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 2003.12.31 [水] お正月のしつらえ | 
 
 
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  門松を自分で飾るのは初めてだ。
 
松の茎を半紙で包み、紅白の水引で両わな結び。
 
門に麻紐で固定して輪飾りを。
 
 
鏡餅は、玄関と居間と台所に。
 
シンプルに、半紙を敷き小さめの鏡餅に葉付き蜜柑。
 
玄関は、アンティークの袋帯と三方代わりの台を使った。
 
帯がいいシゴトをしてるじゃないか....。ふふ。
 
 
玄関から見える飾り棚の一番上には、
 
庭の水仙を活けてみた。
 
ここ数日の風でだいぶ倒れていたので、
 
この際、水仙だけでここもシンプルに。
 
室内にいい香りが漂う。
 
 
今日は、母のお下がりの生成り色の結城を着ている。
 
お正月はいつも白っぽい着物が着たくなる。
 
長襦袢は、白地に赤い鈴の柄。白半襟。
 
帯は、縞柄の木綿をカルタ結び。
 
たぶんこのまま近所の神社へ初詣でに行くと思うのだが、
 
今履いている臙脂の別珍足袋を
 
白足袋に履き替えるべきか悩み中。(笑)
 
お正月は基本的にこの着物で、
 
帯を替えながら着ていようと思う。
 
 
....というわけで、2003年の着物周りは、
 
実りの多い充実した一年でした。
 
多分に、KIMONO真楽の皆さまのおかげです。
 
ありがとうございました。
 
良いお年を....!  | 
  
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 2003.12.25 [木] 年末年始 | 
 
 
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  毎年、年末年始は寒い日本を脱出して熱帯の楽園バリで過ごすのが定番だった。
 
でも今年は、新しい土地に越してきて初めて迎えるお正月なので、やはり土地の神様にきちんとご挨拶しておきたいな....と、久々に日本でお正月を迎える事にした。
 
とは言え、あまりに久々なので、いろいろテキパキ準備が出来ない。
 
いかんいかん、こんな風にして伝統は伝承されなくなってしまうんだな....と、反省しつつも、仕事もダラダラ終わらない。
 
まずぃなぁ....。
 
なんて日記なんか書いてないで、とにかく今年の仕事は終わらせなくちゃね。
 
 
※写真は、バリで毎日の様に見る光景。人間と神様がとても近い。バリヒンドゥーの知識はこんなに増えたのに、肝心な日本の神様の事をよく知らない。そんな自分にチョット焦る。  | 
  
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 2003.12.14 [日] 暖かく暮らす | 
 
 
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  窓からふと見える雲なんかが、いい感じで赤く染まり、
 
「あ、今日の夕焼けはキレイかも?」と思う時は、
 
カメラを持って、浜へ走る。
 
間に合うんだな。
 
ちゃんと夕焼けに。
 
今日は、浜に出てみたら雲の形がちょっとイマイチ。
 
でも、たいていそんなもん。
 
 
ところで最近は、だいぶ寒くなったので、
 
色々自分なりに防寒している。
 
普段用に、ネルの湯文字と腰巻きを一枚づつ持っていて、
 
今はそれを交代で使い回している。
 
ネルの布を買ってきて、湯文字を作ろう作ろうと思いつつ、
 
こんなに本格的に寒くなってしまった。
 
早くやらなくちゃ。
 
肌に直接触れる布がネルだと、ほんとうに暖かい。
 
でも裾捌きが悪いので、丈の短い湯文字の方が動き易い。
 
長着はやはり普段はウールが重宝している。
 
男物も気にせず普段着にしている。
 
それからやっぱり別珍の足袋は暖かい。
 
ただし、下駄は別珍専用を決めておかないと鼻緒が緩む。
 
長着の上に羽織るのは、つんぬきだったり半纏だったり、
 
大きめの洋服のコートなんかも活用している。
 
今日は、久留米絣の半纏。
 
家を出る時、赤いマフラーをぐるっと巻いた。
 
襟元に、この一枚があると随分違う。
 
で、カラダが冷える前に、とっととお家に帰りましたとさ。  | 
  
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 2003.12.13 [土] 冬の始まり | 
 
 
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  久々に、裏の三ケ丘山に登った。
 
たいていカメラを持って、
 
気ままに写真を撮りながら、ゆっくり登る。
 
お山は、訪れる度に違う表情で迎えてくれる。
 
今日の三ケ丘山は、
 
どこを撮っても“冬の始まり”という絵。
 
スタジオでライティングして作り込む映像より、
 
フィールドの中で、そのまんまを撮る方が好きだ。
 
冬の三ケ丘山は、太陽自体が斜光な上に、
 
午後は海が巨大なレフ版となり、
 
眩しいけど、面白いロケーションだ。
 
写真を撮りながら散歩。
 
楽しくてスゴク好き。
 
こうした時間を求めて、
 
きっとココを選んだんだと思う。
 
きっとココに暮らしているんだと思う。
 
 
着ていたのは....、
 
追丈で着られる男物のウールに、もんぺ。
 
上からネパールポンチョ。
 
足下は、別珍足袋を靴下に履き替えてスニーカー。  | 
  
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