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辻和さん、行ってきました!いやー大興奮です♪
ちといちさんがぴゅーっと来てくださって、洗い張りした義母のお召しに合う、素敵な八掛が見つかりました。
私一人(次男はいたけど)だったら、あの色は見つからなかったかも。ちゃんと表地とのバランスも考えてくださったし、ほんとうにありがとうございました!
羽裏とか八掛があんなにたくさん手に取って見られるのは素晴らしいですね〜!!
ちといちさんとお別れした後、じっくり目の保養、ということでいろいろ拝見。
牛首の訪問着が、○○万円だったのには驚き!危うく手を出しそうになってしまいました。しかもあんなにたくさんの牛首を一度に見たのは初めて。どちらに行っても多くて5枚ぐらいがせいぜいなのに。さすが問屋さん。
米沢・新田の紅花紬も驚きの価格で、手が出せない範囲ではないので、こちらはぜひ今度、と思いました。
そして帯。出会ってしまいました。。。
西陣の老舗・高島織物さんがいらしていて、素敵な帯の数々数々。鎖美織という、高島織物さん独自の技法の、絹をリボン状のしたものを緯糸に使った独特の織物。このリボン状にした糸を先染めできる職人さんがもういなくなってしまい、いまは後染めで作っているが、先染めのものは今日見せていただいたもののほか、少ししか残っていないのだとか。私のひかれたそのうちの一つは、どんな着物にも合わせやすく、非常に使い回しが利きそうだけれども、着物のよさを引き立て、かつ帯の存在感も主張しそうな素晴らしいものでした。
もう一つは、経糸に黒い手紡ぎの真綿糸を使い、緯糸には濃い茶色のやはり手紬の真綿糸を使って織った袋帯。黒と濃い茶の組み合わせが実に味わい深い色になっていて、そこにペイズリーや更紗などのちょっと洋風な模様を焼き箔で模様づけされているのです。
非常に渋いけれども華やかという、相反する要素が絶妙なバランスで混在していて、紬にも柔らか物にもしっくりと締められそうなのです。
そして、龍田屋さんで求めた結城紬に、ぴったりと合いそうなのが何と言っても一番ぐっと来てしまったところ。結城を、華やかにちょっとおめでたい席にも来て行ける装いにしてくれそうなのです。
どちらも甲乙つけがたく、それぞれまた別の味わいがあって用途も別だし、両方ほしい!と迷いに迷っていたら、二つ一緒だともう考えられない値段にしてくださるという。
血迷ってしまいそうでしたが、泣く泣く鎖美織のほうはあきらめ、後のほうの帯をいただいてまいりました。
あまりにも両方気に入って迷いに迷っていたので、1本だけでもかなりお値打ちにしてくださり、しかも帯地で作った帯留もお土産に下さり、さらに、お仕立て代も負けていただいてしまいました。年内に仕上げてくださるということなので、とても楽しみです。
真楽の新年会に締めて行きたいなぁ。
あれ、でも、テレビ買うんじゃ?
お仕立ても2反しなければいけないんじゃ?
羽織も帯に仕立てるつもりだったんじゃ?
キャロル・キングとジェイムス・テイラーのコンサートのチケット買うんじゃ?
じゃじゃじゃじゃじゃ? |