KIMONO真楽:zuccheroの日記 2011年 7月

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2011.7.21 [木]　3:33 pm

今朝は肌寒く、上着を着て出かける。
台風が去るとまた過酷な夏日がやってくるのかな。

昨日は仕事帰りに美容院に行き、カットとヘアカラーを施していくらか若返る。
白髪が目立つようになり、カラリングをまめにしないと、
のびた白髪に気付いた人にぎょっとした顔をされる。
見た目きれいな白髪になるまで（なるのか）何年かかるだろう。

行きしに少し時間があったので、デパートの着物やさんに立ち寄ると、
ちりよけによさそうな夏の反物に遭遇してしまう。
得意の「まあすてき、またきます」で店を後にするが、あれを道行に仕立てたらどうなるか、
横段ぼかし染めの生地がぐるぐると頭の中を駆け巡る。
こういう時間がまた狂おしく切なくも楽しい。
週末は着物、着られるかな。

2011.7.17 [日]　10:07 am

銀座で仕覆教室の日、茶碗の仕覆は底を貼り合わせて、次回綿入れ。中国の土産物の、八角形の蓋物の型紙と仮縫いに入る。

帰り、有名着付け師のお店で、仕覆教室の人とばったり。ああこの方も着物奈落仲間なのね。

そのあと路面店の某きものやさんを覗く。
こういう帯を探しているといったら、柄の大きさ、色、配置、ご自身に合う帯はつくらなければありませんといわれる。お誂えの世界を垣間見る、どこぞのいとはんになりたいものだ。

重要無形文化財作家さんの袋帯を見せていただく。お茶席にこれ一本あればよろしいと。
ありがとう、家族と相談してきますと言って店を出る。

着物の世界に生きてきた店員さん、ひと昔前の呉服屋の番頭さんという風情で、この人のお話が聞けたのが収穫。購入しないですみません、また今度。


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