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2016.6.30 [木] 今年も半分が過ぎた |
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6月末日。 気付いたら今年も半分が終わる。 月日の経つ早さを感ずるばかり。
茅の輪くぐりも含む八幡様の大祓い式に参加するつもりが、体調的にきつくて、今年はパス。(涙)
日曜に初参加できたお茶部で茅の輪を作ったから、まあいいかと思ったものの..
見れば見るほど、私の作った茅の輪の歪で貧弱なこと。 独りで溜息。 でも今の自分らしくもある。
和菓子の水無月も食べ損なって、それも寂しい。
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昨夜は、学生時代の文系部活の同期の会。
カナダから帰国中の人が来月末の暑気払いの会には学会出席のため出られないので、
彼を囲んでの少人数の会。 参加者は10人で、うち女性は私を含め2人。
表参道の地中海料理レストランで、予め注文してくれてあった様々な料理を楽しくいただいた。
1階は通常の一般客向けレストランだが、2階は幹事の会社の社員倶楽部になっていて、
1階と同じ料理を特別価格で食べられるとのことで、会費が安く済むのはうれしかったが、
大会社の福利厚生は凄いのねぇ〜が実感。
主役が簡単な挨拶の冒頭で、病気と介護と現役時代の話は御法度だからという件があって、
そう言えば、私は数年前からの参加なので皆の現役時代を知らないなぁと思った。
知らなくていいよと言われたが、役所や一流企業のえらいさん、学者.. 確かに知らなくていい。
いつもながら賑やかな会だったが、個室だったので周りに気兼ねせずに済んだのも、うれしかった。
同じ同期の会でも、運動部の元チームメートとのランチ会は、比べれば穏やかと云うか上品。(笑)
男性と女性の違い?なのか、こちらの出席男性に度を越して(と思うほど)飲む人がいるためか?
男性は互いにくさし合って、それを楽しんでいる風なのが、いつまでも子供っぽいというか..(爆) |
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2016.6.26 [日] 連日バタバタと |
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24日(金): 友人宅へ
前夜、友人からサクランボが届いたから3時頃に来られないかと誘いがあり、出かけた。
手土産にモンシェールのデニッシュ食パンを買いに行ったので、20分ぐらい過ぎての到着。
バターと生クリームが効いた定番の2斤のプレーンと、今回は1斤半の桜餡入りがあったので、
それも購入。 美味しいけれどカロリー高そうよねぇと言いながら、時々は食べたくなる。
パンのお裾分けに声掛けした友人と2人にあげる予定が、フレーバー入りも買ったので、
3斤半になり、2人でなく私も含め3等分。(笑)
私は、用意してくれていたお皿一杯のサクランボを独り占め状態で、ひたすら食べてお腹に収め、
お土産にも貰って来て、持つべきものは友なりとニコニコ。 我ながら調子よすぎ。(爆)
友人は今年3回目のサクランボ狩りボランティア作業から月曜に戻ってきたが、
大粒の高級品を購入して送ってもらったのが届いてのお裾分け。 ありがとう。
パンのお裾分けがあると声掛けして来てもらった友人も、毎年1回のサクランボ狩りが恒例行事。
今回は一緒に行って連日働いて来たそうで、年に1度だから楽しくもあるが、疲れるもするらしい。
彼女たちの古くからの友人の所なので費用自分持ちのボランティアにも行けるけれどとの話も..
3人で、おしゃべりしながら、種を取る時間がないまま煮た撥ねだしサクランボの種取りなど。
撥ねだしで微糖のサクランボジャムを作ったからと持ってきてくれたのも貰って、
夕ご飯もご馳走になり、楽しく過ごしていたら数時間があっという間に経っていて、慌ててお開き。
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25日(土): 大忙し
朝9時前に届いた宅配便を受け取り、11時から住まいのフロア会。 今回は半数が参加。
冒頭に、配られた区の洪水ハザードマップを参照しながら出席の防災委員から説明を受ける。
鬼怒川の堤防の決壊による常総市の被災で、私の居住の区でもいろいろ検討されたらしい。
ゼロメートル地帯で、東西に川が流れ、南は海、元は運河だったのも含め川が何本も流れていて、
地震も怖いけれど、洪水が発生したら、復旧には地震より日数がかかり、問題も多くなる模様。
その後、日頃気になっていることなどの話し合い。
予定の正午を過ぎても終わらなかったので、10分過ぎたところで中座。
前から予定の、一龍斎貞水さんの講談(怪談話)を聴きに国立名人会に出かけた。
いつもの落語中心の名人会とは違い、今月は講談中心。
一龍斎貞友の講談「木津の勘助」、林家今丸の紙切り、春風亭流橋の落語「妾馬」で、仲入り。
仲入り後は、貞水の講談「四谷怪談」を1時間タップリ。
チラシによると、人間国宝貞水が届ける本物の恐怖、道具入りの演出と圧巻の話芸。
初めて聞いた時は、別の話だったが、演出に驚きながら正しく怪談!を聞いた気がしたが、
今回は、怪談の怖さより、歌舞伎の話と随分違うのが私には印象的だった。
終演後は、可否道で珈琲を飲みながら店主とおしゃべり休憩。
急いで帰って、健康づくり講座に出席。 来季の抽選に外れたので、残念ながら今回でお終い。
次の募集に申し込んでねと言われるが、若い人と違い3ヵ月のお休みは長いから、迷っている。
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26日(日): 真楽・お茶部(お茶目部?)
漸く参加でき、とっても楽しかった! 面白かったぁ!というのが一番合っているかも..
あの面白さは参加しなければ分からないわねぇと、今までイマイチ分からなかったのにも納得。
お昼のお弁当も夕ご飯も美味しかったし、念願の初参加を果たせて、ニコニコ帰宅。
前々からの準備も含め、かず部長、会場を提供してくださったKURAさん・よっちゃん、
お茶担当の百花さん、本当にお世話さまでした。 ご一緒戴いた皆様もありがとうございます。
次回は、できれば最初から、遅くてももう少し早い時間から参加したいと思う。 が、どうなるか.. |
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2016.6.22 [水] 最近: 能楽・演芸・また能楽 |
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17日(金): 夜、定例公演@国立能楽堂
今月の前2回の主催公演は他の予定と重なってしまい、月半ば過ぎて今月初の能楽鑑賞。
番組は、狂言・大蔵流「太刀奪」と能・喜多流「景清」。
狂言「太刀奪 たちばい」は、初見かと思っていたが、記憶にある場面が..
見たことがある? それとも、似た展開の他の狂言? どちらか分からず..(苦笑)
能「景清」は、平家の武将・悪七兵衛景清の話。
戦いに敗れ、九州の日向に流され、盲目の乞食となって無念の日々を過ごす景清を、
娘の人丸(ひとまる)が遥々訪ねて来て..
景清が娘に聞かせる屋島の戦語り、娘に見せる情愛が、印象的。
ただ、お能で観たことのない肩を抱く情愛表現に、少し戸惑いというか、そこまでするか感も..
それでも、いい舞台で、楽しく鑑賞。 「景清」を観たくて行った甲斐があった。
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19日(日): 夜、花形演芸会スペシャル@国立演芸場
平成27年度花形演芸大賞の贈賞式と、各賞の受賞者がそれぞれ芸を披露。
なお、銀賞の古今亭文菊は休演。
前座の辰のこ「十徳」の後、銀賞の瀧川鯉橋「犬の目」、銀賞の桂吉坊「蔵丁稚」(=四段目)、
金賞の笑福亭たま「火焔太鼓」(上方風?短縮版)、
特別賞の神田阿久鯉の講談「天保六花撰 玉子の強請」で仲入り。
仲入り後に、ゲストの桃月庵白酒の司会で、平成27年度花形演芸大賞の贈賞式。
贈賞式の後は、白酒「新版三十石」(=石松三十石舟?)、金賞の三遊亭萬橘「看板のピン」、
そして、トリの大賞の蜃気楼龍玉「夏泥」。
他に、漫才のロケット団(金賞)とホンキートンク(銀賞)。
講談は、歌舞伎でもよく上演されるお数寄屋坊主の河内山宗俊の話だったが、
自分のための強請でなく、身投げを助けたのを機に、元の主人の極悪商人を脅して、
身投げ人を助ける胸のすく話。 あら珍しい、こんな話もあるのねぇと思いながら、楽しく聴いた。
贈賞式の茂木理事長の挨拶で、ギャグにビックリ。
前にも2〜3度受賞者の会を聞きに行ったが、硬い感じだったのに、いつの間に..(笑)
と書いてから、もしかしたら前回にも驚いた?気がしてきたけれど、どうだったか..
龍玉のまくらで、入門後20年までが対象で、今年がラストチャンスだったと聞いて、
ここでは花形は20年までなのね〜と初めて知った。
今まで聴きに行った時にはなかった特別賞が、結局どういう賞なのか分からなかったのが、
気にかかったままで、どうもスッキリしない。 知りたいわぁ〜(爆)
以前は比較的頻繁に聴きに行っていた花形演芸会だが、イマイチ感があって最近はご無沙汰。
でも、この日は楽しく聴けて、また行こうかしらと思った。
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20日(月): 朝、能楽鑑賞教室@国立能楽堂
今週は月曜から金曜までの平日5日間に1日2回ずつ計10回の鑑賞教室。
対象は高校生が中心。私が観た初っ端の回は中学生もいたらしいが、前の方は制服姿がズラリ。
生徒・学生でほぼ満席の日・回もあるので、生徒の少ない一般が入り易い回に出かけた。
私の前の列まで、横も1人置いた次からは生徒らしかったが、比較的静かに観ていてホッとした。
尤も、前の列の男子高校生が狂言で寝ていたかと思えばお能はしっかり見ているのに驚いたり、
その逆も居たりして、傾向は不明だったが、煩くなかったから私としてはOK.。(笑)
解説と高校生3名の舞台上での体験、狂言・大蔵流「柿山伏」、能・観世流「小鍛冶」。
能「小鍛冶」がよかった。
動きもあるし、こういう舞台を観ると、お能を好きになる生徒も出そうに思えて、ニコリ。 |
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2016.6.15 [水] 美味しい和食で気分転換 |
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急に、美味しい和食を食べたくなって、志づ香@門仲に伺った。 1月末以来で、久しぶり。
いつも通り、お任せで一通り。 言わなくても鶏肉なしにしてくれるのがありがたい。
胡瓜とワカメの酢の物には茗荷が少し入っていて、季節柄スッキリ感が楽しい。
お造りは、スズキとヒラメと、カツオのヅケ。 ヅケに添えられたおろし生姜がうれしい。
次の揚げ里芋はトマトとオクラのあんかけ。 そして、穴子の白焼き。 丸茄子のみそ焼き。
稚鮎の天ぷらは蓼酢添え。 締めの稲庭うどんは、生姜味にしてもらい、暑さ払い。
お酒は、長野の御湖鶴を1合だけ。 初めて飲んだが、美味しかった。
往きは歩いて行くことにして、急がずゆっくり(普通の速度?)歩いたら30分かかった。
帰りも歩こうかと思ったが、大分暗くなったし少し飲んでいるしと、メトロに乗って5分弱。
ここ1ヵ月余どうもしゃっきりせず、出かける以外はドンヨリ、ぐずぐず過ごしていて、
昨日も買って来た食材を漸く料理したのは、夕食でなく夜食の時間。(涙)
これはいかんなぁ〜と思うものの、懸案の片付けも一向に進まないというより手を付けられない。
で、食事に出かけて気分転換。 さあ、明日からいよいよ.. デトックスしなくちゃねぇ.. |
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2016.6.14 [火] 珍しく忙しい週末 |
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11日(土): アラジン
午後、バレエ「アラジン」を観に行った。
新国立劇場の前バレエ監督のビントレーが新国立劇場のために振付けたバレエで、
前にも観ているのによく覚えていないと思ったら息子の病気中だった。 今回は楽しく鑑賞。
ただ、アラブ風の中に、中国風、アジア風の踊りもあり、衣装ともども国籍不明の感じを否めない。
何処の国でもいいし、架空の土地でもいいけれど、中途半端感が少し残念。
カーテンコールにビントレーも登場して、おおっ来ていたのねと懐かしさもありニコリ。
でも、カーテンコールがまだ続く中、少し一段落したところで、健康講座に出席するため退席。
当初は諦めるつもりだったが、来季の抽選に外れたので、頑張って帰宅し、大急ぎで滑り込んだ。
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12日(日): 墓参り のち フレンチランチ のち 魯山人展
息子夫婦を誘って墓参り。 草むしりもする心積もりだったが、それ程のこともなく終了。
墓苑入口の花屋で榊を少し加えてもらった花1対を供えたが、暑い日射しに直に枯れそう。(涙)
その後は大手町まで移動し、直会も兼ねてヌーヴェルエール@新丸ビルで食事。
今春シェフが替ってから伺うのは初めてで、3代目のシェフの料理に期待と少しの不安と..(笑)
メニューの種類が、すっかり変わって、予約した後で気付いてビックリ。
2種類のコースがあるが、どちらもフルコースで、小食の人には適さないかもしれない。
それに、前以てダメな食材を確認し、あとはシェフにお任せになったらしい。
何が出て来るか楽しみだけど、選ぶ楽しみはない。
今日のメニューは、ヴィシソワーズ、今治産の鰤と北海道産のアスパラのサラダ、
天使の海老と越冬人参、魚料理は八丈島の鯛とビーツ、肉は鹿児島県産の霧島黒豚、
そしてリュパーブのタルト。 締めの飲み物の選択肢が多くなったのも随分違う印象。
試験管に入った豆・葉を運んできて、見て香りを確かめて選べる方式になっていた。
面白いことをするわねぇ〜と思いながら、私はお勧めの珈琲。
美味しいもののプラス500円の違いを楽しめたかどうかは心許ない。(爆)
息子夫婦は紅茶とハーブティー。 遠慮なく好きなのを選ぶように言ったのに、
飲み物にプラス500円は高すぎると、遠慮したわけでもないだろうが追加無しから選んだ。(大爆)
ランチは安い方にしたが、食材に拘り食材を活かす料理を作るというシェフの料理に満足。
白ワインをボトルで頼み3人で飲んで、息子は赤ワインも追加。
息子たちは、料理は気に入ったらしいが、ワインが高いよ〜と、自分たちでは来ないような話。
ギャルソンと相談しながら私が選んだが、会話から彼らの感覚では高〜いと思ったらしい。
ワインリストを見ながら、もう少し安いボトルがあるといいと私も思ったが、
この店のグラスワインの値段を考えれば少しも不思議はないと後で思う。
八重洲口に移動し2人と別れて、私は「北大路魯山人の美 和食の天才」@三井記念美術館。
ゆっくり見て回り、足立美術館と京都国立近代美術館の所蔵が多いのは何故かしらと思い、
個人蔵の掛け軸や鉢・皿などの食器に、ご自分でお使いになる方もいらっしゃるのねぇと思う。 |
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2016.6.9 [木] 魚屋宗五郎 |
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午後、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室「新皿屋鋪月雨暈」、通称「魚屋宗五郎」を観に行った。
社会人の〜でなく、通常の鑑賞教室だったので1階は高校生で満席らしく、一般は2階、3階席。
そのせいか2階に着物の方が多くてビックリ。 席数が少ないところに集中しているから、
すご〜く多い印象。(笑) でも私は依然として洋服。(涙)
着物にしようかと思ったものの、雨模様に、こんな日に頑張って着なくても..と止めてしまった。
1ヵ月前までは、雨で着るものを変えることはあっても、止めることは殆どなかったのに..
鑑賞教室だから、まずは解説「歌舞伎のみかた」で、萬太郎が担当。
今月はどんな解説なのかと、解説台本に興味をもって見ているが、極スタンダードだった。
舞台機構の説明、立役と女形、荒事と世話物、歌舞伎音楽、等々で、変わり映えしないが、
初めて観る人には、こういう基本的な説明の方が、分かり易くていいかもしれないと思う。
「魚屋宗五郎」は、橋之助の宗五郎、梅枝の女房おはま、宗生の小奴三吉、橘太郎の父太兵衛、
松江の浦戸十三衛門、萬太郎の磯部主計之介、芝のぶのおなぎ、芝喜松の茶屋女房など。
橋之助の宗五郎は20年ぶりに2度目だそうで、芝翫襲名前の橋之助としての最後の舞台?かも..
宗五郎は、私としては菊五郎で観たい!と思ってしまうので難しい。 三津五郎はもういないし..
橋之助については、何となく強面とは言わないまでも世話物の印象はなかったので、
観なくてもいいかとも思っていたが、魚屋らしくはない(笑)が、悪くないと思った。
宗生は、まだまだで、1人雰囲気が.. 年齢的に仕方ないのかしらねぇ..でも演る以上は..
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終演後は、また半音に寄って、珈琲アルガヨルとスコーンで一休み。
鑑賞教室の時期は混むことは殆どなく、今日も空いていたので、お替りにイルガチェフェコンガ。
急いで帰って、夜の健康講座に出席。
最近は身体のどこに効果があるか気を付けながら動くので、あとで筋肉痛になるのが辛い。
でも、それだけ効き目があるということだから頑張りたい。 |
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2016.6.8 [水] 花菖蒲 |
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梅雨入り後のドンヨリした天気に気分もドンヨリしてたが、今日は梅雨の晴れ間だそうで、
日が射すと気持ちまで明るくなるのが、我ながら単純で、ちょっとおかしい。
午前中はスタンバイしてチケ取り。 会費振り込み、買い物などに行って、帰ってからは洗濯。
午後になっても、何だか朝からの眠さ、怠さが消えないので、午後遅く昼寝。
1時間のつもりが、それでも怠いので、あと30分寝たら、随分スッキリして、ホッ。
夕方、何故か無性にお団子が食べたくなって、地元の和菓子屋の出店に買いに行った。(笑)
出かけた序でに思いついて、少し先の親水公園の小ぢんまりした菖蒲園まで花菖蒲を見に行った。
コーナーによっては花が終わっているところもあったが、全体的には正に今が盛り。
今春は、桜は少し見たけれど、藤も躑躅も牡丹も、気付いたら花の時期は終わっていたから、
おお、いい時期に見に来たわね〜とうれしくなって、ベンチに座って団子を食べながら、
花も団子も、だわね〜と思ったら少しおかしくなって、何だか元気になって来た。
大体、あそこまで歩いて行こうと思い立ったのが、元気になって来た証だと思うし..
この2日間は、冬のセーターを洗っている。 洗って乾いたら次のを洗う状態で、まだ終わらない。
昨日も2度洗い、今日も、昨夜から干しているのを取り込んで、また洗濯して干した。
さっさとクリーニングに出せばいいのに、怠くてグズグズしていたら、時機を逸してしまい、
今更セーターを出すのは恥ずかしいと、自分で洗う羽目になった。(爆) 無論、洗濯機でだけど..
遅きに失した感もあるが、漸く洗う気になったのも、気力が出てきたということだろうし..
この1ヵ月は出かけてはいるもののグズグズしていて、着物も着られずにいたが、急に、
ああ、疲れが溜まっていたのだ、と思いついて納得。
去年から、家族、親族のことで、あれこれあって、何をするでもないのに、それでも少し疲れて、
趣味の観劇はいつも通りに行きつつ、旅行にも出かけていたのだから、
自分でも気付かないうちに疲れが溜まったらしい。 体力を考えないとダメだな〜と自戒。 |
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2016.6.6 [月] 義経千本桜「碇知盛」 |
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順番が最後になったが、6月大歌舞伎「義経千本桜」の第1部「碇知盛」を観に行った。
千本桜は何度も観ているし、それぞれ完結した話でもあるし、話の順番は有って無いような..(笑)
染五郎の渡海屋銀平実は知盛、猿之助の女房お柳実は典侍の局で、あと、松也の義経、
猿弥の弁慶、それに、右近の相模五郎、亀鶴の入江丹蔵。 歌昇、已之助、種之助、宗之助など。
観ているうちに何故か、今風というか現代風、現代っ子の印象がした。(爆)
最大の見どころの知盛の最期が、上から観ていると青い衣の黒衣(大爆)が目について邪魔。
怪我を心配してだろうが、よく知った場面ではあるものの、ネタバレの感じで興醒め。
もう少し目立たないように補助できないものかと思った。 尤も、安い3階席からだから見えるので、
1階席なら邪魔にならないのかもしれない。 せめて、そうであって欲しい。
つづいて、20余分の短い所作事「時鳥花有里」。
観たことがなく、多分、知盛だけでは短か過ぎるのと昼食休憩を入れるためだろうと思っていたが、
義経千本桜には、無くてもいいというより無い方がいい感じ。(苦笑)
染五郎が三つ面風の趣向で踊るのも、それ自体は悪くはないけれど、何でここで..と思った。
でも、梅玉、魁春、東蔵も観られて、その意味ではうれしくもあった。(笑)
梅玉の義経、東蔵の鷲の尾三郎、染五郎の傀儡子染吉、魁春の白拍子三芳野実は龍田明神に、
笑三郎と春猿が魁春に付き従っての出演。
梅玉の義経が、登場しただけで、義経!の雰囲気。 流石、当代一の義経役者。
知盛での松也の義経との違いが一目瞭然なのは、まあ、仕方ないというか当然というか.. |
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2016.6.5 [日] 身の回り |
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4日(土): 健康維持に努めるものの、落選
今でも虫歯予防デー?なのかどうかは知らないが、歯科医に歯間ジェルをもらいに行った。
虫歯予防ではなく、歯周病予防というか歯周菌の増殖を抑えられるらしい。
更に、眼科医にも白内障が進まないための目薬をもらいに行って来た。
夜、健康づくり講座で、この講座の開始時から、つまり私より前から継続参加の方が落選して、
ガックリしていらしたが、キャンセル待ち3人目だそうだから、復活するわよと元気づけて来た。
が、戻ってから郵便物を取ってきて確認したら、私も落選。 しかも10人目。
復活の可能性は、ほぼというか、まず間違いなく、無い。(涙) う.う.う..
6年余通って、最近増えた若い人と一緒に動くのが少しキツクなってきていたから、いい潮時?
でも通っているお陰で、身体の動きも軽くなったし筋肉無しの私にも筋肉らしいものがついた。
この講座に行かなく(行けなく)なったら、木曜の講座だけでは体力・筋力維持ができるか不安。
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5日(日): 住まいの総会
東京も梅雨入りしたらしいが、日が射しても何となくドンヨリした天気で、梅雨入りを実感。
午後は住まいの管理組合の総会、自治会活動報告会に久しぶりに出席した。
前にも出席したことがあるものの、30年で2度目か3度目。(汗) 出席者は50人くらい?
当初から住んでいても、仕事をしていたこともあって、知らない方が多いことを今更ながら認識。
ここで生まれ育ったお嬢さんで、リオ・オリンピックの女子バスケットボール日本代表候補がいて、
まず間違いなく代表選手に選ばれるだろうと聞いて、初耳だったのでビックリ。
ご家族が応援に行く予定らしく、励ましの寄せ書きをして託したいというので待っていたら、
お顔に覚えのない方に声を掛けられ、話しているまま予定していなかった懇親会にも出席。
お茶で着物をお召しになるため、私の着物姿を何度か見かけて、顔を覚えて下さったそう。
入口ホールやエレベーターでも、知らない方に声をかけていただくことも多く、
知り合いが増えつつあるのも、着物効果?
1ヵ月近く着ていない着物、そろそろ着なくちゃねぇ〜と思っているが、更に思いを強くした。 |
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2016.6.5 [日] 水無月は古稀の祝いと義経千本桜で始まり |
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1日(水): 古稀 記念講演会・お祝いの会
馴染みの店の店主が今月4日に古稀になるので、有志が店主の話を聞く記念講演会を開催。
ご案内をいただいたので、今までに聞いている話が主だろうが、まとめて聞くのもおもしろそうだし、
お祝いがてら、講演会とお祝いの会に出席した。 お祝いの会の2次会には不参加。
講演会は4〜500人くらい入れそうなホールが、ほぼ満席で、ほほーと思う。
以前よく店でお見掛けしていたご高齢の方が来ていらしたので、ご挨拶がてら暫くお話しした。
もう米寿とのことで、付き添い?の娘さんがご一緒。 年月の経つ速さを思う。
古稀の祝いで米寿の方にお会いして、お目出度いことが重なった気になって、うれしかった。
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2日(木): 義経千本桜「いがみの権太」
6月大歌舞伎@歌舞伎座は、「義経千本桜」の、知盛、権太、忠信と、人に焦点を当てた3部制。
この日が初日で、第2部の「いがみの権太」を観た。 「木の実・小金吾討死」、「すし屋」。
権太を幸四郎、小せんを秀太郎、弥助実は維盛を染五郎、お里を猿之助、鮨屋弥左衛門を錦吾、
おくらを右之助、若葉の内侍を高麗蔵、主馬小金吾を松也、それに彦三郎、市蔵など。
1部と3部は染五郎・猿之助に合わせた若い役者中心だが、2部は幸四郎の権太に合わせ、
秀太郎、彦三郎、右之助、錦吾などが出て、少し年齢が高く落ち着いた感じ。(笑)
幸四郎の江戸風の権太が少し珍しい?が、上方の秀太郎がそれにあった小せんで違和感がなく、
ああ、こういうのもありよねぇと思い、好きとは言い難い狂言だけど、いいわねぇ〜と思った。
染五郎と猿之助が3部全部に出るのね〜と思っていたが、気付いたら、松也も全部に出る。
松也に、どんどんいい役が付くようになって、これからの活躍に期待感が増す。
それにしても、ある意味当たり前かもしれないが、小金吾の松也に菊之助そっくり感があって..
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3日(金): 義経千本桜「狐忠信」
前日に続いて、第3部の「狐忠信」で、「道行初音旅」と、「川連法眼館」。 「鳥居前」は、なし。
「道行」は、猿之助の佐藤忠信実は源九郎狐、染五郎の静御前、猿弥の逸見藤太。
珍しく女役の染五郎が、とっても綺麗!で、猿之助の背が少し低いものの、美男美女の忠信・静。
2人とも踊りが上手いから動きが綺麗に決まって、観ていて気持ちがいい。
忠信の花道のひっこみが、澤瀉屋らしい独特の派手さで、狐六方だけでなく狐姿も楽しい。
猿弥の藤太のおかしみも、いつもながら上手い。
「川連法眼館」、通称「四の切」は、猿之助の佐藤忠信、忠信実は源九郎狐で、
澤瀉屋らしい早替わりに、宙乗りつき。 新しい歌舞伎座で初めての宙乗りを猿之助がする。
そりゃ〜そうよね〜と、ちょっとうれしく、松竹もやるわね〜みたいな気になった。(笑)
猿之助の軽やかな動き、あちらこちらに消え別の所から現れるのが、分かっていても楽しく、
宙乗りも猿之助は楽しそうによく動くし、娯楽感たっぷり。 客の反応も上々。
ここでの静御前は笑也、義経は門之助、それに、駿河次郎を松也、亀井六郎を已之助。
3日間とも、着物で行くつもりにしていたが、やっぱり腰が重いまま洋服。 う〜ん..
あれだけ頻繁に着ていた時は何でもなかったのに、着なくなると億劫なものねぇと呆れながら思う。 |
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