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新しい教室での、初の二重太鼓のお稽古。良いお天気だったこともあって、着物でお稽古へ。でも、行きは名古屋帯で、袋帯は持参。今日二重太鼓を勉強したので、次回は家から袋帯を結んで行ける。今日よりももっと荷物が減って嬉しい。
先日「練習用に」といただいた袋帯で二重太鼓を習ったのだけれど、この帯がとても締めやすかった。(実は練習には勿体無い、とても素敵な引箔の帯!譲ってくださった方に、改めてお礼をお伝えしたい。)私が持っているヘナヘナの帯とは違い、お太鼓も胴帯もビシーッ!と決まる。控えめな光沢も素敵。
先生のご指導は回を追うごとに「細かなコツ」へと分け入って行き、毎回とても勉強になる。そして、きちんと着物を着られていれば、意外と大胆な(!?)動作をしても着崩れず、ササッと簡単に手直しすれば、着物が「あるべき場所に戻る」のだと実感。
今日は、最近の悩みであった「帯揚げがすっきりしない」という問題を解決することができた。いわゆる本結びをするときは問題ないのだけれど、新しい教室で勉強したふんわりした美しい始末だと、脇がダラッとしてしまうことが多くて…。結果、「帯揚げを引っ張る場所とタイミング」がまずく、「結ぶときに結び目を体から離し過ぎ」であることが分かった。
他にも、着物の衿を持つ場合の手の角度、下前のおはしょりを引っ張る向きと指の位置、後から抜きやすい伊達締めの結び方など、細かな箇所を見直すことができた。
お稽古が楽しくてあっという間に時間が過ぎ、上機嫌で帰宅することができた。実は先日、はじめて着物で正装する機会があったのだけれど、そこでもうこれ以上無いくらいの大失態を演じてしまい、「もう着物でフォーマルな場に行くのはやめよう」とトラウマになるくらいがっくり来ていた。今日お稽古に行ってみて、やっぱり着物を着るのは楽しいし気持いいな、と思えて嬉しかった。
…でも、帰宅して鏡を見たら、帯枕から帯揚げが一部外れてしまっていることに気づきました。ガーゼがちょろっと見えてしまっていて…ひゃー(汗! |