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三年ぶりの土浦花火。
正式名は「土浦全国花火競技大会」。
毎年10月の第一土曜日に開催される全国の花火師達のプレタポルテだ。
今年は、記録的な豪雨のため桜川が増水し、一週間延期になった。
スターマイン三昧のこの花火大会は、本気でスゴイ。でも、花火って言葉では語りきれない。現場に行って五感の全部で体感しなくちゃ始まらない光の藝術だと思うのだ。
今年も、「あぁ、やっぱり来て良かった。」と、誘ってくれたかずさんに心底感謝。
世界中の火薬は、みんな花火にしちゃえばいいのに....。
着て行ったのは、
レンガ色のウールの長着に半巾帯をカルタ結び。
日が落ちるとぐっと冷えるので、下着は湯文字と絹の腰巻きを重ね着し、足下はネル裏の保多織り足袋。襟元にぐるぐる巻いたマフラーは、バリの手紡ぎ木綿糸を川村成さんが織ってくださったもの。このマフラーの背景には、長い長い物語があるので、後日改めてちゃんと書きます。優しい木綿の風合いが、心までほっこり温かくしてくれました。
※写真は、
上:桜川の夕暮れ。まもなく花火が始まる。
下:升席最前列特等席で開始を待つ花火好き。
ついでに、2002年と2003年の花火日記。 |