|
2013.6.30 [日] 和菓子とお香 |
|
|
29日 「和菓子に親しむ午後」と題して、とらやの方から和菓子の歴史についてお話を伺う会を開催。充実した興味深いお話の後は生菓子とお煎茶のティータイム。「少し甘く、少し固く、後味はすっきり」のとらやさんらしい和菓子を味わいました。
スタッフと後片付けをして「よし町」で夕食。途中スーツ姿の親子連れ。孝太郎さんと千之助君ではありませんか!カウンター席で召しあがり、会計時に「菊翁師匠に教えてもらいました」と話しかけていた。席を立たれこちらを向かれたので「こんばんは、松嶋屋さんですね。いつも拝見しております。これからも御贔屓にお願いいたします」千之助君に「今度はオーパと来てね」と御挨拶してしまった!でも、菊五郎さんや菊之助さん、仁左衛門さんだったら嬉しすぎ〜〜どうしよう?サインをねだってもいいものかしら?と楽しい妄想に悩む。(大笑)
30日 銀座香十さんの体験香席に夫と参加。椅子席の会がいいという夫との都合が合わず1年越しの実現。
菖蒲(あやめ)香
五月雨に沢辺の真菰水越えていづれあやめとひきぞわづらふ 源三位頼政の歌をベースに組まれた6炉。
五月雨が3回、真菰が2回、伽羅が1回。
6炉のうち私の正解は4、夫は意外や1でした。伽羅の際立った聞こえ方に感動すら覚えた。
この体験香席は数度目だが、今回が一番香りに集中できた気がする。稲坂社長のお話も一段と沁みました。「あなたの心が香と向き合っている時、姿は(自然ですなわち)美しいのです」(稲坂社長が御家流先代宗匠から言われた言葉)
残り香をまとい、歩行者天国の銀座へ。お香の余韻をかき消すのが惜しまれ、贅沢にマノワールでランチ。
お香でお腹がふくれたらどんなにいいことでしょう!
駅への道すがら本日で閉店する銀座松坂屋の屋上で神社にお参りして階段を地上階まで降りる。
社会人になった時からのなじみのデパートがなくなるのはさみしいが近年はさもありなんの感が色濃かった。時代の波は容赦ない。
帰宅後、枇杷を収穫、草むしり、襦袢洗濯.
良く遊び、良く働いた週末でした。拍手・笑
着物メモ
29日:絽小紋(黄土色に型染め風草花水模様)、赤地絽つづれ貝模様。
30日:絽小紋(臙脂色菊柄)、絽帯(白地に扇面おしどり)
←七夕香席と勘違いして連理比翼になぞらえてみました |
|
2013.6.27 [木] 清月堂本店 |
|
|
直行先から会社へ戻る途中、銀座清月堂本店に「本日創業日」の店頭イベント。毎月27日はお菓子の実演販売をなさっているのだそうだ。今日は葛桜。小さなブースに年配の男性職人さんと若い女性職人さん。吉野葛を水で溶かして裏ごしし、二重鍋で練り上げて・・私が見られたのは出来上がった葛桜を桜の葉で包んでいるところだったけど。「あんどーなつ」を思い出します。
来月も見に行こう。(もちろん買いますとも・笑) |
|
2013.6.25 [火] びわ豊作? |
|
|
今はなき「万惣」由来のビワの木。今年は剪定できなかったため鈴なり状態。大風にも落ちずに色づいたのだが、収穫期に雨にあたり割れてしまった。そして傷んでしまっている。味も昨年より薄いような気がする・・・
来年はちゃんと手入れをしよう!
銀座松坂屋閉店セールで呉服売り場にお邪魔してみた。
手ごろな夏帯にちょっと心動かされたが、待てよ、とネットオークションを覗いてみたら、こちらの方が楽しい品揃え。
初めてのネットオークションは競り負けたがいい経験。夫からけちだねぇーとからかわれる。お金を使わずにすんだし・・・と負け惜しみ?笑 |
|
2013.6.18 [火] ××○?の週末 |
|
|
14日 お食事会@鎌倉。初めて伺う小さなイタリアン。駅の近くにあれほど緑豊かな古刹があるなんて、移り住むファンがいるのもうなずける。
楽しく美味しく気がつけば夜は更けていたのでした・・・
15日 築地はお休みして歌舞伎座の第1部公演へ。着物の心づもりはしていたのだが欲張って洗濯をしているうちにタイムアップ!
ご期待を裏切りゴメンね>nさん!
勘九郎がいいねぇ。お父上の声を思い出す。
16日 友人のお見舞い→歌舞伎座第3部
雨模様でも着物。生紬にするか縮緬地小紋にするか前日悩んだが、やわらかものにした。紺地型染め蝶模様に帯は柿色と茶の格子柄織。
足を怪我した友人は「この夏は着物を諦めた」と残念そう。早く治してまた一緒に着物で出かけようね!
銀座に戻り甥と待合わせ。ダンガリー風素材のニュー着物?ジーンズのパターンを縫い合わせたようなステッチやポケット付、デニムの細帯、スニーカー履き。いいぞ和服男子。小倉充子さんの煙管の柄手拭をプレゼント。
歌舞伎座へもこだわりのビュースポット経由でアプローチ、IZA GINZA KABUKIZA (笑)
2階2列目花道上から見たのは初めて。
海老蔵は明らかに大人になった。襲名披露の緊張感責任感と桁違いのものを背負っている、その自覚の深さか。
役者が個々に抱える現実を芝居見物にリンクさせるのはどうかとも思うが、そんな事情にお構いなく助六はいい芝居だし、役者さん全員がいい芝居を見せてくれている。
団十郎丈の助六で締めた歌舞伎座さようなら公演が、海老蔵の助六で一区切りの杮葺落三部制公演。
来月からは昼夜二部興業が始まる。楽しみは続く・・・
和服着用は一勝二敗の週末。 |
|
2013.6.12 [水] 帯の折線 |
|
|
お太鼓に出たたたみしわについて仕立師さんと呉服屋さんの名誉のため訂正。
しまう前にたたみ直しながら、たれとの模様合わせを考えての折れ線と納得。でも私の身長では柄合わせしない方が良さそうな気がするのよね〜。 |
|
2013.6.11 [火] 水無月 |
|
|
素晴らしい舞台にエネルギーもらってハイテンションが続き、結果オーバーワーク、これって好循環?それとも悪循環?
3日:高野悦子さんお別れの会の帰り道、銀座一丁目駅で和服姿が目に止まる、偶然同じ駅で降りてエレベータでもご一緒に。「素敵なお着物姿ですね」とお声を掛けて交差点まで着物談義。別れ際にいただいたお名刺には「銀座○とじ」最近敷居が高くてまたげません〜。結城の縮かぁ、良さそうです。
8日:歌舞伎座2部を一等席で。手元に1枚だけあった単衣に生紬正倉院模様染帯をおろして。なぜかお太鼓にかかるたたみしわ!どーしてなのか理解できません!
9日:実家で和服衣替え。果たして着る機会があるだろうか、などと思いながら数少ない夏物と袷を入替える。
軽さが嬉しい単衣も体型が響くので緊張感を伴う。 |
|