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2009.1.27 [火] 帯締め考察 |
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帯留めを使わないせいか、
帯締めに目がいってしまいます。
そして、つい欲しくなっていつのまにやら、こんなに....。
冠の帯締めは、持っていない色目で素敵な色だと欲しくなってしまいます。
実際、普段着はもとより、正装でも夏でも使えるので重宝しています。
だから、つぃ。
普段に使う物は、長い桐箱二つに仕舞ってあります。
帯締め房カバーで房を保護して、適当に箱へ。
そろそろ、二つの箱にいっぱいになってきました。
数えてみたら、42本ありました。
礼装用など、ここにしまっていない物もありますが、
多い?少ない?普通? ....どうなんだろう?
でも、帯締めひとつでずいぶん印象が変ります。
そんな組み合わせの妙が、着物の醍醐味だとも思います。
頭を柔らかくして、小物を合わせる時間が好きです。
写真は、新年会で着るつもりの帯締め選び。
箱から候補をひょいひょいひょいと選びだし、
一本ずつ帯に乗せてみます。
どれでも成り立つけれど、そこから一本を選び出す。
マニュアルやルールを越えたこんなところに、
その人らしさが出てくるんじゃないかなぁ?と思います。
ふふふ、決まりましたよ。
さて、私はどれを締めて現れるでしょう?
予想してみてくださいね。(笑) |
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2009.1.26 [月] 旧暦元旦 |
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あけましておめでとうございます。
やっぱり、旧暦も、ね。
真楽トップも本日のみ「寿」で。
朔/16時55分 |
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2009.1.23 [金] 設立記念日 |
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手ぬぐいも作ってますが、
弊社の本業は、映像制作プロダクションです。
で、本日は設立記念日。
平成元年1月23日、飯倉片町に事務所を構えました。
昭和が終わって、
イチニノサン!でスタートだってなつもりでした。
あれから20年。あっという間の20年。
というわけで、記念碑的な当時制作のPVをアップ。
1990年に発売されたソニーのPalmTopという製品の
プレス発表用プロモーション映像です。
近未来の設定。
あの頃の未来は、バラ色だったなぁ。
景気の悪いニュースばかり見てないで、
昔の元気だった頃の映像を見て、元気出そうぜ!
と、思います。 |
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2009.1.22 [木] 冬の葉山 |
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冬の葉山は、静か。
近所を歩けば、知った顔ばかり。
ジモティの季節。
今年は、水仙の花がたくさん咲いている。
家の庭ばかりでなく、どこの群生も。
あちこちからいい匂いが風に乗ってくる。
だから、寒くたって歩くのがいい。
車で動くと、もったいない。
さて、初場所中は、
炬燵完備なテレビ枡席に陣取って、
珍満手ぬぐいを畳む日々。
いつも一枚ずつ愛を込めて畳むのだけど、
たまに、力と気合いが入ってしまう。(笑)
海辺の手ぬぐい屋は、
こうして冬も、一枚いちまい、淡々と。
でも、お楽しみの千秋楽は、オンタイムで見られない。
相撲部オフで真楽メンバーも国技館で見てるのに。
録画で観るのだ。致し方ない。
理由は、これ。
県立美術館を占拠して、ライブなのだ。
ちょっと変ったラテンなノリでイタリアなのだ。
タントテンポが出張するから味覚もイタリア。
そして、25日は、今企画の最終日。
作品に囲まれて音楽!の第二弾。
新しい試みにお付き合いくださる方は、
美術館で会いましょう。
わっちも、裏方で手伝ってます。 |
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2009.1.21 [水] 希望 |
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この星は、みんなの住み家。
あなたがいてくれてよかった。
その重圧に耐え、
世界を先導し、
国を背負っていくリーダー。
なんと大変な仕事だろう。
でも、任せて委ねて思考停止せず
ひとりひとりが自分の頭で考える。
それこそが“自由”の根っこ。
この星に住む
すべてのこどもたちが
あしたに希望が持てるよう
この星に住む
すべてのおとなたちが
自分の責任をはたす。
それこそが“平等”の根っこ。
そして、
だれもがだれかに
あなたがいてくれてよかった...
と、思い、思われる世の中。
それこそが“平和”の根っこ。
良い意味での
パラダイムシフトが起こることを
祈ってる。
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さて、真楽的にはそろそろ新年会。
何を着るか、決めなければ。
端切れカルタの端切れも探さねば。
日影茶屋さんと具体的な打ち合わせも。
初場所はだんだん面白くなってきたし、
あたふたあたふた。。。
楽しくも慌ただしい足下の暮らし。
庭では、椿が咲きほこり、
梅の蕾が膨らみ始めた。
寒さの中に、春の気配。 |
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2009.1.12 [月] 晴れ着 |
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去年のかなまら祭を手伝ってくれたSちゃんが成人式。
未成年に「珍満」を叫ばせてごめんね〜!(笑)
そして、例のごとく、
義妹(ヘアメイク)とのコンビで晴れ着の着付け。
朝まだ、大きなお月さまが西の空に浮かんでた。
着物は、スミレちゃんのお母様が成人式に着た着物。
おばあさまの箪笥に三十年も眠っていたという。
それでも着物はちっとも古くさくなく、
むしろ帯の刺繍などとても凝っていて物が良い。
着物もきっと喜んでいるに違いない。
女の人生の最も旬な時期に、
本人と義妹と私で、よってたかって
うつくしい作品に仕上げていく感じ。
かなり、楽しい。
スミレちゃんは、すっかり自立してて大人だけど、
この先の人生も、上手に歳を重ねていくのだよ。
おめでとう〜! |
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2009.1.11 [日] どんど焼き |
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昨日の予定だったどんど焼きが強風で今日に延期となる。
今朝は風もなく、いいお天気。
浜に出ると富士山がくっきり見えた。
ちょうど点火の瞬間だった様で、浜の向うで煙が上がる。
波打ち際を歩いて、人が集まる炎の方へ。
知った顔がたくさん。
どうもどうも、今年もよろしくと声をかけ合う。
なんだかいいよなぁ、この雰囲気。
さて、昨年末に自作した門松と玄関飾りを炎の中へ投げ入れる。
たくさんの子供たちが集まり遊びながら様子を見ている。
こうして季節の行事が伝わっていく。
毎年主催してくださる町内会と地元の商店会に感謝。
これからも末永く続けていけます様に。
そして今日は、鏡開き。
それから、大相撲初場所初日。
明日は、お友達のスミレちゃんが成人式なので着付け。
なんだか忙しい三連休。
※下の写真は、相棒の撮影。私が投げ入れる瞬間を撮ってくれてた。フリスビーかよっ!(笑) |
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2009.1.5 [月] ぬくもり |
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下の日記の様子を、相棒が撮っていた。
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ほげらぁ〜〜〜。
ぬくぃ〜〜〜。
赤っぽい本塩沢と、
アロエの花。
保多織りのコートと、
万年塀の石。
狙ったみたいな色目だけど
ただただひたすらこの時は
背中の温もりを味わうの図。
黒い石のとこが温いのよ。
太陽ってすごいなぁ。
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そして、本日仕事始め。
わしわし働く。ふー。 |
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2009.1.4 [日] ゆるゆる過ごすお正月 |
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元日の夕方、ちょっと酔いを覚まそうよと、
今年初めての日の入りを眺めに浜へ出た。
のんびり歩いて行ったので、もう沈んでた。
でも空の際は黄金色で、
たくさんの人が浜でそれを眺めていた。
写真を撮ろうと、
美術館下の万年塀に寄りかかったら、
ほっこり暖かい。
まるでカイロみたいに暖かい。
白い石より黒い石の方が暖かい。
あぁ、さっき沈んだ太陽が温めてくれていたんだ。
ありがたいなぁ。ありがとう。
じんわり背中の温もりを味わった。
二日は、東京の実家へ。
家族皆が集まった。
今年も変らずに皆が顔を会わせることができた。
ありがたいなぁ。ありがとう。
たっぷり母の味を味わった。
夜は、年賀状を書いている。
せわしない年末に書くことはやめて、
いただいた賀状を眺めながら思いを込めて、
一枚一枚書く事にした。
なんだかその方がシンプルな気がした。
20年前は、会社の営業も兼ねて3DCGを駆使した賀状を
印刷してたくさん出していたのにね。
時代に逆行するあまのじゃく。
そんなわけで、まだまだ終らない。
なんだかそれでもいいや...って、今は思う。
我が家へいらっしゃった歳神様と過ごす
そんなゆるゆるしたお正月。 |
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2009.1.1 [木] 元旦に想う |
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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
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“真楽”という言葉は、
二宮尊徳が用いた言葉です。
このサイトの名前を考えている時、
広辞苑を眺めていてみつけました。
深く研究したわけではなく、偶然です。
その後、真楽全文の存在を知りました。
着物に対する心持ちとして、
真楽という言葉がぴったりだと思いましたが、
今、世界がこんな情勢になり、
改めて、この言葉の意味を理解する必要があるかもしれない
と、感じました。
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二宮尊徳の真楽全文を載せてみます。
一人譲れば一国暖かなり一人奪えば一国足らず。
わが道は片楽を捨てて全楽を取ることにある。
猟師と鳥獣、漁夫と魚のように地獄極楽因縁輪廻して極まらないのを片楽という。
上は税額が多いと喜び下民は大いにこれを苦しむ、
強いものが勝って喜び弱いものが負けて苦しむ、
これらは片楽であって小人凡夫の喜ぶところで如来菩薩のおおいに悲しむところだ。
真楽とは両全の楽をいう。
大気が動き陰陽相和して万物が生ずるのは天地の楽、
根葉相通じ花実繁茂するのは草木の楽、
男女相和し子孫栄えるのは人倫の楽、
農夫が作物のために肥料を与えて喜ばせその後作物の収穫を得て喜ぶのは大本の楽、
君が大きな仁を施し下民が喜んで徳に報いるのは聖人の楽、
貸す人は無利息で貸して貧民の苦を除き共に楽しむのが貧富両全の楽。
およそ両楽で片よらないものは仁で世を救う真楽ではなかろうか。
今これを行う者がないけれど、数百年の後、
真楽菩薩が現れたなら真楽で衆生を救い世界中を極楽にするだろう。
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命あるもの全てが、平和に楽しく生きていけます様に....。
※写真は、元旦の富士山と大漁旗。
2009年1月1日9時/真名瀬漁港@葉山 |
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