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辛夷(こぶし)の空間
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2008.8.30 [土] リセット・・・

お稽古日。

本日は若い人(12歳・21歳)、しかも日本人だけど英語がメインという方と一緒。21歳の生粋日本人Rちゃんは、今年NYから上智大へ。12歳のハーフLちゃんはインターナショナルスクール生。
21歳のRちゃんは本日初めてだけど、フィギュアスケートをしているらしくポーズのカンが良い。12歳Lちゃんはもう慣れててすごく上手で可愛い踊り。「七福神」なんて男踊りにチャレンジしている。
私はといえば、「梅にも春」という初心者向きの踊り(お茶会の時の踊りらしい)が毎回、見事にリセットされている。
家元もおっしゃらないが心配顔。師範の昇湖先生(服部真湖さん)が丁寧にしかしキッパリと飽きずに教えてくださるのだが、おそらくあきれていらっしゃる。

うーん、どうしたものだろうかと思いつつ、一休さんゆかりのお稽古場を出た瞬間、大雨。
お腹も空いたし、と慌てて飛び込んだカフェで知り合いに会ったため、本日の様子を話したところ大笑いされた。フン!

2008.8.29 [金] 雷&大雨

先ほど自宅周辺では2〜3分ほどでしたが停電。
皆様は大丈夫ですかあ?

2008.8.28 [木] 心底、怒!

その1
やはり…アフガニスタン…心よりご冥福をお祈りします。

その2
子供をつくらないのではなく、できない知り合いに対しての心ない言葉「やっぱり経験しないと本当の大人になれない…」他にもここに書けないような言葉を言ったそうだ。私は噂を信じないタイプだが、これを言った人のこの手の話は、これで3回違う人から聞くこととなった。これを言った著名で人気があるらしい○○さん、本当であれば、少しは貴方がまともな大人になってくださいね。

その3
うちの会社がお世話になっている産業医のメンタルヘルス講座のおそまつさ。
・集まった管理職に向かって、部下のメンタルヘルスに関心を持たせる手段が、『自殺が増加』を1時間で27回も言うか?
・うつにかかったらすぐ病院で薬?その前に管理職に伝えるべきことがあるのではないの?
・あまりの質問の下手さ加減&態度の横柄さに、うちの社員で相談に行った人(数人いるらしい)が気の毒。

その3だけ、私の立場努力で少しはなんとかできるかもしれない。

なーんか哀しく、おかしなことだらけ。

2008.8.27 [水] NGO法人&NPO法人

アフガンの国というより、アフガン人民に貢献している日本のNGO法人所属者が命を落とす。理由の如何は国家的な問題がからんでいるのでいろいろあるかもしれないが、人の命に言い訳はないはず。

さてこちらはNPO法人。KWにもしたが沖縄工芸品の活性化のためにできたらしい。染織だけではなくガラス・漆器・陶器等々。

昨日の日記、実は書き忘れたことがある。祖父母からいきなり私の好みにいったが、間の母の好みの継承を記述してなかった。

実は、母は突然変異なのか、はたまた「違う小津好み」なのか、残っている中の好きな着物は、織は大島(もどきがほとんどだが)。染めは型染め(小津好み)。型染めはほとんどが越後型に近い。その母が「越後型より本当は好きだけど、高価で手に入れられないから…」と言っていたのが琉球紅型。

なぜ好きなのかを聞いたことがある。
育った代々木界隈では、裕福な家庭も貧乏な家庭も着物の普段着は格子。けれどお出かけの時、貧乏な家の子は頑張って足袋をおろしたてにするぐらいだけど、裕福な家庭の子はフワッとしたワンピースか型染の着物。
貧乏な家の子の母と一番仲良しだった裕福な家の子であった友人が空襲で亡くなり、その友人との最後の思い出が正月の初詣での紅型姿であったことも想いに拍車をかけているらしい。
また昭和ひとけた代は沖縄は日本であったが、琉球紅型は当時の東京で珍しかったそうだ。
「ワンピースのちょうちん袖と琉球紅型の着物は少女時代の憧れなの」とのたまっていた。

これも一種のトラウマか。

よって私への着物づくりにもそれが出ている。10代後半から20代。浴衣以外で6枚着物をつくってもらい、プラス反物のままで2点渡されたが、うち2枚は完全に琉球ものである。
自分のものは買えないけど、年頃の娘に「御仕度の中の一部分」と称して着せたい一心だったのだろう。私が似合うかは別にして、ありがたい親心と受けとめている。

自分で買った一番の琉球ものは花倉織の帯。本当に大好きで、首里織の中でももっとも高度と言われる手仕事の美しさと沖縄ものとしては考えられないくらいのシックな色に惚れこんでいる。

また夏を楽しませてくれる各種ガラス類。もうなくてはならない相棒である。

どこまでも支援します。

2008.8.26 [火] 継承

先週末、小津映画を思い出しながら、少し自分のタンスの整理をして感じたこと。

中野翠さんのエッセイによると、「昭和30年代までの堅気のお嬢さんの装い」が小津映画に出てくる装いだそうだ。そういえば…

今年初め、両親双方の祖父母の着物を整理した時のこと…

父方は浅草に程近い上野の長屋に住む、江戸時代からの歌舞伎床山という職人稼業。周囲は仏壇づくりのおうちが多い。隣は芸者置屋。
職人稼業にふさわしく?家系図などないし、親戚づきあいが極端に少ない家だったが、祖父母とも江戸出身らしい。小金持ちだったらしいが、典型的な宵越しの金を持たない(主に食べ物にお金をかける)タイプ。

母方は代々木に住む超貧乏大学講師の家。祖父は富山で祖母は鹿児島の出身。S39年ぐらいまで、貧乏&始末やさんゆえの庭が家庭菜園(代々木で!)。どんなに貧しくて食事は一汁一菜で1日2食でも、学業と本にはお金をかけるタイプ。

この両家の普段着の着物が対称的で面白い。

父方は絹物も木綿もモスも縞が圧倒的。しかも縞の幅も色づかいも少しひねってあるものだらけである。
合わせる帯は染めが多く、しかも花柄はほとんどなく行事柄。纏や花火、鎧など。
それに対し母方は(柔らかものはほとんどない)格子がほとんどで蚊絣が少し。色づかいもオーソドックス。
帯は織が多く、しかも無地紬が多い。(うーん、確かに小津っぽい。もちろん小津映画の無地紬帯のように浦野理一さんのような高級なものはないが。)

着物傾向は今も多少残っているらしく、古くから浅草に住む友人(お商売や)は「うーん、格子はあまり着ないかな?」であるし、代々木で3代続く魚やさんの跡取り(女性)は「圧倒的に格子が多いよ。」である。

最近、縞と格子が“カジュアル着物の代表”として扱われることが多い。しかし物理的に小さなサイズのこの東京で、ひとくくりにされやすい縞と格子に、こんなに違いがあるってのが面白い。最初は商売の違いか、と思ったが、それだけでなく地域性の違いが大きいのかもしれない。

とかくいう私はどういう好みとなったか。

まず縞は、細縞でないと粋筋に見えてしまうタイプらしいので、好きだが選ぶ際、かなり気をつける。
格子は好きだが、あまり似合うもの(というより好きなもの?)に出会っておらず、もっぱら帯とする。
帯は圧倒的に織が好き。
ということは着物は多少、父方で、帯は母方ということになる。

面白いものです。好みって交流して継承していくものなのなのかもしれない。料理と同じ(我が家の味って奴ですね)気がする…なんてことを考えた日曜日でした。

2008.8.22 [金] たたかれるんだろうなあ・・・星野JAPAN

3位決定戦がUSA…イヤーかなり、どうなのよ〜って感じ。

今回はシミジミ、ここ一番にピークを持ってくる集中力というものに興味深々のオリンピックです。

記録が出る競技(200m短距離男子の記録はいつの日か更新される日がくるのだろうか…Mジョンソンの記録を聞いたその昔、更新はありえないだろうと思っていたが)はもちろん、技術や演技レベルを競うもの、純粋に勝負するもの、すべてにおいてどうピークを“その日”に持ってくるかによるのだろうと思う。(もちろん“勝てる技量があって”のモノ種だが)
うーむ、まだまだ集中力に欠ける我が身をしみじみ反省する夏となりました。

ところでもうすぐ400mリレー男子決勝!大波乱の予選、もしかすると…。




やったー!!!塚原選手も末續選手も決して万全じゃなかった。けれど高平選手はボルト選手に位負けせず、そして36歳朝原選手、ラスト5メートル苦しかったけど、よく頑張ったよね。リレーってバトン渡し技術も含めての競技。おめでとー!!!

2008.8.20 [水] 江戸友禅

本日2回の社内調整(まだ大物が一回残っているが)に成功し、帰宅途中、久し振りに良い気分で『きものサロン』を購入。立ち読みだけにしようかと思っていたが、「江戸友禅」の記事があり購入。
所有の4分の1しか柔らかものがないが、たまに拝見するのは好き。特に品川恭子さん(江戸友禅ではないが)は何度見てもいいなあ…。

友禅は京や加賀はよく見かけるが、江戸はあまり見かけない(私だけか?)気がする。
以前、小倉貞右さんの祭りシリーズを拝見して、惚れてしまったことがある。今回の記事は祭りではなかったが、手描きの羊歯の美しさと色合いの微妙さに目が釘付け。
墨流しの高橋さんも出ており、ますます工房に一度伺いたくなった。

また今回は、中野翠さんが書かれた『小津好みのきもの』という文章とコーディネートされている記事があり、小津映画好き(映画そのものも好きだけど女優さんたちのコーディネートや着こなしが好き)の私にはたまらなかった。

夏きものが大好きな私で、残り少ない今夏、なんとか浴衣以外を着ることはできないものかと思っていたが、このところの夜の温度や秋空と本日の記事で、少し気持ちが揺らいできたからゲンキンなもの。

2008.8.16 [土] あちゃー!気づいてしまった

祝!世界新!
100mを9秒69?もはや人間とは思えません。
私のベストタイムから想像すると、私が71m地点で彼はゴール!
比較することそのものが、もう失礼ですが。
しかし人間の努力&進化はいったいどこまで続くのか?

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本日、両親が蓼科の山の家から兄一家とともに東京に戻るので、お昼から家中を拭き掃除。暑い、床を拭くたびに顔から汗が落ちて、もう一度床を拭くという状態。

母が退院してから山の家に行くのは初めてで、行けるようになって良かったね、と心から思う。

3時半頃到着し荷物を下ろした後、姪っ子が「浴衣2回着たけど、お母さんが時間なくてつけ帯になったの」とのたまう。
なにー!あんなに練習したじゃん!と思いつつ、「そう」(ニッコリ…)と軽く答えた私。半幅ぐらい結べなくてどうする!そういうことが起きないように、正月前に本人が結べるよう特訓じゃあー。
なーんてよく考えたら、私も若い頃は半幅でさえ、母に結んでもらっていた。

さらに今年の夏は着物に関して、私自身ふかーく反省しなければならないことに、ハタと気づく。
な、なんと3回しか着ていないし、かつ、すべて浴衣。
去年も着用できなかった上布や夏大島はもちろん、あろうことか小千谷ちぢみさえも着てないではないかー!!!
あまりの暑さに『この頃、着てないなあ』ということさえ、気づいてなかった。

次の来週末は仕事だし、その次の週末はお稽古。踊りのお稽古はあまりにも汗をかくので、行き帰りは洋服になってしまうのです、少なくとも夏は。
ということは8月はもう着ることができない。
9月は巻き返しできるかなあ。

2008.8.15 [金] 記憶すべきこと

「やったー!」という感動。愚かな行為。どちらも結果だけでなく、そのプロセスを記憶し続けなければならない。

8月15日、メダル奪取に沸く今の日本と63年前の日本。

あと一か月半、早く戦争が終結すれば、命を落とすことはなかったはずの叔父を想う。
海の特攻隊。金属不足からやかんでつくった“回天”故障機に乗せられ、目標物に到達することなく大連沖から永遠に還ってこなかった21歳。

何年たっても忘れてはならないよ。スポーツに感動しているこの瞬間も、戦争によって地球上のどこかで意味なく命を落とす人がいるのだから…とこの夏、初めて聴く夜の秋虫の声。

2008.8.13 [水] 人の姿

人が自分の逃げたい気持ちを見つめ、ミスしそうなことを環境や状況のせいにせず、しかしそう思ってしまいたい自分も自分なのだと弱さを受け止め、そしてそれを丸ごと抱きしめ、しかし敢然と自分との勝負をし、克つ姿ほど清々しいものはない。

オリンピックでは、4年に一度多くのスポーツを通じてそういう一人の人間の成長プロセスを想像させるから、素直に感動するのだろう。

そこには日本人も中国人もない。
同じ人間として勝負に挑む直前の無心な眼と、セルフイメージどおりの時間を過ごし、終わった瞬間の弾けるような表情に国籍は関係ない。

そしておそらくそれはスポーツに限らないのだと思う。
ただスポーツはその勝負タイムを一定の時間内に映像で見せてくれるから、私達に伝わりやすいだけなのだと思う。

連日の多くの選手の活躍にそんなことを改めて感じる。

願わくば日本人の活躍を伝えるのだけではなく、そんな観点で各国の選手達を紹介する番組が欲しい。
TVが難しければ、新聞のオリンピック報道も結果だけではなく、想像力をかきたてるような新聞をつくっていただければなあ・・・と思うのは私だけでしょうか?

2008.8.9 [土] 石岡瑛子さんの仕事

48キロ級、三連覇ならず!

閉会式、私もかなり複雑な気持ちで見ていました。
チベットのことはもちろん、今、政治的にあまりよい関係ではないフランスへの激しいブーイングなど。

多少のやりきれなさを感じながら「この金と労働を
四川にもっと分けられないのだろうか?」などとも考えていた。(現地支援に行っている知人からメールでよく、四川の壊滅から立ち上がれない地域の話をよく聞くもので)

でもチャン監督は好きだし、石岡瑛子さんの衣装の仕事には眼を見張った。特に孔子の弟子たちの衣装、フォルム的に美しかったな。

話は変わるが、本日も6日に引き続き深く合掌…。

2008.8.7 [木] ぴったしカンカン形容詞!

んがー!

横にはえてた親知らずを抜いて2日目。あまりの痛さとひかない微熱、はたまた瘤取りほっぺにもめげず仕事をしてから、外苑前も素通りして早々に観戦。開けられない口をパクパクしながら応援したのに…(怒怒怒)

しっかし『おぼこい』というあまりにぴったしの表現に
怒りも少々、秋の空。(すんばらしいでございます、S様)

「日本語って素晴らしい!」とまたもや“にわかナショナリズム”に走ったのでした。

いよいよはじまる。世界でもっともオリンピック好き(最も長い時間見ているというデータがあるそう)な日本国民の血を沸かせる祭典が。

ミーハーの一個人としては、久々の男子バレーがどこまで食い下がれるかに興味ありだが、元陸上部短距離走者としては、末續慎吾がファイナリストになるよう、心より応援ざます。

2008.8.6 [水] 暑い雨

63年たっても被爆したことを隠し続けている人がいることを、つい最近、知人として知った。

その人は昔から暑い時の雨を異様に怖がっていた。呑気な私は、「昔、雷にでも遭ったのかな?」と思っていた。その方が「もう70歳だから、今、話しておかなきゃ…」と話してくれたのが、つい先月。

聞いたことを忘れてはならない。
絶対に…。

被爆そのものもそうだけど、そのことによって他者が被爆者達に、どんなに残酷なことを言うのか。もちろんその人達は自分たちを守りたい一心なのだろうから、それを責めることもできない。

知ること。感じること。考えること。
9日とともに、絶対に忘れてはならない日。

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