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2013.12.23 [月] 日本人のしあわせ その3

連休最終日は、高校時代の友だちとの忘年会。
神保町の鮨の名店でランチ。何と親方がNさんの中学の同級生で
こんなことでもなければ、きっと行くことはなかったであろうお店。
今年はちょっと少なく女4人で(女子校だったので)、カウンターに座り、
食べることが大好きで、食に通ずるbさんを頼りに、極上の魚を堪能。
最初はつまみで、針魚と赤貝。うまっ。
そして、Nさんいわく「概念が変わった」という蛸。
柔らかくて、歯ごたえがある絶品の蛸。うまっ。
ブリも脂がのっているのに、上品でうまっ。
そして、にぎり。赤身・中トロ・大トロ、コハダ、ヒラメ、スミイカ、
はまぐり、穴子。つまみで玉、締めは、かんぴょう巻き。
久しぶりの回らないお鮨屋さんで、あ〜、しあわせ。
職人気質の親方のいい仕事で、日本人のしあわせを実感。
新鮮な魚を、生で美味しく、ひと手間かけて美味しく。
あー、日本人でよかったー!!!!!

個人的には、初の3日連続着物。
着物に出会えたことは、私の人生をとても豊かにしてくれた。
あー、本当に日本人でよかったよー!!!!!

2013.12.22 [日] 歌舞伎座・昼の部

楽しみにしていた菊之助の塩冶判官。海老蔵演じる高師直の
陰湿ないじめに耐えかねて、ついに刃傷に及ぶも止められて
逃げる師直に向かって刀を投げつけたシーンが私的には印象的だった。
四段目の切腹の場面もよかった。右近くんの力弥も。
そして、道行。はーっ、玉さん・・・ため息です。
どうしてあんなにきれいのでしょう。
海老蔵の勘平とほんとの恋人同士みたいでした。

2013.12.21 [土] 落語&日本酒

Bさんのお誘いで、竹ノ輪さん企画の宴会付きの日本酒セミナー&落語会のイベントに。
(日本酒と落語だから、Kさんもいらっしゃるかなぁと期待するも、先約ありとのことでした。残念!)
文菊師匠の落語は1年以上振りだったけれど、好きだなぁ。
奇をてらわない、きちんとした落語。日本ならではの話芸!です。
(よくわからないけれど)正統派って言うんでしょうか。
だけど、ちゃんと現代をとらえた正統派だと思う。
落語は、もっともっとお近づきになりたい日本の文化です。
八海山のお酒をいろいろ飲み比べできて、とっても楽しいイベントでした。

2013.12.8 [日] やっぱり、スゴイ!

日曜日は、歌舞伎座へ。
久しぶりの玉さん@歌舞伎座。演じたのは、仮名手本忠臣蔵・七段目の遊女お軽。
これまでいろいろな役者さんの寺岡右平衛門でお軽を勤めてきたという玉さん。
今回、海老蔵くんが演じる平右衛門に対して
「兄と妹に見えるように勤めなければいけませんね(笑)」とコメントしていましたが、
美しくてかわいらしくて、うっとりでした。
さすが!玉さん。別格です!

13/12/11 アッシュ
可愛くて、キレイで、素敵でしたね。
海老蔵大好きなんだね(笑)ってのをびんびん感じました。
昼の部の道行きはこれからなんですが、どうだったですか?
13/12/12 なずな
確かに、確かに(笑)! まぁ、絵になる二人ですからねぇ。
昼の部、私もこれからなんです。本当は、昼を先に見たかったのですが、
切符が取れなかった!22日とだいぶ先。楽しみです。

2013.12.7 [土] 知られざる忠臣蔵

と銘打って上演されている国立劇場12月歌舞伎公演。
10代で討入りに参加した大石主税と矢頭右衛門七。
身分の差を超えて友情で結ばれた二人の、討入り前夜を描いた「主税と右衛門七」。
本懐を遂げられる喜びと、普通ならこれから先の人生で経験する多くのことを
何も知らずに死んでいくことへの逡巡と…若い二人の心の葛藤が何とも切ない物語。

「弥作の鎌腹」は、弟である先崎弥五郎と義理のある代官の板挟みとなり、
百姓でありながら鎌で腹を切って壮絶な死を遂げる兄・弥作。
義士の協力者や肉親などが主人公となる“忠臣蔵外伝物”の代表作だとか。

そして仮名手本忠臣蔵の大序から七段目までを舞踊仕立てにした「忠臣蔵形容合」。
滑稽な筋に、早替わりや人形振りもあり、伴奏も竹本、清元、長唄と勢揃い。
河竹黙阿弥作によるユーモラスでひと味違う忠臣蔵。

どれも面白かった。さすがは国立劇場。いつもとは違う「忠臣蔵」を堪能しました。

13/12/10 ノーリー
錦之介様は素敵でしたでしょうか。歌舞伎は面白い事が一番だね。
13/12/11 なずな
錦之助さんの寺岡平右衛門に芝雀さんのお軽で、七段目を人形振りで踊りました。
舞踊がよくわからない私にも睡魔に教われることなく楽しめました。
人形振りって難しいだろうなぁ。なかなか、よかったですよ。

2013.12.6 [金] 日本人のしあわせ その2

11/30・12/1は、京都で紅葉三昧。
1日目は、嵐山・嵯峨野。欲張って、天龍寺、常寂光寺、二尊院、厭離庵、清涼寺、祇王寺、滝口寺、宝厳院(ライトアップ)をめぐる。
2日目は、東福寺、吟龍庵、光明院から、
南禅寺、天授庵、哲学の道、永観堂(ライトアップ)へ。

はーっ、素晴らしかった!この一言に尽きます。

今回のベスト3、第3位は東福寺の塔頭・光明寺の重森三玲の庭、
第2位は藤原定家が小倉百人一首を編纂したという厭離庵、
そして第1位はやはり東福寺の塔頭・吟龍庵。現存最古という方丈(国宝です!)。
この方丈の三方の庭は、同じく重森三玲作。いずれも印象的だったけど、特に龍庭という西庭が好き(写真)。
(初めて知った重森三玲という人、俄然興味がわきました)
番外編は、南禅寺の三門に登ったこと。五右衛門になった気分で
「絶景かな絶景かな」とつぶやきましたよ!(春ではないけれど)

それにしても、京都は本当に奥深い。ベスト3のお寺、
まったく知らなかった。(私だけかもしれないけれど)
こういうお寺が、訪ねきれないほどあるのだから、ほんと、スゴイ!
京都は、クセになりますね。ココロにいいクスリみたいなものでしょうか。
あー、日本人で、よかったー!!!

13/12/6 ノーリー
南禅寺の五右衛門様。水路はみましたか?
それにしても、この時期に京都とは羨ましい。日本人でよかったよね。
外国人も紅葉狩りするのかなあ。



13/12/7 なずな
今回は“紅葉”に焦点を絞ったため、実は見ていないのです。(いつか、ぜひ一緒に!)
どこに行っても人、人、人…(私もその一人)だったのですが、
この時期ならではですからね。あっ、海外からの旅行者もけっこういましたよ。
美しいものにひかれる気持ちは万国共通なのかもしれませんね。

2013.11.24 [日] 二度目の歌舞伎座・夜の部

間違って、夜の部を2枚取ってしまった吉例顔見世大歌舞伎。
過ちを犯した直後は「また、やってしまった!なんてヤツ!チェッ」と
自分をののしったけれど、
でも、正直、私は自分のミスを密かに喜んだのでした。
おかげで、菊五郎さんの芝居を、1度目とは違うまなざしで、
じっくりと楽しめました。
福助さんが体調不良の休演で、芝雀さんのお軽も観られたし。

災い転じて・・・なんて、そんな大仰なことではありませんが、
ミスが、思わぬご褒美となりました。

2013.11.23 [土] 時の流れに

学生時代の友だちとの久しぶりの再会は、中華街で飲茶ランチ。
3人で姦しいだけど、5人だとさらに強力!
1人は何と卒業以来。変わってないよね、お互い、
と思うのは、たぶん当人たちだけ。
いけるクチが2人。とりあえず生ビール、そして紹興酒をホットで。
ボトルいけるかなぁ、と思ったけど、案外すんなりと。
食後は、腹ごなしに散歩。山下公園と元町をブラブラ。
学生時代はハマトラがはやっていたけど、全く興味のなかった私、
初めてキタムラに入りました。ふ〜ん、なかなかの品揃え。面白かった。
そして、喜久家でラムボール。

中華街も山下公園も、人・人・人…私鉄の相互乗り入れの効果?
学生時代にゼミの先生と行った思い出の店はすでになく、
食べ放題1,980円のたぐいの店がやたら目についた。
これも時代の流れなんだろうか。何だか、さみしいなぁ。

2013.11.18 [月] 日本人のしあわせ

週末は土肥温泉へ。
昼食は、三島でうなぎ。う〜ん、久しぶりの蒲焼き、美味だった。
食後、三島大社へ。本殿も神楽殿も趣があり、好きだな。
最も古く大きいという天然記念物の金木犀にも感動。樹齢1200年!
七五三を祝う家族連れがたくさん。男の子も女の子も着物姿が多く、
やっぱりいいよねー。
おまけに、結婚式を挙げたカップルにも遭遇し、トクした気分。

修善寺経由、土肥温泉へ。のんびり、ゆったり。

翌朝は、フェリーで清水港へわたり、船中から富士を望む。
ちょっとかすんでいたけれど、やっぱり富士山は美しい。
清水港から三保の松原へ。松の枝ぶりが、おースゴイ。
富士の眺めも素晴らしかった。何たって、世界遺産!
富士山を見ると幸せ気分になれるのは、日本人の特権?!でしょうか。

蒲焼き、神社、着物、温泉、富士山・・・日本人でよかったー!!
天気もまずまずで、よい小旅行でした。

13/11/20 ノーリー
三保の松原を含めて富士山は世界遺産になった訳ですが、富士山とセットでの旅行にはちと距離がありすぎですよね。伊豆とセットにすりゃいいのね。
納得。よき旅行でよかったです。
なずな
体力のあるうちに富士登山、が夢(目標)ですが、まずは眺望から・・・
このコース、清水でお昼を食べたトンカツ屋さんのオーナーにも「なかなか!」とほめられました。
車なら、もう少し、プラスαが楽しめると思います。おススメです。

2013.11.13 [水] 先週末

9日(土)
東京タワー3階で開催されていたアイヌの民芸品展で行われた
刺繍体験(無料)に参加しようと思っていたのに、
早起きできず、結局ウダウダ。午後から出かけて、雑用を片付け、
友人の息子へのプレゼントを選びに渋谷へ。
こんなことでもなければ、まず行かない若者御用達のお店を覗くのも
結構楽しかったりする。
10日(日)
国立劇場で歌舞伎。通し狂言「伊賀越道中双六」。
「沼津」は何度か観たことがあるけれど、その前後談は初めてで興味深かった。

夕方から雨で荒れ模様、との予報に、雨ゴートと大きい傘を持参するも
雨は降らず、ちょっと肩すかし。でも、まぁ、よかったことにしよう。

13/11/14 ノーリー
なずなさま
やはり無料体験はいけません。有料でないとなかなか行かないものです。
恥ずかしながら、私がいつもそうです。
なずな
そうですね。
細かい仕事だからコンタクトではなく、めがねをかけて出かけようとか
何時の電車に乗って、何番の出口から出てと、頭の中でいろいろシミュレーションしたのに
結局・・・ゲンキンなもので、自分のハラが痛まないので、あっさり沈没。
ダメですねぇ。

2013.11.9 [土] Kabuki-aholic

いつも振り返りで・・・。
11/2(土)
歌舞伎座・夜の部。う〜ん、ほんとは昼の部を取ったつもりだったのだけれど、
気づいたら、夜の部だった!
(つまり、夜の部を2日取ってしまった!あわてて昼の部を取ろうとしたけれど、土日の3階席は完売!)
銀座駅から歌舞伎座へ向かう地下街で、昼の部観劇帰りのむかし桜さんとばったり。
知っている人と、バッタリ会うって、うれしい!ちょっとしたサプライズ。

11/3(日)
目覚めたら、10時過ぎ。三渓園には行かず(残念、、、)、細々とした用事に忙殺される。

11/4(月)
順番が逆になってしまったけれど、歌舞伎座・昼の部を幕見。
早起きしたので、眠りに落ちずに観られるかどうか不安だったけれど、
舞台からは目が離せない状態で、刃傷も切腹もしっかりと堪能。
道行では何度か飛んでしまったけれど・・・。

それぞれの子どもが結婚し、親戚になった菊五郎さん、吉右衛門さん、
二人とも人間国宝で、演技のスタイルも味わいも違うけれど、さすがのご両人です。
花形のかっこよさもいいけれど、ひと味もふた味も違う味わい深さは、やっぱりしびれます!

2013.10.27 [日] 初めてづくし

柴又 帝釈天で開催されたお茶会へ。台風一過の雲ひとつない青空に恵まれて、本当によかった。

☆ bさんと一緒の初めてのお茶会
nさんの立礼席で正客をつとめたbさんの隣で、わが友のすごさに、改めて驚き、ワケもわからずソワソワ・・・
☆ nさんのお点前で初めてのお茶
意味もよくわからず、流れで次客となりましたが、おかげでnさんがたてたお茶をいただくことができました。
お茶を習ったことのない私が言っても説得力ゼロだけど、清々しいお点前でした。
☆ 初めてにじり口から茶室に入りました
へぇ〜、お茶室って、こんなにせまいのねー。と、貴重な体験でした。

なにより、初・柴又だったのでした。
参道が昭和そのもので、う〜ん、いいなぁ。ぜひ、また訪れたい。

お茶と習っていない者にとって、お茶会は(たとえ大寄せでも)緊張するものですが、
何回か経験するうちに、間違ったらどうしよう、なんて心配するの無意味だとわかりました。
まわりに不快感を与えないように気をつけつつ、お茶を味わい、
お菓子を楽しむ(これが一番)ことに決めたら、お茶会が前よりも好きになりました。
正座は相変わらず、きついですけどね・・・

初めての規模の大きなお茶会で、若い方からご年配の方まで、たくさんの着物姿を拝見。
これも面白かったです。
こんな素敵な機会を作ってくれたnさん、ありがとう!

2013.10.26 [土] 

会期は来週まであるから、今日ムリして行かなくてもいいか、と思って見逃したものは数知れず・・・
“行ける時に、行く!”と自分の尻をたたき、NISSAN ART AWARD 2013のファイナリストの作品を見に、BankART Studio NYKへ。
何でもかんでもアートになるけれど、新しい(私にとって)表現方法などにふれられ、悪天候をおして横浜まで行ったかいはありました。

午後は、nさんと待ち合わせした呉服屋さんへ。今ごろ、夏物のお手入れを依頼。
同じ寸法で仕立てたはずなのに、明石縮の裄が夏結城より1センチ近く短くなっていた!
襦袢の袖が出るのは、私の着付けがまずいのかしら、と思っていたのだが、
そうではなかったことが判明。
こんなことって、あるの!? 雨にあたったわけでもなく、原因がまったくわからない。
縮だから、縮んだ?なんて、そんなこと、あり得えへん!

病気でも、パソコンの不調でも、なんでもそうだけれど、
原因不明というのが、一番困りますね。
対策のたてようがありませんもの。

2013.10.24 [木] ハッピー・ウイークエンド

19日(土)は、午後、銀座みゆき館劇場で語りの会「せんそうを忘れない」を聞き、
夕方からは国立演芸場の「花形演芸会」へ。
同じ語りでも、中身はだいぶ違うが、心に響く力を持つ言葉、
日本語ってなんて素晴らしい言語だろうと改めて思う。

20日(日)は、歌舞伎座・昼の部。鳥居前も渡海屋・大物浦も道行初音旅も、
役者たちがそれぞれの持ち味を発揮していて、中味の濃い、充実の時間でした。
観劇後は、甘味から夕ご飯のフルコース(?)で、
高校からの友だちとの話も弾み、お腹も心もいっぱいに!
女友だちとのおしゃべりは、元気の素です!

天気はイマイチだったけど、満足の週末でした。

2013.10.15 [火] あっ、3連休が終わってしまった!

12日は、歌舞伎座・夜の部。あー、何で夜の部をこんな早い時期に
取ってしまったんだろう。と、今さら悔やんでもしかたないけど。
今年見納めの仁左さん。ご自身が好きな役の権太で熱演。
むかし桜さんのおっしゃる通り、秀太郎さんとの掛け合いが自然で
いい感じ。それから、私は竹三郎さんのお米も好き。
「川連法眼館」。菊五郎さんの四の切は本当に見納めかも・・・
心の中で「菊五郎さん、頑張れ!」と叫んでいました。
夜の部、もう一度観たいけれど、きっとムリだろうなぁ。

ちゃんと気を入れないと、3連休がもったいなく過ぎてしまう。
先週、つい2月ほど前に企画書を携えて説明に来た方の突然の訃報。
60歳だとか。いつ、何があるかわからないんだから、
ボヤボヤしてなんかいられないと、改めて思ったばかりなのに・・・

2013.10.5 [土] 春興鏡獅子by染五郎

国立劇場で歌舞伎観劇。まずは「一谷嫩軍記」。
熊谷陣屋は何度か観たことがあるけれど、
その前段を見せてもらえると、改めて背景がわかり、
こちらの気持ちの入り方も変わる。
そして「春興鏡獅子」、実はこちらの方が観たかった。
8月には勘九郎と七之助の鏡獅子を観たが、今回は染五郎の弥生と獅子。
染五郎の女形は初めてだったけど、さすが、きれい!
獅子は、迫力というよりも流麗な感じでした。

しとしとと雨の一日だったので、
だいぶ昔(15年以上前?)に「着物を着たい!」とワケもわからず買ったものの、
ずーっと放っておかれたポリエステルの着物を着てみた。
軽い、てか、ペラペラ。今のポリはもっと素材もいいんだろうけど、
何せ時代物ゆえ…感触もイマイチ。
それに、湿度が高かったせいか、やけに暑い。
一度でも着てあげられてよかったけど、暑がりの私には、どうも向かないみたいだ。

2013.9.28 [土] ふろしき講習会

まずは講義。風呂敷の寸法のことや柄のこと、結ぶという意味など、
へぇ〜なるほどと、うなずくことしきり。
(風呂敷は真四角ではないということを初めて知りました)
そして、実際の講習。絶対ほどけないのに、ほどく時はスルリと抜ける
という「真結び」。(スルッと抜ける時の快感!)
基本の包み方から、簡単なアレンジまで教えていただき、楽しい2時間は
あっという間に過ぎました。
何よりも、紙袋やバッグの場合は入れるものをその入れ物に合わせなければ
ならないが、風呂敷の場合は、風呂敷が包むものに寄り添ってくれる。
1枚の布のすごさを今さらながらに実感し、すっかり、風呂敷ファンになりました。

2013.9.23 [月] 連休の京都

京都に住む友人がアレンジしてくれた9月の京都。
私的ベスト3、3位は長岡天満宮の名月祭。雅楽を聞きながら月を眺め、
風流な気分に浸った。2位は退蔵院の庭。素晴らしい庭に心が洗われた。
そして1位が六波羅蜜寺の木像。全身から慈愛がにじみ出ている空也上人と
出家してもなお鋭い眼の平清盛の像の対照が印象的だった。
次点は法塔の天井の龍。妙心寺の狩野探幽による雲龍図は見る角度により
表情が変わる龍が迫力満点。建仁寺の小泉淳氏による双龍図は
ダイナミックでちょっぴりユーモラスな感じが好き。
梨木神社での萩まつりや晴明神社での晴明祭の宵宮祭など、
この時期ならではのイベントもよかった。
番外編は、相国寺の承天閣美術館で伊藤若冲の名品展を見られたこと。
う〜ん、なかなか中身の濃い3日間だった。
京都って本当に奥深い。中高の修学旅行ではほとんど味わわなかった
(理解できなかった)ジ〜ンと心に沁み入る感動が、ここそこにある。
11月には紅葉を見に行く予定。今から楽しみ!

2013.9.18 [水] 自然には勝てない

14日、楽しみにしていた歌舞伎座・夜の部「陰陽師」を観劇。
花形役者勢揃いの、ワクワク・ドキドキの新作歌舞伎を
久しぶりのいいお席で、堪能しました。

翌日から台風の影響で不安定な空模様。
16日は、朝からテレビで桂川の氾濫の様子を繰り返し伝える・・・
宇治も大きな被害を受けて・・・
京都でこんな大きな自然災害が起こるなんて、
全く想像したこともなかっただけにショックが大きかった。

被害を受けた地域の方々が、
一日も早く、通常の生活に戻ることを願うばかりです。

2013.9.4 [水] ちょこっと振り返り

1日 九月花形歌舞伎の初日、昼の部を観劇。
花形で「新薄雪物語」って、どうなんだろう?って思っていたけれど、
なかなかだった。みんなそれぞれに頑張っていたけれど、
特に、七之助の腰元籬、よかったな。ここのところの七之助の
成長振りは、見ていて楽しい。
そして、勘九郎・七之助兄弟による「吉原雀」。さすが、息が合っている。
延寿大夫の、語りらしい清元を初めて聞いた。なんか、新鮮だった。

あー、明日は健康診断です。お酒も飲めないし、もう、寝ようっと。

2013.8.21 [水] 初・平日歌舞伎座

夏休みの1日を今日にあて、初めての平日の歌舞伎座。
着物を着る気満々で、昨夜、夜なべして半襟もつけたのに
夕方から、ところにより雷を伴う雨という予報に
迷ったあげく、最近の天候の破天荒振りを考えて諦めた。
なのにー、雨は劇場にいる間に通り過ぎたようで、
外に出たらどよ〜んとした湿気が待っていただけだった。
あー、着物、着てくればよかったーーー 後の祭りですけど。

“髪結新三”と“かさね”。あっ、その前に、昨日思い立って
七之助の「春興鏡獅子」を幕見。
8月の一番は、私的には、棒しばり。

あっ、平日の歌舞伎座、土日との違いは、
いつも以上に女の人が多いなーということかな、あくまでも印象ですが。

13/8/25 むかし桜
2部の前に七之助の「鏡獅子」を幕見とは、歌舞伎にしっかりハマっていますね〜
立ち見? それとも座れる早い時間にいらっしゃったのかしら?
お盆に帰省なさらないご様子だったので、どうなさるのかしらと思っていましたが読書に歌舞伎、いいわねぇ〜と読ませていただきました。
私も勘九郎だけでなく七之助のも観てみたいので幕見したいと思っていましたが、混むこと必至の土・日以外は23日しか日が無くて、体調優先で諦めまてしまいました。
13/8/26 なずな
えへへ・・・七之助の毛振りがどんな風なのか観てみたかったのです。
野崎村の販売開始時刻(10時半)のちょっと前から並び、鏡獅子だけ観る人では
5、6番目だったのですが、やはり両方観る人が多く、73番。
2列目でしたが、それほど端っこではない席で観られました。
両方観た感想ですが、個人的には勘九郎の方が好き、かな。
鏡獅子は女形ではない役者の方が向いているのでは・・・という気がします。
むかし桜
勘九郎は、若手では踊りが上手ですものね!  期待の筆頭格だと思っているのですが、でも、なまじ勘三郎に似ているので、勘三郎を思い出してしまって、キツイところがありますね。 まだまだ差が大きいですからね〜 
でもこれからに期待できるのが、うれしいし、上手になってねと思います。

2013.8.18 [日] 日常に戻る

お盆休み、あっという間に終わってしまった。
特別なこと、何にもしなかったなぁ。
でも、「陰陽師 瀧夜叉姫」は読み終えたから、よしとしよう。
晴明と博雅の関係、う〜ん、いいです!
「あの原作がどんな芝居になるのか、楽しみ〜」って、
びわさんが言っていたけれど、同感!
ちなみに晴明と博雅は、染五郎さんと勘九郎さん。いいね!

あ〜ぁ、明日から、仕事。すんなり仕事モードに入れるかしらん・・・

2013.8.13 [火] ふーっと、ひと息。

11日は、本当に充実の一日でした。
ゆるりとランチ、えっ、ほんとにこのお値段?! と嬉しい驚きの
コストパフォーマンス。美味しく、美しく、季節感たっぷりのお料理、
心の底から堪能しました。これは、暑さに負けず着物で集った
私たちへのご褒美!ですね。
皆さんと楽しいおしゃべりも楽しめたし、ハッピーなひとときでした。

そのあと、むかし桜さん、びわさんと大妖怪展へ。
日本の妖怪たちは、中世から現代まで、みんなユーモラスでいいなぁ。
そして、歌舞伎座・第三部。「狐狸狐狸ばなし」と「棒しばり」。
以前、赤坂大歌舞伎で観た時は、勘三郎さんが伊之助を演じていたなぁ。
ふたつとも笑える演目で、気分よく帰ることができた。

11日に英気を養ったおかげで、月・火を何とか乗り切り、
明日から夏休み。
特別なプランがあるわけではないので、まぁ、のんびりと。
9月の「陰陽師」に向けて、夢枕獏さんの原作を読破する予定。

2013.8.10 [土] 静かに、深〜く。

びわさん情報で観た「ひろしま 石内 都・遺されたものたち」。
映画を通して見ただけだが、石内さんの写真に心打たれた。
ヘタレな私が目をそむけることなく見つめることができるのに、
いや、そういう美しい写真だからこそ、すーっと心に入り込み、
思考の回路のスイッチを入れた。
ワンピースやブラウス、靴、めがね、櫛・・・など
身近なものたちだからこそ、見るだけでなく、
体験として想像できるのだろう。
「私は過去を撮っているのではなく、自分が生きている今を撮っている」
という石内さんの言葉が印象的だった。

そして、このドキュメンタリーを撮ったのが、
日本で生まれ、育ち、小学4年生の時につらい体験をした
アメリカ人のリンダ・ホーグランド監督だったこと、何だか嬉しかった。

2013.8.7 [水] もう、はづき

8月になってしまった! 根性なしは暑さのせいではなく・・・
前回の日記以降の振り返り

7/28 国立演芸場で花形落語。
春風亭百栄さんの新作落語「バイオレンス スコ」の
のらさんたちのえさと縄張りをめぐる駆け引きの噺、面白かった。
いたるところに猫好きぶりが現れていました。

8/3 歌舞伎座・第一部。「きのね」からつながった「野崎村」。
足を骨折したNさんも着物を着られてよかった!
Bさん、並んで幕見、お疲れさまでした。

8/4 びわさんの企画で「四代目みな子姐さん」の映画を。
大変なこともたくさんあったと思うけど、それを感じさせないところが
“粋”なんでしょうね。みな子姐さんの笑顔、ステキで印象的でした。
お酒を飲んで、ちょっぴりゆるくなってたところもヨカッタ。

猛暑がぶり返してきましたね。
みなさま、栄養と休養をたっぷりとって、ご自愛くださいませ。

2013.7.22 [月] 落語&歌舞伎

土曜日は、国立演芸場で中席。
お目当ては、春風亭一之輔さん。やはり、勢いがありますな。
本当は、着物で行きたかったけれど、いろいろあって、断念。

日曜日は、歌舞伎座・昼の部。
鏡山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)の後日譚という
「加賀見山再岩藤」(かがみやまごにちのいわふじ)の通し狂言。
花形歌舞伎で、染五郎・松緑・菊之助・愛之助を中心に
梅枝、松也、壱太郎などなど。
初めて見る演目で、筋もちょっと複雑で、途中で眠くなってしまったけど、
いろいろ時代に即した演出もあり、楽しめました。
何より、若手、と言っても30代後半、が頑張っている姿を観るのは
いいですね。あっ、ほんの数年前まで、本当に小さな子役だった
玉太郎くんが、少年になりつつあって、琴を弾きながら唄うなど、
著しい成長を遂げていて、びっくり。
20年後も、歌舞伎を楽しめそうだと思えたことも、今日の収穫。

連休明けは、パソコンのトラブルでくさっていた。HDDが買って1年半で
ダメになってしまい、その対応にてんやわんや。ショック!!
メーカーのD社から見積を取るとHDD交換とリストアで
消費税込み約60,000円。えっ、新しいパソコン、買えるじゃん。
納得がいかず、ネットで調べて
パソコン修理をやっている秋葉原のお店を見つけて、コンタクト。
持ち込みだったけれど、その日のうちに修理ができて、
15,000円でおつりがきました。この金額の差もさることながら、
メーカーの方は2週間くらいみていただきますとのことで、
この差も大きかった。だって、仕事に関しては、
少しでも早く通常モードに戻りたいですからね。

はぁー、それにしてもパソコンのトラブルは、本当に疲弊します。
目に見えないトラブルだから、手も足も出ない。
しかも、パソコンに頼りっきりだから、ダメになると真っ青!!
はぁー、もうちょっとこまめにバックアップをとるとか、
地道な努力をしなくちゃなぁ、と反省しました。

13/7/24 むかし桜
大阪まで歌舞伎を観にいらして、祇園祭の宵宮なども楽しまれて、いいわねぇ〜と思ったら、東京に戻られても楽しく観劇なさったとは、充実した週末が続いていますね〜
気力・体力が羨ましいです。
それにしてもPCトラブル、大変でしたね。
でも2週間かかるというのが、その日のうちに修理できて、費用も4分の1とは、お見事ですね。素晴らしい調査力に感服です。
なずな
“できることを、できる時に、できる限り”と、常々となえています。
そうしないと、根がナマケモノなので、グ〜タラ過ごしてしまうんです。
限られた持ち時間だから、あとで悔やまないように、できるだけ楽しみたいですからね。
パソコンは、激安だけに保証はないのですが、これだけ違えば、しょうがない・・・ ですよね。
バックアップをとったデータを戻しながら、「これ何だっけ?」が多過ぎて
普段の生活だけでなく、パソコンデータも“捨てられない自分”にあきれています。
バックアップをとる地道な努力の前に、捨てる決断力を身につけなければ、です。

2013.7.21 [日] 振り返り「3連休+1」

13日(土)
行ってきました。大阪松竹座。
期待が大きすぎたからかなぁ。ものすごく楽しみにしていた「保名」よりも
どうなんだろうと思っていた「一條大蔵卿」の方がよかった。
まっ、どんな役でも仁左衛門さんはいいんですけどね。

朝、めっちゃ早起きして、着物で。
昼の部、5列9番という、いいお席が取れから・・・

14日〜16日
1年間限定で京都に住んでいる学生時代の友人宅に泊めてもらい、
初・祇園祭。いやぁ、京都って、奥深すぎる。
山を組み立てる現場で、指揮をとるお年寄りの姿に感激!
いくつか鉾や山をめぐり、素晴らしい布に感嘆!
公開されていた町家「長江家住宅」を見学して、ため息!
おまけに、中村錦之助主演の映画「祇園祭」鑑賞というレア体験。
山鉾巡行は見られなかったけれど、なかなかの祇園祭でした。

2013.7.10 [水] 振り返り

7月6日:3週間ぶりの歌舞伎。

まずは国立劇場で歌舞伎鑑賞教室。
1階席は大勢の高校生で、開幕前のザワザワした雰囲気は何だか久しぶり。
ウン十年前の私も、きっとああだったろうな、と思ってナットク。
萬太郎君の解説は、基本の基本という感じで、まさに初心者向けで、
一生懸命さが好印象でした。
演目は「芦屋道満大内鑑」。時蔵さん初役の葛の葉と、やはり初役の秀蝶さんの安名。
だいぶ成熟した夫婦(笑)だったけど、それほど違和感はなかった。

そして、歌舞伎座で「東海道四谷怪談」。
菊之助が初役でお岩と小仏小平、佐藤与茂七をつとめ、
染五郎の民谷伊右衛門も初役という花形歌舞伎ならではの配役。
観終わって、何となくしっくりとこなかったのは、
伊右衛門の悪に比べて、お岩の怖さや哀れさが弱かったからか・・・と
むかし桜さんの日記を読んでナットクしました。

梅雨明けして、いきなりの真夏日予報にめげそうになったけれど、
今年初めての夏物。はぁ〜っ、覚悟はしていたけれど
たっぷり汗をかきました。 ><

2013.7.2 [火] 半年過ぎて・・・

遅ればせながら、11周年、おめでとうございます。

11年かぁ、すごいなぁ。11年前、私は何をし、何を思っていただろうか。
すぐには思い出せないけれど、数年後に着物の世界にはまるなんて
これっぽっちも思っていなかったことだけは確かだ。
そんな私が、着物の世界に足を踏み入れ、真楽に出会えたことは
本当に“ありがとうございます”なのでした。

今年も半分が過ぎました。速っ!です。
6月は、印象に残る人とお会いしました。
一人は、放射性物質の除染をしている郡山の企業の方。
忙しさにまぎれて、何だか遠くのことのようになっていたことを
改めて考えさせられ、ガツンとパンチをくらいました。
地元のために献身的に取り組む様子をお伺いして
決して風化させてはいけないことだ、と心に刻みました。

もう一人は、時計やバッグ、靴、傘など日常の身近なものを型取りして
ナフタリンで再現し、変化するアートを表現するアーティスト。
着想が素晴らしく、作品も素晴らしい!
ご本人は、とても謙虚で、とてもナイーブで、とてもチャーミングな方。
すっかりファンになってしまった。

さぁて、7月が始まりました。
今月は、大阪遠征があります。(アッシュさん、決めましたか?)
関西に住む友人にも久しぶりに会う予定。
できることを、できるときに、です。

13/7/4 アッシュ
はーい、行くことにしました! 文楽とくっつけて。
夜の部長いようで最終の新幹線に間に合わないようですね。
2泊するか、途中で抜けるか、考え中です。
なずな
夜の部、本当に長い! 悩ましい二者択一ですよね。
さすが、アッシュさん! 文楽までは頭がまわりませんでした!
楽しんでくださいね。

2013.6.15 [土] 歌舞伎&落語

歌舞伎座柿葺落六月大歌舞伎・第一部。
ご一緒したBさん、いろいろ忙しかったようで、非着物姿。
素敵な着物姿を楽しみにしていたので、ちょっぴり残念・・・
「鞘当」。勘九郎くん、いいです。
一番のお楽しみの「喜撰」。最近、ようやく、踊りが上手か、
あまり上手でないかが、わかるようになりつつあるかなぁ〜と
思いたい私的には、やっぱり、三津五郎さん、いいです!
所化さんの役の若手役者たちが、三津五郎さんの所作に熱いまなざしで
見入る姿もよいよい!(すっかり、おばさん)
彼らの5年後・10年後が楽しみです。
「俊寛」。吉右衛門さんの素晴らしい演技にもかかわらず、だいぶ
記憶が途切れていました・・・

夕方からは、国立演芸場へ。平成二十四年度の花形演芸大賞受賞者の会。
また、落語家さんをはじめ、知らない芸人さんの芸に触れることができて
面白かった!

歌舞伎も落語も、日本独自の伝統芸能。
私がおばあちゃんになった時も、劇場や寄席に通って楽しめることを
心から、祈るのみ!

2013.6.9 [日] 歌舞伎鑑賞教室

6月の歌舞伎鑑賞教室は、隼人くんの解説が第一の目的(笑)。
前回、解説をした時よりもだいぶ大人っぽくなった印象。
確実に、少年から青年への階段を昇り始めたみたい。数年後が楽しみ!
「紅葉狩」は、扇雀の更科姫実は戸隠山の鬼女に錦之助の平維茂。
隼人くんは侍女野菊、一緒に解説を勤めた虎之介くんは山神で出演。
突っ込みどころはいろいろあるけど、本公演ではまずない配役での
芝居を観られるのが鑑賞教室の楽しみのひとつかも。

2013.6.8 [土] 歌舞伎座 第二部・第三部

第二部は、新しい歌舞伎座で初めての一等席での観劇。
1階からの舞台は本当に久しぶり。やっぱり違うなぁ。
「壽曽我対面」は、海老蔵くん・菊ちゃんの五郎・十郎に
仁左さんの工藤祐経。美しいものは、見る者を幸せにしますね。
「土蜘」は、やはり菊五郎さんと三津五郎さんがよかった。
あの蜘蛛の糸、一度投げてみたいなぁ。

第三部は「助六」に尽きました。豪華な配役はこけら落しならではかな。
華やかだし、睨みあり、笑いあり、親子・兄弟の機微もあり、
そうそ、しのぶさんもブログに書いていたけれど「じぇじぇっ」は
歌舞伎座でもウケていました。
助六って、歌舞伎ならではの見どころたっぷりの芝居だなぁと
つくづく思いました。

2013.5.31 [金] 潔く、いきたい!

何だか、イイワケだらけの人生だよな、と思えることがありまして、
イカン、イカン、持ち時間は確実に減っていくし、
明日にもアクシデントが起きないという保証はないのだから
ちゃんとモロモロのことと正面から向き合わなければと改めて痛感。

どなたかが書いていたような気がしますが、
やらずに後悔するよりも、やって後悔する方が気持ちがいいに決まってる。
潔くいきたい!

で、突然、振り返り。
26日は、歌舞伎座第一部・第二部の強硬スケジュール。
もちろん着物で(山田織の単衣にマッド・ミの帯)。
三人吉三の仁左さんは、ちょっと心配でしたが、
吉田屋では、高音がいい感じに通り、心に響きました!
びわさんのおっしゃる通り、最強の仁左・玉コンビでした。

7月、大阪、行けるかなぁ・・・

▽最近の3件 [全4件を表示]
13/6/1 なずな
これが最後かもしれないしね。
でも、10年後も踊ってるかもしれない、って・・・。
それは、それで。だけど、やっぱり、今は今ですよね。
アッシュ
うちうちで「ちょーともおかしいことあらへん」
とすねるのがちょっとだけ流行ってます。
7月、迷ってます。
なずな
仁左さんは、私を歌舞伎の深みにはまらせた張本人(いえ、恩人)なので、
にわか歌舞伎ファンとしては、できるだけたくさんのお役を観たい!
切符が取れたら行くぞー。保名はぜひ観たいですから。
アッシュさんも、ぜひ!

2013.5.20 [月] もう5月も後半戦

大好きな5月も、残すところ10日あまり。
う〜ん、時間が経つのは速いなぁ。

18日(土)は、びわさんの小唄の会。
裏声を使わずに、あの音域、素晴らしい! よかったです!!
小唄の話で盛り上がる、びわさんとのりんさんの会話を
ヨコ耳(?)で聞きながら、打ち込める世界があるってスゴイ、と
改めて思った。お二人の共通項は、好奇心旺盛なこと、
そして、行動力とエネルギーも旺盛なこと。 見習わねば・・・

今年こそは、と思っていたのに、行けなかった「三渓園」。
秋もあるんですか? 秋こそは、です。

残りの5月を、できる限り楽しもう!

2013.5.12 [日] 初・青空アート市

土曜日の雨がウソのように、美しい天気。
売り子として、参加させていただき、楽しいひとときを過ごしました。
engawaさんのお料理も素晴らしく、お酒もおいしくいただきました。
皆さん、ありがとうございました。
そして、5月の新緑のにおい!あんな濃い艸のにおい、久しぶり!
自然はいいなぁ。

2013.5.11 [土] 歌舞伎@歌舞伎座

5月の歌舞伎は、第三部から。
一緒に行ったのが着物友ではなかったので、まっ、今日はいいか、と
三階席だし、けっこうな雨だし、といろいろイイワケを並べて、
洋服で出かけた。
でも、いざ劇場に着くと・・・素敵な着物姿の人が多く、次は、
三階席でも、雨でも、絶対着物で来るぞっと、心の中で叫んだのでした。

明日(というか、もう今日)は葉山アート市初体験です。
楽しみ〜!! 足手まといにならないように、売り子、頑張りますっ!

2013.4.29 [月] 落語&歌舞伎

26日(金)
年上のお友だちに声をかけていただき、志の輔さんの独演会へ。
初めて聞く立川流。新作と古典の両方聞くことができ、大満足。
最もチケットが取りにくい噺家の一人というのも納得。
誘ってくださって、ありがとうございました。

27日(土)
国立演芸場で立川流落語会。今年は、談志さんが亡くなって延びていた
新真打のお披露目の会。落語も面白かったし、口上も楽しかった。
いろんな落語家さんの、いろんな噺を、聞きたい!

むかし桜さんにばったり!ひょんなところでお知り合いと会うのは、
何とも嬉しいものですね。コートが素敵でした。
銀座へ移動して、早めの夕食を(あまり時間がなかったので)黙々と食べ、
歌舞伎座へ。第三部を観劇。
「盛綱陣屋」:第一部の義経の時より、仁左さんの声が元気そうで
安心しました。金太郎くん、大きくなりました。
「勧進帳」:菊五郎さんは、いつもながらの素敵なお声。
四天王は、染五郎・勘九郎・松緑、そして左団次さん。
ぎゅーっと凝縮の&#26478;葺落公演ならではの配役を堪能。

28日(日)
昨日に続いて、国立演芸場で立川流落語会。
同じ流派でも、それぞれに持ち味があって、面白い。
独演会で志の輔さんが言っていたけれど、落語というのは、
日本語の奥深さゆえ成り立つ、世界に例のない芸なのだそうだ。
あーっ、日本人に生まれてよかった!!

29日(月)
ただひたすら、のんびり。洗濯をして、植木に水をやり、
ぼーっとテレビを見て、ご飯を食べて・・・
友に勧められて読み始めた「おそめ」という本を読み、
こうして日記を書いている。気がつけば、もう1時過ぎ。
暦通りなので、明日は仕事。もう、寝なければ。

13/5/8 ノーリー
おそめ、読んでくれたのね。ありがとう。後で感想きかせてね。
                            友より
13/5/9 なずな
ノーリーさんが勧めてくれる本は、みんな面白いよ!
また、おススメがあったら、教えてくださいねー。

2013.4.21 [日] またまた初めて

新しい歌舞伎座に、初めて着物で。雨にも負けず!
先日の第一部は、幕見で、4階しか体験できなかったので、
実質、初めての新・歌舞伎座でした。
3階の、しかも6列目でも花道が見えました!(もちろん、少しですが)
トイレも数が増え、動線も考えられており、いろいろと進化し、
改善されているようです。
何もかもが新しく、趣に欠けるのは、否めませんが、当然と言えば当然。
そういう味わいは、歌舞伎役者と歌舞伎ファンが
作り上げていくものなんだろうなぁと思ったりもしました。

極楽寺の屋根の上の立ち回り、70歳とは思えない演技。ウ〜ン、さすが。
実の父親と義理の父親と一緒に演技をする菊ちゃんは、
どんな気持ちなのかしら、と思ったりもした「弁天娘女男白浪」でした。

追:3階に行き着くと、懐かしいあのにおい!
「あっ、めで鯛焼きだ!」・・・もちろん、いただきました。

2013.4.7 [日] 初めての・・・

新しい歌舞伎座で、初めての歌舞伎。しかも、初めての幕見で。
7時半から並んだかいがあって、1列目のいい席を確保できた。
早起きしたのに、記憶が飛ばなかった。これは快挙!
新歌舞伎座で、ワクワクと気持ちが高揚していたせい?
観劇後は、遅めのランチ。新しい歌舞伎座に泡で乾杯!
それから、「日々」でキイさんとキイさんの作品と、楽しいひととき。

充実の一日。いつもいつも、新しい世界のトビラをあけてくれる
トモにカンシャ。ありがとう!

13/4/8 むかし桜
7時半から並んだのですか〜 凄〜いですねぇ。
その気力だから記憶が飛ばなかったのでしょうねぇ。
私ときたら初日に観たのに、寝不足でお弁当を食べたせいか、熊谷陣屋のしっかり観たかった場面で記憶が飛んでしまったところがあって(涙)、幕見しようかと思っているのですが、そんなに早くは行けないし..ますます迷ってしまいます。
なずなさんの気力を念で飛ばしてくださいとお願いしたくなりました。(爆)
ノーリー
新しい歌舞伎座で幕見というのは通の域に達したって感じですね。
本当は並ばず、用事の合間にちょい見できるってーのが粋ってもんですが、現代では無理なこと。よい思い出になりましたね。

なずな
第一部の切符が取れなくて、でもどうしても観たくて、気合いで!
お弁当を食べなかったのも正解だったようです。(笑)
7時半でなくても、椅子席を確保できると思いますよ。8時くらいで大丈夫?
平日だったら、もうちょっと遅くても・・・ お祭りまで観て帰る人も結構いました。
えいっ! むかし桜さん、今、私の気力、念で飛ばしておきました(爆) 届けっ!!
ノーリーさん、今度、機会があったら、ご一緒しましょ。元気のあるときにね。

2013.3.24 [日] 週末の栄養補給

土曜日は、国立劇場で歌舞伎観劇。
国立劇場で25年ぶりの上演という「隅田川花御所染 -女清玄-」。
福助さん、なかなかよかったです。
松也くん、隼人くん、新吾くんなど若手も頑張っていました。
結城紬に、久しぶりのインカ柄(?)しゃれ袋帯。
しゃれ袋で二重太鼓を練習して、織の帯も克服するのだ!

日曜日は、下高井戸シネマで「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」。
愛することは生きることというメッセージが、
静かに胸に入り込んできました。
淡々と日々を慈しむ辰巳さん、とてもステキでした。

さぁて、また1週間、頑張ろう。

2013.3.20 [水] あっという間に桜が・・・

先週末は姪の結婚式に、唯一フォーマルにも着られる着物で。
お茶は習っていないので、訪問着よりは着る機会があるだろうと
選んだ江戸小紋。シルバーグレーの逆鮫に、しゃれ紋をつけた。
華やかさには欠けるけど、まぁ、ね。
で、しゃれ紋は「鼓」。
“打てば響く”人間になれるようにとの願いをこめたのだ。ハハハ・・・
響きたい!

週中日のご褒美休日の今日は、演舞場・昼の部。
菊之助のお三輪が一途でけなげで切なくて、泣けました。
ほかにも、めったに見られないベテランさんの役も観られたし、
成長著しい若手の演技も嬉しい収穫だった。

あと10日あまりで今年度が終わり、歌舞伎座開場まで2週間をきった。
時は、あっという間に先へ先へと進んでいく。

2013.3.9 [土] 春だー

新宿高島屋で開催中の生け花展へ。
偶然、辛夷さんにお会いして、ビックリ。
手を振っていただいたのに、反応が鈍くて失礼しました。
いつもとは違う雰囲気、でもいつも通り素敵な着姿を拝見でき、
ラッキーでした。
私には、「好き・好きじゃない」の判断しかできないけれど、
びわさんの作品、ステキでした。

夕方からは演舞場・夜の部。
染五郎と菊之助の二人椀久、ゾクゾクしました。

春の暖かさ、気持ちのよい、しあわせな一日だった。

2013.3.3 [日] お茶会

以前は、お作法をインターネットで予習したりして
手順ばかりが気になり、間違えないように緊張したけれど、
お茶を習ったいる訳ではないのだから
同席の方々に不快な思いをさせずに、
ご亭主のおもてなしの気持ちに応え、おいしくお茶をいただき、
雰囲気を楽しもう、と開き直れるようになりました。
ひな祭りの雰囲気たっぷりのお茶会、楽しかった!

それにしても、袋帯、締められるようになりたい、と
改めて痛感。ウ〜ン・・・

2013.2.24 [日] 週末フル回転

23日(土)
能楽堂で普及公演を鑑賞。
お能は初心者にはちょっと取っ付きにくい・・・と思っていたが、
偶然お会いしたむかし桜さんとお話をして、
何もかしこまって考えることはないし、いろんな観方があっていいんだ、
と気持ちがラクになった。ありがとうございました!

小1時間ほど友人とおしゃべりをしてから、国立演芸場へ。
上方若手落語会。面白かったです。落語はまだ4回目だけれど、
江戸落語とはまた違って、なかなか興味深かった。

久しぶりに一緒に飲むという宴に9時過ぎから途中参加。
何年かぶりに(7〜8年くらい?)会ったのに、スーッと
よく一緒に飲んでいた頃に戻れるのは何とも嬉しい!
初めて会った20代の若者とも楽しい会話ができて、実り多い宴でした。

24日(日)
初文楽! 昨日、けっこう飲んじゃって、ちょっぴりつらかったけど
頑張って起きて、着物着て、国立劇場へ。
歌舞伎で観たことのある演目だけど、歌舞伎とはまた違う世界で、
面白かった。また観てみたい。
夕方からはギャラリーでお茶会。楽しい時間でした。

日曜日は早寝をしよう、といつも思っているのに、
ついつい・・・気がつくともう2時近い。
また1週間・・・頑張らねば。

2013.2.11 [月] 二月大歌舞伎@日生劇場

今月は歌舞伎はなしか・・・と、ちょっぴり寂しく思っていたところへ
舞い込んできたありがたいお話(チケット)に即答[Yes!」で、
楽しんできました。しかも、いいお席!感謝!です。

染五郎の、あんな大事故があったことなどみじんも感じさせない
演技に拍手。やはり、イイ男だし、ハナもある。
お蔦とおはまの二役をやった福助もよかった。
ちょっとしか出なかったけれど、志のぶも相変わらずかわいらしかった。
宗五郎はね、庶民って感じじゃなかったけど(笑)。

風がピューピュー寒かったけれど、着物で。
今日は紬。歌舞伎も着物もやっぱり好きだなぁ。

2013.2.10 [日] 真楽新年会

昨年は+1で参加した新年会に、今年はメンバーとして参加。
1年前は大広間に集う着物・着物・着物の図の壮観さに感激。
今年は少しこじんまりとして、ほんわかと心地よく過ごすことが
できました。
2次会まで参加して、皆さんのお話を聞くことができてよかった!
それにしても、芸達者の皆さんの演奏と唄、素晴らしかったです。
これからも、オフ会、積極的に参加したい!と思いました。

本当に、楽しいひとときをありがとうございました。

2013.1.19 [土] 歌舞伎観劇@国立劇場

国立劇場で、菊五郎さん監修による復活狂言
「西行が猫 頼豪が鼠 夢市男伊達競」を鑑賞。
面白く愉しいお話で、心から楽しめました。
菊之助の力士なんて想像できなかったけれど、”あり、あり!”でした。
力士から、新造胡蝶、そして玉(ねこ)へ、いろんな菊之助を堪能。
中でも、玉になって鼠と戦う身軽さと身のこなしのしなやかさに
心の中で大拍手!三毛猫もようの衣装もグッド、でした。

ものすごく久しぶりにしゃれ袋を結んだ。
ウ〜ン、イマイチ、かな。
今年の目標は、二重太鼓の克服です。

遅ればせながら、フーさん、おめでとうございます。
ベイビーちゃん、すくすくと育ってね!
10周年のパーティですれ違っただけですが、
おめでたいニュースに、幸せのおすそわけをいただきました。

2013.1.14 [月] 残りわずかの3連休

朝起きたら、窓の外はモノクロの世界。
昨日の夜は、明日もお休みって、何て幸せなことだろうと思ったけど、
今日は、明日の朝は大変なことになりそうだと、今から不安で心配。

土曜日は演舞場で夜の部。初めて観た「釣女」、面白かった。
何度か観たことのある演目も、役者が違うと、印象も変わり、
何度観ても何か新しい発見があるのが、歌舞伎の面白さかも、と思った。
昨日は二子玉川でプチ贅沢ランチ。
暖かかったので、生ビールが美味しかった。(いつも、ですけど)
今日は、おこもり。買い物もあきらめたので、冷蔵庫にあるもので
飢えをしのがねば。

3連休なんて、あっという間に過ぎていく・・・

2013.1.6 [日] 初着物は初歌舞伎で

遅くなりましたが,あけましておめでとうございます。
============
さて、2013年の着初めは、高校時代からの友人たちと
歌舞伎観劇@新橋演舞場。
お芝居はいずれもなかなかよくて、気分よく劇場をあとにできた。
芝居も楽しんだけれど,観劇後のおしゃべりも楽しかった。
お正月休み最後の1日を、しあわせに過ごせました。

今年初の着物は,My first kimonoの青緑(?)の御召に
ピンクベージュに黄色い椿柄の塩瀬。
=============
新しい年が,みなさまにとって健やかな1年となりますように!

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