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2016.7.25 [月] 人間国宝の満 |
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芹沢美術館の展覧会の追記。
展示物の中には和紙や布に染めた「書物」も多い。それらの作品をばらした1枚ものが額装、軸装されただけでもひかれるものだが、もともとの完成形である「書物」の姿で見ると感動もひとしお。
そんな中に各地の温泉場に取材した「浴女」という作品があった。湯気の向こうに湯あみする裸婦を描いた作品群。紅の帙に収められた折れ本の表紙に目が点!
コレハ紛れもなく満ではありませんか・・・人間国宝の描く満。健やかに微笑を誘う満は手仕事ならではのおおらかさ。さすがに印刷版はありませんでした。笑 |
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2016.7.21 [木] 静岡三昧 |
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15日 夫の出張に合わせて仕事帰りに静岡へ。
まずはホテルにチェックイン。夫が途中下車して買ってきてくれたケーキで一服。「いすとわーる・だむーる」は昔住んでいた部屋の階下にあったケーキ屋さん。土曜日になるとお皿を持ってお目覚のシュークリームを買いに行ったものだった。
夕食は行きつけだったレストランのシェフが新たに始めたお店へ。明晩も来るので軽めに、でもゆったりと。
16日 朝食は駅ビルでおにぎり。バスで芹沢けいすけ美術館へ。「書物の装い」展の初日、しかも最初の来訪者となる!以前見た作品も新鮮さを失わない。こんなに装丁の仕事もしていたとは!ジャケ読みしたくなる作品がたくさん。
中でも、川端康成の「雪国」これ、着物にしてほしい〜!
昼食 つむらや蕎麦店にて
いけだや呉服店 静岡在住中の着物はここと名和きものサロンの2店で求めていた。ちょうど真楽新年会で着た江戸友禅のことを店主が懐かしそうに口にされた。今はもうあのような手描き江戸友禅は仕入も販売もままならない時代だとのこと。せっかくの機会なので夫の浴衣と私の袷を注文。
名物のかき氷を求めて歩いていくも臨時休業の一富士にがっくり。バスで次なる目的地へ。寄り道のワインショップで日本酒を宅配便に。
セヴィルロウ倶楽部ではおしゃべりと夫が靴を注文。
スーツを着ない生活となって、ファッションからますます関心が薄くなった夫に服好きの店主は拍子抜けしたのでは?
7時の約束より早めに入店して友人夫妻を待つ。子育て中に大人の時間を確保するのは協力者あってのこと。奥様のご両親に感謝。
ワインのご縁で知り合って20年。「お二人のどちらかのバースイヤーだと思って」と取り出したのはバロン ピション-ロングヴィル 1961。友情に感謝感激。
再会の時には我家も事前にワインを送っておこうと思った。
12年暮らした街は変貌していても懐かしく親しく過ごせた。それは多分に親しい人が健在だからこそ。 |
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2016.7.1 [金] 文月 |
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昨日は新暦の夏越の祓。お昼に虎屋で水無月。
Tさんの日記拝見。いろんなことをシェアできる真楽は素敵だな、と改めて思う。
Yさんのお仕事の話も、丁度職場で悶々としていた私には一緒に考える良い機会でした。 |
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