KIMONO真楽
キーワード最新5:
「さよならは別れの言…
|
KIMONO真楽同窓会
|
猫心〜にゃんはーと
|
和服猫
|
ホセイン・ゴルバ「時…
|
...more
むかし桜
の空間
最近の5件
2016年
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2015年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2014年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2013年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2012年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2011年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2010年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2009年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2008年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2007年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
2016.10.31 [月]
想い
辛夷さんの想いを読ませていただいて、アーカイブには残らなくても、
もしも読んでくださる方がいらっしゃれば、記憶の片隅には残るかもしれないと思い、
私も書かせていただきます。
29日のオフ会での着物は、
訪問着。 手描友禅。 広がる花文。 黄灰色地。 放射状の花柄。 (林静穂)
本袋帯。 深い紫グレー地に金引箔。 欧風更紗間道。 (川島織物)
何人かの方には柄に気付いていただいたようですが、
真楽の繋がりが、これからも広がっていって欲しいとの気持ちで選びました。
mixi、FB、MLと、皆さんの工夫・努力で様々に繋がった関係が、発展し続けますよう、
これからもご一緒させていただけますよう、願っています。
2016.10.31 [月]
見つかった!! ニコニコ。 ありがとうございました。
ーーーーー
かずさんから早速ご伝言いただいて、
ダウンロードできていれば、保存できているとのことに、ホッと一安心。
が、何と、ダウンロード履歴が何処にあるのか分からず、ウロウロ。
保存できていれば急ぐことはないと思うものの、分からないって、困ったものです。
PCは使うものの、仕組みが全く分かっていないって、辛いです〜
後でもう一度トライするつもりだけれど、
どうしても捜しだせなければ、またMLなどでSOSさせていただくことになるかも..
ーーーーー
今日1日限りの、伝言ダウンロードはできたものの、保存の仕方が分からない。
どなたか、教えてくださいませ〜
*****
一昨日のオフ会、いつも通り、夫々の個性的な着物姿を愛でながら、いろいろお話もでき、
楽しく過ごさせていただきました。
幹事をしてくださった皆様方、ご参加の皆様方、ありがとうございました。
私は23日以降の、連日になってしまった盛りだくさんの予定を無事に終了。(笑)
旅行の疲れ休めのため予定を入れてなかった26日(水)には世田谷美術館まで出かけ、
志村ふくみさんの作品を拝見できました。
毎月下旬は予定が少ないことが多いのに、何故か今月は2週間休みなく予定ギッシリ。
当初は予定の無かったはずの日にも、追加して予定を入れた日も多く、
流石に疲労度が半端でなく、今日は、少し冬支度などしながら、疲れ休みの一日です。(爆)
mixiもFBもしないので、これで皆さまともお別れかと思っていましたが、
MLのおかげで、これからも連絡を取り合えるのが、うれしいです。
今後とも、よろしくお願いします。
2016.10.23 [日]
感謝
2006年の春に真楽を知り、翌年5月からメンバーになって、10年間お世話になりました。
着物のあれこれを教えていただき、皆さま方の着物への思いに刺激を受けて、
ボケッとしていた私も、少しずつ着物への思いが変化してきました。
また、年代の違う方々ともお知り合いになれ、オフ会などで楽しい時を過ごさせていただきました。
約束事は尊重しながら縛られることなく、個々の思い・好みを尊重しているのも素敵で、
夫々の個性に合った装いの皆さまにお会いするのも楽しみでした。
これからも、ご縁があることを願っています。
KIMONO真楽が終了してしまうのは本当に残念ですが、感謝で一杯です。
これが最後の日記だと思うと感無量です。 長い間、本当にありがとうございました。
2016.10.22 [土]
予定
後々の自分の記録のため、月末までの予定メモを残しておこうと思う。
27日(木): 仮名手本忠臣蔵 第一部 @国立劇場(千穐楽)再見
28日(金): 芸術祭寄席—忠臣蔵の世界— @国立演芸場
浪曲・京山幸枝若「大石と垣見の出合い」、講談・神田陽子「南部坂雪の別れ」
落語・柳亭市馬「淀五郎」で、仲入り、
座敷唄・京都上七軒芸妓連中「仮名手本忠臣蔵 俗曲十二段返し」
曲芸・鏡味仙三郎社中、上方落語・桂 米團治「七段目」
29日(土): 古典の日記念—安宅関の山伏問答— @国立能楽堂
講談・神田松鯉「勧進帳」、能・金剛流「安宅」
KIMONO真楽「さよならは別れの言葉じゃなくて」オフ会・2次会 @学士会館
30日(日): 茂山狂言会特別公演 @国立能楽堂
襲名披露公演(正邦→14世茂山千五郎、13世千五郎→5世茂山千作)
「翁」友枝昭世、「三本柱」大蔵彌右衛門、語「那須語」山本東次郎、
「庵梅」茂山千作、脇語「船中ノ語」宝生欣哉、独吟「業平餅」野村萬、
「二人袴」善竹富太郎・大二郎、「蝸牛」茂山七五三、小舞「住吉」野村万作、
小舞「鮒」野村萬斎、「花子」茂山千五郎
できれば26日(水)に、志村ふくみさんの作品を拝見しに世田谷美術館に行きたいものの、
前夜遅く熊野古道ツアーから戻ることを思えば、無理かしら?
でも他だと休日にしか行けないし、会期末の土日祭日の混雑は半端でないだろうし..
遠いからつい先送りにしてしまい、さっさと行かないのが悪いのだけれど..
2016.10.22 [土]
明日から熊野古道へ
明日から2泊3日の熊野古道への旅に出かけるので、これから荷造り。(汗)
23日(日): → 熊野古道・大門坂 → 那智大社・青岸渡寺 → 那智の滝 → 串本温泉泊
24日(月): → 熊野本宮大社 →(志古)→ 熊野古道・中辺路・・・一里塚跡・・・牛馬童子像
・・・近露王子 → 熊野古道館・・・滝尻王子 → 紀州みなべ千里浜温泉泊
25日(火): → 潮岬 → 熊野速玉大社 → 七里御浜(熊野古道・浜参道)→ 帰京
石畳の「大門坂」、山に囲まれた「中辺路」、海辺の「浜参道」を歩き、
本宮大社・速玉大社・那智大社の熊野三山すべてに参拝するという、正に熊野古道・詣ツアー。
特に、大門坂と中辺路は語り部と歩くことになっている。
今一番の心配はお天気。 3日目に雨の予報もあり、あまり降られませんようにと願っている。
それに、何と、東京駅7時20分発の新幹線のぞみに乗車するそうで、遅刻厳禁の7時集合。
しかも、往きが早いだけでなく帰りも東京駅22:17着と遅く、3日間を目一杯に使っての旅行。
凄いわね〜と思う。(笑) 朝に弱い私には辛いけれど、前々から行きたかった熊野古道だから、
頑張って起きて、頑張って歩いて、楽しんで来たい。
2016.10.22 [土]
慰労会
学生時代のチームメートたちとの道東旅行から1ヵ月経って、反省会?も兼ねた東京組のランチ会。
主な目的は、今回も昨年の高知に続き運転担当で参加してくださった男性への慰労というか感謝。
私は初めて行った湯島のイタリア料理店。
いつも店の選定・予約をしてくれる友が、近辺で短期間社長業をしていた時に見つけたという店。
平日は美味しくてお手軽なランチがあるそうで、夜と土曜の昼は完全予約制らしい。
前菜2品、パスタ、メイン、デザート、飲み物。 それに、毎日焼いているという自家製パン。
総勢6人で、賑やかに美味しくいただいて、また個人で来てもいいな〜と、ニコリ。
その後、忙しい後輩1人とは別れ、あとの5人は近くの珈琲店でおしゃべりの続き。
焙煎もしている店で、今日のお奨めだったブルマンブレンドを頼んだが、香りも味も申し分なく、
珈琲がどちらかというと苦手という1人もミルクを入れなくても美味しいと言って、皆ニコニコ。
せっかちな人がいて、来年の旅行について、何処に行きたいか、いつ頃がいいか等々の話。(笑)
そして、リフォームが必須になっているのに、一向に手がつかない私を心配して、
体力的に大変だから、早くしないと年々大変になるわよ〜と、皆からの親切なプレッシャー。(爆)
そうよね〜 分かってはいるのだけれど.. そろそろタイムリミット? さっさとしなくちゃ..ねぇ。
東京組では一番年長で、学長を退任した後も現役の財団理事長の先輩だけが、仕事のため欠席。
相変わらずお忙しく働いていらっしゃるご様子に、趣味三昧の私はただただ敬服しているが、
人にはそれぞれのニンがあるし、気力・体力・知力の差もあるし..
自分は無為に遊び暮らしているのにと、恥ずかしく思ったり羨んだりしても仕方ない。
同期でも亡くなった人も病気の人もいるのだから、自分は自分でやって行くしかない。
自己弁護というか、自分への元気づけというか..で、そう思っている。
2016.10.21 [金]
雅楽と能楽
雅楽と能楽の考察ではなく(笑)、雅楽と能楽のはしご。(爆)
午後は、宮内庁楽部の秋季雅楽演奏会に行った。
年に1度、秋に一般人を対象とした雅楽演奏会が宮内庁楽部で開かれている。
例年そうなのかどうかは不明だが、今年は、午前・午後の1日2回、3日間で6回の演奏会。
今年は何かで知って、申し込んでみたら当選したので、観に(聴きに)行った。
約1時間30分の演奏時間で、入場受付は開演の1時間前。
多人数になった場合は立ち見になるかもしれないと書いてあったので、受付開始時間に行ったら、
既に大勢が並んで待っていてビックリ。 100人は軽く超えていそうに見えたが..
早い方は何時間も前から並んでいたらしいが、私は外で長時間も並ぶ気力も体力もない。
外で立って待つよりは、中で立ち見の方が負担が少ないと思っていたが、どうにか座れて、ホッ。
若い時分、半世紀くらい前になるのか、1度か2度ほど行ったことがある。
どういう経緯で行ったのかは、忘却の彼方。(苦笑)
そのころの楽部は、古い木造の建物だったが、今は建て直されていて、年月の経過を思う。
間に休憩を挟み、管弦と舞楽の両方が演奏された。
管弦は、黄鐘調音取、平蠻楽、鳥 急、そして舞楽は、左方 抜頭、綾切。
国立劇場で聴くのとは、会場も聴きに来ている周りの人々も違い、独特の印象。
*****
夜は、また能楽鑑賞に国立能楽堂に行く予定だが、それまでの時間が中途半端。
オアゾのタント・マリーで、サヴァランと珈琲で一休みというか時間つぶしというか..
能楽の今日の番組は、狂言・和泉流「木六駄」と、能・観世流「葛城」で小書「大和舞」つき。
今月と来月の2ヵ月に亘り、「演出の様々な形」として、同じ演目を異なる演出で上演する。
狂言は流派による違い、お能は小書による違い。
狂言「木六駄」は、シテ/太郎冠者:野村万蔵、アド/主:能村晶人、小アド/茶屋:野村萬、
小アド/伯父:野村万禄。
能「葛城 大和舞」は、シテ/女・葛城明神:浅井文義、ワキ/山伏:森常好、ワキツレ2人、
アイ/所の者:吉住講、主後見:浅見真州、地頭:岡久広など。
囃し方は、一噌隆之、観世新九郎、安福光雄、三島元太郎。
シテの面は、前・女は深井、後・葛城明神は増。
*****
訪問着。 唐織地。 青鼠色の暈し染め。 袖・裾は薄茶鼠・薄灰茶・灰緑色など。
袋帯。 青灰色。 黄・白・紫色の菊・桐・垣の柄。 (岡文「菊花良園」)
五嶋紐。 紫色。 金・藤色入り。
縮緬の帯揚げ。 灰空色と薄桃色の暈し。 金色の小さな刺繍入り。
山岡古都の銀無地の鼻緒の草履。 パールグレイ色の台。 (長谷川)
山岡古都の銀無地の利休バッグ・横長。 サブに麟鳳襷紋バッグ。 (川島)
袖の短い変り長羽織。 黒地。 梟・木の葉の柄入り。
2016.10.20 [木]
展覧会@上野
午後になって、一昨日行き損なった展覧会に、やっぱり観たいと出かけた。
まず、30日で終了の、台湾から里帰り展示という「驚きの明治工藝」展@藝大美術館。
入口正面に吊り下げられた自在龍の大きさ! カマキリやトンボなど自在昆虫ケースにニコニコ。
その他、自在○○という自在置物が楽しく、何処がどう動くのかしらと興味津々になった。
以前にも何処だったかで自在△△を見たことはあるが、これほど多くを観たのは初めて。
蝸牛付竹花入にも、竹の花入れについていた陶製の蝸牛に惹きつけられ、竹に陶をどうやって
付けたのかとじっくり見たけれど、結局、分からなかった。(笑)
小さな根付の細密な細工、ビロード友禅.. あれもこれも楽しく、何度も繰り返し観て回った。
主に輸出用に作られたそうで、外国に渡ったものが多く国内には少ししか残っていないらしい。
それが少し残念ながら、こうして観られたのはうれしいことだと思う。
*****
次にトーハクで「平安の秘仏—滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」を拝見。
十一面観音菩薩坐像の迫力! 薬師如来座像、地蔵菩薩坐像、それに毘沙門天立像だけでなく、
滋賀・櫟野寺の重文の20体の仏像が1室に並ぶ様子は、壮観というか厳かというか..
行き難い甲賀は無理でも、滋賀を訪ねてみたいと思った。
始まったばかりだが会期の短い「禅—心をかたちに—」は今日は時間不足で次回回し。
いつも通り常設展示の仏像を拝見に寄ったら、こちらも殆どが各地・各寺の国宝・重文の仏像で、
いつもながら拝見のし甲斐があるのに、他に殆ど人がいないのが勿体ない気持ちになる。
更に、酒井抱一「夏秋草図屏風」、俵屋宗雪「秋草図屏風」などを、ほぼ独り占めで観て、
棒になった脚を引きずるようにして帰宅。
2016.10.19 [水]
其一 と 薪能
夜に予定があって出かけるので、その前に、30日で終了の展覧会に行くことにした。
「鈴木其一展」@サントリー美術館では、着物割引があって、100円引きだったのが、うれしい。
小さな作品にも目を惹かれたものがいろいろあったが、やっぱり大きな作品の印象が強かった。
「群鶴図屏風」、「夏秋渓流図屏風」、「風神雷神図襖」、「朝顔図屏風」等々、じっくり鑑賞。
覚えのあるような作品も少しあって、多分どこかの美術館で観たことがあるのだろうが、
殆どが初めて観る作品で、やっぱり観に来てよかった!と思いながら観て回った。
*****
その後、飛鳥山特設会場で行われる飛鳥山薪能を観に行った。
此処の薪能を観るのは2回目で、前回は前の方のいい席だったが、今回は少し後ろの席。
舞台の後ろには正に影向の松のような松があり、その後ろの崖?の上には木々があるという
素晴らしい舞台装置?で、この雰囲気の中なら、何処の席でも楽しめるだろうと思いながら観た。
狂言「萩大名」は、大名:野村萬斎、太郎冠者:中村修一、亭主:石田幸雄。
能「安宅」は、シテ/弁慶:山階彌右衛門、ツレ/同山:観世芳伸など、子方/義経:藤波重光、
ワキ/富樫:殿田健吉、アイ/強力:野村万作、アイ/富樫の従者:高野和憲など。
どちらも見応えのあるいい曲だったが、お能が始まって暫くしたら冷気が下りて来て、
あまりの寒さに震えあがってしまったのが、予想外というか判断ミスというか..
出掛ける時に、袖の短い長羽織を羽織ってみたものの、暑くて、必要ないだろうと止めてしまった。
着ないで持って行けばよかったのに、暑いのに不要だと、持って出なかったのが失敗。
念のためにと持って行ったショールを掛けても寒く、首の周りに巻いてホッとしたのも暫くだけで、
今度は肩が寒くて、籠の上に掛けていた風呂敷を肩にかける始末。(苦笑)
それでも寒くて寒くて.. お能が終わる頃には、寒さで頭がジンジンして、風邪を引く寸前。
終わってホッとしたという笑えない話で、速攻帰宅。
台東薪能の時は暑さに着物を止めたのに、いい季節だと着物を着て行った今日は寒さに震えた。
時期が1ヵ月以上違うものの、薪能は、当日の夜の気温に要注意だと、身をもって再認識。
*****
白大島紬。 有色絣。 雲取唐花。
八寸帯。 黒地。 白・灰色の抽象文様。 (弥栄)
京組紐。 茶色に、焦げ茶・白入り。 (渡敬)
丹後ちりめん紬の帯揚げ。 京友禅。 薄灰茶色・薄灰赤茶色などの染分け。 (洛舟)
2016.10.18 [火]
幕見で再見
芸術の秋! 上野で展覧会巡りをするつもりだったが、怠くて、残念ながら諦めた。
芸大美術館、トーハク、そしてまだ元気なら、都美にも回ろうと思っていたのに、ちょっと悔しい。
特に、芸大美術館の明治工藝展は30日までだから、キビシイわねぇ。(汗)
日曜から念願の熊野古道に出かけるし.. どうしようかしら? どうにか行けるかな〜??
他の地域の美術館でも観たい展覧会があるし.. 欲張り過ぎ?
*****
午後遅くなって、展覧会巡りを諦めてから暫くして、ハッと気づいて、急いで出かけた。
今月の歌舞伎座の夜の部の襲名披露狂言が、珍しい「芝翫型」の「熊谷陣屋」。
新・芝翫が橋之助時代に、松緑の家に残っていた書抜を借り、吉右衛門に相談したところ、
吉右衛門が書抜を見ながら動いて作ってくれたそうで、見慣れた「團十郎型」とは随所で違う。
これからも芝翫は「熊谷陣屋」を芝翫型で演じるだろうが、熊谷直実を得意とする役者が多いから、
次にいつ観られるか分からないので、もう1度観ておこうと、幕見すべく出かけたという次第。
4日に観た時より、しっかり観られて、再見した甲斐があった!と、ニコニコ。
祖父の書抜を気持ちよく貸した松緑、一緒にひも解いてやろうと全面的に助けた吉右衛門、
芝翫型を復活して以来、あちらこちらの舞台で繰り返し練り直してきたであろう新・芝翫。
家を越え、一座を越えて、いい芝居を作ろう、作りたいという歌舞伎役者たちの気持ちを
改めて思い、こうして歌舞伎は続いて来たのだろうし続いて行くだろうと、うれしくなる。
*****
忘れないように、上野地域の展覧会メモ。
「驚きの明治工藝」展@東京藝術大学大学美術館 〜30日(日)10:00 〜17:00
「禅—心をかたちに—」@東京国立博物館・平成館 〜11月27日(日) 9:30〜17:00
「平安の秘仏—滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」@同・本館特別5室 〜12月11日(日)
「ゴッホとゴーギャン展」@都美 〜12月18日(日) 9:30〜17:30
「デトロイト美術館展」@上野の森美術館 〜1月21日(土)9:30〜16:30
月曜休館。 上野の森美術館は、原則として休館なしだが、月曜・火曜は避けたい。
(月曜・火曜は、作品の写真撮影可能のため、撮らない私は他の日に行きたい。)
2016.10.17 [月]
食いしん坊続き
暫く伺っていなかったら、ラ・ペのフランス料理を食べたくなって、ランチに入れていただいた。
いつものように、魚か肉を選ぶ少ない方のコースに、フォアグラゴーフレットを追加。
ウェルカム・シャンパンが、モエ・エ・シャンドンのゴールデンボトルのマグナムでサービスされ、
マグナムの迫力に一瞬ビックリ。(笑) シャンパンは普通サイズでもボトル自体が重いのに、
このサイズでは、客のテーブルでグラスに注ぐのは大変だろうと思ってしまった。(爆)
アミューズは、薄い板状の蕎麦煎餅?のようなクッキー?に挟まれたキノコの.. 何だったかしら?
箱に入れた乾燥セップ茸の上に乗っていて、この設定が毎回違うのも楽しい。
1品目のオードブルは、小皿くらいのサイズの、薄い生地の小さなピザのようなもの。
薄めのサイコロのようなブーダンノアールと、ブルーチーズなどのチーズが乗せてあった。
次が、戻り鰹のオードブル。 炭入り煎餅?のようなのと葡萄などと一緒に.. ソースは..
とても美味しくいただいたのに、思い出せないわ〜(汗)
追加のフォアグラは、ゴーフルにサンドされているのはいつも通りだが、毎回フォアグラが違い、
今回はデーツを練り込んであるとのこと。 次は何?どんな組み合わせ?と思うのも楽しく、
特にフォアグラが好きという訳でもないのに、つい好奇心を刺激されて頼んでしまう。(苦笑)
昨日は魚をいろいろ食べたから、メインは肉を選んだ。
厚めの豚肉に刻んだナッツを載せキャラメルソース仕立て。 濃厚で、私には少しキツイ?味。
笠にチーズをのせて焼いた椎茸と、甘さのあるカボチャの、付け合わせの優しい味がおいしい。
デザートは、無花果の..にした。 とても美味しかったし、目には浮かぶけれど..
今日のパンは、フォッカッチャ。 焼いてあるのが珍しい?
バターは、いつもの無塩バターと、毎回変わる変わりバター? 今回は焼きバター? スモーク?
料理を味わうのにバターは邪魔だと思ったこともあったが、変わりバターには好奇心が勝てなくて..
サービス・シャンパンの後に、白ワイン(マコン・ヴィラージュ)も飲んだら、しっかり酔い心地。
顔も少し赤くなって.. 何とまあ、弱いわね〜と思う。(苦笑)
*****
美味しいランチを堪能した後は、永楽屋に寄って、一と口椎茸と、松茸こんぶを購入。
永楽屋の東日本唯一の店舗。 小さな店で、置いてある品が限られるのが残念だけど、
京都に行かなくても、お取り寄せしなくても、直ぐ買えるのが、うれしい。
*****
そして、一衣舎さんに木綿の着尺2反のお仕立ての相談・依頼のため、浅草の展示会に伺った。
木綿だから、仕立ては一衣舎さんにお願いするのが一番いいと、買った時から思っていたのに、
何かと億劫で、買ったまま仕舞い込んでいた。
もういい加減に仕立てていただかないと、着損ないかねないと、漸く重い腰を上げて、
雨なので多少躊躇しながらも、重い荷物を下げて、出かけた。
雨が掛かっても平気なように、ビニール?袋に入れビニール手提げに入れたが、重かったわ〜
天気の良い日に..などと言っていると、いつになるか分からないから、思い立ったが吉日。
2反とも藍染・長板中形の木綿だが、生地感も色合いも、当然ながら印象も、随分違う。
松原孝司さんの「稜線」は、お洒落な印象の、両面染め。
玉藍染・長板中形・游縞彩影などと書いた布が縫い付けてあり、木綿のイメージは少ない。
一方、紺定・田中昭夫さんの正藍型染・長板中形は、岡崎神谷織布に染めた、木綿!の感じ。(笑)
魚と水の柄で、少しインパクトがある。
松原孝司さんの着尺は少し透け感があり、孝司さんには総裏を付けるといいと言われていたが、
ご相談の結果、両方とも、洗える絹裏を付けた一衣舎さんオリジナルの総居敷当仕立てで
お願いすることにした。 DM葉書でご紹介され、仕立てあがった見本?も見せていただいても、
本当に独特の仕立て方で、こんな仕立てがあるの? 半ばボーゼンとした状態。(爆)
他所での仕立ての倍以上?の費用が掛かるのが、少し辛いところながら、
木綿着物の裾裁きの悪さも解消され、安心して気持ちよく着られだろうと思うと、何よりうれしい。
出来上がりは来年になるとのことだが、仕立てあがって届くのを楽しみに待っていましょう。
2016.10.16 [日]
天ぷらランチ と
お昼に、馴染みのみかわ是山居に入れていただいて、天ぷらランチ。
今月は行かれる日が少なく、相変わらず満席の日が多いので、
食べ損なうかもしれないと心配していたが、入れてホッ。
私はいつも通り、ランチに季節種の松茸を追加。 松茸がまだあったので、またまたホッ。(笑)
先月に続き、今年2度目の松茸。 松茸の食べ納めができて、ニコニコ。
魚は、お定まりの、海老2本、頭2つ、鱚、烏賊2つ、めごち、穴子。
野菜も、途中の箸休め?の銀杏も、選択2種をアスパラとサツマイモにしたのも、先月と同じ。
海老真丈のお椀に湯葉が入っていたのも先月同様なら、小柱のかき揚げも、いつも通りの天丼。
こんなに同じで変化なくても、毎月食べたくて、美味しく食べられるのが、うれしい。
隣席のお一人客に話しかけられて、ほぼ、話しながらの食事になったが、
徳島のお医者様で、学会出席のため上京されたのに合わせてのお越しだそうで、
お出でになるようになって5年くらいになるが、滅多にいらっしゃれないとのこと。
私は住まいが近くて、毎月のように通えるのを、いいですね〜と羨ましがられた。
確かに、東京住まいのいいところの1つだと思う。
*****
帰りは、カロリー消化も兼ね、買い物がてら歩いて来た。
途中の大型スーパーで、ショッピングバッグとレインシューズを見つけて、購入。
長年使っている使い勝手のいいショッピングバッグがボロボロになって、いつ使えなくなるか状態で、
前々から替りを探していたが見つからないまま、漸く見つけた大型でまあまあ使い易そうなバッグ。
でも、思っていた倍以上の値段。(汗) たかが近所での日常の買い物用。 もっと安いのでいい。
少し迷ったが、今まで見つからなかったのだし、仕方ないと、妥協。(笑)
大体、思っていたのが安すぎたのだろうし、ショッピング以外でも使えるだろうし..って、使うの??
近くの靴店のコーナーで雨靴を見つけ、雨の日に往生していたから、これも購入。
荷物を下げて、更に1駅歩いて帰宅。
2016.10.14 [金]
劇「フリック」
昨日は網戸にしていて昼間でも寒さに驚いたが、最高気温が18度にならなかったとか..
そりゃあ寒いわよね〜 それに比べれば、今日は20度あるらしくて、少しだけホッとしたが、
1週間前には30度を超えていたのだから、やっぱり急冷は身体に堪えると、ブツブツ。(苦笑)
お天気は自然そのものだから仕方ないとは承知しているけれど..
*****
夜は久しぶりの演劇鑑賞で、昨夜が初日だったアニー・ベイカー作の「フリック」@新国立・小劇場。
今シーズンの演劇オープニング作品で、2014年のピュリッツァー賞受賞作だそうで、
日本では初上演。 マキノノゾミの演出で、翻訳は平川大作。
どうせなら2日目よりは初日の方がよかったが、健康づくり講座があったので、今夜になった。
実は、特にこの芝居が観たかったというわけではなく、この後のヘンリー4世を観たかったので、
先行のセット券の方が席もいいだろうし安くなるしと思ったからで、左程期待していなかった。
それで予備知識なしだったのだけど、面白く観られたのが、うれしい。
正面でなく少し上手寄りだったが1列目。 目の前で展開する時もあって、観応えがあった。
古びた映画館の、ズラリと椅子の並んだ客席と舞台後方上の映写室。
出演者は4人だが、木村了のエイヴリー、ソニンのローズ、菅原永二のサムの3人芝居の感。
エイヴリーとサムの客席の掃除をしながらの会話が中心。
そこに突然のようにローズが入って来て、話が展開したり、3者3様の状況などが、綴られていく。
良心と利己のせめぎ合いが何度かあるが、別に特に大きな事件とか事故とかがある訳でなく、
映画館で働く3人の若者の話の中には、人種、階層の違いが潜んでいて、時にそれが噴出するし、
友情、恋愛、悩みの吐露などもある。 この3人に、チョコチョコっとした2役でもう1人出演。
この頃は演劇を殆ど観ないので、ソニン以外は知らなかった(記憶になかった)が、
黒人のエイヴリー役の木村了は濃い色のドーランと縮れ毛で、存在感のある演技だったし、
3人とも、それぞれの役作りに納得できたが、特に菅原永二の癖のある造形がお見事。
正にサムってこういう人なのかもしれないと思えて、他の役でも見てみたいと思った。
*****
木綿。 本藍染。 手紡。 絣。 (真栄城・琉球美絣)
名古屋帯。 正藍染め。 白地。 笹・蜘蛛の巣風な鳥柄。 (松原)
渋い黄土・白・空色の3段組の帯締め。 (渡敬)
縮緬の帯揚げ。 黄土色に薄緑入り。
着物は、洋服それも気軽な芝居見物の観客の中で浮かないように気を付けて、選んだつもり。
いい選択だったと1人納得。(笑)
2016.10.12 [水]
歌舞伎と栗と新蕎麦と
中村橋之助→八代目中村芝翫と3人の息子たちと、4人の襲名披露の十月大歌舞伎@歌舞伎座。
口上のある夜の部を見てから1週間以上経って、漸く昼の部の見物。
まずは、息子3人での新作祝儀舞踊「初帆上成駒宝船 ほあげていおうたからぶね」。
国生→橋之助、宗生→福之助、宜生→歌之助が、成駒屋所縁の言葉が散りばめられた詞章で
踊る姿は、成駒屋の今後を祝うかのようで、3人の恵まれた境遇と背負う責任を思いながらの見物。
次が芝翫の甥の七之助の巴御前で「女暫」。
又五郎の蒲冠者範頼、権十郎の清水冠者義高、右近の紅梅姫、松也の轟坊震斎、
児太郎の女鯰若菜、男女蔵の成田五郎、亀三郎の猪俣平六、亀寿の江田源三、
歌昇の手塚太郎などに、松緑の舞台番松吉。
歌舞伎十八番の荒事「暫」の女版で、他愛無いが華やかで、祝いの気分が一杯。
幕が下りた花道幕外の七三に座り、七之助がただ1人で祖父七代目芝翫の名跡復活の口上。
七之助は先代の孫なのだと改めて思ったが、昼の部には舞台上での口上がないから、いい趣向。
続いて、お染久松「浮ねのともどり」。
菊之助の女猿回し、児太郎のお染、松也の久松で、舞踊。
そして、襲名披露狂言「極付 幡随長兵衛 公平法問諍」。 つまりは「湯殿の長兵衛」。
橋之助改め芝翫の幡随院長兵衛で、襲名を祝って?菊五郎の水野十郎左衛門。
雀右衛門の女房お時、又五郎の唐犬権兵衛、松緑の出尻清兵衛、芝喜松改め梅花の下女およし、
新・橋之助、福之助、歌之助の息子3人も子分で出演し、襲名の4人が勢揃い。
ほかに東蔵の近藤登之助など。
劇中劇の「公平法問諍 きんぴらほうもんあらそい」は、七之助、亀三郎、児太郎など。
*****
終演後は、また道向こうのいわて銀河プラザで買い物少々に、お決まりのミニソフト。(笑)
茶の葉@松屋では、今日までの時期限定の「栗三昧」を勧められて、美味しくいただいた。
栗の柄の手描友禅帯を締めていたので、独りニンマリ。(爆)
まずは栗おこわ・玄米湯。それから、山の井(栗菓子)にお茶はお薦めの煎茶で、暫しゆったり。
十三夜だんごも勧められ、予約してある食事を控えているのに、購入する食いしん坊。(汗)
そして、レストラン街の明月庵田中屋へ、期間限定・予約制の「新蕎麦会席」を食べに行った。
DMの新蕎麦に惹かれて、歌舞伎見物の後に丁度いいと珍しく予約して、楽しみにしていた。
先付:蕎麦と香味野菜、蒸し鮑、前菜(蕎麦づくし):蕎麦いなり/松茸と蕎麦のきんぴら/
蕎麦の白和え/揚げ蕎麦/粒蕎麦とろろ、お椀替わり:蕎麦がき、箸休め:白身魚のサラダ仕立て、
食事:巻海老の天せいろ、デザート:蕎麦ワッフル/梨の赤ワイン煮/洋ナシのシャーベット。
白和えには柿・梨などの果物も入っていて楽しい食感で、サラダ仕立ての白身魚はヒラメ。
天ぷらは巻海老の他にも野菜が数種あって、どれもニコニコ食べているうちに、お腹一杯。
冷酒(冷やおろし)をグラスで一杯。 これだけで顔が赤くなるのが、どうも..
来月はDM葉書はないらしいが、フグ会席だとか.. 予約するか、どうするか..(笑)
*****
色大島紬。 小紋風?片身替り風で、横に多色の織。 (たけがわ「綾の舞(竹千雅)」 )
染名古屋帯。 東京手描友禅。 紬地。 青灰色地。 栗。 (熊崎和人)
伊賀組紐。 焦げ茶色。 片側に薄茶色・薄黄色入り。 (松山好成)
縮緬の帯揚げ。 渋い栗茶色?
桐下駄。 桜皮の台・巻き。 臙脂色系の鼻緒。 (岩佐) (お初)
出掛ける時に入り口ホールでお会いした顔見知りの方に、着物姿を褒められ、
栗の柄の帯を季節にピッタリだと褒められ、愛用の山ぶどうの籠まで褒められ、
うれしいものの、褒められ過ぎで、恥ずかしかった。(苦笑)
10/20
びわ
女暫の七之助の口上、良かったですね。
台詞をその時々に合わせ役者が工夫するので毎回楽しみにしています。
10/21
むかし桜
この口上、ホントによかったですね。 いろいろな趣向が楽しいですよね。
2016.10.11 [火]
寄席・中席
滅多に行かない定席だが、今回は古今亭志ん輔がトリで、仲トリが柳家花緑なので、
聴きに行くことにして、2人が揃って出演する日を確かめて、初日の今日のチケットを取っていた。
聞きたいのは2人だけだし、昨日の疲れが残っているので、無理は止めて、着物も止めて(笑)、
ノンビリ出かけて、前座、二つ目が終わった頃でいいと思った通りに到着。
尤も、ここの定席では前座は開演の前に一席やるので、前座の噺を聞くことは殆どないけれど..
聴いた落語は、桂やまと「目黒のさんま」、桂扇生「看板のピン」、柳家花緑「天狗裁き」、
林家しん平「茗荷宿」、古今亭志ん輔「幾代餅」。
何度も聴いている噺ばかりだったが、総じて楽しく聴けたものの、
TV向けかのように表情の変化の激しい噺家が何人かいて、煩い印象。
かえって客の想像力の邪魔になりそうだと、改めて落語の難しさを思った。
今回は色物が3つと多く、ストレート松浦のジャグリング、ニックスの漫才、柳家紫文の俗曲。
以前は何度か聞いたことがあるが久しぶりだった紫文は、当たり前だけど歳を取っていて、驚いた。
歳を取るのは当たり前で、驚く方がおかしい? 芸はほぼ同じ。 あとの2組は初めて(だと思う)。
*****
終演後は、可否道に行って、珈琲とチーズケーキに、久しぶりにお替りして、アメリカンも飲んだ。
お替り割引が、半額から100円引きに変わっていたみたい。
珈琲の値段は据え置きだが、ケーキセットを値上げした時に、変えたのかしら?
だとすると、お替りするのは本当に久しぶりだと、おかしなところで驚いた。(笑)
行った時には、仲入り直後に聞いたばかりの漫才姉妹が来ていて、もう1人の女の人と話していた。
落語雑誌を出版している会社名の領収書をもらっていたから、取材だったのかもしれない。
後から志ん輔師匠も来て、ここには国立劇場、演芸場の出演者がよく来るわねぇと今更ながら思う。
私が帰る時に、店主が師匠にファンだと紹介したが、ファンと言われると、くすぐったい気がする。
それまでにも噺を聴いたことはあったのに、2年前(多分)の小三治さんがトリの三越落語会で
聴いた時に気になって以来、長めの噺を聴ける時には行くことが多いから、やっぱりファン?(爆)
ご挨拶してから辞去。そこからは何処にも寄らず真っ直ぐ帰宅。
2016.10.10 [月]
みさきまぐろきっぷ
次は一緒に行こうかと息子に春から誘われていた三崎行きが実現。
電車&バス乗車券+食事券+レジャー施設利用券の「みさきまぐろきっぷ」というお得切符があり、
息子たちは2回ほど行ったそうで、久しぶりに行くというので私も一緒に行くことにした。
朝早く出るよと言われて、私にしては旅行の時くらいしかない9時の出発。 小旅行だわね〜(笑)
3連休の最後の日で、昨日は天気が悪かったから、昨日から予定変更した人もいたのか、
三崎口駅から三崎港までのバスの混雑が半端でない。
人が多ければ臨時便が出るらしいが、それでも座れそうにはないので、満員バスに乗り込んだ。
暫くは入口ステップに立ったままで、途中で更に乗り込んでくる家族連れや降りる人がいたりして、
どうにかステップでなく中まで進んだが、道路も大渋滞で、立つこと数十分。
三崎港で降りたら、まずは食事。 少し早めだったためか、殆ど待たずにマグロ海鮮丼の昼食。
市場?を覗きながら抜けて、水中観光船に乗りに行った。 10分後の船に乗れて、直に出港。
船上でカモメの餌を売る船員?の手からカモメが餌を取る様子に、餌を買う人も多かった。
あれっ?と思ったらトンビ。 カモメとは大きさ・色の黒さ・迫力が違って、怖いほど。
水中から魚を見られるポイントまで約10分。 それから船内に下り、魚の泳ぐ様を見物。
やはり餌付けされていて、エンジン音を聞くと寄って来るそうで、大中小さまざまな魚を見られた。
餌付けの是非は兎も角、大きさ・色の違う魚の群れが泳ぐ様子を初めて見ると、やっぱり楽しい。
息子たちは前にも見ていて2度目だそうだが、それでも楽しいらしい。
その後、フリーパスのバスに乗って移動し、「小網代の森」に行ったが、ここが素晴らしかった!
70haの「降った雨が川となり、大湿原をつくり干潟から海に流れる『流域』の姿が関東で唯一
ワンセットで見られる自然の森」 だそうだが、勾配の少ない道を辿って緑の中を行くと、
高木から低木へと変化もあり、清々しい気持ちよさで、森林浴の気分満喫の、楽しい散歩道?
息子たち2人も此処を歩くのは初めてだそうで、息子は歩きながら、いいね〜を連発。
干潮でなく干潟は見られなかったが、少し入った湿った道でアカテガニも見つけて、ニコニコ。
もっと近かったら度々歩きたいと思っているうちに、急に森は終わり、小ハイキングは終了。(笑)
三崎まで来たのだから、夕食も三崎で取るため、バスでまた港に戻る。
早めの夕食に、息子たちが前の2回にも行って満足したという店に予約してから、
息子の連れ合いは、来る度の定番らしく、ワカメなどを購入。
観光客用でない漁船の停泊している辺りを散策して、少し雰囲気が違うのも味わって、時間つぶし。
評判がよく息子たちも美味しかったという定番料理を中心に、様々に料理されたマグロを堪能。
野菜もそれなりに頼んで、いろいろ食べた後に追加したカマ焼きの大きなこと! 無論、完食。(爆)
息子夫婦も最初のビールの後は私と一緒に冷酒。 息子は2人に少し飲み過ぎだと言われながら、
結構たくさん飲んだと思うが、呂律が回らなくなることもなく、まあまあ。(苦笑)
夕食後には流石に人は減っていて、帰りのバスも往きの3分の1くらいの時間で三崎口駅に到着。
その後も割にスムースだったが、それでも帰宅は10時で、13時間の小旅行。
美味しいマグロを食べ、小網代の森が気持ちよく、機会があればまた行きたいと大満足。
誘ってくれて、ありがとう。
▽最近の3件
[全9件を表示]
10/15
むかし桜
おおっ、辛夷さんの隠れ家カフェって、小網代の森のお近くなのですか!
素敵な所にお馴染みがあって、いいですねぇ。 多少遠くても通い続けていらっしゃるのも尤もだと思います。 私も、森を歩きながら、清々しさに癒されました。
10/16
さら
みさきまぐろ切符」は息子に勧められましたが、まだ未体験。マグロも食べたい+小網代の森も行きたい! それにしても「息子さんご夫妻とのお出かけ」は最高〜+うらやましいです♪ 是非むかし桜さんに続きたいです♪
むかし桜
「みさきまぐろ切符」は本当にお得切符だと思います。 また、小網代の森は、開場時間が決まっていますが、朝から夕方まで入場料?なしで入れますし、お薦めです。
息子夫婦は近くに住んでいるのに、普段は殆ど行き来がないのですが、このところ珍しく一緒の外出が続きました。 さらさんとご子息の関係が密で、いつも羨ましく読ませていただいています。 我が家に比べれば息子さんはお若いし、これからいいことが目白押しになることでしょう!
2016.10.8 [土]
菊の花・熊坂
朝は、また体調が悪く動くのがきつかったが、頑張って国立能楽堂と歌舞伎座のチケ取り。
発売日が重なっているので大変だが、発売時にはスタンバイしてチケットを取るのが毎月の習慣。
数分で売り切れる公演もあるし、翌月の観劇のためには必須で、最優先事項になっている。(笑)
ネットで取れるので、家から出ずにできるのが助かると、何はともあれ頑張って取っていて、
外せない用事で外出する時でも、用事の合間に必死に電話するのが、我ながら凄い。(爆)
*****
チケ取り後は、5日の公演をパスしてしまったばかりなので、気を入れて出かける準備。
雨にも拘らず着物。 それも、狂言演目に合わせ、帯は菊花という気の入れよう。(大爆)
準備していた時は傘を差している人も差していない人もいたので油断して、玄関を出てビックリ。
随分強く降っていて、カフェ草履では無理だと、慌てて雨草履に履き替え。
下まで降りたら、土砂降り。(涙) ほんのわずかな距離だけれど、メトロの入口までが遠い。
とは言え、待っていたら小止みになるという保証もなく、覚悟を決めて水がたまった通路を歩いた。
能楽堂の最寄り駅を出たら、殆ど降っていなくて、ホッとしたり、気が抜けたり。(笑)
最初の解説・能楽あんないはパスしてもいいと思っていたが、開幕前には着席でき、
解説も最初から聞けたが、普及公演の解説の趣旨が少し変わってきたように思う。
お能のそのものの解説と思わなければ、時代背景などの説明が、それはそれで、結構面白い。
今日は、「盗賊外伝 —『熊坂』と街道の伝承—」。
狂言・和泉流「菊の花」は、シテ/太郎冠者:野村万作、アド/主:高野和憲。
能・喜多流「熊坂」は、シテ:前/僧・後/熊坂長範:長島茂など。
度々集中力が途切れ、居眠り付きだったのが残念ながら、気持ちよくウトウトできたから、
家に居るよりいいかと..(苦笑)
*****
終演後、時々お顔を合わす私より少し年上の方が、能楽堂の前庭で待っていてくださった。
暫くお会いしなかったので、私が元気かどうか気にかけてくださっていたそうで、
顔を見かけたからと、うれしいビックリ。 本当にありがたいことだと感謝するばかり。
駅までお話ししながらご一緒して、そこでお別れ。
私は駅前のレストランで、おやつの時間に昼夜兼用?の食事。
和風ハンバーグ。 食後にミニバームクーヘンと珈琲もいただいて、漸く人心地。
日本橋に出て、デパートの催事の北海道展で買い物し、地下の叶匠寿庵でクリームあんみつ。
やっぱり疲れたわね〜と思いながら帰宅。 出かけるとなると、いろいろ回り過ぎなのよね〜
*****
色大島紬。 泥染。 灰青色地。 花火?糸菊?模様。
染名古屋帯。 薄い灰色地。 青・白色に、金糸で刺繍の入った菊花。
唐組紐。 白・藤・紺・青に金入り。 (道明「波の緒」)
縮緬の帯揚げ。 草木染(刈安)。 渋い山吹色。 (Kinami)
雨コート(春〜秋用)。 着物衿。 青色系。
2016.10.7 [金]
仮名手本忠臣蔵 大序〜四段目
先月から始まった国立劇場50周年記念公演。
歌舞伎は、義太夫狂言の三大名作の1つ「仮名手本忠臣蔵」全十一段の上演で、
所謂「忠臣蔵もの」の頂点の人気演目を今月から12月まで3ヵ月に亘って全段完全通し上演とか。
国立劇場の20周年記念公演以来30年ぶりとなる全段の通し上演だそうで、うれしい企画。
全段完全通し上演のためか、3ヵ月間は開演がこの劇場での常の歌舞伎公演より1時間早い。
終演は同じか少し遅め。 近年は月に1、2度あった遅い回の上演はない。
今月の「第一部」は、幸四郎の由良之助、梅玉の判官で、大序から四段目まで。 つまり、
物語の発端から由良之助が師直を討ち損じた主の判官の無念を晴らすため敵討ちを誓うまで。
上演が稀な、二段目「桃井館力弥使者」、三段目「足利館門前」の進物後の「文使い」、
刃傷後の「裏門」、四段目「扇ヶ谷塩冶館花献上」があるのもうれしい。
物語の展開の伏線となる場面を見れば、あまり馴染みのない方々にも分かり易いだろうと思う。
「大序」があるため、番外編というか、幕開の前に口上人形が登場するのも楽しい。
口上人形が登場するのは、「仮名手本忠臣蔵」で「大序」を上演する時だけで、
エヘン、エッヘンと咳払いをしながら役人替名(やくにんかえな)という配役紹介をして、漸く開幕。
独特の抑揚のある台詞回しでの紹介や首をクルリと回す人形ならではの動きなど仕草も楽しく、
とーざーいと繰り返される「東西声」も、ゆっくりした「柝」に合わせて、「定式幕」がじれったい
くらいゆっくり開けられるのも、幕が開いても登場人物が人形のように顔を伏せていて、竹本が
役名を語る度に1人ずつ顔を挙げていくのも、「大序」の儀式化されたさまざまな演出が、独特。
四十七士に因んで、柝は47回打たれるそうだが、私は数えたことはなく、そうなのか不明。(笑)
今月の圧巻は、やはり四段目の「判官切腹」で、梅玉の判官が立派。
師直を討ち損じた心残りを胸に、由良之助が国元から到着するのを今か今かと待ちわびながら、
存命中に対面は叶わないのかと諦めて刀を突き立てた直後に到着した由良之助に
思い(敵討ち)を託す言葉にしない(できない)遺言。
静かに端正に、特に何かをするわけではないけれど、しっかり伝わってくる思い。
幸四郎の由良之助は、この対面以降、城明け渡しまでの短い登場。
幸四郎の大星由良助、梅玉の塩冶判官の他、左団次の高師直、錦之助の桃井若狭助、
秀太郎の顔世御前、松江の足利直義、團蔵の加古川本蔵、萬次郎の戸無瀬、隼人の力弥、
米吉の小浪、扇雀の早野勘平、高麗蔵のおかる、左團次の石堂馬之丞、
彦三郎の薬師寺次郎左衛門、友右衛門の原郷右衛門、錦吾の斧九太夫、橘太郎の鷺坂伴内など。
*****
終演後は、メトロで1本の押上に行って、天真庵で暫くゆったり。
いつもの文膳(お酒一合・香のもの・酒肴・ざるそば・珈琲)をいただいたが、
チーズケーキと珈琲のセットを追加し、ペロリ。 食べすぎよね〜と思うけれど..(笑)
*****
久留米絣。 木綿。 手織り。 藍染。 (池田光政「木綿の花」)
八寸帯。 紬地。 薄からし色系。 横段。 (米沢・齋英「蔓小町」)
くすんだ黄緑色の帯締め。 片方が色違いの4本に分かれたもの。
縮緬の帯揚げ。 渋い若緑に、黄色と白の縞。
ラバーソール台の草履。 黒色の天・青色の鼻緒。 (菱屋カレンブロッソ・カフェ草履)
2016.10.6 [木]
昨日今日
気温が1日で5度も6度も上下して、古稀間近な私には体力的についていけなくなってきた。
ここ暫く、気候のせいか、また疲れが溜まってきたのか、体調がイマイチで気になっている。
尤も、以前から出かけてはダウンしているのだから、要は遊び過ぎで、自業自得?(汗)
それでも、どうにかチケットを無駄にすることなく出かけていたが、
ついに昨日は予定があるのにダウン。(涙) 能楽堂に行き損なってしまった。
お能は兎も角、狂言の「合柿」は観たかったが、仕方ない。
*****
今日もまた昨日より5度高く、30度を超えるという暑さにウンザリ、グッタリ。
洗濯物を干したり植物に水遣りしたりするのにベランダに出たら、日射しが強く..ジリジリ..
夜は先月上旬以来1ヵ月ぶりの健康づくり講座。 土曜の講座の抽選に外れ、週イチになったのに、
旅行に休日で講座無しに他の予定と、3週続けて抜けたから、今日は筋肉痛が心配。
でも行かなければ、体力の衰えがもっと心配。(大汗) 頑張って行きましょうっと..
2016.10.4 [火]
芸術祭十月大歌舞伎・夜の部
一昨日から始まった今月の歌舞伎座の公演は、来月まで2ヵ月続く4人揃っての襲名披露。
無論、亡父の名跡を継いで八代目中村芝翫を襲名する中村橋之助が中心だが、
3人の息子も一緒に襲名するのが話題。 親子一緒の襲名は珍しくないが、4人一緒は凄い。
大体、一緒に襲名できる息子が3人もいることが、珍しくもあり目出度くもある。
まずは、口上のある夜の部からの見物。
口上の前に、松緑の外郎売実は曽我五郎で、歌舞伎十八番の内「外郎売」。
新・芝翫の甥の七之助が大磯の虎、同じく甥の児太郎が化粧坂少将、それに下の息子2人も出演。
あと、歌六、男女蔵、亀三郎、亀寿、右近、吉之丞など。
口上では、初日から菊五郎の挨拶が話題になっているようだが、昨日観た方の情報で、
菊五郎までの、並んだ幹部の様子・雰囲気が分かって、成程と思っていたが、
特に口上だけの出演者の様子・口上を見・聞きながら、改めて世代交代中の大変さを思った。
尤も、口上だけの出演でも、国立劇場の忠臣蔵に塩冶判官で出演中の梅玉は、
あちらで切腹した直後の移動だろうが、流石にしっかりしていて元気。
親戚だし、他の口上だけの藤十郎・我當とは歳が違うし、元気じゃなくちゃねぇ。(笑)
そして、芝翫の襲名披露狂言の「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」。 四世芝翫型での上演。
「熊谷陣屋」は人気があるようで上演頻度が高く、私も何度となく観ているが、
見慣れた團十型とは顔・衣装などの拵えも動きも随所で違うが、記憶にあるように思ったので、
多分、橋之助時代の13年前に新橋演舞場で復活した際に観たのだろうが、そうかどうかは不明。
長男の国生改め橋之助が堤軍次で、福之助と歌之助も出て、襲名の4人揃っての出演。
魁春の相模、菊之助の藤の方、吉右衛門の義経、歌六の白毫弥陀六実は弥平兵衛宗清など。
最後が、玉三郎の藤の精で、舞踊「藤娘」。
華やかな踊りで終わるのは気持ちいい。
女性スタッフが大きな胡蝶蘭のコサージュを付けていると聞いて、見損なわないように見たいと
思っていたが、あんなに大きければ知らなくても目について、見損なうことはなさそう。(笑)
襲名時の法被には気付いていたが、コサージュなど今まで見たことがないと思っていたら、
新歌舞伎座では襲名の時に付けているけれど、ずっと小ぶりの桜だそうで、気付かなかったらしい。
その時には見て気付いても、記憶に残らなかったのかもしれないと思う。
*****
木綿。 さつま絣(綿さつま)。 みじん格子。 極薄青磁鼠色。 (東郷)
八寸帯。 赤城生紬。 つづれ織。 オフホワイト。 極薄桃色入り。 (白龍庵勝山)
五嶋紐。 光沢のある深緑色。 両端・裏は薄灰茶色。
縮緬の帯揚げ。 草木染(竹染)。 薄い竹色。
ラバーソール台の草履。 濃深緑色の皮の天・鼻緒。 (菱屋カレンブロッソ・カフェ草履)
昨日とは打って変わって、気温が30度を超えると聞いて、袷着用はキツイだろうと躊躇。
でも、一昨日袷を着たのに今更単衣を着る気にもならず、襲名披露と言っても初日ではないし、
贔屓筋でもないのだからいいだろうと、単衣仕立てが基本の木綿にして、綿さつまを着用。
ただし、着物に合わせて八寸帯ながら、少しだけ華やかな印象のものを締めて、独りニコリ。
自分1人の思いで選んで、1人で満足している自己満足ぶりが、自分でも少しおかしい。(爆)
2016.10.2 [日]
オペラシーズン開幕
10月に入り、夏の間オフだったオペラ・バレエのシーズン到来。 また楽しみが多くなった。
午後、新国立劇場の2016/2017シーズンのオープニングの初日公演に出かけた。
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」第1日「ワルキューレ」。
シーズン初日が日曜だったためだと思うが、いつもより着物の方が多い印象。
皆さんがお召しの着物はさまざまで、訪問着に金糸の袋帯という正統派盛装の方もいらして、
洋服の方も華やか。 オープニングはこうでなくちゃねぇ〜と、友人と異口同音。
序夜「ラインの黄金」につづく、人気の第1日「ワルキューレ」。
第1幕、第2幕、第3幕、それぞれで主役が交代する感もあり、趣きの違い?というかが楽しい。
どの幕でも、これだけの歌手揃いで聴けたことがうれしいと思いながら、歌手の歌声を堪能。
このオペラは、歌手が揃わないと楽しめないわねぇと思う。
長い2度の休憩も含め5時間半に亘るオペラは、やっぱり長いと思うけれど、
久しぶりのオペラを期待通り楽しめて、満足。 因みに、今日のチケットは売り切れらしかった。
ただ、「ワルキューレ」の音楽で最も印象的な「ワルキューレの騎行」の印象が薄くて、
あれっどうなっているの?感もあり、音楽には何となく物足りなさも..
指揮:飯守泰次郎、 演出:ゲッツ・フリードリヒ、
ジークムント:ステファン・グールド、 ジークリンデ:ジョゼフィーネ・ウェーバー、
ヴォータン:グリア・グリムスレイ、 ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン、
フリッカ:エレナ・ツィトコーワ、 フンディング:アルベルト・ペーゼンドルファー。
なお、ブリュンヒルデ以外の8人のワルキューレたちは日本人歌手。
*****
終演後は、友人と一緒に新宿に出て、食事とおしゃべり。
会うのは久しぶりだし、友人が終演後いつも行くワインと食事の店は日曜定休なので、今日は一緒。
私もワインは好きだけれど、1杯でいいくらいだから、最近はその店には付き合えなくて..
一番軽い(=安い)会席料理に、お勧めの冷おろしを2人で2合。 つまり1人1合で、私は十分。
話は、日常のことやら、今日のオペラの話から始まって歌舞伎・文楽・能楽の話まで、あれこれ。
長い2度の休憩時間にも話していたのに、よくこれだけ話すことがあるものだと、
いつものことながら少し呆れながら、ラストオーダーの時間まで1時間余り話し続け。(笑)
*****
紬訪問着。 白山紬。 オフホワイト地。 波文。
袋帯。 経箔緯駒箔。 青磁レインボー?系。 格天図・流水部分手刺繍。
伊賀組紐。 草木染(コチニール)。 薄灰色。 薄灰緑色・白入り。 (松山好成「雅趣一献」)
縮緬の帯揚げ。 藍染。 藍色の濃淡の薄色を出して。 (松原)
白色の皮シコロ織の鼻緒の草履。 薄いパ−プルシルバーの台。 (長谷川)
利休バッグ。 薄茶色。 疋田と葉柄の市松。 (伊と忠) サブに、麟鳳襷紋バッグ。(川島)
単衣の着物にしようか少し迷ったものの、シーズン開幕初日だしと、やはり約束通りの袷。
それでも縮緬は止めて、袷でも一番軽そう(=暑くなさそう)な紬にして、紬訪問着。(笑)
それに、久〜しぶりの袋帯の組み合わせ。
このところ、九寸名古屋帯さえ滅多に締めず、殆ど八寸帯で暑さを凌いでいたし、
その前には着物をまた着始めて以来10年で初めて3ヵ月も着なかったから、少し心配したけれど、
冷房の入った劇場内に長時間いたので、暑いどころか丁度よかった。 って、冷房し過ぎよね〜
でも、念のために持って行った薄手の大判ショールは掛けずに済んだから、効き過ぎでもない?
友人は、縮緬の紫色の無地に、単衣の時期にもよさそうな袋帯。
その着物で暑くない?と聞いたら、暑いけれど、帯で選んだら、その着物になった、のだそう。
お店
素材
着物・帯
小物
着こなし
How To & Tips
メンテナンス
本・雑誌
イベント・場所
ノンカテゴリ
KIMONO真楽 について
|
KIMONO真楽の利用規約
|
Powered by
関心空間