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2005.4.30 [土] いろいろるんるん! |
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今日はずっと留守だった相棒が半月ぶりに帰ってきた。
一緒の時間が長いから、ふたりが普通。
ひとりはなんだか落ち着かない。
近所の蕎麦屋で遅めの昼を一杯やりながら長っちり。
ゴキゲンな午後。
そして今、葉山は「葉山芸術祭」の真っ最中。
http://www.kanshin.jp/...
葉山にはユニークなアーティストがたくさん住んでいる。そんな人達が、自宅のアトリエを開放したり、こだわりカフェを開催したり、葉山のあちこちでいろんな事をやっている。なんともう13回目で、企画参加者は年々増えているそうだ。分かる分かる、やっちゃう方が楽しいもんね。
そんなわけで、今年は私もどんどん参加して積極的に楽しもうと目論んでいた。
5月14日の森山神社アート市には「KIMONO真楽ちくちく部」として二回目の参加。こちらのちくちく作業も佳境に入っておりますヨ。引き続き、ちくちくちく。
それからもう一つ。
私もメンバーになっている「葉山環境文化デザイン集団」主催の“葉山のこみちと別荘の写真展”が今日から開催。これまではシンポジウムっぽい真面目な展示だったけれど、今年は葉山っぽく&芸術祭っぽく、ちょいとユル目にのほほんと。昭和初期に建った旧中西別荘のアンティークな雰囲気をそのまま残し、写真は葉山の若布の様にピンチで吊るした。のんびりとした葉山時間が流れる空間に写真が揺れる。うふふ、いい感じ。カフェ&バールも併設したので、お時間の許す限りごゆるりと。5月8日までやってますので、葉山好き・こみち好き・建物好きな皆様はどうぞいらっしゃってくださいませ。ちなみに私の担当は、5月1日・2日・5日なので、着物ビトを見かけたら声をかけてくださいね。
●アート市/ちくちく部
http://www.kanshin.jp/...
●葉山のこみちと別荘の写真展
http://www.kanshin.jp/...
そそそ。もうすぐ「葉山のこみち」と「葉山の別荘」の本が出版されます。こみちの方は、私の写真も何点か入っているんだ。本を作るのってとても楽しい。真楽三周年小冊子もどんな本になるのか、今からわくわく。 |
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2005.4.24 [日] 三ケ岡山 |
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葉山は、新緑が眩しい今の季節が一番いいと思う。
我が家のすぐ裏に迫る三ケ岡山は、県立公園になっていて、
山歩き用のコースがあり、自由にハイキングが出来る。
天気もいいので、
いつもの様にカメラを持って、ゆっくり散歩する事にした。
お山は、新緑に萌えていた。
柔らかな緑色。
こうゆう様を“萌える”って言うんだ。
素敵な言葉なのに、最近はヲタク用語になって可哀想だ。
キラキラ輝く若い緑に囲まれて、
植物のパワーをいっぱい吸収した。
ここは、あんまり人と会わないので自然を一人で満喫出来る。
五感の全部を使って“今”を感じていたい。
気持ちいい日曜日だった。 |
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2005.4.23 [土] 心の平和 |
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葉山に越してきてからは、ほぼ着物で暮らしている。
でも、この一週間は着物を着る気分になれなかった。
心がざわざわと波うって余裕が無かった。
だから。
着物を着るには、心が平らじゃないとダメみたいだ。
心が平和であること。
相棒の健康も、世界の情勢も。
アジア的なゆったりと緩やかな時間の中で、
布をまとう暮らしがしたい。
心配事が無くなって、今日はやっと着物を着る気になった。
気持ちをリフレッシュしたくて、
薄手の伊勢木綿をおろして着た。
季節にも気分にもぴったりだった。
これからもずっと、
穏やかな気持ちで着物をまとえる毎日であります様に。
※写真は、
・伊勢木綿の長着。随分前に伝統工芸祭りで湯のし済み一万円で買った反物。ミシン併用で自分で仕立てるつもりで何年もそのままだったが、今年の初めにご近所着物仲間のかおかおさんが仕立ててくれるというのでありがたくお願いした。単衣でバチ衿。薄くて軽いので今くらいの季節にはちょうどいい。ありがとう!>かおかおさん。
・絹竹素材の長襦袢に木綿の保多織半襟
・木綿の半幅帯 |
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2005.4.19 [火] 四日前 |
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4月15日金曜日。
明け方から、長い長い夜まで。
とてもこわかった。
たくさんの約束をすっぽかしました。
ごめんなさい。 |
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2005.4.10 [日] 建築と布 |
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招待券をいただいたので、汐留ミュージアムで開催されている「文化遺産としてのモダニズム建築 DOCOMOMO100選展」へ行ってみる。100選の中には、同潤会アパートや明日館など納得出来る物もあれば、「え?」と思う物もあった。いずれにしても、建築というのはなんとなく男の世界だなぁ....と思った。
http://www.masslogue.com/...
銀座へ移動して、矢谷さんの個展。
http://www.kanshin.jp/...
写真は、“草守り”という布。
伊豆や葉山の、ニンゲンの管理が及ばない野や山で育った草たち。
地球の上でのびのびと育った命。
そんな息吹を感じる小さな布を生み出す矢谷さん。
イキル元気をくれる布。
嬉しい。
糸績みや機織りや裁縫など。布の世界はなんとなく女の世界なのかもしれないなぁ....と思った。 |
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2005.4.9 [土] 今年は青! |
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葉山芸術祭のオープニングパーティ。
去年も「KIMONO真楽ちくちく部」として参加した葉山芸術祭に、今年もエントリー。GWをはさんだ一ヶ月間程、葉山の町は芸術祭のマークのバナーがあちこちで見られ、アーティストの自宅にお邪魔できちゃったり、誰かのお家がカフェになったり、にぎやかに盛り上がる。
今日は刷り上がったパンフレット等の配布も兼ねて、参加するメンバーや芸術祭ファンが100人ほど集まってオープニングパーティーだった。
集まった面々は、とてもユニークな人ばかりで、それぞれ面白そうな企画であれもこれもと参加したくなる。この期間、私は葉山から出られないゾ。(笑)
真楽ちくちく部は、5月14日のアート市にちくちく部の有志がそれぞれ創ったちくちく作品を一つのブースで出展する。今度で二回目なのに、既になんだか知名度が高いちくちく部。やっぱり去年、みんなで着物を着て集まったし、玉すだれもやっちゃったし、インパクトが強かったみたい。(笑)
葉山のユニークなアーティスト達に負けてないゾ!>ちくちく部。
そんなわけで、これからはどんどんそわそわニギニギする葉山。
さぁ、私も頑張ってちくちくしよう!
芸術祭の今年のテーマカラーは青!
なので、着て行った着物も青ベースで葉山っぽく。
・亡き祖母のお下がりの長着はお召しや本塩沢の様な強いしぼがある。素材は不明。けっこう大胆でモダンな柄。やるなぁ、おばあちゃん。
・帯は桃ノ木やで買った八寸。色々な着物に相性がいい出番の多い帯。
・水色の絞りの帯揚げ
・紺色の冠の帯締め
※裄が短いので久々に嘘つき。水色の付け袖をマジックテープが止まるギリギリにしてやっと。襟無し半襦袢なので、これまた久々にクリーム色の美容衿を重ねるが、繰越が違うのかいくら頑張って調整しても美容衿に着物がきちんと添わない。ナイロン紐がたくさんぐるぐるするし、着付けにもえらく時間がかかった。やっぱり、私はちゃんとした長襦袢の方がいいな。もしくは、筒袖のまま半襟をかけられる半襦袢で、裄の短い着物に対処しよう。正直者に嘘つきは合わないのだ。(笑)
●第13回葉山芸術祭
http://www.kanshin.jp/...
●ちくちく部KW
http://www.kanshin.jp/... |
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2005.4.8 [金] 津田さんの布 |
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朝から葉山で撮影。
お山はぽわぽわと部分的にピンク色。
気持ちいいなぁ。
夜、3月28日に心を鷲掴みにされた津田さんの布が届く。
津田さんは、石垣島で蚕を育て、糸にして、草木で染めて、機で手織りして布にする。一貫した手作業。個展の会場でこの布を見た時、糸の美しさに吸い寄せられた。品のいい艶とオーラを持つ小さな布。その場で「半襟に使ってみたい」と強く思った。
宝石のように布を纏う。
そんなとっておきの半襟があってもきっといい。
嬉しいなぁ。
メールを出したら返事があった。
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宝石というたとえはぴったりです。
蚕の命と、蚕が食べた島桑の精気
そして真夏の藍の生葉
石垣島の幸がたくさん詰まった小さな布
素材がすばらしく、ちょっと宝石っぽい感じがします。
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メールには、織っている時から「半襟にしてくれる人いないかな〜」と思っていたと書いてあった。言葉にしなくても、きっとその思いが布に織り込まれていたんでしょうね。そして、私に伝わった。不思議で素敵な布のメッセージ。
石垣島は、梅雨を思わせる暑い毎日だそうです。
島の自然を“布”という形ある物にする。
それが津田さんの仕事なんだと布に触れて理解しました。 |
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2005.4.1 [金] NEW |
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新しい季節に
新しい気持ちを込めて
トップに画像を入れてみた。
季節の窓。
※写真は大島桜 |
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