は殆どダウン。
紅葉狩りのはずの実質ハイキングツアー(笑)には、心配したけれど無事に行かれたものの、
観能に出かける予定があった日にもダウンしたんだったわ。(涙)

日が短くなってきて、グズグズしていて気づくと外はもう暗い。
片づけが進まない。ではなく、手がつかない。(汗) あ〜あ、どうしたらいいか..
今年は片づけられなかったでは済ませられないのよね。 しっかりしなくちゃ..
今月の後半は予定が少ないから、頑張りたい。 頑張らなくちゃ..

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