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東京に出て色々。
まずは、銀行関係の処理を新橋で済ませ、「銀座たくみ」へ寄る。
のれんの生地を探しているのだけれど、今日も出会いは無く。
ずるっと横移動して、小松屋へ。
下駄の修理の相談とかかと修理。
いくらプロでも欠けた下駄は元に戻せない。(泣)
いただいたチケットで最終日の「池田重子展」。
相変わらず、すごいコレクション。
今回は特に帯留がこれでもかという程の展示。
やっぱりどうも私は、着物の“布”や“糸”が好きらしい。
帯留はさらっと流す。
展示を見て、そのまま「日本のおしゃれ展」。
お目当ては黒田商店さん。
都会で履けるシャープな下駄が欲しかった。
欲しいイメージはあったので、相談してさほど迷わず決定。
きっぱりと潔く。
葉山には似合わないからお出かけ専用の“下駄”。(笑)
雨は相変わらずけっこう降っている。
今日は洋服。
バッシューに押し込んだ足が窮屈で痛い。
鼻緒でひっかけるだけの履物に慣れた足には、
布製の靴でもなんだか辛い。
伊東屋でサクッと買い物を済ませ、
行った事の無かった「アンティークモール銀座」へ。
時間が無かったのでそれぞれのお店を軽く見て回る。
銀座の端っこにこんな場所が出来てたのね....と、今更。
最後に、Ecru+HMで今日からの
「津田明子展-島の暮らし・日々の布-」へ。
http://www.ecruplushm.com/...
心を鷲掴みにする小さな布を見つける。
石垣の糸をベースに赤城の糸、三年寝かせた藍染めの糸、
繭の色そのままの糸。糸がきれいな布なんだなぁ。
さりげないけど、顔の近くにあると素敵だろうなぁ。
半襟に使ってみたい....と話したら、とても喜んでくださった。
小さな布には、石垣の自然や津田さんの思いなどが織り込まれ、
私はそのきれいな布を身につけられる幸せに感謝する。
今日、思ったこと。
時間の使い方・お金の使い方、そこに個性が現れるのかも。 |