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2011.12.30 [金] 10:06 pm

残念な話
自分で何でも縫えたら、きっと楽しいだろう
と、以前にもここに書きました。
実は、少し習ったことがあります。
でも、理解して身についているかというと、全然。

過程であることは、わかっているんだけど、
ガタガタの縫い目のものって、ストレスになる。
お稽古に行けなくなって、自分で縫ったものを捨てたら、ものすごくスッとした。
職人の技は 素直に買うべきなのかもしれません。

昔の人は、なんでも自分でやっていたとはいえ、
当時の人とは、着物についての知識の総量がまるで違うので、
もう、がんばらなくてもいいのかも。
最近、自分で縫ったものを見てしみじみしちゃいました。 こんなへたなもの、どこにも着ていけない。
そんなもので、箪笥がふさがれていいんでしょうか。


年の瀬に掃除をしての つぶやきでした。

2011.12.12 [月] 0:22 pm

お能を見る、落語をきく。
そのもの、というよりはそれをしている人をじっと見る。歌舞伎も同じ。
 一人でも、その世界観に疑問をもっていたら、なりたたない瞬間。それなのに、その場を自分で引き受けて、会場のみんなを、江戸時代や、幽玄の世界に連れて行く。これはすごい!
 着物は、その 大事な衣装だけれど、昔はみんなが着ていたものが、いまは限定された衣服になってしまった。
いまは 職業的な面が大きいですね。
支える方々も、がんばってください。

2011.12.4 [日] 0:14 am

ピンクの草履の話
「断捨離」を読んで、掃除をした。
草履を箱から出して、眺めてみた。
草履のラインナップは、我ながらすごい。雑誌に載っている店のものを購入、それなのに、いつも履くのは二足、いちど履いたのが、一足、いちども履いてないのが二足、フォーマルの金色のが一足(これは母に買ってもらったもの)。
着物を着るのが一年に三回くらい。
もしかしたら、もう 一生分持っているのかもしれない。
古い、「季刊 銀花」を読んでいたら、京都の草履の
お店のかたのお話として、
「昔はお嫁入りのときに20足くらい準備した方もいたものなのに……」
とあった。 びっくり。 
「日本の話???」とその時に思った。
着物も、そんな風にあつらえられてきたのだろう。
でも、それがいつのことなのか、
もう、私にも見当もつかない。
戦前?


それはそれとして、 10年くらい前に買った草履の
箱を開けて あれっ  。
ピンクの草履が入っていると思っていたのに、クリーム色の草履が入っていたのでした。
形については記憶の通りでしたが。
そうそう、 買う時にピンクとクリーム色ですごく
迷ったのでした。 こっちにしてたんだ。
わかってよかった。覚えておかなくちゃ。

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