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おお、フーさんの参加された農水省プログラムに、日程や行き先は違いますが私も参加してきました。
私も行き先は丹後半島、但し付け根の宮津市です。受け入れていただいたのは日本一のお酢作りをする飯尾醸造。こちらでは原材料となるお米を地元契約農家に依頼して無農薬栽培している他、数年前から自分たちでも田んぼを作っています。今回はその米作り(正確には米作り準備)を体験してきました。
2日間の体験の締めくくりは飯尾醸造の蔵見学と試飲。お酢飲み放題でした。
飲み放題って言われても、そんじょそこらのお酢はそうは飲めないのですが、飯尾醸造のお酢はいけますよ。ゴクゴクという訳には行きませんが、何度も味を確かめたくなる味でした。メインの富士酢だけではなく、数ある果実酢も全部ゲットしたい。
日本のほとんどのお酢メーカーが、原料となるお酒づくりや、お酒から酢への酢酸発酵を効率化する中、飯尾醸造のお酢は昔ながらの酒造り、お酢作りをしています。第1次産業から第3次産業まで関われるのは小さなメーカーだからこそと言っていました。地域の産業を守りつつ伝統を守る姿勢は半端じゃなく太っ腹です。
正直なところ、私は無農薬へのこだわりには疑問がないこともないのですが、飯尾醸造にはなんとか続けてほしい。ささやかな力になるべく、私はこれからは富士酢ユーザーになろうと思います。
写真は棚田から見えた海。 |