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2007.6.13 [水] 酔鯨 |
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いかにもオットコマエな名前の土佐の酒『酔鯨』はポピュラーゆえに入手簡単、近所のスーパーでよく買う。生酒の後からくる香りの個性も好きですが、この特別純米のあっさり、けど後を引く酸味が大好きで今日もまた買ってしまった。常温でうだうだ飲むと初夏の夜にぴったり。
suigei imformation http://www.suigei.jp/
酔鯨 特別純米
使用米:高知アキツホ
精米:55%
日本酒度:+6.0
酸度:1.6
アルコール度数:15度 |
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2007.6.5 [火] 華鳩 |
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広島出身の同僚から、素敵なお酒をいただきました。まず名前がめちゃかわいい。『華鳩』。ろーま字で『hanahato』。蔵元は明治32年創業の榎酒造で貴腐ワインの日本酒版、みたいな貴醸酒(古酒)を最初に世に出したメーカーだそうです。地元では普通に売ってるけど・・という隠れた銘酒のようです。ミネラルな苦味が後味良く、コントレックスとかのミネラルウォーターのような味わいがあるな、と思って調べたら使われている水はやはり中硬水だそうです。無駄な味がなくて、長くだらだら呑むのにぴったりのお酒です。というかほんとに飲み出すととまらない感じ。ホームページも手作り感いっぱいで愛らしいです。是非一升瓶で常備したい酒。
hanahato imformation http://www5b.biglobe.ne.jp/...
華鳩 純米
酒造好適米[雄町]
精米:55%
酵母:広島吟醸酵母
もろみ日数:30日
粕歩合:40%
日本酒度:+3
酸度:1.3
アルコール度数:15度 |
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2007.6.3 [日] 相国寺 若冲展 最終日 |
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連日大盛況なウワサは聞いていたけど、朝9寺50分(オープン10分前)からして長蛇の列・・・。自宅からたった3分の場所なのにもっと早く来ればよかった。待ち時間80分!チケット売り場まで約30分→チケット売り場から承天閣美術館入り口まで50分、さらに第一展示場を鑑賞した後、第ニ展示場まで10分ほど待ったり、実際鑑賞してた時間は30分くらいなのに・・。圧迫感のあるビニールテントで作られた順路にひたすら一時間近く並ぶのは辛かった・・。側にいた団塊世代夫婦が『お腹すいた〜』てだだこねてたんがラブリーでした。昨日来て2時間まったけど入れへんくて本日再挑戦のじいちゃんとか、待ってる間ずっとメールし続けるおばあちゃんなどお年寄りも気張って並んでた。(ばあちゃんメールは、『待つの大変だけど、これも旅の楽しみでしす』みたいな内容でこれまたラブリーでした。覗くつもりはなかったけど、字がデカくて打つのもとってもスローだったので見てしまった。)
今日の目的、第一展示室の鹿苑寺大書院障壁画!日本画でここまで房たっぷりの葡萄をモチーフにしているのは珍しいのかも。蔦紋様は全世界ポピュラーやと思うけど、ぶどうといえばやっぱりキリスト教なイメージ。それからキメラのような亀図がカッコイイ。
出会った友人と若冲の描く生物は皆ウオ(魚)っぽいね、と鑑賞しながら話してました。鳥でもなんでもどことなく魚類っぽい。実際魚を描いてるのはきっと錦で売ってるのを見て描かはったのでしょう。若冲柄のお襦袢が欲しくなってきました。(貝とか鶏とかけっこう作られてる。)
外のミュージアムショップでは俵屋が出張でなんと『若冲煎餅』なるものが売られていてた。店のおっちゃんに相当すすめていただきましたが、落款入りの菓子の見た目があんまり食指を動かしてくれなかったので図録買って帰えりました。2500円なんだけど結構この図録がゴージャスで満足。 |
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