|
2006.12.31 [日] 良いお年を |
|
|
葉山、真名瀬の港に、大漁旗。
元気いっぱいで、新年を迎える。
風を孕む旗のドレープにぞくり。
今年もたくさんのご縁を
どうもありがとうございました。
着物を通して、
どんどん世界が広がります。
今晩は、近所の神社に初詣します。
あったかくして出かけましょう。
甘酒、いただけるかも。ほんわか。。。
では、皆様、
良いお年をお迎えください。 |
|
2006.12.30 [土] お正月の準備 |
|
|
近所の和菓子屋さんに頼んでいた鏡餅を受け取りに行き、午後からお正月の飾り付け。
門柱には略式の門松と輪飾り。
玄関のドアには、しめ飾り。このお飾りは、どんど焼きなどで燃やすことを考慮して、すべて可燃性の天然素材で出来ている「環境対応商品」だそうだ。こうゆう配慮は嬉しいなぁ。デザインが好きで、毎年ここのを選んでいたけど、改めて調べたら、「飾一」という会社の製品だった。あ、ここはサイトの情報も豊富なんだね。今更、ふむふむ。
そして、まだ柔らかい鏡餅を、色々代用しながら飾る。居間に飾る中くらいの大きさの鏡餅は、三方は無いので桐の箱で代用、紙四手、裏白、ゆずり葉は庭に無かったので千両の葉で代用、横須賀走水のこんぶ、だいだい。....と、なるべく身近な物で飾って供える。この他に、小さな鏡餅を、玄関と台所とトイレ前の水場に供える。
年神様をお迎えする準備は整った。
さて、煮物。....と、思ったら干し椎茸を戻してない。煮物づくりは明日にしよう。 |
|
2006.12.29 [金] 大掃除 |
|
|
朝から一気に大掃除。
さっぱりした空間で暮らしたいので、掃除は嫌いじゃない。特に拭き掃除が好きだ。固く絞った雑巾で水ぶきした廊下は、素足の裏が気持ちいい。モップじゃなくて雑巾。私の人生の持ち時間の中で、掃除に費やす時間は結構多いんだろうと思う。でも、車使ってジムに通うより、家で体使って掃除で鍛えりゃ一石二鳥....なんてね、考えてるからこれでいいの。はたきをかけて、座敷箒で掃いて、雑巾で水ぶき。昔ながらの掃除の仕方は、電気は使わないけど体力は使うのだ。勿論、ウールの普段着の上に、もんぺとひっぱりを着用。
最後は、正月用に花を活ける。ここ数日の強風で倒れた水仙を、自作の器に。この器、夏は蚊取り線香立て、冬は花器になる。来年も、臨機応変にミニマムで。
水仙の香りが、ふわんといい匂い。 |
|
2006.12.23 [土] 黄落 |
|
|
東京・九段で、銀杏の黄落。
朝の光に、ハラハラと黄色い葉が落ちる様は、
哀愁が漂い美しいけれど、暖冬ですか?
バリの雨期も、今年は雨が少ない様だったし。
地球の季節は、
少しずつ狂ってきているのかもしれません。
さて、この日はこの後、
ピンクの着物をまとって別人になりました。
真っ黒に日焼けした状態ですが、
ちゃんと選べば似合うピンクもあるんですね。
“ピンクってキャラじゃないし”
“チャラチャラしたピンクなんて”
“似合うわけがない”
ずっとそんな風に考えていましたが、
勝手な思い込みは、
自分の世界を狭めてしまうだけな様です。
ピンクをまとうと、
ふわんと心が軽くなり、
まわりの空気がキラキラ輝いて、
華やいだ気分になれました。
そして、それを楽しむ新しい自分を発見しました。
しり込みせずに、何事にもチャレンジしていこう
....と、思いました。 |
|
2006.12.22 [金] 冬至 |
|
|
帰国しています。
南の楽園では、
思いきり羽を伸ばしてきました。
でもね、帰ってきて、
寒さで縮こまった体を、
熱い湯船にざぶんと肩まで浸かった時、
「あ〜、やっぱ日本って最高!」と、
しみじみ思いました。
春、夏、秋、冬。
日本には四季があるからこその
お愉しみがたくさんある....。
ここだって、楽園です。
今日は冬至。
日本の四季を、
もっともっと楽しみたいと思います。
庭の水仙がちらほらと咲いていました。
巡る季節が、ほんとに愛しい今日この頃です。
※写真は、
上:稲作文化のバリは、日本の昔の風景とダブります。
下:クニンガンの子供バロン。獅子舞とよく似ています。 |
|
2006.12.4 [月] 南へ |
|
|
明日から、バリへ南下します。
電脳抜きな環境なので、しばらく消えます。
クリスマス前には帰国の予定。
行ってきます。 |
|
2006.12.1 [金] 手あぶり |
|
|
この手あぶりは、大切な方からいただいた。
主人と客がそれぞれ手元で使うため、対が基本。
小さいので、ヒョイヒョイと移動できる。
夏の蒸し暑さに対応した日本家屋は、寒い。
我が家も....、寒い。
隙間風がぴゅうぴゅう入る空間だから、
部屋全体を温めるヒーター類は無駄が多くて適さない。
だから、着物を重ね着して、
手だけを炙る手あぶりがあれば、
とりあえず冬をしのげる。
エコな暮らしだなぁ。
実際は、アラジンストーブや囲炉裏もあるし、
今年はついに炬燵の魔力に負けたけど。笑
ま、いろいろあるけど、この手あぶりは好き。
炭火が柔らかく燃えていると、
なんだか心の真ん中からじんわりと温くなる。
鉄瓶からしゅんしゅんと湯気が立ち、
心も部屋も潤ってくる。
冬の浜辺は、空気がカキンと冷えてクリアーだ。
だから、見事な夕焼けによく出くわす。
見とれるうちに日が暮れて、体もすっかり冷えてくる。
そんな時、家に帰り着いて、
手あぶりに炭が熾きていると、とても嬉しい。
火を熾しておいてくれた心遣いが嬉しいのだ。
幸せ。
いろんな事が、簡単&便利になっていくけど、
面倒くさくて不便な中に、
きっと大切なナニカが隠されている。 |
|