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2016.7.30 [土] 

10月末日までなんて! 今年は自分のことも含めて変化の多い年になりますね。
PCもネットのことも未だに初心者で、何も出来ませんが存続できたらと思います。
真楽での出会いは今では私には欠かせない大切なものの一つです。

+++++
職場の後輩に紫陽花を差し上げて簡単に挿し木が出来ることを教えてあげたら、無事に育っていると。優秀。家の墨田の花火もほぼついたようです。
夏休みを会社休日の前後どちらに取るか考え中。

2016.7.19 [火] 連休中

今日はなんだか分からないけど会社休日なので先週から連休中。
昨日が最終日というので科博で植物画を観る。
いつも思うのだが小学生でも高学年になると技術的なこと別にすれば大人と変わらないくらい上手で感心してしまう。植物画は注意深く観察すれば誰でも描ける絵なのだ。

本当は上野の後、こちらにいく予定が月曜は祭日でも休日だったので、銀座は諦め新丸ビルでお買い物して帰宅。

夜、高校時代の友人から電話。手術が成功したそうで声が明るい。良かった! 自分のことのように嬉しい。
そして私の言ったことに対して人と比べる必要はないと苦言。そう! その通りです。
こういう友人を大切にしなければと思う。

今年は鬼百合と鉄砲百合が復活! 画像の百合はサボテンの鉢から生えたもの。
すらっと背が高くなって歩く姿は〜と言われてみたい(笑い)。
植物画のオニユリの方もそろそろ完成させなければ。オニユリとコオニユリの違いは零余子の有無。子供の頃は種だと思っていたけど芽なのです。じっくり観察すると球根の形をしています。

2016.7.18 [月] すてきなあなたに

「とと姉ちゃん」、見てます。土曜日の1週間分の再放送です。
今朝のNHKの暮らしの手帖の番組で見た浴衣地のワンピースが今見ても斬新で素敵でした。浴衣の柄にもよるかとも思うが。一番好きなのは縦縞(竹かも)。
暮らしの手帖を買ったきっかけは多分、シュークリーム。
作り方の過程を写真付きで掲載していて、ポイントを文章で詳しく説明していたからだ。
何度か失敗して、辿り着いたのが暮らしの手帖だったのだ。

大橋鎭子さんが母の年代だったとは知らなかったのです。それに生涯独身だったことも。
10代の頃、暮らしの手帖の「すてきなあなたに」が好きだった。その視点が主婦の感覚だったから私は結婚してらっしゃるものと思い込んでいたのです。
それに社長ということもドラマが始まるまで気付かずにいた。70年代は今よりもっと男女差別が濃厚でしたから、強烈な個性だった花森安治氏が社主だと思い込んでいた。

「すてきなあなたに2」の単行本の奥付を見てああ、そうだったのかと合点がいきました。
雑誌の方は処分してしまって手元にあるのは77年のもの1冊だけ。
特に印象に残っているのは坂西志保さんのことを綴った三月の章「五十からの青春」です。
戦前留学し、LC(米国議会図書館)の日本部門の資料担当の責任者にまでなった方です。
日米開戦でスパイ容疑を受け収容所に送られた後、日本に強制送還されます。
終戦の年、49歳でした。10代の頃も今も尊敬する女性の一人です。

これは単行本に収録されているか不明ですが、(題名は忘れてしまった)戦時中か戦後の食糧難に南瓜が手に入り、気になる彼か親友のどちらにあげるか迷い、作者は友人にあげたところ、親友もやはりその彼に関心があり、おすそ分けして親しくなりその後結婚したというような話でした。記憶違いかもですが、私だったらどうしただろうと自問自答した記憶があります。
茨木のり子さんの「わたしが一番きれいだったとき」という詩を知ったのもこの本だったのです。
最近、読み直していて心に残ったのは一月の章「春の陽ざし」です。年齢を重ねて、でもまだ少し人生があるというときに励まされる文章です。

2016.7.14 [木] 再会

昨日から年休。
久々に会社関係の友人と再会。平塚駅でということでMUJIのカフェでランチへ。平塚にあるなんて知らなかった。初めてだったのだがこちら、一人ご飯や赤ちゃん連れにいいですね。
友人は定年後沖縄で働いていたのだが(遊びに行かれなかった!)、自宅に戻り転職。第二の職場で充実した日々を過ごされているようで、こちらも励まされる。

沖縄の「サガリバナ」の写真を見せていただいた。こちら
本物を見てみたい。ツアーもあるみたいですね。

2016.7.3 [日] 文月

今月の花御札は梶の葉。ずうっと忘れていて、先月見たらなんと梅の花のままだった。
6月は伯父伯母の法事があったりして何かと忙しくあっという間に過ぎた。
やっと映画を観たり日記を書く余裕ができたような気がする。

先週、紫陽花の挿し木をした。
ガクアジサイとかは簡単につくのだが「墨田の花火」という品種はどうもうまくいかないので再挑戦。もっと涼しい時にするべきだったかもしれない。
ところで紫陽花の帯があるのだがまだ一度もつけていない。季節の花の帯を身に着けるのがあこがれだったのに。今年もパスかも。


TVで2日続けて映画鑑賞
金曜日は偶々「アリスインワンダーランド」
続編の予告編を映画館で観たばかりなのでつい。
うさぎたちは本物っぽいけど違っていてキモカワイイという感じ。
ヘレナ・ボナム・カーターは「眺めの良い部屋」(←大好きな映画)の頃とは歳を重ねてずいぶん印象が変っていた。当たり前か。

土曜日は「ストックホルムでワルツを」
メンバーの方の感想を読んでから観たくて楽しみにしていたのだ。
音楽、ファッション、キャスト、ストーリーと◎の映画でした。
劇中の歌はモニカを演じた女優さんが歌ったのだろうか?

2016.7.1 [金] 思い出す日記 ふたたび

5月いっぱい掛かって、立花隆著「武満徹・音楽創造への旅」を読了した。1992〜1998年まで立花隆氏が行ったインタビュー記録である。図書館に返却したときは名残惜しかった。毎日、読んでたわけじゃないけど、毎日一緒にいて充実していた。
こういう感覚、学生時代に読んだ「カラマーゾフの兄弟」以来です。最後まで読む体力と気力が自分にあったことは嬉しい驚きだが、やはり面白い本だったことが読み通せた理由だと思う。
日経の書評欄で岡田暁生氏が「驚くべき本である。七百ページを超える書物をこれだけ夢中になって読み通したのは久しぶりだ。」とあるのも頷ける。
最後まで飽きなかったのは立花氏の現代音楽に対する造詣の深さとインタビューの巧みさによるものと思う。
なかでも一番興味があったのは瀧口修造との出会い。それは瀧口修造の詩に刺激を受けた作品があることを知っていたから。これがこの長い本を読む一番の動機だった。

その他、武満徹について知っていたことといえば正式な音楽教育を受けてないにもかかわらずあのストラヴィンスキーに称賛された作曲家であったこと。ドラマ「夢千代日記」の音楽を担当していたことくらいだった。
瀧口と出会う、きっかけが何だったのか本が手元にないので定かではないが、瀧口の下に集った人たちのグループ、「実験工房」に参加している。
そして瀧口との関係は年長の友人というよりは、父と息子のようであったようだという話に長年疑問に思っていたことが氷解した。

音楽家になりたいと思った動機が少年時代に聴いたシャンソンであったこと。
日本映画史に残る傑作の数々の音楽を手掛けていたこと。彼自身オタクといっていい程の映画ファンで、解らない外国語の映画も観ていらしたというから驚きだ。あの石原裕次郎に「狂った果実」で歌わせたのは武満のアイデアであったというエピソードにはワクワクする。
有名オーケストラの裏話とか素人には興味がつきないことにも率直に答えている。
しかし、話が現代音楽におよぶとかなり難解で数学や物理の用語まで出てきて、もうお手上げ。
十二音技法、フーリエ解析、フラクタル図形、リディア概念、ドーリア旋法等々。
フーリエ解析については例のお昼の彼に(研究者なので)レクチャしてもらった。うーん、解らない・・・ でも、彼の前では解ったような顔をしてたけど(笑い)。
それで2cmぐらい飛ばして(後でちゃんと読みましたよ)、小澤征爾の章へ。

実は有名な「レクイエム」も「ノヴェンバーステップス」も聴いたことがなかったのだ。
特に「ノヴェンバーステップス」は琵琶と尺八を前面に出している作品なので何か東洋趣味を押し出しているような気がしていて避けていた。その頃は日本的なものに嫌悪感があったのだと思う。武満自身もそんな風に述べていて日本人が西洋音楽を創作することの難しさを感じる。
特に琵琶と尺八についての章が私には面白かった。
「ノヴェンバーステップス」を作曲した経緯に小澤征爾氏との出会いがあり、運命的なものを感じる。
なかでも琵琶の鶴田錦史のユニークな経歴にはびっくりする。
演奏家としての才能はもちろん実業家としても成功を収め、ギャンブルが好き。そして男性でも間違えるくらい「男らしかった!」ことなど、楽しく読めた。
日本の伝統楽器も含めて楽器についての細かい説明の部分、ハープには半音がない(半音はペダル操作による)とか、バイエルを卒業しただけの私にも興味深く、楽器を習ってらっしゃる方はきっと納得されることがあると思う。

現代音楽のイメージは不協和音ばかりで難しいか退屈なものという印象をもっていたが、この本に刺激を受けて、初めて琵琶と尺八の作品「エクリプス」、「ノヴェンバーステップス」を聴いてみた。今までの先入観を心地よく裏切られて、全くの誤解だったことに気付く。
晩年にSEAを意味するE♭、E、Aの音を基調にした作品にこだわった武満を評して、死後、武満自身が東と西の音の海を自由に泳ぐ鯨のようであったと書かれていたと思う。

武満ワールドにどっぷりつかったひと月だった。
ああ、もっともっと話の続きを読みたかった。立花氏と同様に突然の死が残念でならない。

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