|
頭の中で出来上がっている手ぬぐいデザインの原画を起こす。二点。
これまでは、パソコンでデータ入稿というデジタルな流れで発注していた。イメージを具現化する道具として、私は今や、Mac&IllustratorやPhotoshopの方が使い易い。
一つ目の原画は、デジタルで起こす。
でも、二つ目の原画は、アナログに挑戦した。
まずは、手ぬぐいと同じ大きさの紙を作る。紙は、着物のお手入れ後によく入ってる白い紙を再利用した。34cm×100cmの真っ白い紙に向かって、鉛筆で線を描く。いつも眺めている一色の海の波を思い出しながら、線を描く。鉛筆と消しゴムで絵を描くなんて、とても久しぶり。手ぬぐい一枚分の絵をアナログで描くのは、けっこう大変な作業だった。夜遅くまでかかってしまった。でもね、やっぱり線が人間っぽくて柔らかい気がする。
出来た原画は、自分で彫って型紙にする。この段階で、デジタルで起こした原画も柔らかな線になるとは思うけど、最初から鉛筆で描いた線とはやっぱり何か違いが出るかな?
今週末は、型紙教室。とても楽しみ。
今は、34cm×100cmの四角い世界で頭がいっぱい。
これまで、3:4(TV画面の縦横比)とか、16:9(HD画面)という四角い枠の中に世界を作ってきた。これからは、手ぬぐいサイズにも世界を作りたい。
いずれにしても、四角い枠が好きみたいだ。(笑)
※今日生まれた手ぬぐいの柄
上:幸運豆絞り
下:波待ち縞 |