KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

辛夷(こぶし)の空間
最近の5件
2016年 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2015年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2014年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2013年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2012年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2011年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月


2010.12.30 [木] 今年もお世話になりました!

掃除はなんとか終わり、庭の千両を切って玄関・床の間・仏壇等に飾りました。しかーし、年賀状があと半分残っています。今晩、頑張らねば!

そしてこれまた年末恒例カウント。
今年の着物着用日数は…41日!やった!記録更新!!!
昨年も月3回以上だったので、これ以上の記録更新は無理と昨年書きましたが、少しだけれど回数更新してますね。

皆様、今年も本当にお世話になりました。ありがとうございます。良いお年をお迎えくださいませ。

2010.12.25 [土] 都庁45階

展望台カフェでクリスマスコンサート。中谷比佐子さん主催ですが、私も習っている帆足先生&山城先生ご夫妻の唄。山城先生の声はいつ聞いても大好き!最後は数曲、皆で歌う。そろそろ私も本格的にレッスン再開しなきゃ。
その後は場所を移して有志だけで居酒屋ディナー。才能豊かというか面白い略歴の方が多く、話していて激論になり楽しかった。

*本日の着物覚書
・貴久樹 ナチュラルタッサー 灰青色無地
・都織物 洒落袋帯「月」
 〜本日の出席者で有名な呉服店の奥様が「“クリムトの帯”と言った方が正しいわ」とおっしゃり、ほとんどの周囲の方が賛同されたので、今後は銘を変えましょうか(笑)
・モレッティ作 いぶし金のリースの帯留(初下ろし)&黒地に金の三分紐
・黒地に金の帯揚げ(初下ろし)
・黒カシミアコート&紫織庵 切りビロードショール
・黒田商店の シャンパンゴールド台&シルクリボン鼻緒草履
・ヴァレンティノの真っ赤なクラッチバッグ(初下ろし)

2010.12.24 [金] メリークリスマス!&徒然

本日夕方4時前に、仕事で銀座一丁目〜六丁目まで急ぎで移動したのだが、人ごみで歩きにくかった…。経済復調なのかなあ…仕事での実感は薄いけれど。それとも長引く不況に皆、嫌気がさして自棄買物か?
救世軍の社会鍋で年の瀬をシミジミと感じる。

自分へのクリスマスプレゼントをSさんお勧め帯(@熊本)としようかと考え、お店に問い合わせもしたが、よーく考えたら(考えなくても)、今年はすでに自分へのご褒美を3回は実施している。これ以上はダメ!!!と自分に言い聞かせ…トホホ。

*************************

昨日の23日は窓ふきや庭の手入れ、少しだけ年賀状書きをした後、パーティーモード。またもや食べ過ぎで苦しい…。

*************************

一昨日の22日は急遽、名古屋日帰り。滞在時間2.5時間といういつも通りの情けないもの。でもって帰りの新幹線で会いたくない人と会ってしまう…。

2010.12.21 [火] おもろカワイイのです。このルーペ

このルーペ、90度以上に広げると自動的に電気がついて手元が明るいのです!90度以内だと電気なし。
夜、地図片手にお店探しの時や、劇場で館内暗くなった時にとっても便利!
でもって、かわいいデザインなのです。

2010.12.20 [月] ラガーマン反応

そうそ、ラガーマンてこういう人が多いわ!

「one for all all for one」「自己犠牲のスポーツ」
スポーツの精神性がギャグにまで影響を?! >陶子様

若かりし頃、ちょっち(笑)お付き合いしてた人が自虐ネタで、しょっちゅう自爆してましたよん。奴の友人もそういう人が多かったなあ・・・。
でもね、ALL JAPANに選ばれるような人たちは違うらしいですよん。←付き合っていた人の話。

2010.12.19 [日] ヘタレ週末

疲れがピークに達したのかベッドから動けない土曜日の朝。年老いた両親の方が元気に見える。

家の仕事をした後、招待券を持って“ゴッホ展”を見に行く。20日(月)までということで会期中最後の週末からか40分待ち。これだと点描の美しさを間近には見れないかも…と思ったが、本当に好きな数点はかなりの至近距離で見られた。凄い技術に裏付けられた美しさ。

ああ、この週末やるべきことが10%も終わってない…。

2010.12.14 [火] この雑誌でやっと年末気分

現在、創刊以来購入している雑誌といえば、和楽と七緒とこちらのプレシャス

七緒はきもの熱にかかる直前に創刊されたけど、なぜか気になり購入。着物新人にとってコンセプトがわかりやすかったのですね。今回は“たおやかなフーさん”の笑顔が一番!
和楽は趣味の和紙や仏像の特集から遡ってバッグナンバーを集めた時期があり読破。
双方ともコンセプトが明確に出ている号は、いまだにとってありますが、さらに絞り込まないと部屋の狭さからそろそろ限界ですね。

プレシャスのターゲットは30代後半から40代というけれど、正直、ここに出てくる商品(洋もの)は、家庭画報まではいかないがセレブすぎの感が強いのですね。しかし仕事でのプレゼン&戦闘服は、この雑誌のエキスがヒントになることが多いので購読継続中です。
このプレシャス、一時期(一年半ぐらい)着物ページがあり、傾向は和楽(同じ小学館)より少しだけ馴染みやすいスタイリングでした。けれどこの頃なくて寂しいと思っていたら、久しぶりに“千總”さんんとのコラボで素敵な葉書がおまけについていました。

やはりこういうものは、京の匂いでいい感じ・・・。

2010.12.11 [土] まだまだ・・・

年暮れても年明けても、10月ぐらいからのON&OFF双方の異常事態状況は続きそう…なんだかな…。

ということで、少しでもこまめにメンタルケアしないとマズイ自分になりそうなので、本日も半日、着物着てブラブラ。
まずはなか志まやさんが今回はかなり変わった展開になったという噂で、お邪魔する。
そこで仁平さんの九寸“ベネティアンレース”が多少のスレがある…ということで???!!!という価格で出ているのに出会ってしまう。中島さんは「正直、探してもスレはほとんど見つからないんですよ。それに帯として見えるところにはありません。でも仁平さんがそう言って、そういう値段つけてきているのを価格あげるわけにはいかないでしょ。」うーん、誠実な方です。
またそこへ華紋をなさる方がいらして(この方も仁平さんのお友達)いろいろと勉強になるお話を聞かせていただく。

その後、銀座に立ち寄り、仕事がらみの本を探した後、アンティークモールへ行って1点だけ目の保養をした後、お歳暮の手配。
今週も疲れてしまい、この後は美術館に行く予定をやめて帰宅。

*本日の着物覚書
・奥順さん 本結城 グレー無地
・勝山織物さん 洒落袋 「冬唐草」

「冬が来たなあ…」と感じさせるアイシーで大好きな組み合わせ。特に帯はモヤッとした地色がなんとも…。

2010.12.5 [日] 都内フラフラ・・・

昨日の4日(土)は気分転換というか、気分まぎらわすというか…。

まずは西新宿の文化学園服飾博物館へGO!日本の型染め何人かの方が書いていらしたけれど、これは良い!です。コンパクトだけど体系化されています。着物着ていくと割引ですしね、(最近こういうところがホント、増えましたね)お得感満載。

銀座へ移動。小島秀子染織展の最終日に飛び込む。この方の明るくカラッとした色使いは大好き!子供のような楽しい気分になります。
拝見していたら後ろから声をかけられ、締めていた藤井さんの帯を絶賛される。「一衣舎さんに出ていらっしゃる方ですよね。ブログで拝見しているけれど、どれも本当にきれいな更紗よね」と。真楽のメンバーさんでもある方のを褒められるのは倍、嬉しい。
私と同級生の彼女はお茶菓子のセンスも素敵。今回は「ドット」がテーマなので、お友達に丸い様々な一口菓子を焼いてもらい、また別のお友達にそれに合った器とお茶碗を焼いてもらったとか。く〜これが本当にセンス良いのです!
最終日で購入された作品を取りにいらっしゃる方も多く、あまりお話できなかったけどとても楽しいひと時を過ごす。

出てから軽くお茶をしてさて、国立新美術館へと思ったが、予測以上に疲れたようなのでムリをせず銀座をブラブラすることに。帰りがけに銀座三越で細かい買い物をし、自宅近くで簡単なアテで一献…とした。

*本日の着物覚書
・本結城紬 片身変わり 濃藍地に縞
・藤井礼子さん 手描き更紗九寸
私にしてはかなりめずらしく赤縮緬の帯揚げをコーデ。クリスマス月間の気分転換ですね。

2010.12.3 [金] 厄日

本日はプライベート面では以前よりわかっていた大厄日、凶日。ハア〜。

仕事ぐらいは安定して…と思っていたら、昨日午後、急に決まった大阪とんぼ返り出張。つまり早朝東京発で大阪に2時間弱で仕事をし、3時には東京で来客対応…というスケジュール。
ガックシしながら早朝に品川へ行ったら、雷雨で新幹線運転見合わせ。携帯で大阪とやりとりしながら、予約した新幹線よりも早い停車していた新幹線自由席に乗りこむ。30分後に動くが徐行運転。携帯メールでやりとりをして念のため、2時間顧客のところへ行くのをずらす。
新大阪で時間調整をしてから顧客のところへ。関西地方も徳島で竜巻注意報が出ていた変な天気だったようで、異常な強風!
なんとかグループ会社のミスを無し!にして帰京。
しかし当然、東京の来客対応は無理!メンバーに任せて5時過ぎに品川着。報告を電話で受けたら、うーん、やっぱり戻っていたかったなあ…。

さすがに疲れた…。

2010.11.27 [土] 疲れているけど、エイッと外出

月一の中谷比佐子先生の勉強会。来月は特別会なので、通常の勉強会は本日が最後。
今年は文様(有職)&模様(表現)&紋様(織物)だったが本当に面白かった。「なぜ?解き」大好き!な私からすれば至福の2時間半。来年はもっと基本的なことシリーズらしい。たとえば「足袋はなぜあの形?」など。

勉強会終了後は荒木節子展へ。何回か拝見してその大胆さと色の面白さに一目惚れしたが、個展に伺うのは初めて。
うーん、ステキで心がグラグラするけれど…帯だろうと、しばらくは我慢!。

*本日の着物覚書
・みさやま紬 薄辛子と灰色の段 
・藤山工房 吉野間道 辛子濃淡に紫・抹茶・白茶など
・洋服用の濃灰マント

2010.11.25 [木] 空から見たスカイツリー

昨日の24日、往復飛行機で日帰り仕事。
TAKE OFFの瞬間は何ものにも代え難く大好きなトキなのですが、昨日は羽田空港でのTAKE OFFでスカイツリーを発見!
そして大川の流れ、丹沢連邦&富士山の立体性と関東平野の大きさと…どんどん広角になっていく様子が美しい。
冬の晴れた朝はスカイジャーニーにとって至福の時。冬の朝だけは窓際を予約する。

2010.11.22 [月] 充実の一日

20日(土)
10時半品川発。むっちゃ混んだ新幹線&名古屋地下鉄。
ひつまぶしのI店前で待ち合わせ。T子様の自作友禅帯、ステキ!Mちゃんのチルボンの自作帯も。なんだかんだと言いながら、6人でかしましくいただく。昼のビールはグラス一杯でも効きますよん。

Bちゃんの作品展、10年間の重みをずっしりと感じる。どれも素敵!絶対に華紋を正式にお願いしようと心に決める。
また絵にかいたような美人三姉妹とお母様の愛情あふれる言葉とイントネーション「まあ、T子はBというのですか?」も素敵。

夜のお食事も美味しく(Sちゃん、毎度のナイスセレクション!)、Bちゃんご夫妻からのお気づかいの品にも感謝。
翌日も仕事があるため日帰り組だったけど、本当に充実の一日でした。それにしてもお腹も充実…ぽんぽこりんの食べ過ぎ。よって翌日は清貧なご飯。

*着物覚書
・貴久樹 ナチュラルタッサー 青灰色無地長着
・藤山千春さん 吉野間道(辛子濃淡地に紫・緑・白茶等)九寸(初下ろし)
・茶味墨色の角通し 長羽織 誕生日華紋(初下ろし)
・黒田商店 真綿入り濃灰地草履台にラフィアの鼻緒
・津田千枝子さん タッサー染めバッグ

2010.11.11 [木] そろそろ・・・

名古屋オフに何を着るか考えなくてはいけないのだけれど、あまりの連日の異常ぶりに考えが及ばないし、ひらめかない…。

でも時には良いことも少しある。8日月曜日に日帰りで大阪で仕事をしたら、その時に出会った三田に本社があるお客様から松茸!!!が“まるっ”と届く。あ〜シャーワセですう。

2010.11.6 [土] 塩野屋さんとKさんのコラボ帯

Sさん、奄美大島のインフォありがとうございます。そうですね、まずはやっぱり義援金ですよね。

*************************

4日&5日ととってもイヤなことがあり、落ち込みながら…本日土曜日も仕事。プロとは言えない人の仕事を見ていなければならず、またもやイヤな気持ちになる。

ということで、夜7時から家のそばのギャラリーで塩野屋さんの催事に参画。京都から2人の三味線をひく方がいらしてミニライブ。この企画の肝は三味線の弦が“日本の絹”であること。江州だるま糸を三味線弦にしているところが湖北に一軒だけあるらしい。
弾き手は「高い音がキレイにでる。」とおっしゃる。ただし大きな音が出にくいので、こじんまりしたところでの演奏に向くらしい。

美味しい食事(すべて有機もの)やワインと一時間の演奏で考えられないお値段。お礼に箸一本でもまとまるヘア二種と江戸前の着方(演者のお一人が浅草ファンとのことで)のコツをお伝えする。

さてさて、そこでKさんとのコラボ帯を発見!!深い茶で様々な糸(お召しなのに紬のような地の感じ)で織りあげた地に梅柄を染めだした帯。Kさんらしいポッテリしているけれどスッキリした味わい。素敵でしたよん!

束の間の楽しい時間でした。

2010.11.3 [水] お供

秋らしい陽ざしの一日。三島の佐野美術館に母のお供ででかける。
山口安次郎翁の強烈なファンであった母は、東京以外でもほとんどの作品展に出かけている。今回も放っておくと、不自由な体でも一人ででかけてしまいそうなので、今日の日を決めてお供した。

既知以外のかなりモダンな柄にも目を奪われたし、長絹の美しさにも溜息が出た。

一緒にまわっている何度も何度も見たはずである母。謡の先生であった祖母の写真を持ってきていて、今日は祖母と一緒に拝見している。そして改めて感嘆し喜んでいる。でもこの足腰の弱り方からするとこれが作品展を生で見るのは最後かもしれない。

帰りは素敵なお庭を拝見した後、三島の桜家(KKさん、教えてくださってありがとう)であっさりした鰻を食す。安政からって…ビックリ!。蓋をあけたらお米が見えないくらい鰻が敷き詰められたのには驚き。柔らかく甘みがあり、スッキリしたお味。鰻は白焼き!派の私でも大満足!ちょっと並んだけどこれだったら仕方ないなあ。ボリュウムも凄く夕食はまったく必要なかった…。

帰りに沼津の美味い寿司屋の三島店で父にお土産。

2010.10.30 [土] はぁ〜

疲れた…とは言いたくないなあ。
でも…鎌倉ツアーに有休をとっていくどころか、本日も休日出勤して先ほど21時半に帰宅。さらに来週土曜日も仕事予定。しかも振替休日はいったいいつとれるかわからない。
いやいやネガモードに入っちゃなりませんね。

仕事漬けの中、今週は一日だけ変わり種のことが。
28日(木)夜にMさん紹介で着物(専門職紙系)関係の取材。真楽の皆様の御出演は多いようで…。
話しているうちに「私って本当に背景や意味づけ分析がホント、好きなんだなあ…」と感じた。昔っから「用の美」をとことん検証したがる。(前にも書いたLVトランクの解体とか)
ま、私の話が取材者のお役にたてたかは限りなく疑問だが、仕事に関する取材(これも最近は仕事そのものより“仕事での私”的なことが多い)と比べ、すっごくラクな気持ちで話せたのが救いか?

*************************

奄美大島の泥が多くの箇所で使い物にならない状態になっているらしい。自分たちにできることはあります?どなたか知ってらっしゃったら教えてくださいませ。

2010.10.23 [土] 二週間ぶりの着物

ストールがないと、いつのまにやら襟足がスースーする時期になる。でも帰ってきて脱いだら襦袢がしっとりと汗ばんでたけれど…。

昨晩、疲れきって早く寝たせいか朝早く目が覚めるも、昨晩のうちに入っていた仕事の携帯メールに目を通し、落ち込みながら朝から洗濯機を回す。(私は筋金入りの二槽式ヘビーユーザー)

さんざん着るものに迷ったけど、疲れが抜けきれない身体と、この落ち込みを救うには…と選んだ着物が大正解。
長野県在住の横山俊一郎さん作のみさやま紬。ご自宅(昔の養蚕農家宅)の裏山の十町ほどにある樹木を、傷めないよう斧で切って染料になさっているとか。奥様と娘さんの三人だけで営んでらっしゃる。この優しい草木染めの色と柔らかい糸質で、蓼科の海抜1600m地点にある山の家周辺の樹木を深呼吸したような気持ちになり、歩いているのはコンクリートの街なのに、松本を歩いているような錯覚にとらわれる。初めての体験だなあ…こんなの。
その上に中野みどりさんのマングローブ染めのストール。色が着物と馴染んでちょっと嬉しい。

本日は中谷先生の月一講座。伺ってしばらく雑談をしながら他の方を待っていたらビックリ!な、なんと志村明さんが駒ヶ根から現れる!!!
糸作りの神様のような方だと何度も新聞や雑誌で拝見した。素朴な笑顔でいらして、なんか初恋(笑)のような胸のトキメキが終始、止まらない。
先月はお休みしてしまったが先月もいらしたそうな。実際に着物を着ている人たちの意見を聞きたいといらっしゃっているそうだ。なんて真面目な方でしょう!(実際、志村さんから、面白い観点の質問が皆にされる)
講座が終わった後、ドキドキしながらお話させていただく。ぜひ糸づくりを拝見したい!だ、だってあの勝山織物さんは志村先生の糸しか使わないらしい。といっても勝山さんが出資しているらしいけど。中谷先生が持ってらっしゃる塩漬け繭(700年前に一度絶えた方法らしい)の単なんて「羽衣というのはこういう軽さ&光沢だったに違いない」と思わせるもの。思わず「ツアーしましょうよ!」と中谷先生に叫ぶ。

今回は出席者も面白い方がいらして、仕事リタイア後、メキシコに渡られて着物を広めている女性も一週間の帰国の中、いらっしゃる。「高地なので袷だけで一年中OK」「赤・ピンク・紫系の着物以外は興味を持たれないのよ」なんて面白いなあ。

*本日の着物覚書
・みさやま紬 薄辛子色と砂色の段ぼかし 胴抜き仕立て(初下ろし)
・菱健さんの染九寸 コプト文様

2010.10.16 [土] ぼんやり・・・

異常すぎる4日間の仕事漬け疲れと究極の寝不足が抜けず、午前中は洗濯だけで畳にゴロン。お昼すぎにようやく用足しに新橋&銀座&新宿へ。という訳で週一の着物も着る気になれず。しかし今日は本当にどの街でも着物姿を拝見しました。いいなあ…。

予測では(長引かないことを祈る)あと一カ月は下腹に力を入れて乗り切らなければ…。

2010.10.11 [月] 三連休まとめ日記

11日(月)
ワインや食べ物を抱えて代々木公園へ。大きな木の日陰でお昼寝もしながらゴロゴロ。最高なお休みでしたよん。

さーて、明日から一カ月はスケジュール帳を見るのも嫌になる仕事漬けの日々。まともな時間に帰れる日は何日あるのか…。

10日(日)
久しぶりの横浜中華街の懐かしいお店でランチ。中華街は、すんごい人、人、人。ランチビールに酔った勢いで占いをしてもらう。「貴方は70歳まで働きます」だって。相方が笑うこと、笑うこと。え〜、いやだあ!とっとと着物で晴耕雨読の生活に入りたいよー。

元町をプラプラ。昔からある家具屋さんと生活雑貨屋さんのみに入る。うーん、今回はいいなあ、と思うものが結構あったけれど、よほどのことがない限りもう器は増やさないゾ。
その後、大桟橋そばのシルク美術館へ。閉館ギリギリに飛び込んでさあっと拝見。作品もさることながら、横浜開港時の生糸のお話に興味深々。

都内に戻り、狙っていたビストロで楽しむ。またもやその後はしご二軒。

*本日の着物覚書
・しょうざん生紬単 白グレー地細かい亀甲地に段ぼかしに薄藍を後染めしたもの
・生紬九寸 小学生が油絵で描いたような、へたうまコプト文様染め

本日は二人してクッション下駄でよく歩きまわった。着物でたくさん歩く日はこれに限る!

9日(土)
相方と浅草へ。手植えの足袋洗いブラシ購入後、鰻ランチへ。その後HPで見たアイヌ文様を活かした織の角帯を見にいったが、残念なことにまだ未入荷。

演芸ホールで少し落語を楽しんだ(残念だけど今三つ)後、伊勢丹の黒田商店さんへ。相方の皮クッション下駄を誂える。本人は歩き方を教えてもらい、すっかりその気に。これでガニ股が治るのか?

夜はお気に入りのそばやで季節のアテをいただきながら日本酒で。うーウマ過ぎて幸せ。その後、二軒はしご。

*本日の着物覚書
雨なので
・綿薩摩単 辛子色と薄紫の網代格子
・洛風林 辛子地色に花柄八寸 「イスタンブールの花」
・山本きもの工房作 藍色大島紬の雨コート(初下ろし)
イヤーなんと着やすいコートなんでしょ。大正解のデザインでした。

2010.10.2 [土] おかげ様で…

本日、家中の拭き掃除ができるまでに腰が回復してきました。
いやー、しかし今回は長かった。一昨日まで立ち上がる時に時間がかかった。発症から普通の動きまで10日間。昨日、ようやく寝起き以外には痛みを感じなくなったのですね。今までだと一週間だったのになあ。年ですね、確実に。
今年の夏は冷房がきつかったので危機感を感じて、ずうっとコルセットをしていたにもかかわらずのテイタラク。
しかし先週、着物外出をした時はラクだった。コルセットと帯はやはり違うのかな?

昨日、簡易なポリープ手術。明日までは声を出さない方がよいと…。これは違う意味で辛いですが、違う世界を楽しんで見るという経験もいいかな?

さて明日はピンクリボンシンポジウム。会社が関係しているのでお仕事です。昨晩、職場から見たピンク色の東京タワー、キレイでした。

皆様、検診は必ず受けましょうね!

2010.9.25 [土] なんとか回復に向かっております

思いもかけず多くの方々からお見舞いいただき、嬉しかった〜、ありがとうございます。
長いこと座るのはまだ困難で、立つ時が辛く時間がかかるけどそれ以外は大丈夫となりました。本当に御心配をおかけしました。

今日は午前中、どうしてもやらねばならないことがあり、お昼すぎに着物に着替える。本来は月一回の中谷先生のところだけれど、まだ2時間以上も座っているのは辛いので残念だけどお休み。

もとじさんでの吉田さん個展に伺う。うーん、確実に吉田織姫は進化!。御紹介した先生も昨日いらしたとか、良かった!
「初雪」…なんとさりげないのに細かい技法を多々、駆使して奥行きのある作品なのだろう。
そして未完の「モルダウ・バッハ」…お袖だけを拝見した瞬間に、雷に打たれたようになった。柔らかく温かな白になんともいえない緑。う〜う〜。500円玉貯金では何年もかかりすぎで我慢できない、でもせざるをえない(笑)。

吉田さんはなんとも柔らかい色を普通は考えにくい組み合わせで大人の優しさに仕上げ、しかし人としてのはにかみが少し入った感覚に仕上げるのが本当に上手だと思う。
技術があるからこその感性表現だと思うけど、本当に人としての可愛らしさがあまつところなく表現された作品群。
御本人はヘトヘトだと思う。束の間だと思うけど、たっぷり休んでね。

次には混雑している銀座三越の2階の呉服売り場へ。總屋さんが入っているあたりを見ていたら、Kさんと出会う。お茶をなさっているためか、色無地をご覧になっていた。しかしいつも優しい笑顔だなあ。

少し疲れてきたけど頑張って日本橋三越の工芸展へ。今年の染織部門では築城則子さんの新境地の小倉縞がピカ一と感じた。

帰りにもう一度銀座に寄ったら、お久しぶりのMさんに遭遇。お変わりなくお元気そう。

*本日の着物覚書
・しょうざん生紬単 白グレー地細かい亀甲地に段ぼかしに薄藍を後染めしたもの
・生紬九寸 小学生が油絵で描いたような、へたうまコプト文様染め(初下ろし)

2010.9.23 [木] よ・う・つ・う

21日午前中、会社のデスクで30分ほどたって立ち上がろうとして動けない。うう、フリーズ。今回は予兆がなかったゾ!激痛の中、最低限しなくてはならない仕事をしながら異様な歩き方ですごし、4時に早退してハリへ。「だから無理するなって言っているでしょ。もともと腰は障害者なんだから」という先生の言葉に言い返す気力もなし。激痛で一睡もできず。

翌日22日も休めないため、午前中またハリに立ち寄ってから出社。立っている&歩くのはいいが、座るのは激痛なので膝立ちでパソコン業務。周囲は笑うのを我慢している模様。だって仕方ないんだよ…。

本日23日は吉田さん個展に行こうとしていたが、落雷雨と腰痛のダブルでは行く気が失せた。ごめんなさい、吉田さん。終日、ベッドでうなりながら読書&昼寝。
今、ようやっと少し様子がよくなりつつあるので、こうして椅子に座ってみる。
さてさて明日は少しはよくなるのか?

2010.9.19 [日] 海とワイン

5月のGW以来の三崎口方面隠れ家カフェへ。まだまだ水温が高いせいか、甲羅干しありスキンダイビングあり、もちろん泳いでいる人も。近辺では透明度の高さで有名だが、今日は沖が少しうねっているとのことで、若干透明度は落ちているらしい。

それでも上がってきた人達から「やがらがたくさんだよ」(おー、採ってきてほしかった。これを使ったお吸い物は最高に品の良いお味)「ぼらの大群も」(どこにでも出る奴らだなあ…ごめんよ、ぼらちゃん)と報告あり。
「もぐらないの?」の声に、「うー、デッキでぐずぐずしたい〜」と毎度のお答え。
ビールと簡単なお食事、その後はワインに変えてあっちこっち歩き回りながらサンセットを迎える。

暮れてからは部屋の中で「たこ焼きしない?」というオーナーの声に盛り上がり、歌いながら食す。「ただで食べられると思っていたの?」ということで、通信カラオケなのに、イントロがスタートすると我先にとドラムやギターのおまけつき。(考えられないくらい多くの種類の楽器があるのです)
ドイツ生まれザルツブルグ育ちで逗子に住んでいる音楽家、現代アート作家&看護師さんの御夫婦、お茶の水で中華料理屋をやっている御夫婦、オーナーとアシスタントKちゃん(できないことはない脅威の女性)、私と8人で大笑い&突っ込みしながら遊ぶ。いつもほとんど初顔合わせなのにここまで盛り上がるのはオーナーとKちゃんのお人柄。

二組の御夫婦は近辺お泊り。ジャーマニーは自転車で逗子までお帰り。私はKちゃんに「家に泊ればいいのに…」の声に感謝しながら最終バスで。
しかしワインは何杯もいただいた(少なくとも5杯は飲んだ)のに、2杯分しかついてない。毎度のことだけどありがとう。でもねオーナー、こんなことばっかりしているとそのうち潰れるよ

2010.9.18 [土] 連休初日

でかけるギリギリまで綿麻にするか絹ものにするか迷っておりましたが、さほど湿度を感じなかったので気温は高いけれど絹ものに決定!そのかわり長襦袢は絹ものでなく海島綿で。

横浜のホテルラウンジで仕事友人と軽いランチ。あまりにも見た目が普段と違うらしく最初は面喰っていたけれど、話し始めて5分で「やっぱりいつもと同じだあ〜」と微妙に変わったイントネーションで。それってどういう意味?ま、でも「私も着れるようになりたいなあ…」にはシメシメ、よしよし。

その後、やんもっとさんのところへ雨コートの仮縫いへ。へー、あのクシュンとしていた大島がパリッと美しいシルエットで、柔らかめの藍色が美しく見える。紐留めつけもラブリーすぎないデザインだし、グルッとまわす紐も他のお仕立て所の4本(夏の縮の雨コートはコレ)と違い2本だが、面白い紐の付け方でキュッと裾つぼまりだし結ぶ手間が減りラクチン。丈も裄もOKだが、振りを半分閉じていただくことにする。これで強い雨も大丈夫。もちろんこれで懸案の裾切れも安心!出来上がりが楽しみだなあ。

都内に戻り、殻付きの大きいツブ貝で一献。

*本日の着物覚書
・小千谷の絹縮 単 「風趣の書」
・大城さんの花倉織 九寸
・象牙の三日月帯留

2010.9.11 [土] 本日も暑かったけど・・・

朝晩は過ごしやすくなりましたが日中はまだ日傘が手放せないですね。

11日(土)
たまった家事をしてからぼーっとしながらお出かけ。今日はあえて予定をつくらないことにした日。お祭り準備が進む近くの神社や明治神宮の木立と池で涼んでから骨董通りへ。
本当にこの道は時代とともに刻々と変わっていく。(当たり前か、私が初めてこの辺で夜遊びしたのは30年以上前)
古民芸もりたさんの手前にこの春できた白イ烏さんへ入ってみる。
京都市が出したお店なので“はんなり系”が多いと思いきや、着物はシック色系無地の現代もので帯で遊ぶという、私的にストライクゾーン。特に染め帯は塩瀬や縮緬の地だと手持ちに合いにくいので比較的敬遠してたけれど、上代紬地のものが多く色使いも構図も素敵なもの多数でした。
夕方、青山のバーで泡を楽しんだ後、自宅そばのいきつけで軽く季節の貝とナスの創作料理をいただく。
今週のストレスも少しおさまりました。

*本日の着物覚書
先週と同じ近江縮(これは少々地厚で助かる)の秋色綿麻&松煙染めの科布〜白露も過ぎたため単かと考えたけど、30℃以上ではやはり自然に沿った方がよいと感じてのチョイス。

10日(金)
久しぶりの仕事知人達からのお招きで、新丸ビル内のそばやで一献。50代でバリバリ働き続ける女性達の共通の問題意識で3時間強の盛り上がり。
いや〜しかし新丸ビル内に日本再生酒場があるとは知らなかった。ここだけ新宿の匂い。お上りさんでしたな。

2010.9.4 [土] 残暑厳しかったけど・・・

4日(土)
お昼の気温36度だけど負けずに着物を着る。といっても綿麻の近江縮だけど。色が9月にピッタリだと思う。麻の長襦袢にしようかと思ったけど、今夏、すっかりハマった麻半襟付きレースたっぷり筒袖とステテコ仕様にしてしまう。ラクチンなんだよね。

まずは世界の更紗展へ。こちらはそんなに広くないので数はないのですが、アジア・アフリカ・ヨーロッパそして日本の更紗が少しずつ。更紗好きとしては多少物足りないものの、比較できる面白さで満足。

新宿に出て新しいデジカメを物色。やっぱりシンプルなのが一番かな?

さらに楽譜探しに。ポリープとるまでは歌は御法度なのだが、治ったらねの楽譜選び。しかし、このおかげで10月の発表会はキャンセル。6月からレッスンしてたのに〜(泣)。

夕方になり母の代理用事。

*本日の着物覚書
・近江縮 苔色に所々、辛子色を織り込んである無地
・科布 松煙染め 唐草模様

3日(金)
仕事で外出し、そのまま渋谷経由でSちゃんと。本日も美味しかったあ!

2010.8.31 [火] あわわ・・・

二週間ほど日記を書かなかったら伝言をいただき、さらにさらに真楽ではバレないと思っていたことがバレバレで、伝言までいただき恐縮の至りです。(あ〜驚いた)

お盆明けから何か異常な忙しさに突入しだし、久しぶりの高松出張もありなどでバタバタでした。まだしばらくは続くのかな?

先週末は2週間ぶりの着物デー。
午後は中谷先生のところで竺仙社長の本年2回目セミナー。
前半は浴衣の話で歌舞伎柄と判じ物。後半は江戸小紋の話でホントに面白かった!!!
江戸小紋は、店には出せない?(というより私のような庶民には手が出ない)極限の極モノ(目の良い方でも肉眼ではほとんどムリだったみたい)を何点も見せていただき眼福でシャーワセ!でした。

その後、下町へ移動。
染色家Oさん達とそばやで一献。アテも美味しいし新そばもいけました。あっというまというのはこのことで、気付いたら4時間以上もおしゃべり。いや〜何とも楽しかったです。

本日の着物覚書
・小倉充子さん作 「女化粧」綿麻浴衣
・科布八寸無地

2010.8.16 [月] やっぱりオカシイって、自分。

あまりの猛暑の戻りに食欲も薄いため、取引先の誘いも断り、一品だけ軽くつくって本日の夕食にしようと思った。

みょうがと大葉ときゅうりと豚肉(冷しゃぶ)のサラダ。フードコーディネーターに教えていただいた簡単(手抜きともいう)なのにウマウマ。豚肉を大目にするとお惣菜にもなる。
で冷蔵庫をあさっていたら、はて最近見慣れぬものが…。

ンギャア…なんとアヒルストアのラスクの無残な骸が!!!
えっと最近行ったのは確か7月上旬ぐらいだから一カ月はたっている…。あのなんでも絶品アヒルストアのラスクをこんなにしてしまうなんて…。

暑さのせいにしてはいけません。すべては自分が怠惰なせい。でも…冷蔵庫の整理って夏はドアをあまり長く開けたくないため、何かを入れた折りに押し込んでしまったのね。でも、そもそもなぜラスクを冷蔵庫に入れるかなあ。きっと酔っぱらっていたんだ。

ああ、でもまたあそこのビオワインとパンとパテが食べたい。8月一カ月がお休みなんて悲しい。アヒルストアはいつも30分以上は入れないが、この暑さでも待つ価値ありだもんな。

早く九月になっておくれ…もう少し涼しくなっておくれ。←あくまで気温のせいにしているなさけなーい自分。

2010.8.15 [日] 夏休み三日目&最終日

15日(日)
本日で夏休みも終了。
構想していた短文を仕上げる。
その後、ネイルサロンへ。

14日(土)
家事の後バッグ直し&お手入れの良さげなところを発見したので、普通なら成仏だが、相方が気にいっているビジネスバッグを持っていく。
購入したブランド店では、到底相手にしてもらえない使いこんだ状態。「ここまで使われる方も珍しいかも」と言われるにふさわしい見積もりだったが、本当に本人が気に入っているので頼んだ。家まで取りにきてもらえるサービス区域だったけど、一度店を見て感覚的にどうか、を見極めたかった。バッグ直しとお手入れのお店を探すって以外に難儀ですよね。

その後、明治神宮を散歩。空気がひんやりして気持ちよい。青山のお気に入りのカフェでのどをうるおした後、
神田明神様まで移動。

江戸手妻を鑑賞。
江戸古民家で100年以上前からの奇術を拝見するのはオツなもの。
マジックと違うのは袴をはいて所作が日本舞踊。お囃子と合って美しい。「カラクリだけだと飽きられるのです。」というイケメン奇術師である藤山晃太郎。外人さんを入れて8人のためだけのショー。ぜいたく。

目の前で(アシスタントをした)米があられに変わる。大きなハリセンから巨大な本物の和傘が出てくるのが本当に不思議だった。
場に合わせていろいろ演目が変わるらしい。この楽しさは何回でも拝見する価値があるかも。

*本日の着物覚書
7月31日とまったく同じ。なまけものだな、自分。

2010.8.13 [金] 夏休み二日目

午前中、家事をし、お墓参り2ヶ所行ってから、有楽町でロードショー。ありがちなストーリーだけどそこそこ面白かった。
その後、銀座で遅いアフタヌーンティーをしていたらなぜか写真をとられる。WHY?ちなみに着物ではない。第一、一言断るべきよ。よくわからん!ま、帽子とサングラスだったから何かあってもいいけどね。

2010.8.12 [木] 夏休み一日目

名画座で二本立て。映像よりも映像になった音楽のチョイスと美しさにどっぷり。不覚にも涙する場面でないのに音が引き出す美しい想いにやられる。

帰りに本屋で立ち読み。
きもの美人になるヘアスタイル

自分でする方法が親切な解説としてあったが、自分でここまではさすがに難しい。しかし廣野朝美さんは婦人画報で時々拝見していたが、キリッ+たおやかさ双方が表現されているコーデと着こなしで素敵。

2010.8.11 [水] 夏休み

世間様も真楽の皆様も夏休みかと思いきや、今朝のラッシュはなんだったんだろう?会社への電話も予測の3倍。お盆休みは明日からが多いのかな?

私めといえば、ちょうど真楽に入って一ヵ月後に母が倒れてリハビリで家の中やほんの近所までは動けるものの、まだ脳にはいろいろ問題があるため、すぐに帰ってこれない海外は行けない。
国内はあまりに出張が多く、ほとんどの都市は何かしらの仕事を思い出す。山の家やうーんと遠いリゾート地に行くためにはお休みがもっと欲しい。

ということで今年も明日から日曜までの4日間という短いお休み(家のこともあるから実質3日間)は、また近辺をウロウロ。それでも予定では母が入院する予定だったのが延期となったので、少しホッとしている。

さて、どうしましょうか。少ない日程ながらも楽しまなくちゃね。

2010.8.8 [日] 今週末

7日(土)
BBSで『雨コートの裾切れはいかに?』という問い合わせをして数か月。夏コートではないのでしばし放っておいたけれど、仕立て期間を考えるとそろそろ…と横浜へ向かう。
持っていった着物は30年ほど前の明るい藍大島残糸無地。仕立てて着ないまま箪笥の肥やしになっていた母の長着。少し前に譲ってもらった。
これをつくった頃は子供にはお金がかからなくなった頃だけど、相続問題が勃発して大変だったろうなあ。そんなことを思わせる安価そうな大島。残糸だからゴツゴツしているけど、それはそれなりに味わいがある。
母は小柄なので心配だったが、なんとか寸法は大丈夫ということで一安心。
出来上がりが楽しみ…。

6日(金)
仕事もそこそこに仲間と新宿御苑へ。グループ会社社長のサックスを聴きに。
ジャズスポットJで7時15分からという早い時間からなため、3ステージで大満足。大盛況でプロも飛び入りして歌うなど楽しかった。しっかしあのピアノとドラムはあまりに凄いぞ!お二人ともメジャーデビューしただけある。イエ、Wさんのサックスはもちろん素晴らしかったけど。
まあ、忙しい社長業をしながらも年に数回、こんなことしちゃうのはホントに素晴らしいなあ。

*本日の着物覚書
・能登上布 黒地に白縞
・科布無地八寸
・複雑色柄とんぼ玉&三分紐
・麻薄水色帯揚げ
・科布台草履
・公長斉小菅の竹籠

2010.8.3 [火] カレースープ

昨日はココナッツ味。
本日は生唐辛子味。
本日は汗ダク…しかし激辛苦手な私もイケルお味!

2010.7.31 [土] ぼんやりしすぎ

今週の異常な仕事量&品質で頭がぼんやりしたままだったのか、ランチで入った店ではおろしたての手拭いを忘れ、着物用の眼鏡はどこで落としたかわからず、お茶しに入った店では日傘を忘れる。
あー自分がイヤになる。忘れた手拭いと日傘は取りに戻り無事だったが、一番高い着物用眼鏡が探し回っても出てこず、うわーん!
ま、ここまでぼんやりしていて事故に巻き込まれなかったのは、眼鏡が身代わりになってくれたのだと思いましょう。

本日はまず東大近辺で仕事知人とランチ。「なんか疲れているみたいね、いつものキレが少々弱い。」と言われる。この時点で気をつければよかった…。
次はトコトコ20分ほど歩いて芸大美術館へ。歩く途中の道は実に面白いなあ、もう一度お散歩したい。と暑い中キョロキョロした後、招待券でシャガール展へ。私はこの方のファン。二時間近くウロウロ。
上野から日本橋移動中、たくさんの浴衣姿。そっか、今日は隅田川花火。最近見たのはもう3年も前だなあと思い出す。今年も残念ながら3人ほど仏さんを発見!いろいろありますが、仏様だけは勘弁だな。

昨年いただいた“レナンシルクストール”を持って高島屋出店中のキイさんのところへ寄り、帯同いただきお隣の“アジア雑貨展”へ。織人シモンさんにストールを見ていただき、似たタイプを織ってもらってキイさんに日傘にしていただくこととする。
Mさんともバッタリお目にかかる。相変わらずエネルギッシュな行動派だなあ。

帰りの地下鉄でようやく手拭いをどこに置いてきたか思い当たり、取りに戻ってから帰る。しょうもない一日に食事をつくる力が湧いてこず、最寄りの和カウンターで少しのお酒と共に軽い食事。そこでの会話で思わぬ人同士のつながりがわかり少し気持ちがはなやぐ。

*本日の着物覚書
・高橋孝之作 薄紫墨流し 綿絽
・オフ白 紗三献上八寸
・薩摩切子帯どめ&薄水色二部紐
・麻薄紫帯揚げ
・イタヤカエデ籠
・山ぶどう下駄

このところ浴衣の時は襟付きのレース筒袖&麻裾除け。
これがメチャメチャ楽(袖が軽く)で涼しい。でもなあ、上布の時は通用しないんだろうなあ。

2010.7.25 [日] 食欲が落ちなければ大丈夫!

と信じてのりきろう、この夏を。

昨日の土曜日は仕事。仕事後の打ち上げ1次〜2次会。珍しくお付き合いしましたが、当たり前のことながら若さにはかないません。翌日にならないうちに帰ったものの疲れた〜。

昨日&今日と次々に届いた夕張メロンと茅野の桃。茅野の桃?と思ったが、いやあ甘くってお・い・し・い!しゃあわせ〜。

2010.7.20 [火] 

因果応報&自業自得

大事な人の信頼を少しでも裏切ることをするとどうなるのか…忙しさにかまけて、するべき礼と連絡をしかるべきタイミングでしないとどうなるのか、痛いほど思い知った。

年を重ねても情けない奴…です。
二度としない、と心から反省。

2010.7.19 [月] 遊びまくった3日間

遊びまくり、真楽チェックしなかった3日間でした。
両親を今回は兄弟が見てくれるということで…。

葉山のゆるゆる…サンセットがキレイだろうなあ…と想像しながら都内で飲んだくれておりました。改めて八周年おめでとうございます!

19日(月)
今日は洋服で。東京ミッドタウンでの〜んびり。3階のインテリアや雑貨フロアを楽しんだ後、乃木坂方面に戻って河岸直送ランチ。
ミッドタウン内のBARでハイボールを飲んだ後、awaiさんに寄って相方の着物心をくすぐった後(Kさんの麻着物姿に相方は「かっこいいなあ」)、ミッドタウン前の池や公園を散策し、食品のお買いものをしようと建物に戻ろうとしたら、向こうから浴衣美人が…Mさんでした。

あ〜、本当によく遊んだ3日間でした。さーてまた仕事、頑張りますか。

18日(日)
昨日、炎天下を歩き回り、かつ日本酒を飲みすぎたせいか、ちょいと不調。少しゆっくり動くことにする。

浅草観音様にお参りした後、向島百花園へ。こじんまりとして、なごやかないいところだなあ。スケッチしている方が大勢。

浅草橋に移動。ルーサイトギャラリーの『川開き』。夜のコースは満席なので15時からのコース。大川(隅田川)の風が本当に気持ち良い。コースは噂どおりお腹一杯!そしてここの若い人たちの働き方は素晴らしい!

押上に移動。御夫妻と四人デート。この街にこんな店ができたか!と驚くようなワインの宝庫!泡&白&赤、すべて堪能させていただきました!私たちはおなか一杯
ですみませぬ。お料理の量を合わせていただいたのね。

17日(土)
お昼は清澄でビールと“深川めし”のご飯。このボリュウムがすごかったけど完食。でもこの炎天下動くためには腹ごしらえが大事、と自分に言い聞かせる(笑)。

相方が庭好きということで清澄庭園を散策。暑いせいかかなり空いていたけれど、風が強く気持ちい〜。

お次は浴衣を着て谷根千を歩きたい、という相方のかねての希望をかなえる。途中ビールを飲んで一休み。

さらに不忍ノ池の蓮を眺めながら岩崎記念館へ。ここは本当に天井が高くって気持ちいいなあ。

最後は地元の名店と化してきた感のあるそばやで一献。“アテ”がどれも見事だったなあ。これでこの値段?感激!雑誌にのらないで欲しいなあ。
その後、移動してハイボールで仕上げ。

*17日&18日の着物覚書(相方が写真をとりましたが、すべて顔付きでのせられませね…すみませぬ)
・小倉充子さんの綿麻浴衣“女化粧”(初下ろし)
・羅の八寸帯(辛子&白&藍で幾何学模様)
・辛子と白の帯締
・薄紫の麻帯揚
・畳下駄
・イタヤカエデの籠

番外:相方の浴衣は小倉充子さんの“ざるそば”
どこでもえらくモテておりました(笑)。

2010.7.13 [火] すこーし寂しい・・・

明日の関西行き。夜、皆様お忙しいのか誰も反応していただけないので帰ってきてしまうことにしました。ま、翌日も仕事が詰まっているので、それはそれでいいっかな。

昨日は相方が一泊仕事で東京に。夜の呑みで今年初物の鮎!川魚ってとれたところでそれぞれ味が違うという趣あふれるものですよね。
今回は和歌山産でかなり大ぶり。ということは大雑把な味かと思いきやそれが違う!。二人で競うように一匹を取り合ったが、大好物のワタ部分だけは譲ってもらった(笑)
いつものことながらなーんて色気のない状況なのか(笑)

深夜、こゆきさんのHPを拝見して・・・麩カツって食べてみたーい!!!どんな味わいなんだ?想像欠如、食気倍増。

2010.7.10 [土] Bさんのショートヘア拝見したい!

お元気で何よりです…ちょっとホッ。“派手に還暦祝いするゾ!”の約束がありますからね。

来週14日(水)は神戸で講演。なんとかその日の晩は空きそうなのですが、関西方面で遊んでいただける方はいませんか〜。

今日は家中、大掃除。あ〜スッキリした!梅雨でベタついていましたからね。掃除後、自分への御褒美にハイボール2杯。
明日は声楽レッスン!今回もやんわりとお叱りを受ける感じ。そろそろ本腰を入れて暗譜をしないとマジ、やばいっす!

2010.7.7 [水] ウキウキした小暑

オフィスが入っているビルの共通カフェに3日前から大きな竹笹が飾られ、誰でも願い事が書けるようになっていた。しかしカフェ側のサービスマインドに反して本日まで異様に少ない。なんか寂しいよね…。
こう雨続きだとやっぱり旧暦の方がピンとくる人が多いのかな?
私のところのメンバーはイニシャルで『○キロ痩せますように』と書いたらしいが、職場メンバーの「仕事にもっと没頭すれば痩せる!」との突っ込みに撃沈したそうな(笑)

さて本日は朝から眼が痛く気分がめいっていたが、お昼休みに携帯にかかってきた小倉充子さんからの電話「できましたよ!」で一気に気分は快晴!

午後、霞が関に出かけて仕事を終えた後、神保町へ取りに伺う。
店番をされていた小倉さんのお母様の「まあ、皆さんにこんな散財をさせて申し訳ありませんねえ」という言葉から察するお母さんの気持ちと語り口に、どこの母親も同じなんだな…とおかしくなった。
うちの母もすでに身体は不自由で、私は“良い年を通り過ぎ”、同級生はおばあちゃんになった人も多いのにまったく同じ。いつまでたっても私は10代の娘扱い。ま、そんなものかもしれませんね。

それにしても…なんでこんなにウキウキするんでしょ。もっと散財したものでもこんな気持ちになったことはなかったように思う。証拠に今まであまり購入を日記に書いていない。
やっぱり小倉さんワールドに惚れきったせいか。うーん、小倉さんを知ることができた真楽にも改めて感謝。今までの購入は、ここまで高揚しなかった。店の前の“専大前”の交差点を雨にも関わらず小さくスキップしたくらい。
昨年は相方が。今年は私が“おみっちゃんの世界”。(ええい、馴れ馴れしい!)

家ではおってみた。瞬間、お江戸にタイムスリップしてしまった。これはお江戸でしか着ない。

2010.7.3 [土] アレコレあった土曜日

今年はいつまでも梔子が咲いています。
なぜかうちの近所は紫陽花よりも梔子が多く、近辺中が凄い香りです。
でもこれ切花にするとあっというまに枯れるのね。ま、お正月にきんとん作る時には必需品ですが。

*************************

会社の後輩達の様々なお誘いへのノリが悪かったこの一年。本日は久しぶりに『半年に一度のお洒落しての豪華ランチ』。銀座での超久しぶりのコースステーキ。3時間食べて喋って笑って仕事の話なし!がこの半年一度のいいところ。いやあ、美味かったなあ。器もこの店らしい洋と和をコーディネートさせた美しさ。

しかし後輩の一人はチャイナドレス風(この人はアオザイやチャイナが似合う)。一人はシャネルスーツ風。一人はロサンゼルス風シックカジュアル。一人は黒のシックなドレス。私は上布。どういう組み合わせだ???(笑)
食事後、ほとんど飲んでないのにまたもや大合唱。「姐さん、ありがとうございました!」と銀座5丁目の交差点。さらに「じゃ」と踵をかえした私の後姿への「ヒューヒュー」という口笛(これをするのはチャイナドレス)に、周囲の好機の眼が恥ずかしくもうこの蒸し暑い中、小走りになりましたよ…ったく(苦笑)。

その後、awai&HIGASHIYA@POLAに寄りくにえさんと会い、Kさんを通して知らないお二人連れに声をかけられる。さらに新装なった灯屋さんに寄ってから表参道のキイさんのところへ。
洋服姿のFさんやそのお友達ともお話する。そしてキイさんいわく「これ、ホント面倒くさいのよ。Aさん(お店名です)にもつくってと言われているんだけど納めてないの」と悪戯ぽく笑って言っていらした扇子に一目惚れ!

*本日の着物覚書(ありゃ、また写真忘れ)
・能登上布 墨色地に白縞
・科布松煙染め(唐草模様)八寸
・オフ白三分紐&複雑色柄のトンボ玉
・麻薄バープル帯揚げ
・科布台草履
・よしのバッグ

2010.7.1 [木] 皆、熱い導火線を待っていたんだ!

新しい月を迎えた。

今年も後半に入り、新しい一歩を踏み出す時でもある。
一寸先が暗いかもしれない・・・と予測しながら、それでもそれを防御するアクション計画をたてる。けれど、いざ動かなければまさに絵に描いたモチ。何かを信じて足を一歩出さなくてはならない。

経済の中に身をおいていると不透明との闘いに疲れる時がある。政治の甘い百言を信じられないことも多い。

でもTVをつけると、そこにチームを信じ自分を鼓舞し闘う人達がいて、目が釘付けになる。
評論はいろいろあるだろう。でも自分を信じ、チームを信じて精一杯の力を出そうとする姿に人の心は激しく動く。

いいものを見つけた。 オシムの伝言

2010.6.28 [月] “おしゃべりなグレー”

本日本当のバースデー、八周年おめでとうございます!
ここまで続けてくださったことに心から感謝!そしてまだまだこれからも末長ーく、よろしくお願いします。

今日は昼過ぎから銀座で仕事。そこでプロとしてちょっと情けないなあ…という人に会ってしまい、気晴らししたかったのと、予定より早く終了したため寄ってまいりました、こちらへ。
黒田妙美展  みにさんお勧めの作家さんですね。

会えてよかった!黒田さんに。楚々とした中に実に深いものをお持ちなのに実に自然な振る舞いと説明される姿。
紬糸と生糸のなんともいえない“臭木で3回染めたブルー仮絵羽”をはおらせていただいた(私はこの色だとパアッと顔色がよくなった…き、危険すぎる)り、糸の話で盛り上がってしまいました。
そして草木の様々な話から、何色が好きか…の話で「草木染めのグレーほどおしゃべりな色はないと思っているので大好き」と私が言ったら大変興味を持っていただき、隠していらした(笑)仮絵羽まで見せていただいちゃいました。

で、いつも『ずうっと見ていたい…』と思いながらも、かなえにくい願いをかなえられるギャラリーバー。ハイボールをカウンターでいただきながら2時間はおりました。なんてシ・ア・ワ・セ!な時間…。
本日から3週間の会期。また寄ってしまいそうだなあ。

2010.6.26 [土] 八周年オフ

まずはキイさん&石さん、おめでとうございます!!!
世界デビュー!!!オフの会場でSちゃんのiPadで拝見しました。なーんかすごーく嬉しかったです!

『八』のお題を出した張本人としては、少し気合いを入れようと、風水の八玉と皆さんのハンドルネームを書いたものを持って、朝八時に近所の八幡様に持っていき拝む。

んなことをやっていたら会場には少し遅刻。慌ててヘタクソな工作の“朝顔席次”を置いてお出迎え。
まあ、誰一人として『八』について重ならなかったのが不思議。真楽の多彩性をここでも発揮した感じでしたね。
大笑いして飲んで食べて、幹事なのに思いっきり楽しんでしまいました。ワイン&フードコーディネートのSさん、受付&会計Nさん、ありがとうございました。

*本日の着物覚書
・能登上布 墨色地に白縞
・飯島桃子さん作 麻白地に蓮の花を大きく藍染めし、輪郭と葉脈に相良刺繍したもの(初下ろし)
・五嶋レース紐 白&ブルー
・麻ブルー帯揚げ
・科布台草履
・よしずのバッグ

2010.6.22 [火] ムシムシ・・・

あまりムシムシする(環境のせいにしてはいけません)ので、つい、あることから職場で(あくまでカフェでのランチ中ですが)
「ったくどこにめえをつけてんだよ、このすっとこどっこい!」と言ってしまいました。あくまでつぶやくように言ったつもりなんですが・・・

ところが周囲のメンバーにきちんと聞こえたらしく・・・大爆笑。(ショボン・・・)
『出た〜!』と言ってお腹をよじる人、『が、外見と違いすぎるう〜』と指差して笑う人、『コワイヨ〜』と脅えたフリをする奴(もとい、人)

「まあ、私としたことが・・・」と繕ってももう遅い・・・と気付いた私は、話を変えるのに必死となりました。(全然、努力は報われませんでしたが)

ええ、ええ、大丈夫です。決して土曜日のイタリアンの会場ではそんなことは申しませんから・・・。皆様、ご安心を(笑)。

ところで「すっとこどっこい」の“すっとこ”は【裸男】からきた言葉・・・ってご存知でしたか?

2010.6.19 [土] ドキドキ・・・

心臓に悪いのでオランダ戦、TVでなくRADIOで応援中。

今日も蒸し暑かった…。
こういう日こそダラダラしてはいけないと、お昼には国立新美術館のオルセー展へ。イヤー混んでいました。見終わった時には入場制限が始まってました。混んでいることを予想し、ロッカーに手荷物を入れてお財布と手拭いだけと身軽になって拝見。

モネの『睡蓮の池、緑のハーモニー』とゴッホの『星降る夜』の前ではそれぞれ20分近くいただろうか?30代半ばに仏オルセーに一日がかりで行ったことを思い出した。
あの頃と今では年齢だけでなく、気持ちも違っている。生きていく知恵は少しは増えたのかもしれないけれど、少し恐がりになっているかもしれない。体力は難しいかもしれないが姿勢はもっとガムシャラさを取り戻してもいいのかもしれない…と絵を拝見しながら感じていた。
絵も音楽も本も私にとっては自分との対話。役割に徹する仕事から解き放たれる大事な時間。

さてお次はAWAIさんへ。5月のGW明け以来だが、いただいたDMの催事案内に“カレンブロッソの台に博多織の鼻緒”とあり、最近の困りごとを解決すべく立ち寄る。
雨が降りそうだけど今は晴れている(又は逆)という時に妥当な履物がない。下駄で爪皮を持つか、ドーム型の草履だと迷うことが多い。お直しはできないけれどカレンブロッソはそれには妥当な履物かも…。
お店は賑わっており、途中からKさんにお見立てしていただき無事に決まる。Kさんと鼻緒コーデの趣味が似ていて接客が変わってからは早い決まり方(笑)。
でKさん、26日お待ちしていますよ〜ん!(笑)

さすがに暑く疲れてきたのでミッドタウン内の好きなBARへ。ハイボール&レバーペーストで一息。

*本日の着物覚書
長襦袢、履物とBAG以外は先週と同じ。Bさんごめんなさい。写真とるの忘れた…。習慣にしないとこりゃダメかな。
暑いので長襦袢は麻。長着が柔らかめの絹縮みなので長襦袢の張りと中和して丁度よい感じ。

2010.6.14 [月] 先週末

13日(日)
義妹がやってきてくれて老親の相手を数時間してくれている間に、カラオケBOXへ行ってアリアの一人レッスン。全身が凝っていると声も出ずらいと前言われたので、ストレッチをしてからと狭いBOXの中で頑張る。
でもこれって精算時になんか恥ずかしい…。

12日(土)
朝からグングン気温が上昇。日中は28度予想。でも負けずに午後から着物着るぞ!それもルーサイドギャラリーのあの空間にできるだけふさわしいように。小倉充子 夏きもの展

小倉さんはあまりにも「あちらの世界にトリップ」したのか雰囲気が変っていた。なにか…女っぽさが増していた。
そして予感どおり小倉ワールド新作に一目惚れ!進化してらっしゃいましたね、確実に。『そうそ、クー、この色出しだよ。この道具の配置だよ。あったあった、祖母の家に。本棚に。』と心の中で叫びまくった。
あまり勧めない小倉さんがめずらしく「二枚とも連れて帰って欲しいなあ」とおっしゃっておりました。(それは無理だけど…)

その後、伊勢丹に寄り食品を買い込んだ後、燻製好き同士で地元の『燻製屋』さんで一杯(いや、もっと…)。自店でなんでも(肉・ソーセージ・チーズ系はもちろん魚や野菜も)燻製にしてしまう美味しさ。スモーク好きにはこたえられません。最後のカレーも美味かった!

*この日の着物覚書
・小千谷の絹縮み長着 「風趣の書」薄い白灰地に墨色の雨縞&と幾何学模様の織り(初下ろし)
・花倉織九寸 茶味がかった灰色無地
・象牙の牡丹帯留&ブルーグレー三分紐
・氷色絽縮緬帯揚げ
・単用変り織のアイボリー半襟と海島綿長襦袢
・籐網代織の草履
・公長斎小菅の籠
・キイさん日傘

この日はビックリするくらい多くの方に声をかけられた。特に浅草橋の駅からギャラリーまでの間は距離と時間から考えると驚き。

11日(金)
3つめのわらじとなりそうな仕事。グループ会社社員へのキャリア活性化ファシリテーター。少々疲れたけど、逆に元気をもらったのも事実。それよりギャラリーの多さに疲れた。

20時過ぎ、会場を飛び出して次の会場へ。今週いっぱいで退職する役員の送別会へ。
ともすると客観性のみ求められ情緒性は否定される業界特性の中で稀有な存在だった人。“人たらし”と私は心の中で呼んでいた。最後の最後に私をハグしてその力量?を彼は発揮したのでした。

2010.6.8 [火] よかった!!!

ぼたんさん、ホントにホントによかった…嬉しいよ〜。

2010.6.6 [日] 東西文化融合プロジェクト

しょうちゃんが書いていらした舞台。発売日に購入して楽しみにしていたものに行ってきた。狂言と二期会の
ロミオとジュリエット
最後をどうまとめるのか…という興味も「なるほど…」と納得し衣装も興味深かったが、個人的にはメゾソプラノ北澤幸さんのファンなので彼女の艶やかなアリアが嬉しかった。

着ていくものに迷ったが、『夕方には雷雨』という予報を信じ雨支度仕様に切り替える。
本来、こういうことでもなければ柔らかモノを着ないので、珍しく早々と仕付け糸をとっておいたのに箪笥へ逆戻り。代わりに比較的雨に強い生紬を取り出し、開き直って(笑)“自分流文化融合”の帯にする。
ご丁寧に雨草履を履き、雨用バッグに夏用雨コートまで入れた。にもかかわらず雨にはまったく遭遇せず、ガックシ!

ま、それでも終了後、Sさん&Kさんと銀座で早めのお夕飯となって楽しいひとときを過ごした。(私にしては食べ過ぎ&飲みすぎたかも…)

*本日の着物覚書
・しょうざん生紬単 灰色亀甲地に藍の段ぼかしが入ったもの(初下ろし)
・オフホワイト地に渋金&銀でマンハッタンのビル群を描いていただいた生紬九寸
・薄黄色に銀の入ったトンボ玉にブルーグレーの三分紐
・明るい灰色絽縮緬地に渦巻き柄の帯揚げ

2010.6.1 [火] うーん、うーん

明るい悩みです。(ま、着る物なんで)

今週末、「ちょい着」でも「大よそゆき」でもない「よそゆき」着物が妥当と思われる施設の公演にでかけます。
さて六月第一週。柔らかものの単長着とすることは、ほぼ決まり(ていうか単柔らかものは一枚しかない〜笑)ました。さてここから…。

1つめの悩み〜季節
中旬以降だと夏帯で良いのでしょうが、初旬なので袷もしくは単用な帯でよいと思ってました。しかしこれが着物識者によって違うのですね。絽縮緬や絽綴れを初旬から…という方もいらして極めて難しい。
その日の気温で決めるしかないのだろうなあ…。ちなみに気温予報は25度。湿度感・体感も加味しなければね。

2つめの悩み〜格というか全体のコーデ感
日本伝統と欧米伝統の掛け合わせ催し。施設は日本伝統、演目は欧米。チケット発売日に購入して楽しみにしてはいたものの、着るものはどうまとめるか迷っています。

さて1つめと2つめを合わせて考えると、日本伝統的にまとめるのであれば袷帯も夏帯もなんとか準備できます。
しかし、欧米演目を若干意識した現代風コーデは袷帯はできても夏帯ではできない!ちょい着用ならできるけど「よそゆき以上で夏用今風コーデ帯」は持ってないのです。(悲)
ま、ちょい着用帯を小物で格上げする方法もあるのでしょうが、ちょいと地味かなあ。日本伝統的に行くべきかなあ。

あっ、ちなみに本当は袋帯なのかもしれませんが、「大よそゆき」でない限り、「よそゆき」でも単〜薄物時期は名古屋にしちゃおうと考えてます。だいじょぶだよね(と、自分に言い聞かせております)

さーて、どうしましょうか…。
どなたかアドバイスくださーい。

2010.5.29 [土] 才能と努力の人々

29日(土)
昨晩、興奮しすぎてあまり眠れずかなりの朝寝坊。
午後のそのそと小雨の中、鶴川の可喜庵(茅葺の古民家)に中野みどり展を見に伺う。
素敵な草木染め。味わい深い織り方。いろいろなお話を伺って幸せな気持ちになる。かなり懐は厳しかったのだけれど7年ぶりの個展と伺い、頑張ってショールをつれて帰ることに。深い色です…。
その他、陶器や漆、皮バッグの作家さんものもあり豊かな空間であった。

銀座に移動。仕事の知り合いの紹介で「山下道幸展」に伺う。なんともいえない青と黄色のバリエーション。色にあふれているのにシックでモダン。
本業を聞いてビックリ!素敵でした。

*本日の着物覚書
・本結城縮 グリーン&クリーム細縞
・生紬 オフ白地に鉄線の花をかなりデフォルメした手書き染め(紫・辛子・鮮やかな緑)
・薄水地に絞り帯揚げ
・さくらさん組みの帯締め
・コート・草履・バッグは雨用

28日(金)
仕事もそこそこに渋谷BunkamuraにDREAM GIRLSを見に行く。

ホンットに凄い!凄いなんてもんじゃない。一幕のラストでもスタンディングした人多し。そうじゃないたとえば隣のガールズペアも「放心しちゃった。この鳥肌見て!」と見せあっている。
06年の映画版のエフィ役のジェニファー・ハドソンも素晴らしかったけど、(81年初演の伝説のジェニファー・ホリディは知らないが)今回のモヤ・アンジェラも素晴らしいド迫力の歌唱力!オペラのアリアにもひけをまったくとらない。スピリッツがたっぷり入った技巧だと思う。
2幕が終わった瞬間、一階席はほぼ全員スタンディングして拍手の嵐!!!

“ワン ナイト オンリー”を今度のレッスンで「歌いたい」って言ったら先生はぶっとぶかな?
先週、「貴方にはイタリアの歌が合う」と言ってくださっているが、「調子にのりすぎ!」って叱られるかな?

2010.5.25 [火] 遅い昼休みに新聞チェックして想う

仕事の緊張感は時として良いけれど、国同士の緊張感は個人レベルでは手も足も出ないので空しさを感じる。

宮崎問題は寄付ぐらいしかできない自分の限界性に、やりきれなさを思う。

基地問題は国交課題と当事者生活(これも同じ地元でも軍を商売相手にしている方は違う認識でしょう)課題のGAPにいかんともしがたい思いにおそわれる。

いかんいかん、こんなネタ。ここは着物のコミュニティ。

でもね、新聞読んで感じる。
こんなに問題課題山積みの今でもまだ“知ることができる”ことは幸せだということを。
知ることができるからこそ「この情報は操作されてない?」と疑うこともできる。
それさえも感じられないように、統制されてしまう国がこの21世紀になっても多すぎる。

情報操作されないことって大事。

普段の生活もそう。
たとえば創り手の顔や考え、モノの動きや運び手がわかるトレーサビリティーという仕組み。
事実のみが私達にわかり、判定は個人に任される。

もっと原点に帰れば創り手と買い手が直接、話せること。創るために話し合い、必要以上の介在者がいないこと。
もっともこれは買い手の知識がないとダメだけど。

着物生活の豊かさや和やかさって、そんなところにもあるのかもしれないな、なんて理屈っぽく思ったひととき…でした。

2010.5.22 [土] 今週

まずは良かった、ほっと一安心の西方面。

*************************

今週の木曜日は大学病院で、昨年12月に行った健康診断にてひっかかった再検査2か所。といっても5時間半待ちで簡易な検査のみ。ヘビィな検査は予約入れて来月だって。ハァ〜。午前中のみの予定が一日つぶれる。なぜこんなに患者さんが多いのだろうかという考えても仕方のないことを思う。

昨日の金曜日は仕事飲み…ホステス状態でした。

で気分を変えて本日はYさんと中谷先生のところへ。
今日は竺仙の小川社長が講師。時節柄、浴衣のお勉強…いやあ本には書いてないことだらけ。当たり前だけどやっぱりプロの話は凄い!で、昭和初めの文久小紋の型紙を見せていただき大興奮!凄いよぅ!!!
その後はYさんと別れ、日本橋三越で日本伝統工芸展へ。
大好きな村上良子さんのなんともいえないブルーの紬絵羽の前でたたずむ。

*本日の着物覚書
・本結城縮 薄クリームと薄グリーンの細縞
・ラオスシルク 濃グリーンと薄ブルーの絣 九寸
・ベトナム作家の貝帯留(初下ろし)&三分紐
・薄ブルー地に飛びブルー絞りの帯揚
・公長斉小菅の籠
・網代台の草履

2010.5.16 [日] 週末

16日(日)
家事をした後、差し入れをもってお三社様へ。
人混みを避けなんとか裏道を通って目的地へ。しばらく裏方を手伝ったが、クライマックス前に体メンテナンス時間が迫り、非難ごうごう(笑)の中を帰る。ま、ここ数年のパターンですが。

15日(土)
疲れが抜けないまま葉山へ。
ちょうどよい時間に湘南新宿ラインがなく、横須賀線でと思ったら、なんとポイント故障で25分遅れで到着。
KKさんCさんと駅からKURAさんハウスへ。
イヤー、お話には聞いておりましたがなーんて素敵なの!高い天井、戸襖や欄間の時を経た美しさ、どっしりした床柱や梁、それらと差し込む光が交錯してかもしだす陰翳。KURAさんとよっちゃん作品がなんともしっくりとその空気を吸い込んでさらにオーラを増す。
気持ちが落ち着きます。ずうっといたかった…。そして美味しいお茶とお菓子を御馳走様でした。みきお君にまた会いに行きたい!
アート市は今年も盛会。楽しいひとときとengawaでの美味しく愉快なお食事タイム。
なにもちくちくできない私だけれど、今年も本当に楽しませていただきました。

*本日の着物覚書
・木綿琉球絣長着 ブルーグレー地に藍・白・黄色の絣
・ひげ紬九寸(というより網紬、魚網を織りこんだもの)アイボリー地。三浦清商店で染めていただいたもの。(初下ろし)
・薩摩切子帯留&薄ブルー二分紐
・アイボリー地帯揚
・畳下駄、古更紗鼻緒
・山ぶどう籠
・館山唐桟 両面使いストール (初下ろし)

14日(金)午後
330人を前にパネリストをつとめる。なんか妙に疲れた。マアマア評判はよかったらしい。そのあとの食事会は偉い人ばかりに囲まれて聞き役に徹し、異常に疲れた…。

2010.5.8 [土] 新緑が目に染みます

ぼたんさん HAPPY BIRTHDAY!!!
お花とともに帰宅の熊さんっていいなあ…羨まし(微笑)

さて悲しいことに今頃、気付いた。“日本の夏じたく”に伺えない、どうやりくりしても。22日の土曜日に伺えると思っていたら22日&23日の土日は先約があった。21日の金曜日はどうしても仕事を休めない…愕然!
キイさん、ごめんなさい!残念無念です。

本日は銀座に所用。早く終わったらBBSの展示会お知らせに書いた「中野みどりさん」をのぞこうと思っていたら、時間的に無理。残念!29日の鶴川でリベンジです。

その後、六本木に移動。森美術館の招待券をいただいたので、再度「ボストン美術館展」へ。モネの「ジヴェルニー近郊のセーヌ川の朝」にもう一度会いたかったので嬉しいタダ券。

帰りにきのぴーさんに教えていただいた東京ミッドタウン KAYANOYAさんに寄り、焼きアゴ入りだしとバウムクーヘンを購入。お菓子は母の日プレゼントにする。
帰宅後、さっそくだしを冷や奴にかけてみる。うーん、噂どおりです。
「福岡県から絶対出ない」と言い続けた経営者を5年かけて口説き落としたディベロッパーに感謝!

*本日の着物覚書
・本結城縮 薄クリームと薄若葉色の細縞の単
・洛風林 薄辛子色地に多色の大唐花「イスタンブールの花」八寸
・さくらさん作 抹茶系帯締
・白地に飛び黄色絞り帯揚げ
・薄黄色エナメル台に草色系間道帯地の鼻緒
・公長斉小菅の籠

立夏(今年は5月5日でしたね)をすぎればもう単の出番。本塩沢と今日の着物と迷ったが、圧倒的な軽さで本結城が勝ち。
単は木綿でもう着慣れていたし、紬系は3月中旬から胴抜きだったけど、やはり軽快な着心地に心が躍る。

2010.5.4 [火] もうすぐギネス達成!

2010年5月4日朝9時からおそらく深夜1時ぐらいまで
横山幸雄さん、ショパンを一日で166曲、暗譜で弾く

今、144曲まできました。すぐそこのオペラシティは一種独特のムードとなっているらしい。

東京FMは本日ほぼすべての番組をやめてすべてこれ。家事をしながら聴いておりました。
ショパンの生涯を想像しながら…いくつかの楽曲との思い出をたどりながら…。

2010.5.3 [月] まとめ日記

3日(月)
Sさん宅で8人パーティー。イヤー愉快愉快!特に“冷凍パンはどこに消えた!”には笑えた。すでに皆の胃に消えていたのに、Mさんの申告を信じ、皆でアチコチ探しまくったのね。(爆笑)
居心地のあまりの良さにハッと気付くとすでに5時間超え。片づけもせずに、いつもすみません…。

*本日の着物覚書
朝、バタバタしてコーデを考えず、結局4月29日とほとんど同じ。
帯締めと籠だけ変えたのみ。

2日(火)
まずは招待券をいただいた“細川家の至宝”を拝見しに上野へ。
混んでおりました…結構広くて疲れまくり。でもやはり私は仏像好き。後半で一気に力が甦る。

移動して乃木坂の国展へ。(くにえさんもいらしてたのね)ここも広いのですよ!お目当ての工芸は3階。毎年本当に楽しみ…ビッグネームだけでなく、新人の方の力強さを拝見するのが。
個人的には池田リサさん“松韻”の構図と色バランス、そして出口普子さん“タピストリー10”の息をのむ技術の前で立ちつくした。

29日とこの1〜3日、まさに私の命の洗濯。
さて明日&明後日はたまった家事と89歳&81歳の老親とお付き合い。
今年、蓼科の山の家はまだ寒いので、兄一家は行っているが老親はお留守番。ちょっと寂しそうなので、まずは本日和菓子をおみやげにしたけど、さて明日から2日間はどうするかな。

2010.5.2 [日] 遡り日記

どうもPCの調子が良くない…まだ4年弱しか使ってないゾ!
今週はキツカッタ!休みの間の30日の仕事は特に。

5月1日(土)
昨年10月以来の三崎口はずれのカフェへ。昨年の大型台風でさらわれたデッキがキレイに直されていた。山羊の“しぶき”も相変わらず元気。透明度の高い海はワカメは終了し、ひじきの山。いつものように半日、ワインを飲みながらデッキでボケっとして富士山の向こうに沈む夕日を眺める。

4月29日(木)
一衣舎さんへ。斎藤さんや藤井さんおよび高橋さん、真楽メンバーSさんPさんと会う。仁平さんの一本の帯に関心示しまくりの相方。斎藤さんからもレクチャーを受け楽しそう。ウフ、着物も興味が似てきたかも。

烏山で軽い昼食後、谷根千へ向かう。KKさんの一箱から古い浅草地図付きの本を気にいって相方が購入。KKさんのご主人と相方の会話がなんとなく面白く…。その後、根津神社へ行きつつじを愛で豆腐カフェでお茶。さらに蛇道から谷中銀座をお散歩。相方は初めての谷根千に興奮しまくり。「若い時にここに住みたかった…」とのたまう。なんたってお爺さんやお婆さん方にすぐ可愛がられる体質だからね。
途中、いせ辰さんやバティックを扱っているお店(ふうままさんが書かれているお店〜昨年、シルクバティツクをいただいたお店)で相方が小さなおみやげを購入。「今日、歩けなかったところを今度は江戸前浴衣で歩きたい」と相方は言う。
夜は自宅そばのそばやで春野菜などで一献。日本の文化について盛り上がりの激論。より美味しく感じ楽しかった!!!

*この日の着物覚書
・館山唐桟 薄ブルー七七子織り
・ラオスシルク グリーン地にブルー絣&茶クリーム端柄九寸(初下ろし)
・道明 黄色ゆるぎ
・白地 黄色飛び絞り帯揚げ
・公長斉小菅 竹籠
・黒田商店 茶色皮クッション下駄    

2010.4.24 [土] お勉強

中谷比佐子先生のところで本日勉強したことの中から、目から鱗シリーズ。

1.御所解文や江戸解文の解という意味。御所や江戸城から下がった方々(定年などで)が不用となった打ち掛けを解いて売ったから。打ち掛けは長いので、帯や羽織など複数枚とれる。
2.稲妻の文字の意。雷が落ちる天候の頃は稲に実が入る。
3.蜻蛉は30億年前に地球に出現。人間の原型よりはるかに長い。最古の昆虫。変化に勝ち続ける虫。
4.燕は季節を連れてくる鳥。昔は一反の幅に染めの場合、10代の方には一羽、20代の方には二羽というように増やしたそう。つまり年(季節)を重ねると鳥は小さくなることになる。

ふ〜。なんでも意味を知ることが大好きな私には、本日も大変な情報をいただく。特に何故この漢字を使ったのか、は大好きな学習。

*本日の着物覚書
・ナチュラルタッサー ベージュをひとかけした白灰色無地胴抜き仕立て (初下ろし)
・吉田美保子さん作 「静かな白の重なり」九寸
・染めの北川 ブルーよりの白緑地に紫&茶&白の幾何学柄が飛ばしてある羽織
・道明 ブルーゆるぎ
・白地 紫飛び絞り帯揚げ
・アイグナー グレーバッグ
・シルバーグレー台にアイボリー組紐鼻緒草履

2010.4.17 [土] 寒いっす!

地球は大丈夫なのかなあ。いえ、1969年以来の雪だけでなく、世界各国で起きている現象…。首をひねることばかり。

さて本日は久しぶりのトリプル。
西荻窪に用事があったついでにkimono garallery晏の展示に立ち寄る。相変わらず混んでいる。大島の振袖は面白かったなあ。今年初の麻100%の反物を見て、雪とのGAPを感じながら店を後にする。

六本木へ移動。ボストン美術館展へ。久しぶりにシミジミと絵画を拝見。絵もさることながら心はボストンの街並みの美しさを思い出す。

その後、ビル風の冷たさにふるえながら次の和ガラス展へ。この世界は本当に好き!!!何度見ても柔らかな光の交錯が美しい…。

*本日の着物覚書
・本結城 灰色無地
・アイボリー縮緬地に紫&辛子で葵柄九寸(今年の新年会で“せ”さんが締めていらしたのと一卵性双生児)
・道明 黄色ゆるぎ
・白地 紫飛び絞り
・染めの北川 ブルーよりの白緑地に紫&茶&白の幾何学柄が飛ばしてある羽織(初下ろし)
・吉田美保子さん ブルー系ショール
・アイグナー グレーバッグ
・シルバーグレー台にアイボリー組紐鼻緒草履

寒くて今日の薄いショールだと首が寒かった。首がこったなあ。真綿でほっこり温かく、羽織で体はちょうど良かったが。
やっと羽織デビュー。がっちり体格で似合わないと思っていたが、ま、なんとか。(←自己満足という低レベル)

さて明日は声楽レッスン。12月から月一回が楽しみ。しかし今回はほとんどレッスンしてないゾ…。

2010.4.12 [月] 癒される〜

さすがマダムB!
フランちゃんの文字がfrancとcがついているじゃあありませんか、おっしゃれー!ですわ(笑)
遅いお昼休みに、ムクムクおめめを見て癒されております〜。

2010.4.11 [日] 盛りだくさんな一日

3週間ぶりの着物。しかも先月の着物DAYはことごとく雨にたたられ木綿にしたので今日はなにか嬉しい…。(もちろん木綿は好きなのだが)

まずは昨晩、KKさんとデートした人形町に本日も寄る。(昨晩のデートは美味しくかつリーズナブルで、穏やかに癒される会話で楽しかったなあ)昔の知り合いとの約束。
一時間ほど話した後はこちらに寄らせていただく。本当に好みなお店です。何点か凄いものを見せていただく。結城上布というのを初めて拝見。真綿と苧麻で織っている。結城で有名な織人。眼福の極み…。で、このお店でこだわり発注している帯締や帯揚げ、そして半襟なぞも本当に微妙な色だしで素敵!!!また帯締の糸はすんごくいいもの。口あんぐりでした。他にお客様がいらっしゃらないことをいいことに長時間、いろいろとお話させていただく。さっぱりとした女将さんでお話も楽しい。

銀座に移動。松屋催しで何人かの方にご挨拶しているうちにまた新たなお知り合い(しかもハンパじゃない博学な方〜ご実家が日本を代表するビッグネームの問屋さんと収集家でいらっしゃるから当然か)ができて楽しい。

その後、コーヒーで一段落してから閉店後のもとじさんへ。武蔵大学教授でいらっしゃる丸山伸彦先生の「龍馬の時代の着物」という一時間弱の勉強会。短時間だけれど色々な資料も合わせて拝見して面白い学習だった。
そしてビックリ!本日私が締めていた帯の織人、吉田美保子さんもいらしていて偶然を喜び合う。
さらに森田空美さんも勉強にいらしていた。相変わらず凛とした着姿で美しい。勉強会が終わってから軽いビール&軽食をいただく。その際、森田先生に吉田さんを紹介してしまう。私自身、何度かお見かけしてもお話するのは初めてなのに恐いもの知らずだったかも…でも吉田さんの素晴らしい感性と技術を知って欲しかったのです。で、帯もそして着方まで森田先生に褒められ嬉しかった…。
帰路も途中まで吉田さんとおしゃべりしまくり。

着るだけではなく着物にどっぷりと浸かった楽しい半日でした。

*本日の着物覚書
・本結城 ブルーグレー無地 胴抜き仕立て
・吉田美穂子さん作 「静かな白の重なり」九寸(初下ろし)
・道明高麗組 淡いグレーピンク
・薄ブルー&白変わり織帯揚げ
・レナンシルクストール
・津田千枝子さん作 グレー&白変わり織タッサーバッグ
・シルバーグレー台&薄クリーム組紐鼻緒草履

今日は久しぶりに気温が上がるとのことで大島が合うかと思ったけれど、なぜかどうしても吉田さん帯がしたかったため、色をとことん合わせ真綿にした。さすがに日中は少し暑かったけれど、そのおかげか偶然、作者に会えて嬉しかったな。

2010.4.9 [金] 行きたかった!!!

第二の故郷ともいえる長野県諏訪市で行われている
こちら
7年に一度!次回は(何歳になっちゃうんだ?)行きたいよ〜!!!

2010.4.7 [水] 皆様の日記から

おお、巻上公一さん!>さくまりさん
ヒカシューでホーミー、(知らない方はなんのこっちゃ!ですね)そっか、熱海出身の小田原高校ですものね。
うーん、口伝聞きたい!

札幌狸小路の現代屋さん>スミレさん
このサイトは着物病発症時から愛読者です。アザラシ草履をGETし、あまりのラブリーさに飾って楽しんでおります。その他にも変った素材の下駄や草履を拝見するのが楽しいです。

2010.4.3 [土] 満開

庭の桜は7分咲きだけど、目の前の中学校や近所の広い特老ホーム、そして緑道は満開。
桜は日本人としての自分の何かのDNAを呼び起こす。いきなり何百年前にタイムトンネルしてしまう瞬間が毎年ある。輪廻体験なのかなあ…琵琶湖のほとりだったり、上田市だったり、桜井市だったり…。皆に言うと変がられます。

*************************

玄米ご飯、中学生〜高校生の頃はずうっとでした。平和の圧力なべ、床下収納に入れっぱなし。また再開してみたいな。ちょいと手間だけど、あのもっちり感はなんともいえないしなあ。

*************************

昨日伺ったキイさんの展示、例年にまして力作ぞろい。峰さんの色だしも素敵でした。Pさんが購入を決められたという梅帯の色だしは本当に微妙でキレイでしたよん、キイさん。

2010.3.26 [金] 感謝・・・

きもの*BASICルールがひとまず一段落を迎えたようです。Fさん、お疲れ様でした。
でも25日付けを拝見すると、これらをどこからか(まだ未定らしい)出版する予定だとか・・・これもまた楽しみですね。

本当に勉強になった一年でした。直接的にはコーデなどはもちろん、特に寸法についてが大変勉強になりました。
そして間接的に言えば、三姉妹のお一人ずつの生活や価値観のバックグラウンドを大事にした着物そろえとくりまわしが、確実に私の内面に何かをもたらしてくださいました。
本当にありがとうございました。

***************************

自宅庭の古木である桜が、3分咲きとなりました。
この時期に生を受けた(過ぎましたが)ことに感謝すると同時に、たくさんの方からのお祝い言葉、心から感謝しています。ありがとうございます!

2010.3.22 [月] アニバーサリー前倒し週間日記

18日(木)
丹波篠山まで日帰り出張。新神戸から車で片道1.5時間。里山の美しさと黒豆、山菜の美味しさを味わったお昼。仕事はマアマアかな…。

19日(金)
相方と夜、銀座のそばやで美味しいものをいただきながら、久しぶりに仕事談義。電話ではよくするものの、顔突き合わせてマジにキツイ突っ込みを入れて話しても、なんらイヤな感じを相互に残さない。すぐノーサイドになれるのは奴ぐらい。本当に楽ちんで感謝。

20日(土)
お昼前、代官山の勝山健史さん展示へ。本当に見応えあり。ご本人と30分近くも話せて幸せ。そして同じ塩漬け繭でも糸の細さ、糸の取り方でこうも地そのものが違い、ましてや織の状態が違うということを教えていただく。金糸ではない黄金糸の美しさにも改めて心奪われる。タンスの中の二本、大事にしようっと。
その後、歩いて2〜3分の美容院でカット&デジタルパーマ&カラー&ヘッドスパ。
夕飯は仕事だった相方と和食。3Lサイズのホタテのオリーブオイル焼き。山ウド酢味噌和え。カニみそ。すべて有機のサラダなど。
その後、歌うたいに行って最後にまたプリプリホタルイカで〆飲み。

21日(日)
アニバーサリー前倒しのこの日は毎年、鎌倉へ。
春色紬を着ようとしたけど雨が気になり、薄ブルー系館山唐残七七子織。軽い紬に慣れてくると木綿だとやはりそれなりに重さを感じる。完全に着てしまえばそうでもないが…。
強風で電車が遅れ、そのせいで大変な混雑であったため北鎌倉から歩くコースはあきらめ鎌倉駅へ。商店街をひやかしながら八幡宮へ向かう途中、水牛の角を磨いてつくったスプーンとフォーク、柄の先端に♪が刻まれているものをびっくりプチプライスで発見!ニコニコしながら買い求める。
今日も結婚式が続いている中、先日、倒れた大銀杏の古木を眺めてから参拝。古木が新しく根付く保証はないそうだ。なんとか頑張ってもらいたいなあ。
さてさてその後、目的のア・リッチョーネで美味しくお得なランチコース+チーズセレクション+デザート。シャンパンとワインチョイスもいい感じ。相方とコース内のチョイスをすべて別にしてシェアして楽しむ。
畑を持っていた支配人が円満独立したとのことで、直接
の畑の恵みはなかったが、地のものをうまく調理して相変わらずいい味だなあ…。もう10年かな、年一度伺う店になってしまった。

強風でも海まで行きたいと腹ごなしに歩き、砂まみれになった後、市場へ。おっ、新しいパン工房が。この系統のパンは大好き!もちろん購入してから駅前の30年以上たつカフェで美味しいブルーマウンテン。

地元に戻ってから軽くヤキトリ。一回転目が終わったころらしく、ラッキーにも入れる。絶品ハツとセセリに舌鼓。その後、BARでお祝いに創作いただいたカクテルをいただく。ざくろとシャンパンを合わせたもの。

あー、いい一日でした。相方に感謝!

*本日の着物覚書
・薄ブルー 館山唐残七七子織
・木綿古布 藍&ブルー&茶の縞九寸
・白柳地に黄色で“かまわぬ”の長襦袢
・道明 薄黄色 ゆるぎ
・白地に黄色飛び絞り 帯揚げ
・黒田商店 皮下駄
・雨コートと雨用バッグ

2010.3.17 [水] 間違い・・・

昨日の日記で前橋のお店のことを高崎と書いてしまいました。(大汗・・・)最近、こういうこと多いなあ・・・。また1つ年を重ねる日も近いので自重します。

明日はなぜか兵庫県丹波市まで日帰り出張!翌金曜日の午前中、大きな会議が東京でなければ休みをとるのに・・・。フンだ!

2010.3.16 [火] ええ〜?

かんからさん、実は私も先週の土曜日、前橋のそのお店へ学生時代の友人に会うのにかこつけて行き、芝崎重一さんの世界へどっぷり浸りたいと目論んでおりました。
なんてたって芝崎さんの木綿反物が置いてあるお店なんて、そうはないと思いますもん。
でも結局、いろいろあって前橋そのものに行けなかったの・・・ぐすん。
いいなあ、来年にでもきっと拝見しに行きたいです!あまりにも危険な他県潜伏だけど。お財布状況と未来予想図を自分に言い聞かせれば大丈夫!

芝崎さんの糸はいいですよねえ・・・最近、糸そのものに目覚めておりまする。チャコちゃん先生影響だな、きっと!

2010.3.11 [木] いのちをいただく

から、手を合わせるのだと教えてもらいました、幼少の時に。
父の転勤で福岡に住んでいた小学校2年生の時、養鶏場がすぐ近くにあり、その場で〆たのを見た時、絶対卵も食べないと身体を震わせて泣き叫んだ。大人になり中国でスズメをフランスでウサギをいただいた。心から手を合わせた。もちろん「顔」がなく動かない野菜や果物にも命がある。
知力が優れている動物だから・・・という論点は、人間をも知能順番にして「貴方は知能が高いから○○、貴方は低いからこの△△」と何かに当てはめていく感覚。鳥もうさぎも人間に季節を感じさせてくれたり癒しを感じさせてくれる。つまりそれぞれの特徴であり、自然が生み出した役割なんだと思う。だからしょうちゃんの言うことに激しく賛成。

さて遡り日記

7日(日)
寒いミゾレまじりの日。下北沢奥の緑道そばにあるお店でのお祝いに伺う。この緑道は本当に全長が長く四季折々楽しめて大好き!
とても美味しいお料理とワインに、30分近く遅刻した私はあっというまに皆のペースに追いつく。和やかながらも大笑いもし、楽しい時間でした。

2010.3.6 [土] 雨もなかなか・・・と思いたい

せっかくの土曜日の雨も、これが春を迎えにいくおしるしと思えば、我慢もできる…(と思おう!)という今日は午前中家事を終え、長谷川等伯展へ。
仏像を拝見しているうちに行きたい寺院をいくつも思い出しメモメモ。その後、電車で移動しながらメモを見るとホント、マニアックな寺ばかりなことに我ながら笑える。しかし日帰り出張ばかりで休みずらく、かつ金曜日は月曜日の次に会議が多い日なので、週末休みをひっかけることもしにくく小さく溜息…。

そうこうするうちに次の場所、銀座ニューメルサへ。
イヤ〜やっぱり唐桟はいいですね!縞好きとしては奥深くも潔い美しさに溜息ばかりでした。父方の祖母のボロボロになった唐桟を瞬間、思い出しました。
お嬢さんへの愛情も微笑ましいし、お祖父様への尊敬の念と合わせ、素敵な裕司さんでした。
あっ、恥ずかしいことが1つ。着て行った唐桟、伯父様作とばかり思っていた(購入したお店でそう言われたのです)ら、裕司さんが「僕のです」とキッパリ!ひえー!本当に失礼なことを申し上げました。
私が館山唐桟が好きなのはいろいろありますが、1つだけあげろと言われたら、“かめのぞき”という色が大好き。しかし絹だとはんなりしすぎ。紬でも若干そう思うことがある。しかしたんなる木綿だとやや物足りない。で、砧打ちをしてあると微妙な光沢が加わってなんともいえないいい色になるのですね。
と自分に言い訳しながらコラボ風呂敷と二枚重ねストールを連れて帰りました。砧打ちしてあるストールは綿とは思えない皮膚感触です。ふふ、本格的な春が楽しみ…。

*本日の着物覚書
・斎藤裕司作 館山唐桟 かめのぞき色系の七七子織(初下ろし)
・洛風林 黄味が強い辛子色地に様々な色で織りだした珍しい八寸 “イスタンブールの花”(初下ろし)
・道明 アイスブルーゆるぎ
・白地に黄色絞りの帯揚げ
・雨コートや雨下駄、雨用バッグ

2010.3.5 [金] まさに春に向う

仕事は年度末モード一色でバタバタにさらに拍車がかかり、またもや余分な仕事(この仕事を欲してないし、生活必然性もないので2足のわらじではないなあ)である講演もあるのに、毎度の花粉症で目がかゆく、さらに腰痛とまたもやお友達となる。うーん、私のこの身体どうしてくれよう・・・。

でもね、今月は私のアニバーサリーということもあるし、先週のレッスンでは先月より3音高い声も出るようになったし、大好きな春が近づくにつれて私生活は少しいずつ良い感じ・・・。

メモ
・工芸館〜所蔵展でテーマは“草花”

2010.2.27 [土] 頑張るって

一時期、「頑張るってカッコ悪い」という風潮がありました。
確かに一番になるために何かを画策する手段をとることはカッコ悪いことも多いけれど、自分の描いたビジョンに向かって、折れそうな心を自ら励ましながら頑張る姿は本当に美しいものです。
この二週間はそんな思いを強くしました。バンクーバーに参加したすべての選手とそれを支えた方々、頑張る姿を見せてくれてありがとう!

*************************

沖縄地震もつかのま、(こゆきさん、何もなくてよかった!)チリでとんでもないことに…。心配です。

*************************

本日は月一回の中谷先生レクチャーのお勉強。
今年は文様。一月は行けなかったのだが、正倉院についてだったらしい。残念。

文様・紋様・模様の違い、皆さん、キチンと言えますか?私は言えませんでした。
文様は有職(ゆうしき)。知らなかった…職人というのは平安時代は政府高官のことらしい。だから格が高いものが多いのか。
紋様は織物地紋のこと。たとえば白生地で観世水とか沙綾形など。
模様は季節の風物詩のこと。

今月は紋様。今回も「ううむ」とうなることばかり。
そして毎度すごい実物を拝見できるのだが、今回は“あけぼの”(妙義山の麓でのみが本場)の白生地。どんなにぐちゃっと握ってもまったくシワにならない。それだけ糸が細いのね。小石丸より細いそうです。光沢も美しく後光がさしておりました。その他、膨大な生地見本も凄い。
昨年11月には200亀甲の珍しいお色の上品な結城を拝見できたが、毎度、眼福なんてもんじゃないほど感動してしまってます。ま、それにしても全国のメジャーな織人や織元、染元はもちろん、地場の市長たちとも仲良しでいらっしゃるから情報量がハンパじゃない。

ちなみに本日のお菓子は、南青山“まめ”のいちご大福。すっごいいちごでした〜。ちなみに“まめ”は予約しない限り、午後はほとんど売り切れです。

来月は富岡製糸場と市長訪問という春遠足。ううむ、調整できるか?

*本日の着物覚書
・本結城 高機無地 紫がかかった灰桃
・100万粒(実際は70万粒らしい)相良刺繍袋帯
・五嶋紐 藤袴 ゆるぎ
・三浦清商店 ピンクベージュ帯揚げ
・FOXEY カシミアハニーベージュ ストール
・大島紬雨コート
・雨下駄&雨用バッグ

2010.2.22 [月] 前髪意見

ちょうど一年前、私、久しぶりに前髪をつくりました。
結果、2つのメリットが。

1.立ち上げたり、寝かしたり、分け目をずらしたりでそうとうイメージ変ります。(真楽でのアップは立ち上げが多いけど。なんせ姐さんイメージキープしなきゃというミッションあるし・・・そこの貴方、笑うところではない!…でも自分でもおかしい〜笑)

しょうちゃんは瞳がキレイで印象的だからよけいに効果的かも!

2.(こそっと・・・)あのね、生え際の白髪が少しの期間は気にならないの。あくまで気のせいだけどね。

2010.2.21 [日] お江戸の温かさ

昨日20日の昼、日本橋に出て三越で秋山さんの展示を拝見し、高島屋の東西名店会で友人へのプレゼントを購入。
夕方、金魚坂を登りながら“30代初め、友人にプレゼントするためここに来たなあ”と思い出す。

とてもよい会でした。集まった方々の祝福の気持ちがなんともいえない空気をかもしだす。そして金魚坂の女将の吉田さん、豊子師匠の着姿にノックダウン。なんかなあ、「いいお召し物を着ていらっしゃる」というだけではない何かがあるのですよ。豊子師匠の三味線を持たれた瞬間の表情、吉田さんのお話されている時の眼の表情の豊かさ…。私めも精進したいものです。
あ、それからちどりさんの大伯父さんの羽織紐についていた大きな飾りもの。じいっと見てしまった。洒落てる大伯父さまでした。

しかし真楽のメンバーは本当にこなれた着姿で素敵、と洋服姿の方々に言われてしまいましたよ!ちょっと誇りに思えちゃいました。

*着物覚書
・本結城高機無地 紫がかかった灰桃(初下ろし)
・徳田義三図案 白地生紬にすくい織の段華模様洒落袋帯(初下ろし〜これはやっぱり4月から5月がいい。コーデ失敗!)
・道明 白&藍&ピンク&ブルー奈良組 (いただきもの)
・白に紫梅飛び絞帯揚げ
・津田千枝子さんグレーに白模様のタッサー地バッグ
・凛さんタッサーコート
・シルバーグレー台にアイボリー組紐鼻緒草履

初めてピンク系の着物を着る。立春〜啓蟄の頃にいいなと思い選んだけれど、やっぱり少し恥ずかしくあまり落ち着かない。けどチャレンジ精神で着こなせるようにしなきゃ。

2010.2.19 [金] クセ2つ

しょうちゃんが書いていらしたことにドキッ!

クセ(身体)1つ目。
私も体が曲がっているようで、きちんと背中のシワ取りをしてもすぐにシワがでる。原因は首から背中&膝にかけての若い頃のスポーツ三昧のツケ。さらに20代後半から40代半ばまでの出張につぐ出張(家で眠る日は月の10日以内)で書類と親友だったせいもあるようだ。なにせいつも8キロぐらいの荷物と移動していた。宅急便は大昔はなかったし、事前に送付することもできないくらい綱渡りの資料作成状況が多かったのだ。

おまけに新年会の写真を見ると、顔のシワ&たるみ、上記の背中のシワ以外に、いかり肩&着方ヘン(おはしょりが少なすぎ)が一目瞭然。ああ、着物に申し訳ない。少しでも日常から気をつけて姿勢改善しなくては・・・。

クセ(考え方)2つ目。
先日、着物巧者(25年間、洋服と半々生活)の方と雑談していて気がついたこと。
背伸び(価格ではなく、着物や帯が持つオーラのようなものに対すること)して購入したものを、「このオーラと友達になれるような自分になろう」と決意し、しばらくそのまま着用しないクセ。
これは着物ライフだけでなく洋服生活にもある。それはバッグ。靴や洋服は多少なりともトレンド(肩や胴回りの絞り、靴はトウの細さ)があるのでそういうことはしないのだが、バッグは現在2つほどその状況になっている。

着物巧者いわく「もうその年なんだから、着物や帯は身につけないと自分の肌になじみまくる前にお別れ(!)になっちゃうかもよ」
私いわく「そうかもしれない。だけど今レベルの自分に着られる着物に申し訳ない気がする。着方だったら何度も着ればサマになるかもしれないけれど、私が感じているのは着物や帯そのものが持つオーラだから。つまり作り手の気持ちに答えられる自分の内面がないといけない気がする・・・」
彼女いわく「うーん、でたね。貴方の“装いは生き方が出る”的な持論。」
私いわく「いや、単なる貧乏性やコンプレックス人間が身の丈以上のものを購入した際の理屈づけクセだと思う。」

その後は彼女が「そうかも」と言い笑いあったのだが、確かにこの年になったら、人間の中身を見ないことにして着ないと、馴染んで着こなす時間が少なすぎるかも・・・。
しっかし我ながら「ヘンなクセ!」とあきれますね。

2010.2.14 [日] 末広がりの新年会

追記
またもや手拭い落とし。何回目だ?今回はなんと「りんりん」の茜富士。ガックシ…。

**************************************************

8回目を迎える新年会。昨日も明日も雨なのに、晴れ女が多い真楽最強を見せつけた日でした。
でいつも感心するのですが、皆様、本当に一人ひとりの個性にあったお召し物選びですね。本日も眼が脳が大層、喜んでおりました。

3回目の私はずうずうしくも司会のお役目。プリンターがイカレて紙がなく、時間割がまったく頭に入ってない私は、始まる直前勝負。(えーん、お庭だけで建物見学できなかったよ〜)にもかかわらず失言・間違えの嵐!ずびばせん…来年はクビにしてね、えりりん様。

おまけに自業自得1つ。サラダをいただき、見事に胸にシミをつける。えーん、一番のお気に入りで初下ろしなのに…。洋服でもよくこの類(お気に入り&初下ろし)をやっちまう私。

んで、変なことも発生。二次会のさなか少し外に出た際に親子連れに妙に丁寧に「どうも…」と頭を下げられる。知り合いがいるはずもないのに…と戻って皆に言うと「それって姐さんだからなんじゃない」と爆笑される。えっ、私ってそこまでのキャラ?…シュン…。
顔もぼんやりした顔と思っていたら、「何いってんの?ハッキリした顔だよん」と言われるし。私ってもしかして自分知らず?

ま、こんな私ですが皆様、今年もよろしくお願いします。

*本日の着物覚書
・菊池洋守さん 八丈織 まるまなこ シルバーグレー(初下ろし) 念願の菊池八丈。本当に多くの方にほめていただき、単純丸出しだけど嬉しい。織物なのにモアレの染物に見えると世間で言われているらしいこの着物、信じられないほど軽い。まったく着ていない感じ。
・勝山織物洒落袋帯 白が強いシルバーグレー地に抑えた金の格子。
・道明 アイボリー三部紐
・箱瀬淳一さん 蒔絵
・青山八木 紫系ブルー無地帯揚げ(初下ろし)
・同上   薄いグレー無地半襟
・シルバーグレー真綿入り草履 白鼻緒
・Hiroko Hayashi クロワッサン型バッグ&小倉織風呂敷サブバッグ
・その他はいつもの厳寒セット

2010.2.11 [木] 春準備

小雨模様だけど家中お掃除。ついでにお庭も。

万両と葉ぼたんだった先月と変わり、白梅と沈丁花が小さくふるえながらも咲き始めた。可愛らしく愛おしい命だな、頑張れ!

夕飯の一品に菜の花の芥子和え、季節を迎える大好物。

2010.2.10 [水] 

遅ればせながら・・・「ヒサカキ」の匂い話で何度か「変な人!」と言われていたのは私だけではなかったのね。妙な安心感・・・。

***************************

まきばさん・こうへいさん、おめでとうございまーす!幸せをおすそ分けいただきました。

という生誕祝いもあれば、鎮魂もあり。

立松和平さんとは20年強前、私も開業に大きく関わった北海道の森の中のコテージ群ホテルの、取材される側の一員と取材者という関係で少しだけお話したことが思い出。
開業のためといえど敷地内の木はすべて移設して一本も伐採してないという話に目をキラキラさせていらしたことを思い出す。そしてエゾシカやキタキツネが真近まで来ていて驚いた顔をされていたのも印象的。語り口もさることながら、目の表情が豊かでいらした。

お若すぎましたね、合掌。

2010.2.8 [月] 凄い発想の家

三鷹にこんな不思議な住宅がありまして。 >みずえさん

おおっ、ここは私も一週間お泊り体験したいと思っていたところ!!!(実は昨年、伺おうとしていたのですが、同行者達の都合つかず、そのうちに2人とも転勤になったのです)

面白そうでワクワクするところですよね!

2010.2.6 [土] さ、さむ〜い!

北の方々に笑われそうですが寒いものは寒いよ〜。特に今日は北風が強いのがたまりませんでしたね。

本日は4週間ぶりの着物!嬉しいのなんのって!もうフラストレーションたまりまくりの日々でした。
久しぶりの自由が丘へ行き、岩立コレクションをと思ったら、11日からとかでお休み…トホホ。
仕方なくそばにあった古桑庵で甘酒をいただき暖をとる。陽ざしは間違いなく艶めいて春に近付いているのになあ。
その後、サントリー美術館へ。

*本日の着物覚書
・本結城片身がわり
・縮緬アイボリー地に古代紫や黄色の葵モチーフ染帯
・道明黄色ゆるぎ
・三浦清商店アイボリー縮緬帯揚げ
・黒田商店ラフィア鼻緒濃グレー台草履
・アオグナー灰色バッグ
・カシミア黒コート
・FOXEYダブルカシミア大判ハニーベージュストール

迷いまくってた14日に着るものが決定!訪問着にするかなあ、柔らかモノを着るチャンスだし…と思ってましたが、やっぱりかなーり控えめにいきます。

2010.2.2 [火] 25年前の感動、気持ちも新たに

ハイチ支援We Are the World
25年前のUSA For Africa この時の感動はハンパではなかった。歌詞はもちろん、その行動力に。録音模様のVTRを何度も見た。それがまた再び、よみがえる。

時々、贅沢な食事(自分の中では)や贅沢なモノ(これも自分の中で)を目の前にするたびに、罪悪感に陥る。そんな晩は必ずこのVTRを見ている自分が夢に出てくる。

子供たちに感じて考えて欲しいと、母が仲間達と綴った“私は忘れない”という表紙の戦争体験集でリアルだった飢え、
TVや本で見る貧困からくる生命の危険、
神戸淡路にてこの目で見た自然災害時の医療不足、子供たちの精神的な不安定。

これだけの情報が私の中に入っているのに、自分はいったい何をしているのだろう…。

自分ができないことを数えるより、1つでも動いた方がいいに決まっているのだ。

心の底からリスペクト…USA For haichi

2010.1.30 [土] 明暗の順な日々

昨夜は楽しいプチ新年会。
相変わらず楽しいおしゃべり&お料理&おちゃけでしたよん!

本日はうってかわって所用を3件終わらしてから、たった一人で会社で仕事。
見渡せる400坪オフィスフロアで一人はなーんか恐い。(もちろんセキュリティーは万全なんだけどね)
でもまだまだかかりそう・・・。

2010.1.26 [火] しまった!!!

23日の土曜日、広尾にノンビリ行っている場合ではなかった!た、大切な用を忘れてた・・・たった今、そこから連絡が。ガックシ!

2010.1.25 [月] 先週末

23日(土)
新宿御苑近辺で用足し後、ぼたんさんお勧めの旧仏大使館へ。『No Mans Land』今月いっぱいの会期ですが、特に土日に行こうとされている方、流れてはいますが30分待ちは確実です!気をつけてね。メディアにでたせいか、大人気。
うん、確かにおもしろいものは多いです。中には理解できないのもあったけど。着物の方も2〜3人いらっしゃいましたが、よほど慣れた方か、着倒し用のものでない限り避けられた方が無難、狭いので。
一箇所で、幼児が作品を汚したとかで、作者と親がやりあっていた。28万円の攻防。双方とも気持ちはわかるけど、まったく周囲が見えてない一時間(少なくとも私の知っている時間)の攻防でした・・・なんだかなあ。

その後、広尾から青山に抜けるお散歩。

24日(日)
声楽レッスン日。ぜいたくにもご夫婦で私一人に一時間以上ご指導いただく。高い声、特に「い」行の発声を徹底的にされる、あまりに基本的な情けない状態。たくさんの宿題・・・。

夕方、指を跳ね返してしまう状態だったお背中メンテナンス。一時間の施術では普通の背中に戻ってないらしいけれど、まずはともあれ、ふうう〜極楽ざました。

2010.1.21 [木] 恒例1月ダイエット

この時期になると毎年、意識しはじめる。
それは年末年始の制御してもしきれない食欲を少しでも小さくする活動。

食に関する行事は比較的カッチリする家で育ち(実は『二十四節気』や祖父母の命日の日も一品多く副菜がついていた)、その習慣が抜けないので1月は12月以上に盛りだくさん。3が日・七草・鏡開き・小正月。その後19日は兄の誕生日が子供の時は待っていたので、20日までにどんどん胃は大きくなる。
ダメだ・ダメだ、こんなことでは!!ちなみに恋で私の場合、ダイエットになったためしがない。やはりスポーツ系ですかね。根性なしの私は、例年どおり少し多めに歩くことにしよう。

こゆきさん、最後の追い込みですね。しばらくは気がはっていらっしゃるとは思いますが、定期的な診断はお忘れなく!(大きなお世話でしょうが、私、これよくやっちゃうのですよ)
ところで“KAMEKAME”と見て、カメハメと読んでしまったのは私だけでしょうか?

2010.1.19 [火] 合掌

昨日、仕事中抜け出し、ハイチへの送金をして仕事場に戻ったらメールに悲しい知らせ。
一緒に神戸ボランティアをした方がフィリピン南で亡くなられた。海外シニアボランティアに携わっていらした。

シニアといってもまだ63歳。見かけは本当に若々しく、背筋がいつもピンと伸びて歩くのが早かった。でも大変な持病を抱えていた。嫌味ではない程度の「自分に厳しい人」の見せ方であったが、本当に自分の弱い心に甘えない方で心底、尊敬していた。
一度だけ「祖母のものなの」という着物姿を拝見したことがあるが、凛とした清々しいお姿だった。

心から合掌・・・。

2010.1.18 [月] 先週

仕事では、日帰りで水戸&仙台というハードな日程組みをされ(水戸は駅前で一時間の滞在のみ。しかも仙台はわざわざ上野まで戻った方が早い。元“鉄子”としてはあきれた組み合わせをされたことに、密かに心の中で毒づく。)、土曜日も仕事。

よって土曜夜は銀座のそばやで癒しの一杯。
莫久来・一足早いたらの芽天麩羅・穴子の白焼き(塩でいただく)・たらの白子の塩炙り(これも塩)・天然ものの鰤カマなどを肴に、うまい酒で一献。メチャお得感。これだからそばやで呑むのは止められない・・・。

昨日の日曜日。近所の代々木八幡神社で2ヶ月一度の“手作り展 140店”。神殿前では“餅つき唄”をうたいながら、餅が提供される。「何もつけないのをください」とお願いしようと並んだが、人気で蒸米が間に合わずあきらめる。
展示ではピンクッションを格安でGET。中くらいのサイズのぐい呑みに入っているクッションで取り外せば、ぐい呑みで使える。素朴な布に可愛い色で刺し子がしてあり、中は針が錆びにくいよう脱脂してない羊毛入り。相方は黒檀のストラップをGETし、二人ともご満悦。
その後は山種美術館の『東山魁偉』展へ。久しぶりに拝見したけれど、なんとも言えない青と白のバリエーション。やはり「いいものはいいのだ!」

***************************

真楽的下町ツアー。反応ありがとうございました。何人かのご希望により、少し温かくなってからにしますね。
ちょっとしたアイディアとしては、昔の町名を活かしながらスケジュール組したい、と思っています。たとえば日本橋周辺だったら“葭町(よしちょう)”に纏わるストーリー組みとか。

2010.1.15 [金] 日本橋&人形町に反応!!!

山崎青樹さんが86歳で旅立たれた。たくさんの大成されたビッグネームのお弟子さん達を残して・・・。

***************************

おひでさんが書かれているツアーの川崎さんはホントカッチョいい、イナセな方!惚れ惚れします・・・。危険かも・・・。(こんなこと言ってるのは私だけか)

そだ!真楽的下町ツアーしたいなあ。たとえば年代別。江戸、大正〜昭和初期などで地域を分ける。企画しようかしらん、誰かのる方いらっしゃいますか〜?

2010.1.10 [日] 本にかこまれる幸せ

自他共に認める活字中毒。子供の時よりも今の方がゆるやかではあるけれど、やはり少しでもお金があると(なくても)本屋に向かう。これは母方の遺伝かも…。

今日は久しぶりのまとめ買い。新宿御苑そばで用足しをした後、テクテク歩いて西新宿の巨大な本屋さんへ。まずはお目当ての楽譜を手に入れ、そこからは怒涛の本買い。ノージャンルにもほどがある、と人から言われそうな買物。
もう書庫に入らないのにさ!また整理をしなくてはならないマッチポンプ状態。でも本当に大事な本は、何度整理しても残るんですよね。

どなたかが「人間が地球上で生きながらえているのは、言葉という文化で知恵を後世に残し、火で文明を開花させた」とおっしゃっていた。
私にとっての書物は1つの人生しか歩めない人間に疑似体験させてくれることと、浅はかな自分に深い視点を与えてくれるからかな。

2010.1.9 [土] モノを生み出す人々

想像力・創造力・表現力それを支える技術。

作家と呼ばれる人々がいる。そうは呼ばれないけれど職人として同じレベルの仕事をする人々もいる。

その技術を後世まで残せる表現手段と、残せない表現手段。たとえば前者は書・書物・絵画・建築・焼き物・織染め、後者は舞台・噺・料理などなど。
カテゴリーを文化にしばらなければ、まだまだ分けられそう。

偉大な状況に出会うといつも考えます。価値ってなんだろう。よくわかりません。仕事では少しは答えられるのにね。

本日、神業としか思えない料理人の手元を拝見後、東京都工芸展へでかけ、たわしから江戸友禅まで拝見し、上記のようなことをしみじみと感じた次第です。たわしづくり職人さんの仕事も、小倉貞右さんの仕事も心をふるわせました。

1つだけ言えること。『凄い』ものや時間を創り出す人に出会い会話することは、ハンパではない快適さを感じるということです。

*本日の着物覚書
・本結城 灰色無地
・勝山織物 “冬唐草”
・五嶋紐 藤袴
・青山八木 灰桜 無地帯揚げ(初下ろし)
・カシミア黒コート
・レナンシルク 白緑ストール(初下ろし)
・津田千枝子さん グレータッサーバッグ(初下ろし)
・伊と忠 シルバーグレー台 12星座鼻緒
 

2010.1.3 [日] 三が日

皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
皆様にとってどうか素敵で充実した一年でありますように。

さて三が日が早くも終了しようとしています。
毎年同じような過ごし方でありながら、少しずつ違いもあり、変わらないことへの感謝もありつつ…。

大晦日〜元旦
できあがりつつあるおせちをつまみながら、紅白とクラシックを交互に見る。
紅白では細川たかしさんと布施明さんの声、および吉田美和さんの声に感動。その晩の夢で3人のバックコーラスをしている夢を見る(ププッ)。

元旦は出してないところへあせって年賀状書き。その後、例年恒例の『中村天風先生』の本を読む。

2日
兄家族と弟家族が次々に来る。姪は高2なのに、この日から塾とかで来れず着物を着せることができない。大学入学までだから早くて2年先のことになりそう。
箱根駅伝、柏原君の力走に狂喜した後、兄の面白DVD、昭和42年〜45年のころの新宿の風俗が当時のヒット曲とともにつくられたものを見る。これは昨年、高校卒業40年を記念してつくった同期会用のもの。イヤーあまりの懐かしさ(兄の世代に憧れていたので、おませなことにほとんどを覚えている)に泣きそうでしたなあ。

この日は、久留米絣に博多半幅をサムライ結びで。大久保信子さんの本で拝見したこの結び方、実に気に入りました。

3日
昨日に引き続き駅伝に狂喜乱舞した後、近所の代々木八幡様に参拝。珍しくかなり並ぶ。並んでいる間、この神社でも二カ月に一度、手作り店をやっていることを知る。なんと平均140店だそう。おもしろそう!お近くの方、いかがですかあ?
参拝後、お神酒をいただきおみくじをひこうかと思ったが、時間がせまっておりあせってオーチャードホールへ。
東京フィルハーモニーのニューイヤーコンサート。第一部はデュカス〜ラヴェル〜武満氏の曲。休憩では若獅子会の舞。第二部はこれでもか、というぐらいお馴染みのニューイヤーらしい選曲。
菊池さんのピアノもよかったけど、16歳になったばかりの郷古廉君のバイオリンにうっとり…。彼は大物になります!
最後はお楽しみくじ。4人目のくじは毎年、指揮する権利をいただける。今年あたった人は実にうまく面白い指揮をして会場は大盛り上がり!
私も盛り上がってオーチャードから家まで徒歩20分の距離を、ショパンの曲に勝手に歌詞をつけて歌いながら歩く。いくら人が少なくてもすれ違った人(この時は鼻歌だが)はギョッとしたみたい。(ご迷惑をおかけしました!)

さあ、明日から日常が始まる。精一杯、楽しみましょう!

*3日の着物覚書
・結城灰色無地 
・三風魯 洒落本袋帯 黒地に多色コプト文様
・三浦清商店でお誂えしたシャンパン色縮緬帯揚げ(初おろし)
・きねや シャンパン色角八つ組
・紫 長襦袢
・カシミア黒コート
・カシミア灰色ストール
・アイグナー 灰色ハンドバッグ
・伊と忠 シルバーグレー台12星座鼻緒

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間