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いまさらですが、新年おめでとうございます。
今年もこっそりよろしくお願いします。
年末は忘年会と年賀状(遅い)に明け暮れ、新年からは恒例の風邪引きと山籠り。風邪は恒例にしたくないなぁ。
ところで今年は温暖化をすごく身近に感じてしまいました。
数年前は1月のこの時期だと、山梨県の山間部などはお天気が崩れる=雪だったのに、近頃では冷たい雨なのです。雪道運転が苦手な私としては、雨の方が助かる、、、なんて言ってる場合ではない。スノースポーツ好きとしては雪がないと困る。
そしてスポーツ時の装備の問題も。
アウトドア系雑誌では近頃ソフトシェルジャケットを大プッシュしている(ように見える)のです。
ソフトシェルとは簡単に言えば防水性はないけれど撥水性を持ち、その分通気性や透湿性を重視している素材のもの。
対してハードシェルジャケットは防水防風性と透湿性などを併せ持つジャケット。
イメージとしては合羽風につるっとしていていかにも雨をはじきそうなのがハードシェル(そうとも限らないけど)。普通の布地のように見えるものがソフトシェル。
ハードシェル素材の代表選手が、防水透湿のゴアテックスです。これを使ったジャケットはとても高い。
で、雑誌の宣伝?文句では「冬のアクティビティは好天時や軽い降雪時に行い、基本的に雨や強風などの悪天候時には活動しないもの。だからソフトシェルが最適!」というようなことが書いてあるのです。
ゴアをはじめとするハードシェルジャケットは値段や重装備感によりハードルが高いようなので、それを軽減するための戦略なのかしら。
しかし温暖化の日本では、いつ雪が冷たい霙や雨に変わるかわからない。そうなるとソフトシェルの場合、水分がインナーに染みて体を冷やします。
いまや厳冬期でも、スキー場や山で雨が降らないとは限らないご時世となり、悪天候ならともかく多少の雨だからといって活動を控えてたら何にもできなくなっちゃいます。
温暖化の日本で外遊びするにはゴアテックスなのかー、と雨の染みたお尻でスキーをして考えてしまいました。
とはいえ高いのよね。
こんなところから環境問題何とかしたくなったという一件でした。 |