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えりりんの空間
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2006.3.29 [水] 壊れた

本日突然、携帯が壊れました。
データのバックアップは取ってませんでした。
これまでに教えてもらったデータ、全部消失しました。
新しい季節に、一から出直しです。はぅん。(T_T)

2006.3.28 [火] ロゴが出来た!

葉山芸術祭でデヴューさせるつもりの
「手ぬぐい りんりん」

そのロゴを、
ラクガキング寺田克也に描いてもらった。
むふふ、カワイイぢゃねーか。
ありがとう〜!

さて、その寺田克也画伯、
まもなく公開される押井守の「立喰師列伝」
“フランクフルトの辰”として出演している。
絵描きの癖して、何故か役者としても出演作品多数。

ほんとにスゴイ奴なのだ。

※写真は、
上:描いてもらったロゴ
下:BLOODの小夜

2006.3.25 [土] 春の休日

鴬の鳴き声で起きる。
つんぬきと袷の久留米絣を洗う。
相棒に髪を切ってもらう。
葉山らしくわかめちゃんカット。
お弁当を持って浜ランチ。
もぅ泳いでいる人もいる。
帰ってきて掃除。
玄関の花を新しくする。
庭から雪柳と白い椿を手折り、
自作の器に活ける。
夕方は相撲。
夜、ホタルイカとわけぎと若布でぬた。
わけぎも若布もこの辺で採れた物。
くぃくぃと焼酎がすすむ。
気持ちよく酔っぱらう。

こんな暮らしをする為に、ここに居る。
何気ないけど、とても幸せな時間。

2006.3.24 [金] 宿題完了

“波待ち縞”の型紙が彫り上がる。
毎日、相撲を観ながら五日間。

実はもう一枚、紙がある。
伸びやかな唐草模様が彫りたい気分。
どうしようかな....。

2006.3.22 [水] 関心AWARDS

KIMONO真楽は関心空間エンジンを利用してここに存在させてもらってます。
今、その関心空間で「関心AWARDS」が行われているのをご存知ですか?

あなたを「これは!」と唸らせた、秀逸なキーワードを選び出してください。

....って、事らしいです。
で、でね。
後から真楽にも登録した「折る、贈る。」が予選通過して、
「関心アワード100」に残っているんです。
他にもあの人やその人のアレやソレも残っています。

関心空間ユーザーで、まだ投票してない人は、ゼヒ!
3月28日(火)が締め切りです。

2006.3.21 [火] 相撲と彫り彫り

先日受講してきた型紙教室では、彫り方までを教えてもらった。実際に型紙を彫る作業は、宿題である。期間はほぼ一ヶ月。手ぬぐい一枚分の型紙を彫るのに、素人はどのくらいの時間がかかるのだろう?
で、私はここのところ毎日、相撲を観戦しながら彫り彫り作業をしている。しょっちゅう手が止まるけど、このテンポはなかなかいい。これまで三日間、相撲を観ながら作業して、半分完成。この分なら、千秋楽までには彫り上がるかな。
のんびり相撲を観ながら、好きな作業をする。
こうした時間が過ごせるのは、とても幸せな事だと思う。
様々な事柄に感謝。

刃を持つ力が強いのか、ペンだこが痛い。
そう言えば、久しぶりな感覚だ。

※写真は、葉山の春の海と、まだ蕾の桜。

2006.3.21 [火] 三々九手挟式

天気もいいので、森戸神社で毎年行われる「三々九手挟式」を見に行ってきた。バスが行ったばかりだったので、海岸通りをぽてぽて歩く。
暖かくなったなぁ。
海はすっかり春の海。
普通の民家の軒先にも若布が干してある。
のどかな葉山の休日の朝。

弓馬術礼法小笠原流「三々九手挟式/サンザンクタバサミシキ」は、流鏑馬のような「騎射」と同様、「歩射」という鎌倉時代から伝わる小笠原流の古式弓道だ。
全ての動きに決まりがあり、細かな解説もあるのでとても分かり易かった。紐や袂の仕度の所作など、動きの流れが美しい。色鮮やかなそれぞれの装束が、風になびいて美しい。的を見つめる射手の眼差しが凛としていて美しい。
あまりに美しいので見とれてしまうが、「これらの式は見せる為に行うにあらず、邪魔退散の中に行われるものなるを注意すべし」とも伝承されている。とても厳格な弓の儀式なのだ。

こうした儀式がちゃんと毎年行われているのは素敵だ。
射手の中には高校生も居た。
今回、射手の半陣は女性だった。
なんだかとても頼もしい。

びゅんっと風を切る音と供に、的が射貫かれる瞬間は爽快だ。
私のココロの中に潜んでいた“邪魔”も、スカッと退散した感じ。
弓道ってカッコイイ。

2006.3.16 [木] 鉛筆と消しゴム

頭の中で出来上がっている手ぬぐいデザインの原画を起こす。二点。
これまでは、パソコンでデータ入稿というデジタルな流れで発注していた。イメージを具現化する道具として、私は今や、Mac&IllustratorやPhotoshopの方が使い易い。
一つ目の原画は、デジタルで起こす。
でも、二つ目の原画は、アナログに挑戦した。
まずは、手ぬぐいと同じ大きさの紙を作る。紙は、着物のお手入れ後によく入ってる白い紙を再利用した。34cm×100cmの真っ白い紙に向かって、鉛筆で線を描く。いつも眺めている一色の海の波を思い出しながら、線を描く。鉛筆と消しゴムで絵を描くなんて、とても久しぶり。手ぬぐい一枚分の絵をアナログで描くのは、けっこう大変な作業だった。夜遅くまでかかってしまった。でもね、やっぱり線が人間っぽくて柔らかい気がする。
出来た原画は、自分で彫って型紙にする。この段階で、デジタルで起こした原画も柔らかな線になるとは思うけど、最初から鉛筆で描いた線とはやっぱり何か違いが出るかな?
今週末は、型紙教室。とても楽しみ。

今は、34cm×100cmの四角い世界で頭がいっぱい。
これまで、3:4(TV画面の縦横比)とか、16:9(HD画面)という四角い枠の中に世界を作ってきた。これからは、手ぬぐいサイズにも世界を作りたい。
いずれにしても、四角い枠が好きみたいだ。(笑)

※今日生まれた手ぬぐいの柄
上:幸運豆絞り
下:波待ち縞

2006.3.11 [土] 手ぬぐい実染塾

手染めの手ぬぐい作成講座である「手ぬぐい実染塾」を受講してきました。注染工場の職人さんが先生となり、実際に手ぬぐいを染める体験をします。染料まみれになるので、ゴム手袋&長靴持参。かなりガテン系な出で立ちです。(笑)
講座では、二種類の柄を半反ずつ染めます。私は無理を言って、課題の型の代わりに持ち込んだ柄の型を使わせてもらいました。
朝10時から、予定を随分オーバーして、夕方の6時過ぎまで。
これがね、ものすごく楽しい一日でした。

職人さんも集まった生徒たちも、みんな熱い!
手ぬぐいが大好き、モノづくりが大好き....というオーラがビシバシ出てました。同じ課題の型を使っても、染める人の感性で全然違う仕上がりになります。面白いなぁ。
注染は、一枚ずつ糊を置いていくので、よく見ると一枚ずつ仕上がりが違います。そのアバウトでファージーな感じがとても味があっていいんです。効率良く大量に染められる技術ですが、手仕事の味も併せ持っています。体験してみてますます注染の手ぬぐいが好きになりました。

来週は、注染のもう一つの手仕事である“型紙”にチャレンジします。
こちらも和紙を手彫りして絹の紗を張るという昔ながらの技法です。
勿論、彫る柄は自分でデザインします。あぁ、楽しみ。

注染は、プリントの様にイメージ通りな仕上がりにはなりません。制約も色々あります。でも、そんなデメリットを軽々と越える魅力があります。
布に込められた人間っぽい味。
私はたぶん、注染の“人間っぽい味”が好きなんだと思います。

※写真は、
上:糊付けして重ねた布の上から染料を注ぐ。
中:染料を下から吸い取る減圧タンクの目盛り。工場中がやたらレトロ。
下:作成して持ち帰った二種類の作品。めちゃめちゃ愛しい!

2006.3.8 [水] circolo ITALIA

しょうちゃんが、イタリアの同好会を始めましたよ。
circolo ITALIAっていうそうです。

参加したい!って人は、しょうちゃんに伝言しましょう。
急がないと、
あっと言う間に定員になっちゃうかもよん。

※写真は、
2000年にしょうちゃんと一緒に旅したアマルフィー・ポジターノの路地。

2006.3.5 [日] 春色普段着

義妹の母が喜寿なので、家族が葉山に集結した。
葉山牛と参鶏湯をモリモリ食べて、健康を祈る。
一泊してお昼ご飯は、音羽楼の雛祭り会席へ。
100年前のお雛さまも素敵だったけれど、
板長が作ってくれたお雛さまも、可愛くて美味しかった。

この週末の葉山は、とても春らしい陽気で、
陽射しもキラキラ明るくて気持ちよかった。
朝、思い立って、春色格子の着物をおろした。
一衣舎・秋展で購入したうち織りおばあちゃんの布
生地だけ見てるとパジャマっぽいけど、
着物の形になって身に纏ってみると、
やっぱり葉山にぴったりだ。
うふふ、嬉しい...。

※着ていたのは、
・春色格子の綿&絹紬(一衣舎の洗える単衣仕立て)
・ベージュの小格子の半襟をかけた竹絹地の長襦袢(一衣舎)
・館山唐桟五十鈴縞と青地の更紗の昼夜帯を更紗を出してお太鼓(更紗と仕立は一衣舎)
・卵色の帯揚げ
・薄黄色の冠の帯締め
・青地の足袋に草色鼻緒の右近下駄(小松屋)

2006.3.3 [金] お雛さま

写真は、去年撮ったもの。
毎年、音羽楼に飾られる100年前のお雛さま。
小さいのに、全てが本物で、
じぃっっと引き込まれるお雛さま。
そして、ほぉぉぅっとひと息。

もうすぐ会いに行きます。
家族みんなで雛祭り。

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