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 2004.11.30 [火] 新しく.... | 
 
 
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  こんな関心空間が出来たそうだ。>京都関心小路 
着物以外の京都ネタは、こちらへどうぞ。 
 
http://www.kanshin.jp/...  | 
  
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 2004.11.28 [日] 振り袖 | 
 
 
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 火曜日の夜から風邪でダウンしていたのだけれど、昨日の土曜日は鎌倉で二つ約束があったので頑張って出かけた。 
まずは、地元繋がりのWちゃんが来年成人式を迎える為、振り袖選びの助っ人。呉服屋さんルートではなく、アンティークやリサイクルで素敵なのがないかな?という事で鎌倉のお店を案内する。長谷の「花ぐるま」で待ち合わせ、本店でいろいろ見せていただく。さすがに、ほほぉと思う振り袖が何枚もあった。鎌倉に戻り、本人の希望で御成通りの「我楽多の店」に行ってみる。6800円の振り袖があった。その後、移動して「浪漫亭」へ。「振り袖はねー、これ一枚だけなのよ」と箪笥の上段から出された水色地の振り袖は、溜息がでるほど可愛らしくて素敵だった。昭和初期のアンティークだけど、とても状態がいい。友禅の模様や染めも素晴らしく丁寧な仕事で、更にそこへ馴染むように施された刺繍が見事だった。豪奢ではなく贅沢な手仕事。今の振り袖はこの点が反対だと思う。60万円という価格は、勿論大幅に予算オーバーだけれど、“本物”を見る事が出来てほんとうに良かった。駅へ戻る途中、「雪月花」にも寄ってみた。二枚選んで纏わせていただいたが、それぞれ帯や小物まで組み合わせを提案して着付けてくださって、本人もイメージしやすかったようだ。初めて伺ったけれど、こちらはコストパフォーマンスが最高....という印象。 
さて、あとはまぁ本人次第。どんな振り袖を選ぶのかな?成人式が楽しみだ。 
分かれて、二つ目の約束。鉄砲串で軍鶏玉と日本酒。あぁ、美味い、幸せ。 
 
昨日はだいぶ歩いた上に、酔っ払いで帰ってきたせいか、風邪をぶり返す日曜日。ベッドにパワブク持ち込んで、ネット三昧していたら、ローマ在住の友人が結婚した事をmixiで知る。私よりちょい年上で、正式な結婚をしてないけど20年ちょいの相棒と暮らす....という彼女は、実は未だに生で面識がないけどとても強い縁を感じる人。で、画面には結婚式当日の写真。古いローマの建物を背景に水色の振り袖を纏った彼女が写っていた。うわぁ〜!素敵だぁ。いろんな意味で、こんなにカッコイイ振り袖姿は見た事ないよ。イカスぜ。遠く離れた日本の寝床からメッセージを送り、幸せを祈った。  | 
  
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 2004.11.23 [火] 古稀と喜寿と快気祝い | 
 
 
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  相棒の快気祝いをしようと思ったら、ちょうど母の古稀がもうすぐなので、家族みんなを葉山に呼んで食事会。わいわいと「おめでとう!」を連呼してたら、相棒の父上が「そういや、わしも喜寿だでな」と言う。うわぁ〜!ごめん、お義父さん、気がつかなかったヨ。....と、ダメな嫁もどきっぷりを暴露しちゃったけど、とにかくみんな揃って元気にご飯を食べられる幸せに感謝。 
選んだお店は、12名でいっぱいになる小さくて家庭的なお店「うりんぼう」。まるでどこかのお宅にお邪魔してホームパーティーでもしている様な雰囲気だけど、出されるお料理はとても本格的な和食。カウンターの向こうで腕を振るうご主人は、以前は葉山の老舗「日影茶屋」で板前をやっていたそうで、地元の食材をメインにそれぞれきちんと“仕事”された一品が次々と繰り出される。どの皿もほんとに美味しくて、感激だった。 
総勢9名の私達の為だけに出されるお料理だから、内容もタイミングも、隅々まで心配りが行き届いていて三時間近くかけたゆっくりの会食は、贅沢の極みだと思った。 
葉山は、こんな隠れ家的なお店がけっこうあって幸せなのです。 
 
さて、着ていた着物は....、 
・斉藤さんの館山唐桟、古渡り乱立 
・緋色の長襦袢に白塩瀬の半襟 
・浦野さんの柿柄の帯 
・桑茶色に松葉柄の綸子の帯揚げ 
・苔色の冠の帯締め 
・ベージュの青海波柄の足袋/めうがや 
・紅樺色の台に鼠色の鼻緒の草履 
 
ちなみに、今日は義妹も着物。黒鳶色のうこん染め大島に辛子色ベースの博多帯。藍色系の帯揚げと帯締めを合わせていてとても素敵だった。 
 
●うりんぼう 
http://www.navida.ne.jp/...  | 
  
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 2004.11.14 [日] 二の酉 | 
 
 
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  飾ってあった熊手を持って、以前暮らしていた東京の大森まで車を飛ばす。 
今日は二の酉。熊手は、会社を設立して以来、毎年ちゃんと新しくしている。本当は少しずつ大きくしていくものらしいけど、10年目以降は現状維持。小さくてもシンプルでピリリと個性が光る会社を目指しているからそれでいいのだ。火打ち石をカッ、カッ、カッ、と打ってもらい、大きな声で締めてもらう。あー、スカッと気持ちがいい。そして元気が湧いてくる。 
当たり前のように思っていたこの“お酉さん”の風習は、関東特有のものらしい。まぁ、熊手で福徳をかき集める....だなんて、確かに江戸っぽい縁起担ぎですもんね。 
今年は、三の酉まであるので、まだチャンスはありますよ。三の酉は11月26日(金)。 
 
夕方、葉山へ帰り着いたら、ヤマトのお兄ちゃんが待っていた。 
三浦清商店さんからだった。 
京都の余韻がまだ醒めていないうちに、帯揚げ達は自分で選んだ色に染まり上がって私の手元に届いた。すごいなぁ。これはヤミツキになりそうです。“好みの色に染めてもらう”って、なんて楽しいんでしょう。また、もっと....と、色辞典を見ながら妄想が膨らむ晩秋の夜。  | 
  
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 2004.11.12 [金] 四半世紀着物 | 
 
 
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  フーさんの結婚式に着ていた着物。 
 
・地紋入り縮緬地にもみじや梅の京友禅。小紋。千總。 
 娘の頃に作ってもらった小紋。四半世紀着てる。すごいよなぁ。 
 八掛を変えておけば良かったと直前に気づくも時既に遅し。 
 今は、羽織りに仕立て直すのもいいかなと構想中。 
・泥染め袋帯。赤地に金で流水。 
・白塩瀬の半襟。 
・鴬茶色の長襦袢。 
・紫鳶色の麻の葉柄に総絞りの帯揚げ 
・紫鳶色に銀があしらわれた帯締め。 
・白足袋 
・グレーに赤いラインが入ったエナメル草履。踵高目。 
 
※写真提供:さくらこさん  | 
  
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 2004.11.7 [日] 京都自転車旅 | 
 
 
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  プライベートでの京都は修学旅行以来。 
仕事で何度か訪れてはいるけれど、ほぼ直行直帰だからそれは旅じゃない。 
今回の京都は、フーさんの結婚式を挟んで二泊三日の旅。 
で、前から気になっていた自転車旅にトライしてみた。 
駅に着いてすぐKCTPで、三日間の相棒をレンタルする。 
ギア付きの茶色のLOUIS GARNEAU。うふふ、かわいい。 
 
5日は、駅から中京地区を目指す。 
片手には、フーさん作の「京都きものMap」と「キョウト自転車生活」。 
気になる路地をきままに走る。楽しいっ! 
充分自覚しているケド、私は“路地フェチ”(笑) 
前世は猫だったのかもしれないなぁ。 
三浦清商店さんと晩ご飯は、他の真楽メンバーと合流。 
うん。いいぞ、たのしいぞ、暮らすように自転車で走る京都。 
 
6日は、自転車はお休み。 
 
7日は、朝ご飯前に人気のない北野天満宮で深呼吸。 
西陣から上七軒の路地を抜けて、京のてんてんを目指す。 
手拭をしこたま買って、鴨川沿いを遡り、賀茂大橋のボンボンカフェでランチ。 
また鴨川を下って、寺町を目指す。 
今回あちこち走ったけど寺町エリアがいいな好きだなと思った。 
祇園のちんぎれやさんで、古い布に囲まれて時を忘れる。 
 
あっという間に日が暮れて、祇園から京都駅までノンストップで 
自転車をぶっ飛ばし、なんとか新幹線に間に合った。 
途中すごく渋滞していたから、車だったらもっと時間がかかるだろう。 
 
京都は、自転車がいい! 
確信。 
着物パスポートは使えなかったけど、私は次の京都も自転車がいい。 
今度は天神さんの市がたつ日に行きたいな。 
 
 
●KCTP 
http://www.kctp.net/... 
●京都きものMap 
http://www.kanshin.jp/... 
●キョウト自転車生活 
http://www.kanshin.jp/... 
 
■今回の収穫 
・畳紙30枚/上村商店 
・ほつれのん&みすや針各種&和裁待ち針/みすや忠兵衛 
・帯揚げ2枚(染オーダー)&半襟/三浦清商店 
・ウール長着(仕立て込み)/弓月 
・てぬぐい8枚/京のてんてん 
・古い男物久米島絣を仕立て直した半幅帯/ギャラリー啓 
・江戸末期和更紗札入れ:母に/ちんぎれや 
・100年前の藍染め木綿札入れ:自分用/ちんぎれや  | 
  
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 2004.11.6 [土] 白無垢の花嫁 | 
 
 
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  最初は、単純に、 
“フーさんの白無垢姿が見たい!” 
....って熱望した事から始まった。 
 
それはそれは美しくて可愛くて素敵な花嫁姿だった。 
キラキラ降り注ぐ秋の陽射し。 
緑の中に色づく木々がさわさわと風に揺れる。 
遠くでずっと鳴っていた真如堂の鐘の音。 
さえずる小鳥たち。 
ふうわりと幸せな空気の層に包まれた二人の笑顔。 
五感の全部が幸せな感覚に満ちてくる。 
たくさんの祝福とご家族の愛に満ちた門出。 
そんな良き日に、同じ時間を過ごさせてもらえた喜び。 
 
「着物が好き」というシンプルなキッカケから始まった縁。 
あぁ、ほんとうに着物が好きで良かった。 
しゃ〜わせになるんだゾ!>フーさん 
そして、ありがとう。 
 
※写真は花嫁。 
・綿帽子も白無垢も気品に満ちた素敵な白。 
・角隠し。全てのバランスが美しかった。 
・ニットのウェディングドレス姿もこれまた溜息モノ。  | 
  
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 2004.11.3 [水] 落語! | 
 
 
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  柏に落語を聴きに行く。 
http://www.kanshin.jp/... 
いやぁ〜、笑わせてもらったヨ。 
このところ戦争や震災や家族の病気など、 
ちょっと気持ちがずもぉ〜んとしていたのだけれど、 
大きな声を出して笑っていたら、 
心がふわっと軽くなった。 
 
笑うって大事な事だね。 
世界中の人がみんなで一緒に「わっはっは」って 
笑ってみたら、地球中が幸せになる気がするよ。 
 
※着ていた着物 
・オリーブ色のうこん染め大島 
・オレンジ色の長襦袢に白塩瀬半襟 
・縞柄の名古屋帯 
・苔色の冠の帯締め 
・顔がドットの様に並ぶロングスカーフで帯揚げ代わり  | 
  
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 2004.11.2 [火] そうそう。 | 
 
 
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  夜、 sousouから地下足袋が届く。 
ちょっと前にネットでポチリと頼んだ物。 
これで、車もスクーターも道交法はバッチリ。 
履き心地は、これから....。  | 
  
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