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2010.2.18 [木] 反芻と反省 |
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アルバムと日記を照合させながら楽しかった新年会を反芻する。見ごたえたっぷり。
っと、失言がしょうさんにしこを踏ませてしまっていた!反省。どうぞお許しを・・・ |
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2010.2.14 [日] 新年会 |
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初参加の新年会。気兼ねなく着物馬鹿になれる高揚感。申し込んだ時から着ていくものは決めていた。本郷さんの吉野格子段熨斗目に吉岡さんの洒落袋帯。私の着物道の始まりの一組。作った頃は半襟はもっぱら白の塩瀬だったが、今回はうすーい藤色の市松地綸子に変えてみた。レフ版効果かちょっと顔映りが良いような気がする。これって年齢のせい?
電車のお供は「日日、きものに割烹着」うなずいたりクスリと笑ったり、共感できることばかり。真楽のメンバーは多士済々だなぁ。
会場の「日陰茶屋」は貴重な日本家屋。ガラス越しの光も嬉しい。広間での宴会は想像を上回る壮観でした!
六十人六十色の組み合わせ、着こなしの眼福。つい真剣になって目つきが悪くなったかも・・・「女って、やーね!」(笑)でも、もっとやーな女になってやるぅ〜?!
お料理も美味しく、「たままゆの桜蒸し」なんて真楽にぴったりのネーミングではありませんか!
お客様に徹して楽しいひと時を過ごさせていただきました。皆様ありがとうございました。 |
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2010.2.13 [土] 歌舞伎座昼の部 |
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3階席40名の団体観劇。幹事としては紬で、と思ったのだが仁左さんの帯を締めたい。唯一の塩瀬地に銀杏がデザインされた染め帯を松島屋さんの紋にことよせて「仁左さんの帯」と呼んでいる。数年前南座に出かけた時は結城に合わせて違和感なく気に入った組み合わせだったのだが、今回はどうもしっくりこない。数少ない柔らか物小紋(薄紫地に絞り花模様)に、緑色の帯揚げ、茶色の帯締め。明日の真楽にも備えて名和美容室へ。立ち雛のかんざし。
「爪王」は七之助の白鷹と勘太郎の赤狐の舞踊劇。命の気高さを感じる作品だった。
「俊寛」勘三郎では初めて。最後の表情は諦観ゆえの穏やかさか。
「口上」今月は先代十七代二十三回忌の追善興行。仁左衛門の話は毎回実を感じさせ大好きなのだが、今回もさすが仁左さん!「先代のおじさんは大変芸域の広い役者さんで当たり役をたくさんお持ちだった。その舞台写真が2階ロビーに展示してあります、次の幕間に是非ご覧になっていただければ、そして(「ぢいさんばあさん」の)開幕前にお席にお戻り下さい」この人の話は単に面白いとかその場の笑いを狙うのではなく主役に花を持たせている。だから聞いていて気持ちが良いのだろう。
予想通り2階ロビーは押すな押すなでごった返し、とても展示を見る状態ではない。さもありなん。恐るべし仁左さん効果!
「ぢいさんばあさん」仁左さん玉さんコンビの人気演目。若夫婦時代の仲睦まじさは観る方が照れてしまう。老け役のコミカルさと変わらぬ情愛に泣き笑い。でも玉三郎の化粧はやりすぎじゃないか?
帰宅後はブリのお刺身とブリしゃぶ。今シーズン初の石川県で揚った寒ぶり。日本海側は時化で無理かと諦めていただけに嬉しい。しかも驚きの安さ!買出し隊の夫、エライ! |
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