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一度、映画館のスクリーンで観たいのはこれ。
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バレエももちろん素晴らしい(CGとかなかった時代ですから)のですが、団長を演じるアントン・ウォルブリュックにも興味があって9月に観てきました。ウォルブリュックについては伊丹十三著「再び女たちよ!」の『キザ』の項に詳しいので書きませんが。日本にはいないタイプの俳優だと思います。
私の一番好きなシーンはモイラ・シアラー扮するバレリーナが団長に呼ばれて古城のような御屋敷に会いに行く場面。子供の頃、裾をひく長いドレスにコートを羽織り階段を上がる場面はあこがれでした。
バレエタイツに皺が寄っていたのは確かに時代を感じさせましたけど、バレエ映画の名作だと思います。 |