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えりりんの空間
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2004.4.25 [日] 盛りだくさんな日曜日

午前中は我が家で、以前日記に書いた桃の花の着物を花嫁さんに着付ける。
「すごく楽です。これならご飯が食べられそう」と言っていた。
ヘアメイクは義妹が担当。
とても品良く、可愛らしくて素敵だった。お幸せに!

片付けて、自分も着替えて、いざお江戸へ。
一衣舎さんの個展では、真楽仲間やら私の親達までたくさんの知った顔が揃っていた。
ここに在る物には、木村さんの明確な主張がある様に思う。
しかも仕立てという布と着る人の間に立つポジションから、独自の視点で“こうゆうのはどう?”という提案が示されていてそれがまたいいトコロをついている。お見事です!
私自身は、気になっていた竹素材の長襦袢を試してみる事にした。
会場内の楽しい雰囲気もとても居心地が良く、皆さんそれぞれ滞在時間が長い。(笑)
私もつい長居してしまい、あわてて新宿へ移動した。

さて、移動して新人歓迎オフ。
初めての方にもお目にかかれて嬉しい。
でも、初対面でもあっと言う間にみんなうち解けて単なる着物好きな仲間になって盛り上がる。
いやぁ、楽しくてずいぶん呑んだ。
それぞれ個性的で素敵な着物仲間に囲まれて、幸せな夜。

新宿駅では猛ダッシュで走り、最終バスに間に合う湘南ラインに飛び乗った。ギリギリセーフ。滑りがちな畳表でここまで走れれば完璧だな。(笑)
って言うか、駆け込み乗車はやめましょう。(爆)
車中、爆睡。
でも終点までだから乗り越す事もないのさ。ふふふ。

※写真は、
唐桟と更紗の昼夜帯を両方見せたくて適当に結んでみた。
布も芯も柔らかく、とても扱い易い。
結び目もゴロゴロしないので、いろいろな結び方が楽しめそうだ。

2004.4.23 [金] お誂えの極意

午前中は近くの警察署へ免許の更新に行った。
今回は、藍の久留米絣で写ってみる事にした。
即日公布だとばかり思っていたら違った。
そか。ここは葉山なのだった。
着物姿の免許証は5月31日まで待たねばならない。

帰宅したら、もっと待つだろうと思っていた荷物が一衣舎さんから届いていた。3月18日の日記に書いた館山唐桟の帯が仕立て上がったのだった。
実は布が届いた後、具体的にどんな帯にするかけっこう悩んだ。義妹は普通の名古屋帯に、私は更紗を裏にした昼夜帯にしてみようかと一衣舎さんを訪ねた。すんでのところで廃棄処分を免れた更紗の型紙は、膨大な量があった。片っ端から見せていただき、ゆるりと間のある唐草模様の型を選ぶ。伸びやかな曲線とポカンとした間がいい感じ。色は最初から地色と柄を同系色にしたいと思っていた。よく印刷物にもある黒ベースに黒インクのせとかが好きなテイストで、更紗も染めてもらうなら絶対に同系色だなと目論んでいたのだ。木村さんも色の事は同じ様に考えていらっしゃった。でも呉服屋さんではあまり見かけない。時代やユーザーが求めるテイストと呉服屋さんに並ぶ反物に隔たりがあるのはどうしてだろうね?で、色は結局、五十鈴縞の配色にもある青を地色にし、少し濃い青で柄付けしてもらう。
もう、こうした組み合わせを考える作業は、好きだ、楽しい、面白い。
出来上がって、畳紙を開ける瞬間もワクワクだった。
これぞ、お誂えの極意なんじゃないだろうか。
自分の思い通りに素敵に仕上がってきた昼夜帯。
「裕司さんにお見せしたいかなと思いましてがんばりました」と木村さん。
みなさま、ありがとうございます。
25日の帯は決まった。
結び方を研究しないと....。

2004.4.15 [木] 8:45 pm

とりあえず良かった。
また道中でござるを見ていて速報。

2004.4.10 [土] 原美術館のアフリカンな夜

見事に編み上げられた髪型を撮り続けるJ.D.オカイ オジェイケレと、昨年ハッセルブラッド賞を受賞したマリック シディベ。そんな二人の写真展が原美術館で開催されていたのだが、10日はそのクロージングパーティーだった。
相棒と義妹の三人で出かける。義妹は独身時代、バリバリ超売れっこのヘアメイクだったのだけど、出産を機にすっぱり辞めて主婦していた。が、ここ数年近所の子供や友人に頼まれてカットをするうち評判になり、ゆるりと復帰な気分にもなってるらしい。そんなわけで、今度私もアーティスティックな編み上げヘアをやってもらおうと誘ってみたのだ。(嘘/笑)
写真は、生身の人間なんだけどそれはまさに“作品”。チマチマと編み上げるには、いったいどの位の時間がかかるんだろう?カッコイイ。肌の色や髪質に合う“カタチ”だよなぁ....と思う。
で、日本人にはやっぱり日本髪なんだろうなぁ。あれも海外の人から見たら、かなりアーティスティックなカタチだと思う。直毛の黒髪じゃないとダメだしね。

さてパーティーは、マリのママドゥ・ドゥンビアのライブと、ヘアスタイリストTETSUさんのパフォーマンスなど、楽しかった。場所がこのガーデンテラスだって事がかなり重要で、気持ちいい季節の夜、ココロはいろんなナニカを放電して自由で清々しい気分になる。生きる喜び。
そう言えば、写真展のタイトルは“生きる喜び-アフリカの二人”だった。

着て行った着物は、
赤い紬に、マリの泥染めの布をかなり無理やり結んでみた。布は120×185cmの厚手の手織り木綿で糸から手紡なので大変なボリュームがある。細長く畳んで一度だけきつく結び、帯揚げで上を整え、垂れと手を帯締めで固定してなんとか形にした。面白がられたのでヨシとしよう!
ちなみに半襟は黒地の麻の葉柄。足袋はぼた織りの黒。赤&黒の爬虫類っぽい草履。
会場には、着物姿の方は他に三人。
最近は、特に着物テイストじゃない空間にも普通に着物姿が増えたみたいで嬉しい。

2004.4.9 [金] 平和のノウハウ

昨晩、「道中でござる」を見ていたら、
画面にテロップでニュース速報が流れた。
“イラクで邦人3名が誘拐”
番組でのテーマは旅の安全。
西洋では戦争が絶えなかった時代に、
江戸時代の日本では女性だけの旅だって
安全に可能だったそうだ。
テロップと番組の皮肉な重なりに愕然とした。

なぜ、江戸時代は長く平和が続いたのか。
そのノウハウは、時間や国や文化を越えて
役立てられないか。

今はただ3名の無事を祈るばかり。

※写真は、富士山頂に沈む今日の夕陽

2004.4.8 [木] そのままがいい

とある仕事で山のロケハン。

6日は、葉山の仙元山へ登ってみた。
コースは色々あるのだけれど、一番ポピュラーな3.5kmのハイキングコースを歩く。アップダウンが結構あり、いろいろな山の表情が絵になる道だ。しんどいけどね。(笑)足下には散った桜の花びらが美しく、道の脇の緑も柔らかい。急な場所だけ丸太で階段にしてある他は、あまり人工的に手を入れていない。それこそが、山として美しい表情を保つ秘訣だと思う。変な柵を作ったり、やたら看板を立てたり、そうしたおせっかいが日本の美しい景観をダメにしてるんじゃないかなぁ?
葉山の山は、なんにもしてない“そのまんま”が今の所はイイ感じなのだ。

翌日の7日は、箱根へ。
畑宿から江戸時代の雰囲気をそのまま残す箱根旧街道を探索。
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と唄われている箱根越えの難所の道だ。
江戸時代に敷かれた石畳が部分的に今も残っている。
ここを多くの旅人が歩いたんだねぇ。しかも、足袋とわらじでだよ。
敷かれてある石は、けっこうデコボコで、もう少し平らにする配慮は無かったんかぃ?とツッコみたくなる出来なのだが、聞けばかなりな突貫工事で作ったらしい。まぁ、意外に、足袋&わらじはグリップが効いて、現代のスニーカーなんかより歩きやすかったりするのかも。
峠を越えると芦ノ湖。旅人もホッとしただろうなぁ。
春の空気に霞んではいたけれど湖の向こうには、富士山。
とても日本らしい景観。
でも、残念な事に芦ノ湖の周りは、なんと言うかいわゆる“観光地”になってしまって、お土産屋やら看板やら海賊船みたいな船やらアスファルトな道やら、とにかく溜息しか出てこない。
もったいないなぁ。

人も自然も、そのままがいい。
そのままが美しい....と、私は思う。

※写真は、
上:箱根旧街道の石畳
下:葉山の仙元山に咲くタンポポ。在来種っぽい気がする。

2004.4.4 [日] 海棠

庭の海棠が満開です。

越してきて二度目の満開。
テラスの真ん前、
私のデスクから目を上げた先に、
この木があります。
最初は名前も知りませんでした。
去年も、この花の咲く姿を見て
やっぱり日記に書いていました。
そして、また同じ事を思ってます。

自然から教わる事が、
とても多い。

四月になって、
また一年生になったつもりで、
たくさんの事をこの場所で
学びたいと思います。

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