|
2009.12.31 [木] 大風の大晦日 |
|
|
朝から大風が吹いていた。
あちこちで風対策。
我が家もいったん玄関飾りを避難。
午後から煮物づくり。
鍋を火にかけながら庭に出たら、
空がちょっとおもしろい色。
今年最後の日が暮れる。
* * *
今年もいろいろお世話になりました。
最近、つくづく思います。
私には、着物という楽しみがあって佳かったなぁと。
着物が好きで佳かったなぁと。
今年も平和に一年を納めることが出来ました。
どうもありがとうございます。
よいお年をお迎えください。
※写真は、
葉山一色/2009.12.31 16:28:03 |
|
2009.12.30 [水] 10:20 am |
|
|
今日は、なんちゃって神棚と鏡餅などを。
年越しは、近所の森山神社で迎えるつもり。
そうそう。
日本は年越しソバだけど、
スペインは年越しブドウを12個食べるんだって。
国によって、いろんな年越しがあって面白いです。
他にもユニークな年越しの風習ってありそう。
もうすぐ、お正月。
:::::17:30 追記
お正月にビールが切れたら哀しいので、酒屋さんに電話で注文。
家はいつもヱビスの小瓶を1ケースで頼む。
すると、届いた中に「ラッキーヱビス」が一本入っていた。
わぁ〜い、来年はなにかいい事ありそうだぞ。うふ。
ラッキーヱビスとは、
普通のラベルは左手に鯛を持つゑびす様だけど、ごくたまぁ〜に背中のビクに二匹目の鯛が入っているのだ。瓶ビールだけのお茶目なお遊び。
早速、なんちゃって神棚に供えてあった古いラッキーヱビスを新しいラッキーヱビスに取り替える。このタイミングで新しいラッキーヱビスが入っていて良かった。すごく嬉しい。
ひゃっほぉ〜! |
|
2009.12.29 [火] お正月向かえ |
|
|
ここんとこずっとお正月迎えの準備。
ちょっと前の日曜日。
久々に足踏みミシンで縫い物をしようと思ったら、床の綿ぼこりが目についた。とっとと先に縫い物を...と思うのだけど、気になって気になって掃除を始めてしまう。いつもは掃かない部屋の隅っこまで溜まった埃を一網打尽。そんなこんなでミシンを踏むのが夜になる。あぁ、よく見えないし、音うるさいのに、何やってんだ。
と、思ったら、その日は「煤払いの日」でありました。
衝動に駆られて始めたけれど、なんだそうゆう日だったのか。
12月13日は、歳神様を迎える準備を始める日。正月事始め。
綿ぼこりにダンスをさせて、煤払いを私に促すなんて、神様ったらオチャメだな。
お正月飾りの色々は、ここ数年の例年通り、なるべく買わずに周りにある物で手作りする。
■門柱飾り
今年は青竹を切り出せなかったので、略式の門松。
裏庭の松は、表の庭木のように刈り込まず一本だけ育ったままの状態。「お正月に使うなら」と植木職人さんの的確なアドバイスのおかげ。門松にぴったりな枝が残っていた。二本切って、半紙を巻いて、輪飾りをつけて出来上がり。
■玄関飾り
21日に綯った注連縄をわっかにして、松と万両の赤い実で飾る。何かもうちょっとワンポイントに....と、水引細工の梅の花をあしらってみた。まぁ、素敵!この梅の花は、先日の京都でさくまりさんにいただいた物。こんなに可愛くなりましたぁ〜。紙垂を二枚つけて完成。
■玄関の活け花
松と千両だけで、お正月らしく。
葉山に越してきてから、ほとんど花屋に行かなくなった。部屋に飾る花は、その季節季節に勝手に咲いてくれる草花で充分足りる。活け花は庭からの編集作業だなぁと思う。花器と合わせ形を造るのはとても楽しい。
以上諸々、大掃除を済ませた28日に飾り付け。
※追伸
注連縄、作業用の縄みたいに右に綯っちゃったみたいです。神様用は左と教わりましたが、地域や神社によって右も左もある様です。この辺も「どっちでもいい」という曖昧な緩さがあるのでしょうか?アジアだなぁと思います。曖昧なアジア感覚、優しくて好きです。 |
|
2009.12.24 [木] みなやん |
|
|
みんな、FMしまばらを要チェックよ〜!
みなやん、応援してるぜぃ。
http://www.shimabara.fm/...
http://twitter.com/...
:::
...って、これだけじゃ意味不明でしたね。
「みなやん」はラジオのパーソナリティネームで、実は、真楽のこの人。
自分の番組が持てるようになったら、着物トークを爆裂してくれるかも?
遠くに行っちゃったなぁと寂しく思っていたら、ネット経由のラジオで懐かしい声が聞けたので感激して書き込んでしまいました。
そう言えば、新年会にお歯黒を塗って現れて、みんなをびっくりさせてくれましたっけ。(笑)
面白かったなぁ〜。
※写真は、
お歯黒みなこ団長が率いていた玉すだれ団のお披露目。2005年の新年会@音羽楼 |
|
2009.12.21 [月] 注連縄を綯う |
|
|
今日は、自宅用の注連縄を綯う。
材料の稲藁は、森山神社の注連縄作りで余った分をお裾分けしていただいた。
綯うのは相棒で、私は助手して口を出すだけなんだけど。
来年はよりいっそう神頼みな状況になりそうだから、ちゃんと歳神様に来てもらえるよう心を込めて...って、「おぃ、雑だなぁ。」って、うるさいよ、私。(笑)
こうした作業は、一度でも自分の手を動かしてやってみたかどうかが大事。
着付けもそうだけど、体で覚える事だと思う。慣れればどんどん上手になる。知識として頭で理解してたって、手が動かなくちゃ始まらない。って、縄を綯ってるのは相棒だけどさ。
そんなこんな、テラスにござを敷いて、わぁわぁ言いながら稲藁と格闘する二人は、昭和の農村の爺ちゃんと婆ちゃんみたいだ。
うん、ヘタクソでもなんでもいい。
年の瀬に、こんなお正月向かえの準備が出来ることが平和で幸せ。
松や紙垂で装飾するのは、また後日。
大掃除が終わったら、飾り付け。 |
|
2009.12.16 [水] 炭火ライフ |
|
|
今日はずっとデスクで経理事務。
デスク周りが寒かったので、縁側の囲炉裏から、手あぶりに炭を分けてもらって足下に置く。
手あぶりの事は、前にも日記で詳しく書いた。
小さいくせにほっこりあったかい。
そうそう。フーさんも日記で書いているけど、エアコンの暖まり方とは違うんですよね。
気分屋なので、気分もちゃんとあったまらないとダメなのだ。
今日は、机の下に移動して足をちょいと乗っけて、お行儀悪いったらない。
けど、着物がこたつ布団状態であったかいったらない。
奥様、お嬢様は、おやめくださいましね。(笑)
あったかいお陰で、今日は作業が進むクン。
ぴしぴし数字が全部合うと気持ちイイ。
余裕を持って完了。これから忘年会第二弾!
:::
そうそう。
友人が感化されて「炭火ライフ」ってのをブログに連載してる。
これから試してみたい人には、おすすめ。
コデラノブログ |
|
2009.12.6 [日] 遡り.3_京都からヨコハマへ |
|
|
朝、昨日と同じ様に朝食と支度。
着物も、昨日とまったく同じ様に訪問着。
午後から横浜で結婚式に出席するのだ。
チェックアウトして、宿の周辺を小一時間ほど散策する。この辺りは、法然・親鸞両上人の縁の地“吉水草庵”のあった場所らしい。安養寺、弁天堂、吉水の井など、昨日、梶田貫首のお話を通して受け取った法然上人の教えを思い出しながら歩く。地面に落ちた一葉のもみじも、そこに在るべくして在ると思えるほど美しい。あまり人が歩いていないせいか、自然の中で静かに自分と向き合える場所だった。時間がなくて、知恩院までは行けなかった。また今度ゆっくり来よう。
宿に戻り、タクシーを呼んでもらって京都駅へ向かう。
新幹線で新横浜、そして元町へ。車で来ている相棒と駐車場で落ち合い、旅の荷物を置いて、車の中で化粧して、坂を登って山手の教会へ。顔と着物のバランスがようやく取れて落ち着く。(笑)
昨日は仏教の教えを寺で聴き、今日は教会で牧師の話を聴く。節操無いな、私も。
でも、新郎新婦の二人が結婚を神に誓う後ろ姿は、とても厳かで感動的だった。どんな宗教も、愛と平和を希求しているはず。この星に生きる同じひとつの命として、対立せずに共存したい。どうすれば互いを認め合い、戦争や紛争を無くす事ができるんだろう。賛美歌を聞きながら、そんな事を考えていた。
披露宴は、教会に隣接するクラブハウスでガーデンパーティー。ここはイギリス人の家族が住んでいた個人邸だったそうで、そのせいかホームパーティーの様なあたたかさがある披露宴だった。二人が思い描いていた通りに、感謝の気持ちとぬくもりが集った人達、一人ひとりに伝わっていた。末永くお幸せに。
さて、着物の方は親族以外では私を含めて二名だけ。でも、着物姿も洋服と着物が洋館で混在した明治や大正時代の横浜みたいで、悪くなかったと思う。思いたい。(笑)
というわけで、朝から晩まで同じ訪問着を丸二日。
箪笥にじっと何年も仕舞われっ放しだったこの着物も、いろんな場所のいろんな空気を吸って生き返ったんじゃないかと思う。佳かったね。着物はやっぱり、纏ってなんぼと思います。
いつかまた、この着物を纏えるようなお祝い事が生きてる間にあります様に...。 |
|
2009.12.5 [土] 遡り.2_きもの供養 |
|
|
明け方、雨の音で目覚める。
六時に鐘が鳴る。どこで誰が撞いているんだろう?と思いながら、ぬくぬくの布団から起き出す。雨、けっこう降ってる。
支度を途中までして、ウールの長着に伊達締めだけして、朝食へ。お行儀悪いけど、食べながらiPhoneで、メールなど諸々チェック。真楽も。今回の旅は、iPhoneに頼りっ放し。便利便利。旅こそモバイル。
ウールを脱いで、訪問着に着替える。部屋の姿見がありがたい。
タクシーで法然院へ。
ここから先は、既に参加メンバーの日記に詳しいので簡単に。
貫主の法話は、ひょうひょうとした語り口で、各々自ら気づく事を促すようなけっして押しつけがましくない内容でした。これから先、いつかふとお話しくださった事を思い出す場面があるのかもしれません。雨が降っていたはずの本堂に、きらきらと陽が差してきた瞬間は、とても印象深く記憶に残りました。
“きもの”という心のよりどころがある私達は幸せです。
大書院の広間で、お昼のお弁当を食べ、みんなが着てきた着物のエピソードを聞く。
きものって、物語が宿るよね。
そこに宿った“物語の思い”をくめる生き方・暮らし方がしたいと思う。
法然院の後は、青蓮院でご開帳されている青不動明王を拝見し、夜オフ会場の高橋徳さんの工房へ。リストランテ真楽は、どこのお店にも負けない程のクオリティ。
美味しく、楽しく、食べて、語って、夜が更ける。
門限ギリギリで、宿に帰り着く。
今日も、素晴らしい一日でした。
ありがとう。 |
|
2009.12.4 [金] 遡り.1_京都へ |
|
|
ちょっぴり早起きして京都へ。
富士山を眺めながら、行きは小田原経由で新幹線。
今回の旅は、着物で通すことにした。
行きは格子柄の西陣ウール。長襦袢はピンクの礼装用を兼用で着たきり雀。塩瀬の半衿の上に麻の葉柄の手ぬぐいをかけてウールに合わせる。足下は普段履きの下駄。
法要で着る訪問着類は着物バッグに収め、日用品は柿渋トートに。二泊三日にしてはコンパクトにまとまるから着物ってすごい。
京都に着いてバスに乗って、荷物を持ったまま清水寺へ。
えっちらおっちら坂を登っていると小雨がぱらつく。いやん。
紅葉真っ盛りの清水寺。やっぱりきれいだぁ〜!
清水寺のタクシー乗り場から、タクシーで宿へ。
選んだのは、円山公園の更に奥へ上がった片泊りの宿。
・お宿 吉水
タクシーの運転手さんも「こんな上まできたのは何年ぶりかな」と話してた。
築100年の数寄屋造りが紅葉の景色にひっそりと馴染んでいた。私の部屋は二階の和室で、雪見障子からも紅葉が。陽が差してきてきれい。
歩いて円山公園の紅葉を楽しみながら、祇園のバス停を目指す。タイミング良くバスが来て、フーさん宅へ。
前から「フー畑の九条葱が食べたい!」と思っていて、今日はついに念願かなって押しかけたのです。すきやきだからお肉は葉山牛にして、京都と葉山のコラボすき焼き構想。うふ。
まずは、畑へ!もんぺを履いて、長靴を借りて、自転車に乗って。
フー畑は、素晴らしかった。のびのび元気に色んな野菜が育ってた。今晩用の葱や春菊の他に、明日の夜オフのサラダ用にもいろいろ収穫。西の空がほんのりと染まってくる。畑の横のせせらぎで長靴の泥を落とす。自転車のカゴに野菜満載でキコキコ帰る。普段着の顔した京都もいいな。フーさんの暮らし方も素敵。
コラボすき焼きは、そりゃもぉめちゃめちゃ美味しくて、お腹がパンパン。大満足。
最近京都へ越してきた懐かしい友人とも再会し、話がはずむ、夜が更ける。
楽しかったです。ありがとう。ごちそうさま。 |
|
2009.12.4 [金] ついったもどき |
|
|
8:53 京都へ。今朝は富士山がきれい。バスから。
9:38 東海道本線車中。行きは小田原経由で新幹線。出がけに薄い道行きみたいなのを羽織ってきた。雨コートと重ね着も。
14:57 京都着。宿にチェックインして化粧ポーチを忘れてきたことに気づく。おーのー!すっぴん?移動中のバスから。
23:38 宿の窓マシンで。お風呂の順番待ち中。そふばん圏外でちた。 |
|
2009.12.1 [火] わわわ、師走だ、わわわ |
|
|
今月のサイトトップは、
椿か山茶花、どっちかな?
分からないや。(笑)
庭には椿や山茶花がたくさん植えられている。
晩秋から晩春まで、色んな種類が庭を彩る。
写真の花は、比較的早く咲くから山茶花かな?と思っていたけど、散り方が花ごとぽとりと落ちるので、やっぱり椿?と、分からない。
まぁ、別にどっちでもいいんですけどね、私は。
どの椿や山茶花もそれぞれ少しずつ違って、それぞれ愛しい。
今年も咲いてくれてありがとうって思います。
さて、あっという間にもう師走。
あわあわしてたって何も片づかない。
ひとつひとつ、やるべきことを、
ひとつひとつ、ていねいに。
:::
【登録待ちの皆様へ】
ウェイティングの状況_09年12月1日現在/75名
本日、2009年3月1日から2009年4月28日の間に新規メンバー登録のお申し込みをいただいた方々へ本登録のご案内メールを配信しました。一回だけの自動配信です。スパムメールに紛れていないかご確認下さい。尚、12月末日までに本登録をしてください。期日を過ぎると資格失効し、リストから外れますのでご了承願います。
えりりん@管理人 |
|