|
2010.5.31 [月] 南禅寺別荘群 |
|
|
贅を極めた建築、作庭の個人別荘をテレビで見た。現代の桂離宮とでもいうべき空間があるところにはあるんですね〜。ひたすらため息。
紹介された別荘の一つはアメリカ人実業家に売却されたそうだ。持ち主が誰か、より美意識とそれを伝えるための維持管理が引き継がれることが大切だと思うが、日本人に富豪はいないのか? |
|
2010.5.22 [土] 帰省 |
|
|
箪笥の中身入れ替えも兼ねて帰省。
祖母の着物をきっかけに初めて聞く祖母の職歴。美容室をやっていたとは!道理で「髪は顔の額縁」と身だしなみにうるさかったわけだ。そして、母から聞いていた暮らしぶりと結びつかなかったセンスの良さにも納得!戦前の京都で修行して秋田市で妹と二人で開店。妹が玄人さんを祖母が一般の人を担当していたのだそうだ。
黒の絽の羽織を持ち帰る。
地元の研究者椎名嘉郎氏による万葉集講座を聴講。「大伴家持をめぐる女たち」うーむ、光源氏のモデルは業平よりさかのぼるにちがいないと確信。それにしても、研究に燃える氏の表情のお若いこと!尊敬。
姉の車で友人が企画運営する「大平山麓あーと展」あいにくの雨で展示とパフォーマンスがかち合うも、皆いい表情。若い人に眼を向けた活動をする友人に拍手。 |
|
2010.5.10 [月] 奈良一人旅 |
|
|
連休明け6日7日と出勤。8日から2泊3日の一人旅。
8日 前日「細川家の至宝展」に張り切りすぎたのか荷造りはかどらず。おまけに家を出た後、携帯電話を忘れたことに気づき取りに戻るお粗末。新幹線の自動座席指定では間違えて喫煙席(まだあったの?!)をとってしまい、車掌さんに空席を案内してもらう。
奈良着14:30。ホテルに荷物を預け、目指すは「湖月」の氷あんみつだったのに臨時休業中の不運。しからば「おくた」で冷やし汁粉。塩味がきいてますね。
興福寺北円堂で運慶の名品と再会。宝物殿の列を横目にバスに乗り、頭塔へ。いつも前を通るだけだったが、特別公開期間と知り石仏を見にいく。思いがけなく名前を呼ばれ振り返るとNさん!おやまぁ奇遇ですなぁ!夕飯でも一緒にしますか。と一旦解散。東大寺法華堂へ。17日から改修工事の調査が始まり、現在のような雑多な安置ではなくなってしまうのだ。きっと、遠くから拝観することになるのだろう。もう何十回目かわからない拝観だが、仏像数より拝観者のほうが多いのは初めての経験。それだけ観光化とブームが押し寄せていると言うことね。二月堂から市内を眺め、明日の会場下見のはずが、以前にはなかった門ができて道を閉ざしている・・・
勝手知ったるつもりが予想外の遠回り。
Nさんと待ち合わせ「蔵」にて一献、前夜祭。
9日 メーンイベントのお茶会まで時間がたっぷり。早起きして朝風呂、朝食もばっちり。混雑前の大仏殿、さらに春日大社と宝物館、そして大遣唐使展。ミュージアムのカフェで昼食。ホテルに戻って着替え。いざ、お茶会!会場の吉城園はかつての定宿「日吉館」と隣接している。思いのほか広々とした庭園の新緑の中、米寿のご亭主の自由なお茶会。博物館のケースを開けてお抹茶を頂いているような贅沢。懐石のお席では相客と話が弾む。同好の士ならでは。
10日 京都経由で知人宅を訪問。初対面から1年と少し、昨年お目にかかった記憶も新しいのに、ご夫君はつい3月に亡くなられてしまわれた。「伴侶の死は人生が半分になるって言いますけど、四分の一になりますね」ご高齢の彼女の言葉は想像を超える実感を伴って響く。それでも悲嘆に暮れる様子など見せずにコレクションの数々や漆のさじ、椀について熱心にお話くださり、茶会の計画への思いなど前向きな話題が尽きない。昼食をご馳走になり、昨年お求めになった奥高麗の茶碗で一服点てていただく。その間、飾り棚の模様替えやコレクションを拝見し、古きよきものをしみじみと身近に感じる。
名残惜しく辞して、ご紹介頂いていた骨董店にさじを買いに行く。ガラスや染付けに少し心が動いたが、今回は漆塗りの大匙2本のみ。予定通りの買い物に収める。
京都駅地下イノダでケーキセット。新幹線に乗り込む。
一人旅といいながら、実は人と深く出会う旅でした。 |
|
2010.5.6 [木] 連休振り返り |
|
|
5日 連休最終日。すこしのんびり。洗濯やら片付け。写真のプリント等。
夜は筍ご飯。菖蒲湯。
大切な人の誕生日でもあった。
4日 いけばな展最終日。午後から会場にて来客。照明が初日より工夫されていて良くなった。17時より片付け開始。19時終了。荷物が増えて重たいこと!帰宅後夫がシャンパンでねぎらってくれた。
3日 息抜きの日。sさん宅にてワイン会。手書きイラストのランチョンマット!行方不明のパンをめぐる酔った頭。ご同席の三者三様の和服姿、さっぱりとしていて素敵でした。
2日 いけばな展初日。夫と夫の母同行。西荻窪こけし屋で念願のサバランを食して会場入り。先日の茶会に着たぼかし染めに派手めの袋帯でやや改まった感じに。昨晩活けた作品に愛着が湧く。友人も来てくれて嬉しい再会。
1日 いけばな展の活け込み。13時集合。16時自分たちの作品に取り掛かる。18時土台完成。22時作品完成。
4人の共同制作は学ぶこと多かった。 |
|