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森戸の浜の盆踊りは、今年も無事に終わりました。
早朝に山から切り出してきた青竹でやぐらを組み、そこに手作りのちょうちんが揺れて、ご先祖様をお迎えする美しい迎え盆になりました。
老若男女がひとつの輪になって踊る盆踊り。
今ある平和は多くのご先祖様のお陰です。
未来へつなげるのは、今を生きる私達。
みんな、みんな、みんな仲良く、輪になって踊ろ
(葉山音頭のサビ部分)
その翌日、14日に新幹線でくりこま高原へ。
既にみんなが里帰りしている母の実家へ合流しました。
みちのくの夏は涼しくて、汗もかかず過ごしやすい日々でした。
近所を散歩すれば、そこここに地震の被害はありましたが、毎日の暮らしには普通の日常が戻ってきている様でした。こどもの頃から、夏は田舎で暮らしました。東京で生まれ育ったとは言え、私の田舎と言えば“この場所”です。ズーズー弁と言われる東北訛りが、耳に心地よくて心がゆるみます。
帰れる田舎がある私は幸せ者だと思います。
んだ、んだ、んでがす。
お盆で帰ってきていたご先祖様の声がします。
※写真は、
上:潮風に揺れる盆踊りのちょうちん
下:地震で倒れたままの神社の灯籠 |