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この時期になると、和裁士の私のもとへ掛かって来る電話には必ず お決まりの言葉が付け加わります。「年内に納品出来ますか?」これが、何本か掛かって来ると ドキドキしてしまうわけですが。今はもう 当たり前のことではなくなってしまってるけれど、私の母さん世代では 新年を迎えるにあたって、着物を新調することは ある意味 季節の行事ごとのような感覚だったのだと思います。家族全員分の着物を新調するのです。四季のある日本では、季節ごとの行事があって、身に付けたり着るものも それに付随して 手入れをしたり 新調したり、、、そんなところに 日本人のいいところが いっぱい詰まっているんだと思います。
というわけで、年末年始は 着物でお出掛けしちゃいましょう! 最近 新しく 私の着付教室に通い出した生徒ちゃん達は お正月に着物で初詣に出掛けるべく、ただいま猛特訓ちぅ! がんばれ〜!! |