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 2004.10.26 [火] 天災 | 
 
 
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 織物の産地として馴染み深い地名が、ニュースで連呼されている。 
時間と共に被災状況が、次々と報道される。 
大地の怪力が、その場所での様々な暮らしを遮断した。 
天災の恐ろしさを噛みしめる。 
 
自然の驚異に対して、人間は非力だ。 
たぶんきっと、逃れられない事実。 
人間が自然をコントロールできるなんて無理だと思った方がいい。 
 
豪雪地帯の厳しい冬がそこまで迫る。 
今、目の前にひろがる光景が現実ならば、人間同士が助け合わなければ。 
不条理を乗り越えて、前へ進むチカラを応援したい。 
ちっぽけな私なりに。  | 
  
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 2004.10.10 [日] お江戸へ | 
 
 
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  午前中は台風の後片づけをし、午後から東京へ。 
まずは、一衣舎さんの秋展にお邪魔する。 
http://www.kanshin.jp/... 
 
それぞれに個性的な作家さんたちの布が並ぶ。 
どれもこれも布好き琴線に触れる素敵な作品ばかりだ。 
イロイロぐるぐる考えて、ラオスの綿絹を普段着仕様でお願いしてきた。 
ざっくりくったりした質感が、ラフな感じでいい具合。 
もんぺにも合いそうだ。 
そんなわけで、水洗い仕様でバチ衿。 
この布、先日観た「浪人街」のワダエミの衣装を思い出した。 
浪人達が着ていた着物や袴の質感がいい感じで気になっていた。 
あれに、似てる。イイゾ! 
 
六本木に移動して「素と形・展」。 
http://www.kanshin.jp/... 
見せ方もユニークだったし、選ばれてソコに在るモノも面白かった。 
やっぱり意味のある形は美しい。 
ところで、AXISは随分久しぶり。 
無くなっていたお店も多く、まわりの雰囲気も変わってしまった。 
六本木の街は、だんだん品が無くなってしまって悲しい。 
 
銀座に移動して、999.9で出来上がった眼鏡を引き取る。 
ずっと眼鏡は白山だったのだけれど、前回999.9で浮気。 
軽いし具合がいいので、二つ目を新調した。 
今度のフレームは茶系で落ち着いているので着物にも合う。 
コンタクトを外して、眼鏡で帰宅。 
 
 
着ていたのは、 
・地味で控え目な柄の紬の訪問着。 
・鉛色地ちりめんに紅型の名古屋帯。城間栄順さんの作。 
・竹絹素材の長襦袢に塩瀬の白半襟。 
・松葉色の麻の葉柄綸子の帯揚げ。 
・青磁色の冠の帯締め。 
・白足袋に黒エナメルの草履。  | 
  
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 2004.10.9 [土] 台風22号 | 
 
 
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  すごい台風だった。 
葉山の真上を通過していった。 
雨戸を閉め、家の中でじっとしてた。 
二階は地震のように揺れるほど。 
自然のパワーに圧倒される。 
 
被害は、 
二本あった大きな棕櫚の木が、一本根元から折れて倒れた。 
茄子が棕櫚の木の下敷きになり、今後の収穫に影響大。 
桃の木の大枝が折れた。 
家の外壁が広範囲ではがれ落ちた。 
まぁ、誰もケガせず無事だから良し! 
 
写真は、元気にそびえていた頃の倒れた棕櫚の木。  | 
  
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 2004.10.7 [木] 日本的人物 | 
 
 
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  昨日に引き続き、シアトルチームの助っ人。 
今日は、葉山の古い別荘を借りて撮影。 
この別荘は、美人画で有名な日本画家が創建者。 
現在は染色家がオーナーで、ロケ場所として貸してもらえる。 
 
実は去年から、葉山の別荘や景観保護の活動をしている地元ボランティアに参加しているのだけど、この別荘の存在も最初はそこで教えてもらった。築年数などの詳細は分からないが、高低差を利用した空間作りはちょっとユニークで、さすが画家の別荘という印象。建具などのディティール、光の回り方、空間構成、全てがシンプルで計算され尽くしていて美しい。 
日がな一日、この別荘を満喫する。 
 
ところで今日は、この家に住むお祖母さんを孫一家が訪ねてくるという設定。お祖母さん役は着物姿。L.A.在住の男性スタイリストは着付けが出来ないからと、着付けの方を頼んでいた。「そんなの私がやってあげたのに」と、昨日言ったら悔しがってたケド遅かった。で、カメラ前に立った着姿をチラリと見ると、どうにも“お出かけっぽい”。白半襟も5センチ以上たっぷり見えている。うむむ。今日は口出しする立場じゃないとは承知しつつも、口出ししてしまう。着付けの方は設定までは意識していなかった模様。意外とこんなチョットした着付けのニュアンスが、リアルかどうかに関わってくるんじゃないかな?と思った。 
 
それにしてもここはキモチイイ空間だ。 
こんな別荘で、着物着て、悠々自適に暮らしたいなぁ。  | 
  
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 2004.10.6 [水] 日本的風景 | 
 
 
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  葉山の少し先、秋谷の立石。 
ここは広重も描いている景勝地だ。 
松と岩、相模湾の奥に富士という構図は、 
江戸時代から変わらない。 
 
今日はココで、シアトルから来たスチール撮影部隊の助っ人。 
葉山方面のロケ場所手配....というチーム末端の立場は気楽。 
日がな一日、海を眺める。 
 
人物撮影だったので、日没と共に終了。 
片づけ終って振り返ると、空が赤く染まっていた。 
シルエットの富士に、シアトルからの客人達は興奮気味だ。 
 
変わらない日本らしい風景。 
この美しい国を誇りに思い、このまま未来へ繋げたい。  | 
  
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 2004.10.1 [金] a    k    i | 
 
 
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  秋になって、 
真楽<関心空間groupが、リニューアル。 
ちょっとずつでもちゃんと進化してる。 
それはとても真面目でスゴイ事。 
お疲れさまです。技術係さま。 
ありがとう。改善に関わった皆々さま。 
 
そして、 
気持ちも新たに、袷の季節。  | 
  
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