KIMONO真楽
キーワード最新5:
「さよならは別れの言…
|
KIMONO真楽同窓会
|
猫心〜にゃんはーと
|
和服猫
|
ホセイン・ゴルバ「時…
|
...more
辛夷(こぶし)
の空間
最近の5件
2016年
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2015年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2014年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2013年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2012年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2011年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2010年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2009年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2008年
12月
|
11月
|
10月
|
9月
|
8月
|
7月
|
6月
|
5月
|
4月
|
3月
|
2月
|
1月
2007年
12月
|
11月
2012.12.29 [土]
今年もお世話になりました!
まだ明日も大掃除は続くが、今年は(も?)例年に比べ寒いし雨なので、あまり無理をしないことに決めた。
そして31日にはプチ旅行に出る。老親の世話は子供の受験がひと段落した兄夫婦に任せて。
本年最後の日記は恒例の今年の着物姿カウント。
43回!やった、記録更新!
やっと「これが自分らしい!コーデ」とわかってきた今年。来年はもっと楽しんで着ることができたらいいな…。
皆様、良いお年を!
2012.12.24 [月]
三連休なんてアッというま
24日(祝)
身体メンテナンスデー。
マッサージ&美容サロン。いつも混んでいるサロンがガラ空き。全面ガラスの窓から外を見れば代官山の町はカップルだらけ。若きシャンプーボーイが思わず「なぜクリスマスになるとカップルが増加するのでしょうか…」と虚しそうにつぶやいている。
23日(日)
9月に知り合った着物髪を得意とするこずえさんの六本木の店でセットした後、11時から新宿のセンチュリーハイアットホテルでクリスマス会。チャコちゃん先生主催で今年のテーマは「キモノROCK」。
往年のシングルレコードジャッケットが舞台のアチコチの壁に貼ってあり、先生の「なぜキモノROCKか」の挨拶
後、中華のフルコース。うまい!美味!
お食事後、先生のところのお笑い担当?スタッフが和風プレスリーで出てくる。もう大笑い!その後、60人の参加者が本日の着姿の説明。
私は細かい説明せずに柔らかものはテレる&好きな色であることのみを説明。「今日は姐さんというよりもオンナっていう感じ」と皆に言われる。全国から集まるので一年ぶりの人もいてハイタッチ!
例年のことながらたくさんの業界人もいらしており、そのお一人である徳島出身者のケンさんが阿波踊りをレクチャー後、全員で会場一周して踊り、その後は全体写真を撮ってお開き。汗かいた〜!楽しかった〜!
しっかしロシアから日本にお嫁にきて3年、というラニーニャの桃割れを結ってアンティーク着物&ぽっこりのたたずまいにしびれる。
何がしびれるって、とにかく小柄&顔が小さく、カワイイ&エキゾチックで真っ白!だからかアンティークの沈んだ感じの色の着物(エンジ系の小紋に黒繻子の帯)がものすごくキレイに見えるのだ。「着物のどこが好き?」と聞くと「すべて!」と回答。日本語もペラペラ。「でもぽっこりだけはホテルの中で履き換えました。長くは歩けません。」とまっすぐ見つめられながら話されると、もうもうドキマギしてしまう。お持ち帰りしたい〜(笑)床の間に飾りたい〜(笑)
会場を後にしてお次はこずえさんと知り合った人形町のある集まりに顔を出す。一時間ぐらい遊んだ後、銀座へ移動。
いやー、凄い人。イルミネーション目当てなのかな?銀座のある店へ用足し後、帰宅。
中華フルコースがきいており夜は軽く済ます。
*本日の着物覚書
・伊藤幽水さん作 色留袖風柄付け(胸には模様なしだが後袖にはある)訪問着
・北村武資さん作 漢唐文
・白に金縁の三分紐&モレッティのクリスマスリース帯留
・伊勢由さんの白に金のアラレ模様の縮緬帯揚げ
・象牙にヒイラギ柄の根付
・シルバーグレー唐草模様の長襦袢&白組紐の半襟
・枡倉のり子さん作の絹色の通称ギョウザバッグ
・黒田商店さんのシャンパンゴールド台にフランスシルクリボンの鼻緒
・白い烏さんのシルバーグレーのロングコート
柔らかものはこういう時でしか着ない私にとってはこれがすでにROCK。しかし説明等してないのに染めやの社長とか業界人の方々にムチャクチャ褒められて恥ずかしいけど、ちょっとだけ嬉しかった。
22日(土)
大掃除をしようとしたら外は雨。仕方なくやっつけの家事をした後、翌日のために半襟つけをしたり、年賀状を予定の半分ぐらい書いて一日終了。
2012.12.22 [土]
初物あまおう
21日(金)
博多へ日帰り出張。行きも帰りも満席の飛行機。3連休だから帰りはわかるけど…。あいにくの天気もあって空の上ではひたすら眠る。着陸の衝撃でも起きない名物の私。
ランチは長崎が本店のちゃんぽん。久しぶりの味!。でもってここのおばちゃんが、いかにも“博多の女”って感じでくるくるとよく働き、ホントに気がよいことが証明される笑顔。あ〜、夜の中州の名物ママに会いたいよ。なぜ日帰りなんだ!
ちなみにディナーは仕事が早めに終わった&使用機遅れのため、時間つぶしの空港での小倉の店の野菜たっぷり焼きカレー。これが期待してなかったのに以外にイケた。
さて仕事はニューオータニ前の新しいランドマークタワー。博多は60m制限があるので高いビルが少ない。
四方すべて見渡せてステキな景色。
仕事中にコーヒーと一緒に供された巨大なあまおう。大きすぎたので期待しなかったけれどジューシイ&スイート!!!ナイス!秘書さん。
緊迫感あるMTGに数分のやすらぎ。
2012.12.18 [火]
平日のお休み
17日(月)
相方とあまりにも久しぶりなので、強引に休みをとる。
まずは浅草の羽子板市に行く。あちこちで商談成立で三々七拍子が響き渡る。それぞれの見世ごとに顔や細かい意匠が違い、違いを楽しむのもお酉様の熊手とこの羽子板市の良いところ。もともとお祭り好きの相方は初めてですごく楽しそう。
本堂にも巨大な羽子板が奉納されていた観音様にお参りした後、小柳で卵焼き&もつ焼きをあてに日本酒の常温を少し楽しんだ後、鰻重をいただく。ここは価格の割に良いお味。来年は建て替えで一年近くお休みのよう。あ〜また昔の建物が一つ消える。
アンジェラスで一休み後、いくつか相方の買い物をし、ペリカンで最後のロールパン&コッペパンをGET。
その後、銀座のオリジナル眼鏡屋に移動。相方の眼鏡をつくった後、面白いチョイ悪親父(店主)にコッペパンを見つけられ、強引?にプレゼントさせられる。
ブルガリの巨大なスネークを楽しんだ後、三越のSUYA(飲むお酢)で相方がお土産を購入し、履物の黒田商店さんにご挨拶。
地元に戻ってゆっくり食事後、最後に沖縄料理専門店であの希少な“黒佐藤”がかなりお手頃価格で飲めることに狂喜し、二杯いただく。
最初は平日に遊ぶことに少し後ろめたさを感じていた(私も相当なワーカーホリック?)が、三々七拍子を聴いているうちに、その気持ちはどこかに吹っ飛んだ。
あ〜遊んだ!仕事納めまでもうひとっ走りだ!
2012.12.16 [日]
どうなるの?日本という国
時間が戻されるのかな?原発とTPPの行方が心配。
15日(土)
今週は仕事場の椅子に30分以上座れる状況ではなく、打ち合わせも歩きながらがいくつも。金曜日の夜は「一週間、終わった〜」と倒れそうだった。
この土曜日は疲れがたまって抜けず、お昼過ぎにようやっと始動。お歳暮の手配を新宿にしにいって、後はぼーっと代々木公園を散歩する。
そして今日は相方が久しぶりに東京へ帰ってきた。前回は8月に仕事でとんぼ返り状態だったので、ゆっくりできるのは、ずいぶん久しぶり。
ゆっくり食事してたっぷり話をしてバーでくつろぐ。
*この日の着物覚書
・本結城片身変わり 藍縞
・屋父祖幸子さん 琉球紅型 白地にこげ茶&藍&紫&黒&さび朱などの唐草 たれはこげ茶の縮緬九寸
・さび朱の道明ゆるぎ
・薄ベージュ縮緬帯揚げ
・岡重の貝模様長襦袢&ふくれ織半襟
・超ビッグアルパカ100%ケープにフェルトブローチ
・大型の紫味の茶ベレー帽
・雨なのでカレンブロッソのカフェ草履
ベレー帽が以外に着物に馴染む。琉球紅型の組合長である屋父祖さんの帯は様々な色が入り、かつダイナミックな柄ゆきで私の手持ちには合わせやすい。
2012.12.9 [日]
荒れた海
8日(土)
三崎口の隠れ家カフェへ。確かこの前行ったのは春前?だったような…。イヤーご無沙汰してしまいました。
こんな荒れた日に行かなくてもよさそうなものだけど、どうしても行きたかった。あの海に会いたかった。
凄く荒れた海でヨットはただの一艘も出ていない。強風で時々見える富士山と荒れた海のコントラストが美しい。
この夏のスキューバで写したという海中の様子、たくさんの魚、三浦半島とは思えない美しい透明度をDVDで楽しんだ後、親しくなった他のお客さんから本場フラダンスを教わった。
2012.12.2 [日]
寒いっ!
もともと気が強い83歳の母、最近、頑固さに磨きがかかってきた。今までも少し衝突してたけれど、今朝は久しぶりに私が大爆発しそうになったところをグッと我慢。(エライ!自分で自分をほめてあげたい…)
でもなあ…仕事でも家でもキツイ我慢が多い…私のストレスはいったいどうしてくれよう!
ま、こういうのが生きるってことなのかな?良いことよりしんどいことの方がはるかに多いってこと。
1日(土)
新宿・銀座と時間がかかる所用を済ましてから青山のキイさんのグループ展へ行った時は閉店の30分前。
入口で帰ろうとされてたイラストレーターのOさんとバッタリ!半年ぶりの再会にキャアキャア言ってしまった。
中に入ればキイさんとNさんがお喋り中。桃ちゃんも元気そう…。
私も作品をチェック後、ニ点ほどご縁をいただきワインとキッシュでお昼抜きのお腹を満たす。しかしこれが呼び水になって、その後Nさんと居酒屋へ。すっごく楽しいひととき。
*本日のきもの覚書
・青戸柚美江さんの茶綿横段縞模様 袷
・結城紬八寸
など。
10月に落語に行った時とほぼ同じ。天気予報が大きくはずれ、いそいそと真綿紬の着物を出して準備している時にザアッと雨。仕方なく一度は泥大島を出そうかと思ったがあまりに寒々しい。で、思いついた袷の木綿。真綿ほどではないが、軽いしぬくかった!
中央道のトンネル…心が痛む。
2012.11.24 [土]
連休
濃〜い平日が続くので、休みは日常感を取り戻すので精一杯。ということで連休。
24日(土)
月一のチャコちゃん先生のつれづれ。
本日の学習は縞柄。好きなテーマ…だったが、違うことに興奮。最近いらっしゃるようになった38歳の編集の仕事をしている方が、島田を結いあげてきた。
京鬢でなく江戸鬢なのだが、本人は和髪好きで“連休だから”と有名な入谷の師匠にやっていただいたそうだ。ちなみに京鬢職人はたくさんいらっしゃるが、江戸鬢は少なく(形が全く違う)なった。
島田にするならもう少しお化粧を変えた方が良い、と手持ち化粧品で眉、頬紅、肌色を少し変えてさしあげて、本人にも周囲にも驚かれる。
帰りにそばのオペラシティへ寄って美しいツリーと美しい歌声&オカリナの広場コンサートを楽しむ。
*着物覚書
・本結城高機 灰桜色無地
・西澤幸雄さん作 白灰地縮緬九寸“松ぼっくり付き大王松”
など
本日もあまりの寒さに着たい着物をやめて真綿に走る。
さーて明日は連休最終日。たまった家事をするぞ!
23日(金)
まずは国立西洋美術館の
手の痕跡
を見学。若い頃は絵より彫刻の方が好きだったなあ…。思わず触れそうになってしまうのを必至で抑える。
お次は日比谷でボランティアの打ち合わせ。
その後は新宿伊勢丹に寄って小物で取り寄せてもらったものをピックアップしようとしていたら、AWAIの紅子さんとバッタリ。もう閉店間際だったけれど期間限定のSHOPに立ち寄る。
そばで江戸小紋の広瀬染工房さんが、新しい試みである江戸小紋の技術を駆使したカシミヤやシルクの大判ショールを展開。次から次と広瀬の若き後継ぎイケメンさんに洋服姿のお客様。
AWAIのきのぴーさんが「昨日のオープンから凄いお客様なんですよ。その中のほんの数%でいいですから着物に少しでも興味を持っていただけたら…」という言葉に深く頷く。
*着物覚書
・関絹織物の泥大島
・織楽浅野のグレージュ色「緑影」九寸
など
雨だったので本当は違うものを気分的に着たかったけれど結局、泥大島。残念。
2012.11.17 [土]
アレコレ…
勤務地が4年ぶりに銀座7丁目に戻って一カ月半。以前よりも新橋演舞場に50mほど遠くなったが、目と鼻の先。毎日のようにこなれた仕事着物姿の男性の複数の姿に会う…眼福眼福。しかしな〜年末には銀座8丁目に仕事場移動…悲しい…あそこはもう新橋で銀座の匂いが薄くなるし。
今週は丸の内に仕事で行くことも多く、街の匂いの違いにいろいろと想いをめぐらせることも多かった。
街と言えば今週は大阪の谷町四丁目(通称:たによん)に久しぶりに行ったのだが、残念ながらいつものごとく日帰り。しかーし、行きの新幹線は某噺家さんと隣同士。ちょっとだけお話もした、ラッキー!
2012.11.10 [土]
今から寒がっていては・・・
どうするんだ!でもね〜なんか例年より体感では寒さを強く感じる。うーん、言いたくないけどこれも身体の衰えの1つかな。
10日(土)
大荷物を抱え恵比寿へ。使い込みすぎてで汚れきったバッグや財布のクリーニング&色掛け。最近、この手の店は急増しているけれど、この店は職人気質でいい感じ。
お次は
こちら
へ。いやはや、ホント凄い、凄い!言葉にならない!!!お気に入りをあげろと言われたら、ざっと10以上は挙げられるぐらい。
SHOPでは池田理代子さんのこのための書き下ろし漫画書籍があり、今田美奈子さんのあまりにも細かいお菓子のお城も出ていた。
できればもう一度行きたい。絶対のお勧め!です。
あまりの興奮にカフェで一休み後、
こちら
へ。先ほどとはうってかわって優しい色達に囲まれる。
文化村そばのバールで軽くいただいて帰宅。
*本日の着物覚書
・本結城紬地機 片身替り縞
・藤井さんの更紗九寸 ベージュ紬地に赤&黒柄
・kuraさんの菊柄帯留&茶三分紐
・永住した友人から送られてきたイタリア人デザイナーのアルパカ100%超ビッグストール 茶&濃灰柄(コートの気分でなかったこともあったけど、膝下までたっぷり丈があるし、洋服にも使えるし便利)など
*ここ2〜3回は、紅絹の湯文字を利用。これがアッタかいのなんの。ビックリ!!やっぱり赤は身体があったまるんだなあ…。
それとあくまで当社比(笑)だけど、裾つぼまり度合いが素晴らしい。ビバ!湯文字。季節ごとの素材を揃えようかな。
9日(金)
広島日帰り出張。一便で行き最終便帰り。シリアスな内容だけど冷静なコミュニケーション。少々疲れた…。
帰りに買った“牡蠣めし”がせめてもの広島らしさ。
12/11/12
えりりん
ビバ!湯文字。昨日までダブルガーゼ、今日からネル。だって寒いんだもの。
辛夷(こぶし)
わーい!寒がりは私だけではない!
しかし、よーく考えると紅絹の湯文字ってちょっと江戸風?
ていうか妄想すると…ピー…に限りなく近くなるかな?
12/11/21
こゆき
私は赤い保多織で湯文字作りました。夏も涼しくて調子いいですよ。ビバビバ、湯文字!
2012.11.4 [日]
秋が深まり・・・
4日(日)
起きたら???という時間。11時間も一度も起きずに眠れるってどういうこと???
バタバタと家事をし、懸案の庭づくりに取り組もうとしたが、木々のちょっとした色づきに気づき、お茶を飲みながら愛でていたら夕暮れに…。何もできなかったよ〜。
3日(土)
まずはちびまるさんの工房展へ。ちびまるさんの帯はお人柄がそのまま出たような楚々とした美しさ。凄いなあ!その他の皆様の作品もステキな顔をしたものが多い。向井先生も変わらず凛とした風情、憧れる。
お次は浅草の一衣舎&楽艸展へ。双方に依頼事項も無事済み、変わらない高橋さんの爆弾発言に大笑い!しかし負けじと(?)私も笑いを提供。ファッションの話をしている時の“ひかりもの”と言ったら、普通はアクセサリーか貴金属を想像するであろうが、こともあろうに「コハダ?」と言ってしまう(笑)
ああ、やっぱり浅草にいるとこういう発想になってしまうのよ…とあくまで土地のせいにする(笑)
しかし今日の浅草はお祭りのため、ハンパでない混み方。見てるだけで疲れそう。
帰りに京橋で知人と会う。軽く食事のつもりが話しこんでしまい、帰宅はそれなりの時間になってしまう。
*この日の着物覚書
・加藤改石さんの牛首をピンクグレージュに染め、グリーン系の更紗を額縁風に手描きした付下げ
・ラフィア(草ビロード)九寸
・中野みどりさんの草木染めストールなど
2日(金)
夜、東京ミッドタウンでパネラーとなる。いつももう少し大人しくしているのだが、この日は仕事が変わったせいもあるのか、少々気合いが多め。
2012.10.27 [土]
4週間終了
新しい仕事&会社に行って4週間が終了。成果を出すことのできない“お客さん”状態もそろそろ終了。各所ヒアリングも終わり、これからが本番。
しかし不眠で悩んでいたこの数年間はなんだったのだろう。今は1分もしないうちに意識不明になる。
ただ、今度は眠れずではなく、時間が足りない睡眠不足か?6時間は眠らないと疲れるのは、やっぱり年なのかなあ…。つい5年ぐらい前までは5時間でもピンピンしてたのになあ。ま、仕方ないですね、こればっかりは。
さて本日はチャコちゃん先生の講義を伺いに…。
講義は江戸の着物流行柄の話。これはもちろん面白かったのだけれど。本日も美しいものを見ることができた。
ついに志村先生の塩漬け繭で八掛けや胴裏、縫い糸が出来上がったため、先につくって10年近く着たおした単衣のお着物を袷にしたものを拝見。糸の奥から光がふわーとにじみ出てくるような光沢。
驚いたのは単衣のお着物を洗い張りに出したところ、相当着たはずなのに、「ほとんど汚れてない」と有名な洗い士さんに言われたらしい。色々な着物を45年以上、着たおしてきたチャコちゃん先生は「本当に良い糸ほど自浄作用があるから」と。
謎だ!科学的に知りたいゾ!ここのところまた毎月いらしている志村先生に、今度こそ伺ってみようっと!
*本日の着物覚書
・着物は先週と同じ(木綿で袷なのにあまりに軽くて、つい手にとってしまった)
・灯や2さんのラフィア(草ビロード)の九寸
など
2012.10.20 [土]
真打興行
連日の疲れと母の用で一時間遅刻で十二時に浅草演芸ホール入り。皆が席を取っておいてくださってありがたい。
懐かしい顔ぶれも次々に出てきた後に、トリの文菊さん、偉そうな言い方で失礼だけど、一歩ずつ上手くなっている。特に前も聞いたネタ、清元のお師匠さんの表現に前と違っておかしみが出ているとこなんざ、いいなあ。皆に「年寄りくさい」と言われているけれど、どうか小さくまとまらず大きい芸の噺家さんになりますように。
5時間半の興行の後はまず飯田屋さんへ。何年前だったっけ?改装したのは。ま、確かにキレイになったけど何回きても前の風情が懐かしく思い出される。
どじょうのから揚げから始まって下町の卵焼きや板ワサをつまみにし、丸鍋へ。
日本酒飲んだ頃から酔った勢いで、Nさんに“色っぽいアレコレ講座”を伝授するも、小倉さんに「姐さんがその仕草をすると、向島の姐さんというより鉄火姐さんていう感じ…」と言われる。ダメだ、こりゃ(笑)。
二次会は浅草らしいディープな場所。外で飲むには絶好の気温の夜。またまた馬鹿話をたくさんした後、観音様にお詫びに伺い、シャッターの閉まった仲見世(この風情が私は好き)を駅へ向かって歩いたのでした。
*本日の着物覚書
・青戸柚美江さんの出雲織 手紡木綿 茶&紺&ブルー&白縞 袷
・結城高機 オフホワイトに灰色縞 八寸
・衿秀さんのおだまき(茶紫にエンジ・辛子・緑など)帯締
・薄肌色縮緬帯揚
・柿色の長襦袢
・からすの草履
・枡倉のり子さんのモール縞横長バッグ
文菊さんへお祝いの気持ちをこめて、着物・帯・帯締め・バッグを下ろした。
着物は一年前以上から下ろす時期を考えていたもの。夜、ルーペで糸を飽きることなく眺めるもののTOP3に入る。
どうかこの布のように良い味が幾重にも響きあう噺家さんになりますように。
2012.10.7 [日]
週末
月曜日初出社からフルスピード。ガンガン、スケジュールが埋まっていく。策を考えなければならないことがヤマとなる。
三連休の最終日だけど明日は掃除後、仕事だな…。
7日(日)
疲れ&風邪気味で薬を飲んでいたせいもあり、二度寝して起きたらお昼過ぎ…。洗濯・庭の手入れで半日が終わる。
6日(土)
飛び起きて両親の用を済ませた後、着替えて横浜へ。何か久しぶりだな…。出長の多い大阪よりも間があいている気がする。灯台もとくらし…ってのはこのこと。
イタリアンで4人女子会のランチ。申し合わせたように、着物姿3人全員“木綿着物に更紗柄の帯”の偶然。ウフフ、なんか楽しい。
お次は浦野さん展を見に山本きもの工房へ。パトロンがいたら「アレとコレ、あっそちらもいただくわ」って言えるんだけどな〜。それは妄想で、現実はMさんコレクション着尺と同じという端切れを使った鼻緒を連れて帰ることにする。これが仕立てやさんらしく、ものすごくお得価格!。
その後、鎌倉へ移動し、KKさんのひぐらし文庫カフェへ。押すな押すなの大盛況。よってカフェにいらしたCさんと共に、夜の食事タイムまで有名な布地屋さんへ。
ここでTさんら男子組と合流。
夕食はまったりとカウンター割烹。美味いし女将の美しい着物姿。ええのう…。
さらに東急ストアでつまみを購入後、Oさん邸でウイスキーをチビチビ舐めながら、ステキなお庭の虫の声に耳を傾ける。池にお月さまが写らない天気が残念。
イヤー遊んだ遊んだ!家に到着したのは0時半過ぎ。
一気に一週間の緊張がほぐれた!ご一緒した皆さん、ありがとう!
*この日の着物覚書
・芝崎重一さんの手紡ぎ木綿 藍変わり格子柄長着
・結城紬明るい緑地に辛子やブルー系の更紗柄を切嵌めした京袋帯
・象牙の三日月帯留&茶三分紐
・薄ベージュ色縮緬帯揚げ
・黒田商店 革下駄 焦げ茶 など
本日の直感コーデは今1つ気に入らず失敗モード。着物と帯の色の強さが合わなかったな…反省。
2012.9.30 [日]
10年半・・・ 感謝!
会社間出向を発表されて出社最終日までの一週間。想定壮行会2つ以外にビッグサプライズ激励会2つ。花束2ブリザードフラワー1、他に多くの人のメッセージ付きプレゼント8点、地方支社も含め返事しきれない数のメール。(ごめんなさい、自慢しているのではないのです。あまりに想定外の嬉しさなのです。ちょっとだけご容赦を。)
今の会社には業務改革ミッション依頼で入社。リストラはしないけれど嫌われ役を担っていた。更に尻込みする女性たちの中からポテンシャルとポジション適性を見極め、次々に管理職へのステップにのせていった。そして次世代を担う中堅男性たちにビジネス特殊教育を施す。
こんなことをするとベテラン男性たち(主に管理職以上)の多くからはもちろん煙たがられる。それもミッションと割り切り、孤独と闘っていた。
だから今回の会社間異動ではひっそりと行こうと思っていた。それが…本当にありがとう!退職ではないので泣くまい、と決心して努力したのでほとんど大丈夫だったけれど、声にならない場面が多かった。お義理ではないと感じられる会やメッセージばかりだった。
明日からは絶句ものの社員数の会社で、非常に困難なミッションを背負う。またも孤独な闘い、いや比較できないほどすさまじい状態になるだろうという予測が容易な状況。
それを暗示するような月曜朝の台風直撃予想。
でも皆の想いを胸に秘め、闘います。行ってきます!
*本日の着物覚書
・ラオス木綿 薄ベージュ縞
・シルクバティック九寸 甘茶色につる草&花柄
しばらく着物も今ほどの頻度では着れないかな???
12/10/1
えりりん
高い壁に立ち向かう姐さんの背中、カッコイイっす。いってらっしゃい!がんばって。
12/10/2
辛夷(こぶし)
わーん!本当にありがとうございます!
今回も伝言いっぱい!皆の温かい眼差しに支えられてウルウルしちゃいます!
頑張ります!
2012.9.22 [土]
「トントン拍子」に力を借りて
やっと単衣を着ることができる気温。ウキウキと着物を出していたらドッとゲリラ雨。諦めて泥藍大島に。
本日は月一チャコちゃん先生のところ。
今日は芸妓さんの東西の衣装の違いの勉強。舞妓さんは西のみ。東の半玉さんは人前に出ないので比較ができない。
23年前に“きものサロン”で先生が取材特集した写真(男衆さんが着せつけていくプロセスあり)で解説。その他にも能衣装&狂言衣装(これも着るプロセスあり。なんと!お知り合いの宗匠に着ていただいている〜ホント、顔が広いのよねえ…)・僧侶・鳶職などの正装など…すっごく面白かった。
そして本日のおやつは先生とスタッフの方の手作りお萩。あん&きなこ&ごま、とフルコース。ああ、美味しかった!
*本日の着物覚書
・泥藍大島 恵織物 大若松
・シルクバティック九寸 甘茶色につる草&花柄
・象牙の三日月帯留&辛子色三分紐
・砂色絽縮緬帯揚
・メノウの金の豚 根付「とんとん拍子」
「トントン拍子」をつけたのは…10月1日から会社及び仕事が変わる。一番の違いは社員数。今と比較してざっと18倍。関連会社を入れるとさらに…。しかも今まではかなり収益をたたき出していた会社だったけれど、今度は…という実態。
先月末に話が来た時、かなり迷った。ものすごく重いプレッシャー。満身創痍、ボロボロになるかもしれないけれど決断。昔から私を知る人は皆、「なんか分岐点に来ると、楽じゃない方を選ぶよね」と。
そんなカッコイイものじゃないけれど、いつもそういう時は“未来の自分”が“乗り越えるチャレンジをしたら、違う自分に会えるかも…”とささやいているように思う。
この年&プチ介護を抱えてのチャレンジは正直迷った。でもでも、もちろん体調は自己管理するしかないけれど、プレッシャーの解放は真楽がある!!!
自分にとって真楽は利害関係いっさいなしの「ただの一人の女性」でいられる大事な場。
来週は引き継ぎ&片づけ&壮行会だらけ。まずはここを乗りきるぞ!
▽最近の3件
[全4件を表示]
12/9/23
ねこもも
違う自分に会える、、何かとても共感いたします!辛夷姐さんの日記からチカラを分けて戴きましたー!! くれぐれもお気をつけて!!
さら
「真楽はただ一人の女性でいられる大事な場所」に共感&ワタクシも日記からすがすがしいパワーをいただきました。 どうぞご自愛のうえ過密スケジュールを乗り切ってください!
辛夷(こぶし)
“組替”!ワハハ!!!そのとおりです、ナイス!ぼたんさん。
伝言も含め、皆様、本当にありがとうございます!
2012.9.16 [日]
夏バテ?
16日(日)
洗濯後、庭の手入れをしようとしたらザーと雨。仕方なく部屋の片づけをしようと思ったが、眠くて昼寝。起きたらなんと夕方。何もできなかった一日。こんなに眠っても身体がだるい…。
15日(土)
本当はプチ旅行する予定だったけれど、どうも夏の疲れか体調が無理するな…とSOSを出しているようだったので、おとなしくする三連休。
ただし、この日だけはおでかけしようと人形町へ。以前から偶然ネットで見つけて、
この方
の話を聴きたいと思い
こちら
に行く。
1時間の藍の話は初めて聞くことも多く実に楽しかったし、集まった方々の和まわりの方々のパワフルなこと。心から楽しんでいる様子がよくわかる。講演後に1000円のアップスタイル、同じく1000円の写真のポージングをいずれも個人対応していただき楽しむ。
完璧な金髪ショートのUSAレディが、見事な藍染めの着物をこなれた着姿で、上手な日本語を駆使して楽しんでいる様子も好ましい。
帰りに銀座で用件を済ませた後、自宅そばで軽く食事。
*本日の着物覚書
・着物は10周年と同じ夏結城
・夏物とは誰も思えない細かい織の紗九寸
・祖母の翡翠帯留&辛子二分紐
・コルク台の草履
・小菅の竹籠
2012.9.5 [水]
今さらですが反芻
10周年パーティーの写真撮りは3枚を残して全滅…。腕が悪すぎるのだろう。
ガックリしているところへ救いのメール添付写真が数枚。
嬉しくなったのでそちらをのせちゃうことにしました。
楽しかった時間を反芻…。
2012.9.1 [土]
10周年
31日の夜、送別会で家にたどり着いたのは深夜2時。そのままベッドに倒れこみ、明け方シャワー。飛び起き(半襟をつけておいて良かった〜)て、着物を着てポパイさんへ。
たまには姐さんキャラを離れようと訳を話して夜会巻き以外の髪型をオーダーするも、出来上がった後の美容師さんのセリフ。「オーラが強いので姐さんキャラは変わらないかも…」
私「???(はああ…)」
気を取り直して銀座一丁目に向かい一件用件をすませ、雨上がりの道を東京駅に向かって歩くことにしたもののやっぱり暑かった。
受付でリストチェックの仕事は役特。皆さんの笑顔を一番最初に見れるから。
かずさんの力作も凄かったし、ビデオレターはホントに楽しかった。ちどりさんベイビーのプクプクほっぺにさわれたし、フーさんのゆったりした笑顔は幸せ感満載で私までおすそわけをいただく。
そして全員とはお話できなかったけど、ステキな笑顔とそれぞれの着姿に目が喜ぶ。
そして二次会もパワフル。楽しい時間はいつものことながらアッというまに終わる。
本日はラッキーなことに歩く際には雨に合わずに済む。10周年の御利益か!
*今日の着物覚書〜何人かの方に指摘されたので、たまにはマジメに書きます〜
・夏結城(苧麻25%入り) 黒地に雨絣
・奥野暁美さん 手描き麻九寸
・小枝かずみさん 乳白色の絽縮緬帯揚げ
・キリコさん江戸切子(黒の雪華紋)&きねやさん 鶸色三分紐
・ブルーグレー無地の平麻長襦袢&おがわやさん 紙布半襟
・黄色味のエナメル草履(四谷三栄さん)に黒田商店さんの変わったグリーン系鼻緒
・ブルー系タイシルクバッグ
・キイさんの柿渋日傘(雨が降ることを知らなかった)
前日までまったく考えてなかったコーデ。とっさコーデもいいとこ。とはいうものの夏結城は結構スケるので、9月バージョンとして白ではなくブルーグレーの麻長襦袢にしたのが今年の新しい方法。
しっかし案の定「そういうカワイイ帯は姐さんよりも私の方が似合う」とのたまう(狙いがわかりやすいゾ!)方が続出(苦笑)。
2012.8.25 [土]
心配な沖縄
どうか最小の被害ですみますように!
本日はチャコちゃん先生のところで、夏のダルマ糸での唐織や三重紗、そして夏の仙台平をルーペで見せていただく機会を持った。
夏の礼装が少なくなって市場で上記を探すのも大変だそう。
ルーペの向こうは宇宙!!!
*本日の着物
・浅緑色無地 小千谷ちぢみ
・奥野暁美さん 麻九寸を銀座結びに
など
まだまだ麻!奥野さんという方は寡作らしいけれど、不思議で面白い色遣いをする方。
2012.8.24 [金]
平和な悩み
食べることと着るもののセレクションに迷うというのは身体が健康な証拠と言われていますが、こんなに暑いと9月1日は着るものに悩みますよねえ…。
うーむ、どうしよう。
今週、22日の水曜日は札幌、翌23日は仙台の出張。いやあ、暑かった。お盆の頃の札幌は涼しかったらしいが、私は札幌の社員に「熱波を連れてこないでください(笑)よ」と言われたくらい。
時間的には弾丸だったけれど、久しぶりに22日夜は二条市場内の実に真っ当な居酒屋で、食べ飲みまくる。市場に店を持っている居酒屋なので、鮮度が良くて安く、市場の協会長さんお勧めの店らしい。
まだ動いているぼたんエビの刺身、海水だけ(ミョウバンを一切使っていない)のバフンウニ、信じられない柔らかさのエイヒレ、骨まで食べれるつぼ鯛などなど…。ウマ過ぎるサンマの刺身(もう色がまったく違う)や完全透明イカの刺身でもかすむくらいのこれでもか、の美味さが続く。甘い玉ねぎとツブのかき揚げ、そうそ、野菜も美味かった!!!
久しぶりの「北の大地の滋味」表現できない美味さにいい気分になり、会社の多くの後輩達に半分の金額をおごって、後で真っ青になった(苦笑)。
それでもあのバフンウニは凄い!築地でもあの状態をいただこうとしたら安くても5倍はする。いや、ミョウバンを使わないのを探すのが大変だと思う。
2012.8.16 [木]
短い夏休み
旧盆も終わり…早いものだ。毎年この時期になると、なにか焦りにも似た気持ちになる。
その焦りにも似た気持ちを今週はもっとロングランの時系で感じた。NYでお世話になりきった方が来日。22年ぶりかな?その間キャリアを2回転換させながら、さらにパワーアップしていた。まぶしいなあ…自分は退化しているような気がする。
第一、ほとんど考えや想いを話せない語学力の圧倒的な劣化。ヒアリングはできるんだけど…最悪。
そんな気持ちを振り払うごとく行ってまいりました、
こちら
へ。
シルバー無料DAYではないのに今日も混んでましたね、日本人はことのほかフェルメール好きが多いのか。誰かがそのことを解析してたけれど、確かにあの眼差しは様々な想像をさせる。
一休み後、同じ東京都美術館の
こちら
にも。小島秀子さんからステキなインフォをいただいていたので楽しみにしていた。
様々なクリエイションの中、小島さんの絵羽が4点。絵が3点。いやあ、ステキなんてもんじゃありません。色々とメモっているうちに小島さんが休憩から戻られて、30分以上お話を伺う。本当に数学好きなんだなあ。インスピレーションを数字に落とし込むのが好きって、きっと普通の会社員でも大成していたに違いない。
今の私には良い刺激!
*本日の着物覚書
・小千谷ちぢみ 無地練色
・科布 松煙染 唐草文様
幼少の頃からの無精で、着物は洗う面倒を考え同じようなものばかり着てしまう。違いは小物や下駄で。
さーて明日&明後日はたまった家事。仕事&自分の体調相談&同居している老親の世話と重なると、夏休みもこんなもんだと自分に言い聞かせる。
2012.8.11 [土]
おもろい!一日
お昼前に所用で人と待ち合わせ@新橋喫茶店。
遅れるとの連絡を受けてぼんやりしていたら、いきなり話しかけられる。
「あの〜すみません。自分達で結んだのですが、帯がくずれ初めたのですが直してもらえますか?」見ると20歳前半とみられる女性2人。
「あ、いいですよ。私でよければ…」と1人は簡単な割り角出し。ところがもう1人は浴衣がひどくくずれてしまっている。よく見ると腰ひもがない!「え、締めたはずなんですけど…」どうやら、ゆるく結んでいてほどけてどこかに落とした(気付かないのかなあ?っていうか、どうやりゃ落ちるんだ?)らしい。つまり浴衣の上は帯のみ。そりゃ、くずれますよね〜。
しばし考え、一緒にトイレへ行って自分の帯を解き、着物を着たまま半襦袢の紐を引きぬく。それを使って一から着付け。
ま〜えらく感謝され、お茶代はもちろん腰ひも代と着つけ代と言って、お金を出しかけるので断っているところへ知人がやって来る。おかしそうに「せっかくの気持ちだからありがたくしまっときなさいよ、アネさん。」なんて言うものだから「やっぱり、その道の方なんですか?」だって。その道ってどういう道なんだよ、え、言ってみてごらん!って言いたかったけど、最近、この手の言葉には人間が出来てきたらしく(笑)ぐっと我慢した。
その後、荻窪に移動。21日に真打に昇進され古今亭文菊になる菊六さんの二席。
いやあ、さすがに28人抜きだけある。凄い!
通常、あそこまで江戸弁の啖呵を切り続ける噺をやれば、少しは呼吸が乱れるものだがまったくない。きちんと稽古してますねえ…。
その後は宴会。初めてみたよ、
シャンパーニュ日本酒
。この店は日本酒350種を持っている。久々に美味しかった!
ちなみに菊六さんはペリカンのパンの大ファン。お話をしているうちに江戸弁が出そう(少し出ちゃったけど)で困った。
そして何を勘違いしたのか、どなたかが私のことを“長唄でもやっていそう”言ったことが“師匠らしい”に変換され、「普通の会社員」と言っても信じてもらえなくて困った。
*本日の着物覚書
・小倉充子 “化粧”
・諸紙布八寸
落語には小倉さんでしょ、と着ていったがやっぱり落語好きの人は小倉さんを知らなくてもこういうテイストが好きらしい。
▽最近の3件
[全4件を表示]
12/8/12
おひで
荻窪に住んでいるというのにまだ行った事がないんですよ〜、このお店。
辛夷さんオススメとあらば行かねばっ!
むかし桜
辛夷さん、お見事ですね〜
驚いたり、笑ったり、感心したり、いい結果に楽しく読ませていただきました。。
お嬢さん方、いい人に出会えて思い切って頼んで、正解でしたね〜
夏が来るたびに話題になる楽しい思い出になったんじゃないでしょうか。
それに、二人はこれからもきっと浴衣を着るような気がします。それも、よかったです。
12/8/13
辛夷(こぶし)
皆様、コメント恐れ入ります。
半襦袢(筒袖)の紐の引き抜きは浅草の女将さん達がよくなさる方法で、中には帯を締めた後に伊達締めを引き抜く方もいらっしゃいます。聞いていたのでなんとかなるかな?とこの際チャレンジしてみました。夜まで襟元はまったくくずれなかったです。これに味をしめて夏は紐一本でも少なくしたいのでスタンダード化してしまおうかと思っております。(でもそうするとこういう事態の時、お助けできないですよね)
おひでさん、日本酒好きにはたまらん店ですよん、料理は普通ですけど。
2012.8.10 [金]
今週、終わったあああ…
オリンピックにもっと食いつきたかったのに、それもできない過密スケジュールの一週間。食いつきながら今の調子で仕事をしてたら今頃、倒れている。(最近、シミジミ年齢を感じる体力のなさ)
火曜日は博多に日帰り。本日金曜日は名古屋に日帰り。
月・水・木は会議の山と締め切りを抱えて、途中で急性胃腸炎になるも昼間に病院に行けず、夜間に駆け込み、とりあえずなんとかしていただく。
来週はとりあえず仕事では東京を動かないで済むが、結局、夏休み5日間の予定が2日間に短縮のスケジュール。
さっき最寄り駅から自宅に向かう際、神宮花火の音が派手に聞こえた。いいなあ…行けた方、羨ましいゾ!!!
しかし私も明日はお楽しみ!有名な荻窪の日本酒専門店で、28人抜きで真打ちになられたお披露目落語に行く。
落語の後は日本酒。ムフフ…。
2012.8.4 [土]
子供に戻ってきました!
本日は
ここ!
ちひろさんももちろんステキですが、海外の絵本作家さんも本当にステキ!随分長いこと座りこんで様々な国の絵本を読んでしまいました。
今日は夏の疲れか、午前中家事をしたらもう着物を着る気力がでず、洋服でおでかけ…無念…。
2012.8.2 [木]
心配な沖縄
天候が過去とは全く違う様相を示し始めて随分たちますが、今回の沖縄は一段と心配です。できるだけ少ない被害であることを祈ります。
本日はチャコちゃん先生のところで夏のダルマ糸で織った唐織、および夏の仙台平を顕微鏡で見せてもらう機会を持った。双方とも夏の礼装が少ないため、市場であまり見かけない。もうそれは宇宙でした…。
*本日の着物覚書
・浅緑色無地 小千谷ちぢみ
・奥野暁美さん 麻九寸を銀座結びに
など
処暑も過ぎたので絹ものにしようかなと思ったけれど、34度の気温ではその気にまったくならない。あと二週間はこの気温とのこと。1日は辛い。
2012.7.28 [土]
夏まっさかり
と言いたいところだけれど、気温だけは猛暑日なのに、スコーンと抜けるような青い空と入道雲モクモクとならない東京の一週間でした。
よってよけい暑苦しさを感じる…。天気の神様がいたら「ここまで暑いなら夏らしい空をお願いします。」と拝んでしまいたい気分。
今日はまずは
こちらに。
久しぶりに古き良き時代のパリ文化(1900年前半)をかんじさせる展示を満喫。こちらの美術館は初めてだが、隣が自然植物園だけあってこじんまりとした中庭もステキ。プラチナ通りも久しぶりなので本当は散歩したいだけれど、この暑さではいくら日傘をさしても身体に堪えるのであきらめる。
移動して日本橋の大好きなクラシックな珈琲店で一休み後に、キイさんのグループ展へ。
伺って良かった!こんなガラス作家さんがいらっしゃるなんて!
加護園さん
とおっしゃるなんともセンスの良い方。まだお若いので、ますます先が楽しみな方ですね。
これで冷酒をいただく日を楽しみにしようっと。
それにしてもキイさんの作家さんを見極める力は凄いなあ…感服!!!
*本日の着物覚書
・宮古上布 立枠風絣
・名物裂寄せ 羅八寸 帯屋捨松
・薩摩切子の帯留など
2012.7.21 [土]
グリーンフィールド・パピルス
本日は
こちら
へ。
紀元前950〜930の世界最長の『死者の書〜グリーンフィールド・パピルス』を一点一点、拝見する。もちろん読むことなぞできない。ただ、未来が見えにくく混沌とした2012年の日本で“死と生”を考えるだけ。
ご本家の大英博物館に初めて行ったのは確か35歳の時。もちろんこの展示ではないが、あざやかに見たものを思い出した。生にあふれた絵だった…。
死を考えることは生を考えること。
あれから20年。この後、普通であればもう20年ぐらいは身体も頭もしっかりしているはず。
流されず、考えることを怠らずに日々を送っていかなくてはね。
*本日の着物覚書
・小千谷ちぢみ 生なり色 無地
・科布 松煙染 唐草模様 八寸
・寒いので近江ちぢみ ブルーグレー地の雨コート
など
“死と生”を感じ取るには、やはり麻でしょ…というこしらえ。自然にそういう気持ちになった。このへんはやっぱり天皇陛下の祀りごとを多少は勉強した成果?日本人感覚。帯も古代布。
25度前後なので、色合いも含めて寒いかな〜と思ったけど雨ゴートを着ると丁度よかった。
2012.7.16 [月]
代々木公園
17万人(主催者発表)集結!ようやっと記事に。
公園に向かう途中で、数人のおばあさん達が手作りの冷たい麦茶を渡してくれる。「わたしら、この暑い中立っていられないから…頑張って!」
ありがとうございます、一人の力はほんの少しだけど皆、頑張ったよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は夜に大阪移動で到着は22時過ぎ。明日は午前中に大阪仕事で広島移動し、最終飛行機で東京に戻ります。
うー、暑い中の移動だけど、しょっちゅうなことなのた。頑張るゾ!
2012.7.15 [日]
eckoto〜増田厚司さん
午前中の家事を終えてから、急ぎ
こちらへ
。
天才!としかいいようがない、
増田厚司
さん。
不覚にも初めて聞いたのであるが、ジャズやフュージョンを聞いているようであった。一部は邦楽系の六選曲であったが、二部は民謡系五曲をアレンジ。この二部がまるでジャズに聞こえる。
十三弦の主旋律と十七弦のベース役の箏。そこに曲によっては津軽三味線が入り…。もうもう気持ちよかったあ…。α波が出まくり状態。
アンコールが終わった後、購入したCDにサインをいただきながら「ジャズのようですね」と言ったら、全身で呼吸を整えながら(それが当然と思えるくらいの全身を使っての演奏なのです)、「あ、今日は特別(呉服屋さんでの演奏だからか)なんです。いつもは主旋律に尺八を入れたりして、もっとジャズぽいです。」とか。
着物や浴衣を着ていたら500円引きの3000円。これで2時間半近くのアンコールを入れての十曲はお得感満載!
これから増田さんにハマリそうな予感。
*本日の着物覚書
帯締や帯揚げなどの小物は変えたものの、七日のお茶部の集まりとほぼ同じ。
白瀧呉服店の若旦那は一目見るなり「その浴衣は小倉さんのですね。」と言って、一部の間に小倉さんに連絡したらしい。休憩時間にそのことや小倉さん話で盛り上がる。そういう彼は銘“居酒屋”の浴衣。すっごく似合っていた。
写真は珍しい小倉充子さんの団扇“波兎”を見つけたので帰りに購入したもの。
2012.7.14 [土]
蒸し暑かったですねえ
昨晩は帰宅が深夜一時半。お遊びではなくお付き合いという仕事ですがな…はああ、疲れたゾ。でもって今年は突然企画が2本走る夏。頑張らねば…。
ということでかなり呑気な時間に、まずは
こちら
へ。
本日最終日で多くのお客様。向田邦子氏の大大大ファンな私は、1つ1つの絵に思い出す名場面。静かな、しかし水を含んだような心のつぶやきが聞こえてきそうなイラストでした。
ご本人(岡田知子さん)が着物好きなため、そういう方々もいらっしゃる。カメラマンの武藤さんもそのお一人で、昨晩も吉田美保子さんと3人ご一緒だったとか…。
その後は新橋で所用をすました後、銀座でコマゴマしたものを購入。
疲れているせいか水っぽいものばかりの食事で、これでは体力が落ちてしまうかも…。
*本日の着物覚書
・宮古上布 黒を含んだ藍 立枠のような絣柄
・飯島桃子さん作 麻白地に藍染め&相良刺繍 「蓮の花」柄
など
梅雨明け前のこの蒸し暑さ、たまりません。しかし上布だとスッキリ気分。下着から足袋から麻で日本の夏!
12/7/15
ぼたん
岡田知子さんのブログ拝読してます。
行きたかったな〜イラスト展。
辛夷(こぶし)
すごくステキな方!でした
2012.7.7 [土]
新生
昨晩は遅くまで仕事。なんとか24時前に帰宅したが疲れきっており、かえってあまり眠れず…。
早朝、バタバタと入谷へ。お手伝いをした後、ランチを御馳走になるが凄い人で大変!おかげで地元で評判の和菓子を購入したのに、山手線の中にお取りおきとする大失態!
なんてことで七夕お茶部に到着したものの大遅刻。
宿題発表はできず、急いで工作をし、箱を持って袋から出る。ホント!これは不思議な気持ち&感覚。
美味しいお菓子とお茶をいただいた後、大宮神社へ。
ここは何年も前(真楽に入る前だと思う)に、節分で伺ったことがある。
芸事のお願いごとがかなう設えになっていた。(写真撮り忘れた〜)そして雅楽をゆったりと…という予定が、母の具合が悪いとのメールでバタバタと帰宅。(具合は、たいしたことはなかったのでした)
かずさん、皆さん楽しかった!ありがとうございました〜。
*本日の着物覚書
・前にいただいた小倉充子さんの浴衣「化粧」
・諸紙布 濃灰&金茶&白の太子間道風 八寸を銀座結びに
など
写真は本日のお菓子“七夕”
2012.6.28 [木]
真楽 ありがとう!
んぎゃっ!
ダメじゃん、自分。真楽の10回目のバースデイを失念しては!
ということで
メンバーの皆様、いつもありがとうございます!
そしてなにより管理人えりりん様、このコミュニティを起こしていただき、本当にありがとうございます!
これからも“ゆるく&しかし着物の精神性も忘れず”楽しく皆さんとコミュニケートできれば…と願っています。
これからもどうぞよろしくお願いします!!!
2012.6.28 [木]
疑惑 疑問
疑惑
大飯の反対で4万5千人が集まった事実が、どうして大手マスコミでほとんど扱われないのか?言論統制の前の布石としか思えない。
疑問
週に二回はフェイスブックで「お友達になってください。or〜なりませんか」がくる。私はFBやってないのに…。仕組みがよくわかってないのですが、こんなもん???
2012.6.23 [土]
お勉強
月一のチャコちゃん先生の勉強日。
先月はお休みしてしまって残念。
本日は季節と柄。ほんのちょっと受け売りをご披露。
まず貴族は季節感を文様にまで高めた(色目は季節感を出したが)。よってまんまの柄は町人。代表的な違いは波。貴族は青海波。町人は好みで描いてもらう。
本日は春と夏。さらにそれをそれぞれ時候、天文、地理、行事、生活、動物、植物のカテゴリーに分け、そのカテゴリーごとに代表的なものをそれぞれ10〜20ずつ整理していただく。
たとえば猫でも親猫は冬柄。子猫は春柄。
また夏の天文分野で“片影”から片身変わりという配置が生まれ、それから鰹縞が生まれた…。
さらに“江戸解き”柄と三社祭(三という数字と網と観音様)との関係…。
もちろん知らなくてもよいことばかり。でも知っていると楽しい。また知っていてくずす方が、悪戯心でより面白い。
最後にそれぞれ好きな柄を色鉛筆で着物と帯をデザイン。
また長野県飯島の志村明さん(塩漬け繭をつくる方)もいらしてた。志村さんのところでは桑の葉は上から12枚目までのもの(柔らかいということですね)しか餌にやらないそう。糸の艶が違うそうだ…ふう…。
来月は夏休み&徳島の麻見学(行けない…)で休講だが、次回の8月はますます楽しみだなあ…。
帰りに和歌山の鮎と夏野菜で軽く夕飯。
*本日の着物覚書
・本結城縮単衣 白汚し地に薄鶸色の万筋風のよろけ縞
・浦野理一さん作 薄紫地の絽に露草柄
・祖母の翡翠帯留&二部紐 など
2012.6.17 [日]
雨の風情
15日(金)
久しぶりの仕事内容で疲れ&興奮で銀座に繰り出す。飲みすぎた…。
16日(土)
ぼーっとしたまま、出掛ける支度。乃木坂で降りサントリー美術館に向かっていたら、蛇の目に正調雨下駄、そして芭蕉布の雨ゴートをお召しの方がタクシーをとめようとしているところに出会う。キリッとしたお顔立ちと襟元の美しさだけでも見とれるのに、その手のあげ方がシャキッとしつつも優雅で溜息が出るほど美しかった。(後でこっそりと真似したくらい〜笑〜)
さて“紅型”展。4階は各美術館からの展示。3階は松坂屋コレクション(紅型は初公開らしい)が多い。
胴衣シリーズに目が吸い寄せられる。特に表が花織で裏が紅型のものは本当にステキ!でガラスに顔がくっつくほど拝見。慌てて手拭いで曇ったところを拭いたことも…。
次はキーワードにしたpanoramaで知った小川郁子(キリコさん)さんの個展へ。お客様が途切れず、お話するにも遠慮するほどであった。しかも「いいなあ」と思うグラスや猪口はすべて赤シール(泣)が。
キリコさんはみにさん特訓で、美しく裏地啓子さんセレクトの両面染め江戸小紋と白くはんなりした西陣帯をお召しに。
お話しているうちに、なんと小倉さん作の今年の浴衣がお揃いということが判明!明日(つまり本日17日)にお召し予定とか。
最後はAWAIさんに寄ってピックアップした後、自宅そばの行きつけ場所で、今年初の“ちびコーン”生2本とむっちゃ美味しい“入梅のいわし”を肴に一杯。
*16日の着物覚書
・泥藍大島 単衣 “大若松” 恵織物
・麻九寸 “葵と萩” 野口製作
など
12/6/18
陶子
素敵な雨の風情が目に浮かぶよう〜。手の上げ方、今度教えて下さい(笑)
私は対照的に体育会系の週末だったので、「文化系都内週末」がひと際眩しいっす。
えりりん
私もその手のあげ方、教えて欲しい。帯、素敵です。
2012.6.11 [月]
皆さん、頑張ってますね!
ちびまるさん楽しんで頑張ってね!15日(金)は仕事が遅くまで…の予定なので伺えないのが残念ですが…。
富さんのところには最近、常にお手入れかお直しかお仕立てものが行っている感じですが、
おたすけくらぶさんHPでなんとUSTREAM
が…。なんと真楽Mさんも出演されていまーす!
12/6/12
みずえ
わ、なんかすみません! ご近所なので呼ばれました!
辛夷(こぶし)
いえいえ、みずえさん、さすがステキな着こなしでした。そして三山節子先生の抒情あふれる絵が好きなので、拝見できて嬉しかったです。
12/6/20
ちびまる
エールありがとうございました!おかげさまで無事終了しました!
2012.6.11 [月]
雨の海
先週土曜は毎度おなじみの三崎口隠れ家カフェ。
雨にけぶってはいるものの、今年に入ってから行ってないので、真夏のTOPシーズンになる前に腰をさしりながら向かう。
この日のお客さんも面白い…ここは真夏最盛期でない限り、オーナーがお客さん同士を紹介して仲良しの地ならしをしちゃう。
横須賀に住むマスコミ関係者や都内の新婚さん(ご両親は医者なのだがなんか変わったご夫婦で、バンド演奏を私を含め過去ご一緒した仲)など。
低く流れるジャスと、時折聞こえる非常にうまいウグイスの泣き声が、打ち寄せる波音とあいまって美味しいお酒の友。(相変わらず商売っ気ない)
ここに来るとホントーに心から思う。いろんな人生観があるよなって。第一、オーナーからして骨董を愛する放浪者人生だからね。
共通は三浦一と検証された透明度の高い海と、額に入れてもおかしくない配置の海・伊豆半島・富士山・灯台・ヨットなどの構図を心から愛していること。
そしてオーナーがお客さんそれそれの人生をリスペクトしているため、コミュニケートする人達もそうなること(親しくなっても絶対に裏で悪口を言われてない!と確信できる人柄集団)。
いいよなあ、こういう人間関係。
2012.6.5 [火]
昭和パワー
外仕事で30年ぶりで巣鴨に降り立った。改札を抜けてビックリ!
町の風景は確実に変わっている(当たり前だ)のに、道路では大音響で“ド演歌”をCDカセットで流して売っているおじさんがいて、そのおじさんに10代とおぼしきリュック男子が話しかけている。
そしてご存知、グレーやベージュのズボン(という表現がピッタリのシルエット)にパステル系花柄のTシャツ、そして判で押したようにアイボリーの日よけ用布帽子をかぶったおばあちゃん達が元気に声高に話しながら歩いている。
かと思うと、懐かしい白のパンタロン(!)風ズボンに目にも眩しい原色の開襟シャツ(黄色率高し!)を着たおじいさんが、何人もかすかな名残(若い頃はきっと肩で風きっていた風の方々)を感じさせて歩いていく。
いや〜、時が30年ほど戻った感じ。これが巣鴨なのね。ウワサやメディアで見たことはあってもこの目で見たのは初めて!
平成24年現在、山手線駅前でこんな光景はここだけだろう。なんか凄いパワーを感じる。おもしろ〜い!
12/6/7
ぼー
巣鴨!渋い!面白そうですね!
2012.6.2 [土]
ステキな木々のざわめきに誘われて
実は昨日お昼、職場でグキッとやってしまった毎度の腰。幸いにも午後、急ぎの仕事がなかったので早退してハリ治療へ。毎年、4月と9月(つまり季節の変わり目)に大きなのをやるが、今年はなくホッとしていたのに(もう完全変形しているから仕方ない恒例行事)。しかし早めの治療のおかげで今朝の起きぬけは多少辛かったものの、着物は着てしまえば腰は洋服と違ってとっても楽!
まずは新宿椿屋珈琲茶房で昔からお願いしてたM子ちゃんに着物をお預けする。何年ごしの想いをついに遂げる日が。構図をアレコレ話した後、お誘いして御苑前のイタリアンで軽いランチをした後、
こちら
へ。
いや〜、本当によい場所です。今日は特に曇っているせいか温度は高いけど木々が巻き起こす風がさわやかで。
作り手の想いあふれた素朴な作品たち。
M子ちゃんと作品を拝見しながら(年齢は20歳以上違うのに「これ、いいね…凄いね!」の連発)、風そのものも時間を忘れて楽しみました。島のお茶が美味しかったなあ!
*本日の着物覚書
・ラオス木綿(白&茶綿) 単衣
・モーリーちゃん達と分けた更浜さんのターコイズ帯(ジムトンプソンの瑠璃色の無地をタレと裏につけたもの)を銀座結びに
・AWAIさんのリバーシブル三分紐にKURAさんの空豆帯留め
・薄ブルー縞入りの絽縮緬
・タイローシルク ターコイズ色に金刺繍のバッグ
・200年前の更紗鼻緒の下駄
モーリーちゃんとは裏地のジムトンプソンまで一緒と知った時はビックリ!私の方がトシなだけあって派手(笑)色だけど。
しかしもうお堅い場所以外は銀座結びが楽な季節になった、季節がめぐるのは早い。本日は長襦袢もさっさと海島綿にしてしまったため気持ちよかったあ。
12/6/2
モーリー
きゃーん、瑠璃色ステキ!三分紐の明るい色と空豆ちゃんもピッタリ!
絶好の仕立ておろし日でしたね〜
12/6/3
みにひつじ
素敵〜♪
2012.5.27 [日]
昨日
およそ一年ぶりのEさんとKさんと銀座マリアージュフレールでランチ。3時間近くはおしゃべりしていた気がする。音楽のこと、書のこと、着物のこと…まだまだしゃべりたりないゾ!…私だけかな?こんなこと思っているの。Eさんは洗練系十日町紬に横浜の山本さんが紹介されている沖縄作家さんの帯。Kさんは地機の結城縮に岡本さんのきれいな色の帯。それぞれステキなお召し物!
その後3人で“日々”に寄って(実はこれがメイン)、「万作さん」の個展を楽しむ。これ以上、器を増やしてはいけないけれど、万作さんらしい味のある器をつい一点購入。Eさんはキイさんの白絹の日傘が購入。Eさんは「レフ板になるう…」と喜ぶ。ホントにEさんは関西の方らしいウイットにとんだ瞬間ワードが面白い。
さらに鳩居堂へお付き合い後、“尾張町の交差点”で「またね!」〜失礼しました。ついつい本日は下町の祖父母を思い出すことが多かったので、口癖を書いてしまいました。〜つまり銀座四丁目のことですね。
さて次の約束まで2時間半もあるので、アンティークモールでもひやかそうかな?と伺ったら、なんと真楽Mさんとそのお友達にバッタリ!一緒に拝見した後、近くのバールで咽喉をうるおす。
短いけどおもしろい時間を過ごして日比谷へ。
*本日の着物覚書
・高機結城縮 薄抹茶系の万筋風 単衣
・大河内美登里さん 手描き蝋纈染め 新橋地色唐草模様
・キイさんの柿渋日傘
・ジャマンビエッシュのバッグ など
2012.5.21 [月]
午前7時32分
出勤途中の明治神宮前で途中下車。歩道橋も原宿からの参道も凄い人。「歩道橋の上で立ち止まらないでください」というパトカーが出動してのアナウンスを誰も聞こえないふり(笑)。
なぜか隣にいた人が「1つ使います?」とグラスを貸してくれる。うー、良い人だ。
感謝して無事観測。
人間の智をはるかに超えた何か…にめぐりあえるのは本当に幸せなこと、と心に焼き付ける。
2012.5.19 [土]
はあ…忙しい土曜日
朝もはよから浅草でお手伝い。ランチ弁当を御馳走になったものの、13時までめいいっぱい働く。
その後まずは銀座村田さんの“呉服専業100周年”展示会。女将がお嫁入りした時の藍が使われた振袖に目が釘付け。あと、村田さんらしい手描き更紗の訪問着が美しい…。
アレコレ拝見していたらSさんがお母様(村田さんの素敵な帯をしめてらっしゃった)とご一緒にお越しになる。Sさんとは同じ小学校出身者でしかも一学年しか違わない…ことに、昨年この日記で気付いた仲。アレコレご一緒に見て楽しかった!
空也のもなかとお茶も美味しくいただいたが、帰りがけにいただいた記念品がステキな更紗で嬉しい!
お次は青山のCOMOさんでの小倉充子展へ。先週はなかった新作絵羽5点。ステキすぎ〜。
途中、Kさんがいらして絵羽を相互に巻きっ子して激写(笑)大会。Kさん、マジで2点とも似合ってましたよん!
さすがに疲れて夕飯をつくる気力がなく、お気に入りのデリでタコマリネとスパニッシュオムレツを購入。
家でワインをあけていただく。
心残り…COMOさんのすぐそばなのに“まめ”のお菓子を買えなかったこと…。予約しなければ午前中で完売だってこと、忘れてた(悲)
*本日の着物覚書
・芝崎重一作 手紡ぎ糸での藍染め木綿 変わり格子 単衣
・吉田美保子作 “静かな白重なり”九寸
など。
写真は先週、新大塚のギャラリーで拝見した神部彩香さん作「水引でつくったおせち」凄すぎません?ぜーんぶ水引なんて信じられません!水引で帯留もつくっていただけそう?
2012.5.13 [日]
週末
今頃は葉山での打ち上げもお開きかな?行きたかったけど、日曜日は難しい…。そだ、えりりん様、お誕生日おめでとうございま〜す!
12日(土)
ギリギリセーフで新国立美術館の国展へ。お目当ては小島秀子さん。ブログで拝見した織途上に一目ぼれ!。そして本日この目で見たら…あまりの美しさにノックアウト。
この方の色の感性&絶対、数学好きとしか思えないという織の技術。ありとあらゆるテクニックが入っているのです。もう持参したルーペで見てしまう。
その後、ミッドタウン地下でちょっと買物をし、AWAIさんへ寄った後、新大塚のギャラリー園さんへ。
80年前の建物で竹の輪さんが、小倉充子さんの展示を行っている。私の今年の小倉さんのお目当ては来週の青山なので、本日は17時からの柳屋小春師匠(小倉さんの絵羽を着てらした。ものすごく似合う)の端唄。すんごく美味しい日本酒とあて付き(竹の輪さん頑張った!)。周囲には小倉さんの手拭いがかけてあり、もうもうお江戸へタイムスリップ。ゆるゆるで幸せだあ〜。
*本日の着物覚書
・館山唐残 アイボリー地にブルー系の親子縞
・め組&纏 という文字を染めた木綿九寸を銀座結びに
など。
この九寸は銀座花邑さんで偶然見つけたもの。昭和初期の半纏の裏だったらしい。もう一秒で購入決意で今日お披露目。
小倉さんは手を打って喜ばれ、「これすごく細かい染めで素晴らしい」確かに点描で染めた部分などがあり、これがこんなにキレイな状態で保存されていたことが奇跡だ!
他のお客様にもたくさん写真をとられたし、実は電車の中でも数人にとられ、ちょっと恥ずかしかったけれど楽しいお江戸日和の一日なった。
▽最近の3件
[全5件を表示]
12/5/14
ぼたん
姉御、ついていきます!
辛夷(こぶし)
姉御って“出入り”じゃないんだから、火つけてどうすんの!?“火消し”半纏だよっ!とかるーく啖呵をきりました(笑)が、これを着て家を出る時、カチカチって誰かにしてほしい気分になりました。(笑)
ますますヤバイ路線を走っておりますが、木綿にこんな染めって(格子部分の手染めのかすかな“ゆらぎ”がカワイイのです)生涯のお宝です。
12/5/16
えりりん
姐さん、むちゃくちゃ粋でやんす。着物や帯って、ちゃんと似合う人のもとへ渡るんだなー。メッセージありがとうございます。
2012.5.9 [水]
嬉しいな!
菊姐さんにお渡しすると、ただのハギレが素敵な小物に化ける!
次は葉山で…どんな方が再生された命を楽しんでいただけるのかな?
毎度、菊姐さんには感謝!と感嘆!
12/5/17
菊姐
戴いた生地での第2弾、お気に召していただけたでしょうか?
お陰さまで、葉山でほとんどが嫁入りいたしました。
少しづつですが形にしてお見せできたらと思っています。 ( v^-゚) ♪
2012.5.6 [日]
終わってしまった・・・GW
思い描く理想のGWにはあまりならず…。
29日(日)GW2日目
銀座でボランティア関係者と長い打ち合わせ。その後、ギャラリーなど銀ブラ。前日28日とほぼ同じ装い。それにしても荒木さんの帯はプロ受けするなあ…。
30日(月)GW3日目
家事(屋根裏物置内のものを少し処分)・庭の手入れ。
5月1〜2日
仕事でズーッと走っている。机の前での1人の時間は???
3日〜4日(木・金) GW4〜5日目
ボランティアで岩手へ。ものすごい雨で沿岸部は大変な状態に。本来の役割の合間に、デニムの裾をまくって作業を手伝うもびしょぬれ。よくぞ風邪をひかなかったものだ。
5日(土) GW6日目
家中拭き掃除。庭の手入れ…樹の手入れ&草むしり…ヘトヘト。梅の古木がカワイイ実をつけはじめていた。夜中に兄夫婦が老親を蓼科の家から連れ帰る。
6日(日) GW7日目
午前中は家事(大物洗濯&布団干し等)。午後はご近所の「さつき御殿」と「藤御殿」を眺めながら、マッサージ&ネイルへ。
なんだかなあ…これも充実しているといえばいえるし…もう少しお楽しみ時間を増やしたいといえば増やしたいし…。しかし後の5月の週末はお遊びだから、ま、いいとしましょ。
2012.4.28 [土]
GW1日め
この2週間、バタバタでございました…。
気を取り直して本日は、いつものチャコちゃん先生のつれづれ。
なぜ呉服というのか、小袖と長着の呼び名の意味、公家VS豪農や大店VS武士それぞれの妻&娘の柄行きの決まりごと。
などなど、すっごく勉強になった。本日はまさに目から鱗!そしてまたもや日本語は歴史を知って使うと楽しい!とシミジミ思うのでした。
*本日の着物覚書
・白大島紬 胴抜き仕立て 桑原啓ノ介さん作「愛情」
・荒木節子さん作 紬九寸
・宮本徳子さん作 シルバー帯留め
など
荒木さんの帯は、前が裏表で違う染めが出てくるお得感満載のもの。宮本さんの帯留めもリバーシブルの細工で面白い。
など
2012.4.15 [日]
また来年
『庭を苔で覆い尽くそう1人プロジェクト(笑)』がホンの少し実現。で、そこに桜の花びらが…。
ぜーんぜんキレイにとれなかったけれど、その対比が美しかった。
2012.4.14 [土]
歩いたゾ!
朝からそれなりの雨。
半襟をつけてなかったこともあり、洋服ででかけることに…残念だなあ。
まずは
こちら
へ。
1189年快慶作の弥勒菩薩、1763年曽我しょう(←漢字が化けますのでひらがなで)白作の雲龍図の前に立ちつくす。その他、17世紀〜18世紀頃の小袖や能衣装の保護状態の素晴らしさにも驚く。よくぞ残してくれました、と言いたい。
お次は
こちら。
ボストン美術館展よりはるかに混んでおり、入館するのに20分待ち。若い人が圧倒的に多い。
なかなか面白かった。特にミイラの保存方法は興味深い。また3Dの映像は極めてよくできていたが、私は3Dでフラフラして気分悪くなるタイプ。出てからしばらくお休み。
その後、なんとなく不忍池を歩きたくなり、雨の中をゆっくりと歩く。結果、歩き疲れて銀座に立ち寄る気力がなくなってしまった。ごめんネ、キイさん。会期中に伺いますね。
2012.4.10 [火]
甥っ子
めでたく第一志望の高校へ入学となった甥っ子とのやりとり。
私「学校、何線だっけ?」
甥「○○○線」
私「おお!痴漢電車で有名な?」
甥「えっ、それは埼京線じゃないの?」
私「うーん、どちらもいい勝負とか言うよねえ。」
甥「ふーん、ランキングが微妙になったんだ(私の心の声〜よく知ってるねえ、そんなこと)…じゃ、両手をあげておかないとヘタすると冤罪になるよね。」
私「…今の高校生はそんなことも気をつけなきゃいけないのね。可哀想に…カワイイ女子高校生にも簡単には近づけないね。」
甥「…(目が哀しそう)」
弟「誤解されないように、とっとと彼女をつくって手つなぎ通学すれば?」
兄「お前ら、何教えてんだよ!!!(笑)」
遅くできた子供で兄は今年還暦。
いろいろと心配はつきないよね、大学進学も含めて。今の親業は大変。
でも学費免除制度はスゴイね。一番かかるのは交通費、次が制服なしなので私服とか。うーん、これも大変。なんたって一年で10センチ伸びたとか。足はすでに26.5センチ。
甥「でもおそらく全部ユニクロだと思う(別にどうってことないという顔)よ。それより明日から部活勧誘をどう乗り越えるか、だよ。」
う〜まったく見かけを気にしない兄の子供らしい返事だ。正直、20歳を迎える姪っ子いじりより面白い。
2012.4.7 [土]
工芸館
北村武資展へ。竹橋の駅から北の丸公園へ行く道は大混雑。車も数珠つなぎ。
公文書館の先にある4本の大きな枝垂れ桜が見事!
工芸館は興味のあまりない方も入ってくるようで、それなりに混んでいる。
もうもう溜息しか出てこない。あまりの技術の卓抜さにクラクラする。特に経錦のバリエーションは様々なお店で見ることはあっても、羅や緞子のここまでのバリエーションはあまり見ることはできない。これが人の手によるものだと解っていても、あまりのことにホッペをつねりたくなる。なんて美しいんだ!!!
工芸館を出たところで勤務先の後輩男子が彼女(これがえらい都会的ベッピン!)と手をつないでいるところに鉢合わせ。目が合っているのに気づかれない。着物着ているといつもこうだね…。
なんか疲れていたのでそそくさと家に戻る。
明日は珍しく兄弟で兄夫婦の銀婚式のお祝い。
*本日の着物覚書
・佐藤新一さん 白鷹綾織 オフ白地に薄茶縞長着
・藤山工芸 吉野間道九寸
など
桜が咲き始めたので、桜の着物や帯は遠慮して帯留と根付のみ。といってもそれぞれ1つづつしかないけれど(笑)
それにしても寒かった。薄めのタッサーコートも先週お手入れに出してしまったので、大島の雨コートに吉田美保子さんの春色ショールを重ねる。
写真は庭の桜で7〜8分咲き。隣の家に行かないように枝打ちされて可哀そうな形になった古木。
2012.4.4 [水]
経済のグローバル化を言う前に
よろしければ、ご覧になってみてください。
3本目の「記者へのインタビューのラストの沈黙」が、事のあまりある重さを語っている気がします。
ドイツZDFフクシマのうそ その1
ドイツZDFフクシマのうそ その2
ドイツZDFハーノ記者へのインタビュー
一度目の視聴:今の日本人であることを恥じる
二度目の視聴:今後ますます“声の大きい人”に常の疑いを持ち、事実を知る努力を、行動を怠らないことを心に誓う。
『声の大きい人やメディアに耳と心を傾ける』というのは、“ムラ社会”特有の人間の思考特性と思います。
自分は比較的、声の大きい人という点だけではなびかない(性格&仕事柄)タイプだと思います(だから仕事ではしなくてもよい苦労をする)が、なんたって日本社会で生きて半世紀以上。きっと染み付いていると思われます。
「誓い」通り、必死に…努力しよう。必死という言葉はこういうことのために、きっとある。
2012.4.1 [日]
♪梅は咲いたか〜桜は・・・
東京では昨日の31日に開花宣言。
庭では古木である桜が蕾をめいいっぱいふくらませている。
今年は同じく古木である梅が1月半ばに蕾をふくらませたけれど、満開になったのは3月の第二週。そして第三週、アッというまに散った。
桜の出番をキレイに演出しているようで愛おしい。
桜姫がその姿をすべて表すのももう少し。
2012.3.31 [土]
お出かけ予定が・・・。
本来は本日、シルクラブ(山田屋さんでしたっけ?)と工芸館に伺う予定にしていた。
しかしあまりの春の嵐に気持ちがめげた。腰痛がサインを出していたこともあって…。
拝見したかったなあ、更紗。友人で藤田さんの全身更紗コーデを拝見&激写した方がいて、写真を拝見したが「なーるほど」というコーデ、船底(丸みが強い)袖がコーデにマッチして大人カワイイのでした。近いうちにぜひ麹町のマンションに伺いたいものだなあ…今もやってらっしゃるのかな?
ノロノロと靴・洋服・草履などのお手入れ&衣替えを行う。
これが結構、半日近い仕事なのですね。もっとぼんやり
する予定がそうでもなくなってしまいました。
2012.3.25 [日]
アニバーサリーその2
四捨五入すると『アラ…』という年齢になった。
これまでを振り返ると、5〜10が全速力で成果を出す時、1〜4は次の5〜10の準備…という気がする。たとえば35〜40歳の成果刈り取りの準備を31〜34歳に、という具合に。
そうするとここからは全速力で成果か、ふう、確かにある選択肢をチョイスしなければならないギリギリの時に来ていることは事実。
どういう生き方、呼吸の仕方をするかを考えるのは大事なこと。
金曜日に会社の後輩達に「逆風が強すぎて○○さん(私のこと)が、闘うのをやめてしまうのでは?と心配しています…でも一方で○○さんは強いからと皆、思っています。私達の立場でも出来ることはやりますから…」と言われた時には、ビックリやら嬉しいやら困ったやら…。
皆、よく見ているものなんだなあ…。
どういう道標を選択しようとも、自分に後輩達に恥じないようにすることを誓おう。
*写真は相方からの花束。代行して選んでくれた和食店女将が持つ私へのイメージだそう。主のイメージは「紫のバラ」だそう。終わらないマンガを思い出して笑った。
2012.3.24 [土]
アニバーサリーその1
今週は月・水・木の3日間、深夜まで仕事。打ち合わせは歩きながら…あばらちゃんと花粉症と闘いながら。
あまりにも家のことを省みない状況だったので、老親の世話で本日はでかけられないかな、と思っていたがなんとかでかけられる状況。
チャコちゃん先生の3月度「つれづれ」に出かける。
本日は風水から見る着物の柄。八方のうち私は冬〜春を表す北東「坤神」。色は紫・黄色・白。“山”の人で最開運柄は山。うーん、柄だけでいえば私は春を表す東で「青龍」が良かったなあ。雲文なんて大好きだもの。
けれど山の人は着物好きが多いのだそう。今日も4割の方が山なのでした。
そして出席者の皆さんにお祝いの歌を唄っていただき、照れくさかった。こういう時、常に照れてしまう自分はいい加減にしなきゃ、と思うがどうもダメ。仕事では役割だからと割り切れるのだが、プライベートでは集団の中で目立つのは何年たってもダメだなあ。
ディナーは昨年同様、行きつけのお店で特注コース。
相方が昨年に続き東京に戻ってこれなかったので、コース料理、お店に頼んだ花束、「とんとん拍子」にひっかけた『金の豚』の根付とメッセージカードをプレゼントしてもらう。相方が有名なアクセサリー店で選ぶ姿は想像しにくいが、心から感謝です。
*本日の着物覚書
・田家鬼彩さん 作飛び柄小紋 深い緑の梨地にブルー&黄色の桜の花びら
・小倉貞右さん作 「金泥石畳文」貝紫入り染め九寸
・桜と波の金蒔絵帯留 水牛地
など
▽最近の3件
[全11件を表示]
12/3/27
辛夷(こぶし)
重ね重ね皆様、ありがとうございます!仕事場では“大姉御”と呼ぶ人いるのです。キャワイイ(笑)姐さん、姉御めざして頑張りま〜す!!
12/3/29
さくまり
おめでとうございます。しばらく着物とは縁遠い日々が続きそうなので、姐さんの素敵着姿を見せてくださいね。
12/3/31
辛夷(こぶし)
素敵には程遠く、まだまだ修行の身ですが、本当にありがとうございます。湯河原でのんびり…とのことですが、お大事になさってくださいね。
2012.3.23 [金]
久しぶりのイタリアン
神楽坂でイタリアン!
久しぶりのSちゃん&Oさんと。
ところがそこへ向かう途中で事件に遭遇!
途中の乗り換え駅で男同士の喧嘩。通りすがりの人同士らしいけれど、ちょうどそこを抜けようとした私の足元にドサッと殴られた男性が倒れこむ。いきがかり上、しゃがんで起こしてあげても、うちどころが悪いのか意識朦朧。近くの人が駅に連絡している間、仕方ないよねえ…。
なんて状況で5分の遅刻。(あせったあ〜)
さてさて気を取り直して美味しいお食事と楽しい会話。
うーん、住んでみないとわからないことってあるのね。バーナードリーチは極めて羨ましいゾ!
なんてことであっという間の3時間半でした。
2012.3.21 [水]
インド更紗
例年になくひどい花粉症の症状ですが、頑張っておでかけした20日(祭)。
吉岡先生
のお話を銀座で伺う。内容は2時間で平安時代の色&文様のお話、及びインド更紗のお話、そして更紗文様実験がありました。
インド更紗(綿)の話は初めて伺う話もたくさんあり、実に興味深かった。ヨーロッパもジャワも日本も更紗はすべてここから来たのね…と思わせる地理と歴史のお話でもありました。
実験はインド更紗、茜とミョウバンの力を思い知らされる素晴らしいもの。
毎度のことながらくじ運はなく、染めた裂はあたりませんでしたが、とても素晴らしい2時間でした。
*本日の着物覚書
3月3日とほぼ同じ
2012.3.18 [日]
か、花粉
今日は小雨なのにひどい…鼻状態。くしゃみの連続。目が痛いのは先週、本年初体験。
どこが今年は軽い???例年より遅いだけです。
昨日はたまりまくった家事をこなし、本日は美容院や腰の軽いマッサージ。あばらのせいで腰に負担が来ている。浅草へは行けなかった(ガックシ)
さあ年度末。週末のお楽しみのために、金曜日17時半までガムシャラに働きまする。あっ、火曜日もお楽しみだった…エヘヘ。
2012.3.14 [水]
ありがとうございます
“あばらヒビ”にお見舞いの伝言をくださった方々、ありがとうございました。ピークの痛みは二週間後ぐらいということで、今週末が恐ろしいのですが、薬と気合で乗り切ります!
さてよろしければ…のインフォです。
着物ネタでないのでこの日記で。
今週の18日(日)の午後、東京近郊でどこか行きたいけれど…という方、ぜひ浅草へ!少なく見積もっても150年前後前に絶えた神事が甦ります。
それは
こちら
。
江戸末期にはなくなった行事…三社様の前行事。なぜかメディアにはほとんどアピールされていないのです。
私は体とスケジュールとの相談ですが、なんとか行きたいものだなあ…と思っております。
12/3/14
陶子
お見舞い申し上げます…あばらは「放っておくしかない」部分ではなかったかと。
薬が効きますように!気合はそれ以上いれないで〜〜〜(笑)
12/3/15
辛夷(こぶし)
お見舞いありがとうございます。薬は治すものではなく、痛み止めでしかないのです。(シクシク)
2012.3.10 [土]
あれやこれや・・・
今週初め、人をよけようとしてドアに激突。痛いな…と思ったけど放っておいたら二日後朝に激痛。心臓上部分のあばらにヒビが入っていたのでした。その翌日は高松で講演の仕事。キャンセルするわけにはいかない…。痛み止めをヤマのように飲んでのりきったのでした。
本当は二か所に伺う予定でしたが、このところ本当に年齢なのか動き出したのがお昼過ぎ。んなわけで帯をコルセットがわりにして本日一か所だけのおでかけ。
溜息ばかりの展示
で安宅コレクションの番人になりたい、と思ったほどでした。拝見する時間の長さときたら…私って本当に陶磁器好きだなあ…我ながらあきれるほどです。だから食器棚があんな数になってしまうのだ!ま、母のコレクションもあるのですが。
帰りにはAWAIさんへ。久しぶりのおしゃべり…楽しかった!
さて明日は被災者子供達と過ごします。
*本日の着物覚書
・薄赤紫 結城高機無地長着
・高屋糸子さん(ヌヌナスの会)ロートン織九寸 など
ヌヌナスの会の方の仕事はとっても丁寧!!!
入っている色のピンクと黄色の色もキレイで大好き!しかもかる〜い。
厚いコートはもうお手入れ行き、と思っていたけれどあまりの寒さに引っ張り出す。たまに霧雨状態なため足元はカレンブロッソ草履。
長着もこの天候だと大島かと思ったが、お手入れ行きの結城にして正解!軽くって温かい包まれ方にあばらも喜ぶ。
2012.3.4 [日]
春装いでボランティア
広尾にある高齢者施設で『雛祭り』催しのお手伝い。
プロの方のピアノと声楽のユニット&春着物ファッションショー&皆で『さくら』『雛祭り』『チューリップ』などを唄う…というもの。
久しぶりに声楽っぽい(笑)声を出してスッキリ!以外に着物でも声は出るものです。
皆、それそれの春着物で施設の方々に喜ばれました。80歳以上の方々だったので、その年代の方は皆さん若い頃着物をお召しになっている。私達の着物にも見る方それぞれの方のお好みがあるらしく、それもその方のお若い頃を彷彿とさせて楽しいもの。
*本日の着物
・佐藤新一さん作 白鷹綾織 練色地に薄茶縞
・西澤幸雄さん作 桜 薄鶸色地に白&藍 塩瀬九寸
・『さくらさん作』の帯締め
・鉄紺色の縮緬帯揚げ
・畳表草履 など
12/3/9
りりぃ
桜 薄鶸色地に白&藍 塩瀬九寸 >こんなのがほしいです
見つけるの上手
2012.2.25 [土]
“同調圧力”に立ち向かうためには
本日は月一の
チャコちゃん先生のつれづれ
の日。
本日は特別講義で
大麻取締法に裁判で挑んでいる丸山英弘弁護士
の話を伺う。
まずハッキリ事実を確認しなければならないのは大麻の毒性の極めて薄いこと。カナダやフランスなど多くの国で法律的に認められて医療や産業に多く利用されていること。
ではなぜこんな法律ができたのか?いろいろ考えられることはあるが、一番マズイのは法律に疑問を持たない私達。巧みに情報操作されて意味を知らずに恐がる私達。
行政やマスコミの言うことに疑いを持たない私達。
事実を確認せずに“同調圧力”に負けている。そして今度は同調しない人を心の中で又は目つきで“村八分”にする。67年前から根底の意識は変わってないね…と考えさせられる2時間半でした。
仕事でも同調圧力との闘いの日々なのに、社会全体がそうなんだもんね。
でも1人1人に事実を訴求するしかないんだよね。ちなみに事実はインターネットのおかげでかなり手軽にしかも精緻にとれます。日本国の統計データは精緻度が高い(全数データが多いから)。
まず自分からだな…偉そうなことを↑に書きましたが、大麻取締法のこと、何も知らなかった(←知ろうとしてなかったの間違い)のですね。麻の実は食べてるし、麻の着物は大好きで夏には着まくっているのに。着物を着始めたおかげで、日本の絹や麻の危機を少しは知っているクセに。
本当に多くの年齢を重ねても、まだまだの自分…を思い知らされた時間でした。
そうそ、Nさんもいらして、いろいろ質問されてました。明日、伺えないけど楽しんで頑張って!
*本日の着物
・関絹織物 泥大島 飛び短冊模様
・大河内美登里さん 新橋色の地に唐草の手描き蝋纈染め紬九寸 等。
大河内さんが脳梗塞で昨年倒れられたと伺った時はかなりショックだった。東京友禅で手描き蝋纈をなさる方は少ない…大事なお一人。しかし最近、だいぶよくなられたとのこと。嬉しいな。
2012.2.18 [土]
高い勉強代
疲れ切っていたのか…朝方一度起きて水を飲んだ後、もう一度ベッドによりかかったら、次の目覚めはな、なんと午後2時!びっくりなんてもんじゃない!!!
もう、まとまったことはできないなあ…と部屋の片づけをノロノロとし、ついでに着物生活ノート(1点ずつ色・柄・染織人やメーカー・仕立て・価格・手入れ状況などを記入したもの)を整理する。
ひゃあ、実に高い勉強代を約6年間払ったなあ!
特に帯。無地感覚の着物が多い私は帯で遊びたい…といろんなジャンルに挑戦したのだが、やっとこのところ自分の好みが確定してきた。“あったら便利かも”というものは結局は1〜2度…。もったいなかったなあ。
着物の勉強代は少ないけれど、濃い秋色(特にこげ茶)がまったく似合わないことがよくわかった。
着物は色、帯は柄、とは深い言葉と今さらながらよくかみしめる。
小物で使わなくなったのはコーリンベルトと帯締で太めのゆるぎ。コーリンは最初の1年だけだった、使ったのは。紐は一本でも少なく&結局、昔ながらの着つけ方となった。太めのゆるぎは私の体型でもかなりごつくなる。
もう、着物生活の自分がわかってきた。いや、これでわからなかったら大バカ者だ!(苦笑)
*************************
写真はこの冬、近所までの散歩やお買いものに大活躍の籠フレームにフェイクボア&レースの身ごろ、ハンドは皮というカワイイ系バッグ。私らしくない?(笑)
12/2/19
陶子
らしくない〜(笑)なんて。
大人が可愛いモノを持つのが流行っています>意外性もお洒落のうち?
>着物は色、帯は柄
ホントに深い言葉ですね
ぼたん
私も色々お勉強させて頂きました(笑)
らしくない?大丈夫、十分らしいです、
私の籠の廻りにボンボンファー付いてます、
ってつけたのですが>来月は入ったら取らなきゃ。
2012.2.12 [日]
週末
家に戻れてマシ!という一週間の最後の金曜日午前中は人間ドッグに。
ビックリ!!!血圧3回計っても上が74、下が54でした〜!1回目なんて上は69。看護師さんが焦ったのなんのって(笑)。いつも低いのですが、ここまで低いのは最近久しぶり(笑)
問診の先生が「朝、辛かったら漢方を飲まれたら?」とのたまうので、「飲んでいてこれなんですが…」と言った先生が絶句。
ま、一生お友達体質の1つですね。
土曜日、区の美術館のギャラリートークに伺い、和更紗を堪能しまくり。更紗好きが多いから誰かいるかも…と思ってたけどピンポン!Oさん、Mちゃん、そしてMちゃんのお友達。江戸時代後期の更紗をこんなに触りまくって(OK表示)良いのだろうか?幸せ…。
その後軽く喉をうるおした後、日本橋にお誘いしてアジア布を見てから怒涛のお遊び。
いや〜Mちゃんのお友達の面白さは半端じゃない。何度も泣きながら笑いまくったのでした。
*本日の着物覚書
・本結城 藍系縞の片身代わり長着
・吉田美保子さん “静かな白の重なり”九寸を銀座結びに。
・kURAさんの帯留めなど。
その他、会津の坂本理恵さんの皮に漆を施したバッグをおろしたけれど、あまりの使いやすさに嬉しくなる。
2012.2.5 [日]
新年会
早朝、不調の激しい母がひと段落した時間はもう大遅刻タイム。受付担当なのに…。
あせってポパイさんに駆けつけなんとかしてもらっている時、Nさん登場。おしゃべりに夢中になっていたら、異様な盛り頭になっておりました(笑)
寒いが風のないおだやかな海。
今年もゆったりと楽しみました。
1つ、真楽のパワーを感じたこと。キーワードでご紹介した“あったか小物”のハイソックスを読んでくださって、ポチッとして履いていらした方が3人はいらした。な、なんか凄いけど笑えるなあ、で、その笑える写真をぬほりんにとられたような…。
この日、83歳の誕生日を迎える母のことが気がかりだったし、2時間強しか眠ってないこともあり、二次会で失礼しましたが本当に良い一日でした。
*本日の着物
・薄灰紫色 鮫小紋 藍田正雄さん作
・西澤幸雄さん作 “大王松”染め九寸
2012.1.28 [土]
つれづれ
・朝から揺れが何度も…。昨日は千葉沖だし今日は富士五湖へんって、こりゃあ、本気で覚悟せにゃ。
・毎日の通勤電車では誰に何を言われようと、目を開けてられないほど疲れてない限り、“紙で読む本”(こう書かないとならないほど世の中が変化)を持つ。
最近改めてハマッているのは高峰秀子さん。いやあ、上手い!他人の心の隅に気づきクスッと笑える温かい筆でありながら、自分のことはかなり突き放して見ている。
そしてテレヤがハッキリと見える粋な文章。
ホントに素敵な人である。
・本日は中谷比佐子さんの月一の勉強会。
年初恒例のお話
今年は
:壬辰(みずのえたつ)
:六白金星
:長流水星〜60年に一度
壬は十干 辰は十二支
干は幹という字から、支は枝という字から来たもの。
壬は水のお母さんの意 つまりお母さんの水に乗った龍は上をめざす。この年は変化が激し。
ちなみに六白金星 長流水星も水
また龍は麒麟・鳳凰・霊亀と合わせ四霊の1つ。
方角も龍は東、麒麟は西、鳳凰は南、亀は北。
昇り龍(時は春に)に乗る作法
1.立春までに整理
2.軸足を決める
3.行動を起こす
4.振り返らない
5.自分の内側を知る
うーむ、人生格言のようだ…。
*本日の着物覚書
・薄灰紫色 鮫小紋 藍田正雄さん作
・鶸色 縮緬 宝尽し 九寸(今月はこればっかりだな…)など
あまりの寒さに結城を着たかったが、今年最初の勉強会だったので柔らかモノに。
しかし
こちら
をつけてからスパッツ、そしてネル足袋を履いたら足元はバッチリあったか〜。
こちらのオリジナルはこの他に帯枕入れも使ってますがすっごく良い!それと足袋カバーは水を跳ね返す力が凄い!気仙沼のお店です(頑張れ!)が、キーワードにしちゃおうかしら…。
*江戸小紋の想い出
実は私にとって江戸小紋はかなり気合のいる着物。というのは、20代の頃、友人が暗めの赤い鮫小紋を着ていた際に、ある凄い粋人(歌舞伎関係の凄く深い方でした)に「帯との合わせはいいが、中身がすっかり出ちまってるな…」とサラッと言われた現場にいたのです。つまり半端な人間だとそういう着物は難しい…ということ。
その時、うわーと思ったことをよく覚えています。
ああ、今日もしその方にお会いしていたならば、年齢を無駄に重ねている私は同じことを言われていたのでしょうか?
12/1/28
菊姐
「たかはし」さんのご紹介、ありがとうございます。
このところの寒さにすっかり萎えてしまいました。
さっそく、ポチポチしましたよぉ!
これで新年会には背筋を伸ばして、伺います。 (`・ω・´)ゞビシッ!!
2012.1.21 [土]
指折り数えた週末
ランチが夕方5時過ぎになったり、19時半まで会議後、新幹線に飛び乗り神戸へ行き翌朝8時からミーティング後、大阪へ行って東京にとんぼ返りしたりする一週間。
仕事内容は持病もひっこんでしまうような心理戦争。新幹線でしか食事ができず、お弁当を食べながら眠ってしまう。今朝は眠りましたよ〜10時間。
気分転換も兼ねてまずは銀座和光さんの“岩井香楠子”展。繊細な地色に岩井ワールド。夏帯の“ミニトマト”帯が気になる…。しかし私には可愛すぎる気も。
先生とお話して気さくなお人柄に笑顔の連続になる。
お次は新宿でしょうちゃんKWの“荒木節子”展。一昨年の銀座伊と忠さんでの個展以来であるが、相変わらずキリッと&さっぱりしたお人柄。緑バリエーションにひと足早い春を心に焼き付ける。
もう一軒行きたかったところがあるが悪天候&大寒らしい冷えであきらめる。
お家の温かい部屋で“飲むお酢”で人心地←マイブーム
*本日の着物覚書
・本結城 片身代わり 藍や黒地に縞
・縮緬 宝尽くし 鶸色九寸
寒いけど雨コートを着たいので、中に羽織を着こむ。昔の糸の細い結城なのでいっそう温か。下着は少しでも温かく紅絹にしたり、ネル足袋の下に薄いタビックスをはく。
2012.1.15 [日]
玄界灘の風
10日〜12日までトップスピードで、トイレも昼休みしかいけない状態だったのを終えて、13日14日と福岡出張。
13日の夜は“アラ”(クエ)、ウマヅラ(信じられないくらい肝がたっぷり)、ゴマサバなどもう〜たまりませんの玄界灘の御馳走!
翌14日は20年来の知人と会って中華。福岡の中華は全体的に甘めに感じるけれど、これはこれで美味しい!
帰りに大宰府天満宮の梅が枝餅をお土産に。これぐらい東京のデパートの物産展と味が違うものもめずらしく感じる。しかも一個105円は偉い!
来週も超トップスピードが5日間続く。甘いものが必須だが、お正月で大きくした胃を小さくしなければね。
************************
今朝の庭掃除で椿が落ち始め、白梅の蕾がふくらみ始めたことに気付く。春がやってくる!!!
12/1/16
モーリー
アツアツの梅が枝餅はほんとに美味しいですよね〜(*^^*)
2012.1.9 [月]
アップスタイル考
本日、マッサージ&美容院に行く道すがら、成人式の振袖姿に次々に会う。
“お煮しめ振袖”が少なく、好感度の高いものばかりで拝見していてもニコニコしてしまう。
しかーし、ヘアメイクはありゃ???の方が多い。前髪をフルバンクで下ろし、TOPはヘタくそな鳥の巣のようで、スダレのように襟足にランダムにたくさん髪が落ちている。(意図された落とし方に見えないのだ)
しかもお母さんが大きな荷物を持って、たった今、サロンから帰ってきた!という、つまり時間がたってない風情だから、トレンド&技術のなさか?。
また、メイクが皆、濃すぎる。
美容院でその話をしたら、現代的なサロンの方々でさえ、「そうですねえ…あれはどうなんでしょうねえ」と言いにくそうだが、キッパリとのたまう。
うー、決めた!来年は姪がその時で、私の一式を着る予定なのだが、美容サロンは私がついていって口出す(笑)ゾ!!!
2012.1.7 [土]
知らない女性にナンパされる私って?
三連休でも仕事やらなんやらがあり、本日のみゆったりの日。
眠りすぎてアセッて起き、バタバタしながら七草粥をほおばって着物に着替える状態に我ながら笑ってしまいました。
まずは
こちらに。
正直いうと中国の刺繍ってどうなの?と思っていました。しかししかし、ごめんなさい、お詫びします。17世紀の清朝の袍の美しさにやられました。立ちすくしました。
そして今さらだけど母に尊敬の念。50歳から大学に入り直し20年間聴講生として学習し、「書けない書体はない」と豪語していたのを正直、馬鹿にしてました。しかし様々な書体を見るにつけ、すべて家にあるじゃない…と思ってしまいました。もちろん“歴史的価値”や“味わい”は違うのでしょうが。
その後、京橋で降りて用足しをしようと思ったら、まったく知らない女性(しかも3人連れ)にナンパ?される。
どうなってるの?ホテル西洋銀座でお茶を御馳走になる。
その後、あるお店に初めて入ったら真楽のメンバーMさんにお久しぶりにお目にかかった後、用足し。
ヤレヤレと家のそばでご挨拶がてら珍しい日本酒をいただく。
*本日の着物覚書
・本結城 龍田屋さん グレー無地
・縮緬 宝尽くし 鶸色九寸
・鶸色帯揚げ&蒔絵帯どめ など
12/1/8
キイ
清明上河図巻・・・見るにはお天気の悪い平日、朝一番かと思っていますが、刺繍も必見ですね!
2012.1.4 [水]
正月ボケ
昨日、「明日はのんびりと家の仕事でもしながら…」なんて書いてしまったが、大きな間違いに寝る前に気づく。
気付いて良かったけれど正月ボケか?
ということで、支援活動で東北日帰りのため朝一番出発で、今、帰ってきました。途中、すんごい雪で帰ってこれるか心配しちゃいましたが、なんとか無事帰宅!
子供達の無垢な笑顔が見れて嬉しい!良いお正月になって良かった!!!
2012.1.3 [火]
三が日
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
3日
13時からのレニングラード国立バレエの“新春スペシャル・ガラ”を見に国際フォーラムへ。
お目当ては第三部のライモンダの吉田都さん。
素人なので詳しいことはわからないが、アームや指の動きが美しい。オペラグラスで見ているうちに二の腕の使い方が他の方と違うことに気づく。
また第二部のイリーナ・ベレンの足の甲の美しさにも釘付けになる。
私って細かいところフェチ?
終了後、銀座一丁目まで歩きホテル西洋銀座でお茶。
頼んでおいたお直しをピックアップ後、地元の神社で参拝。
*本日の着物覚書
・染めの北川 グリーングレー地色の金霞 付け下げ
・仁平幸春さん “ベネティアン・レース”九寸 など
気分でおそらく5年ぶりぐらいに柔らかもの専用のコート(若い時代の赤の鮫小紋に色掛けをしてグレーにしたもの)に、ミンクの大判ショールでマダム風に…と思ったが、うーん、ちょっとイメージと違うかも。
2日
恒例の兄弟集結日。姪&甥も大人への階段を少しずつ登っている様子がありあり。高齢の両親のハリキリぶりにヒヤヒヤする。
途中「姉貴、話を聞いてよ」との弟の声に二人きりで話す。転職した弟の愚痴(変化したがらない、勉強したがらない社風への嫌気)を聞きつつ、10年前の自分と同じことを感じているなあ…とシミジミ。
「そういう会社だから貴方が呼ばれたのではないの?」と励ます。
*本日の着物覚書
・綿薩摩 網代格子
・片貝木綿 四寸
1日
毎年同じくのんびり。音楽を聞き、受け取ったけれど書いてない年賀状を書き、本を読む。
さてさて仕事は5日からだけれど、明日は感覚を取り戻さなくては。家の仕事をしながら今年一年のことを少し詳細に考えよう!
お店
素材
着物・帯
小物
着こなし
How To & Tips
メンテナンス
本・雑誌
イベント・場所
ノンカテゴリ
KIMONO真楽 について
|
KIMONO真楽の利用規約
|
Powered by
関心空間