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辛夷(こぶし)の空間
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2008.5.31 [土] トリプルヘッダー

根っからの体育会のクセに、学校卒業(何十年前だ?)してから、まともにスポーツを続けたことがないんです。
声楽やオペラをやっていたので、「これで健康はバッチリ!」なんて思ってましたが、さすがにこのところ「これはヤバイ!」という体形と体力になりました。

よって極めて不純な動機で地唄舞を習う(着物を着てスポーツ!)ことになり、本日、初日!
イヤー、太極拳みたいなゆっくりした動きなのに、なんでこんなに汗かくの?右手と右足が出るの?ほとんどタコ踊り。師匠いわく「日舞は踊って覚えるのよ」とド素人の私に最初から扇を持たせて見よう見まねをさせる。左に家元、右に師匠だから見やすいのだが。
何時間おけいこしてもよいが、1時間半で私は退散することに。月に2回、金土日に大阪から家元がいらしてくださり、9時から夜まで好きな時間に来て好きな時間に帰れるのは良いが、まさにスポ根!3から4分くらいの踊りを休みなしに6回ぐらいしないと休ませていただけない…トホホ。
でも以外に安いし、休んだ時のお稽古代はなし、など良心的で面白そう!続けるよん!

次はそこから少し離れた(頑張れば歩けたのかな?)とこのギャラリー介さんへ。イヤーもんのすごい好みっす!今日は寒かったし、秋冬のお稽古着にしようと思っていたブルーグレーの木綿の琉球絣単衣を着替えずにそのまま着ていたのだが、小倉さんの粋な着物に、「私はなんでこんな野暮てんな着物を着てるの?」と思ってしまったくらい。(ゴメン!琉球絣さん、嫌ってないよん。好きなんだけど…)
手ぬぐい2点を連れて帰る。酉の“鳳凰”と今年の干支にちなんだ“子にちなんだねずみ小僧”。粋な柄だけでなく、色だしが昔の歌舞伎の色!祖父の代まで歌舞伎の髪床だった私には嬉しい色!

最後は民芸館へ。ここでは今、琉球の布展なので着ているものがドンピシャ。(さっきの気持の後ろめたさが少し軽減。着物が里帰りをしているようで、布が喜んでいる感じだった。)裂を丁寧に見ていると、どうも私のは八重山という分類に入るのだな、とまったく同じ柄いきを見て学習した。

着物って自分のものではなく、受け継いでいくものなんだ、と改めて学んだ瞬間でした。

それにしても明日の足の筋肉痛が思いやられる。

2008.5.27 [火] 先週

仕事領域がどんどん増加し、社内はほとんど歩行ならぬ走行状態で、ストレスピークになった先週半ばの21日(水)に、またもや外出先から会社に戻る際、立ち寄りをやっちまいました。

今回は銀座もとじさんの十番勝負最終日。
最終日夕方ということもあってか、仁平さんと浅野さんお二方ともいらして、かなり様々なお話を伺えた。お二方とも哲学を持つ職人としての一途さと現代を生きるクリエイターとしての輝きがオーラとなって出ている。そういう方の笑顔ってほんっとにチャーミング!!!
「土曜日は店がこんな状況でなかった。今日はお話できます・・・」ということでラッキー!ま、対談ならではのお話は伺えなかったのだからイーブンかな?
とそんな中、またもや帯好きの私はやってしまいました!
『緑影』と名づけられた織楽浅野さんの九寸。なんともいえない地色、大胆な構図、繊細な色だし、哲学クリエイターそのものの織重ね・・・。ひとめぼれ・・・。
勝負の組み合わせではないが、仁平さんの“商談中”というシルバーグレーの着物(もちろん、これも素敵)と合わせ、着装していただく。
帯の中の色が奥行きをもってにじみ出てくるような感覚。
「もうダメ〜即決!」と意思を固める。
結果、浅野さんの「どんなお着物をお持ちですか?」というコーディネート提案前のヒアリングにも「持っているものは紬無地系が多いし、奥行きのある色だしなので、ほとんどのものに合います。こちらいただきます!」
と答え+意思表示。
かえって周囲のスタッフの方が驚いた顔をされていた。
でも本当にこの仕事でこんな価格でよいのか・・・と思えるものであった。

意思表示してから、お茶をいただきながらコーディネート話。『力がある帯なので、どんな着物でも合うけれど伊兵衛織にも負けないかも・・・合わせている勝山さんのしゃれ袋や百万粒相良刺繍もいいけど』と妄想は膨らむ。その分お財布はしぼんだが・・・。

本当にもう少なくとも今年はなにも買わない!・・・というよりも何日かたった今、かなり着物全体の所有欲は落ち着いてきた。(結城縮みだけはいつかは欲しい)

ああ、早よ仕事リタイアの日がこないかな。家では木綿の着物きて、外出時は紬の生活になりたい・・・。

24日(土)Mさんのセルフエステ
40歳から月一、エステに通うようにしているが、お財布のためにも重力にさからう自浄作用構築のためにも自分でできた方がよいに決まっている!
楽しく練習し、毎日頑張ろう!と思ったが、M先生、すみません。まだあの後、一回だけ・・・す。

でもその後のビール、楽しかった。6年ぶりの前勤務先の目白駅周辺の変貌振りにも驚いたけれど。

2008.5.17 [土] 三渓園

三晩続きの仕事&接待の午前様で疲れきっていたけれど、なんとかお昼に出かける支度をして2時半に三渓園へ。
山本さんのところにあったラオス紬の不思議な色(深い灰に藍が混ざっている)にも心ひかれたけれど、岩崎さんのところに座りこんでしまう。素敵です…。

その後、御庭を散策しながらその平和をかみしめながら四川を思う。ネットでは核基地が近いから…などと出回っている…。何が本当かわからないけれど、阪神淡路の時のことを思い出す。1月31日、京都まで行って友人のバイクで被災地入りした日を…。心からお祈りします。

疲れきってやはり予測通り、三社様には顔を出すのを取りやめ…。

本日の着物覚書
・5月になると着たくなる木綿ブルーグレー地琉球絣単衣
・茶がかった濃灰色の花倉織九寸
・白地に黄色飛び絞りの帯揚げ
・シルバーグレー五嶋紐ゆるぎ
・網代草履
・公長斉小菅のバッグ

2008.5.12 [月] 志

朝っぱらから凹むことが続いたが、夕方、仕事で外に出たらおみやげに“紫野和久傳の艶ほくろ”を一缶いただく。これは小粒の黒豆をほうらくで煎った後、島ざらめで軽めにコーディングしたもので、とっても上品な味で大好物!
すっかり気分が良くなり、『会社に戻って楽しい?深夜までの仕事に興がのった』と思いきや、なんとギャラリー無境さんのビルの下で看板が目に入る。
本当は来週末にでも帯を拝見しに来ようかと思っていたが、これぞ神の思し召し!と『ちょっとだけネ…』と自分に都合よく拝見することに。

確かにアフリカクバ族の草ビロードは凄かった!!!目が吸い寄せられた。昨晩秋、民芸館で拝見したインドの布以来の胸の鼓動であった。
し、しかし一点だけあった秦泉寺さんの竹で染めたパツチワーク白帯には吸い寄せられただけでなく、目を離そうとと思っても離せなく、しゃがみこんでしまった…。
昨秋、スケジュール調整できず個展を拝見できなかったのをこの一点で取り戻したと今になって思う。
そうこうしているうちに塚田さんが外から戻られたらしく、お話することになった。
秦泉寺さんが今度なさろうとしていること。私が仏像フェチ(特に白鳳・平安時代)であること。奈良・東北の寺の話。八百万神の話。お茶のあるべき姿とは…の話。山・森林・農業・食べ物の話…。などを奥のソファでお茶をいただきながら盛り上がっている最中に、なんと家庭画報の『帯…』に出ていらした有名ファッションデザイナーのHさんが「こんにちは!」と言いながら入っていらっしゃる…その5分後にはHさんの40年来のお友達でパリ在住、一年に一か月だけ日本に来られるYさんが「こんにちは!」と入っていらっしゃる…あっけにとられながらも、塚田さんが上手に気を使ってくださり、名刺交換しながらお話することに…。(塚田さん、ありがとうございます!)
途中、塚田さんの最新刊の本をいただくためにお財布を出したら、Hさんが「あら、私と一緒。型違いね。」とおっしゃり、日本ではまだ珍しいイタリア在住の日本人デザイナーのその作者話となり、そこから素材話となり、
塚田さんが奥からラオス生地を出してくださり拝見する。あまりの手の込み方に頭がクラクラする。Hさんの持っていらっしゃる空気によく映える色であった。
3人でどこか食事に行かれるような感じでもあるし、私もトータル一時間もお邪魔したので失礼することに。

あのショールをHさんはどうされるのであろうか…。
しかしそこで出た農業や食物・文化の話を考えながら歩いているうちに会社とは反対方向に…。
もう夜の帳が落ち始めたこともあり、明日明後日と根性で仕事することとし、塚田さんサイン入りの本を胸にそそくさと帰宅することに…。

志のあるモノを拝見することは身体が身震いするほどである。秦泉寺さんの布は、志が姿を変えている。その志は“無垢で気高い祈り”に見えた。

2008.5.12 [月] いただきもの!!!

突如、有明海の揚巻貝をいただいたため、昨日は母の日も兼ねて家中でミニ宴会。
かるーく炙っていただくと、もうムッチャ、日本酒(しかも〜三井の寿〜付きで送っていただいたのだ)に合う。
しかーし両親とも貝がさほど好きでないことと、もう高齢で歯が弱く、あの貝とは思えないおもろい形をくずしてカットしてあげても、あまり喜ばれない・・・トホホ・・・。

ああ、春から初夏は貝の季節なのに、好きでない人と食することほど、寂しいことはない。
なぜか私の周囲では「嫌いじゃないけど、それほど好きでもない・・・」という方が多い。
春の蛤、今が旬の赤貝、これからは鳥貝、それぞれを得意とする「うまい・安い・泣ける居酒屋」があるんだけどなあ・・・

2008.5.4 [日] ビール部部活初参加

せ部長、ありがとうございました。いろいろと大変だったのでは?
ご一緒の方々もありがとうございます。
初めてのビール部部活でしたが、とっても楽しかったです。

しかーし、下戸に近いと表明していたのに、4杯も飲んでしまいました。もう「そんなに飲めません」と言っても、誰も信用していただけなくなくなるのでは???

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本日の着物
・久留米絣
・濃ピンク地に白&水色博多献上
・水色の道明ゆるぎ
・母の着物をほどいた大うそつきの袖&裾除けに余り布 でつくった薄ぼかしブルーの帯揚げ
・酒袋のバッグ
・畳下駄

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