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あいにくの雨の中、アクアラインで東京湾を渡り、館山唐桟の織り元である齊藤さんを訪ねた。詳細はこちら。http://www.kanshin.jp/...
着て行ったのは、9月15日に着たのと同じ単衣の茶の紬。単衣の長襦袢に白の半襟。帯は先日沖縄で購入したみんさー織り。自分でかがって名古屋帯にし、お太鼓に。綿なのでお太鼓にしても肩の力が抜けた感じで、今日みたいな日には最適。帯揚げは、松葉色の麻の葉柄の綸子。帯締めは、帯のみんさー柄と同じ梔子色の冠。足下は色足袋に下駄。道中は雨コートを着て蛇の目持参。
それにしても、齊藤さんの織る唐桟は素晴らしい。
砧打ちして光沢を出した細い番手で織られた布は、とても綿とは思えない程のしなやかさを持っていたし、太い番手の物は綿らしくて普段着にしたらカワイイだろうなぁ。見本帳をお借りして帰り、毎晩秋の夜長の友となる。縞はホントに奥が深い。 |