|
2009.6.29 [月] 7周年オフ |
|
|
遅ればせながら、7周年おめでとうございます!!!そしてこーんな会に参画できることに毎度のことながら感謝です。ありがとうございます!
雨のオツな日曜午後。一番乗りでした。
ヘタクソな工作員活動をしながら、船の上のような揺れを感じたのもつかのま、飲みまくって自分がゆれてましたね。そのせいか初めてお目にかかる方とはあまり話せなかったのが残念!
こぼれ話
KKさんに「洋服着てると10歳若い」と言われたが、よーく考えてみると、起点はどこだ?今の年齢から10歳引くのか、着物を着ると10歳足すのか?
どーも6月12日の日記で後輩たちから云われた「姐さん、お疲れ様でした!」の駅での大合唱が皆さまの記憶に残ったらしく、何人の方にも言われる(笑)。
その辺から考えると、10歳足すのかもしれない。うーむ、えらいこっちゃ!着物の着方を考えなければ…。着方の問題ではないのでは?と言われそう(笑)だが、せめてそれぐらいしないとねえ。
しかし夏着物は楽しい!全身麻だらけの昨日はしみじみ感じた。一年中で一番好き!
昨日の着物覚書
・小千谷縮 生成り無地
・栗山吉三郎工房 大麻ベージュ地に臙脂&藍&濃草灰三色の大波文様 たれは草色 角出し結び(随分昔〜きもの熱にかかる前になぜか購入したが、今回初下ろし)
・帯揚げは紗の濃茶地に白の千鳥(初下ろし)
・道明三分紐 生成り&黄色に銀箔入りガラス帯どめ
・長襦袢&足袋とも麻
・翡翠三玉&鼈甲かんざし
・山ぶどう台に辛子色板締め鼻緒下駄
・山ぶどう籠 |
|
2009.6.22 [月] 28日のお天気 |
|
|
いよいよ、お楽しみXdayが近づいて来ましたが、残念ながら今日現在では「晴れのち曇り」。
むむ、神様なんとかお願いしますだ、と祈ってます。
昨日の日曜日、玄関脇の満開のくちなしの香りにクラッときながら行った美容サロンでパラパラ見ていた雑誌『VERY7月号』に真楽Fさん発見!お洋服姿も楚々として素敵でしたよん!
土曜日は弟夫婦の新築マンションへ。二人で90�uは贅沢!文句とからかいをさんざん言いながらも、生後2か月半のMIX犬にすっかりやられる。
トイプードルとマルチーズの両親だって。かわゆすぎる。抱きしめすぎて遊びすぎて疲れちゃいました。 |
|
2009.6.15 [月] 離脱状態 |
|
|
スピリチュアルな離脱ではなく、放心状態の離脱…。
着物コミュニティの場に、こんなネタで申し訳ないのですが、「しゃんとしろ!」と自分に喝を入れるためにもお許しください。
土曜の夜、私の人生の闘争心(ちょっと大げさだけど)のつっかい棒だったレスラーが急逝された。
どんな時にも逃げない。リング上ではよけいなことは一切しない、喋らない。どんなに苦しくても、見ているファンが「もういい。立ち上がるな!」と叫んでも立ち上がった。決して大きくない体で、はるかに大きい相手にも立ち向かった。そして…世界最高レベルと言われる受身をとってきた。
自分の仕事に軸ブレは一切おこさない。
そしてリングを降りたら、少年のようなイタズラ心を持ち、人に気づかれないような気配りをする。
何かの間違い、誤報であってほしかった。今だに信じられない。信じたくない。
本日、私は仕事でとんでもないことを告げられた。今の仕事に移って丸7年。最大のピンチかもしれない。
彼の何度でも立ち上がってきた姿。もう一度見せて欲しい。立ち上がり方ではない。立ち上がる前の瞬間の、燃えるようなまなざしをもう一度、見たい。
まだ合掌なんてしたくない。 |
|
2009.6.13 [土] 代々木公園 |
|
|
デニムにTシャツで籠にワインを入れ、途中のスーパーでビールやつまみ類を調達して、代々木公園までゆっくり歩いて相方とのーんびり。
蒸し暑かったけれど陽ざしが弱いので、シートに寝っころがって楽なお昼寝。 |
|
2009.6.12 [金] 送別会 |
|
|
午後、半休を取る予定が仕事がおして3時頃あわてふためいて会社を飛び出す。家へ戻り大急ぎで着物姿になり銀座へ。
上司である社長が来週いっぱいで退任なので、女性マネジャー有志連の送別会。着物好き(お母様が終生、良い織の着物で過ごされた方らしい)の社長が「一度着てこい」というのを無視し続けた7年間だったので最後ぐらいと頑張る。
彼は妙に詳しく、銀座の女性の着姿にも一言ある方なので少々緊張したが、ことのほか喜んでいただきホッ。
送別会そのものはもっとしんみりするかと思ったが、次の集いの約束まで皆がして、楽しく終了。皆の様子にちょっと安堵。
帰りの地下鉄で女性だけになり、私以外はすべて反対側に乗るため、先に来た私の乗る電車を見送ってくれたが、酔っ払い女性達の気合の入った「姐さん、お疲れ様でした!」の何度も続く大合唱にはまいった。乗客の好寄の目が恥ずかしくて、電車が走りだしてから他の車両に移動(笑)
*本日の着物覚書
・本場結城縮単 薄クリームと薄グリーンのよろけっぽい縞
・遊絲舎さんの絹&紙布に藤布を混ぜた八寸 薄ベージュ地に濃&薄カーキの織分け(初下ろし)
・濃いベージュと藍色で織分けた三分紐(初下ろし)
・象牙と鼈甲細工の帯どめ
・氷色の絽縮緬帯揚げ(初下ろし)
・薄クリーム地の台にカーキ系の帯歯切れ鼻緒の草履
・公長斎小菅の竹かご |
|
2009.6.7 [日] 創り出す苦悩を見せない美 |
|
|
雨模様なので、それなりのきもの支度で福本潮子展へ。
結局、三巡しました。受付の方にお礼を言われてしまったほど。そのくらいの衝撃でした。
そして会場を出た瞬間、なぜかマヤ文明の遺跡・スペインの草原、そして高千穂周辺の自然などが次々と目に浮かびました。
まぶしい陽ざしの中で突然轟く雷鳴
豊かな大地にたたきつける恵みの雨
呼応するようにあやなして河口に向かって踊る水の命
豊かに茂る木々の葉の中で首をすくめながらも空に目を向ける鳥
青々とすっくとたたずんでいる草木
空・水・土…人がこの世に現れる前から自然は豊かなそして美しい世界を紡ぎ出している。
福本さんの藍には人間の創作を超えたものを感じる。人間の創作はどこかしら思考を感じる。苦悩の跡を見る。けれどそれをまったく感じさせない布たち。
圧倒的な世界観。人間が小さく見える。けれどこの布を生み出したのは間違いなく人間。時空を超えて人から人に受け継がれた精神。
60代の男性でトルファン綿をお召の方が来場していらした。呉服売り場の方がたまたま別のお客様をご案内されててのことだが、当然のことながらその着物を賛辞されていた。昨年もとじさんで女物でつくられたとか。
私も昨年拝見して反物そのものはため息をついたが、会場のタペストリーとはまったく異次元のものであった。
着尺とタペストリーの違いでは、もちろんない。
しばらく頭を冷やしに日本橋の浜町あたりを散歩する。
その後、自宅そばのMUSICASAホールで知人のピアノコンサートへ。シューベルトやドビュッシーなど。
*本日の着物覚書
・木綿琉球絣 ブルーグレー地で藍&白、ポイントで黄色絣
・手紡木綿九寸 藍&空色&薄茶の変則縞
・近江縮の雨コート 濃い目のブルーグレーに鶯色の細縞(初下ろし)
・薄灰の絽縮緬帯揚げ、水色ゆるぎ
・イタヤカエデのかご 雨下駄
麻縮のコートは大正解。ムレずに快適。ぐるっと紐を通す仕立てなので広がりやすい麻も裾つぼまりで更に快適。 |
|